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現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む79 (1002レス)
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む79 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1573769803/
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413: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/12/14(土) 20:41:43.62 ID:s6Tab8iq >>412 つづき マシュー・ムーンシャイン予想の本質的な要素の一つは、ラマヌジャンによって発見された、 擬モジュラー形式である。ここで、1987年に開催された、ラマヌジャン生誕百周年記念の会議での フリーマン・ダイソンの講演記録から引用しよう。「擬テータ関数は今後発見されるであろう壮大 な統一像がどんなものかについてワクワクするようなヒントを与える。私の夢は、生きているうち に、超弦理論の予言を自然界の事実に一致させようという若手物理学者の努力の末、解析的な手法 が擬テータ関数を含むように拡張されるのを見ることだ。」マシュー・ムーンシャインは、擬モジ ュラー形式、マチュー群、カラビ・ヤウ多様体と超弦理論のコンパクト化の壮大な統一像を示すこ とにより、ダイソンの夢を実現するものである。過去数年、大栗博司の発見は物理学者、数学者の 双方により精力的に研究されている。それが世界的にインパクトを与えた証拠として、マシュー・ ムーンシャインに関する国際会議がチューリッヒのETH、ストーニーブルックのサイモンズ・セン ター、ロンドンのインペリアル・カレッジで開催されていることを指摘したい。 [20]において、大栗と山崎雅人(当時は学生、現在は教員)は、カラビ-ヤウ多様体の滑らか な幾何が、結晶溶解の統計力学的模型の熱力学的極限から得られることを示した。彼らは、特に、 結晶溶解の模型の特性多項式のロンキン関数を、対応するカラビ-ヤウ多様体の正則3形式に関連 付けることによって、溶けた結晶の熱力学的分配関数が、トポロジカルな超弦理論の分配関数の古 典的極限に等しいことを示した。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1573769803/413
414: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/12/14(土) 20:42:05.42 ID:s6Tab8iq >>413 つづき 研究成果 13:超対称ゲージ理論 2009年に立川裕二はL. F. Alday及びD. Gaiottoと共に、いわゆるAlday-Gaiotto-Tachikawa 予想を提起した。当初、この予想は理論物理学の言葉で表現されたが、すぐに数学的に正確な予 想に再定式化された。それ以来、その予想の大部分は厳密に証明された。当初は制限されたクラ スの群に対して考察されたが、論文[21]は、一般的な場合について理解する方向に向けて大きく 前進する内容を含んでいる。 物理学と数学の相互作用のもう一つの例として、論文[22]において、立川はO. Aharony及び N. Seibergと共に、一般的ゲージ理論で従来は無視されていた離散的パラメータを発見した。こ れらの新しいパラメータを記述する最も良い方法は、代数的トポロジーで盛んに研究されてお り、1980年代に多くの日本人数学者が貢献したテーマである分類空間のコホモロジーを用いるこ とである。しかし、分類空間のコホモロジーはこれまで物理学ではほとんど使われていなかっ た。従って立川がKavli IPMUの連携研究員であることから、直接数学者に質問することが可能で あったことと共に、全数学分野を広く網羅するKavli IPMUの図書室で図書を参照することができ たことが非常に役だった。 (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1573769803/414
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