[過去ログ] スーパーロボット大戦F 完尻編 時空を超えたSEX (903レス)
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抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) レス栞 あぼーん

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871: カチ&ラセ行きます 2005/07/03(日)00:35 ID:8HSCyR2v(1/26) AAS
どうも、317です。
姐さん違いで申し訳ありませんがカチーナ&ラッセルの馴れ初め話書き上がったので投下します。

しかし思った通りと言うか……ほぼ恋愛もの(?)になってしまいました。しかも長めです。
次スレとどっちに投下するか迷ったけどエロ中心じゃないので埋めついでにこっちの方へ。
本気で長いですがよろしければお付き合いを。
872: カチ&ラセ1/22 2005/07/03(日)00:36 ID:8HSCyR2v(2/26) AAS
のちにL5戦役と呼ばれるエアロゲイターとの戦い。
バルマーの最終安全装置にして最後の審判者たるメテオ3に逆に最期の裁きを下し、長かったような
短かったようなその戦いはようやく終結を迎えた。
そのアイドネウス島での最終決戦からまだ数日。
色々な事後処理のため同島に留まることとなったハガネとヒリュウ改には、軍艦にあるまじき
明るく和やかな空気が蔓延していた。
元来この二艦は他と比べ軍紀や階級による上下関係が格段に緩いところがあるが、今のこの
緩みぶりはとても軍隊の一組織とは思えないほど。
とはいえこれまでの苦労が報われやっと平和を取り戻せたのだ。ようやく手にした平穏な時間を
のんびり満喫しても文句の言える者もおるまい。
省16
873: カチ&ラセ2/22 2005/07/03(日)00:37 ID:8HSCyR2v(3/26) AAS
「えーっ、じゃあレオナちゃん、今気になる人とかいないんだ」
グラスに手酌で琥珀色の液体を注ぎながら、エクセレンが大袈裟に驚いた声を上げる。
そんな彼女の周りに乱立するのは綺麗に空になった酒瓶。言うまでもなく、彼女自身によって
消費されたものだ。
それでいて酔いの欠片すら見せないざる振りは、アルコールは一滴も飲めない彼女の元ボスとは
正に好対照。
もっともそんなことを比較されたとて、どちらにとってもあまり意味の無い話ではあるが。
そのエクセレンの大袈裟な口振りにつられることもなく、問われたレオナは端正な顔を崩さぬまま
きっぱりと答えた。
「さっきも言った通りです。……それに、今は正直そんなこと考えている余裕…ありませんし」
省15
874: カチ&ラセ3/22 2005/07/03(日)00:39 ID:8HSCyR2v(4/26) AAS
「ね、中尉どうなの?好きな人とか気になる人の一人や二人、いるわよねえ?」
エクセレンが水を向けた相手は、彼女達の話には興味無さげに一人空になりかけたグラスを
玩んでいるカチーナ。
突然話を振られ、積極的に参加こそしていなかったものの、流す程度に彼女達の話を聞いていた
カチーナはぽつりと、
「…ああ、いるぜ」
極自然に滑り出た簡潔な答えに、その場が一瞬、しんとなる。
溶けかけた氷が崩れ、グラスにぶつかる鈍い音が静かな空気に消えてゆき――
「…………中尉…」
眼を丸くしたレオナの声に、カチーナははっと口を押さえた。
省21
875: カチ&ラセ4/22 2005/07/03(日)00:40 ID:8HSCyR2v(5/26) AAS
「あーあ、逃げられちゃった。せっかく色々聞こうと思ったのに」
「中尉はそれが嫌だったのだと思いますが」
先刻まで散々エクセレンにいじられていたレオナが、逃げるのがあと少し遅ければ同じ運命を
辿っていたであろうカチーナに奇妙なシンパシーを覚え、そう呟く。
「けどあの中尉がね…。ちょっと想像つかないっつーか……」
いつの間にやら会話に参加しているのは、斜め向かいのテーブルから首を突っ込んできているタスク。
レオナの恋愛話という興味深い話題に先程からカードそっちのけで聞き耳を立てていたのだが、
あまりにも予想外な中尉殿の発言に、思わず口を挟んでしまったのだ。
驚きのあまりぽかんと口を開けるタスクにちちっと指を振り、
「タスク君てば案外視野狭いのね。女の子の恋話の種なんて、どこにでも転がってるものよ」
省19
876: カチ&ラセ5/22 2005/07/03(日)00:42 ID:8HSCyR2v(6/26) AAS
愛機の脚に寄りかかって天を仰ぎ、カチーナは陰鬱げに一つ、ため息をついた。
「はぁ…………何やってんだ、あたし」
何を見るでもなくぼうっと開かれている瞳に映るのは通常より数十倍高い天井。
遠近感を狂わせるようなその高さは、ここが人間に合わせて作られた空間ではないことを示している。
ではこの広大な空間は何に合わせて作られたのか。
それは当然、巨大な鋼鉄の人形達のため。
PTやAM、特機といった人型機動兵器を納める場所であるここ格納庫は、パイロットである
カチーナにとって極めて身近な場所だ。
実質彼女の仕事場はここであると言っても良いほどに。
あの失言で逃げるように食堂を出た後、自室に戻るはずが何故かここに足が向いたのもいつもの
省19
877: カチ&ラセ6/22 2005/07/03(日)00:43 ID:8HSCyR2v(7/26) AAS
触れずとも分かるほど熱く火照る頭。その理由は恥ずかしさのせいか、それとも酔いのせいか。
たかがグラス一杯の酒で酔うほど弱くはないつもりだが、酔っていることにしてしまえばこれまでの
言動全て帳消しにならないだろうか……
などと詮の無いことを考えるカチーナに近付いてくる微かな足音。
しかし意味のない思考に耽る彼女がそれに気づくことはなく、
「カチーナ中尉…?」
聞きなれたその声に、カチーナは弾かれたように顔を上げた。

この薄暗がりの中、微動だにせず立ち並ぶ鋼鉄の人形達の足元。
カチーナの相棒の隣に立つ色違いの同型機の下に、聞きなれた声の主はいた。
「ラッセル……お前、何でこんなところに」
省20
878: カチ&ラセ7/22 2005/07/03(日)00:45 ID:8HSCyR2v(8/26) AAS
しかし普段ならいざ知らず、今の自分にとってこうして彼女と出会えたのは僥倖……なのだろうか。
「ん…何だ?」
「あ、いえ……」
振り向き怪訝な顔をするカチーナに、何も言えず曖昧に笑うラッセル。
そんなラッセルにほんの一瞬、カチーナの色違いの両の瞳に影が差す。
何も言わず何も聞かず。
いつもなら共にいるために言葉など必要ないはずなのに、今はこの沈黙が何故か非道く、重かった。

和やかな酒宴が開かれている食堂の片隅で、一際華やかに咲き誇る笑い声。
いつまでも途切れることがないと思われた女達のさざめきも、どうやら一段落したらしく。
「はぁ〜、楽しかった。こうやって適当に話作っていくのって、嵌ると癖になるわよね〜」
省16
879: カチ&ラセ8/22 2005/07/03(日)00:47 ID:8HSCyR2v(9/26) AAS
「…………教えてやろうか」
薄暗い格納庫に立つ二人。その間に横たわる重い沈黙。
息が詰まるような空気を破ったのはカチーナの方。
唐突な言葉を理解できず立ち尽くすラッセルに、カチーナは一語一語含めるように繰り返した。
「あたしの好きなやつが誰か、教えてやろうか」
「どうして…自分にそんなことを?」
「あたしのそんな話にゃ興味ねえか」
そう言って軽く笑うカチーナはいつものカチーナだ。少なくとも表面上は、そう見える。
ただ一つ決定的に違うのは、彼女が何を考えているのか分からないこと。
他人の数倍分かりやすい、直情径行を地で行く彼女の意図などいつもなら手に取るように分かるのに。
省18
880: カチ&ラセ9/22 2005/07/03(日)00:51 ID:8HSCyR2v(10/26) AAS
ゆっくりと唇が離れ、爪先立ちになっていたカチーナの踵がとんっと床に着く。
「…………あたしが好きなやつは……お前だ」
ラッセルの首に回されていた腕が解け、するりと肩から滑り落ちる。
「お前が好きだ、ラッセル」
色鮮やかな赤い唇が自分の名を紡ぐのを、ラッセルは瞬きすらせずじっと、見つめていた。

「気がついたのはわりと最近なんだけど、……本当はもっと前から、好きだったんだと思う」
やはり自分は酔っているのだろうか。
こんなことするつもりは無かったのに。言うつもりはなかったのに。
不意打ちでキスをして想いを伝えて。それでもなお内から溢れる衝動が、カチーナの口を動かして。
「いつだったかさ、お前に殴られたことあったろ。あの時あたし…嬉しかった。お前があたしのこと
省17
881: カチ&ラセ10/22 2005/07/03(日)00:53 ID:8HSCyR2v(11/26) AAS
代わりに胸に湧き上がるのはようやく言えた爽快感と言ってしまった罪悪感。
けれど最後にこれだけは言わなければと、強引に気持ちを切り替えカチーナは努めて軽く言い放った。
「けど、あたしにこんなこと言われても迷惑だよな。悪い、忘れてくれ」
今のカチーナにとって一番怖いのは、ラッセルに自分の気持ちを拒絶されること。
そうなるくらいなら酔った上での戯言で片付けられる方がいい。
そういうことにしてしまえればそれが一番いい。
……多分自分は、卑怯なのだろう。
眼の奥がじんと熱い。喉が詰まって声が出なくなる。
これ以上醜態を晒す前にとラッセルに背を向け立ち去ろうとするカチーナの手が、ぐいと
引っ張られた。
省20
882: カチ&ラセ11/22 2005/07/03(日)00:55 ID:8HSCyR2v(12/26) AAS
言いたいこと、言わなければならないことをようやく言葉にできたラッセルに返ってきた反応は、
かなり意外なものだった。
「なっ…………何言ってんだお前、そんなこと、あるわけ無いだろ!」
「…なんで怒るんですか」
告白した相手に勢いよくその想いを否定され、ラッセルの眉間に皺が寄る。
自分は何か変なことを言っただろうか。
確か自分はカチーナに好きと言われて、自分もカチーナが好きだと告白して。
こうなるまで、今の今まで言い出せなかったのは男として情けなくはあるが、だからと言って
そんなことあるわけ無いと怒られるのはさすがにおかしくないか。
「だ、だってあたし全然女らしくないし、美人でもないし、可愛げ無いってよく言われるし、
省20
883: カチ&ラセ12/22 2005/07/03(日)00:57 ID:8HSCyR2v(13/26) AAS
ごく自然に合わせられる唇。何度も何度も角度を変えながら繰り返される口付け。
けれどそれだけでは物足りなくなり、微かに開いた唇の隙間からラッセルは少しためらいがちに
舌を差し入れた。
「……ん…っ…」
苦しげに微かに振られる頭を押さえ、熱い咥内を味わい舌を絡めていく。
それに応えるようにカチーナも徐々に舌を這わせ始め、重ねられた唇の端から零れ出る熱い吐息。
苦しいくらいの力で抱きしめられながら、それを気にする余裕すら無いほど与えられる快感に
浸っていたカチーナの瞳が、ふと開く。
背中から腰へのなだらかなラインを辿るラッセルの手。いとおしいげに髪をまさぐる指。
どちらもとても心地好いけれど……
省22
884: カチ&ラセ13/22 2005/07/03(日)00:58 ID:8HSCyR2v(14/26) AAS
最低限の明かりしか灯されていない格納庫の片隅。
山のように積まれたコンテナの陰となり、一際薄暗さを増すそこから聞こえる微かな音。
資材用コンテナの間、両腕を横に伸ばせるかどうか程度の狭い隙間の奥で壁にもたれ、抱き合う
二つの影。

背中に当たる固い壁の感触と、視界を塞ぐように覆い被さるラッセル身体。
その間に挟まれ深い口付けを繰り返しながらカチーナはほんの少しだけ、身を固くした。
身動きできないほどがっちりと肩を抑える、自分では決して抵抗し得ない強い力。
自分とは明らかにつくりが異なる大きな身体。
執拗なまでに押し付けられる唇から直接伝わる荒い息。
今まで意識していなかった、意識しないようにしていたラッセルの男の部分。
省13
885: カチ&ラセ14/22 2005/07/03(日)01:00 ID:8HSCyR2v(15/26) AAS
身体中に飛び火する熱に脳髄を侵されながら、満足するまで貪り合い。
ようやく離された唇に、なお名残惜しげに架かる透明な橋。
自重に耐えかねぷつんと切れる透明な唾液が二人の足元に落ち、小さな雨垂れ跡を作る。
「中尉…」
低い声で呟き、パイロットスーツの襟へと伸ばされたラッセルの手に、
「…………じゃ…ない…」
一回り小さな手が重ねられる。
「…こういう時くらい……名前で呼べ。あたしの名前は『中尉』じゃない」
「そ、それもそうですね。じゃあ……」
名前で呼ぶ。ただそれだけのことなのに、何故か必要以上に緊張してしまう。
省20
886: カチ&ラセ15/22 2005/07/03(日)01:01 ID:8HSCyR2v(16/26) AAS
「何回も呼ぶな!犬猫の仔じゃあるまいし…」
「だってカチーナがカチーナって呼べって言ったんじゃないですか。そうですよねカチーナ?」
止めとばかりに言い立てられ、
「お前…………性格悪いぞ」
恨みがまし気な眼でラッセルを睨み上げる。
しかし、羞恥に赤く染まった顔で眼の端に涙を浮かべながら睨まれても怖いはずがなく。
「カチーナ可愛い……」
予想通りの反応に顔を緩め、ラッセルはカチーナの髪を撫でた。
子供のいたずら心に似た加虐心を有り余るほど満たされて、今まで覚えたことのない充足感に
癖になりそうだなと、カチーナにとってはあまりありがたくないことを考える。
省19
887: カチ&ラセ16/22 2005/07/03(日)01:03 ID:8HSCyR2v(17/26) AAS
ぴくっと微かに身をよじるだけで何も言わない様子を了解の印と受け取り、アンダーシャツを
捲くり上げる。
ぴったりと身体にフィットした、愛想の欠片もない無地のシャツの下からふるりと顔を出す双丘。
外気に晒され微かに粟立つ肌に、何故か触れてくるものはなく。カチーナは背けていた顔を
正面に向け、動きが止まったまま固まっているラッセルに問い掛けた。
「…どうかしたか…ラッセル」
「いえ、その……わりと、着やせするタイプなんだなと…」
一瞬意味を理解できず小首を傾げたが、
「お前は……いちいちそういうこと口に出すな!」
すぐにラッセルの言わんとするところに気づき、反射的に片腕で胸を覆い隠す。
省20
888: カチ&ラセ17/22 2005/07/03(日)01:06 ID:8HSCyR2v(18/26) AAS
「何やってるんですか…唇、噛み切る気ですか」
呆れと心配が入り混じった顔で、指先で唇をなぞるラッセル。
そのくすぐったさから逃れるよう軽く頭を振り、
「だって……あんまり声出したら…響くだろ」
「今ここ、俺達しかいないから大丈夫ですよ」
「けど…誰か、来るかもしれないし…」
その理由は半分本当で半分は嘘。
いくら離れ難いからとはいえ、今日はもう格納庫に来る人間などいないという確信が無ければ
このような場所で抱き合ったりはしない。
まずありえないだろう万が一よりカチーナが気にしているのは、
省21
889: カチ&ラセ18/22 2005/07/03(日)01:08 ID:8HSCyR2v(19/26) AAS
「ラッセルこれ…」
力の入らない脚を投げ出しへたり込みながら、カチーナが尻の下を気にして居心地悪げにもぞもぞ
動く。
「こんなの敷かなくてもさ……汚れるぞ」
「別にかまいませんよ、汚れたら洗えばいいんですし。それより、カチーナを直接床に座らせるわけ
 にはいきません」
「お前って……本当に…」
生真面目にきっぱり言い切るラッセルに頬を緩め、手を伸ばす。
その手をとってカチーナの前に膝をつき、笑みに象られた唇にキスを落とす。
啄むような口づけをしばらく楽しんでから、ラッセルはカチーナにそっと促した。
省21
890: カチ&ラセ19/22 2005/07/03(日)01:11 ID:8HSCyR2v(20/26) AAS
「ああっ!…や、や…あぁっ…!」
指の腹で押し潰すように肉芽を愛撫され、強すぎる刺激に背中が仰け反り背後の壁に肩がぶつかる。
喘ぎ声を上げ背中を反らす蠱惑的な様を楽しんでから、ラッセルは視線を元に戻した。
指どころか掌までも汚すほどの蜜を吐き出すそこへ、指を埋め込む。
「…っ!は…ぁ……ふぅ…」
ゆっくりと指を出し入れし、広げるように中をかき回すと一層際立つ水音。
指に纏わりついてくる肉の感触に、カチーナの切なげな声。
埋め込んだ指の中ほどをきゅっと締め付けられ、もう限界だと中から指を引き抜く。
逸る気持ちを抑えながら衣服の中で痛いほど屹立していた自分自身を取り出し、カチーナの入り口
に宛がい、つぷりと先端を潜り込ませる。
省20
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