【UX2巻】サモンナイト萌え40【発売日決定】 (715レス)
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144: 2014/05/22(木)22:24 ID:QEY9fe2H(1/10) AAS
ようやくマグミニ書けた。
最初に言っておく。エロは実に薄い。
それもOKな方はよろしくお願いします。
145: アメル様がみてる 〜幼き通い妻編〜 2014/05/22(木)22:26 ID:QEY9fe2H(2/10) AAS
「ふふっ。どう。私が焼いてきたプリンのお味は」
聖なる大樹に寄り添う形で立つ山小屋。その一室で得意げな表情のミニスがマグナに尋ねる。
尋ねられてマグナはほころんだ表情を見せてこう返す。
「ああ。すごく美味しいよ。ありがとう。ミニス」
素直にそう答えるマグナにミニスはパッと顔を明るくする。
はしゃぐように喜びながら『当然よね』と更に得意げになる。
そんなミニスを見つめながらマグナの心も綻んでいた。
あの傀儡戦争から二年、その間ミニスはマグナの下に通い続けた。
今日もこうして母親のファミィと一緒に焼いたプリンを持参してやってきてくれた。
省31
146: アメル様がみてる 〜幼き通い妻編〜 2014/05/22(木)22:27 ID:QEY9fe2H(3/10) AAS
それからしばらくして。いまだに雨は降り続いている。幸い水の流れの都合か小屋の中が水浸しになる程ではない。
とはいえいつまた大振りの雷雨になるともしれない。そんな空模様にマグナはため息を吐く。
(参ったな。よりによってネス達がいないこんなときに……)
この小屋で、普段マグナとともに暮らしている兄弟子のネスティと護衛獣のレオルドは今、森の外まで買い出しに出かけている。
だからこの小屋には今マグナとミニスの二人しかいない。もし万が一の事態になれば自分がミニスを守らなくてはいけない。
そんな覚悟をマグナがしている一方で。ミニスは小屋の隅っこの方で少し落ち込んだ様子を見せていた。
「大丈夫か。ミニス」
「わ、わわ。あ、うん……」
省30
147: アメル様がみてる 〜幼き通い妻編〜 2014/05/22(木)22:28 ID:QEY9fe2H(4/10) AAS
それはミニス渾身の告白であった。潤む瞳を伏せ目がちにして頬をほんのりと赤く染めながら。
小さな身体を緊張に強張らせてねだる接吻。こんな風にしてミニスのような美少女に迫られては。
たいていの男ならば思わずときめいてしまうことだろう。そう。よっぽどの朴念仁でもなければ。
「へ?」
「っ!(ブチッ)」
だが、ミニスの目の前にいるのはそんな希少種の朴念仁の1人であった。
間の抜けた声でそう返すマグナにミニスの堪忍袋の緒もここいらが我慢の限界である。
「殺(や)っちゃって。シルヴァーナ。お願い」
省19
148: アメル様がみてる 〜幼き通い妻編〜 2014/05/22(木)22:28 ID:QEY9fe2H(5/10) AAS
「んむっ!?」
それは不意打ちだった。自分の唇に優しいなにかが押し当てられる感触。目を見開いてミニスはそれに戸惑う。
感じるのは唇に伝わる柔らかな弾力と。それと顔をくすぐるこそばゆいような鼻息。
軽く頬に、そしして顎先に当てられた手が。俯いていた頭を少し上向きにさせて。
視界にはいるのは真っ直ぐな瞳。自分をしっかりと見つめてくれる優しい瞳。
これはつまり。
「あ……」
何をされていたのかをミニスが実感するやいなや。ふさがれていたミニスの唇は解放されていた。
それをふさいでいた唇の持ち主の顔をミニスはマジマジと見つめる。
耳まで真っ赤に紅潮させた顔で。どこかバツの悪そうな表情を浮かべている彼を。
省18
149: アメル様がみてる 〜幼き通い妻編〜 2014/05/22(木)22:29 ID:QEY9fe2H(6/10) AAS
「んっ……んちゅ……んっ……あっ……はぁ……う……」
初々しい告白の時間を終えると若い二人の順応は早かった。互いに初めて感じたキスの味。
それをまた確かめ合いたくてマグナとミニスは唇をついばみあう。
唇だけを軽く触れ合わせるキスから始まって。次第に舌先同士を触れ合わせるようになり。
回数を重ねるごとに舌肉が接触しあう面積は増えていく。もう何度目か数えるのも忘れた頃には。
ねっとりと唾液と唾液を絡ませ合う大人のキスを二人ははじめていた。
(んっ……なにこれ……スゴイ……頭の中が蕩けちゃいそう……)
(うわぁ……ミニスのキス……なんかすごく甘い……)
こんなにも気持ちいいキスの感触。今までちっとも知らなかった。
省18
150: アメル様がみてる 〜幼き通い妻編〜 2014/05/22(木)22:30 ID:QEY9fe2H(7/10) AAS
「うぅ……み、見て……マグナ……」
朱に染まった顔で恥じらいながらマグナの前でミニスはその肌を晒す。
床にはキレイに畳んで置かれた上着と下着。上半身はなにもつけていない裸の姿。
けれど下半身はスカートとソックスを履いたまま。それが今のミニスの精いっぱい。
それでも顔から火が出そうなほどの羞恥にミニスは耐えている。
「あ、ああ……そ、その……キ、キレイだ……」
そんなミニスの艶姿を前にしてマグナは貧弱な語彙の中、なんとかそう感想をもらす。
もっと他に言いようもあるだろうに。そうは思いつつも言葉が器用にはでてこなくて。
だがそんな率直な感想の方がむしろ似つかわしいのかもしれない。
省22
151: アメル様がみてる 〜幼き通い妻編〜 2014/05/22(木)22:30 ID:QEY9fe2H(8/10) AAS
「あれ?ミニス、ひょっとして……」
「へっ?…………って!?キャァァっ!!」
それは錯覚ではなかった。未成熟な乳首に与えられた性の快楽に連動するようにして。
純白の布に隠されたミニスの女の子の部分はしっかりと反応していた。
めくれ上がったスカートの隙間から覗くそれからちょろちょろと染みだす小水。
現在進行形で漏れ出ておパンツに大きなシミをつくっている。
「やだぁぁ……お漏らし……そんなぁ……」
快楽のあまりたがの緩んだ尿意。それにお股をビチョビチョに濡らしてミニスは涙目になる。
なによこれ。やだ。こんなの最低。あまりのことにミニスは泣きじゃくりたくなる。
せっかくのマグナとの大切な時間だというのに。こんなんじゃ幻滅されちゃうと悲しむ。
省30
152: アメル様がみてる 〜幼き通い妻編〜 2014/05/22(木)22:32 ID:QEY9fe2H(9/10) AAS
「それじゃあ私、もう行くから。マグナ。またね」
「ああ、またな。ミニス」
そして一晩が明けてチュンチュンと小鳥が囀る早朝にミニスは帰路につく。それをマグナは見送る。
あれから結局、最後の一線は越えることなく。けれどぺっとりと近く肌を寄せ合って過ごした一夜。
なんとも物凄い体験であった。よくもまあ理性を保つことができたと思う。危うく暴走しかけたけど。
いっそあのまま一気にと思わないでもなかったのだがやはり今の自分たちにはまだ早すぎるのだろう。
ミニス以上に自分の方がまだ大人になりきれれていないんだとマグナはしみじみ思う。
「俺ももうちょっとしっかりしないとな。ミニスのことあんまり待たせちゃいけないし」
いまだ幼さの残る見た目とは対照的に。ものすごい速度で大人の女性へと成長しているミニス。
負けてはいられないとマグナは思う。この次にまたミニスと会うときにはもっと。
省22
153: 2014/05/22(木)22:38 ID:QEY9fe2H(10/10) AAS
そんなわけでマグミニをお送りしました。
SS一本書くのにどんだけ時間かけてんだよという感じです。
そして本番までは辿りつけませんでした。まことに申し訳ない。
機会があればこの続きをいつか書いてみたいですね。
それでは今回はこの辺でサラバ。またの機会に。
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