[過去ログ]
ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ3 (1002レス)
ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ3 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1680684665/
上
下
前次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
抽出解除
レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
831: 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土) 14:08:33.34 ID:Q27p2044 >>792 >>825 無教養なもので、初見なので青空文庫でお茶濁す おぎつねは、四次元をしっている 老いたきつねは、無限大を知っている 野狐(やこ)は、有限から抜け出すことを知っている (参考) https://www.aozora.gr.jp/cards/001821/files/56983_58246.html 狐 青空文庫 蔵原伸二郎 おぎつね 雄狐はゆつくり木からおりた そして 月光いろの雌狐が待つている 四次元の寂寥の中へ消えていつた 老いたきつね 狐は光になる 影になる そして 何万年も前からそこに在つたような 一つの石になるつもりなのだ 夢はしだいにふくらんでしまつて 無限大にひろがつてしまつて 宇宙そのものになつた すなわち 狐はもうどこにも存在しないのだ 野狐(やこ) 旅人はつぶやいた 「生きながら有限から抜け出そうなんて、 それはとうてい不可能なことだ」 すると、旅人の頭の中の 一匹の狐が答えた 「それはあなたが消滅して私になれば、 わけもないことです」 そこで旅人は狐になつた 今はただ 一匹のやせ狐が どこへゆくかもわからない 黄昏の村道を歩いている 底本:「近代浪漫派文庫 29 大木惇夫 蔵原伸二郎」新学社 2005(平成17)年10月12日第1刷発行 初出:おぎつね「陽炎」 1957(昭和32)年3月号 きつね「詩学」 1955(昭和30)年10月号 老いたきつね「花粉 第五号」 1958(昭和33)年5月 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1680684665/831
832: 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土) 14:23:39.40 ID:w5M3ctlE >>831 >>そこで旅人は狐になつた 記憶違いを訂正してくれてありがとう。 お返しに「青空文庫」にはないかもしれない蔵原の詩を ご紹介します。詩集の一篇として読めないのは、蔵原自身が 収録したかどうか疑問が残るため、編者が 「あとがき」で紹介するのが適切であると 判断したためだそうです。 恋 未来も知らない 過去も知らない のぺらぼうの時空の中に ぽっかり浮いている 荒野の太陽 狐が走っている 走っている 走るために走っている 狐色をした枯草をぬって 狐が走っている このまっぴるま さかんに燃える陽炎の中を 狐みたいな姿をして 現在めがちらちら走っている http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1680684665/832
メモ帳
(0/65535文字)
上
下
前次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.031s