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現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む79 (1002レス)
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む79 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1573769803/
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905: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2020/01/03(金) 09:13:47.67 ID:ivt0JCXh 面白いところを抜粋(^^; http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~narutaka/lists.html 小沢 登高 Narutaka OZAWA コメント付き論文リスト (抜粋) [5] Almost completely isometric embeddings between preduals of von Neumann algebras. J. Funct. Anal., 186 (2001), 329--341. doi:10.1006/jfan.2001.3796 dvi これもNgが出した問題。99年10月にやった。あっちを叩けばこっちが出っ張るという状況の中、3週間ぐらい集中した。それまでの証明はすべて気合一発でやっていたが、これは方針を立ててひとつずつ証明していった。Kirchbergと無関係なネタもこれが初めて。 [6] On the set of finite-dimensional subspaces of preduals of von Neumann algebras. C. R. Acad. Sci. Paris Ser. I Math., 331 (2000), 309--312. doi:10.1016/S0764-4442(00)01646-3 dvi また気合一発で証明してしまった。きれいな結果ではあるが、何かの役に立つことはなさそう。 [7] Amenable actions and exactness for discrete groups. C. R. Acad. Sci. Paris Ser. I Math., 330 (2000), 691--695. doi:10.1016/S0764-4442(00)00248-2 math.OA/0002185 Paris第六大学に滞在していたとき、Guentner-Kaminkerのプレプリントを読んでいて、彼らの重要な見落としに気が付いた。この論文のおかげで、作用素空間の外でも名前が売れた。数学においても、競争という側面を無視するわけにはいかない。 [10] An application of expanders to B(\ell_2)\otimes B(\ell_2). J. Funct. Anal., 198 (2003), 499--510. doi:10.1016/S0022-1236(02)00107-6 math.OA/0110151 01年8月末にTAMUから東京に戻って数日後、Pisierから某氏がQWEP予想を解いたと主張していることを知らされる。さっそくプレプリントをダウンロードして読んでみたら、実際にはさらに強い(疑わしい)主張が述べてあった。反例を探すこと一ヵ月でようやく見つかった。 反例の構成法をいじったところ、思いがけず別の問題が解けたので、論文にした。数学というものは、勢いさえあれば何らかの結果にぶつかるものだと思った。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1573769803/905
906: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2020/01/03(金) 09:15:32.08 ID:ivt0JCXh >>905 つづき [18] A note on non-amenability of B(\ell_p) for p=1,2. Internat. J. Math., 15 (2004), 557--565. doi:10.1142/S0129167X04002430 math.FA/0401122 正確な時期は思い出せないが、01年の秋ぐらいに東京でやったはず。01年春にReadが示した定理を、夏のTAMU研究集会でPisierが分かりやすく解説してくれた。 Pisierに勧められてそれを応用してみたところ、Connesの定理(1978)に作用素環の知識を必要としない簡単な証明をつける事ができた。 さらに新しい結果に結びつくかもしれないと思って放置しておいたが、某氏から某誌に論文を投稿して欲しいと頼まれたので、引っ張り出した。Banach環の研究者向けに分かりやすく書いたつもり。 (追記:09年秋になって、Banach空間論のある標準的な知識を合わせれば追い求めていた結果に到達できるということを知らされた。人に出し抜かれたのはこれが初めてだ。) [39] Noncommutative real algebraic geometry of Kazhdan's property (T). J. Inst. Math. Jussieu, 15 (2016), 85--90. doi:10.1017/S1474748014000309 arxiv:1312.5431 普段は晩酌をして、その後は睡眠の妨げとなるようなことはしないのだが、研究集会懇親会翌日の休肝日に夕食後も気になる問題を弄んでいたら、思いがけないほど当たり前に解けてしまった。 翌朝早くに目が覚めたので始発で研究所に行き即論文にした。夜に示されたことは日の光に曝されて蒸発するのが大抵なので、不安だったのだ。 以前からコンピュータを使って定理を示す数学に興味を持っていたが、今回ようやく関係するであろう仕事が出来た。とはいえ自分は実装に関してはまるで素人なのだ。 (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1573769803/906
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