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現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む79 (1002レス)
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む79 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1573769803/
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48: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/11/17(日) 21:48:57.57 ID:ybAPn3Jm Inter-universal geometry と ABC予想 42 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1572150086/206- 206 投稿日:2019/11/17(日) 17:03:11.84 ID:p1FBlCNS 絶対 Galois 群による数体の復元 星 裕一郎 >単遠アーベル的復元は, “所望の手続きの存在を証明する” ことが目的なのではなく,“所望の手続きを与 える” ことが目的である. 特に, 主張の中にその手続きを書くべきとされる. 下記か http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~yuichiro/talk20140311_report.pdf 絶対 Galois 群による数体の復元 星 裕一郎 (京都大学 数理解析研究所) 2014 年 5 月 (抜粋) 本稿は, 早稲田大学で開催された “第 18 回早稲田整数論研究集会” において 2014 年 3 月 11 日 に星が行った講演 “Reconstruction of a Number Field from the Absolute Galois Group” の報 告原稿である. 基本的には講演の内容をただ纏めたものであるが, 一方, ここでは, 全体を通じて, 講 演での説明よりも丁寧なそれを与えたつもりである. ・ K を体とする. K が Q のある有限次拡大と同型であるとき, K は NF (= Number Field) であると言うことにする. ある素数 p が存在して K が Qp のある有限次拡大と同型であるとき, K は MLF (= Mixed-characteristic Local Field) であると言うことにする. 1 Neukirch ・ 内田の定理と単遠アーベル的復元 本稿の主題は, 以下の問に対する考察である. 問: 与えられた NF をその絶対 Galois 群から復元することはできるか? この問の 1 つの古典的な肯定的解答として, 次の Neukirch ・ 内田の定理を挙げること ができる ([12], Theorem; [13], Theorem を参照*1). Neukirch ・ 内田の定理. □ ∈ {°, ・} に対して, F□ を大域体 (つまり, NF か, ある いは, 有限体上の 1 変数代数関数体), F □ を F□ の分離閉包, G□ def = Gal(F □/F□) を F □ を基点とする F□ の絶対 Galois 群とする. また, Isom(F°/F°, F・/F・) を体の同型 射 F°?→ F・ であって全単射 F°?→ F・ を誘導するもの全体のなす集合, Isom(G・, G°) を 位相群の同型射 G・?→ G° 全体のなす集合とする. このとき, 共役による写像 Isom(F°/F°, F・/F・) ?→ Isom(G・, G°)は全単射である. つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1573769803/48
49: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/11/17(日) 21:50:05.04 ID:ybAPn3Jm >>48 つづき F°, F・ を NF, G°, G・ をその絶対 Galois 群とすると, この定理によって, 特に, F° と F・ が体として同型であることと, G° と G・ が位相群として同型であることが同値である ことがわかる. つまり, NF の絶対 Galois 群の位相群としての同型類によって, その NF の同型類が完全に決定される. 別の表現を用いれば, 絶対 Galois 群は NF に対する “完 全な不変量” であるということがわかる. この意味において, “その絶対 Galois 群によっ て NF を復元することができる” と考えることが可能であろう. 一方, 望月新一氏は, [8] の中で, “そもそも復元とは何か?” という問についての考察を 行い, そこで, “双遠アーベル的復元”, “単遠アーベル的復元” という考え方を提唱した. この考え方のある側面を簡単に述べてしまうと, これは, “何を遂行すれば所望の復元が完 了したと考えるか” という “復元という行為の完了の基準” の設定の問題であると言える であろう. 本稿の主題である問の場合に, “双的な復元, 双遠アーベル的復元” の復元完了 基準を具体的に述べれば, 例えば以下のようになる. 今回の講演の内容は, 2013 年 7 月 12 日に “早稲田整数論セミナー” で星が行った 講演 “数体の乗法的情報による加法構造の復元” に直接的な関連のあるものとなっております. (こ の講演では, この原稿の 3.1 で説明した内田の補題の数体版の “双版” ? つまり, [3] の内容 ? に ついてお話をしました.) (引用終り) 2013 年 7 月 12 日に “早稲田整数論セミナー”ではないが “数体の乗法的情報による加法構造の復元”関連 http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~yuichiro/talks.html http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~yuichiro/talk20140804.pdf 乗法的情報による加法構造の復元 (全4回; 計5時間; 乗法的情報による加法構造の復元), 京都大学数理解析研究所 数学入門公開講座, 京都大学数理解析研究所, 2014.8.4-2014.8.8. 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1573769803/49
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