[過去ログ] 純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)20 (1002レス)
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(1): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP 05/18(日)11:16 ID:kvRHpDhK(1/10) AAS
メモ
山口 昌哉さんの本だったと思うが、簡単な拡散の偏微分方程式を解く必要があって、書店で探したところ 山口先生の演習本だったと思うが
そのものズバリの解法が載っていて、早速購入して 使わせて貰った

山口 昌哉先生は、山口一家だったんだ (^^
俣野 博先生の名前を見つけて、俣野仲次郎氏の拡散研究 ”俣野界面”を思い出した

(参考)
外部リンク:ja.wikipedia.org
省22
340
(1): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP 05/18(日)11:17 ID:kvRHpDhK(2/10) AAS
つづき

外部リンク:www.jstage.jst.go.jp
俣野仲次郎の拡散研究
J-Stage
小岩昌宏 著 · 1999 · 被引用数: 2 — 固体の相互拡散データの解析法 としての 「俣野の方法」,. そ こ)定 義 される"Matano Interface"に その名を残す俣野仲次郎一その知られざる生涯と拡散以外の分野) ...
俣野の学位論文 「銅固熔体内拡散 ノX線 二依ル研究」
俣野は,1935年(昭和10年)8月 に表記の論文により理学博士の学位を受けている.
省12
341
(1): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP 05/18(日)11:17 ID:kvRHpDhK(3/10) AAS
つづき

いま一つは松尾宗次氏(日鉄技術情報センター)からの「兄は俣野麻太郎という名前で,京都大学卒,北大工学部(電気工学)に勤務.京大で1942年に工学博士(論文題目は「同期機の研究J) を取得Jとの知らせである.何かの折の私との会話を覚えていて, Ir日本博士録』第一巻(日本図書センタ一発行)から拾い上げて知らせてくれた.麻太郎氏について京大電気工学科事務室に聞いてみたが,最近発行された同窓会名簿には,故人との記載があるのみとのことであった.しかし,同窓会(洛友会)事務局には記録が残っているかもしれないとのことで問い合わせたところ,
大正14年卒業,北海道大学名誉教授,昭和62年4月23日逝去Jであり,ご遺族は札幌に在住であることが判明した.ためらいを覚えながら,思いきって電話をすると,同氏の夫人ワカさんが健在であり,
「よくも探し当てて連絡してくださいました.主人は“仲次郎は偉い者だ"といつも申しておりました」と,当方の心配を吹き飛ばすような暖かし、応答を頂いた.仲次郎氏に関する情報,資料の提供をお願いしたところ,写真や仲次郎氏の肉筆の手紙のコピー,令夫人睦子さんからの仲次郎氏死去の直前の様子を伝える手紙などを探し出してお送りいただいた.なお,仲次郎氏につながる俣野姓の方は,現在ではワカさんお一人のみとのことであった.

3. 俣野仲次郎の経歴
1905 (M38)年10月四日生まれ
1947 (S22) 年 2月25日死去 (41歳)
省5
342
(1): 05/18(日)12:40 ID:kvRHpDhK(4/10) AAS
ほいよ

外部リンク:toyokeizai.net
東洋経済
日本人の「数学オンチ」大人になって感じる深刻さ
佐藤優氏×宮本さおり氏が語る「数学の本質」
佐藤 優 : 作家・元外務省主任分析官 / 宮本 さおり : フリーランス記者
2022/05/26
省11
346
(3): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP 05/18(日)14:52 ID:kvRHpDhK(5/10) AAS
>>320 追加
外部リンク:nazology.kusuguru.co.jp
ナゾロジー
数学嫌いこそ読んでほしい! フィールズ賞を受賞した4人の数学者のインタビュー
2022.07.07 川勝康弘 海沼 賢
「受賞の知らせが迷惑メールの欄に届いていた」ユーゴ・デュミニル-コパン氏
最初に紹介するのは「相転移の確率論」における長年の問題を解決した「コミュ力ギガ盛り系数学者」のユーゴ・デュミニル-コパン氏です
省18
347
(1): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP 05/18(日)14:53 ID:kvRHpDhK(6/10) AAS
つづき

質問者:「ひらめき」が降りてきた瞬間はありますか?
デュミニル-コパン氏:はい、今でも鮮明に覚えています。その日はごく普通の日でした
友人であり長年の共同研究者であるタシオン氏と雑談をしていると、突然、当時私が取り組んでいたものとは全く別分野の式証明が頭に浮かんだのです
このときの証明は後に、現在統計物理学の教科書に記載されるほど有名になりました
この話で注目すべきは、無目的ですが知的な言葉のラリーが、まったく新しい発見につながったということです
それ以来、私は味をしめてしまい、無目的な議論を積極的に行うようになりました
省19
348
(2): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP 05/18(日)15:02 ID:kvRHpDhK(7/10) AAS
>>346 追加

外部リンク:ja.wikipedia.org
ユーゴー・デュミニル=コパン(Hugo Duminil-Copin, 1985年8月26日 - )は、確率論を専門とするフランスの数学者。2022年にフィールズ賞を受賞した。

経歴
デュミニル=コパンは、中学校の体育教師の父と、元ダンサーで現在小学校教師の母の息子として生まれ、幼少期はパリ郊外で多くのスポーツをしながら育ち、ハンドボールへの情熱を追求するため初めは体育会系の高校に進学しようと考えていた[1]。最終的に、デュミニル=コパンは、数学と科学に特化した学校に進学することにし[1]、パリのリセ・ルイ=ル=グランに入学、その後高等師範学校 (パリ)、パリ第11大学へと進んだ。数学の証明の厳密さに満足感を覚え、物理学ではなく数学に集中することに決めたが、統計力学上の問題を扱うために数理物理学で用いられるパーコレーション理論(英語版)に関心を徐々に持ち始めた[1]。2008年、デュミニル=コパンはスタニスラフ・スミルノフの下で博士論文を執筆するためジェノヴァ大学へ移った。二人はパーコレーション理論と格子内の頂点と辺を用いて流体の流れとそれに伴う相転移をモデル化した。二人は六方格子(英語版)において可能な自己回避ウォーク(英語版)の数を調べ、組み合わせ論をパーコレーション理論に応用した。この成果は2012年のAnnals of Mathematicsに掲載され、同年デュミニル=コパンは27歳で博士号を取得した[1]。

ポスドク後の2013年、デュミニル=コパンはジェノヴァ大学の助教になり、2014年正教授となった[2]。2016年にはフランス高等化学研究所(IHES)の終身教授になった[3]。2019年より、欧州アカデミー(英語版)の会員である[4]。

デュミニル=コパンの業績は統計物理学の数理分野に集中している。デュミニル=コパンは確率論に由来する発想を用いてネットワーク上の様々なモデルの臨界挙動を研究している[2]。相転移が起こる臨界点を特定すること、臨界点で何が起こるか、そして臨界点の直上直下の系の挙動に、業績は集中している[1]。
省2
349
(1): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP 05/18(日)15:02 ID:kvRHpDhK(8/10) AAS
つづき

2011年にはヴァンサン・ベファラ(フランス語版)と共同で、多数の2次元依存性パーコレーション模型に対する臨界点を決定する公式を与えた[1]。
2019年、ヴァンサン・タシオン(Vincent Tassion)とアラン・レウフィ(Aran Raoufi)と共同で、系が臨界点の直下と直上である場合の格子における連結成分のサイズに関する結果を公表した。3人は、臨界点の下では格子の連結成分に頂点が2つある確率は分離距離とともに指数関数的に減衰し、臨界点の上でも類似の結果が成立し、また臨界点の上ではサイズが無限になる連結成分が存在することを示した。
デュミニル=コパンと共同研究者は、「鋭敏性(sharpness)」と名付けたこの特性を、解析学と計算機科学を用いて証明した[1]。
デュミニル=コパンはまた、臨界点自体での相転移の性質、そして様々な状況下で相転移は連続的か非連続的か、についてもポッツ模型(英語版)の場合を中心に、より深く明らかにした[1]。

デュミニル=コパンは2次元の依存性パーコレーション模型における共形不変性(英語版)について研究している。
デュミニル=コパンはこの対称性の存在を証明することで、模型についての多大な情報が導かれるだろうと述べた[1]。
省8
350
(1): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP 05/18(日)15:22 ID:kvRHpDhK(9/10) AAS
>>348 追加

外部リンク:www.math.sci.hokudai.ac.jp
Akira Sakai(坂井 哲)北大
II. Research papers
2. Akira Sakai. Hugo Duminil-Copin氏の業績. 数学 (Sugaku) 76 (2024):48–60.
外部リンク[pdf]:www.math.sci.hokudai.ac.jp
Hugo Duminil-Copin氏の業績∗
省17
351
(1): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP 05/18(日)15:22 ID:kvRHpDhK(10/10) AAS
つづき

まず第2節では,相転移というトピックについて,直感的にも分かり易い「パーコレーション」で紹介する.
筆者がとくに感銘を受けた「臨界点の一意性」に関する論文[17]とその周辺についての解説である.
つづく第3節では,いよいよIsing模型の相転移について紹介する.Ising模型には様々な表現方法があるのだが,その中の一つに,高温展開を精密化した「ランダムカレント表示」がある.
これを用いることにより,Ising模型の自発磁化などがパーコレーションの「連結関数」のように解釈できることを第3.1節で述べる.
これにより,Ising模型でも「臨界点の一意性」が簡単に証明できることを第3.2節で解説する.
そして最後に,今回の受賞理由の一つとなった「Ising模型の自発磁化の連続性」について,第3.3節で解説する.
省16
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