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純粋・応用数学(含むガロア理論)3 (1002レス)
純粋・応用数学(含むガロア理論)3 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/
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674: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/25(火) 16:00:13.57 ID:2yNZ8A8t >>673 つづき 加群 詳細は「環上の加群」を参照 ベクトル空間が体に対するものであるように、加群 (英: modules) の概念は環に対するものである。これはベクトル空間の公理において体 F とするところを環 R で置き換えることで得られる[101]。加群の理論はベクトル空間のそれと比べて(環の元に必ずしも乗法逆元が存在しないことで)より複雑なものになっている。 関連項目 ・ベクトル空間代数(英語版) - 体の概念を予め要求せずにベクトル空間を定義する、ベクトル空間の抽象代数学的取扱い。 https://mathoverflow.net/questions/32397/vector-spaces-without-natural-bases Vector spaces without natural bases Mar 29 '16 at 22:39 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%BA%E5%BA%95_(%E7%B7%9A%E5%9E%8B%E4%BB%A3%E6%95%B0%E5%AD%A6) 基底 (線型代数学) 定義 (実数全体 R や複素数全体 C のような)体 F 上の線型空間 V の基底 B とは、V の線型独立な部分集合で、V を張る(生成する)ものを言う。より具体的には、B = {v1, …, vn} をベクトル空間 V の有限部分集合とするとき、B が基底であるとは、条件として 線型独立性 a1, …, an ∈ F に対して a1v1 + … + anvn = 0 が成り立つならば、a1 = … = an = 0 でなければならない。 全域性 V のどんな元 x も、適当な a1, …, an ∈ F を選んで x = a1v1 + … + anvn が成り立つようにできる。 を何れも満足することを言う。最後の等式における係数 ai は基底 B に関する x の座標と呼ばれ、線型独立性により座標は一意的に定まることが分かる。 上記の条件を満たす整数nが存在するとき、その線形空間は有限次元であるという。そのようなnが存在しないときは無限次元であるという。 (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/674
675: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/25(火) 16:56:18.67 ID:2yNZ8A8t >>674 補足 ”質問: ベクトル空間が基底をもたないとはどういうことですか?基底をもたないということがあるのですか?” 余談ですが、実数体Rベースの有限次元ベクトル空間だと、基底は必ずあるのですね Rが体や斜体ではない一般の環などになると、基底を持つ持たないは、結構ややこしいということですね なるほど (参考) http://www.math.titech.ac.jp/~kotaro/class/2010/linear2/ 線形代数学第二B (2010年度) 山田光太郎 2011年2月11日 講義資料 http://www.math.titech.ac.jp/~kotaro/class/2010/linear2/20101111.pdf 線形代数学第二B 講義資料5 山田光太郎 東工大 2010 年11 月11 日(2010 年11 月11 日訂正) (抜粋) P7 5.3 例 前回みたように F = {f | f は R 上で定義された実数値関数全体 } は R 上の無限次元ベクトル空間となる. P3 質問: F について,F ∋ fk(x) = x^k としたとき√x がf の(原文ママ,"fk の" ということか)線形結合で書けない のは√x がR 上全体で定義されていないからですか? お答え: いいえ.f(x) = e^x で定まるf ∈ F も{fk; k = 0,...,N} の線形結合では表せません. 質問: 基底の存在しないベクトル空間とは要するにRn (n = 1) のことですか?どんなベクトル空間にも基底はあるのが普通ですよね. お答え: 普通ではありません.この授業で扱うのはほとんどが有限次元,というだけのことです. そして無限次元ベクトル空間にもいろいろなものがあり,単純にR1 と書くことはほとんどありません.ここでは深入りしませんが. 質問: ベクトル空間が基底をもたないとはどういうことですか?基底をもたないということがあるのですか? お答え: 例をあげたはず.F は基底をもちません. http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/675
678: 132人目の素数さん [sage] 2020/08/25(火) 21:33:58.03 ID:lTsO94ZA >>674の基底の定義は、有限次元の場合しか考えてない 無限次元線形空間を扱うには、基底が無限集合となる場合も認めなければならない。 すなわち、(有限または無限の)部分集合 B ⊂ V が基底であるとは、 ・任意の有限部分集合 B0 ⊆ B が線型独立性を持つ。 B0={v1, …, vn} として a1, …, an ∈ F に対して a1v1 + … + anvn = 0 が成り立つならば、 a1 = … = an = 0 でなければならない。 ・各 x ∈ V に対して、 適当な有限個のスカラー a1, …, an ∈ F と ベクトル v1, …, vn ∈ B を選んで x = a1v1 + … + anvn と表すことができる (n は x ごとに違ってよい)。 の二条件を満たすことを言う。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/678
692: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/26(水) 18:32:24.09 ID:xagmva3J >>674の基底の定義は、有限次元の場合しか考えてない >無限次元線形空間を扱うには、基底が無限集合となる場合も認めなければならない。 確かに、>>675より http://www.math.titech.ac.jp/~kotaro/class/2010/linear2/20101111.pdf 線形代数学第二B 講義資料5 山田光太郎 東工大 2010 年11 月11 日(2010 年11 月11 日訂正) (抜粋) P7 5.3 例 前回みたように F = {f | f は R 上で定義された実数値関数全体 } は R 上の無限次元ベクトル空間となる. P3 質問: F について,F ∋ fk(x) = x^k としたとき√x がf の(原文ママ,"fk の" ということか)線形結合で書けない のは√x がR 上全体で定義されていないからですか? お答え: いいえ.f(x) = e^x で定まるf ∈ F も{fk; k = 0,...,N} の線形結合では表せません. 質問: 基底の存在しないベクトル空間とは要するにRn (n = 1) のことですか?どんなベクトル空間にも基底はあるのが普通ですよね. お答え: 普通ではありません.この授業で扱うのはほとんどが有限次元,というだけのことです. そして無限次元ベクトル空間にもいろいろなものがあり,単純にR1 と書くことはほとんどありません.ここでは深入りしませんが. 質問: ベクトル空間が基底をもたないとはどういうことですか?基底をもたないということがあるのですか? お答え: 例をあげたはず.F は基底をもちません. (引用終り) 確かに、この問答は、あまり教育的ではないね 「R 上の無限次元ベクトル空間となる」と、「例をあげたはず.F は基底をもちません」とは、アンマッチだね 「F は”有限”基底をもちません」と言えばよかったね でも、下記の関数空間に、関係してくるから、深入りしたくなかったのかも ”Hamel(ハメル)基底”とか話をしだすと、収拾つかないと思ったかも https://math-note.xyz/set-and-topological-space/set-theory/application-of-hamel-basis/#fxyfxfy あーるえぬ|数学のあれこれ ハメル基底とf(x+y)=f(x)+f(y)をみたす関数 2017/10/16 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/692
746: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/27(木) 17:19:27.71 ID:NVBIr97s >>692 ">>674の基底の定義は、有限次元の場合しか考えてない >無限次元線形空間を扱うには、基底が無限集合となる場合も認めなければならない。" 追加 参考:「無限次元と有限次元、ハメル基底と正規直交基底とフーリエ級数論」 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%BA%E5%BA%95_(%E7%B7%9A%E5%9E%8B%E4%BB%A3%E6%95%B0%E5%AD%A6) 基底 (線型代数学) (抜粋) 線型代数学における基底(basis)は、線型独立なベクトルから成る集合で、そのベクトルの(有限個の)線型結合として、与えられたベクトル空間の全てのベクトルを表すことができるものを言う。もう少し緩やかな言い方をすれば、基底は(基底ベクトルに決まった順番が与えられたものとして)「座標系」を定めるようなベクトルの集合である[1]。硬い表現で言うならば、基底とは線型独立な生成系のことである。 ベクトル空間に基底が与えられれば、その空間の元は必ず基底ベクトルの線型結合としてただ一通りに表すことができる。全てのベクトル空間は必ず基底を持つ(ただし、無限次元ベクトル空間に対しては、一般には選択公理が必要である)。また、一つのベクトル空間が有するどの基底も、必ず同じ決まった個数(濃度)のベクトルからなる。この決まった数を、そのベクトル空間の次元と呼ぶ。 定義 全域性 V のどんな元 x も、適当な a1, …, an ∈ F を選んで x = a1v1 + … + anvn が成り立つようにできる。 を何れも満足することを言う。最後の等式における係数 ai は基底 B に関する x の座標と呼ばれ、線型独立性により座標は一意的に定まることが分かる。 上記の条件を満たす整数nが存在するとき、その線形空間は有限次元であるという。そのようなnが存在しないときは無限次元であるという。無限次元線形空間を扱うには、上記定義を一般化して、基底が無限集合となる場合も認めなければならない。すなわち、(有限または無限の)部分集合 B ⊂ V が基底であるとは、 ・任意の有限部分集合 B0 ⊆ B が既に述べた意味で線型独立性を持つ。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/746
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