純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)21 (392レス)
純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)21 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1753002417/
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231: 132人目の素数さん [] 2025/08/24(日) 09:49:30.75 ID:+A9mxT/6 >>223 (引用開始) 「無限集合の存在を公理に持たない体系S」を考えて、 その外側でSを自然に内包する「無限集合の存在を公理に持つ体系S'」 を考える。 そうして体系Sの中では証明を導くことのできない「体系S内部での命題」を、 体系S’の中であれば無限集合の存在を利用して証明ができるとするとき、 果たしてそれは「S内部の命題」に対しての証明になっているといえるの だろうか? (引用終り) それは、実に数学的かつ哲学的な意味で、面白い問いですね ・最近 感心したのが 下記「フェルマーの最終定理はZFCの下で証明できるか?」池上大祐 数学セミナー 2025年3月号 要するに、下記「ワイルズは、代数幾何学(特に楕円曲線と群スキーム(英語版))や数論(モジュラー形式やガロア表現、ヘッケ環、岩澤理論)の高度な道具立てを用いて証明を試みた」 で、代数幾何学(特に楕円曲線と群スキーム(英語版))が、グロタンディークの数学で ZFCの外(グロタンディーク宇宙を使用)らしい 物語風にいえば、一旦宇宙空間に出て そこを経由して 目的地に辿り着いたのです ・さらに振り返ると、n = 3:オイラーが、”複素数を用いる”アイデアを出し クンマーは、”複素数を用いる”+理想数(現代数学のイデアル)を使った ・要するに、フェルマーの最終定理は整数の話だから、整数だけで証明できないの? どっこい、整数の中にとどまると、狭いし見通し悪い。だから、話を 整数の外に広げるのだ それが、オイラーであり クンマーの理想数であり、ワイルズさんの代数幾何学=グロタンディーク宇宙 かように、数学史的視点でみれば、数学の世界を広げて より高い立脚点から 問題にアプローチしてゆく そういう流れがあります ・戻ると、「体系S内部での命題」についても もう少し広い 高い立脚点から 解決を考える 解決後、体系S内部だけで完結でないか? それは後から考えることも可能でしょう ・なお、”無限”について これを導入することは、古代ギリシャからあったと思うが 顕著な例は 射影幾何の無限遠点や、リーマン球面の無限点の導入。これで、議論の見通しがスッキリするのです (参考) https://www.nippyo.co.jp/shop/magazine/9438.html 数学セミナー 2025年3月号 集合論の雑学――無限についてのおはなし フェルマーの最終定理はZFCの下で証明できるか?/ グロタンディーク宇宙と到達不可能基数 ……池上大祐 60 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%9C%80%E7%B5%82%E5%AE%9A%E7%90%86 フェルマーの最終定理 個別研究の時代 n = 3:オイラー 1770年に刊行した著書『代数学』(Vollständige Anleitung zur Algebra)ではその証明とは異なり(複素数を用いる)エレガントながら不完全な証明を公開した クンマーの理想数 (後にリヒャルト・デーデキントがイデアルの理論として発展させる) 近代的アプローチへ モジュラー予想(谷山-志村予想) 最終的解決 ワイルズは、代数幾何学(特に楕円曲線と群スキーム(英語版))や数論(モジュラー形式やガロア表現、ヘッケ環、岩澤理論)の高度な道具立てを用いて証明を試みた http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1753002417/231
237: 132人目の素数さん [sage] 2025/08/26(火) 08:11:54.11 ID:m4zUCoXw >>223 >「無限集合の存在を公理に持たない体系S」を考えて、 >その外側でSを自然に内包する >「無限集合の存在を公理に持つ体系S'」 >を考える。 >そうして体系Sの中では証明を導くことのできない >「体系S内部での命題」を >体系S’の中であれば無限集合の存在を利用して証明ができるとするとき、 >果たしてそれは「S内部の命題」に対しての証明になっている >といえるのだろうか? いえない Sを自然に内包する 「無限集合の存在を公理に持つS’とは別の体系S''」 を考える。 そうして体系Sの中では証明を導くことのできない 「体系S’内部では否定される命題」を 体系S’’の中で証明ができるとする もし、それも「S内部の命題」に対しての証明になっている とするなら、互いに相反する命題の証明を有することになり 不都合である 上記の現象が存在することはすでに1960年代に ポール・コーエンが強制法によって示している >>231 >それは、実に数学的かつ哲学的な意味で、面白い問いですね 全然哲学的でない純然たる数学として完全に否定されている かつては面白かっただろうが、今や常識のつまらん知識 ID:+A9mxT/6が高卒レベルの無知だから知らんだけ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1753002417/237
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