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純粋・応用数学(含むガロア理論)3 (1002レス)
純粋・応用数学(含むガロア理論)3 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/
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2: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/07/19(日) 22:52:05 ID:2Y0qBKwb age http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/2
32: 132人目の素数さん [sage] 2020/07/24(金) 18:43:19 ID:u10ujjLW 例のεδで論破されちゃった奴が腹いせに暴れているスレはここですか? くやしぃのぉw くやしぃのぉw http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/32
44: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/07/24(金) 20:13:33 ID:9ZL6gwFd >>34 便所のウジ虫が、 そう恥ずかしがらなくても良い >>32のID:u10ujjLWさんの発言はは、 下記前スレの No859 ID:NBWlfeVB とか No901 No859 ID:yoor8wi6 の方じゃないかな? 実際の荒しの状況は、下記の<数学 必死チェッカーもどき>より ID:EymycYn9 07月20日 92 連投 ID:v7bzJjCy 07月19日 128 連投 とバッチリ証拠が残っているw(^^; (参考) 前スレ:純粋・応用数学(含むガロア理論)2 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1592578498/854-901 854 名前:132人目の素数さん[sage] 投稿日:2020/07/19(日) 18:00:10.80 ID:NBWlfeVB 論破されたら荒らしになっちゃった、って感じ? 858 自分:現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 投稿日:2020/07/19(日) 19:37:28.63 ID:2Y0qBKwb [5/9] >>854 >論破されたら荒らしになっちゃった、って感じ? どうも まあそうかな 実のところ、もともと荒しなんだよね でも、論破されて、余計荒れているってことだろうね(^^; 901 名前:132人目の素数さん[sage] 投稿日:2020/07/19(日) 22:24:01.91 ID:yoor8wi6 以前は数学っぽい議論もしてたと思うが? 論破されたやつが嫌がらせで荒らしとは。 みっともないわ。 <数学 必死チェッカーもどき>より、荒しの証拠 http://hissi.org/read.php/math/20200720/RXlteWNZbjk.html 2020年07月20日 > EymycYn9 1位/143ID中 Total 94 内純粋・応用数学(含むガロア理論)2 へは92 2020年07月19日 > v7bzJjCy 1位/109 D中 Total 132 内純粋・応用数学(含むガロア理論)2 へは128 なお(参考)<前スレ>へのリンク 純粋・応用数学(含むガロア理論)2 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1592578498/ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/44
103: 132人目の素数さん [sage] 2020/08/04(火) 13:45:45 ID:BTJ4/wae tsujimotter氏の図解が良いね(^^; 天才を除く現数学科生は、目を通しておくと役に立つだろうな https://tsujimotter.ハテナブログ/entry/definition-of-sheaf tsujimotterのノートブック 日曜数学者 tsujimotter の「趣味で数学」実践ノート 2019-06-21 層の定義 最近、スキームの話をきっかけに、tsujimotterのノートブックにも「層」という概念が登場するようになりました。 ところが、これまでのブログ記事では、層の定義は頑なに避けられてきました。その理由は、私自身が理解できていなかったからです。 今回は、いよいよ層の定義をしてみたいと思います。今日のポイントは、具体例の計算です。具体例を通して、層の理解を目指しましょう。 目次: 前層(復習) 前層の例 層の定義(2つの公理) 例1:共通部分を持たない開被覆 公理1:既約性条件 公理2:閉条件 例1のまとめ 例2:共通部分を持つ開被覆 公理1:既約性条件 公理2:閉条件 例2 まとめ 完全列を用いた層の定義の言い換え まとめ 補足1:U = Φ の場合 補足2:解析接続と閉条件 参考文献 層の定義においては、この2つの公理が本質的なわけですが・・・。 tsujimotterには、この2つの公理がまーーーーーーったくもってわからなかったのです。 正直言って意味不明でした。どちらもステートメントの意味がわからかったですし、何のためにこのような条件が課されているのかもわかりませんでした。 とはいえ、わからないとばかり言っていてもしょうがありません。どうにかして理解できないかと考えました。 いろいろ試行錯誤をしていくうちに、数学ガールという本の、とある有名なキャッチフレーズを思い出しました。 《例示は理解の試金石》 そうだ! 例示をしてみればわかるかもしれない! そういうわけで、具体例の計算をしてみたのです。すると、不思議なことに、層の条件がなんだかわかってきた気がしました。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/103
126: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/06(木) 10:55:12 ID:Jwpd0UuY >>103 あほサルが、日曜数学者 tsujimotter 氏を、誤解、曲解でディスるので、擁護しておくと 1.日曜数学者 tsujimotter 氏が書いていることは、ちゃんと種本があるのです (因みに、大概の大学数学の講義も同じで、日本では、ちゃんと種本があるのが普通です。(^^;) 2.あほが突っかかっているけど、それ 種本に突っかかっているのと同じで、ドボンですよ 3.日曜数学者 tsujimotter 氏は、種本の層の定義を理解できないので、いろいろ考えた 4.その中で、数学ガールの有名なキャッチフレーズ 《例示は理解の試金石》をやってみた 5.前段で、”前層の例 具体的に例を考えてみましょう。 たとえば X を複素数平面 C として、C 上の任意の開集合 U に対して、F(U) として 「U 上定義された正則関数全体のなすアーベル群」を割り当てる関手 F を考えます。” としています。あとは、この流れの中です 6.そのうえで、”あっ、これ解析接続じゃん!!! と思うわけです。解析接続との関係については、補足2で改めて言及します。” と書いているわけです 7.それを、あほサルが、誤読、曲解しただけの話です。 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/126
129: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/07(金) 06:53:43 ID:ynwPY4Hi >>126 補足 > 3.日曜数学者 tsujimotter 氏は、種本の層の定義を理解できないので、いろいろ考えた > 4.その中で、数学ガールの有名なキャッチフレーズ 《例示は理解の試金石》をやってみた これは、一般には結構大事 有名なキャッチフレーズ 《例示は理解の試金石》 ”抽象 ←→ 具体例 ” これの行ったり来たり これ、一般には結構大事 グロタンディーク氏は、全てが抽象的思考だとか思われたらしいが 一般には、”抽象 ←→ 具体例 ” これの行ったり来たり 天才のまねをしても、大概の人はだめでしょうね ”全てが抽象的思考”とか、まねしない方がいい その点 日曜数学者 tsujimotter 氏はえらいね http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/129
130: 132人目の素数さん [sage] 2020/08/07(金) 17:04:08 ID:M6ulU/zP >>129 >”抽象 ←→ 具体例 ” 例が1つだけだと確実に間違う 例えば群の例で、自然数しか思いつかないようなもん で唯一の例を根拠に「群の演算は可換!」とか言いきったら馬鹿 >全てが抽象的思考 意味不明 具体例は最低三つはあげること http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/130
131: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/08(土) 07:43:55 ID:wEGnwISi >>130 おサルだな?(^^ <赤ペン先生> 1) 例が1つだけだと確実に間違う ↓ 例が1つだけだと間違う場合もある 2) 例えば群の例で、自然数しか思いつかないようなもん ↓ 例えば群の例で、整数しか思いつかないようなもん、かな? ∵自然数に入る演算で和を考えると、逆元の存在が保証されない(積でも同じ) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%A4_(%E6%95%B0%E5%AD%A6) 群 定義 (条件)3(逆元の存在)。(なお)群よりも広い概念として、(条件)1 を満たすものは半群、1 と 2 を満たすものはモノイドという。 (引用終り) 補足:まあ、自然数N mod pとでもしておけば、加群になったろう 3) 具体例は最低三つはあげること ↓ 具体例は、自分が良く分かっている事例を 最低一つあげること。多く手も良い (補足)教科書でも、例は一つの場合多い。但し、事例は多くても可 なお、補足 >>全てが抽象的思考 >意味不明 これ グロタンディーク伝説:彼の思考が最初から抽象的で、具体例で考察せずに一般論を構築していたことを示すものだという数学者もいる の話です 有名な話ですよ。でも、グロタンディークは例外で、自分が天才でなければ まねしない方が良いと思う (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%AF アレクサンドル・グロタンディーク (抜粋) 逸話 このエピソードは、彼の思考が最初から抽象的で、具体例で考察せずに一般論を構築していたことを示すものだという数学者もいる。 (引用終り) なお https://dic.pixiv.net/a/%E8%B5%A4%E3%83%9A%E3%83%B3%E5%85%88%E7%94%9F ピクシブ百科事典 赤ペン先生 ベネッセの「進研ゼミ」における在宅添削指導員のことを指す。転じて、マンガの指導・講座に付けられるタグ。 (引用終り) Postscript ”群の例で、自然数”か ご苦労様です http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/131
134: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/08(土) 12:07:42 ID:wEGnwISi スレ違いだよ 分からない問題はここに書いてね462 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1596464706/ まあ、折角だから書いておくと、正方行列とか多元数あたりな 群は基本的に非可換だよ そもそもガロアが考えた理論の 代数方程式の根の置換群は、非可換だよ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E6%96%B9%E8%A1%8C%E5%88%97 正方行列 http://hooktail.sub.jp/mathInPhys/squareMatrix/ 正方行列の基本性質 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E5%85%83%E6%95%B0 多元数 多元数(たげんすう、英: hyper-complex number; 超複素数)は、実数体上の単位的多元環の元を表す歴史的な用語である。 多元数の研究は19世紀後半に現代的な群の表現論の基盤となった。 ケイリー?ディクソン代数 この系列の初めの方は、四次元の四元数、八次元の八元数、十六次元の十六元数で、次元が上がるごとに代数的対称性がそれぞれ失われていく。実際、四元数の乗法は可換でなくなり、八元数の乗法は結合的でなくなり、十六元数のノルムは乗法的でなくなる。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/134
135: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/08(土) 12:18:12 ID:wEGnwISi (補足) 群は、何も言わなければ、基本的には非可換で 可換群は、”アーベル”と言われる場合が多い 体は、可換体を単に体ということも多いという 非可換な演算を含む場合、斜体。非可換な積を持つ体を非可換体という https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E7%BE%A4 アーベル群 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%93_(%E6%95%B0%E5%AD%A6) 体 (数学) 日本語の語法として、体の定義においてはその積が可換か非可換かについて必ずしも注視しないが、積が可換かそうでないかで目的意識や手法は大きく異なる。前者については可換体の項を(初学者にはこちらが取りつきやすいであろう)、後者については斜体(これは「必ずしも可換ではない」体の意味で用いられる)の項を参照されたい。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%AF%E6%8F%9B%E4%BD%93 可換体 抽象代数学において、可換体(かかんたい、仏: corps commutatif)あるいは単に体(たい、英: field)[注 1]とは、零でない可換可除環、あるいは同じことだが、非零元全体が乗法の下で可換群をなすような環のことである。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%9C%E4%BD%93_(%E6%95%B0%E5%AD%A6) 斜体 (数学) 斜体(しゃたい、英: skew field; 歪体, 独: Schiefkorper, 仏: corps, corps gauche)は加減乗除が可能な代数系である[1][注 1]。除法の可能な環であるという意味で可除環(かじょかん、division ring, Divisionsring)ともいう[3]。係数環を持ち、多元環の構造を持つことを強調する場合は、特に多元体[4](たげんたい、division algebra, algebre a division; 可除多元環)と呼称することも多い[注 2]。非可換な積を持つ体を非可換体(ひかかんたい、non-commutative field, corps non commutatif)という[2]。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/135
141: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/09(日) 07:00:52 ID:QmjvhqAQ >>140 必死だな(^^; (>>134より再掲) スレ違いだよ 分からない問題はここに書いてね462 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1596464706/ まあ、折角だから書いておくと、正方行列とか多元数あたりな 群は基本的に非可換だよ そもそもガロアが考えた理論の 代数方程式の根の置換群は、非可換だよ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E6%96%B9%E8%A1%8C%E5%88%97 正方行列 http://hooktail.sub.jp/mathInPhys/squareMatrix/ 正方行列の基本性質 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E5%85%83%E6%95%B0 多元数 多元数(たげんすう、英: hyper-complex number; 超複素数)は、実数体上の単位的多元環の元を表す歴史的な用語である。 多元数の研究は19世紀後半に現代的な群の表現論の基盤となった。 ケイリー?ディクソン代数 この系列の初めの方は、四次元の四元数、八次元の八元数、十六次元の十六元数で、次元が上がるごとに代数的対称性がそれぞれ失われていく。実際、四元数の乗法は可換でなくなり、八元数の乗法は結合的でなくなり、十六元数のノルムは乗法的でなくなる。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/141
142: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/09(日) 21:34:05 ID:QmjvhqAQ >>141 おサルが騒いでうるさいから、重箱の隅だが訂正するなwww(^^; 誤:まあ、折角だから書いておくと、正方行列とか多元数あたりな ↓ 正:まあ、折角だから書いておくと、正方行列(の成す群)とか多元数あたりな http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/142
145: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/10(月) 08:14:03 ID:gEQArxFG >>142 転載 IUTを読むための用語集資料集スレ https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1592654877/429- 参考 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%89%87%E8%A1%8C%E5%88%97 正則行列 正則行列(せいそくぎょうれつ、英: regular matrix)、非特異行列(ひとくいぎょうれつ、英: non-singular matrix)あるいは可逆行列(かぎゃくぎょうれつ、英: invertible matrix)とは、行列の通常の積に関する逆元を持つ正方行列のことである。 「有限群の表現」 永尾 汎 裳華房 この”多元環とその表現”が、行列による群の表現論だ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%A4%E3%81%AE%E8%A1%A8%E7%8F%BE 群の表現 https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-1310-4.htm 数学選書8 裳華房 有限群の表現 大阪大学名誉教授 理博 永尾 汎・ 大阪市立大学名誉教授 理博 津島行男 共著 A5判/426頁/定価5500円(本体5000円+税10%)/ 1987年8月発行,復刊 2001年9月発行 通常表現とモジュラー表現に関する基礎的な事柄をまとめたもので,近年の話題や他書と異なる着想による証明等を含めて,この分野への魅力ある入門書である. 群の表現の研究には,いくつかの方法があるが,本書では一つの方法に固執することは避けた.読者が一層理解が深められるように,計算によって確かめられることを考慮した. 目次 (章タイトル) → 詳細目次 1.環と加群 2.多元環とその表現 3.群の表現 4.直既約加群 5.ブロックの理論 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/145
149: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/10(月) 09:37:18 ID:gEQArxFG >>142 補足 >正:まあ、折角だから書いておくと、正方行列(の成す群)とか多元数あたりな 細かく書いたら切りが無い(^^ 現高校数学で、行列を教えるかどうか知らないが 下記旧高校数学Cでは、行列を教えていた 後は、自学自習して下さい http://www.geisya.or.jp/~mwm48961/kou2/matrix_mul1.html 高校数学 >> 旧高校数学C *** 行列 *** ■零因子 (抜粋) [解説] ● 数については, ab=0ならば,a=0またはb=0です。 (対偶で言えば,a≠0かつb≠0ならばab≠0です。) ● 行列については, AB=0であっても,A=0またはB=0 とは限りません。 (対偶で言えば,A≠0かつB≠0でもAB=0となることがあります。) ※ 教科書では,「A≠0かつB≠0でAB=0となる行列A,Bを零因子という」とされています。教科書としては,これ以上深入りしにくいと思いますが,授業で解説するには,逆に踏み込んだ方が(少なくともこのページの作者には)概念的に分かりやすい: 「A≠0かつB≠0でAB=0となるときAをBの左零因子,BをAの右零因子という。」 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%8C%E5%88%97%E7%92%B0 行列環 (抜粋) 行列環 は、行列の加法および行列の乗法のもとで環をなす、行列の任意の集まりである。別の環を成分に持つ n×n 行列全体の集合や無限次行列環 (infinite matrix ring) をなす無限次行列のある部分集合は行列環である。これらの行列環の任意の部分環もまた行列環である。 R が可換環のとき、行列環 Mn(R) は行列多元環 (matrix algebra) と呼ばれる結合多元環である。この状況において、M が行列で r が R の元であれば、行列 Mr は行列 M の各成分に r をかけたものである。 行列環は単位元をもたない環上作ることができるが、終始 R は単位元 1 ≠ 0 をもつ結合的環であると仮定する。 2×2実行列 の多元環 M2(R) は非可換結合多元環の簡単な例である。四元数と同じく R 上 4 次元であるが、四元数とは異なり、行列単位の積 E11E21 = 0 からわかるように、零因子をもち、したがって可除環ではない。その可逆元は正則行列でありそれらは群、一般線型群 GL(2,R) をなす https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%B6%E5%9B%A0%E5%AD%90 零因子 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/149
155: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/10(月) 13:03:05 ID:gEQArxFG 追加(下記では"正則"という語は出てこない) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%8C%E5%88%97%E7%BE%A4 行列群 (抜粋) 行列群はある体 K、通常は前もって固定される、上の可逆行列からなる群 G で、行列の積と逆の演算をもつ。より一般に、可換環 R 上の n × n 行列を考えることができる 線型群は体 K 上の行列群に同型な抽象群である、言い換えれば、K 上の忠実な有限次元表現をadmitする 任意の有限群は線型である、なぜならばそれはケイリーの定理(英語版)を使って置換行列によって実現できるからだ。無限群(英語版)の中で、線型群は面白く扱いやすいクラスをなす。線型でない群の例はすべての「十分大きい」群を含む。例えば、無限集合の置換からなる無限対称群 基本的な例 可換環 R 上の n × n 行列全体の集合 MR(n,n) はそれ自身行列の加法と乗法の下で環である。MR(n,n) の単元群は環 R 上の n × n 行列の一般線型群と呼ばれ、GLn(R) あるいは GL(n,R) と表記される。すべての行列群は一般線型群の部分群である 古典群 詳細は「古典群(英語版)」を参照 とりわけ面白い行列群はいわゆる古典群(英語版)である。行列群の係数の環が実数のとき、これらの群は古典リー群(英語版)である。基礎環が有限体であるとき古典群はリー型の群(英語版)である。これらの群は有限単純群の分類において重要な役割を果たす 行列群としての有限群 すべての有限群はある行列群と同型である。これはすべての有限群はある置換群と同型であると述べるケイリーの定理(英語版)と似ている。同型の性質は推移的であるので、置換群から行列群をどのように構成するかを考えるだけでよい 表現論と指標理論 線型変換と行列は(一般的に言って)数学においてよく理解されている対象であり、群の研究において広範囲に渡って使われてきた。とくに表現論は群から行列群への写像を研究し、指標理論は表現のトレースによって与えられる群から体への準同型を研究する 例 ・たくさんの例にはリー群一覧(英語版)、有限単純群一覧(英語版)、単純リー群一覧(英語版)を見よ。 ・2000年に braid group Bn がすべての n に対して線型であることが示されたときに長年の予想が解かれた[1] https://en.wikipedia.org/wiki/Classical_group Classical group http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/155
160: 132人目の素数さん [] 2020/08/10(月) 14:37:00 ID:EXUgpgw2 >>149 >● 行列については, >AB=0であっても,A=0またはB=0 とは限りません。 >(対偶で言えば,A≠0かつB≠0でもAB=0となることがあります。) なんかまたトンチンカンなこといってるな 零因子の話なんかまったくしてないぞ >行列環 >(2×2実行列の)可逆元は正則行列でありそれらは群、 >一般線型群 GL(2,R) をなす おまえさあ、零因子とか関係ないことばっかり読んで、 重要な可逆元のところ読み飛ばすなよ 読字障害かよ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/160
169: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/10(月) 17:01:03 ID:gEQArxFG >>160 >おまえさあ、零因子とか関係ないことばっかり読んで、 笑える 「Aが正則ならば、Aは零因子ではない と Aが零因子ならば、Aは正則ではない」 ”正則”と”零因子”は、関係あり(^^; (参考) https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1262110917 数学の質問です Aが正則ならば、Aは零因子ではない dan********さん2011/5/12 yahoo (抜粋) Aが正則ならば、Aは零因子ではない と Aが零因子ならば、Aは正則ではない この2つが対偶の関係にあるということはわかるのですが、実際に証明で示すことができません(汗 ベストアンサーに選ばれた回答 たろうさん 2011/5/12 Aが零因子であるとは AB = Oが成り立つ行列Bがあって, しかもA≠OかつB≠Oであるということです [ Oは零行列を表します ] このときもしもAが正則だとしたら B≠Oのはずなのに AB = Oの両辺にAの逆行列を掛けることでB = Oに変形できてしまいます したがって Aが零因子なら Aは正則でないことが分かります http://izumi-math.jp/K_Oguri/insi/insi.htm 北数教 第42回 数学教育実践研究会 −教育現場のおける基礎研究− 行列における零因子の構造 平成14年8月3日(土) 北海道小樽桜陽高等学校 北海道石狩南高等学校 数学科教諭 小栗 是徳 (抜粋) 『零因子⇒逆行列をもたない』ことが予想されるので,これを背理法によって証明。(必要条件) https://mathtrain.jp/seisokumatrix 高校数学の美しい物語 最終更新:2016/05/01 行列が正則であることの同値な条件と証明 n×n の正方行列 A に対して以下の条件は同値である: ・AB=BA=I(単位行列)となる行列 B が存在する ・detA≠0 ・rankA=n ・KerA={0→} ・全ての A の固有値が 0 でない http://izumi-math.jp/K_Oguri/insi/insi.htm 北数教 第42回 数学教育実践研究会 −教育現場のおける基礎研究− 行列における零因子の構造 平成14年8月3日(土) 北海道小樽桜陽高等学校 北海道石狩南高等学校 数学科教諭 小栗 是徳 (抜粋) 『零因子⇒逆行列をもたない』ことが予想されるので,これを背理法によって証明。(必要条件) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/169
173: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/10(月) 18:00:47 ID:gEQArxFG >>169 補足 ”「Aが正則ならば、Aは零因子ではない と Aが零因子ならば、Aは正則ではない」” 「正則でない正方行列は零因子である」も成立 よって、”Aが正則”と”Aは零因子ではない”は、同値ですなwwwww(^^ (参考) https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13193818648 線形代数学の問題です。 yuk********さん2018/7/2910:07:04 線形代数学の問題です。 正則でない正方行列は零因子であることを示せ。 を詳しく説明していただきたいです。 また、零因子も教科書見てもイマイチよくわかってないので解説していただけたら嬉しいです。 ベストアンサーに選ばれた回答 wgf********さん 2018/7/2911:15:58 正方行列A(≠O)が零因子であるとは. AB = Oが成り立つ正方行列B(≠O)存在することです Aの余因子行列A~を用いて AA~=|A|Eという関係式が成り立っている 仮定より、Aは正則ではないが故、|A|=0である よってBとして、A~を選べばAB=Oとなり、Aは零因子です (上と同じだが) https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13131710908 Aが正則でなければ、Aは零因子である事は正しい him********さん2014/7/10 yahoo Aが正則でなければ、Aは零因子である事は正しいですか? 間違っていますか? 正しいならば証明を 間違っていれば反例をお願いします。 ベストアンサーに選ばれた回答 zg8********さん 2014/7/10 AとAの余因子行列A〜に対して A・A〜=det(A)E が成り立ちます これの証明は余因子展開を参照してください! Aが正則でなければdet(A)=O なので A・A〜=O Aは零因子となります (余因子展開) https://oguemon.com/study/linear-algebra/cofactor-expansion/ oguemon_com 大学1年生もバッチリ分かる線形代数入門 余因子と余因子展開 2019年9月16日 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%99%E5%9B%A0%E5%AD%90%E5%B1%95%E9%96%8B 余因子展開 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/173
178: 132人目の素数さん [sage] 2020/08/10(月) 20:19:54 ID:EXUgpgw2 >>177 なんかアタマの狂った奴だなあ 逆元が存在するかどうかを論じてる たまたまそれが零因子でないという性質と同値である だから関係大ありだとほざきたいらしいが・・・ し・か・し、もし線形代数を学んでいるなら まっさきに「行列式が0でない」を想定する筈 実際、零因子かどうかの判定も実質的に 「行列式が0か否か」になっている そこをすっとばして零因子に食いつく時点で 「こいつ、まともな線形代数の教育を全く受けてない野蛮人だな」 とわかる つまり国立大学の工学部卒というのは嘘っぱちだと分かる いやしくも国立大学であるなら線形代数の講義はあるし そこで君のような馬鹿丸出しの回答をすれば確実に落第するから よほど低レベルの私立大学で、馬鹿でもできる行列計算さえできれば 通してしまうようなザル講義をうけたとしか考えられない どうせ君は 「Aの逆行列はA~/|A|」 とかいう「公式」を記憶しただけなんだろう で、上記の公式がそもそも行列式|A|が0のときには通用しない ということすら今の今までまったく認識しないほどの馬鹿野郎 だったんだろう そんな馬鹿が大阪大学に入れるわけないだろwwwwwww 在学してたというなら在学証明書うpしてみろwwwwwww http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/178
180: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/10(月) 21:42:24 ID:gEQArxFG >>169 証明、証明かw いまどき、そんなものネット上にありますがなw(^^; 「高校数学の美しい物語」(^^ (引用開始) https://mathtrain.jp/seisokumatrix 高校数学の美しい物語 最終更新:2016/05/01 行列が正則であることの同値な条件と証明 n×n の正方行列 A に対して以下の条件は同値である: 1.AB=BA=I(単位行列)となる行列 B が存在する 2.detA≠0 3.rankA=n 4.KerA={0→} 5.全ての A の固有値が 0 でない (引用終り) ”行列が正則であることの同値な条件と証明”とあるとおり 以下では1から5の同値性を証明していきます。2ならば1の証明については概要のみ示します。 5つの条件が同値であることの証明 まずは1と2の同値性を証明します。 まずは1と2の同値性を証明します。 1ならば2の証明 積の行列式は行列式の積と等しいので AB=I となるとき, detAdetB=detI=1 よって detA≠0 2ならば1の証明 detA≠0 のとき,B=A~/detA (ただし A~ は A の余因子行列,つまり ij 成分が「A から j 行目と i 列目を除いた行列の行列式に (?1)i+j をかけたもの」である行列) とおくと,AB=BA=I となることが確認できる(→補足)。 次に2と3の同値性です。前提知識:ランク標準形 2 ←→ 3の証明 行列式が 0 でない行列 S,T をうまく取ってくると SAT=(IOOO) という形にできる(ランク標準形)。 略 次に3と4の同値性です。前提知識:次元定理 3 ←→ 4の証明 次元定理より,rankA=n?dim(KerA) よって,rankA=n であることと KerA の次元が 0 であることは同値。 最後に2と5の同値性を証明することで5を仲間に入れます。 2 ←→ 5の証明 A の固有値を λ1,?,λn とすると, detA=λ1?λn である(→補足)。 (行列式は固有値の積) よって detA≠0 と,全ての A の固有値が 0 でないことは同値。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/180
184: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/11(火) 07:27:11 ID:iE83EVfi >>173 補足 余因子と逆行列の関係は、下記の方が適切だったね あと、下記「行列が正則である条件」を是非見て下さい ”行列が正則である条件 正方行列Aが正則である←→|A|≠0 つまり、行列式が0であるかを確かめることで、逆行列を持つかが簡単にわかります!” ってことね だから、非正則行列は、|A|=0ってこと |A|=0のときに、Aは零因子であるは、>>173の通り 「逆元が存在するかどうかを論じてる たまたまそれが零因子でないという性質と同値である だから関係大ありだとほざきたいらしいが・・・」(>>178) なんて、”たまたま”でないことは、ちょっと行列をしっていれば、すぐ分かること(^^; (参考) https://oguemon.com/study/linear-algebra/inverse-matrix/ 大学1年生もバッチリ分かる線形代数入門 oguemon_com 【行列式編】逆行列の求め方を画像付きで解説! 20180722 (抜粋) 前回の記事では、行列(正方行列)の余因子について扱いました。今回は、行列式と余因子を用いて逆行列を求める方法について扱います。 目次(クリックで該当箇所へ移動) 余因子から逆行列を求める 逆行列の公式 行列が正則である条件 逆行列を求める例 逆行列を求める2つの方法 おわりに 余因子から逆行列を求める 逆行列の公式 行列が正則である条件 ここで、ある正方行列が正則である(逆行列)を持つための条件について触れます。 逆行列を持つか否かは、行列式の値を確認することで簡単に確かめられます。 行列が正則である条件 正方行列Aが正則である←→|A|≠0 つまり、行列式が0であるかを確かめることで、逆行列を持つかが簡単にわかります! 理由は簡単。 正則 → |A|≠0 Aが正則であるとき、A?1が存在するので、行列式の性質より、 |A||A?1|=|AA?1|=|E|=1 が成り立ちます。 2つのスカラーの積が0でないということは、掛け合わせている2つの値は共に0でないの で、|A|≠0が言えます。 |A|≠0 → 正則 先ほど出てきた行列1/|A| t[Aij]が定義でき、これを左右のどちらから掛け合わせてもEが導かれます。 よって、逆行列を持つ、すなわち正則であると言えます http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/184
194: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/11(火) 16:03:07 ID:fHpBNDDC >>176 補足 <「正則行列」の話> >よって、”Aが正則”と”Aは零因子ではない”は、同値ですな!! そうそう、証明と同様に”理解”というのが、とても大事ですね(^^ 神脳 河野玄斗くんも書いています(下記) ”暗記科目でも、まずは理解に専念して全体像をつかむ” ”数学の勉強法:問題を解く際に常にその抽象論を意識する。 解き方丸暗記ではなく、 解き方の背景にある理屈を説明できるように。” (参考) http://kosodatedoctor.ハテナブログ/entry/2019/06/05/173848 Dr.よつばの医師夫婦育児日記 2019-06-05 読書録125 東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっているシンプルな勉強法 ネタバレ (抜粋) ※勉強は、幹から押さえることが重要※ →枝葉にこんつめて失敗することがない。 →メリハリづけ、優先順位をつけることで効率UP ※人に教えることが最良のアウトプット※ →人に教えるつもりで、押さえるべき重要部分を意識する。 →自分の言葉でそしゃくして、 わかりやすく置き換えられれば理解できてる。 「勉強は、 全体像を常に意識して一区切りしたら人に教えるノリで要約してい く。 暗記科目でも、まずは理解に専念して全体像をつかむ。 説明すると、頭の情報が自分の言葉で言語化されるし、 要約するとこれだけか、とわかる。 ※読み飛ばし勉強法※ 一度教科書を読んだら、すぐにもう一度30秒ほどで読む。 (8)独学の意識を持つ 教わるのではなく、自分から勉強する。独学が最も効率的。 講義はあくまで独学を補助するツール。 まず独学して、わからないところだけ先生に聞く。 講義は自分に必要な最低限にとどめ、まずは自習時間を確保。 ■■高校大学受験を完全攻略する■■ ■数学■ (1)数学を学ぶメリット 1、問題解決能力 与えられた条件からわかることと、 ゴールを求めるために必要なこと 逆算勉強法と同じ つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/194
199: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/11(火) 17:11:49 ID:fHpBNDDC >>194 補足 1.理解が大事。その通りです 2.大学入試などでは、応用問題が理解の試金石なのですが 3.しかし、数学科院試レベルになると、あまりに難しい問題を出すと、かえって差がつかないおそれがあるので、基本問題も混ぜたり で、あんまし理解していなくても、「証明の基本パターン」を暗記して、吐き出すことで、点は取れる問題もあるでしょうね。εδとかねw(^^; でも、暗記を吐き出して、「証明のパターン」を当てはめは出来ても、本当に理解しているのかどうか?www 4.しかし、ペーパーテストでは、「本当に分かっているの?」はムリなのです 「形式的が解答が合っていればOK」になる それを補うのが、「面接」ってやつですけどね もっとも日本の場合、面接まで行くと、よほどでないと落とされないとか言われるのです 5.学校の試験はそれで良いけど、実社会では、試験とは違う。真の実力が見える 暗記の証明を吐き出せるかどうかとは、別の「真の実力」がね 6.いまどき、逆行列とか、Excel関数にある だから、求められている能力は、Excel関数とかCでもフォートランでもいいけど、それを使いこなせる力と コンピュータが吐き出した結果(アウトプット)のある程度の是非判断能力(例えば、桁ずれしてないかとか、式の間違いや大きなインプットミスしてないかとかのチェック) (「これ小数点一桁ずれているんじゃない?」ってやつ) 駒かい証明の前に、もっと全体像を理解をしておくのが理想です 「”Aが正則”と”Aは零因子ではない”は、同値」を理解できていない人が、 細かい証明に走る わけわからず、証明を丸暗記しようとする いまどき、そんなことは求められていないと思いますよ、実社会ではね(数学科の院試は別として) (手計算はせいぜい3x3マトリックスくらいは、理解のためにやるとして、 もっとエクセルとかPC上のソフト(数式処理も可)で手を動かした方が良いと思いますね。21世紀、ビッグデータの時代は) (参考) https://bellcurve.jp/statistics/blog/15368.html 統計WEB BellCurve Excel関数による行列の転置・積・逆行列・行列式の計算方法 2017/12/20 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/199
200: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/11(火) 17:44:24 ID:fHpBNDDC >>199 補足の補足 下記”逆行列の求め方”より 1.逆行列の公式:A^-1=1/|A| t[Aij] (正則行列の場合) (上記1を式変形して) 2.A・t[Aij] =|A| (正則行列を含む全正方行列の場合) 3.正則行列とは、|A|≠0 (行列式|A|≠0。これは、逆行列の公式より直ちに出る) つまりは、「”Aが正則”と”Aは零因子ではない”は、同値」は、 上記の3点を理解していれば、直ちに導かれるのです 逆に言えば、上記3つの要点を理解せずして、 ”正則とは何ぞや”を理解したとは言えない (>>178 より) ”逆元が存在するかどうかを論じてる たまたまそれが零因子でないという性質と同値である だから関係大ありだとほざきたいらしいが・・・” って、”ああ、勘違い”というか、 ”ああ、分かってないね”というか なんといいましょうか・・? www (^^; (>>184より) https://oguemon.com/study/linear-algebra/inverse-matrix/ 大学1年生もバッチリ分かる線形代数入門 oguemon_com 【行列式編】逆行列の求め方を画像付きで解説! 20180722 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/200
201: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/11(火) 17:57:01 ID:fHpBNDDC >>141-142 補足 ”非可換群”の例として 「まあ、折角だから書いておくと、正方行列(の成す群)とか多元数あたりな」 と言った 当然、コンテキストして、”群”が前提の話 ”群”が前提の話として、逆元の存在もまた前提です そして、念頭にあったのは、群の表現論で、正則行列を使う話です(>>155ご参照) (なお、行列群 wikipedia の説明中は、すべて”行列”という用語を使っていて、”正則”という用語は一切使われていないのです。それで十分、説明が分かるし、それで良いと思います(^^ ) 重箱隅をぐちぐち言っている来る人が居ますが かえって、自分の無知をさらけ出し、自爆していますねwww(^^ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/201
211: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/12(水) 07:48:01 ID:KiyP/uDI >>200 補足 <もっと抽象的に行列を離れて> ・「零因子」は、群の中には存在しません(下記、蟹江とyahooなどご参照) ・環に「零因子」が存在します(下記蟹江など) ・”R が可除環となることと、R の単元群が R の非零元全体 R* に一致することとは同値”です(下記、可逆元と斜体ご参照) (参考) http://kanielabo.org/essay/ エッセイの部屋 http://kanielabo.org/essay/daisu.pdf 代数 / 群・環・体 蟹江幸博 数学セミナー6月号 (2003.6.1), pp.38-43. P6 R が環で,x に左逆元 y, y′ があったと する.つまり,yx = 1 = y′x だな.左分配律から (y − y′)x = 1 − 1 = 0 になる.y≠ y′ だから,0 でな い元の掛け算で 0 が出てくることになる.こういう 元を「零因子」と言う. 体ならありそうもないわけで,その根 拠は逆元の存在だ.それは実際,簡単に証明できる. 体には零因子がない. https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13168979413 数学の代数学について sun********さん2017/1/9 数学の代数学について yahoo 可逆元と零因子はなぜ同時には成り立たないのでしょうか? 本を読んでも見つけられなかったのでよろしくお願いします つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/211
214: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/12(水) 07:53:03 ID:KiyP/uDI >>211 補足の補足 群・環・体 この文脈で 「零因子」と、「逆元を持つ」は密接な関係があります 「逆元が存在するかどうかを論じてる たまたまそれが零因子でないという性質と同値である だから関係大ありだとほざきたいらしいが・・・」(>>178) なんて、”たまたま”でないことは、ちょっと群・環・体(蟹江)を読めば、すぐ分かること(^^; 抽象代数学に、無知ってことですねWWWWW(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/214
222: 132人目の素数さん [sage] 2020/08/12(水) 08:53:48 ID:aRNO8Y5N >>221 そうだね 正しくは ・「零因子」は環を考えることで初めて意味を持つ というべきか 群しか考えないんなら「零因子」なんて無意味 そもそも「零元」がないんだから 要するにn次正方行列は、n次線形空間の線形写像を表してるけど その中には当然、自己同型写像でないものも含まれてる そして群となるのは自己同型線形写像の全体であって、 それは行列式が0でない行列として特定される http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/222
230: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/12(水) 11:48:07 ID:K61Sge4c もともと (>>214より) 群・環・体 この文脈で 「零因子」と、「逆元を持つ」は密接な関係があります 「逆元が存在するかどうかを論じてる たまたまそれが零因子でないという性質と同値である だから関係大ありだとほざきたいらしいが・・・」(>>178) なんて、”たまたま”でないことは、ちょっと群・環・体(蟹江など)を読めば、すぐ分かること(^^; (引用終り) こちらの主張は、「零因子」と、「逆元を持つ」は密接な関係あり そちらの主張は、「逆元が存在するかどうか」と「たまたまそれが零因子でないという性質と同値」といい、「関係大ありだとほざきたいらしいが・・・」という つまりは、「零因子」と、「逆元を持つ」は無関係で、行列に関するたまたまだと言いたいわけ? でも、たまたまじゃなく、”群・環・体 この文脈で 「零因子」と、「逆元を持つ」は密接な関係があります” ってことですよね こちらの主張は、無理筋ですよ(^^ 必死で、誤魔化そうとしている努力は認めますけどね http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/230
236: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/12(水) 15:00:29 ID:K61Sge4c >>230 補足 流れを纏めておくと ・”群・環・体 この文脈で 「零因子」と、「逆元を持つ」は密接な関係があり”ってこと ・つまり、可換なら、「整域」と(可換)体の理論から、”(零因子を持たない)”となる ・非可換環からは、可除環(斜体)が出て、環の単元群で ”R が可除環となることと、R の単元群が R の非零元全体 R* に一致することとは同値である”となり この一例として、「体 F 上の n 次正方行列環 M(n, F) における単元は正則行列である」がでる ・だから、”「零因子」と、「逆元を持つ」は密接な関係があり”ってことです (勿論、「体 F 上の n 次正方行列環 M(n, F) における単元は正則行列である」は、行列の理論からも導けますけど) ・なので、”たまたま”じゃない! (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%92%B0_(%E6%95%B0%E5%AD%A6) 環 (数学) (抜粋) 可換環 整域と体 詳細は「整域」および「体」を参照 環 R の元 a, b に対して、a が零元でなく ab = 0 が成り立つとしても、b は必ずしも零元でない。 考える環を整域(零因子を持たない非自明な可換環)に制限する 零元以外の任意の元が逆元を持つ環を考える必要がある。 すなわち、体とは、環であって、その零元を除く元の全体が乗法に関してアーベル群となるようなものである。 特に(可換)体は割り算が自由にできることから整域となる(つまり零因子を持たない)。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/236
251: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/13(木) 07:39:11 ID:bF50UmjA >>238 >結局、あなたの引用した文章でも行列の理論から導いてる うむ、良い指摘です。100点満点の5点をあげよう(^^ さて、纏めておこう 1.( >>236より)零因子は、主に環の中に存在し、基本的に 群の中には存在しない(零がない) 2.可換環では、「(可換)体は割り算が自由にできることから整域となる(つまり零因子を持たない)」 3.( >>237より)非可換環では、ちょっと事情が違う 「非可換環の構造や振る舞いは可換環ほど解明されていない」(下記) 4.「ウェダーバーンの小定理によって、すべての有限可除環は可換でありしたがって有限体である」 5.従って、例外的に(無限)斜体(無限可除環)の場合では、零因子が含まれる可能性がある 6.但し、行列群では、非可換でも「体 F 上の n 次正方行列環 M(n, F) における単元は正則行列である」 (証明は、 >>173などご参照(行列式|A|が0か否かで異なる)) 7.なお、環の中では、左零因子a(ax=0 で、a≠0 かつ x≠0 )に対し、左逆元 a^(-1)a=1(単位元)の存在は両立しない (∵ ax=0の両辺に、a^(-1)を作用させると、左辺は a^(-1)ax=x で、右辺は a^(-1)0=0。これは、x≠0に矛盾(なお、結合則を使った)。これから、可換の場合には、零因子と逆元の存在は、存在しないことが、すぐ分かる。 なお、「体 K に成分を持つ正方行列 M が可逆であるのはその行列式が 0 以外であるときであり、かつそのときに限る」(下記 逆元 wikipediaより)ので、正方行列 Mは、行列式が 0 以外のとき零因子を持たないし、零因子になれない!! ) 8.また、5の場合において、例えば群Gに含まれる元Aに対して、(右又は左)零因子Bが存在して、(例えば右として)AB=0(零元)となるとき Bは、Gに含まれてはならない(∵ AB=0で0∈Gとなると、0には逆元が存在しないので群の定義に矛盾。左因子も同じ)(>>149や下記など) 冪零元(下記)も、同様の理由で含まれてはならない つまり、環の中では、零因子と逆元の存在は、密接に関連しているのです!!! なお、上記5項辺りは、論文ネタかもしれないね(再録「非可換環の構造や振る舞いは可換環ほど解明されていない」(下記))(^^; つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/251
271: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/13(木) 23:57:18 ID:bF50UmjA >>261 <行列の右逆行列と左逆行列が一致する話(1〜4)> 1) http://tad311.xsrv.jp/hsmath/ 大学数学へのかけ橋!『高校数学+α :基礎と論理の物語』著者: 宮腰 忠 http://tad311.xsrv.jp/hsmath/biseki/A%5Einv.pdf n 次正方行列 A についての定理 「XA = I ←→ AX = I」の初等的証明 1) 1)【補足説明】定理:有限次数の正方行列 A に対して,XA = I(I は単位行列)を満たす行列 X が存在する とき,それは AX = I を満たす.逆に,行列 X が AX = I を満たすとき,それは XA = I も満たす.(その ような行列 X を A の逆行列 A ?1 という.逆行列は存在しない場合もある.XA = I を満たす行列 X を A の左逆行列,AX = I を満たす行列 X を A の右逆行列という.したがって,この定理は「左逆行列と右逆 行列は,両者が存在するとき,それらは一致する」と言うことができる.実際の証明はそれらの存在証明 を伴う.無限次元行列については,左逆行列・右逆行列が存在しても,それらが一致するとは限らない 最後に左逆行列と右逆行列が存在すればそれらは一致し,したがって,逆行列はただ 1 通りに定まることを示しましょう.X は A の左逆行列,Y は A の右逆行列だとすると, XA = I, AY = I . このとき,行列の積の結合則 (AB)C = A(BC) と単位行列の性質 IA = AI = A より, X = XI = X(AY) = (XA)Y = IY = Y. よって,X = Y,したがって,XA = AX = I が成り立ちます. つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/271
272: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/13(木) 23:58:03 ID:bF50UmjA >>271 つづき 2) http://www.minamiazabu.net/math/ 南麻布広男 手のひら数学 (数学の小部屋) http://math.style/math/kyouhon/lin/ 行列 教本 南麻布広男 http://math.style/math/kyouhon/lin/121018matrix07.pdf 121018 初版 http://goo.gl/MFRFj 行列と行列式 第 7 回 7.1 逆行列 逆行列の性質 AA?1 = A?1A = E 実際,AX = E のとき,XY = E なる Y の存在を仮定する。 XA = XAE = XA(XY ) = X(AX)Y = XEY = XY = E したがって,AX = E かつ XY = E なる Y が存在するならば,XA = E これは,右逆行列が存在するならば,それは左逆行列も存在して一致するという,逆行列 の性質の証明には不十分である。A に対する X の存在は仮定しているが,それだけで X に 対する Y の存在がいえないからである。 行列の場合はちゃんと成分を使って証明すべきことのようだ。 だが,それはちゃんと証明されているので,右逆行列は存在すれば,左逆行列も存在して, かつそれは一致する,すなわち,逆行列は可換である,としてよいことにする。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/272
281: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/14(金) 18:32:21 ID:OxWPj/ry >>271 >>272 補足 (引用開始) 最後に左逆行列と右逆行列が存在すればそれらは一致し,したがって,逆行列はただ 1 通りに定まることを示しましょう.X は A の左逆行列,Y は A の右逆行列だとすると, XA = I, AY = I . このとき,行列の積の結合則 (AB)C = A(BC) と単位行列の性質 IA = AI = A より, X = XI = X(AY) = (XA)Y = IY = Y. よって,X = Y,したがって,XA = AX = I が成り立ちます. 逆行列の性質 AA-1 = A-1A = E 実際,AX = E のとき,XY = E なる Y の存在を仮定する。 XA = XAE = XA(XY ) = X(AX)Y = XEY = XY = E したがって,AX = E かつ XY = E なる Y が存在するならば,XA = E これは,右逆行列が存在するならば,それは左逆行列も存在して一致するという,逆行列 の性質の証明には不十分である。A に対する X の存在は仮定しているが,それだけで X に 対する Y の存在がいえないからである。 (引用終り) ここ 重要変形テク 1)X = XI = X(AY) = (XA)Y = IY = Y. 同じだが X = XE = X(AY) = (XA)Y = EY = Y. 2)A = XAE = XA(XY ) = X(AX)Y = XEY = XY = E さて 行列では、AX = E のとき,XAを考えると XA=XEA=X(AX)A=X(AX)A=(XA)(XA)=(XA)^2 これから (XA)^2-XA=0(零行列) (XA)(XA-E)=0 Xが零因子でなく、従って、XAが零因子であることを認めると、 XA-E=0より XA=E 成立(途中、結合則と分配則などを使った) この証明は、行列だから可能です 一般の代数系では、できない。(下記、松本 眞 広島大などご参照) なので、群では、左逆元と右逆元との存在を仮定し(それは即ち、モノイドでは一致するが)、それらを公理として与えるのです(松本 眞 広島大などご参照) つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/281
300: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/14(金) 21:23:54 ID:w35QJuJk >>281 補足 (引用開始) 行列では、AX = E のとき,XAを考えると XA=XEA=X(AX)A=X(AX)A=(XA)(XA)=(XA)^2 これから (XA)^2-XA=0(零行列) (XA)(XA-E)=0 Xが零因子でなく、従って、XAが零因子でないことを認めると、 XA-E=0より XA=E 成立(途中、結合則と分配則などを使った) (引用終り) ここ”左逆元 XA = E から出発しても、同様の議論で、AX=E が成立する” の一行を追加します 追伸 これ、院試などを受けるつもりなら、要注意点です つまり、”逆もまた同様に成立”とか、”逆元の右左を逆にしても同様に成立つ”とか 必要な一言を、書き漏らさないよう 試験の採点では、「書いていないことには、点を出せない」ってこと 普通の定期試験なら、「こいつは分かっているんだな」と斟酌してくれるかもしれないが 院試になると、答案の名前は伏せられるので、採点者にはだれの答案か基本分からないし 採点基準通りに採点されるだろうから、普段の定期試験より、採点は厳しいだろう (私ら関係ないけどね(^^ ) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/300
311: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/15(土) 10:54:14 ID:I4zLJ0eW >>300 補足 モノイドの場合は、下記 花木章秀 信州大 問題 22で 二つの元 fとgzで gz・f = idS (単位元。 問題では idN と書いてあるが、解答と不一致となっているのは、ご愛敬です(^^; ) 一方、 f・gz ≠ idS (解答記載の通り) なるほど、なるほど(^^ (参考) http://math.shinshu-u.ac.jp/~hanaki/edu/ 代数入門 (代数入門演習) 花木章秀 信州大 問題集 version 20120704 http://math.shinshu-u.ac.jp/~hanaki/edu/intro/intro_mondai_20120704.pdf 代数入門問題集 [20120704] 1 二項演算、半群、モノイド P2 (問題) 22. A を 1 を単位元とするモノイドとする。 a ∈ A に対して、b ∈ A が a の 左逆元であるとは、ba = 1 となることとする。 また b が a の 右逆元であるとは、ab = 1 となることとする。 A を N から N への写像全体の集合とする。 A は写像の合成を演算として、恒等写像 idN を単位元とするモノイドになる。 f ∈ A を f(a) = a + 1 で定める。 f は左逆元をもつが、右逆元をもたないことを示せ。 また、z ∈ N に対して gz ∈ A を gz(a) =a - 1 (a >= 2) or =z (a = 1) で定める。 gz は右逆元をもつが、左逆元をもたないことを示せ。 (解答) 代数入門問題集・解答例と解説 [20120704] 1 二項演算、半群、モノイド P15 22. h が f の右逆元であるとすると fh = f ・ h = idS である。しかし f は全射ではないので、これは矛盾である。 よって f は右逆元をもたない。 k が gz の左逆元であるとすると kgz = k ・ gz = idS である。しかし gz は単射ではないので、これは矛盾である。 よって gz は左逆元をもたない。 すぐに分かるように gzf = idS が成り立ち、よって gz は f の左逆元、f は gz の右逆元である。 これによって左 (右) 逆元は、存在しても一意的ではないことも分かる。 (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/311
314: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/15(土) 17:41:47 ID:I4zLJ0eW >>311 トリビア蛇足 花木章秀 信州大より モノイドの場合 gz・f = idS (単位元) f・gz ≠ idS (解答記載の通り) 1)まず A は写像の合成を演算としてモノイドで、恒等写像 idS を単位元とする f ∈ A を f(a) = a + 1 z ∈ N に対して gz ∈ A を gz(a) =a - 1 (a >= 2) or =z (a = 1) で定めている 2)22の解答にある 「h が f の右逆元であるとすると fh = f ・ h = idS である。しかし f は全射ではないので、これは矛盾である。よって f は右逆元をもたない」 これ、分かる人には分かるが、まず、恒等写像 idS :N→Nで は、1を1に、2は2に・・・と写す恒等写像で、”全単射”です。これ言われてみれば自明 3)さて、f(a) = a + 1は、何をしているかというと、f:N→N+1に移す ここで、Nは1から始まる自然数を考えていて、N+1には、1は含まれないので、全射ではない gz(a) =a - 1 (a >= 2) or =z (a = 1) 、これは何をしているかというと、gz:N+1→Nなのです(但し、N+1には、a = 1は含まれていない) つまり、gzは、N+1→Nで、N+1をNに引き戻すことができます (なお、gz:N→Nの場合には、Nには、a = 1が含まれるので、gz:1→z となって、zのところがダブりで、単射性が崩れている写像です 4)で、上記2)で、ある写像h:N→N(Nの部分集合の場合もあり)があって、その像はN全体かNの部分集合かです。そのいずれにせよ、 f は全射ではない。写像の合成fhも全射にはならない。よって、合成fhは恒等写像 idSではない! 5)同じ論法で、>>311の「k が gz の左逆元であるとすると kgz = k ・ gz = idS である。しかし gz は単射ではないので、これは矛盾である」も言える 6)花木解答に記載の「gz・f = idS」は、上記3)で述べた通りです f・gzはどうかと言えば、gz:N→Nでzのところがダブりですが、像はNそのものなのです。そして、f:N→N+1で、その像は 1 は集合N+1に含まれないので、「f・gz ≠ idS」という花木解答です トリビア蛇足でした これは、自分では思いつかないね (実際、gz・f = idS → f・gz = idS が証明できないかを(モノイドなどにおいて)考えてみたが、出来なかった。反例があるんだね。思いつかなかったな) (^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/314
328: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/16(日) 09:40:38 ID:0IMtsn2Y (>>131より) (引用開始) 「例えば群の例で、自然数しか思いつかないようなもん で唯一の例を根拠に「群の演算は可換!」とか言いきったら馬鹿」 って、自然数Nが、群の例? ああ、wikipedia 「自然数(しぜんすう、英: natural number)とは、個数、もしくは順番を表す一群の数のことである」 を誤読したか? スポポポポポポーン!!! 。 。 。 。 。 。 ゚ 。 。゚。゜。 ゚。 。 / // / / ( Д ) Д)Д)) アホじゃん。おれと良い勝負だよなw(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/328
332: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/16(日) 13:24:31 ID:0IMtsn2Y >>330 >キミの云う「密接な関係」とは具体的にはどんな関係? 説明しましょう(^^ そもそも、私が>>149で、下記を発言したのです (引用開始) 下記旧高校数学Cでは、行列を教えていた 後は、自学自習して下さい http://www.geisya.or.jp/~mwm48961/kou2/matrix_mul1.html 高校数学 >> 旧高校数学C *** 行列 *** ■零因子 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%B6%E5%9B%A0%E5%AD%90 零因子 (引用終り) そこで、おサルが、>>160で下記発言 (引用開始) なんかまたトンチンカンなこといってるな 零因子の話なんかまったくしてないぞ おまえさあ、零因子とか関係ないことばっかり読んで、 重要な可逆元のところ読み飛ばすなよ (引用終り) で、私は>>169で下記反論をした (引用開始) >>160 >おまえさあ、零因子とか関係ないことばっかり読んで、 笑える 「Aが正則ならば、Aは零因子ではない と Aが零因子ならば、Aは正則ではない」 ”正則”と”零因子”は、関係あり(^^; (引用終り) まとめると、出発は、行列の零因子と正則(逆元の存在)との関係だよ で、この時点で、おサルは、行列の零因子と正則(逆元の存在)との関係を知らなかった (”なんかまたトンチンカンなこといってるな 零因子の話なんかまったくしてないぞ”でしたねw) でも、両者は同値(>>200ご参照) で、この話は、抽象代数学 群・環・体(下記蟹江など)でも成立します(^^ (参考) http://kanielabo.org/essay/ エッセイの部屋 http://kanielabo.org/essay/daisu.pdf 代数 / 群・環・体 蟹江幸博 数学セミナー6月号 (2003.6.1), pp.38-43. https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13168979413 数学の代数学について sun********さん2017/1/9 数学の代数学について yahoo 可逆元と零因子はなぜ同時には成り立たないのでしょうか? (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/332
348: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/16(日) 19:44:12 ID:0IMtsn2Y >>200 補強 (引用開始) 1.逆行列の公式:A^-1=1/|A| t[Aij] (正則行列の場合) (上記1を式変形して) 2.A・t[Aij] =|A| (正則行列を含む全正方行列の場合) 3.正則行列とは、|A|≠0 (行列式|A|≠0。これは、逆行列の公式より直ちに出る) つまりは、「”Aが正則”と”Aは零因子ではない”は、同値」は、 上記の3点を理解していれば、直ちに導かれるのです 逆に言えば、上記3つの要点を理解せずして、 ”正則とは何ぞや”を理解したとは言えない (>>184より) https://oguemon.com/study/linear-algebra/inverse-matrix/ 大学1年生もバッチリ分かる線形代数入門 oguemon_com 【行列式編】逆行列の求め方を画像付きで解説! 20180722 (引用終り) 追加参考 http://www.rimath.saitama-u.ac.jp/lab.jp/ToshizumiFukui.html 福井 敏純 埼玉大学 大学院理工学研究科 数理電子情報専攻 数学コース http://www.rimath.saitama-u.ac.jp/lab.jp/Fukui/lectures/ 講義関連 福井 敏純 http://www.rimath.saitama-u.ac.jp/lab.jp/Fukui/lectures/Linear_algebra.pdf 線形代数学講義ノート 福井 敏純 2020 年 3 月 23 日 (抜粋) P20 1.2.4 逆行列 AX = E を満たす行列 X を A の逆行列 (the inverse matrix of A) といい A^-1 で表 す.A^-1 が存在するとき,A は可逆である (invertible) という.Y A = E を満たす行列 Y が存在すればそれは X に等しい. Y = Y (AX) = (Y A)X = X A^-1 が存在すれば,AX = E を満たす行列 X は A^-1 でなければならない(逆行列の一意性). X = EX = (A^-1A)X = A^-1(AX) = A^-1E = A^-1 実は AX = E をみたす行列 X が存在すれば,XA = E を満たす事*3を後で示す. 逆行列をもつ行列を正則行列 (a regular matrix) という. 例 1.2.9. 可逆な行列 Z が冪等性(即ち Z^2 = Z)を満たすならば Z は単位行列である. Z = (Z^2)Z^-1 = ZZ^-1 = E となるからである. *3 Z = XA が可逆ならば Z^2 = XAXA = XA = Z なので XA = Z = E がわかる. つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/348
349: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/16(日) 19:45:18 ID:0IMtsn2Y >>348 つづき 定理 1.2.12 (積の逆行列). 正方行列 A, B に逆行列 A^-1 , B^-1 が存在するとき積 AB に も逆行列が存在し,それは次で与えられる. (AB)^-1 = B^-1A^-1 第 2 章 行列式 27 P42 2.3.3 余因子行列 定理 2.3.7 正方行列 A に対し,AA* = A*A = det(A)E を満たす行列 A* が存在する.余因子行列である. 定理 2.3.6. AA* = A*A = det(A)E 証明 略 系 2.3.7 (行列の逆転公式). 正方行列 A が det(A) ?= 0 を満たせば逆行列 A^-1 が存在し それは次式で与えられる. A^-1 =1/det(A) A* 証明. AA* = A*A = det(A)E を det(A) で割れば良い. P44 2.4 積の行列式 2.4.1 積の行列式 行列式に関する次の定理は基本的である. 定理 2.4.1 (積の行列式). n 次正方行列 A = (ai,j ), B = (bj,k) に対し det(AB) = det(A) det(B). 系 2.4.2. 正方行列 A が逆行列をもつ必要十分条件は det(A)≠ 0. 証明. det(A) ≠ 0 ならば逆行列が存在する事は既に見た(定理 2.3.7).A が逆行列 A^-1 をもてば1 = det(E) = det(AA^-1) = det(A) det(A^-1) よって,det(A)≠ 0. この証明より det(A^-1) = 1/det(A) も分かる. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%8C%E5%88%97%E5%BC%8F 行列式 (抜粋) 7 行列式の性質 7.1 固有値との関係 https://en.wikipedia.org/wiki/Determinant Determinant (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/349
363: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/17(月) 10:35:16 ID:YzHCxD9t この話、元々は、>>129の 日曜数学者 tsujimotter 氏 数学ガールの有名なキャッチフレーズ 《例示は理解の試金石》 有名なキャッチフレーズ 《例示は理解の試金石》 ”抽象 ←→ 具体例 ” から始まったのです (>>130-131より) (引用開始) 「例が1つだけだと確実に間違う 例えば群の例で、自然数しか思いつかないようなもん で唯一の例を根拠に「群の演算は可換!」とか言いきったら馬鹿」(>>130) って、自然数Nが、群の例? ああ、wikipedia 「自然数(しぜんすう、英: natural number)とは、個数、もしくは順番を表す一群の数のことである」 を誤読したか? スポポポポポポーン!!! 。 。 。 。 。 。 ゚ 。 。゚。゜。 ゚。 。 / // / / ( Д ) Д)Д)) アホじゃん。おれと良い勝負だよなw(^^; ってこと おサルは、群の具体例で、自然数→”「群の演算は可換!」とか言いきったら馬鹿”と言い出したのです それをからかったら、むきになって、誤魔化そうと、他人を攻撃してきたのですww だが、ディベートは知らず 数学では、他人を攻撃しても、自分の失言を帳消しにすることはできない(これは古代ギリシャからの教えですw) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/363
370: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/17(月) 17:02:41 ID:YzHCxD9t >>363 補足 必死に、失言を誤魔化そうと、他人を攻撃するおサルさん、哀れw >>133で、群の例で、非可換のものを挙げてくれと言い出したのは、おサルです 私が、>>134で「折角だから書いておくと、正方行列とか多元数あたりな 群は基本的に非可換だよ」と書いた (補足説明も、>>134-136に書いてある) おサルは、何を勘違いしたのか、これを「全ての正方行列が群を成す」と曲解して、騒ぐのです(^^ (”全て”とか、言ってないんだよね、私は。おサルの妄想・幻聴です。 >>145-146に、(行列による)「群の表現」の話もしている(明らかに「全て」でなく”部分”群も可です)) ほんと、バカですね。正方行列と言っても、これだけでは何も決まっていない。数学では、デフォルトの部分も多い 普通は、nxn次元(nは2以上)の行列だとか、nを固定する というか、今の場合は、普通にnを固定して、n有限次元で考えますよね(これ(n固定)、デフォルトです) で、群と言えば、逆元。いろんな代数系で、群は(積の)「逆元の存在が保障されている代数系」の一つです 逆元は普通に、デフォルトです(言わないが合意事項)。群の公理を仮定しているのに、いちいち、「群に逆元が存在する」などと、いうことはありません 群の表現論で使うnxn行列で、わざわざ「群に逆元が存在する」などとは、ド素人w で、うるさいから、正方行列で、>>149で”零因子 高校数学 >> 旧高校数学C 、行列環や零因子(wikipedia)などを自学自習して下さい”と言った ところがところが、おサルは怒り狂って「なんかまたトンチンカンなこといってるな、零因子の話なんかまったくしてないぞ」という(>>160) やれやれですなw(^^; 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/370
371: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/17(月) 17:11:49 ID:YzHCxD9t >>370 追加 (引用開始) ところがところが、おサルは怒り狂って 「なんかまたトンチンカンなこといってるな、零因子の話なんかまったくしてないぞ」 「おまえさあ、零因子とか関係ないことばっかり読んで、重要な可逆元のところ読み飛ばすなよ」という(>>160) (引用終り) スポポポポポポーン!!! 。 。 。 。 。 。 ゚ 。 。゚。゜。 ゚。 。 / // / / ( Д ) Д)Д)) 正則行列Aにおいて、Aに逆行列が存在することと、Aが零因子でないことは、同値 つまり、Aが零因子であることと、Aに逆行列が存在しないことは、同値 無知にも、これを知らないから、「おまえさあ、零因子とか関係ないことばっかり読んで、重要な可逆元のところ読み飛ばすなよ」という(>>160) アホじゃん。おれと良い勝負だよなw(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/371
378: 132人目の素数さん [] 2020/08/17(月) 22:42:15 ID:CDCvYYLc >>177 だれが、行列を分かってないのかな?ww(^^; >>214 >抽象代数学に、無知ってことですねWWWWW(^^; 。。。と豪語する瀬田くんに行列と抽象代数のコラボ問題 実数体R上のn(≧1)次正方行列環Mn(R)のイデアルはMn(R)と{0}に限られることを証明せよ。 豪語しといてコピペは恥ずかしいので自力で解きましょうねー 基本が分かってれば解ける問題ですからー http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/378
380: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/17(月) 22:55:42 ID:TRrMkJI/ >>372 >正方行列でなく正則行列といえば問題なかった 1)純数学的には、正則行列の方が正確な表現だとは言える 2)例えば、もし、これが院試の答案なら、専門用語は正確を期すべき*) 3)だが、5chは、院試の答案を書く場ではない*) 注: *)数学じゃ無いが、司法試験の論文試験などで、専門用語が不正確な論文を見ると 「分かってない?」「勉強が足りない」という不合格の推定が働くという 逆もまた真。専門用語が正確だと、「良く勉強しているな」と では、一般大衆に対する文章ではどうか? 「専門用語は正確に」と、専門用語を連発すると、相手に理解させるという目的から遠ざかる いまの場合、「群の例で、非可換のものを挙げてくれ」という注文に対して A.「折角だから書いておくと、正方行列とか多元数あたりな、群は基本的に非可換だよ」(>>134の通り) B.「折角だから書いておくと、正則行列とか多元数あたりな、群は基本的に非可換だよ」 のどちらが分り易いかだ 繰返すが、群は基本非可換です。ガロアが群を考えたのは、代数方程式の根の置換で、これは基本非可換 本来、「群の例で、非可換のものを挙げてくれ」なんて、アホかいなというレベル で分り易く、行列の積が基本非可換だから、”正方行列(の成す群)”を例示した(>>142) 院試の答案という、それを読む人が自分より数学レベルが上の人相手なら、「正則行列」が正しいだろう だが、自分よりレベルが低いと思われる場合は、「正方行列」の方が適切だな(おサルお前のことだよw) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/380
383: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/17(月) 23:12:01 ID:TRrMkJI/ >>378 >行列と抽象代数のコラボ問題 >実数体R上のn(≧1)次正方行列環Mn(R)のイデアルはMn(R)と{0}に限られることを証明せよ。 それ、さっき読んだ 鈴木 咲衣ちゃん P30 下記 「R 自身,および {0} は明らかにイデアルである.これらを自明なイデアルという. 練習 23. 体には自明なイデアルしかないことを示せ.」 そのものじゃんか? なにが、”行列と抽象代数のコラボ問題”なのかね? オチコボレ丸出しじゃん(鈴木 咲衣の練習 23.の単なる一つの系でしかないじゃんwww) (「分からない問題はここに書いてね」スレで教えて貰えよ>>381.。あるいは、自分でネット検索しな。解答はどっかにあるだろうな。おそらくYahoo知恵袋みたいなところに) http://www.is.c.titech.ac.jp/~sakie/sakietech/jiao_yu_files/00_%E4%BB%A3%E6%95%B0.pdf 代数系 鈴木 咲衣 2019 年 11 月 30 日 (抜粋) P30 6.2 イデアルと剰余環(?) 定義 6.2.1 (部分環). 環 R の e を含む部分集合 S で,R の加法と乗法に関してそれ自身 が環になっているものを部分環という. 定義 6.2.2 (イデアル). 環 R において,次の性質を満たす空でない部分集合 I をイデア ルと呼ぶ. (1) R の加法について,I は群になる. (2) 任意の a ∈ I と c ∈ R について,ca ∈ I, ac ∈ I. イデアルは部分環の特別なも のです. R 自身,および {0} は明らかにイデアルである.これらを自明なイデアルという. 練習 23. 体には自明なイデアルしかないことを示せ. http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/383
385: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/17(月) 23:28:33 ID:TRrMkJI/ >>384 >実数体R上のn(≧1)次正方行列環Mn(R)のイデアルはMn(R)と{0}に限られることを証明せよ。 おっと、こっちかい? 両側イデアルとなっているけどな〜wwwwwwww https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1019988015 yahoo eqe********さん2008/10/1823:04:53 行列環M_n(R)の両側イデアルは自明なもの〔つまり、{0}とM_n(R)〕だけであることを証明する問題です。お願いします。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/385
389: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/17(月) 23:57:35 ID:TRrMkJI/ >>383 補足 http://www.is.c.titech.ac.jp/~sakie/sakietech/jiao_yu_files/00_%E4%BB%A3%E6%95%B0.pdf 代数系 鈴木 咲衣 2019 年 11 月 30 日 >定義 6.2.2 (イデアル). 環 R において,次の性質を満たす空でない部分集合 I をイデアルと呼ぶ. >(1) R の加法について,I は群になる. >(2) 任意の a ∈ I と c ∈ R について,ca ∈ I, ac ∈ I. そうか なるほど 鈴木 咲衣ちゃん 「(2) 任意の a ∈ I と c ∈ R について,ca ∈ I, ac ∈ I.」だから、この定義は両側イデアルなんだね(^^ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/389
400: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/18(火) 10:34:46 ID:6E5Q9lbT >>399 Tさんかな? いまだに時枝が理解できない粘着さん ずっと以前に、名前の議論は、私はしないと言ったはず 覚えているかい? 見ず知らずのだれか他人に迷惑をかけるかもしれないからね 君もつまらん、名前の議論は止めるがいい もっとも、自分は、別に時枝にしろ、正方行列の成す群にしろ、零因子と逆元の関係にしろ、間違ってはいないから、特定されたところでなんの痛痒も感じないがね ところで、本題だが 1.単に群と言ったとき、群は基本非可換であり、非可換と可換とを含む名称とされる場合が普通。可換の場合は、そういわなければならない 2.その流れで、単に環と言ったとき、環は非可換と可換とを含む名称とされる場合が普通。可換の場合は、そういわなければならない 3.イデアルもまた同じだ。環は非可換と可換とを含む。だから、イデアルも、左右の区別をするのが普通だ 単に、イデアルと言った場合には、右側と左側と両側の3者を含む、総称を意味するのが普通です そして、成書などで、例えば、この章では両側イデアルしか扱わないというときに、「両側」を繰り返し書くのも大変だし、読む方に誤解が内範囲で、断った上で、両側イデアルを単にイデアルと略して書く場合がある しかし、断らずに、両側イデアルを単にイデアルと書くのは如何なものか(そういうテキストや論文は見たことが無い) そして、今回は特に問題文だ。問題文「実数体R上のn(≧1)次正方行列環Mn(R)のイデアルはMn(R)と{0}に限られることを証明せよ。」 において、但し書き”イデアルは両側イデアルのこと”のような断りを書きを落とすと、それは余計にまずいぞ 4.鈴木 咲衣ちゃん>>389の書き方も、問題ありだな。これ、東工大の初学者向けの講義テキストみたいだが 鈴木 咲衣ちゃんのテキストで学んだ学生が、ハナタカで「体には自明なイデアルしかない」(>>383)と言ったら、「おまえ、それ本当は両側イデアル」とか言われ、赤っ恥にならないとも限らない ちょっと、教育的配慮に欠けると思うよ。まだ若いな、鈴木 咲衣ちゃん 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/400
413: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/18(火) 18:24:50 ID:6E5Q9lbT >>383 補足 http://www.is.c.titech.ac.jp/~sakie/sakietech/jiao_yu_files/00_%E4%BB%A3%E6%95%B0.pdf 代数系 鈴木 咲衣 2019 年 11 月 30 日 (抜粋) P30 R 自身,および {0} は明らかにイデアルである.これらを自明なイデアルという. 練習 23. 体には自明なイデアルしかないことを示せ. (引用終り) これ、いろいろ見たけど、証明の筋は I≠ {0} なる(両側)イデアルIがあったとして、 単位元1≠0 の存在 つまり 1∈Iをいえば良いみたい (任意のx∈Iに対して、Rは体だから、逆元x^-1が存在して、xx^-1=1∈Iが言える) 1を使って、1R ⊂Iが言えて、もちろんI ⊂Rで、I=Rって筋な で、同じ筋で、>>385 「行列環M_n(R)の両側イデアルは自明なもの〔つまり、{0}とM_n(R)〕だけであること」を証明する問題 これも、行列環M_n(R)の中に、I≠ {0} なる(両側)イデアルIがあったとして (ここに{0}は、零行列) E∈I(ここに、Eは単位行列)を、言う筋かな(>>385のyahoo記事回答より) E∈Iが言えれば、上記と同じように、I=行列環M_n(R)となるから(^^ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/413
415: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/18(火) 21:04:51 ID:aMkYF6+a >>413 (引用開始) で、同じ筋で、>>385 「行列環M_n(R)の両側イデアルは自明なもの〔つまり、{0}とM_n(R)〕だけであること」を証明する問題 これも、行列環M_n(R)の中に、I≠ {0} なる(両側)イデアルIがあったとして (ここに{0}は、零行列) E∈I(ここに、Eは単位行列)を、言う筋かな(>>385のyahoo記事回答より) E∈Iが言えれば、上記と同じように、I=行列環M_n(R)となるから(^^ (引用終り) おなじみ、花木章秀先生 問題は、下記の問26で、解答は 25の(4) に同じ 解答 25の(4) は、”0 ≠ A = (aij) ∈ I ”で”ある aij は 0 ではない”。これを使って、Ekl = aij^-1 EkiAEjl ∈ I なる行列を構成している。 行列Ekl が構成できるから、 I = R か 単位行列とは、ちょっと違う筋だね http://zen.shinshu-u.ac.jp/modules/0071000003/ 環 信州大学 理学部 数理・自然情報科学科 花木章秀 2008年6月19日 http://zen.shinshu-u.ac.jp/modules/0071000003/files/algex_3.pdf 代数入門問題集 環 信州大学 理学部 数理・自然情報科学科 花木章秀 2008年6月19日 (下記に同じ) http://zen.shinshu-u.ac.jp/modules/0071000003/main/index.html 代数入門問題集 環 信州大学 理学部 数理・自然情報科学科 花木章秀 2008年6月19日 問 25.R を C 上 2 次全行列環 M2(C) とする。また Eij で (i,j) - 成分のみが 1 で他の成分がすべて 0 である R の元を 表すことにする。 (3) Eij で生成される R の (両側) イデアル、すなわち REijR を求めよ。 (4) R のイデアルは 0 と R 以外にないことを示せ。 ( 0 と自分自身以外にイデアルをもたない環を単純環という。) 解答 (3) 任意の 1 <= k,l <= 2 に対して E = Eki Eij Ejl ∈ REij R となるので REijR = R である。 (4) I を R の 0 でないイデアルとする。 0 ≠ A = (aij) ∈ I とすると、ある aij は 0 ではない。このとき、 任意の 1 <= k,l <= 2 に対して Ekl = aij^-1 EkiAEjl ∈ I なので I = R である。 問 26.K を体 (例えば C ) とする。 K 上 n 次全行列環 Mn(K ) は単純環であることを示せ。 解答 問25 (4) と同様である。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/415
423: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/19(水) 00:03:34 ID:BSgO+qBk >>420 >体は可換環なので右/左/両側を区別する必要無いですねー。 >そんな入門レベルすら分からずに また、おサルのアホ伝説が、また一つできたなw(^^; おまえの問題文(>>378)「実数体R上のn(≧1)次正方行列環Mn(R)のイデアルはMn(R)と{0}に限られることを証明せよ。」 で、実数体Rは確かに可換だが、問題文の”イデアル”が、両側イデアルであるという根拠が、”体は可換環なので右/左/両側を区別する必要無い” からというつもりなの? なんですかね、それはwww そもそも、日本では、普通単に”体”と言えば、可換体と非可換体(斜体)の両方を含意するよ(下記) ほんと、代数弱いね、あなたは 代数は、入門レベルで終わっちゃったんだね、あなたはww(^^ (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%93_(%E6%95%B0%E5%AD%A6) 体 (数学) 数学において、体(たい)という用語は、四則演算が(零で割ることを除いて)自由に行える代数系に用いる。日本語の語法として、体の定義においてはその積が可換か非可換かについて必ずしも注視しないが、積が可換かそうでないかで目的意識や手法は大きく異なる。前者については可換体の項を(初学者にはこちらが取りつきやすいであろう)、後者については斜体(これは「必ずしも可換ではない」体の意味で用いられる)の項を参照されたい。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%9C%E4%BD%93_(%E6%95%B0%E5%AD%A6) 斜体 (数学) 斜体(しゃたい、英: skew field; 歪体, 独: Schiefkorper, 仏: corps, corps gauche)は加減乗除が可能な代数系である[1][注 1]。除法の可能な環であるという意味で可除環(かじょかん、division ring, Divisionsring)ともいう[3]。係数環を持ち、多元環の構造を持つことを強調する場合は、特に多元体[4](たげんたい、division algebra, algebre a division; 可除多元環)と呼称することも多い[注 2]。非可換な積を持つ体を非可換体(ひかかんたい、non-commutative field, corps non commutatif)という[2]。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/423
428: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/19(水) 07:54:59 ID:BSgO+qBk >>415 補足 (引用開始) http://zen.shinshu-u.ac.jp/modules/0071000003/main/index.html 代数入門問題集 環 信州大学 理学部 数理・自然情報科学科 花木章秀 2008年6月19日 問 25.R を C 上 2 次全行列環 M2(C) とする。また Eij で (i,j) - 成分のみが 1 で他の成分がすべて 0 である R の元を 表すことにする。 (3) Eij で生成される R の (両側) イデアル、すなわち REijR を求めよ。 (4) R のイデアルは 0 と R 以外にないことを示せ。 ( 0 と自分自身以外にイデアルをもたない環を単純環という。) 解答 (3) 任意の 1 <= k,l <= 2 に対して E = Eki Eij Ejl ∈ REij R となるので REijR = R である。 (4) I を R の 0 でないイデアルとする。 0 ≠ A = (aij) ∈ I とすると、ある aij は 0 ではない。このとき、 任意の 1 <= k,l <= 2 に対して Ekl = aij^-1 EkiAEjl ∈ I なので I = R である。 問 26.K を体 (例えば C ) とする。 K 上 n 次全行列環 Mn(K ) は単純環であることを示せ。 解答 問25 (4) と同様である。 (引用終り) 補足 https://www.ma.noda.tus.ac.jp/u/rto/lin1/L1.pdf 線形代数学 I 及び演習(演習) No.1 9 月 16 日配布 担当:戸松 玲治 (抜粋) P1 (i, j) 成分のみ 1, 残りは 0 という行列を Eij と書く. これを行列単位という 問題 1 (1pt.) 行列単位をすべて集めたもの {Eij}^n i,j=1 は, ベクトル空間 Mn(K) の基底であることを示せ. P2 問題 2 (2pt.) Mn(K) の行列単位 {Eij}^n i,j=1 に対して, 次が成り立つことを示せ: EijEkl = δj,k Eil. つまり二つの行列単位を掛けると, 真ん中の二つの文字が異なれば 0 になり, 同じであればそれが縮約された行列単位になる. (引用終り) (補足)EikEkl = Eil ってこと。k≠i なら0(零行列)です あと、上記 花木(4) 0 ≠ A = (aij) ∈ Iで EkiAの部分は、単位行列 EkiとAとの積で それは、(k,j)の位置のみがaij成分を持ち、他は0となる行列です よって、aij^-1 EkiAの部分は、Ekjです 従って、aij^-1 EkiAEjl =EkjEil=Ekl が導かれる klの組は、任意 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/428
434: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/19(水) 16:01:36 ID:bglsLP4c >>423 >>体は可換環なので右/左/両側を区別する必要無いですねー。 >>そんな入門レベルすら分からずに >また、おサルのアホ伝説が、また一つできたなw(^^; なるほど なるほど、下記の雪江明彦 「私の教科書の用語について」が参考になるかも ”永田の可換体論では体,可換体という用語だが,今となっては「体」とは日本語ではほとんどの場合可換体を意味するようになっていると思う” だって なるほどね なお、”ScienceDirect Commutative Field” ”Handbook of Algebra”1996 で ”each (not necessarily commutative) field is a semifield”という用法もあるね 「用語は難しい. きっとすべての人を満足させることはできないだろう」(下記 雪江明彦より) また、下記”Field Theory by Wulf-Dieter Geyer”の ”2. Historical remarks about the concept of field”が、面白かった (参考) https://www.math.kyoto-u.ac.jp/~yukie/yougo.pdf 私の教科書の用語について 雪江明彦 2012/7/7 代数の教科書を書いたとき,用語については大変迷った. 自分なりの結論をここで書いておく. 2. 「可除環」か「斜体」か 最初に代数の教科書を書いたとき,3 巻全部書いて出版社に送ったのだが,最初の2 巻が出た後, 3 巻目を出すときになって,これだけの量を書いて 「ヴェーダーバーンの定理」について書いてないのはおかしいと思って書き足した. それまでは可換体し か扱うつもりがなかったので,「体」,「可換体」で, しかし可換体のことを「体」と呼ぶことにしたが, 3 巻で「必ずしも可換でない体」の呼び方が必要になったので,1,2 巻を増刷したときに ここで用語を変えなかったらもう変えられないと思って初版第1 刷を買われた方には申し訳ないと思ったが 用語を変えることにした. さて「必ずしも可換でない体」のことを何と呼ぼう? つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/434
467: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/21(金) 07:32:22 ID:WrfyH/cJ >>448 補足 (抜粋) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%9C%E4%BD%93_(%E6%95%B0%E5%AD%A6) 斜体 (数学) 性質・諸概念 逆元の存在から、斜体 D の零でない任意の(左・右・両側)イデアル I は D の単位元 1D を含まねばならず、それゆえに I は D 全体に一致せねばならない。逆に、左イデアルが零か全体にかぎるような単位的(結合)環は斜体となる(右イデアルに関する条件からも同じことがいえる)。斜体は自明でない両側イデアルを持たぬゆえ単純であり、特に可換単純環は常に可換体を成すが、一般に単純環であって斜体とならぬものが存在する。 (引用終り) これ、下記アルティン・ウェダーバーンの定理が参考になるな 「可除環上有限次元であるすべての単純環(単純代数)は行列環と同型である」 >>434にある 雪江明彦 3 巻目 「ヴェーダーバーンの定理」がこれ 手元の雪江本では、P350の定理7.5.15ですな (殆ど読んでないけど(^^ ) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86 アルティン・ウェダーバーンの定理 (抜粋) 定理の主張 定理は、(アルティン)[注釈 1]半単純環 R はある有限個の ni 次行列環 Mni(Di) の直積に同型であると述べている[1]。ここで ni は正の整数、 Di は可除環であり、 両者とも添字 i の置換を除いて一意的に決定される。とくに、任意の単純左または右アルティン環は可除環 D 上の n 次行列環に同型で、n と D は両方とも一意的に決まる[2]。 直接の系として、アルティン・ウェダーバーンの定理は可除環上有限次元であるすべての単純環(単純代数)は行列環と同型であることを意味する。これはもともと J. H. M. Wedderburn (1908) の結果である。E. Artin (1927) は後にそれをアルティン環のケースに一般化した[注釈 2]。 R が可除環 E 上の有限次元単純代数であれば、D は E に含まれる必要はないことに注意せよ。例えば、複素数体上の行列環は実数体上の有限次元単純代数である。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/467
480: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/21(金) 08:00:29 ID:WrfyH/cJ >>465 おサルは、ピンチですよ〜!w(^^ (>>363より) この話、元々は、>>129の 日曜数学者 tsujimotter 氏 数学ガールの有名なキャッチフレーズ 《例示は理解の試金石》 有名なキャッチフレーズ 《例示は理解の試金石》 ”抽象 ←→ 具体例 ” から始まったのです (>>130-131より) (引用開始) 「例が1つだけだと確実に間違う 例えば群の例で、自然数しか思いつかないようなもん で唯一の例を根拠に「群の演算は可換!」とか言いきったら馬鹿」(>>130) って、自然数Nが、群の例? ああ、wikipedia 「自然数(しぜんすう、英: natural number)とは、個数、もしくは順番を表す一群の数のことである」 を誤読したか? スポポポポポポーン!!! 。 。 。 。 。 。 ゚ 。 。゚。゜。 ゚。 。 / // / / ( Д ) Д)Д)) アホじゃん。おれと良い勝負だよなw(^^; ってこと (引用終り) おサルは、群の具体例で、自然数→”「群の演算は可換!」とか言いきったら馬鹿”と言い出したのです それをからかったら、むきになって、誤魔化そうと、他人を攻撃してきたのですww 攻撃は最大の防御です ディベートでもかな?(違うかも) でも、ディベートは知らず 数学では、他人を攻撃しても、自分の失言を帳消しにすることはできない(これは古代ギリシャからの教えですw) さらに、環における逆元の存在と零因子が無関係などと、勘違いw(>>371など) ああ勘違い。アホの上塗り、勘違い アルティン・ウェダーバーンの定理 >>467を知らなかったみたい(勿論、私も知らなかった(^^; ) でも、行列環では、逆元の存在と零因子とは密接な関係がある アルティン・ウェダーバーンの定理は、それ普通って主張だよね http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/480
481: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/21(金) 11:41:28 ID:sZPmTJOe >>480 補足 (>>384より) https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1436721054 yahoo chi********さん2010/2/1419:08:37 環Rが体であることの必要十分条件は自明なイデアルしか持たないことである。 この証明を教えて下さい。 (引用終り) 上記は、体は可換体で、イデアルは両側イデアルのことです。 証明の筋は、(Yahoo回答の通りで屋上屋だが) 1)”体R→自明な両側イデアルしか持たない”で {0}でない、両側イデアルIで、Iの0でない元yが存在する 体なので、yの逆元y^-1が存在する 両側イデアルの定義より、積yy^-1=1∈I (1は、乗法単位元で、Iは”1”を含むがキモ) 1∈Iより、1R=R⊂I。I⊂Rだから、I=Rとなり、体は自明な両側イデアルしか持たない 2)”環R自明な両側イデアルしか持たない→体R”をいうには {0}でない、両側イデアルIで、仮定よりI=R 0でない元aを取る。aから生成される単項イデアル(a)を考える。 明らかに(a)≠(0)だから、(a)=Rとなる。したがって1∈(a)となる(Iは”1”を含むがキモ) よってRの元bが存在してab=1となる((a)=Rだから、任意のx,y ∈R でax=y と必ずできるってこと。これが本質) (なお、bは逆元である。つまり、0でない元aに逆元が存在するが言えた) したがって、環Rは体である。 3)以上より、環Rが体であることの必要十分条件は、 ”環Rが自明な両側イデアルしか持たないこと”である事が示された。 さて、 ”体R→自明な両側イデアルしか持たない”は、斜体(非可換)に拡張できる だが、逆の”環R自明な両側イデアルしか持たない→体R”は、非可換の場合には反例がある つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/481
482: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/21(金) 11:42:07 ID:sZPmTJOe >>481 つづき その反例こそ、何を隠そう、行列環 Mn(R) だ!(>>467など) 行列環 Mn(R) が、積で非可換は、いわずもがな 行列環 Mn(R) が、零因子を持つことも、いわずもがな つまり、行列環 Mn(R) は単純環であるけれども、斜体ではない ∵行列環 Mn(R) 零因子を含み、零因子は逆元を持てない! 逆に、行列環 Mn(R) から、零因子を除けば、即ち斜体になる 行列環 Mn(R) 、零因子、逆元、斜体たちは、そういう関係なのです そして、「アルティン・ウェダーバーンの定理」から、これ結構普通*) 環における逆元の存在と零因子が無関係などと、勘違いw(>>371など) ああ勘違い。アホの上塗り、勘違い 自分の失言を誤魔化そうと、 他人を攻撃して、自爆してりゃ、世話がないw(^^; *)注 >>467などご参照。なお、”Mni(Di) の直積”ってところが、零因子と零因子以外の直積の正体(これキメラでしょ)が、いまいち理解できてないので、”普通”とお茶濁す(^^ 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/482
497: 132人目の素数さん [sage] 2020/08/21(金) 18:56:20 ID:5VB2YcFE >>481 (◆yH25M02vWFhP 第一の自爆) http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1436721054 >環Rが体であることの必要十分条件は自明なイデアルしか持たないことである。 正しくは「可換環R」 以下の「証明」を読んで理解したなら、 そのことに気づけるはずだが 君は、理解できなかった、と >aから生成される単項イデアル(a)を考える。 >明らかに(a)≠(0)だから、(a)=Rとなる。 >したがって1∈(a)となる ここまでは非可換環でもOK し・か・し >よってRの元bが存在してab=1となる ここが、非可換環ではNG 可換環なら、両側からRの元を掛けている場合も 「可換性」によって、例えば右側に寄せられる そうしてしまえば、ac+ad=1の場合も a(c+d)=1となるから、(c+d)がaの逆元だといえる ゆえに「Rの元bが存在してab=1」と言い切れる し・か・し・・・ 非可換環の場合、例えばlarを、arlとかrlaとかにすることができない したがって (l1)a(r1)+(l2)a(r2)=1 だからといって、そこから a(r1l1+r2l2)=1 とすることができない こんなの、数学科卒なら分かるが 素人は論理的思考力がないから 指摘されるまで絶対気づけない http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/497
526: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/21(金) 23:41:25 ID:WrfyH/cJ >>498-513 ありがとさん ああ、そうだったねw(^^; ご指摘の通り よってこれ(>>482)「逆に、行列環 Mn(R) から、零因子を除けば、即ち斜体になる」 は、撤回しておくよ なお(>>482より)修正 行列環 Mn(R) 、零因子、逆元、斜体たちは、そういう関係なのです ↓ 行列環 Mn(R) 、零因子、逆元、斜体たちには、密接な関係がある よって、なお下記は有効ですな さらに、環における逆元の存在と零因子が無関係などと、勘違いw(>>371など) スポポポポポポーン!!! 。 。 。 。 。 。 ゚ 。 。゚。゜。 ゚。 。 / // / / ( Д ) Д)Д)) アホじゃん。おれと良い勝負だよなw(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/526
528: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/21(金) 23:53:52 ID:WrfyH/cJ >>518 (再録) >>378の問題でさ 「実数体R上のn(≧1)次正方行列環Mn(R)のイデアルはMn(R)と{0}に限られることを証明せよ。」 のあんたの証明は? まさか、>>415の花木章秀の行列単位 Ekiを使う証明と同じってことなよな〜〜ww 自力で考えたんだろw? (引用終り) やっぱ、種本丸写しかよ いやいや、それで良い、それでいいんだ 身の程を知れってこと 自力で考えるなんて、あんたの頭じゃ、無理だよね 数学に王道無しというが、王道は無くても、正道はあるとおもう 正道とは、自分に適した道のこと Fランでも、数学教師は、東大京大から来る場合が多い 数学秀才が来る場合が多い。彼らは、自分の体験から「自分で考えて解きましょう」なんていうけどさ あんたらが、同じようにできるわけない やっぱ、種本丸写し、いやいや、それで良い、それでいいんだ きっと、花木章秀だって、種本あるんだよ、きっと 自分でじっくり考えるところと、ある程度考えて解答を見て理解するところと、使い分けないと おサルが、数学科で落ちこぼれたのは、数学教師の「自分で考えて解きましょう」を、真に受けたんじゃね? 身の程を知れってこと、自力で考えるなんて、あんたの頭じゃ、無理だよね http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/528
534: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/22(土) 07:59:53 ID:qg6YAvVW >>526 補足 もう一度、零因子と逆元との関係を纏めておこう まず、実数Rを成分とするn×n正則行列全体の成す一般線形群GLn(R)については、下記ご参照 1.n×n行列全体の成す行列環 Mn(R) で、ここには0(零行列)と零因子が含まれている 2.Mn(R) から 0(零行列)と零因子を除けば、n×n正則行列全体の成す一般線形群GLn(R)になる 3.行列環 Mn(R) においては、零因子か(逆元を持つ)正則行列かは、その行列式で分けられる 即ち、行列A∈Mn(R)で、行列式|A|=0なら零因子、行列式|A|≠0なら正則行列となる だから、零因子で無ければ、(逆元を持つ)正則行列である だから、n×n行列全体の成す行列環 Mn(R) において、零因子と正則行列は、密接に関係しているのです!(^^ (参考) https://en.wikipedia.org/wiki/General_linear_group General linear group (抜粋) In mathematics, the general linear group of degree n is the set of n×n invertible matrices, together with the operation of ordinary matrix multiplication. This forms a group, because the product of two invertible matrices is again invertible, and the inverse of an invertible matrix is invertible, with identity matrix as the identity element of the group. The group is so named because the columns of an invertible matrix are linearly independent, hence the vectors/points they define are in general linear position, and matrices in the general linear group take points in general linear position to points in general linear position. To be more precise, it is necessary to specify what kind of objects may appear in the entries of the matrix. For example, the general linear group over R (the set of real numbers) is the group of n×n invertible matrices of real numbers, and is denoted by GLn(R) or GL(n, R). つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/534
547: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/22(土) 10:18:54 ID:qg6YAvVW >>528 補足 >数学に王道無しというが、王道は無くても、正道はあるとおもう >正道とは、自分に適した道のこと さて、下記の問題で、 (>>378) >実数体R上のn(≧1)次正方行列環Mn(R)のイデアルはMn(R)と{0}に限られることを証明せよ。 もう一度、この問題のまとめを しよう 大体は、>>463と>>481に書いたけど、証明の方針は、下記の「環Rが体であることの必要十分条件は自明なイデアルしか持たないことである」に同じ (蛇足だが、{0}(零0から成るイデアル)と、環R全体から成るイデアルを、自明なイデアルという) <チャート式風考察>(^^; 1.問題文の「イデアルはMn(R)と{0}に限られることを証明せよ」から、Mn(R)と{0}以外の(中間の)イデアルIがあったとして、Iの性質を調べるという筋が浮かぶ 背理法で、「Mn(R)と{0}以外の(中間の)イデアルIがあったとして」から、矛盾(実はI=R)でも良いし 背理法を避けて、「{0}以外の(中間の)イデアルIがあったとして」でも良い 要は、「(中間の)イデアルI」に思い至ること 2.イデアルの知識として、乗法単位元1が、イデアルIに含まれると、I=Rとなることを知っておく、1∈I →I=R (いまの場合、単位行列E∈I を示すという方針になる) これは、1∈I→1R⊂I から出る 3.上記で既に言及しているが、I=Rという等号は、”I⊂R & R⊂I”に分けて証明することが多い (余談だが、これは不等式で、I=Rという等式を、”I>=R & R=<I”に分けて証明するのに類似) つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/547
578: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/22(土) 15:00:00 ID:qg6YAvVW おサルさん (>>534より) もう一度、零因子と逆元との関係を纏めておこう まず、実数Rを成分とするn×n正則行列全体の成す一般線形群GLn(R)については、下記ご参照 1.n×n行列全体の成す行列環 Mn(R) で、ここには0(零行列)と零因子が含まれている 2.Mn(R) から 0(零行列)と零因子を除けば、n×n正則行列全体の成す一般線形群GLn(R)になる 3.行列環 Mn(R) においては、零因子か(逆元を持つ)正則行列かは、その行列式で分けられる 即ち、行列A∈Mn(R)で、行列式|A|=0なら零因子、行列式|A|≠0なら正則行列となる だから、零因子で無ければ、(逆元を持つ)正則行列である だから、n×n行列全体の成す行列環 Mn(R) において、零因子と正則行列は、密接に関係しているのです!(^^ よって、なお下記は有効ですな 環における逆元の存在と零因子が無関係などと、勘違いw(>>371など) 又 「例が1つだけだと確実に間違う 例えば群の例で、自然数しか思いつかないようなもん で唯一の例を根拠に「群の演算は可換!」とか言いきったら馬鹿」(>>130) って、自然数Nが、群の例? ああ、wikipedia 「自然数(しぜんすう、英: natural number)とは、個数、もしくは順番を表す一群の数のことである」 を誤読したか? スポポポポポポーン!!! 。 。 。 。 。 。 ゚ 。 。゚。゜。 ゚。 。 / // / / ( Д ) Д)Д)) アホじゃん。おれと良い勝負だよなw(^^; さすが、ヒキコモリ無職無収入の数学科のオチコボレだな〜ww http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/578
581: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/22(土) 15:07:18 ID:qg6YAvVW >>578 下記投稿は、零因子と逆行列の関係を知っていたら、下記の意図が分かるはずだがなwww (>>149より再録) >正:まあ、折角だから書いておくと、正方行列(の成す群)とか多元数あたりな 細かく書いたら切りが無い(^^ 現高校数学で、行列を教えるかどうか知らないが 下記旧高校数学Cでは、行列を教えていた 後は、自学自習して下さい http://www.geisya.or.jp/~mwm48961/kou2/matrix_mul1.html 高校数学 >> 旧高校数学C *** 行列 *** ■零因子 (抜粋) [解説] ● 数については, ab=0ならば,a=0またはb=0です。 (対偶で言えば,a≠0かつb≠0ならばab≠0です。) ● 行列については, AB=0であっても,A=0またはB=0 とは限りません。 (対偶で言えば,A≠0かつB≠0でもAB=0となることがあります。) ※ 教科書では,「A≠0かつB≠0でAB=0となる行列A,Bを零因子という」とされています。 「A≠0かつB≠0でAB=0となるときAをBの左零因子,BをAの右零因子という。」 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%8C%E5%88%97%E7%92%B0 行列環 (抜粋) 行列環 は、行列の加法および行列の乗法のもとで環をなす、行列の任意の集まりである。別の環を成分に持つ n×n 行列全体の集合や無限次行列環 (infinite matrix ring) をなす無限次行列のある部分集合は行列環である。これらの行列環の任意の部分環もまた行列環である。 R が可換環のとき、行列環 Mn(R) は行列多元環 (matrix algebra) と呼ばれる結合多元環である。この状況において、M が行列で r が R の元であれば、行列 Mr は行列 M の各成分に r をかけたものである。 行列環は単位元をもたない環上作ることができるが、終始 R は単位元 1 ≠ 0 をもつ結合的環であると仮定する。 2×2実行列 の多元環 M2(R) は非可換結合多元環の簡単な例である。四元数と同じく R 上 4 次元であるが、四元数とは異なり、行列単位の積 E11E21 = 0 からわかるように、零因子をもち、したがって可除環ではない。その可逆元は正則行列でありそれらは群、一般線型群 GL(2,R) をなす https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%B6%E5%9B%A0%E5%AD%90 零因子 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/581
588: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/22(土) 16:06:52 ID:qg6YAvVW >>543 追加 複素数、4元数、8元数の行列表現 (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%87%E7%B4%A0%E6%95%B0 複素数 (抜粋) 行列表現 「実二次正方行列」も参照 複素数 α = a + bi を、C 上の(左からの)作用と見ると、それに対応する R2 上での一次変換の表現行列を考えることができる。 対応(a,b ∈R) a+bi ↓↑ (a,-b b,a) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E5%85%83%E6%95%B0 四元数 (抜粋) 行列表現 複素数が行列で表されたのとまったく同様に、四元数も行列で表すことができる。四元数を行列として表現して、四元数の加法と乗法を行列のそれに対応させる方法は、少なくとも二つあり、一つは 2×2 複素行列を用いるもの、いま一つは 4×4 実行列を用いるものである。何れの場合も、表現は線型に関連する表現の族として与えられるもので、抽象代数学の言葉でいえば、H からそれぞれ全行列環 M2(C) および M4(R) への単射環準同型である。 2×2 複素行列を用いて、四元数 a + bi + cj + dk は (a+bi,c+di -c+di,a-bi) と表現される。この表現は以下のような性質を持つ: ・複素数 (c = d = 0) は対角行列に対応する。 ・四元数のノルム(複素数のノルム同様に、自身とその共軛との積の平方根)は対応する行列の行列式の平方根に一致する[21]。 ・四元数の共軛は、対応する行列のエルミート共軛に対応する。 ・単位四元数に制限すれば、この表現は S3 と SU(2) との間の同型を与える。後者の群は量子力学においてスピンを記述するのに重要である(パウリ行列を参照)。 4×4 実行列を用いれば、同じ四元数は 略 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/588
604: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/22(土) 22:48:58.46 ID:qg6YAvVW >>581 補足 雪江の代数学3 書棚の肥やしでつんどくだったが、7.5をちらみしてみると、ヤコブソン根基が出てくる 下記だが、ジャコブソンだ? 普通、雪江の呼び方だろうが(^^ ヤコブソン根基は、直感的な議論としては、「ベキ零根基によく似ている。環論において「悪い」という意味はいくつか考えられるが、その一つは零因子であることである。それよりより広い意味での「悪い」という概念は、単元でない(乗法について可逆でない)ことである」 か、なるほど(^^ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B3%E3%83%96%E3%82%BD%E3%83%B3%E6%A0%B9%E5%9F%BA ジャコブソン根基 (抜粋) 環論において、環 R のジャコブソン根基あるいはヤコブソン根基(英: Jacobson radical)とは、すべての単純右 R-加群を零化する R の元からなるイデアルである。定義において「右」の代わりに「左」としても同じイデアルが得られるので、この概念は左右対称である。環のジャコブソン根基をよく J(R) あるいは rad(R) と表すが、他の環の根基との混乱を避けるため、この記事では前者の表記を使う。ジャコブソン根基はジャコブソン(英語版)にちなんで名づけられた。彼は初めてそれを任意の環について(Jacobson 1945)で研究した人である。 環のジャコブソン根基には内在的な特徴づけが数多くあり、そのいくつかは単位元をもたない環に対する定義としても採用することができる。加群の根基はジャコブソン根基の定義を加群を含むように拡張する。ジャコブソン根基は多くの環や加群の理論の結果、例えば中山の補題において、際立った役割を果たす。 直感的な議論 他の環の根基のように、ジャコブソン根基 は「悪い」元の集まりとして考えることができる。この場合「悪い」性質はこれらの元は環のすべての単純左・右加群を零化するということである。比較の目的のため、可換環のベキ零根基 √0 を考えよう。これはすべてのベキ零元からなる。実は任意の環について、環の中心に入っているベキ零元はジャコブソン根基にも入っている[1]。なので、可換環については、ベキ零根基はジャコブソン根基に含まれている。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/604
605: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/22(土) 22:49:28.30 ID:qg6YAvVW >>604 つづき ジャコブソン根基は直感的にはベキ零根基によく似ている。環論において「悪い」という意味はいくつか考えられるが、その一つは零因子であることである。 それよりより広い意味での「悪い」という概念は、単元でない(乗法について可逆でない)ことである。環のジャコブソン根基は単に単元でないというよりも強い性質を満たす元からなる。 これは正式な言い方ではないがジャコブソン根基は(というよりも多くの根基と呼ばれるものはというべきだが)「悪さ」の度合いについて単元でない元のうちでも「悪い」ものの集合だということができる ――ある意味で、ジャコブソン根基の元は「環に内在的な」どんな加群においても「単元として振る舞っ」てはならない。 正確に言えば、ジャコブソン根基の元は自然な準同型(英語版)のもとで、問題の環に内在的なすべての「右可除環」(すべての非零元が右逆元(英語版)をもっているような環)の零元に射影しなければならない。 簡潔に言えば、それは環のすべての極大右イデアルに属していなければならない。これらの考えはもちろん不正確だが、少なくともなぜ可換環のベキ零根基がジャコブソン根基に含まれているかを説明している。 さらに単純な方法で、環のジャコブソン根基を環の「悪い元を消す」手段として考えることができる――つまり、ジャコブソン根基の元は商環 R/J(R) において 0 として振る舞う。N が可換環 R のベキ零根基であれば、商環 R/N はベキ零元をもたない。同様に任意の環 R に対して、商環は J(R/J(R)) = {0} という性質をもっており、したがってジャコブソン根基におけるすべての「悪い」元は J(R) で割ることによって取り除かれている。ジャコブソン根基やベキ零根基の元はそれゆえ 0 の一般化と見ることができる。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/605
608: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/22(土) 22:54:08.50 ID:qg6YAvVW >>593 >零因子云々は余計な知識であって >ここでは全く必要ない 笑えるわ なに言い訳してんだ、オチコボレが (>>581) 零因子と逆行列の関係 しらないFラン数学科卒www(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/608
614: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/23(日) 09:03:57.66 ID:ehdjUjVy >>526 補足 >よってこれ(>>482)「逆に、行列環 Mn(R) から、零因子を除けば、即ち斜体になる」 >は、撤回しておくよ 行列環 Mn(R)で、零因子を含むヤコブソン根基(>>604)J(Mn(R)を作って 商環 Mn(R)/J(Mn(R)) 作れば J(Mn(R)/J(Mn(R))) = {0} が言えて(>>605) 零因子を含まない環が、できるのか (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%92%B0%E3%81%AE%E6%A0%B9%E5%9F%BA 環の根基 (抜粋) 環の根基 (radical of a ring) は環の「悪い」元からなるイデアルである。 根基の最初の例は冪零根基であった。 これは (Wedderburn 1908) のサジェスチョンに基づいて、(Kothe 1930) で導入された。 次の数年間でいくつかの他の根基が発見された。 それらのうち最も重要な例はジャコブソン根基である。 根基の一般論は (Amitsur 1952, 1954, 1954b) と Kurosh (1953) によって独立に定義された。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/614
626: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/23(日) 16:06:25.22 ID:ehdjUjVy >>614 >行列環 Mn(R)で、零因子を含むヤコブソン根基(>>604)J(Mn(R)を作って >商環 Mn(R)/J(Mn(R)) 作れば J(Mn(R)/J(Mn(R))) = {0} が言えて(>>605) >零因子を含まない環が、できるのか これも撤回(^^; 上記の話は、可換環 R の話みたい(>>619-620ご参照) 行列環が、Division ringになる条件 うん、これか "Relation to fields and linear algebra In fact the converse is also true and this gives a characterization of division rings via their module category: A unital ring R is a division ring if and only if every R-module is free.[7]" ( unitary ring、単位的環、単位環 ) むずいw(^^; https://en.wikipedia.org/wiki/Division_ring Division ring Relation to fields and linear algebra All fields are division rings; more interesting examples are the non-commutative division rings. The best known example is the ring of quaternions H. If we allow only rational instead of real coefficients in the constructions of the quaternions, we obtain another division ring. In general, if R is a ring and S is a simple module over R, then, by Schur's lemma, the endomorphism ring of S is a division ring;[6] every division ring arises in this fashion from some simple module. つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/626
630: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/23(日) 16:10:01.39 ID:ehdjUjVy >>629 つづき (参考:2N×2N matrices だって(^^ ) https://arxiv.org/pdf/hep-th/9906065.pdf Matrix Representation of Octonions and Generalizations 1999 Jamil Daboul 1 and Robert Delbourgo Abstract We define a special matrix multiplication among a special subset of 2N×2N matrices, and study the resulting (non-associative) algebras and their subalgebras. We derive the conditions under which these algebras become alternative non-associative and when they become associative. In particular, these algebras yield special matrix representations of octonions and complex numbers; they naturally lead to the Cayley-Dickson doubling process. Our matrix representation of octonions also yields elegant insights into Dirac’s equation for a free particle. A few other results and remarks arise as byproducts. (追加参考) ”例えば、可換体上の 2 次以上の全行列環は、(M(n, R) の任意のイデアルは、R のイデアル I に対して M(n, I) の形であるから)非自明なイデアルを持たないが、非自明な左イデアル(すなわちある固定された列が 0 である行列全体の集合)を持つ。” か、なるほど これは、うまい例だな、覚えておこう 行列A∈R、B∈I |Bは、ある固定された列が 0 である行列 AB∈I|ABは、ある固定された列が 0 である行列 ってことか https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%9E%E5%8F%AF%E6%8F%9B%E7%92%B0 非可換環 単純環 詳細は「単純環」を参照 単純環 (simple ring) とは、自身と零イデアルの他に両側イデアルを持たない、零環でない環である。単純環は必ず単純多元環 (simple algebra) と考えることができる。環としては単純だが加群としては単純でない環が存在する。 例えば、可換体上の 2 次以上の全行列環は、(M(n, R) の任意のイデアルは、R のイデアル I に対して M(n, I) の形であるから)非自明なイデアルを持たないが、非自明な左イデアル(すなわちある固定された列が 0 である行列全体の集合)を持つ。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/630
674: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/25(火) 16:00:13.57 ID:2yNZ8A8t >>673 つづき 加群 詳細は「環上の加群」を参照 ベクトル空間が体に対するものであるように、加群 (英: modules) の概念は環に対するものである。これはベクトル空間の公理において体 F とするところを環 R で置き換えることで得られる[101]。加群の理論はベクトル空間のそれと比べて(環の元に必ずしも乗法逆元が存在しないことで)より複雑なものになっている。 関連項目 ・ベクトル空間代数(英語版) - 体の概念を予め要求せずにベクトル空間を定義する、ベクトル空間の抽象代数学的取扱い。 https://mathoverflow.net/questions/32397/vector-spaces-without-natural-bases Vector spaces without natural bases Mar 29 '16 at 22:39 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%BA%E5%BA%95_(%E7%B7%9A%E5%9E%8B%E4%BB%A3%E6%95%B0%E5%AD%A6) 基底 (線型代数学) 定義 (実数全体 R や複素数全体 C のような)体 F 上の線型空間 V の基底 B とは、V の線型独立な部分集合で、V を張る(生成する)ものを言う。より具体的には、B = {v1, …, vn} をベクトル空間 V の有限部分集合とするとき、B が基底であるとは、条件として 線型独立性 a1, …, an ∈ F に対して a1v1 + … + anvn = 0 が成り立つならば、a1 = … = an = 0 でなければならない。 全域性 V のどんな元 x も、適当な a1, …, an ∈ F を選んで x = a1v1 + … + anvn が成り立つようにできる。 を何れも満足することを言う。最後の等式における係数 ai は基底 B に関する x の座標と呼ばれ、線型独立性により座標は一意的に定まることが分かる。 上記の条件を満たす整数nが存在するとき、その線形空間は有限次元であるという。そのようなnが存在しないときは無限次元であるという。 (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/674
675: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/25(火) 16:56:18.67 ID:2yNZ8A8t >>674 補足 ”質問: ベクトル空間が基底をもたないとはどういうことですか?基底をもたないということがあるのですか?” 余談ですが、実数体Rベースの有限次元ベクトル空間だと、基底は必ずあるのですね Rが体や斜体ではない一般の環などになると、基底を持つ持たないは、結構ややこしいということですね なるほど (参考) http://www.math.titech.ac.jp/~kotaro/class/2010/linear2/ 線形代数学第二B (2010年度) 山田光太郎 2011年2月11日 講義資料 http://www.math.titech.ac.jp/~kotaro/class/2010/linear2/20101111.pdf 線形代数学第二B 講義資料5 山田光太郎 東工大 2010 年11 月11 日(2010 年11 月11 日訂正) (抜粋) P7 5.3 例 前回みたように F = {f | f は R 上で定義された実数値関数全体 } は R 上の無限次元ベクトル空間となる. P3 質問: F について,F ∋ fk(x) = x^k としたとき√x がf の(原文ママ,"fk の" ということか)線形結合で書けない のは√x がR 上全体で定義されていないからですか? お答え: いいえ.f(x) = e^x で定まるf ∈ F も{fk; k = 0,...,N} の線形結合では表せません. 質問: 基底の存在しないベクトル空間とは要するにRn (n = 1) のことですか?どんなベクトル空間にも基底はあるのが普通ですよね. お答え: 普通ではありません.この授業で扱うのはほとんどが有限次元,というだけのことです. そして無限次元ベクトル空間にもいろいろなものがあり,単純にR1 と書くことはほとんどありません.ここでは深入りしませんが. 質問: ベクトル空間が基底をもたないとはどういうことですか?基底をもたないということがあるのですか? お答え: 例をあげたはず.F は基底をもちません. http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/675
676: 132人目の素数さん [] 2020/08/25(火) 18:38:50.10 ID:LqiSh/C2 詳しくありがとうございます 納得しました http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/676
681: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/26(水) 07:24:31.47 ID:mnW83lWq >>676 ID:LqiSh/C2さん、どうもです 私の数学メモを読んでくれてありがとう いま、下記 (>>642より) >https://en.wikipedia.org/wiki/Division_ring >Division ring >"Relation to fields and linear algebra >In fact the converse is also true and this gives a characterization of division rings via their module category: A unital ring R is a division ring if and only if every R-module is free.[7]" >( unital/unitary ring、単位的環、単位環 ) >https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%9C%E4%BD%93_(%E6%95%B0%E5%AD%A6) >斜体 (数学) division ring >斜体であるという性質は加群の圏の性質から特徴づけることもできる。環 R が斜体である必要十分条件はすべての左 R 加群が自由加群であることである[5]。 (引用終り) について調べています 自由加群とは、ねじれフリーの加群ということですね ねじれフリーが、もとのRの加除環性、つまり零因子を持たず、0以外の元に逆元が存在して、積が群になる(=Rは体又は斜体)ってことに関係しているってこと つまりは、「零因子を持たず」 と、「0以外の元に逆元が存在して、積が群になる」とが、関係しているってことなのでしょうね〜(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/681
683: 132人目の素数さん [] 2020/08/26(水) 09:47:17.07 ID:8ae+cQFx 勉強になるなあ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/683
695: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/26(水) 18:45:07.61 ID:xagmva3J >>690 >まず、一般の環について「零因子を持たない」と「0以外の元に逆元が存在して、積が群になる」は同値ではありません >整数環がいい例です 零因子はありませんが、1とー1以外の元には逆元がありません うん だが、零因子でなければ、逆元を追加できるよね つまり、整数環に逆元を追加してやれば、有理数体が構成できるよね だから、”逆元を追加できる”という条件下では、同値? >>691 ありがと ちらっと見た 1974か、ちょっと古いけど Categoryも入っているね(^^ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/695
705: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/26(水) 21:04:54.12 ID:mnW83lWq >>702 >>つまり、整数環に逆元を追加してやれば、有理数体が構成できるよね >できません。 それだけで、体ができるとはいっとらんぞよw(^^ 逆元を加えることができれば、整数環を、四則演算だけで拡張できるということ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/705
726: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/08/26(水) 23:57:54.00 ID:mnW83lWq あほらし そもそも、全ては>>134より 「まあ、折角だから書いておくと、正方行列とか多元数あたりな 群は基本的に非可換だよ」 から始まった 正方行列を、「逆元を持つ正方行列」あるいは「可逆な正方行列」あるいは「行列式が0でない正方行列」 とでも書けば良かったのだろうが、コンテキストが群だから、逆元を持つのは、デフォルト つまり、”デフォルト”は、黙示的に指定されている。群なら、”逆元を持つのは、デフォルト” で、ウルサイから、正方行列に零因子が存在することくらい当然で常識でと、>>149を投稿した(旧高校数学Cも引用してね) (要は、正方行列に零因子が存在して、それを除外する話でしょという趣旨でね) で、おサルは、>>160で「なんかまたトンチンカンなこといってるな、零因子の話なんかまったくしてないぞ」と来たもんだ ? ”逆元を持つ”と、正方行列の零因子は、密接な関係(裏表の関係)じゃんかって話で、 正方行列から、一般の環Rでどうなるという話で、いまに至る。この話は、結構面白い(^^ で、有理数体Qの話(>>695)も同じで、整数環Zにおいて、0以外の任意の整数nの逆元1/nを導入して、四則演算で閉じるようにすれば、Qになる (一貫)中学か高校レベルの常識で、それ”デフォルト”ですよ(>>705) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595166668/726
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