【UX2巻】サモンナイト萌え40【発売日決定】 (716レス)
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アメル様がみてる 〜幼き通い妻編〜
2014/05/22(木)22:27
ID:QEY9fe2H(3/10)
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146: アメル様がみてる 〜幼き通い妻編〜 [sage] 2014/05/22(木) 22:27:15.74 ID:QEY9fe2H それからしばらくして。いまだに雨は降り続いている。幸い水の流れの都合か小屋の中が水浸しになる程ではない。 とはいえいつまた大振りの雷雨になるともしれない。そんな空模様にマグナはため息を吐く。 (参ったな。よりによってネス達がいないこんなときに……) この小屋で、普段マグナとともに暮らしている兄弟子のネスティと護衛獣のレオルドは今、森の外まで買い出しに出かけている。 だからこの小屋には今マグナとミニスの二人しかいない。もし万が一の事態になれば自分がミニスを守らなくてはいけない。 そんな覚悟をマグナがしている一方で。ミニスは小屋の隅っこの方で少し落ち込んだ様子を見せていた。 「大丈夫か。ミニス」 「わ、わわ。あ、うん……」 心配して声をかけるマグナにミニスは一瞬ビクッとしながら力無く頷いた。 その様子にマグナは門限破りのお仕置きが怖いのだろうと見当をつけて。 「しょうがないよ。天気ばかりは。ちゃんと理由を話せばファミィさんも分かってくれるって」 慰めるようにそう声をかける。なんなら自分も一緒について行ってちゃんと説明するからとも続けて。 だが、そんなマグナの言葉にもミニスの表情は晴れない。それに加えてどこかそわそわとしている。 時にマグナの顔をジッと見つめたり。かと思うとフッと視線をそらしたり落ち着きがない。 どうもこれはお仕置きが怖いからというだけの理由ではなさそうだ。 「なにか他に心配なことでもあるのか。俺で良かったらいくらでも力になるから」 「べ、別にそういうわけじゃ……ないんだけれど……」 親身になってそう問いかけるマグナにミニスは少し口ごもる。 モジモジと恥じらうようにして躊躇いながら。 数呼吸分の間をおいてからようやくようやくポソリとこう呟く。 「私……さっき、あなたの前ですごく取り乱して……なんだか子供みたいだったのが……恥ずかしくて……」 少しいじけたように唇を尖らせながらミニスはそう漏らす。 するとマグナはなんだそんなことかとホッとして胸を撫で下ろす。 だが、当のミニスにとってはそんなことではなく。 「何よっ!ヒトのことまた子供扱いしてっ!マグナの馬鹿ぁっ!」 と、ミニスがおかんむりになるのも無理もない。背伸びをしたがるお年頃なのだ。 早く大人になりたい。早く一人前と認めて欲しいと。マグナ自身にも覚えがある。 「ごめん。ミニス」 「ふーんだ。乙女心の機微も分からないニブチンマグナのことなんてもう知らないんだから」 そうして素直に頭を下げて謝るマグナであったがミニスはまだまだご機嫌斜めの様子。 どうしたものかとマグナは息を吐き、肩をすくめる。するとそんなマグナにミニスは。 「もう私のこと……子供扱いしないって約束できる?」 ポツリと呟くようにそう尋ねてくる。 「あ、ああ。そりゃ、もちろん」 マグナも二つ返事でそれに頷く。そんなマグナの顔をミニスはジッと見つめる。 そしてまた見せるそわそわとした表情。なにかを恥じらうように。躊躇うように。 もごもごと唇を動かす仕草を数回した後に、意を決してミニスは言う。 「だったら……キス……して……」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1384690358/146
それからしばらくしていまだに雨は降り続いている幸い水の流れの都合か小屋の中が水浸しになる程ではない とはいえいつまた大振りの雷雨になるともしれないそんな空模様にマグナはため息を吐く 参ったなよりによってネス達がいないこんなときに この小屋で普段マグナとともに暮らしている兄弟子のネスティと護衛獣のレオルドは今森の外まで買い出しに出かけている だからこの小屋には今マグナとミニスの二人しかいないもし万が一の事態になれば自分がミニスを守らなくてはいけない そんな覚悟をマグナがしている一方でミニスは小屋の隅っこの方で少し落ち込んだ様子を見せていた 大丈夫かミニス わわわあうん 心配して声をかけるマグナにミニスは一瞬ビクッとしながら力無くいた その様子にマグナは門限破りのお仕置きが怖いのだろうと見当をつけて しょうがないよ天気ばかりはちゃんと理由を話せばファミィさんも分かってくれるって 慰めるようにそう声をかけるなんなら自分も一緒について行ってちゃんと説明するからとも続けて だがそんなマグナの言葉にもミニスの表情は晴れないそれに加えてどこかそわそわとしている 時にマグナの顔をジッと見つめたりかと思うとフッと視線をそらしたり落ち着きがない どうもこれはお仕置きが怖いからというだけの理由ではなさそうだ なにか他に心配なことでもあるのか俺で良かったらいくらでも力になるから べ別にそういうわけじゃないんだけれど 親身になってそう問いかけるマグナにミニスは少し口ごもる モジモジと恥じらうようにしていながら 数呼吸分の間をおいてからようやくようやくポソリとこうく 私さっきあなたの前ですごく取り乱してなんだか子供みたいだったのが恥ずかしくて 少しいじけたように唇を尖らせながらミニスはそう漏らす するとマグナはなんだそんなことかとホッとして胸を撫で下ろす だが当のミニスにとってはそんなことではなく 何よっ!ヒトのことまた子供扱いしてっ!マグナの馬鹿ぁっ! とミニスがおかんむりになるのも無理もない背伸びをしたがるお年頃なのだ 早く大人になりたい早く一人前と認めて欲しいとマグナ自身にも覚えがある ごめんミニス ふーんだ乙女心の機微も分からないニブチンマグナのことなんてもう知らないんだから そうして素直に頭を下げて謝るマグナであったがミニスはまだまだご機嫌斜めの様子 どうしたものかとマグナは息を吐き肩をすくめるするとそんなマグナにミニスは もう私のこと子供扱いしないって約束できる? ポツリとくようにそう尋ねてくる あああそりゃもちろん マグナも二つ返事でそれにくそんなマグナの顔をミニスはジッと見つめる そしてまた見せるそわそわとした表情なにかを恥じらうようにうように もごもごと唇を動かす仕草を数回した後に意を決してミニスは言う だったらキスして
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