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ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ3 (1002レス)
ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ3 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1680684665/
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813: 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土) 10:00:49.64 ID:Q27p2044 >>796 どうもありがとうございます スレ主です >自分の場合は、読んだ論文の中に未解決問題の答えを見つけたところだけでなく >そのあとの停滞(学位論文を書くまで2年以上かかった)も似ているが >その停滞を「数学的鬱」と表現する気分には決してなれません。 なるほど 多分、その通りだと思います どうも分野もキャラも違うようですね さて、工学屋のさがで、事実確認だけしておきますね 1)小沢登高氏は、99年3月修士、00年3月博士 これを、論文リストで見ると、修士が[1]で、博士が[2]とたぶん[5](99年10月にやっただから) 2)00年2月のParis第6大学の話は、論文[7](2000)ですね(これは博士論文の外) 3)ここから論文[8](2003)まで、2年くらい空白期間がある これが彼の停滞で「数学的鬱」と表現した期間でしょう 以上、事実確認でした (参考) https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~narutaka/rireki.html 小沢 登高 履歴書(非公式版) 1999年3月 修士(数理科学)取得 1999年9月--2000年6月 Paris遊学 この時期までの研究はKirchbergの仕事・アイディアを 作用素空間に翻訳・適用することで得られたものが多い。 2月に研究集会が終わると、Paris第6大学に移った。 このとき某氏のプレプリントを読んでいて、 某未解決問題がアッサリ解けることに気がついた。 おかげでこの後一年余りの間、数学的ウツに悩まされる。 新しい研究に身が入らない、 なんら進展が見られない同じ問題に長期間こだわる、 という停滞のことだ。 2000年3月 博士(数理科学)を東大から取得 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1680684665/813
814: 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土) 10:02:11.49 ID:Q27p2044 >>813 つづき https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~narutaka/lists.html コメント付き論文リスト [1] On the lifting property for universal C*-algebras of operator spaces. J. Op. Theory, 46 (2001), 579--591. Journal's Website dvi 東大の修士論文。TAMUで1998年の秋から冬にかけて書いた。KirchbergのLLPの作用素空間版を考察した。この結果を利用して、「任意の可分C*環のイデアルはBanach空間として直和成分であるか?」という問題を解こうとしたが、できなかった。 [2] A non-extendable bounded linear map between C*-algebras. Proc. Edinburgh Math. Soc., 44 (2001), 241--248. doi:10.1017/S0013091599000978 dvi 99年3月にUIUCであった研究集会の講演でPisierが何気なく出した古い問題をTAMUに戻った翌日解いた。証明はかなりトリッキー。ついでに上の問題も解けたかと思ったが勘違いだった。 [5] Almost completely isometric embeddings between preduals of von Neumann algebras. J. Funct. Anal., 186 (2001), 329--341. doi:10.1006/jfan.2001.3796 dvi これもNgが出した問題。99年10月にやった。あっちを叩けばこっちが出っ張るという状況の中、3週間ぐらい集中した。それまでの証明はすべて気合一発でやっていたが、これは方針を立ててひとつずつ証明していった。Kirchbergと無関係なネタもこれが初めて。 [7] Amenable actions and exactness for discrete groups. C. R. Acad. Sci. Paris Ser. I Math., 330 (2000), 691--695. doi:10.1016/S0764-4442(00)00248-2 math.OA/0002185 Paris第六大学に滞在していたとき、Guentner-Kaminkerのプレプリントを読んでいて、彼らの重要な見落としに気が付いた。この論文のおかげで、作用素空間の外でも名前が売れた。数学においても、競争という側面を無視するわけにはいかない。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1680684665/814
818: 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土) 10:27:34.15 ID:w5M3ctlE >>813 >>どうも分野もキャラも違うようですね 昔、小沢さんの先生を自分の分野に引っ張ろうとしたが 失敗しました。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1680684665/818
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