[過去ログ] おんなのこでも感じるえっちな小説12 (72レス)
前次1-
抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) レス栞 あぼーん

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
5: 377 2013/11/23(土)23:45 ID:0iPk0KZ3(1/14) AAS
乙ですー。
とりあえず添えていない自信ならあります。

投下します。
今度は住民好感度・鬼畜度パラメータ高め&本人の精神は安定どころか賢者モードでお送りします。
若干のソフトSM要素? 有。ただしやられるのは男の方ですがメインではありません。
徹頭徹尾ギャグ&今後の前フリみたいなものとして見ていただければ幸いです。
6: うみなりタウン物語α 1/17 2013/11/23(土)23:46 ID:0iPk0KZ3(2/14) AAS
「……で、貴方は一体、何の目的で空き巣に入ったのですか?」
御自身の腕に相当の自信があったのか、こっそり私の寝室に侵入して来た、恐らくは私を
かつて狙って来た、親戚に雇われた暗殺者よりは強いのかも? 程度の侵入者に、私は問
うた。
「――ほはえふひふは、はひ」
多分、答える義務は、無いと言ったのだろう。
「カッコつけるの止めましょうよ、貴方、今、自害も出来ない状態なのですから」

とりあえず、家の中に入った時点で気付いていたので、寝室に入った瞬間に殴り倒して猿
轡を噛ませて、結跏趺坐と亀甲縛りを組み合わせた、なんとも卑猥な拘束をしました。

「……でも、そうなると拷問しかないですよねぇ、リオンさんの所の方?」
省32
7: うみなりタウン物語α 2/17 2013/11/23(土)23:53 ID:0iPk0KZ3(3/14) AAS
AA省
8: うみなりタウン物語α 3/17 2013/11/23(土)23:53 ID:0iPk0KZ3(4/14) AAS
「ワオ! 可愛いお顔をシテらっしゃ――」
私は、見た。
カミュさんの表情が、氷のように冷たくなるのを。けれど、それはほんの一瞬で、他の人
は見ていない。物凄くわざとらしい大声を出して。
「アンジュサン? このエモノ、リオン社長クリソツでネ?」
言われて、他の二人もまじまじと、縛られてボールギャグを装着させられて涎塗れの紅顔
の美少年と言ったら、ちょっと言い過ぎ程度のお顔の子を見る。

……そうなんですよね。
私も思っていましたが、よく見るとこの人、リオンさんに似ているのです。クリソツとい
う程でも無いのですが、身内というのは一目瞭然という程に。
省37
9: うみなりタウン物語α 4/17 2013/11/23(土)23:54 ID:0iPk0KZ3(5/14) AAS
「本当にテンプレ通りのセリフだな」
「本当にタダ、ヤリたかったダケですな」
「でも、テンプレというのは、それが一番効率的だからこそ、テンプレートとなる訳で」

とはいうものの、カリノさんも、ただぐりぐりしている訳ではなく、親指と人差し指を駆
使して、ぐにぐにぐねぐねと器用に刺激してらっしゃる。
「……私、あんな風に出来るでしょうか」
よいしょっ、と、私も足を出して親指と人差し指を動かしてみる。
「アンジュサン、オレ達移動スルんデ、真正面カラどうZO!! ト言うカ、カリノ嬢!
終わったラ、是非是非、次ハオレにその足コキをば――!!」
「目的を忘れないで下さい」
省37
10: うみなりタウン物語α 5/17 2013/11/23(土)23:55 ID:0iPk0KZ3(6/14) AAS
もう一度、おっぱい挟み。
反応は無い……というか、戸惑っているみたい。けれど、後ひと押し。
「でも、私も、きっとリオンさんだって、そんな事は望んでいません。安心して下さい。
貴方をどうこうしようとも、リオンさんにも何かする気もありません。だって、私、リオ
ンさんがここまでする理由も知っていると――言ったじゃないですか」
実は知らない。
全く以て興味も無い。
「……ど、して……? 何故、そこまで」
よーし、勝った。喋った時点で完全勝利の切符はゲットだぜ! なのです。
「――私には、わかります。貴方は本当は、とても優しい人です」
省37
11: うみなりタウン物語α 6/17 2013/11/23(土)23:56 ID:0iPk0KZ3(7/14) AAS
「この子、どうするデスかー?」
「私の家に運んで、最後の仕上げをしちゃいます。御協力ありがとうございました。もう
少し尊厳を破壊しないといけないと思ったのですが、想像以上にチョロくて、逆にびっく
りしました」
スタンガンで気絶させて、最初に彼を運んで来たリヤカーに乗せて布を被せる。小型の最
新式で、農業用具が大量に乗るようには、とても見えないオサレ感が売りです。
「まさかとは思うが、こ奴を懐柔して、逆スパイにするつもりか?」
いい所を突くハヤトさん。正直、私の見立てでは、この人の方が密偵に向いている。
私は首を横に振って。
「この程度の子、私の手足にするにはレベルが足りな過ぎます。私が直接出向いた方がま
省41
12: うみなりタウン物語α 7/17 2013/11/23(土)23:56 ID:0iPk0KZ3(8/14) AAS
「ナンデそんな事思い付クんデスかぁああああ!?」
因みに、調べ上げたカミュさんの苦手なモノ攻めでした。

帰っていただいても良かったのに、ハヤトさんとカリノさんは外で待っていてくれました。
「ねーねー、二人でなにしてたのー?」
「……そういうのは聞くものでもないだろう。恐らくは黒い陰謀と金が渦巻く密談だ」
中々に酷い発言。カミュさんは既にいつものカミュさんに戻っている。
「あんまりセクハラが酷いト、今度はオレの身が危ナイって話デ」
「この訳あり退役軍人さん、本当の意味で、もっとこの町の方と仲良くなりたいのですけ
れど、変なプライドと罪悪感が邪魔して上手い事行かないそうなんです」

空気が、凍った気がした。
省37
13: うみなりタウン物語α 8/17 2013/11/23(土)23:57 ID:0iPk0KZ3(9/14) AAS
女――アンジュは、顔を上げる。女の人に泣かれるのって、僕、苦手……
「――本当に、怒っていらっしゃらないのですか? あんな、酷い事をした私を」
「いや、だから……それを言うなら、僕の方だし……お姉さん、どれだけ人がいいのさ」
呆れて、言ってしまう。
この人は、自分に関係の無い借金5億ゴールドをポンと出したり、あんまり裕福じゃない
町の為にイベントを開いたり、なんとも、うさんくさい程に人がいい。
だから、兄さまも色々怪しんでいた訳だけれど……こりゃ、ちょっとネジが飛んでるだけ
で本当のイイヒトなんだな、と確信してしまう。
「人がいいなんて、そんな事はありませんよ」
まだ、眼に涙を溜めたまま、そんな事を言う。僕は溜息をついてしまう。その際、見てし
省37
14: うみなりタウン物語α 9/17 2013/11/23(土)23:58 ID:0iPk0KZ3(10/14) AAS
よく、考えなくたって、女の人の手首掴んで怒鳴るとか、そりゃ、怖いよね。慌てて手首
を放すけれど、その手をアンジュは取って。

「――貴方は、本当にお優しい方ですね」

と。
そう、穏やかに言ってくれた。
「私、リオン社長の事は、あまり良く知りませんが――ほんの少しお話した印象と、貴方
を見て、思います。きっと、貴方をとても大切にしてらっしゃるのでしょうね」
羨ましいです、と、小さく呟いた。
……確か、この人も、腹違いの兄弟がいた筈で。
でも、今の彼女から感じる孤独感は――
省33
15: うみなりタウン物語α 10/17 2013/11/23(土)23:59 ID:0iPk0KZ3(11/14) AAS
「……ありがとう、ございます」
「えーと、どういう事、かな」
抱き締めたままの会話なので、声が上ずる。
「あんな風に叱って貰えたの、初めてで」
そう言って笑った顔は、あまりに綺麗で。こんなに綺麗な人を抱き締めているなんて、胸
がドキドキして来る。
「アルファさん、ありがとうございます……アルファさん」

……不意に、何故か、この人が物凄く心配になって来た。
元は、次期社長だったんだし、数々のイベントを主催しているのだから、有能だろうし頭
もいいんだろう。
省37
16: うみなりタウン物語α 11/17 2013/11/23(土)23:59 ID:0iPk0KZ3(12/14) AAS
そう言って。
アンジュは、僕に手を伸ばして来て。
「……何をされても、構いません」
と。
そんな、馬鹿げた事を、言った。

「え、ええ!? ハァ!? ちょ、あんた、何言ってんのさ! そっ、そういう事、え? 
誰にでもそういう事言ってんの!?」
急展開過ぎて、正直ついていけない。なんなんだ、これ。けれど、アンジュは大真面目に。
「そ、そんな事、誰にも言った事、ありません! 男の人となんて、そんな……」
顔は真っ赤で、ぼろぼろ涙を流して、でも、僕にしがみ付いて来る。ぼ、僕だって、自分
省37
18: うみなりタウン物語α 13/17 2013/11/24(日)00:01 ID:0iPk0KZ3(13/14) AAS
アンジュの痛みや不安を少しでも和らげたくて、ついでに僕自身の為にも、頭を撫でたり、
もっと一杯、キスしてみる。
その度に嬉しそうに笑ってくれるけど、本当なら、入れる前にもっとすれば良かったと後
悔してしまう。僕より年上だから、きっと気を使ってくれているんだろうし……
「……アンジュ、ごめんね。もっと、僕が――」
「っ、あ……」
もっとよく顔を見て謝ろうとした時、少し身体を動かしてしまった。同時に、可愛い声が、
漏れた。
「その、今の……」
「……いや……」
省36
20: うみなりタウン物語α 15/17 2013/11/24(日)00:02 ID:0iPk0KZ3(14/14) AAS
「――そん、な。だって、だって、リオンさんは」
「うん。兄さまは、僕の大切な人。僕の大切な家族。でも、僕がたった一人、守りたいっ
て、愛したいって思うのは、あんたなんだ。きっと、わかってくれる。こんな仕事、やめ
ろって、前から言われてた。僕が勝手にしてた事だ。ちゃんと、普通に働いて、マトモな
大人になって、アンジュの傍にいて、アンジュを笑わせて、アンジュを幸せにして、一緒
に歳を取りたい。だから、だから」

……泣かないでよ。

って。
言いたいのに、どうして、僕が泣くんだよ。畜生、カッコ悪い。なんで、ホントに僕はガ
キなんだよ。なんで――なんで。
省34
前次1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 1.399s*