[過去ログ] 「STAP細胞の懐疑点」に関するテンプレ・スレッド 2 (482レス)
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199: [age] 2014/09/13(土)11:12 AAS
CDB 自己点検の検証について
外部リンク[pdf]:www3.riken.jp
【小保方氏の若山研究室における研究の経緯 】
@2008 年、小保方氏は、ハーバード大学C.バカンティ研究室において、細胞にストレ
スを与えると多能性を再獲得(初期化)するという仮説の検証に関する研究を開始
した。
A2011 年4 月より若山研究室の客員として在籍していた小保方氏は、様々なストレス
処理の中から酸処理がSTAP 細胞作製に効果的であることを見いだした。そして、
2011 年11 月、小保方氏が誘導したSTAP 細胞を元に、若山氏がキメラマウスの作
製とSTAP 幹細胞の樹立に成功した。
省7
200: [age] 2014/09/13(土)11:13 AAS
E2012 年4 月27 日、小保方氏は神戸研究所(2013 年4 月から神戸事業所)研究倫
理第一委員会においてSTAP 現象に関する説明を行い、その研究内容は、同委員
会の内部委員であった松崎文雄GD 及びオブザーバーの竹市センター長の知ると
ころとなった。なお、西川GD も内部委員であったが、既にSTAP 現象を認識してい
た(上記D)。その際、小保方氏はSTAP 細胞をiPS 細胞と比較し、その優位性に
言及した。
F2012 年6 月6 日にセル誌へ投稿し不採択となった原稿には切り貼りのなされた
TCR 再構成データが含まれており、この一部が2013 年3 月10 日投稿のネイチャ
ー誌アーティクル論文の切り貼りされたTCR 再構成のデータとして使われている。
このころ、小保方氏は、若山氏の支援を受けてSTAP 細胞から胎盤形成に寄与す
省1
201: [age] 2014/09/13(土)13:44 AAS
(3)小保方氏のCDB のPI 応募時から論文投稿時までの経緯
@2012 年10 月、CDB において新PI の公募が開始された。この公募には47 名が応
募し、その中から11 名を選び、面接セミナーを行い、最終的に5 名を新PI として採
用した。

A公募では、特に幹細胞研究者の採用を掲げていたことから、11 月14 日のGD 会議
後の公募人事に関する非公式な打合せの中で小保方氏の名前が挙がり、人事委
員会での打合せを踏まえて西川GD が小保方氏に応募の可能性をメールで問い合
わせることとなった。

B2012 年12 月21 日、人事委員会は、小保方氏の面接セミナーを行い、RUL として
竹市センター長が理事長に推薦することを内定した。人事委員会は、STAP 研究は
省9
202: [age] 2014/09/13(土)13:45 AAS
D笹井GD は、引き続き小保方氏とともに第2 の論文(ネイチャー誌レター論文)の執
筆を進めた。この論文は、CDB の若山研究室で着想され、若山氏の支援を受けて
小保方氏が解析し取りまとめたデータを基に作成されており、STAP 細胞が胎盤形
成にも寄与すること、STAP 幹細胞の樹立(最終段階でアーティクル論文に編入)、
胎盤形成に寄与する幹細胞(FI Stem Cell) の樹立を主要な内容としていた。この
論文の執筆によりSTAP 細胞研究における若山研究室のクレジット及びCDB の貢
献が明確となった。

E2013 年3 月1 日、小保方氏がRUL に着任した。小保方研究室の工事が同年10
月末に完了するまで、小保方氏は主に笹井研究室のスペースで研究を続けた。小
保方研究室に専任のスタッフが配属されたのは2014 年1 月からである。
省11
203: [age] 2014/09/13(土)13:47 AAS
(4)論文の著者リストについて

@アーティクル論文に含める著者については、C.バカンティ氏の強い意向で決まり、
小保方氏及びC.バカンティ氏が責任著者となった。

Aレター論文の著者については、研究が若山研究室で行われたことから、責任著者
は、投稿時には小保方RUL と若山氏の2 名であった。しかし、論文執筆や追加実
験における笹井GD の貢献度が高いことから、論文改訂時に笹井GD が3 人目の
責任著者に加わることとなった。

B丹羽仁史プロジェクトリーダー(PL)は、C.バカンティ氏、小保方RUL、若山氏及び
笹井GD からの要請があり、アーティクル論文及びレター論文の著者に加わった。

C二度の論文改訂の過程で共同研究に参加したCDB の研究者(電子顕微鏡解析室
省2
204: [age] 2014/09/13(土)13:49 AAS
(5)T細胞受容体(TCR)遺伝子再構成実験に関する経緯
@2012 年の3 月に西川GD のアドバイスをけた小保方氏は、2012 年中ごろ、STAP
細胞を含む細胞の塊及び一部のSTAP 幹細胞にTCR 遺伝子再構成(Tリンパ球で
のみ生ずるDNA の変化)が起こったとするデータを若山研究室内で報告していた。

Aしかし、後に小保方氏が継代培養を繰り返していた8 系統のSTAP 幹細胞のTCR
遺伝子の再構成を解析したところ、再構成は確認されなかった。

B2013 年1 月に丹羽PL が論文作成に加わった際、最初にTCR 遺伝子再構成に関
して質問し、上記Aの回答を得た。この時点で小保方氏、丹羽PL 及び既に上記事
実を認識していた笹井GD は@、Aに述べた結果を共有することとなった。

Cこのことから、丹羽PL は笹井GD に対し、TCR 遺伝子再構成に関するデータを論
省9
205: [age] 2014/09/13(土)13:50 AAS
(6)STAP現象の再現性に関するこれまでの経緯
@若山研究室において作製されたキメラマウス、樹立されたSTAP 幹細胞は全て小
保方氏が提供したSTAP 細胞から作製されたものである。なお、2011 年11 月にキ
メラマウスの作製とSTAP 幹細胞の樹立に成功し、それ以後は効率よくキメラマウ
スが作製されていた。

A2011 年度末、若山氏は小保方氏からSTAP 細胞の作製法を伝授され、STAP 幹細
胞の作製に成功した。一方、若山研究室の室員が小保方氏に習いながら再現を試
みた際には、いわゆる緑色の細胞塊(Oct3/4-GFP レポーターを発現する細胞塊)
は形成されたが、STAP 幹細胞の作製には失敗した。

B若山氏は2013 年3 月に山梨大学に実験室を移してからもSTAP 細胞の作製を試
省8
206: [age] 2014/09/13(土)13:55 AAS
(2)小保方氏を採用した経緯及び採用後の問題点

@経験が浅く、優れた業績を確認できない研究者を抜擢する際には、それに見合うだ
けの慎重な調査と検討があってしかるべきであるにもかかわらず、小保方氏をRUL
として採用する審査では、秘密性保持のため、英語による公開セミナーが省略さ
れ、人事委員会における日本語による非公開の面接セミナーと質疑応答のみを行
うという例外的措置が採られた。秘密性の高さを理由に公開セミナーをしないと決
定した人事委員会の判断はそれなりに理解できるが、これによって、多面的な批判
を受ける機会を逃したことは否定できない。また、小保方氏の場合は、重要な応募
申請書が面接日前に個別に設定された締切日までに本人から研究推進部総務課
(当時)へ提出されなかったこと、人事委員会が過去の論文等の調査を十分に行わ
省6
207: [age] 2014/09/13(土)13:58 AAS
A今回の検証によって、応募書類として提出された小保方氏の研究計画書の図の中
でヒト細胞として示された図が、マウス細胞のみを用いているはずの学位論文の図
と同一と思われるものが見つかった。この点は、CDB 自己点検チームが研究計画
書を詳細に検討して初めて発見したことであり、人事委員会が採用審査当時に気
づくことは難しかったと考えられる。

B小保方氏は、2013 年3 月1 日にRUL に着任してから2014 年1 月28 日の報道発
表に至るまでの間、CDB 内で研究発表を行う機会がなかった。2013 年10 月に行わ
れた外部非公開のCDB リトリート(学問的な交流を深める研究合宿で、使用言語
は英語)の際に小保方RUL にも恒例の「新たに採用されたPI の講演」が依頼され
たが、実現しなかった。
208: [age] 2014/09/13(土)13:58 AAS
C小保方RUL は着任後も、新研究室に移転するまでの8 か月間を主に笹井研究室
のスペースで過ごすこととなり、人事管理、物品管理という必要事項の説明は笹井
GD が取り仕切った。神戸事業所の人事課や経理課から小保方RUL に直接説明す
る機会が乏しく、PI 育成の観点から問題があった。

D若手PI 採用後のリスクは、センター長からメンターに指名された2 名のGD 又はPL
による研究指導で補っていた。しかし、今回小保方RUL のメンターとなった笹井GD
が研究指導の枠を超えてSTAP 論文に直接関与するようになり、結果として幅広
い科学的議論を行う機会を減じたことは、若手研究者の育成の観点からも大きな
問題であった。メンターと指導的執筆者という役割の両立が困難な状況に陥った
場合、それに対応する何らかの対策が講ぜられるべきであった。また、CDB のメン
省4
209: [age] 2014/09/13(土)14:00 AAS
2.STAP 論文の作成に関する検証

(1)論文著者らの関与
本委員会の検証によれば、2 編の論文の根幹を成すTCR 遺伝子解析による初期
化の立証、キメラマウスの作製、STAP 細胞の胎盤への寄与、STAP 幹細胞の樹立等
の結果を、それぞれの実験を分担した著者たちが正しいものとして受け入れ、不適切
なデータ処理や実験結果の再現性確認の必要性が見過ごされたまま論文出版にま
で至ったことが認められた。また、論文公表時の報道発表では高効率で迅速な細胞
初期化法という主張がなされたにもかかわらず、事前に厳密な再現性の確認は行わ
れていなかった。データの取得や論文の作成が、無理なスケジュールの下で行われ
た可能性があり、これが、共同研究グループ間で批判的なデータ検討を欠いたまま
省7
210: [age] 2014/09/13(土)14:01 AAS
@小保方氏
小保方氏の論文不正については、「研究論文の疑義に関する調査報告書」で指摘
されている。調査委員会で不正行為と認定された学位論文に掲載された画像と酷似
する画像は、若山研究室に参加した時点で既に研究室内発表の原稿に存在し、2012
年4 月に投稿された最初の論文にも存在していた。
小保方氏は、大学院時代を早稲田大学、東京女子医科大学、ハーバード大学で過
ごし、この間、研究規範や研究倫理に関する体系的な教育指導を受ける機会が足り
なかった可能性は否定できないが、博士号取得者としてひょう窃、重複、改ざん、ね
つ造の禁止についても十分に認識していてしかるべきである。また、昨今の論文不正
に関する各種報道や、学会、文部科学省、理研等から研究者一般に対して再三の注
省9
211: [age] 2014/09/13(土)14:01 AAS
A若山氏
若山氏は、小保方氏を理研の客員規程に従ってハーバード大学から受け入れた
が、小保方氏はC.バカンティ研究室に籍があり、受入れの目的は技術支援であると
認識していた。そのため、実験計画や結果の判断に深入りしない方針で共同研究を
進め、批判的な観点からの議論や詳細なデータの確認を行わなかった。客員研究員
の身分でも、小保方氏は研究室に常勤の状態にあり、若山氏自身がその研究に深く
関わっていたからには、小保方氏に対し通常の研究室メンバーと同様の研究指導を
すべきであった。
若山氏はレター論文の責任著者であったが、小保方氏、笹井GD らとの連絡が十
分ではなく、投稿前の原稿を精査する機会が不十分となった。
212: [age] 2014/09/13(土)14:02 AAS
B笹井GD
笹井GD は論文作成の支援を開始した2012 年12 月以降、STAP 研究の重要性や
インパクトを認識し、論文の作成に積極的に取り組んだ。また、複雑な経緯を持つ国
際的共同研究における日米著者間の調整にも対応した。こうした背景やC.バカンティ
氏の意向の下、秘密保持を優先した。その結果、外部からの批判や評価が遮断され
た閉鎖的状況が作り出されることとなった。一方、小保方氏の過去のデータを信用
し、批判的に再検討・再検証することなく、結果として多くの誤りを見逃した。また、笹
井GD は、小保方氏に対し強力な指導を行ったが、いわば「囲い込み状態」が出現し、
小保方氏が独立したPI としての経験を積むことを妨げる結果をもたらしており、小保
方氏が自身の判断で職務を遂行する機会を減じた。また、論文作成を主導していた
省2
213: [age] 2014/09/13(土)14:03 AAS
C丹羽PL
丹羽PL は、2012 年12 月から論文作成のアドバイスをしていた。その後、投稿直前
に、笹井GD、C.バカンティ氏、小保方氏及び若山氏の要請により論文著者に加わる
こととなった。また、小保方氏のRUL 就任後は、竹市センター長からそのメンターに指
名された。

Dその他の著者
共著者A 及び共著者B は、小保方氏を補助する実験を行った。共著者C は、小保
方氏提供のSTAP 細胞とSTAP 幹細胞を用いたin vitro 分化実験を行い、CDB 電子
顕微鏡解析室の米村室長は、STAP 細胞、STAP 幹細胞とされる細胞の電子顕微鏡
写真を撮影し、提供した。また、共著者D 及び共著者E 氏は、小保方氏由来の試料
省5
214: [age] 2014/09/13(土)14:05 AAS
(2)STAP 論文問題を防止できなかったCDB の運営体制
今回のSTAP 論文問題には、以下に記述するCDB の運営体制の不備にも原因が
あった。

@GD 会議は、STAP 研究を論文発表まで秘密とすることを容認した。その結果、人事
委員会は、小保方氏をRUL として採用するに当たり、PI の候補者に対し通常実施
しているCDB 内の公開セミナー及び関係研究者との討論の機会を省いた。また、
CDB 内で通常行われている研究討論会等にも研究結果が提供されることはなく、
多くの研究者による研究内容の評価の機会が失われた。

Aセンター長は、小保方氏の論文作成を指導する役割を笹井GD に任せたが、その
後、笹井GD と他のGD 会議メンバーとの間で、進捗状況の詳細に関する情報共有
省7
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