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純粋・応用数学(含むガロア理論)3 (1002レス)
純粋・応用数学(含むガロア理論)3 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/
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29: 132人目の素数さん [sage] 2020/07/24(金) 16:51:06 ID:72ViO+Wz 古代ローマの博物学者であるプリニウスは、 コウモリのことを「翼持つネズミ」と呼び、 鳥類に分類していた。 江戸時代、小野蘭山の『本草綱目啓蒙』でも、 「かはほり」(コウモリ)はムササビと共に 鳥類に分類されている。 近代分類学では哺乳類に分類されたが、 その始祖と言うべきカール・フォン・リンネは、 主にオオコウモリの形態からコウモリを霊長類に分類した。 その見解が否定されて後も、霊長目(サル目)などと共に 主獣類として分類されていた。 オオコウモリが霊長類に近いという説はその後もあり、1986年 「ココウモリとオオコウモリでは、脳と視神経の接続の仕方がまったく異なり、 オオコウモリのそれは霊長目および皮翼目(ヒヨケザル目)と同一で、 他の哺乳類には見られない独特のものである」 ことを主な根拠に、 「ココウモリはトガリネズミ目から進化し、 オオコウモリはそれより後に霊長目から進化した」 という、コウモリ類2系統説が提唱された。 (続く) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/29
30: 132人目の素数さん [sage] 2020/07/24(金) 16:53:01 ID:72ViO+Wz >>29の続き しかし1990年代からの分子系統の研究により、 コウモリ目はやはり単系統で、食肉目(ネコ目)、鯨偶蹄目、奇蹄目(ウマ目)、 有鱗目(センザンコウ目)などと共に、ローラシア獣上目の系統に属することが 明らかになった。 なお、主獣類は多系統だったもののコウモリを除けば単系統であり、 真主獣類として現在も認められている。 2006年、東京工業大学のグループによる研究(レトロポゾンの挿入の分析)によって、 コウモリはローラシア獣の中でも奇蹄目・食肉目・有鱗目に近縁であることが 明らかにされている。奇蹄目のウマと翼を持つコウモリが含まれることから、 ギリシャ神話の有翼馬であるペーガソス (希: Πήγασος, Pēgasus) にちなんだ ペガサス野獣類 (Pegasoferae) がこの系統の名称として提案されている。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/30
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