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IUTを読むための用語集資料集スレ (1002レス)
IUTを読むための用語集資料集スレ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1592654877/
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68: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/07/01(水) 07:36:09.51 ID:ccoy8kKe >>67 つづき ・ また, 上述のように, F×l = Fl \ {0} の元での特殊値として得られる (b) を, 0 ∈ Fl での代入によって得られる適切な “入れ物” に収納したい − つまり, F×l の元と {0} の元を関連付けたい. そのために, AutK(XK) から生じる Fx±l → LabCusp±K という加 法的/幾何学的な対称性をもとに, 局所的な設定と大域的な設定との関連付けを行う. これ らの結果として構成される概念が, D-Θ±ell Hodge 劇場や Θ±ell Hodge 劇場である. (§20の議論を参照.) ・ 上述の説明から, 非常に大雑把なレベルでは, D-Θ±ell Hodge 劇場や Θ±ell Hodge 劇場 は,テータ関数, その代入点のラベルの管理, 及び, その特殊値 (つまり, (b)) のため の “入れ物” (つまり, 最終的には (a) となるもの)のための設定だと考えられる. ・ (c) の多輻的な表示は, Θ±ell Hodge 劇場による Fx±l 対称性を用いたラベルの管 理を破壊してしまわないようなラベルの管理のもとで実現しなければならない. そして, Θ±ell Hodge 劇場の大域的な部分に現れる数体 (つまり, これまでの議論の “K”) が, 多 輻的に表示されるべき (c) (つまり, これまでの議論の “Fmod”) よりも大きくなってしま うため, そのラベルの管理は, 数体のこの拡大の降下情報に関連するものでなければなら ない. また, (c) は最終的に “値群的” かつ “輻的” な対象となるため, そのラベルの管理 は, “単数的” かつ “コア的” なラベルである “0 ∈ Fl” を隔離する形で与えられなければ ならない. (§21 の議論を参照.) ・ テータ関数の非単数的特殊値は, LabCuspK〜= F*l という集合の元たちで自然にラ ベル付けされる. また, このラベルの集合に関する対称性 F*l → LabCuspK は, 数体の降 下情報に関連する. この乗法的/数論的な F*l 対称性をもとにした, 数体やその上の数論的 直線束たちと, テータ関数の代入点との間の適切なエタール的関連付けが, D-ΘNF Hodge 劇場という概念で実現される. (§18 や §21 の議論を参照.) つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1592654877/68
69: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/07/01(水) 07:36:41.67 ID:ccoy8kKe >>68 つづき ・ それぞれ大域的な設定, 局所的な設定における数体やその完備化たちの復元, 及び, それらに対する Kummer 理論と両立する形で, 上述のエタール的関連付けをフロベニオ イドのレベルに持ち上げ, そして, その上, それら数体に関わる設定とテータ関数に関わる 局所的なフロベニオイドとを適切に関連付けることで得られる概念が ΘNF Hodge 劇場 という概念である. (§24 や §25 の議論を参照.) ・ 上述の説明から, 非常に大雑把なレベルでは, D-ΘNF Hodge 劇場や ΘNF Hodge 劇場 は,(c) の多輻的な表示, 及び, * その (c) と * (D-Θ±ell Hodge 劇場や Θ±ell Hodge 劇場におけるテータ関数への “代 入” という操作を行うことによって得られる) (a) や (b) との間の関連付けのための設定だと考えられる. ・ 加法的/幾何学的な対称性 Fx±l → LabCusp±K をもとに構成された D-Θ±ell Hodge 劇場や Θ±ell Hodge 劇場と, 乗法的/数論的な対称性 F*l → LabCuspK をもとに構成され た D-ΘNF Hodge 劇場や ΘNF Hodge 劇場を (対称性の出自の観点からは “非従来的な 形” で) 貼り合わせることで得られる概念が, D-Θ±ellNF Hodge 劇場や Θ±ellNF Hodge 劇場である. (§26 の議論を参照.) ・ 2 つの Θ±ellNF Hodge 劇場を − それぞれの下部 D-Θ±ellNF Hodge 劇場の間 の同型のもと − 部品である様々な Frobenius 的 “OΔv” の間の (無限素点の場合の説 明は省略, 有限素点の場合には) “OΔv ⊇ O×v O×μv = Fev ⊇ OeΔv〜→ OΔv” という関係で 貼り合わせることによって得られる結び付きが, 対数リンクである. (§9 や §26 の議論を参照.) つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1592654877/69
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