[過去ログ] スーパーロボット大戦F 完尻編 時空を超えたSEX (903レス)
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878: カチ&ラセ7/22 2005/07/03(日)00:45 ID:8HSCyR2v(8/26) AAS
しかし普段ならいざ知らず、今の自分にとってこうして彼女と出会えたのは僥倖……なのだろうか。
「ん…何だ?」
「あ、いえ……」
振り向き怪訝な顔をするカチーナに、何も言えず曖昧に笑うラッセル。
そんなラッセルにほんの一瞬、カチーナの色違いの両の瞳に影が差す。
何も言わず何も聞かず。
いつもなら共にいるために言葉など必要ないはずなのに、今はこの沈黙が何故か非道く、重かった。

和やかな酒宴が開かれている食堂の片隅で、一際華やかに咲き誇る笑い声。
いつまでも途切れることがないと思われた女達のさざめきも、どうやら一段落したらしく。
「はぁ〜、楽しかった。こうやって適当に話作っていくのって、嵌ると癖になるわよね〜」
心底楽しげに言って、喋り疲れた喉を潤すためエクセレンがぐっとグラスの中身を煽る。
「ノリノリだったわね、エクセレン。……私もあまり人のことは言えないけど」
「あまり良い趣味とは言えませんが、たまにはいいものですわ」
ラーダとレオナもそれぞれ飲み物に手を伸ばし、一転のんびりムードに入る女性陣。
彼女達のその切り替えの早さに、一人蚊帳の外だったタスクの口から思わず間抜けな声が零れ出る。
「へっ、今までの話って全部嘘…?」
「嘘とは失礼ね。こうだったら面白いのに、ってのを話してただけよ」
「タスク、それくらいのこと察しなさいな」
「そうよ。カチーナが誰を好きかなんて、分かりきったことだもの」
「ラーダさん知ってるんッスか…っておわぁ!」
がたっ、とイスから転げ落ちそうになるほど驚くタスクとは対照的に、
「そんなの見てれば分かることでしょ。あんな風に口滑らせてくれるとは、思ってなかったけど」
「あの子、分かりやすい子だから」
「ああはっきり感情を表に出してしまうのは中尉の欠点であり…美点でもありますわね」
当たり前のように言って。
三人は顔を見合わせ、くすりと笑い合った。
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