[過去ログ]
現代数学の系譜 カントル 超限集合論 (1002レス)
現代数学の系譜 カントル 超限集合論 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/
上
下
前
次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
抽出解除
レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
4: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/10/05(土) 10:05:45.42 ID:JrhjRl4x さて、>>1に関連した議論の続きです 現代数学はインチキのデパート より https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570145810/21-25 どうも、ガロアスレのスレ主です(^^ 昨日のID:4Fu/lmU2さん(>>21)と 今日のID:kZwmbLNIさん(>>25)と が、同一人物かどうか? それが分からない それと、二つのIDの中に、私がガロアスレで論争していた人がいるかどうか? 一応、ここでは、二つのIDは同一人物で、私がガロアスレで論争していた人とは別人という前提で対応します (そのうち分かってくるかも知れませんが。ああ、(>>28)「私はサル石ではありません」と書かれましたね) なお、議論の前提として、ある程度、標準的に認められている現代数学の成果 テキストや、ウェブサイトにある、現代数学の成果は認めるものとしましょう (そうしないと、全てを公理からの構成や厳密な証明を求めるようなことをすると、余白が足りない(時間も足りない)) さて、論点を整理しましょう (>>3より) 1)正則性公理(>>16)は、無限下降列である x∋x1∋x2∋・・・ を禁止する (が、無限上昇列を禁止するものではない) なお、無限上昇列から、ノイマン構成により自然数N=ωの構成が認められる 2)ツェルメロ構成で、{{…{}…}}({}の多重無限)が考えられるが、正則性公理に反するか? で、 1)正則性公理において、>>17に示した ノイマン構成の∈の2項関係の列について 0∈1∈2∈3∈・・・∈n∈n+1・・・ ∈N=ω これは、正則性公理には反しないまでは合意(>>23-24)できましたね つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/4
6: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/10/05(土) 10:16:54.46 ID:JrhjRl4x >>4 つづき 1)の論点の 「正則性公理(>>16)は、無限下降列である x∋x1∋x2∋・・・ を禁止する が、無限上昇列を禁止するものではない」 について ノイマン構成の∈の2項関係の列 0∈1∈2∈3∈・・・∈n∈n+1・・・ ∈N=ω これは、正則性公理には反しない これは、当たり前。無限上昇列を禁止したら、現代数学の公理系としては機能しない そして、無限上昇列が出来たら、それを逆に辿る、無限下降列でしょ それとの折り合いをどうつけるか? ID:kZwmbLNIさんは 現代数学はインチキのデパート https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570145810/23-24 (抜粋) m∈Nで、mは自然数であるなら 0∈1∈2∈3∈・・・∈n∈n+1・・・m∈N=ω は”明らかに”有限長です。 (引用終り) と解釈することで折り合いを付けた ここは、ちょっと異論があるのですが、後で(^^ つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/6
9: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/05(土) 10:44:50.18 ID:kZwmbLNI >>4 >1)正則性公理は、無限下降列である x∋x1∋x2∋・・・ を禁止する > (が、無限上昇列を禁止するものではない) ええ >なお、無限上昇列から、ノイマン構成により自然数N=ωの構成が認められる いいえ 無限上昇列だけでは、ノイマン構成によるN=ωの存在は云えません 無限公理の設定により、N=ωの存在が認められます >2)ツェルメロ構成で、{{…{}…}}({}の多重無限)が考えられるが、 >正則性公理に反するか? {}が有限重なら正則性公理に反しませんが {}が無限重の場合、構成方法によっては正則性公理に反します。 >1)正則性公理において、ノイマン構成の∈の2項関係の列について >0∈1∈2∈3∈・・・∈n∈n+1・・・ ∈N=ω >これは、正則性公理には反しないまでは合意できましたね 「・・・ ∈N」と書き続ける限り、合意に至りません かならず∈の左側に具体的要素を書いてください 0∈1∈2∈3∈・・・∈n∈n+1・・・m∈N=ω (mは自然数) であれば、合意に至ります (当然上記は有限列ですが、合意しない人はおりますまい) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/9
11: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/05(土) 10:58:00.41 ID:o3KPqddg ますそもそもω使うのやめてよ。 この議論では必然的に通常の数学のωと、今話題のωが両方出てきてどっちの話してんのかわけわかめになる。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/11
14: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/05(土) 11:03:52.61 ID:JrhjRl4x >>7 つづき >「フォン・ノイマン宇宙、WFは0に冪集合の演算を有限回、あるいは超限回繰り返して得られる集合全体のクラス」 >という存在を認めることにしましょう さて、この前提で 下記より、冪集合で P({a})={Φ,{a}} つまり、 P({a})は{a}という一元集合の冪集合です ここで、{Φ,{a}}から、{{a}}という集合を作ることができるということを認めることにしましょう (注:{Φ,{a}}から、元Φを取り除くだけですけど(多分、分出公理を使う) あるいは、 P({Φ,{a}})={Φ,{Φ},{{a}},{Φ,{a}}}としても、{{a}}は作ることができる ) まあ、要するに {a}という集合に対して、一つ{}が多い{{a}}を、冪集合作る操作で、構成することができるということ ここで、フォン・ノイマン宇宙の「0に冪集合の演算を有限回、あるいは超限回繰り返して得られる集合」を認めると 空集合Φ={}に、ω回冪集合の演算を繰り返して ツェルメロ構成で、集合 {{…{}…}}({}の多重無限)(>>4)が、出来ました(^^ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%AA%E9%9B%86%E5%90%88 冪集合 (抜粋) 冪集合(べきしゅうごう、英: power set)とは、数学において、与えられた集合から、その部分集合の全体として新たに作り出される集合のことである。 定義 集合 S が与えられたとき、S のどの部分集合をも元とする集合 P(S):={A:a set|A⊆S}} を S の冪集合と呼ぶ。例えば ・ P({a})={Φ,{a}} https://tnomura9.exblog.jp/26409538/ tnomuraのブログ 冪集合公理 by tnomura9 | 2018-02-02 08:02 (抜粋) これまで調べた、外延性の公理、空集合の公理、対の公理、和集合の公理、冪集合公理から構築できる公理的集合論の世界は、空集合 {} を base case にして {{}}, {{{}}}, {{}, {{{}}}}, などのように有限集合を無限に作り出していく集合の生成体系で、そのなかでは和集合の演算が導入されている。 また、その中にはそれらの集合の冪集合も含まれる。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/14
18: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/05(土) 11:14:09.28 ID:o3KPqddg 一部修正して再掲 ーωの定義ー 順序対<x,y>の定義 ∀z <x,y>:⇔z=x ∨ (∀w w∈z ⇔ w=x ∨ w=y) 関数の定義 f:x→y:⇔∀z ∀a∈x ∃!b∈y <a,b>∈f 関数が単射の定義 f:x→y is injective:⇔∀a b c <a,c>∈f ∧ <b,c>∈f⇒a=b 関数が全射の定義 f:x→y is surjective:⇔∀b∈y ∃a∈x <a,b>∈f xが有限集合の定義 x:finite:⇔∀f:x→x f:monic⇒f:epic xが順序数の定義 x:ordered number:⇔∀a b c∈x a∈b ∧ b∈c ⇒ a ∈c ∧ ∀y⊂x y≠Φ ⇒ ∃a∈y ∀b∈y b=a ∨ a ∈ b ωの定義 ∀x∈ω :⇔ x:finite ∧ x:順序数 ー再掲終わりー 簡単にするために正則性の公理を利用して一部手をぬいてますがそこはお察し。 数学科で学んだ経験が無くとも普通の集合論の教科書の最初の10ページ目くらいまでに載ってる話でココまでは議論もないでしょう。 その ‘ツェルメロ構成のω’ を現代数学での議論の範囲内で議論するつもりならその ‘ω’ に現代数学でいうところの ‘well defined’ と呼べる定義を与えて下さい。 哲学の話をしたいならご自由に。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/18
23: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/05(土) 11:33:50.61 ID:o3KPqddg 兎にも角にも数学の話したいなら数学の論理式で表された定義与えないと何にも始まんないでしょ? 数学の話したいの? 数学っぽい与太話ができればそれで満足なん? http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/23
28: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/05(土) 11:50:06.38 ID:yY/gQRZe >>20 > 今話題のωと通常の数学のωとは、同じ意味で使っていますよ {a}は記法上は{}をつけているだけだが意味はaを要素と持つ集合という意味 「通常の」ωは「全ての有限順序数(= 自然数)を要素に持つ集合」から定義される 「1の言う」ωは異なる定義なんでしょう? つまりω = {?}と書くのなら何を要素に持っているの?ということを 書いてくれと他の人は言っているんですよ 例を挙げると (1)有限集合をただ1つ要素に持つのならば ω = {ある1つの有限集合} : 順序数は有限 (2)無限集合をただ1つ要素に持つのならば ω = {ある1つの無限集合} : 順序数はω+1以上になる 上の(1), (2)では順序数はωにはならない それで「1の言う」ωではω = {?}が集合として何を要素に持てば 順序数がωになるのかを書かないと定義できたことにはならない >>26 > 上記、可能な範囲で > よろしくお願いします(^^ だからその範囲で上の内容をあなたが書けばよいのです http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/28
31: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/05(土) 12:08:56.14 ID:JrhjRl4x >>19 (引用開始) ノイマン宇宙のV_ωには {}、{{}}、{{{}}}、… という{}の有限重の集合は全て存在する しかし、{}の無限重の集合は存在しない (引用終り) おやおや 公理的集合論では、どんな奇妙な集合でも、禁止されていない集合は存在しうる だから、出現して困る集合は、公理で禁止する必要がある そのための、正則性公理 そうして、正則性公理は、無限上昇列を禁止するものではない 例 ノイマンの自然数構成N=ω (>>6) 0∈1∈2∈3∈・・・∈n∈n+1・・・ ∈N=ω では、ツェルメロの自然数構成で 0:Φ 1:{Φ} 2:{{Φ}} ・ ・ n:{・・{Φ}・・} n重 これで、全ての有限の自然数は構成できる 無限公理で、Nとωが出来たあとに、 ω:{・・{Φ}・・} ω重 と定義すれば良い まあ、これが、ツェルメロの自然数構成の弱点であり、批判されるところでもあります(^^ 自然に、N=ωが出るノイマン構成の方がはるかに綺麗です http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/31
42: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/05(土) 14:02:44.04 ID:JrhjRl4x >>6 (引用開始) ID:kZwmbLNIさん 現代数学はインチキのデパート https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570145810/23- (抜粋) m∈Nで、mは自然数であるなら 0∈1∈2∈3∈・・・∈n∈n+1・・・m∈N=ω は”明らかに”有限長です。 (引用終り) と解釈することで折り合いを付けた ここは、ちょっと異論があるのですが、後で(^^ (引用終り) ここに戻ります 最小の超限順序数 ωは、極限点です。集積点とも言います T1-空間(=”任意の相異なる二点が分離できる”。実数Rはそうです)では 集積点ωは、”任意の近傍が S の点を無限に含むという条件に同値である” つまり、閉区間[0,1]内の数列 0=1-1/1,1-1/2,1-1/3,・・,1-1/n,・・ を考えます。n→∞で、1-1/n→1に収束します。そして、[0,1]の点1は、集積点です もうお分かりでしょう。1-1/nが順序数nに対応し、点1は∞つまり順序数nに対応します 点1は集積点で、”任意の近傍が S の点を無限に含む”ですから、閉区間[0,1]の内側に少しでも入れば 無限の1-1/nたちを含みます。無数の順序数nたちを含みます なので、あなたの上記証明は、「ωは、極限点」という性質を反映していませんね (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%B5%E9%99%90%E9%A0%86%E5%BA%8F%E6%95%B0 極限順序数 任意の自然数よりも大きい最小の超限順序数 ω (抜粋) 特徴付け 極限順序数は他にもいろいろなやり方で定義できる: ・順序数全体の成す類(クラス)において順序位相に関する極限点 (ほかの順序数は孤立点となる) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%86%E7%A9%8D%E7%82%B9 集積点/極限点 (抜粋) 集積点あるいは極限点は、位相空間 X の部分集合 S に対して定義される概念 定義 位相空間 X の部分集合 S に対し、X の点 x が S の集積点であるとは、x を含む任意の開集合が少なくとも一つの x と異なる S の点を含むことを指す この条件は T1-空間においては、x の任意の近傍が S の点を無限に含むという条件に同値である https://ja.wikipedia.org/wiki/T1%E7%A9%BA%E9%96%93 T1空間 (抜粋) X が T1-空間であるとは、X の任意の相異なる二点が分離できるときに言う (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/42
53: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/05(土) 15:26:32.40 ID:JrhjRl4x >>4 (再録) なお、議論の前提として、ある程度、標準的に認められている現代数学の成果 テキストや、ウェブサイトにある、現代数学の成果は認めるものとしましょう (そうしないと、全てを公理からの構成や厳密な証明を求めるようなことをすると、余白が足りない(時間も足りない)) (引用終り) これ思い出しておいてくださいね それで https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%B5%E9%99%90%E9%A0%86%E5%BA%8F%E6%95%B0 極限順序数 任意の自然数よりも大きい最小の超限順序数 ω (抜粋) 特徴付け 極限順序数は他にもいろいろなやり方で定義できる: ・順序数全体の成す類(クラス)において順序位相に関する極限点 (ほかの順序数は孤立点となる) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%86%E7%A9%8D%E7%82%B9 集積点/極限点 (抜粋) 集積点あるいは極限点は、位相空間 X の部分集合 S に対して定義される概念 定義 位相空間 X の部分集合 S に対し、X の点 x が S の集積点であるとは、x を含む任意の開集合が少なくとも一つの x と異なる S の点を含むことを指す この条件は T1-空間においては、x の任意の近傍が S の点を無限に含むという条件に同値である (引用終り) これ、認めましょうね 超限順序数 ωが、極限点であること、任意の近傍が S の点を無限に含むという条件に同値であること だから、超限順序数 ωから、任意の有限順序数nの間には、「S の点を無限に含む」つまり、無限の順序数がある http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/53
56: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/05(土) 15:40:26.14 ID:o3FGv8uB おっちゃんです。 >>52 >いえいえ >極限ですよ > >有限の >n:{Φ,{Φ},{Φ,{Φ}},・・}→{・・{Φ}・・}(一番右以外のΦを除くことを繰返す。{}はn重) > >ここで、n→∞とする 訂正して解釈して読んでも、極限は極限は存在せず、第n項がnの実数列 {n} は発散する。 >n→∞の極限を正統化するのが、無限公理でしょ(^^ 自然数全体の集合Nや無限集合の存在性を保証するのが無限公理。 可算無限無限集合Nの存在性の保証はペアノの公理で済む。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/56
61: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/05(土) 15:58:31.07 ID:JrhjRl4x >>54 追加 さて ・正則性公理では、「無限下降列である x∋x1∋x2∋・・・ は存在しない」と規定するが ・順序数では、「順序数からなる空でない集合には必ず最小元が存在する」 一方 「0, 1, 2, 3, ............, ω」 「すべての自然数が並び終えると、次に来るのが最小の超限順序数 ω である」 (ここでノイマン構成では 0∈1∈2∈ 3∈ ............∈ω となる順序が形成されている) となる ・二つを比較すると、 正則性公理の無限下降列には、最小元が存在しない 順序数の無限下降列には、最小元が存在する という違いがある これ、大きなポイントでしょうね(^^ ・あとは、これをどう解釈するのかだけです 1)順序数の無限下降列には、最小元が存在するから、もともと、正則性公理には反していない 2)無限列が、極限順序数ωなどを跨ぐ場合は、除外(ωは集積点ですから、跨げば必ず無限列を成す) 3)クラスの違いで考える。有限順序数の集合の属するクラスと、ωの集合の属するクラスとでは クラスが別で、クラスを跨ぐ数列には、正則性公理は適用できないと考える(∵ 元々ZFCは、クラスを扱えない) この1)〜3)のどれか(あるいは全て) こんなところじゃないでしょうか (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%89%87%E6%80%A7%E5%85%AC%E7%90%86 正則性公理 (抜粋) 以下の4つの主張はいずれも同値であり、どれを正則性の公理として採用しても差し支えない。 ・任意の空でない集合xに対して、∃y∈x,x∩y=0 ・∀xについて、∈がx上well-founded ・∀xについて、無限下降列である x∋x1∋x2∋・・・ は存在しない。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/61
70: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/05(土) 16:20:03.67 ID:JrhjRl4x >>65 >順序数の順序の列と∈列は異なります ノイマン構成では、順序数の順序の列と∈列は一致するのでは?(^^ 下記より ”集合 x について以下はZFで同値である。 ・x は順序数である。 ・x は推移的集合であり帰属関係 ∈ に関する整列集合である。 (ジョン・フォン・ノイマンの定義)[3][4]” とありますよ 一方、ツェルメロ構成では、一致しない。そこは批判されています(^^ (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/順序数 順序数 定義 整列集合 (A, <) に対して、A を定義域とする関数 G A,<を超限帰納法によって GA,< の値域 ran(GA,<) を (A, <) の順序数といい、これを ord(A, <) で表す。ある整列集合の順序数であるような集合を順序数と呼ぶ[2]。 順序数の特徴付け 集合 x について以下はZFで同値である。 ・x は順序数である。 ・x は推移的集合であり帰属関係 ∈ に関する整列集合である。 (ジョン・フォン・ノイマンの定義)[3][4] 注釈 2.^ 順序数は本来、上で述べた定義とは異なる仕方で定義されていた。 その定義とは、順序集合全体の集まりを「同型である」という "同値関係" によって類別したとき、順序集合 (A, <) の "同値類" を (A, <) の順序型(order type)と呼び、特に整列集合の順序型を順序数と呼ぶというものである。 ところが現代の標準的な集合論においては、A が空集合でない限り (A, <) と同型な順序集合全体の集合といったものは存在しないことが示される。したがって、このような順序数の定義の仕方は正当な方法であるとは認められない。 これを克服するために考えられたのが上で述べた定義であり、現在は上の定義(あるいはそれと同値な定義)が広く用いられている。 だが、順序型というアイデア自体が排除されたわけではない。順序数を上で述べたような仕方で定義した後、それを用いることによって順序型を正当な方法で定義できるということが知られている。 ただし、整列集合の順序型と順序数は別のものになる。 詳細は「順序型」を参照。 (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/70
77: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/05(土) 16:57:31.71 ID:JrhjRl4x >>49 (引用開始) >つまり、ノイマン構成とツェルメロ構成とは、一対一に対応していますよ。当たり前ですが 自然数の範囲では一対一に対応しますが、 Nに対する{・・・{Φ}・・・}は存在しません (引用終り) あなたのやろうとしていること、そもそも無理ゲーですよ 1)現代数学は、無限と無限操作を許容している(下記 フォン・ノイマン宇宙ご参照 ) 2)0に冪集合の演算を超限回繰り返して得られる集合を許容している (無限の演算とか無限の操作を許容するのは現代数学では当たり前。それで矛盾が起きないようにってことが重要) 3)冪集合を使って、{a}から{{a}}というカッコ{}を一つ集合を作ることができる(>>14に示しました) 4)だから、空集合Φに冪集合の演算を超限回繰り返して得られる集合 {・・・{Φ}・・・}({}が無限重になっている集合)は存在します それ、フォン・ノイマン宇宙の説明に書いてある通り 5)正則性公理に反するという主張は、不成立。 そもそも、正則性公理は最小元の存在を規定するものであって、無限上昇列を禁ずるものでない。 (無限上昇列を禁じたら、現代数学にならんぞ) その代表例が、ノイマンの自然数構成で、逆に辿れば、ωから0(=Φ)に至る降下列 これが、正則性公理に反するなどありえんよ 理屈は、ツェルメロ構成に同じだよ 6)空集合Φに冪集合の演算を超限回繰り返して得られる集合 {・・・{Φ}・・・}({}が無限重になっている集合) を否定するなんて、 それ、無理ゲーですよ (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%89%87%E6%80%A7%E5%85%AC%E7%90%86 正則性公理 (抜粋) V=WF ここで、Vはフォン・ノイマン宇宙を指し、WFは0に冪集合の演算を有限回、あるいは超限回繰り返して得られる集合全体のクラスを指す。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/77
83: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/05(土) 18:24:09.06 ID:JrhjRl4x >>14 (引用開始) 冪集合で P({a})={Φ,{a}} つまり、 P({a})は{a}という一元集合の冪集合です ここで、{Φ,{a}}から、{{a}}という集合を作ることができるということを認めることにしましょう (注:{Φ,{a}}から、元Φを取り除くだけですけど(多分、分出公理を使う) あるいは、 P({Φ,{a}})={Φ,{Φ},{{a}},{Φ,{a}}}としても、{{a}}は作ることができる ) (引用終り) 上記より、空集合の冪集合を繰返して順に集合を作り、{}の多重になった集合を作る 1回P(Φ)={Φ}→{Φ}(1重) 2回P({Φ})={Φ,{Φ}}→{{Φ}}(2重) 3回P({{Φ}})={Φ,{{Φ}}}→{{{Φ}}}(3重) ・ ・ n回P({・・{Φ}・・})={Φ,{・・{Φ}・・}}→{{・・{Φ}・・}}(n重集合) (ここに、{・・{Φ}・・}は、{}のn-1重集合) フォン・ノイマン宇宙の「0に冪集合の演算を超限回繰り返して得られる集合」を認める 空集合Φに、ω回冪集合の演算を繰り返した集合として、ω重集合 ω回P({・・・{Φ}・・・})={Φ,{・・・{Φ}・・・}}→{{・・・{Φ}・・・}}(ω重集合) ”{{・・・{Φ}・・・}}(ω重集合)”を定義します この集合の性質は、超限順序数ωの性質を引き継ぐものとします つまり Φ=0∈1∈2∈3・・・∈n・・・∈ω=N で、この∈関係は、ノイマン構成と違って、集合演算としては推移的ではない 但し、単なる順序としての∈関係では、推移的です(順序の逆転はない) これが、”{{・・・{Φ}・・・}}(ω重集合)”の定義です(^^ この話は、>>70の下記と符合していますね つまり、「順序数を上で述べたような仕方で定義した後、それを用いることによって順序型を正当な方法で定義できる」ということです つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/83
91: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/05(土) 21:31:10.08 ID:JrhjRl4x >>77 ツェルメロ構成 批判はされているけれど(^^ https://plato.stanford.edu/entries/zermelo-set-theory/ Stanford Encyclopedia of Philosophy Zermelo’s Axiomatization of Set Theory First published Tue Jul 2, 2013 (抜粋) 3.2.1 Representing Ordinary Mathematics The first obvious question concerns the representation of the ordinary number systems. The natural numbers are represented by Zermelo as by Φ, {Φ}, {{Φ}}, …, and the Axiom of Infinity gives us a set of these. Moreover, it seems that, since both the set of natural numbers and the power set axiom are available, there are enough sets to represent the rationals and the reals, functions on reals etc. What are missing, though, are the details: how exactly does one represent the right equivalence classes, sequences etc.? And assuming that one could define the real numbers, how does one characterise the field operations on them? In addition, as mentioned previously, Zermelo has no natural way of representing either the general notions of relation or of function. This means that his presentation of set theory has no natural way of representing those parts of mathematics (like real analysis) in which the general notion of function plays a fundamental part. 3.2.2 Ordinality Zermelo's idea (1908a) was pursued by Kuratowski in the 1920s, thereby generalising and systematising work, not just of Zermelo, but of Hessenberg and Hausdorff too, giving a simple set of necessary and sufficient conditions for a subset ordering to represent a linear ordering. He also argues forcefully that it is in fact undesirable for set theory to go beyond this and present a general theory of ordinal numbers: (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/91
92: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/05(土) 21:35:51.26 ID:JrhjRl4x >>91 補足 ”The natural numbers are represented by Zermelo as by Φ, {Φ}, {{Φ}}, …, and the Axiom of Infinity gives us a set of these. Moreover, it seems that, since both the set of natural numbers and the power set axiom are available, there are enough sets to represent the rationals and the reals, functions on reals etc. What are missing, though, are the details: how exactly does one represent the right equivalence classes, sequences etc.?” ツェルメロ自然数構成 批判はされているけれど(^^ ・by Φ, {Φ}, {{Φ}}, …, and the Axiom of Infinity gives us a set of these ・since both the set of natural numbers and the power set axiom are available, there are enough sets to represent the rationals and the reals, functions on reals etc. ・何が不足なの? What are missing, though, are the details: how exactly does one represent the right equivalence classes, sequences etc.? まあ、ツェルメロ自然数構成から、無限集合が出来て、自然数とその冪集合から、有理数や実数や実関数などはできる でも、批判はあった。それは、基礎論パイオニアの宿命でもあったかもしれない(^^ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/92
95: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/05(土) 21:51:10.51 ID:kZwmbLNI >>91-92 英語読めませんか? Infinity This final axiom asserts the existence of an infinitely large set which contains the empty set, and for each set a that it contains, also contains the set {a}. (Thus, this infinite set must contain ∅, {∅}, {{∅}}, ….) つまり>>29で述べたω’(={{},{{}},{{{}}},…}) ∃ω’.{}∈ω’∧(∀x.x∈ω’⇒{x}∈ω’) だといってます 決して{・・・{Φ}・・・}ではありません http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/95
110: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/06(日) 07:57:27.47 ID:d8OQiN+r >>95 追加 >Infinity >This final axiom asserts the existence of an infinitely large set which contains the empty set, and for each set a that it contains, also contains the set {a}. > (Thus, this infinite set must contain Φ, {Φ}, {{Φ}}, ….) で、N={Φ, {Φ}, {{Φ}}, …}で、自然数の集合Nができるけど 無限公理で最初は、Nよりも大きな集合ができるんですよね、確か(下記wiki) それを、最小の無限集合に絞って小さくする操作が必要です 最小の無限集合に絞った結果、Nには有限の元nしか含まれないものができる なので、無限公理でできた最小に絞る前の無限集合には、 自然数を表現する以上の つまり、真に無限の{・・・{Φ}・・・}なる無限多重カッコ{}の集合が 含まれていることは 明白ですね QED (参考) https://en.wikipedia.org/wiki/Axiom_of_infinity Axiom of infinity (抜粋) In axiomatic set theory and the branches of mathematics and philosophy that use it, the axiom of infinity is one of the axioms of Zermelo?Fraenkel set theory. It guarantees the existence of at least one infinite set, namely a set containing the natural numbers. It was first published by Ernst Zermelo as part of his set theory in 1908.[1] Thus the essence of the axiom is: There is a set, I, that includes all the natural numbers. Extracting the natural numbers from the infinite set The infinite set I is a superset of the natural numbers. To show that the natural numbers themselves constitute a set, the axiom schema of specification can be applied to remove unwanted elements, leaving the set N of all natural numbers. This set is unique by the axiom of extensionality. http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/110
112: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/06(日) 08:39:19.54 ID:d8OQiN+r >>77 追加 下記、定理 93ですけど、ここに集積点を含まないことは明白ですね(^^ http://www.math.tsukuba.ac.jp/~tsuboi/ 坪井明人 筑波大 http://math.tsukuba.ac.jp/~tsuboi/und/set2.pdf 坪井明人 11 整列集合 定義 88(整列順序)順序集合 (X, <) が整列集合(あ るいは整列順序集合)であるとは,空でない任意の A ⊂ X の中に(A の)最小元が存在することである. 注意 89 整列集合は全順序集合である.全順序集合 であることは,2元集合 A = {x, y} に必ず最小元が 存在することからわかる. 例 90 1. (N, <) は整列集合である. 2. (Z, <) は(全順序集合であるが)整列集合でない. 3. 有限の全順序集合は整列集合になる. 関数 f : N → X は X の元からなる無限列と考えられる. 無限列は (an)n∈N などで表す. 定義 91 (X, <) を順序集合とする.X の元の無限列 (an)n∈N が無限降下列であるとは,任意の n ∈ N に対して, an+1 < an が成立することである. 例 92 1. Z における数列 (an)n∈N を an = ?n で定めると,無限降下列である. 2. N の中には無限降下列は存在しない. 定理 93 (X, <) を順序集合とする.このとき次は同値である: 1. (X, <) は整列集合である; 2. (X, <) は全順序集合で,なおかつ無限降下列を持たない. 証明: 1 ⇒ 2: (X, <) を整列集合とする.全順序 集合になることは既に調べた.X の中に無限降下 列 (an)n∈N が存在したとしよう.このとき,集合 A = {an : n ∈ N} ⊂ X は最小元を持たない.これ は X が整列集合であることに反する. 2 ⇒ 1: 2 を仮定する.空でない A ⊂ X を任意に とる.A に最小元が存在することを示そう.a0 ∈ A を選ぶ.これが A の最小元ならば議論は終了する. そうでなければ,a1 ∈ A, a1 < a0 が存在する.a1 が最小元ならば議論は終了するので,再び a2 ∈ A, a2 < a1 が存在する.以下同様に A の元 an を a0 > a1 > a2 > ・ ・ ・ an?1 > an となるように選ぶ.A は無限降下列を持たないので, この構成はいつか止まる.すなわち,ある n に対し て an ∈ A が最小元になる. (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/112
127: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/06(日) 09:49:14.34 ID:Gc2q5hFd >>110 > で、N={Φ, {Φ}, {{Φ}}, …}で、自然数の集合Nができるけど > 無限公理で最初は、Nよりも大きな集合ができるんですよね、確か(下記wiki) > > それを、最小の無限集合に絞って小さくする操作が必要です > 最小の無限集合に絞った結果、Nには有限の元nしか含まれないものができる > そうです。 ωの存在を公理としても良いけど公理はなるべく簡潔である方が好まれるのでそのようにしています。 そうしないといけないわけではありませんが。 具体的には例えば ω' を 0∈ω' 、n∈ω' ⇒ n+1∈ω' を満たすものに取れる。(∵無限公理) ωを ω={x∈ω' | xは有限集合かつ順序数} と置くとωは自然数全体からなる集合となる。(∵分出公理) QED. のように証明できます。 ZFはBGより対象の範囲が狭く公理も弱いのでこのような構成になります。 BGなら>>18のようにもっと直接的に行けます。 (無限公理ももっと弱く取れる) もしΩの存在も示せるというなら示してください。 それ以前にまずΩを定義して下さい。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/127
128: 第六天魔王 ◆y7fKJ8VsjM [] 2019/10/06(日) 09:49:45.09 ID:zyaquwkF >>123 >いい年してベビーメタルの大ファンで、 安達、いいタイミングでいってくれたな 10/11にBABYMETALの3rd Album"Metal Galaxy"が出るぞ 聴きやがれw >乃木坂とかAKBグループのファンでもある 悪いが、そっちはそれほど興味ないwww 乃木坂はSU-METALの姉がいたからチェックしてただけ しかしどいつもこいつもカスばかり・・・ 但し生田絵梨花と久保史緒里は除くw BABYMETALに一番近いのは・・・ももクロかもな 少なくとも百田夏菜子のエビぞりジャンプは アイドル史に残る名パフォーマンス http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/128
151: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/06(日) 11:23:00.82 ID:d8OQiN+r >>110 補足 >Infinity >This final axiom asserts the existence of an infinitely large set which contains the empty set, and for each set a that it contains, also contains the set {a}. > (Thus, this infinite set must contain Φ, {Φ}, {{Φ}}, ….) で、N={Φ, {Φ}, {{Φ}}, …}で、自然数の集合Nができるけど 無限公理で最初は、Nよりも大きな集合ができるんですよね、確か(下記wiki) (引用終り) ツェルメロ構成で、aの後者関数:suc(a) := {a} なので 上記、set a に対して set {a}が必ず属するという、無限公理の規定の仕方をしているのかな? (原典まで確認していないが) ノイマン流では、で、aの後者関数:suc(a) := a∪{a} なので この場合の無限公理は、set a に対して a∪{a}が必ず属すると規定される まあ、自然数nに対しその後者n+1が必ず属する集合Nが存在という意味だな このNは、我々の望む自然数n以上のものを含む。というか、含んでも無限公理上はしかたない だから、あとから不要なもの(後者)を排除するしかない では、不要なもの(後者)とは何か? 我々の望むものは、自然数n(有限)のすべて だから、不要なもの(後者)とは、有限を超えたものであって、真に無限のもの ツェルメロ構成では、真に無限の{・・・{Φ}・・・}なる無限多重カッコ{}の集合たちですね https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%81%AE%E5%85%AC%E7%90%86 自然数 以上の構成は、自然数を表すのに有用で便利そうな定義を選んだひとつの結果であり、他にも自然数の定義は無限にできる。これはペアノの公理を満たす後者関数 suc(a) と最小値の定義が無限に選べるからである。 例えば、0 := {}, suc(a) := {a} と定義したならば、 ・ ・ と非常に単純な自然数になる。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E9%99%90%E5%85%AC%E7%90%86 無限公理 (抜粋) 定義 ZF公理系における公式な定義は次の通りである。 空集合を要素とし、任意の要素 x に対して x ∪ {x} を要素に持つ集合が存在する: ∃A(Φ∈A∧∀x∈A(x∪{x}∈A)) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/151
154: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/06(日) 12:48:48.24 ID:d8OQiN+r >>151 追加 von Neumannで、自然数Nが構成できる(下記) 無限降下列 0∈1∈2・・∈N が出来る 無限公理によりできる集合N’には、自然数N以上の無限大の後者が含まれている そこから、不要元をそぎ落として、自然数Nにする 集合N’が、正則性公理に反するだと?(゜ロ゜; (参考) https://hc3.seikyou.ne.jp/home/Tetu.Makino/suu_no_taikei.pdf 平成26年度教員免許状更新講習テキスト 「数の体系」講師:牧野 哲 (山口大学工学部教授)2014 年 6 月 22 日 (抜粋) P3 1.3 自然数系の(本質的)一意性 自然数系の標準的な代表として用いることにして,これを N と記す。 他の自然数系はみな,N に同型である。 P4 集合論から自然数系を構成する方法としては, von Neumann の方法が知られている。 これは, 0 := Φ(空集合), 1 := {Φ}, 2 := {Φ, {Φ}}, ・ ・ ・ , s(n) := {0, 1, 2, ・ ・ ・ , n}, ・ ・ ・ とする。 また,Zermero の方法は, 0 := Φ, 1 := {Φ}, 2 := {{Φ}}, ・ ・ ・ , s(n) = {n}, ・ ・ ・ とする。 前者では,たとえば,3 ∈ 5 であるが, 後者では 3 not∈ 5 となり, 同じではないが, どちらが優れているとも云いがたい。 (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/154
159: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/06(日) 13:21:36.72 ID:d8OQiN+r >>155 補足 >この用語が適切かどうか不明だが >「濃度と順序数 fujidig」では、最小元を持たない無限単調減少列という意味でしょう >(文学的表現では、底抜けってことですね) そういう目で見ると >>112 坪井明人 筑波大 11 整列集合 ”定理 93 (X, <) を順序集合とする.このとき次は同値である: 1. (X, <) は整列集合である; 2. (X, <) は全順序集合で,なおかつ無限降下列を持たない.” の証明を読むと、明らかに、無限降下列=底抜けの最小元を持たない無限単調減少列の意味ですね もちろん、>>155 「濃度と順序数 fujidig」さんのP17 命題 4 ”整列集合 X から無限強単調減少列”もこの意味 証明で ”x0 > x1 > x2 > . . . がとれると仮定する. すると X の部分集合 {x0, x1, x2, . . . } には最小元がないため整列性に反する.”と書いてありますからね(^^ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/159
160: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/06(日) 13:26:06.86 ID:d8OQiN+r >>159 つづき なので、正則性公理にいう ”無限下降列である x∋x1∋x2∋・・・ ”は 底抜けの最小元を持たない無限単調減少列の意味ですね(^^ これを、取り違えて 最小元を持つ、順序数の無限列に適用して、 「正則性公理に反する」とかは、いけませんね(^^ (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%89%87%E6%80%A7%E5%85%AC%E7%90%86 正則性公理 (抜粋) 以下の4つの主張はいずれも同値であり、どれを正則性の公理として採用しても差し支えない。 ・任意の空でない集合xに対して、∃y∈x,x∩y=0 ・∀xについて、∈がx上well-founded ・∀xについて、無限下降列である x∋x1∋x2∋・・・ は存在しない。 (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/160
162: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/06(日) 13:38:42.40 ID:d8OQiN+r >>151 補足 ツェルメロの自然数構成で 0:Φ 1:{Φ} 2:{{Φ}} ・ ・ n:{・・{Φ}・・} n重 これで、全ての有限の自然数は構成できる 無限公理で、Nとωが出来たあとに、 ω:{・・{Φ}・・} ω重 (ωは、下記のwikipedia定義に従う) と定義すれば良い 下記、順序数「すべての自然数が並び終えると、次に来るのが最小の超限順序数 ω である」 但し、下記”順序型というアイデア”を使う QED https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%86%E5%BA%8F%E6%95%B0 順序数 (抜粋) 次が成り立つ: 5.順序数からなる空でない集合には必ず最小元が存在する 順序数の並び方を次のように図示することができる: 0, 1, 2, 3, ............, ω, S(ω), S(S(ω)), S(S(S(ω))), ............ まず、0 が最小の順序数である。その後に S(0) = 1, S(S(0)) = 2, S(S(S(0))) = 3, ... と有限順序数(自然数)が通常の順序で並んでいる。 そして、すべての自然数が並び終えると、次に来るのが最小の超限順序数 ω である。ω の後にはまたその後続者たちが S(ω), S(S(ω)), S(S(S(ω))), ... と無限に続いていく。 注釈 ^ 順序数は本来、上で述べた定義とは異なる仕方で定義されていた。 その定義とは、順序集合全体の集まりを「同型である」という "同値関係" によって類別したとき、順序集合 (A, <) の "同値類" を (A, <) の順序型(order type)と呼び、特に整列集合の順序型を順序数と呼ぶというものである。 ところが現代の標準的な集合論においては、A が空集合でない限り (A, <) と同型な順序集合全体の集合といったものは存在しないことが示される。 したがって、このような順序数の定義の仕方は正当な方法であるとは認められない。 これを克服するために考えられたのが上で述べた定義であり、現在は上の定義(あるいはそれと同値な定義)が広く用いられている。 だが、順序型というアイデア自体が排除されたわけではない。順序数を上で述べたような仕方で定義した後、それを用いることによって順序型を正当な方法で定義できるということが知られている。 ただし、整列集合の順序型と順序数は別のものになる。 (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/162
163: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/06(日) 13:42:28.53 ID:d8OQiN+r >>161 >ωから始まる∈無限降下列が存在すると言いたいなら、その列の第2項(ωの次の項)を示して下さい その質問は、哀れな素人さんの無限に関する質問に類似 ノイマン構成が理解でていませんね どうぞ、大学教員に質問願います 高校教員でもいいかもね(>>154 平成26年度教員免許状更新講習テキスト 「数の体系」講師:牧野 哲) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/163
164: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/06(日) 13:53:05.04 ID:d8OQiN+r >>163 補足 >ωから始まる∈無限降下列が存在すると言いたいなら、その列の第2項(ωの次の項)を示して下さい (>>154より) von Neumannで、自然数Nが構成できる(下記) 無限降下列 0∈1∈2・・∈N ノイマン構成では、N=ωです ωが、極限順序数で、位相的に集積点(極限点)であり、任意の近傍が S の点を無限に含むということを、ご理解ください 特に、”任意の近傍が S の点を無限に含む”が理解できないのかな? (参考) https://hc3.seikyou.ne.jp/home/Tetu.Makino/suu_no_taikei.pdf 平成26年度教員免許状更新講習テキスト 「数の体系」講師:牧野 哲 (山口大学工学部教授)2014 年 6 月 22 日 (抜粋) P4 集合論から自然数系を構成する方法としては, von Neumann の方法が知られている。 これは, 0 := Φ(空集合), 1 := {Φ}, 2 := {Φ, {Φ}}, ・ ・ ・ , s(n) := {0, 1, 2, ・ ・ ・ , n}, ・ ・ ・ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%B5%E9%99%90%E9%A0%86%E5%BA%8F%E6%95%B0 極限順序数 (抜粋) 任意の自然数よりも大きい最小の超限順序数 ω は、それよりも小さい任意の順序数(つまり自然数)n が常にそれよりも大きい別の自然数(なかんずく n + 1)を持つから、極限順序数である。 ・順序数全体の成す類において順序位相(英語版)に関する極限点 (ほかの順序数は孤立点となる)。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%86%E7%A9%8D%E7%82%B9 集積点/極限点 (抜粋) 定義 位相空間 X の部分集合 S に対し、X の点 x が S の集積点であるとは、x を含む任意の開集合が少なくとも一つの x と異なる S の点を含むことを指す この条件は T1-空間においては、x の任意の近傍が S の点を無限に含むという条件に同値である https://ja.wikipedia.org/wiki/T1%E7%A9%BA%E9%96%93 T1空間 (抜粋) X が T1-空間であるとは、X の任意の相異なる二点が分離できるときに言う (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/164
175: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/06(日) 16:07:45.71 ID:d8OQiN+r >>102 追加 >(b) the existence, for any object a, of the singleton set {a} which has a as its sole member; and この”for any object a, of the singleton set {a}” は、ZFCでは、対の公理だね a → {a}が言える (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E3%81%AE%E5%85%AC%E7%90%86 対の公理 (抜粋) 性質 外延性の公理により、任意のx,yに対しその対が一意に定まる。その集合のことを{x,y}と記す。 また同じく外延性より、x=yの場合における対{x,x}は一元集合{x}に等しいので、単集合の存在も導くことができる。 他の公理との関係 対の公理はZF公理系の他の公理と独立ではない。すなわち、置換公理および「濃度が2以上の集合の存在」から、任意のx,yに対する対{x,y}の存在を導ける(濃度が2以上の集合の存在については、無限公理、あるいは空集合の公理と冪集合の公理の組み合わせから導くことができる)。 そのため対の公理は、公理系を記述する際に省略されることもある。 https://unaguna.jp/article/archives/14 シリーズ: 集合論の言葉を使おう (準備編) > 外延的記法 (対の公理と和集合の公理) 対の公理 公理 1 (対の公理). ∀x∀y∃z∀w[w∈z←→w=x∨w=y] すなわち、いかなるモノ (集合) x, y についても、「x と y だけが属する集合」が存在する。 まさに書いてあるとおりで、この対の公理によって上で挙げた「1と2だけが属する集合」が存在するのである。この対の公理を使うことで、2つのモノ (集合) だけが属する集合はひととおり存在が証明される。 また、1つのモノ (集合) だけが属する集合の存在も対の公理から証明できる。というのも、対の公理では x と y が同じでないことは要求してないので、たとえば「3と3だけが属する集合」である {3,3} も対の公理により存在する。 そしてこの {3,3} と「3だけが属する集合」である {3} を比較すると、3が両方の集合に属していてそれ以外のモノはいずれにも属していないので、どちらか一方にしか属していないモノは存在しない。 よって外延性の公理より {3,3} と {3} は同じ集合である。 したがって、対の公理により {3,3} の存在が示されるということは、{3} の存在が示されるということと同義である。 (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/175
185: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/06(日) 20:32:21.54 ID:d8OQiN+r >>172 >>ええ、上記いずれの場合も、第1項 a1=ω はありますよ >私が聞いてるのは第2項ですw 質問に対して、質問を返して悪いが(^^ 1)下記の、順序数の列 0, 1, 2, 3, . . . , ω を認めますか? Y/N 2)もし、Yesの場合 0, 1, 2, 3, . . . , ω で、ωの一つ左の順序数は、何ですか? あなた、答えられますか?w 3) もし、Noの場合、現代数学の無限の概念を認めないということですか? Y/N (参考) https://fujidig.github.io/201606-cardinal/201606-cardinal.pdf 濃度と順序数 fujidig June 21, 2016 (抜粋) P15 順序数というのは自然数が持つ「番号を振る」という目的を無限方向に拡張したものだといえる. P16 ・整列集合 N の型は ω と書かれる.これは最小の無限順序数である. ・順序数を小さい方から順に並べると 0, 1, 2, 3, . . . , ω, ω + 1, ω + 2, ω + 3, . . . , ω2, ω2 + 1, . . . となる ・今並べたのは順序数のうちほんの小さい部分にすぎない.もっと大きい順序数がまだまだある http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/185
189: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/07(月) 06:37:17.06 ID:2lTTrhZd まとめます 1)正則性公理は、無限降下列を禁止するが、その無限降下列の意味は、 ”無限下降列である x∋x1∋x2∋・・・ ”は 底抜けの最小元を持たない無限単調減少列の意味です ノイマンの自然数構成のような∈関係の無限上昇列を禁止するものではないのです (>>159-160ご参照) 2)空集合から、後者関数を適用し、それに無限公理を適用して、自然数Nを構成する このとき、無限公理を適用しただけでは、 我々の必要とする自然数N(全ての有限nたちのみを含む集合)より大きな集合が出来てしまう それを、自然数Nに絞り込む操作を必要とする つまり、無限公理により、全ての有限nたちを超える元が出来てしまう そのような元たちは、1)で述べたように、正則性公理に反しないのです (>>110-112) 3)ツェルメロ構成では、aの後者関数;suc(a) := {a} なので この自然数構成で、全ての有限nたちを超える元が出来てしまう そのような元たちを絞って、N={Φ, {Φ}, {{Φ}}, …}と、自然数の集合Nができる そこで、全ての有限nたちを超える元たちの中で、最小の元が、ツェルメロ構成でのωに相当します(定義) (>>110>>151) 4)ところで、正式な順序数ωの定義は、本来は、下記”整列集合 (A, <) に対して、A を定義域とする関数 G A,<を超限帰納法”による ノイマン構成では、この定義がそのまま適用できる ツェルメロ構成では、下記”順序数を上で述べたような仕方で定義した後、それを用いることによって順序型を正当な方法で定義できる”ので その方法により、ωを定義した上で、3)のツェルメロ構成でのωを再定義すれば良い QED (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%86%E5%BA%8F%E6%95%B0 順序数 (抜粋) 定義 整列集合 (A, <) に対して、A を定義域とする関数 G A,<を超限帰納法によって 略 順序数の並び方を次のように図示することができる: 0, 1, 2, 3, ............, ω, S(ω), S(S(ω)), S(S(S(ω))), ............ つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/189
192: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/07(月) 08:54:36.76 ID:3bkiY8iJ もう少し具体的に聞きましょう。 確かに順序数とは整列順序集合の同値類の完全代表系の一つであります。 まず通常のノイマンの構成による順序数全体をOrdとします。 Ordの元xに対しツェルメロ構成によるx番目の順序数をZ(x)としてこれを定めるなら、 Z(0)=0, Z(x+1)={Z(x)} としてx<ωまではいいでしょう。 問題はx=ωのとき、すなわちΩ=Z(ω)の定義です。 これはどうするんですか? これを定めないと超限帰納法は完成しませんよ? http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/192
193: 現代数学の系譜?雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/07(月) 14:21:44.40 ID:ez50Rnmf >191-192 (>>189に関連して) 1)ツェルメロ構成での任意aの後者関数;suc(a) := {a}による構成は、正則性公理に反しない たとえ、それで無限上昇列が出来ても、ということは認めますか? Y/N 2)ツェルメロ構成での任意aの後者関数;suc(a) := {a}による構成で、 無限公理を適用して、自然数nをすべて含む無限集合が出来たとき、 それはいわゆる自然数Nよりも、余計な元、 即ち、超限順序数に属するべき(有限でない)元が 生成され、含まれていることに同意しますか? Y/N http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/193
210: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/08(火) 07:22:51.63 ID:3SQHWkr4 >>207 >> つまり、Nは全ての有限の元を含むので、 >Nが全ての有限集合を含むわけないでしょ? ? あなたは、>>127で (引用開始) ω' を 0∈ω' 、n∈ω' ⇒ n+1∈ω' を満たすものに取れる。(∵無限公理) ωを ω={x∈ω' | xは有限集合かつ順序数} と置くとωは自然数全体からなる集合となる。(∵分出公理) QED. (引用終り) と書かれたでしょ? N:自然数全体からなる集合ω でしょ? Nには、全ての自然数nが含まれるでしょ? さてそこで ノイマン構成で、任意aの後者関数;suc(a) :=a∪{a}と定め、また、現代数学の整列順序型(下記)を借用しましょう 整列順序型E:0,1,2,・・,n,・・,ω,ω+1,ω+2,・・,ω+n,・・ 整列順序型N:0,1,2,・・,n,・・ ここに、Eは>>196での無限公理によって生成された自然数以外を含む集合を表わす記号から、Nは自然数の集合を表わす記号から 整列順序型E、Nたちは、各集合の元を整列させた順序列です(なお、ω+1などは、ωの後者ですが、略記させて頂きました。以下同じ) 同じことを、ツェルメロ構成で行います。任意aの後者関数;suc(a) :={a}と定めます 整列順序型E’:0,1,2,・・,n,・・,Ω,Ω+1,Ω+2,・・,Ω+n,・・ 整列順序型N’:0,1,2,・・,n,・・ E’,Ωは、上記E,ωに対応します。N’も同様 但し、ツェルメロ構成の”0,1,2,・・,n”たちは、ノイマン構成とは後者関数が違います。が、記号の濫用です つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/210
211: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/08(火) 07:23:36.89 ID:3SQHWkr4 >>210 つづき ここで、現代数学の順序同型(下記)を借用しましょう ”整列順序型N’:0,1,2,・・,n,・・” は、ちょうど自然数N全体を渡り、自然数Nと順序同型です これを認めれば、ツェルメロの整列順序型E’とノイマンの整列順序型Eとは、順序同型 全単射で、ツェルメロのΩが、ノイマンのωに対応する よろしいでしょうか? (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%86%E5%BA%8F%E5%9E%8B 順序型 (抜粋) 整列順序型と順序数 整列集合の順序型を特に整列順序型と呼ぶ。α を順序数とし ∈α を α 上の所属関係とすると、(α, ∈α) は整列集合なので type(α, ∈α) は整列順序型である。逆に、任意の整列集合は必ずある順序数 α に対する (α, ∈α) と同型なので、整列順序型は必ずある順序数 α に対する type(α, ∈α) の形で表すことができる。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B4%E5%88%97%E9%9B%86%E5%90%88 整列集合 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%86%E5%BA%8F%E9%9B%86%E5%90%88 順序集合 写像と順序 定義 S, T を順序集合とし、f: S → T を写像とする。このとき ・f が順序同型写像(英語版)であるとは、f が順序埋め込みな全単射である事を言う。 順序同型 f: S → T が存在するとき、S と T は順序同型あるいは単に同型であるという。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/211
216: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/09(水) 11:48:43.65 ID:nHmzRvjt >>214 ”ここから分出公理で {x∈E | x: finite, x: ordered inthe sence of Neumann} という集合がとれますがコレでいらないもが削ぎ落とされて 求めるωがとれたのでした。” ↓ E''=E'\N = { x∈E' | x: transfinite, x: ordered in the sence of Zermelo } という集合がとれます コレでいらない自然数Nの元(finiteな元)が削ぎ落とされて E'のZermelo構成の最小元として 求めるωがとれたのでした (ここに、E'とNとは、>>211をご参照) (参考) https://en.wikipedia.org/wiki/Transfinite_number Transfinite number (抜粋) Transfinite numbers are numbers that are "infinite" in the sense that they are larger than all finite numbers, yet not necessarily absolutely infinite. The term transfinite was coined by Georg Cantor, who wished to avoid some of the implications of the word infinite in connection with these objects, which were, nevertheless, not finite. Few contemporary writers share these qualms; it is now accepted usage to refer to transfinite cardinals and ordinals as "infinite". However, the term "transfinite" also remains in use. Definition Any finite number can be used in at least two ways: as an ordinal and as a cardinal. Cardinal numbers specify the size of sets (e.g., a bag of five marbles), whereas ordinal numbers specify the order of a member within an ordered set (e.g., "the third man from the left" or "the twenty-seventh day of January"). When extended to transfinite numbers, these two concepts become distinct. A transfinite cardinal number is used to describe the size of an infinitely large set, while a transfinite ordinal is used to describe the location within an infinitely large set that's ordered. The most notable ordinal and cardinal numbers are, respectively: つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/216
224: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/09(水) 23:51:22.16 ID:2o5RsZjT >>221 議論の前提として、ある程度、標準的に認められている現代数学の成果は、認めることにしましょうね(^^ ツェルメロから、ノイマンへ至道、それは幾人もの希代の天才たちが、十年以上の歳月をかけた思考の結晶だ こんなバカ板のバカスレで、1からの数学ゼミやったら、100年かかっても少しも進みませんぜw(゜ロ゜; ツェルメロ構成は、順序数(3.2.2 Ordinality)については、モストフスキー崩壊理論で、一応成立(OKってこと) 但し、基数(3.2.3 Cardinality)については、これじゃだめということですよ それ、下記の”Zermelo’s Axiomatization of Set Theory Michael Hallett”に書いてあるよ 繰返すが、ωについては順序数の話(OKの方)ですよ(^^ (基数は、アレフの方の話で別ですよ。当然、お分かりでしょうけど) https://plato.stanford.edu/entries/zermelo-set-theory/ https://plato.stanford.edu/entries/zermelo-set-theory/ Stanford Encyclopedia of Philosophy Zermelo’s Axiomatization of Set Theory Michael Hallett First published Tue Jul 2, 2013 (抜粋) 3. The Major Problems with Zermelo's System 3.1 Separation 3.2 Completeness 3.2.1 Representing Ordinary Mathematics 3.2.2 Ordinality 3.2.3 Cardinality 3.2.4 Ordinals http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/224
230: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/10(木) 03:44:50.32 ID:64e05J/b >>324 違います。 Zermelo ordinal number なるものが何かまだ誰も定義していません。 Z(0)=0, Z(1)={0}, Z(2)={{}},‥‥ はいいでしょう。 そのように定義したいなら定義してもいいでしょう。 ただしコレもキチンと論理式で定義しないとだめなんですよ。 しかしココまでは難しいけどできるのは確認済みです。 問題になっているのはω番目以降です。 まだだれも Z(ω), Z(ω+1),‥‥ を定義した人はいません。 基数の全体cardinal numberについては x:cardinal number :⇔ x:ordinal number ∧ ∀y<x(#y≠#x) と定義され、 よつて整列順序クラスOrdの部分クラスなので自然に整列順序集合となり、 整列写像: ℵ:Ord→Cardが定義されます。 この対応からCardの超限帰納法を用いる定義 ℵ(0) :=0 ℵ(a+1) := min{x ∈Ord | #x>#a} ℵ(a) := min{x ∈Ord | #x>#a} (if a is a limit number) が誘導される事がわかります。 のでこれを定義に用いる事も出来ます。 どちらも大して難しい定義ではないのでどちらを定義に採用する事もあるとは思いますが、 ポイントは超限帰納法で定義するなら後者ℵ(a+1)をℵ(x) (x≦a)で表現するだけではダメでaがlimit numberのときのℵ(a)を定めないと超限帰納法は完成しません。 あなたはaがlimit numberの場合のΩ(a)を論理式を用いて定義しなければなりません。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/230
235: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/10(木) 11:35:00.35 ID:64e05J/b >>233 結構ですよ。 証明はわからないがこんな結果はあるというなら使っていただいて結構です。 少なくとも私は順序数に符合付ける方法 Z(0),Z(1),‥,Z(ω),Z(ω+1),‥ で Z(0)=0 Z(x+1)={Z(x)} を満たすものの存在は否定しません。 それは超限帰納法を用いれば簡単に出来る事だし、それは学部の一回で習う当たり前の事です。 問題にしてるのはあなたが引用している内容何を使っても自動的にΩ=Z(ω)が定められたりはしないという事です。 もちろんあなた自身がそれをできなくても絶対できないというつもりはありません。 できる事の証明されはできてもできない事の証明は一般にはとても難しいからです。 ので私はΩが存在できない事を主張した事はありませんし、それをしようとも思いません。 ただこうやればできると主張する人の主張に間違いがあれば指摘はします。 もっか私はしばし待てば定義を与えるというあなたの言に従って待っている状態です。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/235
236: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/10(木) 18:39:11.25 ID:K6AlmfoH >>233 補足 (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%87%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%88%E7%84%A1%E9%99%90 デデキント無限 (抜粋) 数学において、集合A がデデキント無限(Dedekind-infinite)である、またはデデキント無限集合であるとは、A と同数(equinumerous)であるようなA の真部分集合B が存在することである。つまり、A とA の真部分集合B の間に全単射が存在するということである。集合 A がデデキント無限でないとき、デデキント有限であるいう。 デデキント無限は、自然数を用いないような最初の無限の定義である。選択公理を除いたツェルメロ・フレンケルの公理系は、任意のデデキント有限集合は有限個の元を持つという意味での有限である、ということを証明するだけの強さを持たない[1]。デデキント無限以外にも、選択公理を用いない有限集合や無限集合の定義が存在する。 目次 1 通常の無限集合の定義との比較 2 ZFにおけるデデキント無限 3 歴史 4 選択公理との関係 5 可算選択公理を仮定した無限との同値性の証明 6 一般化 7 引用文献 8 参考文献 通常の無限集合の定義との比較 デデキントの意味での“無限集合”は、普通の意味での無限集合と比較されるべきであろう: 集合A が無限であるとは、どのような自然数 n に対しても、{0,1,2,..., n -1}(有限順序数)と A との間に全単射が存在しないことである。 無限とは、全単射が存在しないという意味で文字通り有限でないという集合である。 19世紀後半、多くの数学者はデデキント無限であることと通常の意味の無限は同値であると単純に考えていた。しかし実際は、選択公理(“AC”)を除いたツェルメロ・フレンケルの公理系(通常、“ZF”と表記される)からは、その同値性は証明されえない。弱いACを使うことで証明でき、フルの強さは要求されない。その同値性は、可算選択公理(“CC”)より真に弱い形で証明できる。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/236
237: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/10(木) 18:40:50.86 ID:K6AlmfoH >>236 つづき 一般化 圏論的な言葉で表現すれば、集合 A は集合の圏においてすべてのモノ射 f: A → A が同型射であるときにデデキント有限である。フォン・ノイマン正則環 R が(左あるいは右)R-加群の圏において同様の性質を持つことと、R において xy = 1 ならば yx = 1 が成り立つことは同値である。 より一般に、デデキント有限環 (Dedekind-finite ring) は、この条件(xy = 1 ならば yx = 1)を満たす環のことである。台集合がデデキント無限であっても環はデデキント有限となりうることに注意。例えば整数環。正則加群 RR がホップ的(すなわち任意の全射自己準同型が同型)であることと R がデデキント有限であることは同値である。 https://ring-theory-japan.com/ring/oldmeeting/2006/report2006/39ring-sympo/19.pdf VON NEUMANN REGULAR RINGS WITH COMPARABILITY MAMORU KUTAMI Yamaguchi University 久田見 守(山口大学)第39回環論および表現論シンポジウム(2006年) (抜粋) 1. 正則環における比較可能性と有限性 正則環は1936 年ノイマンによって連続幾何学の研究から見出された環であり、1950 年 代から1960 年代にかけての内海による商環の存在性の考察により、多数の正則環が存在 することが知られるようになった。そして、1960 年代後半に入り、有限条件と呼ばれる ダイレクト・ファイナイト性やユニット正則性の研究が始められるようになった。ダイレ クト・ファイナイト性はノイマン有限性或いはデデキント有限性とも呼ばれており、可換 環やネーター環及びアルチン環がダイレクト・ファイナイト環であることはよく知られて いる。ユニット正則性は1968 年G.Ehrich によって与えられた概念である。ユニット正 則性やダイレクト・ファイナイト性は、正則環研究における重要な有限条件と呼ばれてい る。何故これらの概念が有限性と呼ばれるかは、次の定理3 の性質を持つからであると推察される。 (引用終り) つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/237
251: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/11(金) 06:49:54.09 ID:aKfhohl9 >>242 メモ:現代数学の”無限”のランドスケープ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%A0%E2%80%93%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%A0%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86 レーヴェンハイム?スコーレムの定理 (抜粋) レーヴェンハイム?スコーレムの定理(英: Lowenheim?Skolem theorem)とは、可算な一階の理論が無限モデルを持つとき、全ての無限濃度 κ について大きさ κ のモデルを持つ、という数理論理学の定理である。 そこから、一階の理論はその無限モデルの濃度を制御できない、そして無限モデルを持つ一階の理論は同型の違いを除いてちょうど1つのモデルを持つようなことはない、という結論が得られる。 正確な記述 ある構造がより小さい濃度の初等部分構造を持つとする定理の部分を下方レーヴェンハイム?スコーレムの定理 と呼ぶ。 ある構造がより大きい濃度の初等拡張を持つとする定理の部分を上方レーヴェンハイム?スコーレムの定理 と呼ぶ。 定理の上方部分の証明は、いくらでも大きな有限のモデルを持つ理論は無限のモデルを持たねばならないことをも示す。 この事実を定理の一部とする場合もある。 例と帰結 自然数を N、実数を R とする。 この定理によれば、 (N, +, ×, 0, 1) の理論(真の一階算術の理論)には非可算なモデルがあり、 (R, +, ×, 0, 1) の理論(実閉体の理論)には可算なモデルがある。 もちろん同型の違いを除いて、(N, +, ×, 0, 1) と (R, +, ×, 0, 1) を特徴付ける公理化が存在する。 レーヴェンハイム?スコーレムの定理は、それらの公理化が一階ではあり得ないことを示している。 例えば、線型順序の完備性は実数が完備な順序体であることを特徴付けるのに使われるが、その線型順序の完備性は一階の性質ではない。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/251
252: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/11(金) 06:50:20.34 ID:aKfhohl9 >>251 つづき 理論が範疇的 categorical であるとは、同型の違いを除いて唯一のモデルを持つことを意味する。 この用語は1904年、オズワルド・ヴェブレンが考案したもの[1]で、その後しばらくの間、数学者らは集合論を範疇的な一階の理論で記述することで、数学の堅固な基盤を築けると考えていた。 レーヴェンハイム-スコーレムの定理はこの希望への最初の打撃となった。 なぜなら、その定理によれば無限のモデルを持つ一階の理論は範疇的にはなり得ないからである。 さらに1931年、ゲーデルの不完全性定理によって希望は完全に打ち砕かれた。 レーヴェンハイム-スコーレムの定理から導かれる結論の多くは、一階とそうでないものの違いがはっきりしていなかった20世紀初頭の論理学者にとっては直観に反していた。 例えば、真の算術 (true arithmetic) には非可算なモデルがあり、それらは一階のペアノ算術を満足するが、同時に帰納的でない部分集合を持つ。 さらに悩ましかったのは、集合論の可算なモデルの存在である。 それにもかかわらず、集合論は実数が非可算であるという文を満たさなければならない。 この直観に反するような状況はスコーレムのパラドックスと呼ばれ、可算性 (countability) は絶対的 (absolute) ではないことを示している。 歴史 以下の記述は主に Dawson (1993) に基づいている。 モデル理論の初期の歴史を理解するには、統語論的整合性(一階論理の推論規則を使って導かれるものには矛盾がないこと)と充足可能性(satisfiability、モデルがあること)を区別しなければならない。 いくぶんか驚くべきことに、ゲーデルの完全性定理がこの区別を不要とする以前でさえも、整合性 (consistency) という用語は場合によって違う意味で使われていた。 「トアルフ・スコーレムは亡くなる直前まで、この定理に彼の名が冠せられていることに憤慨していたという。彼は非可算集合の存在そのものが不合理であるとし、実在しないと考えていた」 - Poizat (2000) (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/252
266: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/11(金) 16:13:44.59 ID:YULRpgNc そもそも X={…{∅}…} なんて集合を考えたら F(X)={Y|∃x1∈ x2∈ x3∈‥xn Y=x1, X=xn} とおくときF(X)には単元集合(singleton)しか許してもらえないんでは? 表記的に? どこまで行っても単元集合しか出てこないとしか解釈できない希ガス。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/266
269: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/12(土) 06:41:17.58 ID:0oc9Ztsl >>112 補足 ∈の無限降下列と従属選択公理の話(下記) ゼルプスト殿下 @tenapyonは、藤田博司先生愛媛大 https://togetter.com/search?q=%E5%BE%93%E5%B1%9E%E9%81%B8%E6%8A%9E%E5%85%AC%E7%90%86&t=q 「従属選択公理」の検索結果 Togetter https://togetter.com/li/760984 2014年12月23日 Togetter 【基礎の公理】∈の無限降下列を作るには従属選択公理ではなく可算選択公理があればよいか? (抜粋) はかり @mg_toHKR 正則公理と無限降下列の非存在が同値であることを示すのに使ったのは従属選択公理だけど、無限降下列作るなら別に可算無限でいいわけだし可算選択公理でも良いのでは MarriageTheorem @MarriageTheorem twitter.com/mg_toHKR/statu… これ、何となく違いそうな気がするけど実際どうなのでしたっけ ゼルプスト殿下 @tenapyon @MarriageTheorem 「可算回の選択だから可算選択公理で十分では?」という考えの問題点を指摘するのは簡単ですが、反例があるかというと、それは基礎の公理が破れているのに∈-無限下降列が存在せずそのうえ可算選択公理が成立するモデルなので、容易には用意できませんね ゼルプスト殿下 @tenapyon フレンケル・モストフスキ・モデルの方法で基礎の公理の二つのバージョンが同値でないことは示せる気がするので、あとはそのモデルで可算選択公理とが成立しているかどうかですかね。 USB^800 @usb_usb アイディア:ZF+可算選択公理+¬DCのモデルからスタート。<X,R>を¬DCのウィットネスとする。このXは外延的(xとyのpredessor全体が一致したらx=y)と思ってOK. USB^800 @usb_usb permutationモデルでもOKだと思うけど、もっと簡単そうな旧版クーネン4章演習18を使う。VからVへの写像FをXの要素xとそのpredessor全体をスワップ、ほかは動かさないようなものとして、aEb ⇔a ∈F(b)で定義する。 USB^800 @usb_usb 一般論として、<V,E>はZF^-のモデルになる。後は本物の可算選択公理から<V,E>も可算選択公理をみたし、ついでにEの無限降下列は存在しないことがチェックできる、はず。 USB^800 @usb_usb あ、あともちろん<V,E>では正則性はなりっていないこともチェックできる。 つづく https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/269
272: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/12(土) 07:50:14.04 ID:0oc9Ztsl >>266 ども、レスありがとう >どこまで行っても単元集合しか出てこないとしか解釈できない希ガス。 同意です 補足説明します 普通の自然数N+ω:1,2,3,・・n,・・,ω に対して(ωは極限順序数で>>164ご参照) (>>210より) ノイマン構成:1n,2n,3n,・・nn,・・,ωn 後者関数n;suc(a)n := a∪{a} ツェルメロ構成:1e,2e,3e,・・ne,・・,ωe 後者関数e;suc(a)e := {a} ここで、ノイマン構成同様に、ツェルメロ前者集合の和を取る Σen={Φ,1e,2e,3e,・・n-1e}((簡便に表現した) なお、集合の濃度はn) 縦に並べると 1,1n,1e,Σe1 2,2n,2e,Σe2 3,3n,3e,Σe3 ・ ・ n,nn,ne,Σen ・ ・ ω,ωn,ωe,Σeω <まとめ> ・ωnは、ノイマンの極限順序数ω相当で、有限の前者関数nたちの和で、自然数N相当(区別のためにNnとでも) ・ωeは、ツェルメロの極限順序数ω相当で、有限の前者関数nの極限の単元集合(singleton)(順序型) ・Σeωが、ツェルメロの自然数N相当で、有限の前者関数eの和の極限の集合(濃度) ・なので、ノイマン構成では、順序型と濃度を一つの後者関数nで表現できている 対して、ツェルメロ構成での後者関数eでは、表現できるのは順序型のみ 濃度の議論には別の集合、例えば前者関数eの集合和Σenみたいなのが必要(これがツェルメロ構成の欠点) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/272
275: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/12(土) 08:10:24.44 ID:Ty9mG3gK >>272 では {n | ∃xn‥∈ x3∈ x2∈x1, Ω=x1} には最大値が存在してしまうのでは? ∵) 最大値がないとする。 任意にmをとるとき長さmの列 xmn‥∈ xm3∈ xm2∈xm1, Ω=xm1 が存在するが 全てのm,l≧1でΩ=xm1=xl1なのでこれをx1とおく。 全てのm≧2でxm2∈x1、x1はsingletonなのでxm2は共通。これをx2とおく。 全てのm≧3でxm3∈x2、x1はsingletonなのでxm3は共通。これをx3とおく。 ‥‥ この時‥‥x3∈x2∈x1は無限降鎖列により正則性公理に矛盾。□ 正則性公理は外せないけどもう少しうまくやればACも外せるし。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/275
276: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/12(土) 09:18:29.19 ID:0oc9Ztsl >>275 どうも。レスありがとう >{n | ∃xn‥∈ x3∈ x2∈x1, Ω=x1} >には最大値が存在してしまうのでは? 別に言い訳するつもりはないけど >>272で同意したのは、 ツェルメロ構成では、「どこまで行っても単元集合しか出てこない」ということなのです で、あなたの {n | ∃xn‥∈ x3∈ x2∈x1, Ω=x1} に対して >>266では F(X)={Y|∃x1∈ x2∈ x3∈‥xn Y=x1, X=xn} だったでしょ つまり、順序が逆 例えば 1,2,3,・・・,n は上昇列だが -n,・・・,-3,-2,-1 降下列です 公理的集合論から、自然数N(0,1,2,3,・・・,n,・・)が得られた後に 整数Zを構成して、負数 -n,・・・,-3,-2,-1 なる降下列の構成(無限降下列も可)は、ありでしょう いま、問題にしていることは、公理的集合論で 空集合Φから、後者関数のみを使って、作った集合で∈順序がどうなるか(無限降下列が存在するかどうか)? それは、後者関数の作り方にもよるけど、選択公理(あるいは可算選択公理)にも関連しているらしい(>>269)(^^ (もちろん、正則性公理も重要) そして、たとえ有限を扱っていても、青天井(いくらでも大きな)なら、 「いくらでも大きな有限のモデルを持つ理論は無限のモデルを持たねばならない」 (レーヴェンハイ-スコーレムの定理)みたいなことになる(>>251) で、まとまらないけど、 要するに、負数 -n,・・・,-3,-2,-1 なる降下列は、今論じている∈順序とは別と思う(おそらく一般的な順序型の議論になる) これ以上の細かい議論は、>>266 ID:YULRpgNc さんとよろしく (もしあなたと同一人物ならご容赦) (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%A0%E2%80%93%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%A0%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86 レーヴェンハイ-スコーレムの定理 (抜粋) 定理の上方部分の証明は、いくらでも大きな有限のモデルを持つ理論は無限のモデルを持たねばならないことをも示す。 この事実を定理の一部とする場合もある。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/276
287: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/12(土) 10:30:09.64 ID:zrApsl4A >>275みたいに全部数式だと無理なのかな? 長さに上限がないとすると各自然数に対して Ω=x11 Ω=x21∋x22 Ω=x32∋x32∋x33 Ω=x41∋x42∋x43∋x44 ‥‥ が取れる。 どの列も長さ有限。昇順も降順もない。 するとここに出てくるxijは>>266を認めると全部singletonになるので縦に並んでる元が全部同一になってしまう。 するとxiiを並べてできる列が x11∋x22∋x33∋‥‥ を満たしてしまうんだけど? http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/287
293: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/12(土) 14:01:37.70 ID:Ty9mG3gK ではもう少し詳しく書きます。 仮定は Ω=x1∋x2∋‥‥∋xm なる形の列の長さに上限がないですね。 この仮定の元に自然数mに対して X[m]={(x1,x2,‥,xm) | x1=Ω, x[i]∋x[i+1]} がいずれも空集合にならない事は理解できますか? 条件を満たすいくらでも長いものがある ⇒条件を満たす任意の長さのものがある です。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/293
295: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/12(土) 15:04:06.24 ID:0oc9Ztsl >>293 (引用開始) 仮定は Ω=x1∋x2∋‥‥∋xm なる形の列の長さに上限がないですね。 (引用終り) その記法は、混乱の元と思います もし、有限長さmならば Ω=xm∋xm-1∋‥‥∋x2∋x1 と番号を付け直すべきですよ そうしないと、大変混乱するでしょうね 正則性公理は、「空でない集合 x には ∈ に関して極小となる元 z ∈ x があること」ですからね 極小となる元を、1番にすべきですね (参考) http://www.math.tsukuba.ac.jp/~tsuboi/ 坪井明人 http://www.math.tsukuba.ac.jp/~tsuboi/ 学群関係 http://www.math.tsukuba.ac.jp/~tsuboi/und/14logic3.pdf 数理論理学II 坪井明人 筑波大 1.1.10 基礎の公理(正則性公理) x ≠ Φ → ∃y(y ∈ x ∧ ¬∃z(z ∈ x ∧ z ∈ y)). 空でない集合 x には ∈ に関して極小となる元 z ∈ x があること, を直観的には意味している. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%89%87%E6%80%A7%E5%85%AC%E7%90%86 正則性公理 (抜粋) 以下の4つの主張はいずれも同値であり、どれを正則性の公理として採用しても差し支えない。 ・任意の空でない集合xに対して、∃y∈x,x∩y=0 ・∀xについて、∈がx上well-founded ・∀xについて、無限下降列である x∋x1∋x2∋・・・ は存在しない。 (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/295
308: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/12(土) 18:13:02.90 ID:Vy+smElV もしかしてxnのnが動いてるところのNとxnが動いてるF(Ω)を混同してるのかな? Nは通常のωを想定して書いてます。 ホントは自然数と対応付くものならなんでもいいんですが混乱するのでN=ωにします。 それともう議論が発散するだけなので数列の順は降鎖でいきます。 もうそこで議論が発散するのは避けましょう。 とりあえず --- claim(※) --- S={ n | ∃(x1,x2,‥,xn), Ω=x1, x[i]∋x[i+1]} には最大値が存在する。 --- このclaimにも名前をつけて(※)とします。 これを示すために(※)を否定して --- Hypothesis (h) --- S={ n | ∃(x1,x2,‥,xn), Ω=x1, x[i]∋x[i+1]} には最大値が存在しない。 ---- としましょう。 すると X[m]:={(x1,x2,‥,xm) | x1=Ω, x[i]∋x[i+1]}‥‥(1) とおくとき --- ness. cond. (nc1) --- 全てのm∈Nに対してX(m)は空集合でない。 --- が導かれる。 ここまではいいでしょうか? http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/308
313: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/12(土) 22:33:16.85 ID:0oc9Ztsl >>293 (引用開始) Ω=x1∋x2∋‥‥∋xm X[m]={(x1,x2,‥,xm) | x1=Ω, x[i]∋x[i+1]} (引用終り) ? xmをいくらでも小さく取れるということですか? それこそ、正則性公理で禁止されていることですよ つまり、ZFCで空集合Φに、ノイマン型で後者関数を使って、自然数を作る 最小値(集合) 0=Φで、これが最小値(集合) ノイマン型で 0∈1∈2∈・・∈n・・ となって 最小値(集合) 0=Φより、小さい値(集合)は存在しません! 一方、大きな値(集合)は、可能です 無限大も可能です(もちろんアレフ1もアレフ2も可能です) なお、正則性公理の規定によって、∈関係において、∈は等号の意味は含みません つまり、「X∈X」は禁止されていますので、「・・X∈X∈X∈X」という等号型の無限ループは許されていません さて、そろそろ宜しいでしょうか? 私は、(>>257)『おっさんずラブ』ならぬ、おっさんずゼミ(゜ロ゜; (どこのだれとも知れぬ”名無しさん”=おっさんたちと、ゼミやる気ないです(^^; 大学教員だとかいうなら、話は別ですがね) そんな趣味ないので、あしからずご了承ください w(^^; (たまに冷やかしで書くかも知れませんが、そのときはよろしく) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/313
322: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/13(日) 07:11:08.01 ID:sXrN/kYa >>318 >無限公理によるωは、ノイマンのsuc(a)=a∪{a}の超限回繰り返しではない >なぜなら >ω=suc(a)=a∪{a}となるようなa(つまりωの一番右の元!) >が存在しないから そう! その指摘は正しいね ωは、下記の通り、”任意の自然数よりも大きい最小の超限順序数 ω”で、「 0 でも後続順序数でもない順序数」だ 「順序位相(英語版)に関する極限点」だから、極限を用いて考えれば良い 有限順序数のn→∞の極限として、ωを理解するのが分り易い それは、ツェルメロ構成に同じだ ノイマン後者関数の定義から、極限でωがでる 同様に、 ツェルメロ後者関数の定義から、極限でωがでる。そして、またωの後者が始まる。そう理解するのが、現代数学の正しい理解だね(^^ (参考>>164もご参照) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%B5%E9%99%90%E9%A0%86%E5%BA%8F%E6%95%B0 極限順序数 (抜粋) 集合論および順序論(英語版)における極限順序数(きょくげんじゅんじょすう、英: limit ordinal)は 0 でも後続順序数でもない順序数を言う。 任意の自然数よりも大きい最小の超限順序数 ω は、それよりも小さい任意の順序数(つまり自然数)n が常にそれよりも大きい別の自然数(なかんずく n + 1)を持つから、極限順序数である。 順序数に関するフォンノイマンの定義(英語版)を用いれば、任意の順序数はそれより小さい順序数全体の成す整列集合として与えられる。 (全ての有限)順序数からなる空でない集合の合併は最大元を持たないから、常に極限順序数である。 ・順序数全体の成す類において順序位相(英語版)に関する極限点 (ほかの順序数は孤立点となる)。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%86%E7%A9%8D%E7%82%B9 集積点/極限点 (抜粋) 定義 位相空間 X の部分集合 S に対し、X の点 x が S の集積点であるとは、x を含む任意の開集合が少なくとも一つの x と異なる S の点を含むことを指す この条件は T1-空間においては、x の任意の近傍が S の点を無限に含むという条件に同値である https://ja.wikipedia.org/wiki/T1%E7%A9%BA%E9%96%93 T1空間 (抜粋) X が T1-空間であるとは、X の任意の相異なる二点が分離できるときに言う (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/322
327: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/13(日) 08:46:17.59 ID:m8dyiQfg とりあえず、私が得てる結論だけ書きます。 prop (1) 集合XにおいてF(X)が x∈F(X)⇔∃(x1,‥xn) x=xn, X=x1, x1∋x2∋‥‥∋xn を満たすものが構成できる。 (2) F(X)の任意の元が有限集合⇔rank(X)が有限 (3) F(X)の任意の元がsingleton⇔XがZermelo natural number ホントは(1)が難しいのですがそれさえ認めてしまえば(3)くらいは理解してもらえるかと思ったけど、どうもそのレベルにないようですね。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/327
333: Mara Papiyas ◆y7fKJ8VsjM [] 2019/10/13(日) 17:44:47.60 ID:2pwdGOo0 デビッド・グレーバーの”Bullshit Jobs”では 次に挙げる5つの仕事は全く無意味であると こき下ろしている @ ”Flunkies(太鼓持ち)” 受付係、秘書、ドアマンなど、自分が重要な人物だと思わせるために存在する仕事 A ”Goons(用心棒)” ロビイスト、企業弁護士、テレマーケター、広報など、雇い主のために相手を攻撃する仕事 B “Duct Tapers(落穂拾い)” 出来の悪いプログラムの修正など、そもそもあってはならない問題の手直しをする仕事 C “Box Tickers(社内官僚)” パフォーマンスマネジャー、社内広報誌のジャーナリスト、休暇のコーディネーターなど、内向きの仕事 D ”Task Makers(仕事製造人)” 中間管理職やリーダーシップの専門家など、無駄な業務を生み出す仕事 ここの馬鹿の仕事は@〜Dのどれにあたるかは知らんが 確実にその中に入ってるだろう なぜ、分かるかって?同類だからさw http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/333
338: Mara Papiyas ◆y7fKJ8VsjM [] 2019/10/13(日) 17:53:53.04 ID:2pwdGOo0 >>334 オレは会社人間じゃないし 資本主義なんてクソだとおもってるから 終わるならさっさと終わってほしいもんだw >俺もキチガイだから仲間入りだな ここでいう「キチガイ」とは >>333のBullshit Jobsに従事する者 という意味か? なら、いい加減自分の仕事は重要だと自分を騙すのはやめようぜ こんなことこそ直感でわかることだろ 本当に役に立つ仕事をしてる人の給料は安くて どうでもいい仕事をしてる奴の給料は高い 世の中は狂ってるんだよ 革命で首切られる側になりたくなければ 自分の身の振り方を考えるこったな http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/338
357: Mara Papiyas ◆y7fKJ8VsjM [] 2019/10/13(日) 18:15:58.42 ID:2pwdGOo0 >>352 >”代格者” 聞いたことない言葉だな 君はどうも統合失調症らしいな いや、別に侮るつもりなんかないぞ 病気だからな ここのリコウぶった馬鹿の書き込みに比べたら全然マシだ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/357
420: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/14(月) 10:45:21.32 ID:w6tqRMw5 >>419 つづき https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E6%95%B0 自然数 (抜粋) 形式的な定義 自然数の公理 集合論において標準的となっている自然数の構成は以下の通りである。 空集合を 0 と定義する。 0:=Φ ={} 任意の集合 a の後者は a と {a} の合併集合として定義される。 suc (a):=a ∪ {a} 0 を含み後者関数について閉じている集合のひとつを M とする。 自然数は「後者関数について閉じていて、0 を含む M の部分集合の共通部分」として定義される。 以上の構成は、自然数を表すのに有用で便利そうな定義を選んだひとつの結果であり、他にも自然数の定義は無限にできる。これはペアノの公理を満たす後者関数 suc(a) と最小値の定義が無限に選べるからである。 例えば、0 := {}, suc(a) := {a} と定義したならば、 0 := {} 1 := {0} = {{}} 2 := {1} = {{{}}} 3 := {2} = {{{{}}}} と非常に単純な自然数になる。 (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/420
457: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/22(火) 09:28:24.35 ID:u309yKT7 >>453 ホントにわかってないな (>>452) ・空集合から出発して、φ={}→{φ}→{{φ}}→{{{φ}}}→・・・ ・可算無限から出発して、N→{N}→{{N}}→{{{N}}}→・・・ ・連続無限から出発して、R→{R}→{{R}}→{{{R}}}→・・・ のように、ある元から、シングルトンの生成を繰返して、無限の上昇列を構成することは可能だ だが、このような、無限上昇列は、正則性公理では禁止されていない 当然、このような上昇列を逆に辿る無限降下列は、(最小元が存在するため)禁止されていないので、存在しうる 禁止されているのは、空集合以外で、「∈ に関して極小となる元 z ∈ x がない」集合(坪井)だ 禁止されているのは、”無限下降列である x∋x_1∋x_2∋...”(wikipedia)のように、底なしの無限下降列ですよ(必ず「 x∋x_1∋x_2∋...」と、底なしを示す添え書きがあるよ) 参考 http://www.math.tsukuba.ac.jp/~tsuboi/und/14logic3.pdf 数理論理学II 坪井 明人 筑波大学 (抜粋) 1.1.10 基礎の公理(正則性公理) . . . . . . . . . . . . . . . . 9 空でない集合 x には ∈ に関して極小となる元 z ∈ x があること,を直観的には 意味している.基礎の公理は,それがなくても数学が展開できるので,ある意 味で技術的な公理である.しかし,基礎の公理を仮定した方が議論が展開しや すくなるので,通常は集合論の公理として加える. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%89%87%E6%80%A7%E5%85%AC%E7%90%86 正則性公理 (抜粋) ・∀xについて、無限下降列である x∋x_1∋x_2∋... http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/457
476: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/11/26(火) 07:52:14.65 ID:oYs7jyeH 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む79 より https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1573769803/169- 169 自分:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 投稿日:2019/11/26(火) 00:26:15.90 ID:oYs7jyeH [3/5] (抜粋) シングルトンの可算多重カッコ( {{{・・・{{{ }}}・・・}}} ←{ }が多重になったもの) が理解できない落ちこぼれさんたち多数居たなww(^^; (引用終り) 英文法では、数と序数詞が区別されるんだ 日本語では、助数詞で「‐番目」「-回目」「-人目」「‐位(順位)」を使うだよね で、本題だが 数 :1 ,2 ,3 ,4 ,・・・,n ,・・・∞ 順序数 :1st,2nd ,3rd ,4th ,・・・,nth ,・・・ω (1対1対応) ↓↑ シングルトン:{} ,{{}} ,{{{}}} ,{{{{}}}} ,・・・,{・・{}・・}n ,・・・{・・{}・・}∞ (注:{・・{}・・}nは、カッコ{}がn重、{・・{}・・}∞は、同∞重のシングルトン) ちゃんと、可算の範囲で、全部対応が付きますがなw(^^; https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%8F%E6%95%B0%E8%A9%9E 序数詞 (抜粋) 序数詞(じょすうし)、順序数詞(じゅんじょすうし)とは物事の順序・順番(序数)を表す数詞である。これに対し、物事の数量を表す数詞は基数詞と呼ばれる。 同音の助数詞との混同に注意。 欧州の言語において序数詞は、日付(日)や世紀、分数の分母、また1世、2世、3世…といった同名の人物の世代数などにも用いられる。 2.3 序数詞の発達していない言語 2.3.1 中国語 2.3.2 日本語 2.3.3 朝鮮語 日本語 日本語は単独の序数詞を持たず、「‐番目」「-回目」「-人目」「‐位(順位)」といった接尾辞や、「第‐」といった接頭辞を付けて順番・順序などの序数を表現する。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/476
485: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/11/26(火) 21:20:35.78 ID:oYs7jyeH >>481-484 おまえら、あたま腐っているのか? 公理的に禁止や矛盾が生じない限り、数学的には存在しうるぜ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/485
491: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/11/27(水) 20:58:14.64 ID:qnEhNItW >>485 どこかで読んだのだが、厳密性とは、所詮その時代の水準のものでしかないとか言われていた 昔(20世紀前半)は、一階述語論理が重視されたが 20世紀後半からは、一階述語論理偏重を見直す動きがある https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E9%99%90%E9%9B%86%E5%90%88 有限集合 (抜粋) 基礎付け問題 無限集合を擁護する数学者にとっても、ある重要な文脈では、有限集合と無限集合の形式的区別は微妙な問題として残った。 これはゲーデルの不完全性定理に端を発している。遺伝的有限集合はペアノ算術で解釈でき(逆もまた同様)、従ってペアノの理論体系の不完全性は遺伝的有限集合の理論にも存在することが暗に示されている。 特に、どちらの理論にもいわゆる非標準モデルの過剰が存在する。見かけ上のパラドックスとして、遺伝的有限集合の非標準モデルは無限集合を含んでいるが、それら無限集合はそのモデル内では有限に見える(これは、それら集合の無限性を証明するのに必要な集合や関数をモデルが持たない場合に生じる)。 不完全性定理があるため、一階述語論理やその再帰的適用では、そのようなモデルすべての標準部分を特徴付けることができない。 従って、一階述語論理の観点からは、有限性をおおよそ特徴付けることしか望めない。 興味深いことに、ZFCにおいて有限集合を集合全般から区別する様々な特性は、より弱い体系であるZFや直観主義的集合論の場合とは論理的に等価ではないことが判っている。 よく知られている有限性の定義として、リヒャルト・デーデキントの定義とカジミェシュ・クラトフスキの定義がある。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/491
501: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/11/27(水) 21:17:52.61 ID:qnEhNItW >>491 補足 すでに、このスレの>>91に示したように、 天才Zermeloが、シングルトンによる自然数の構成を与えた(1908年) (”The natural numbers are represented by Zermelo as by Φ, {Φ}, {{Φ}}, …, and the Axiom of Infinity gives us a set of these.”) そして、確かに、Zermeloの構成は批判され、その後ノイマン構成が採用された だが、天才Zermeloのシングルトンによる自然数の構成が決して間違っていた訳では無い 無数の超準モデルの1つだよ。(レーヴェンハイム=スコーレムの定理) そのことに無知な、落ちこぼれたちww(^^; (>>91より再録) https://plato.stanford.edu/entries/zermelo-set-theory/ Stanford Encyclopedia of Philosophy Zermelo’s Axiomatization of Set Theory First published Tue Jul 2, 2013 (抜粋) 3.2.1 Representing Ordinary Mathematics The first obvious question concerns the representation of the ordinary number systems. The natural numbers are represented by Zermelo as by Φ, {Φ}, {{Φ}}, …, and the Axiom of Infinity gives us a set of these. つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/501
508: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/11/28(木) 00:22:27.05 ID:QdpmOFrx >>504 追加 https://en.wikipedia.org/wiki/Finite_set Finite set (抜粋) Necessary and sufficient conditions for finiteness In Zermelo?Fraenkel set theory without the axiom of choice (ZF), the following conditions are all equivalent:[citation needed] 2.(Kazimierz Kuratowski) S has all properties which can be proved by mathematical induction beginning with the empty set and adding one new element at a time. (See below for the set-theoretical formulation of Kuratowski finiteness.) Set-theoretic definitions of finiteness Various properties that single out the finite sets among all sets in the theory ZFC turn out logically inequivalent in weaker systems such as ZF or intuitionistic set theories. Two definitions feature prominently in the literature, one due to Richard Dedekind, the other to Kazimierz Kuratowski. (Kuratowski's is the definition used above.) つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/508
510: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/11/28(木) 00:30:28.71 ID:QdpmOFrx >>508-509 > 2.(Kazimierz Kuratowski) S has all properties which can be proved by mathematical induction beginning with the empty set and adding one new element at a time. (See below for the set-theoretical formulation of Kuratowski finiteness.) >Kuratowski finite means S lies in the set K(S), constructed as follows. Write M for the set of all subsets X of P(S) such that: >X contains the empty set; >For every set T in P(S), if X contains T then X also contains the union of T with any singleton. >Then K(S) may be defined as the intersection of M. なるほど ”Kuratowski finiteness”の定義では、 CやRやQやNのシングルトン {C}や{R}や{Q}や{N} 達は 有限集合にはならんな! 思った通りだったな!ww(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/510
519: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/11/28(木) 21:01:57.22 ID:QdpmOFrx >>501-502 補足 (引用開始) 天才Zermeloが、シングルトンによる自然数の構成を与えた(1908年) (”The natural numbers are represented by Zermelo as by Φ, {Φ}, {{Φ}}, …, and the Axiom of Infinity gives us a set of these.”) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E6%95%B0 自然数 例えば、0 := {}, suc(a) := {a} と定義したならば、 0 := {} 1 := {0} = {{}} 2 := {1} = {{{}}} 3 := {2} = {{{{}}}} と非常に単純な自然数になる。 (引用終り) さて ・上記のように、シングルトンは、有限には限らない (これは自明だが以下説明する) ・数学では、可算無限を考えることは、頻繁にある ・例えば、下記の時枝記事は”可算無限個ある.箱それぞれに,私が実数を入れる”という記載から始まる ・あるいは、下記の形式的冪級数の各項の係数が、”箱が可算無限個ある”ことに相当するだろう ・また、下記のヒルベルトの無限ホテルのパラドックスでは、”客室が無限にあるホテルを考える”となる ・さて、可算無限個ある箱に、縦棒”|”を入れるとする。”|||・・・”となる これを、利用して、・・・|||Φ|||・・・、 つまりΦを真ん中にして、左右に”|||・・・”を配置する ・ここで、縦棒”|”を左カッコ{ や、右カッコ }に取り替える。即ち 左の・・・|||→・・・{{{ に 右の|||・・・→{{{・・・ に 取り替えると ・・・{{{Φ}}}・・・となる ここで、Φを取り除けば、・・・{{{ }}}・・・ ここでΦ={ }を替えれば、・・・{{{{ }}}}・・・となる ・ヒルベルトの無限ホテルや形式的冪級数の存在が、否定できない(当然できないよね) とすれば、”|||・・・”の存在も否定できない ・従って、・・・{{{ }}}・・・(可算無限多重シングルトン)の存在も否定できない QED つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/519
540: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/11/30(土) 20:55:01.03 ID:4Ujjq2jv >>537 機械英訳してみた(^^ (Google 仏→英訳) On the notion of finite set. Through Casimir Kuratowski (Warszawa). Mr. W.Sierpinski gave in his book The axiom of Mr. Zermelo and his role in the Theory of Ensembles and Analysis 1) a new definition of the finite set. This definition is essentially distinguished by the fact that it does not depend either on the notion of natural number or on the general notion of function, which usually enters into the definitions that make use of the notion of correspondence. The definition in question is as follows: "Consider classes K sets each of which satisfies the following conditions: 1 ° any set containing a single element belongs to class K, 2 ° si.A. and B are two sets belonging to the class K, their set-sum A + B also belongs to K. Let's call finite everything that belongs to each of classes K satisfying conditions 1 ° and 2 ° ". つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/540
549: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/11/30(土) 21:49:30.28 ID:4Ujjq2jv >>536 >・Kuratowski, Kazimierz (1920), "Sur la notion d'ensemble fini" (PDF), Fundamenta Mathematicae, 1: 129?131 1920は、2019から見れば、ほぼ100年前 >>544 補足 >W.Sierpinski氏は彼の著書「Zermeloの公理とアンサンブルと分析の理論における彼の役割」1)有限集合の新しい定義を与えました。 Kuratowskiは、Sierpinski氏の著書「Zermeloの公理とアンサンブルと分析の理論における彼の役割」の有限集合の新しい定義を改良したわけです 1920年当時、(20世紀初頭までの)数学を公理的に扱えるようにするというのが、最先端の研究だった時代 「Zermeloの公理」が出ていたんだ で、みなさんご存知のように、Zermeloはまずは、自然数N (可算無限)を、彼の公理から、構成した (>>519ご参照) で、当時既に知られていたようだが、自然数の構成は1通りではない 2019年では、ノイマンの構成が一番有名だが、 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E6%95%B0 自然数 などをご参照 で、有限と無限の定義が、このような自然数の構成に依存するのは、まずいと思ったのだろう まずは、Sierpinski氏が考えて、それをKuratowskiを改良した だから、SierpinskiやKuratowskiは、無限集合のシングルトン、{C}(複素数)、{R}(実数)、{Q}(有理数)、{Z}(整数)、{N}(自然数)みないなのは、想定外 (まずは、素朴に無限と有限を分けましょうということだったろう) また、1920年当時、無限集合のシングルトンを言い出したら、そもそも「有限とは?」「無限とは?」の議論が収束していないとき、混乱に輪を掛ける (まあ、2019年の現代でも、可算多重シングルトン{・・・{}・・・}の存在を否定する数学おサルがいるくらいですし。まあ、もう1月で2020年になりますけどね(^^;) また、2019年の現代でも、無限集合のシングルトン、{C}(複素数)、{R}(実数)、{Q}(有理数)、{Z}(整数)、{N}(自然数)などを数学で使う需要は少ない もちろん、シングルトンなのだから、定義から、その集合の要素はただ1つ 但し、無限集合のシングルトンは、{C}(複素数)、{R}(実数)、{Q}(有理数)、{Z}(整数)、{N}(自然数)達は、その要素が、非可算無限集合であったり、あるいは可算無限集合 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/549
554: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/12/01(日) 07:53:15.16 ID:id6ENHqe >>503 補足 >一階述語論理か >それ以上の高階述語論理なのかに無自覚ならば >所詮、有限と無限とをきちんと区別できない >それを知らずに議論するあわれな落ちこぼれたち >あわれな”なんとかさん”と同類じゃね!?w(^^; (まとめ引用)w(^^ >>251より https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%A0%E2%80%93%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%A0%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86 レーヴェンハイム-スコーレムの定理 (抜粋) レーヴェンハイム-スコーレムの定理(英: Lowenheim-Skolem theorem)とは、可算な一階の理論が無限モデルを持つとき、全ての無限濃度 κ について大きさ κ のモデルを持つ、という数理論理学の定理である。 そこから、一階の理論はその無限モデルの濃度を制御できない、そして無限モデルを持つ一階の理論は同型の違いを除いてちょうど1つのモデルを持つようなことはない、という結論が得られる。 定理の上方部分の証明は、いくらでも大きな有限のモデルを持つ理論は無限のモデルを持たねばならないことをも示す。 もちろん同型の違いを除いて、(N, +, ×, 0, 1) と (R, +, ×, 0, 1) を特徴付ける公理化が存在する。 レーヴェンハイム-スコーレムの定理は、それらの公理化が一階ではあり得ないことを示している。 例えば、線型順序の完備性は実数が完備な順序体であることを特徴付けるのに使われるが、その線型順序の完備性は一階の性質ではない。 >>491より https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E9%99%90%E9%9B%86%E5%90%88 有限集合 (抜粋) 基礎付け問題 無限集合を擁護する数学者にとっても、ある重要な文脈では、有限集合と無限集合の形式的区別は微妙な問題として残った。 これはゲーデルの不完全性定理に端を発している。遺伝的有限集合はペアノ算術で解釈でき(逆もまた同様)、従ってペアノの理論体系の不完全性は遺伝的有限集合の理論にも存在することが暗に示されている。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/554
563: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/12/01(日) 09:03:00.56 ID:id6ENHqe >>552 補足 下記順序数”0, 1, 2, 3, ............, ω, S(ω)(=ω+1)”を数直線に埋め込んでみよう 数直線の区間[0,2]で n→1-(1/(1+n))=n/(1+n) と変換すると 0→1-1/1=0 1→1-1/2=1/2 2→1-1/3=2/3 3→1-1/4=3/4 ・ ・ ω→1-1/(1+ω)=1 となって、”0, 1, 2, 3, ............, ω” は、区間[0,1]に埋め込める そこから、 S(ω)(=ω+1)は ω+1→1+1/2となって、区間[1,2]の中央の点に対応する そして、上記が繰返される (>>552の)Zermeloの自然数構成では、可算多重シングルトン{・・・{}・・・}=ωであり これは、区間[0,1]の点[1,1]に相当する これで、可算多重シングルトン{・・・{}・・・}=ωのモデルが存在することが分かった QED https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%86%E5%BA%8F%E6%95%B0 順序数 (抜粋) 順序数の大小関係 順序数の並び方を次のように図示することができる: 0, 1, 2, 3, ............, ω, S(ω), S(S(ω)), S(S(S(ω))), ............, ω + ω, S(ω + ω), S(S(ω + ω)), S(S(S(ω + ω))), .............................. まず、0 が最小の順序数である。その後に S(0) = 1, S(S(0)) = 2, S(S(S(0))) = 3, ... と有限順序数(自然数)が通常の順序で並んでいる。 そして、すべての自然数が並び終えると、次に来るのが最小の超限順序数 ω である。ω の後にはまたその後続者たちが S(ω), S(S(ω)), S(S(S(ω))), ... と無限に続いていく。 その後、それらの最小上界(後に ω + ω と呼ばれる)が並び、その後続者たちが無限に続く。だがそれで終わりではない。 無限に続いた後には、必ずそれまでに並んだすべての順序数たちの最小上界が存在し、その後続者、そのまた後続者、... のように順序数の列は"永遠に"続いていくのである。 (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/563
568: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/12/01(日) 14:40:06.53 ID:id6ENHqe >>563 補足 >下記順序数”0, 1, 2, 3, ............, ω, S(ω)(=ω+1)”を数直線に埋め込んでみよう 順序数”0, 1, 2, 3, ............, ω, S(ω)(=ω+1)”に対応する点列を数直線上に構成した 0,1/2,2/3,3/4,・・,1(←ω),1+1/2(←ω+1) さて、これらの点列に合わせて、縦棒|を配置する |,|,|,|,・・,|,| 上記を左右反転する |,|,・・,|,|,|,| 間にΦを挟むと |,|,・・,|,|,|,|Φ|,|,|,|,・・,|,| 左の|を{ に、右の|を} に 取り替える {,{,・・,{,{,{,{Φ},},},},・・,},} あーら不思議、可算無限ω+1重シングルトンのできあがり 中央のΦを抜けば、 {,{,・・,{,{,{,{ },},},},・・,},} これぞ、天才Zermeloの考えた自然数構成(及び順序数ω)のシングルトン(>>549)なり〜!w(^^ 正則性公理に反するだぁ〜? そういうやつは、あまた腐っているよw 天才Zermeloをなめているのか?w(^^; 天才Zermeloがそんな間違いするわけない http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/568
574: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/12/03(火) 00:04:55.04 ID:BRqy0upZ >>568 補足 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E6%95%B0 自然数 より Zermelo 構成(0 := {}, suc(a) := {a} と定義) 0 := {} 1 := {0} = {{}} 2 := {1} = {{{}}} 3 := {2} = {{{{}}}} 4 := {3} = {{{{{}}}}} ・ ・ n := {n-1} = {・・{{}}・・}(0 := {}の外がn重) ・ ω := {・・・{{}}・・・} (0 := {}の外がω重) 一方、ノイマン 構成(0 := {}, suc(a) := a∪{a} と定義) 0 := {} 1 := suc(0) = {0} = {{}} 2 := suc(1) = {0, 1} = {0, {0}} = {{}, {{}}} 3 := suc(2) = {0, 1, 2} = {0, {0}, {0, {0}}} = {{}, {{}}, {{}, {{}}}} 4 := suc(3) = {0, 1, 2, 3} = {0, {0}, {0, {0}},{0, {0}, {0, {0}}}} = {{}, {{}}, {{}, {{}}},{{}, {{}}, {{}, {{}}}}} ・ ・ n := suc(n-1) = {0, 1, 2, 3,・・,n-1} = {{}, {{}}, {{}, {{}}},・・,{{}, {{}},・・, {{}}・・}} ・ ・ ω := {0, 1, 2, 3,・・,n・・・} = {{}, {{}}, {{}, {{}}},・・・,{{}, {{}},・・・, {{}}・・・}} さてここで ノイマン 構成から、一番右の要素のみを残して、他の元を抜くと、Zermelo 構成になる 2 := suc(1) = {0, 1} = {0, {0}} = {{}, {{}}} ↓(0,を抜く) 2 := {{{}}} (Zermelo 構成) 3 := suc(2) = {0, 1, 2} = {0, {0}, {0, {0}}} = {{}, {{}}, {{}, {{}}}} ↓(0, 1,を抜く) 3 := {{{{}}}} (Zermelo 構成) 4 := suc(3) = {0, 1, 2, 3} = {0, {0}, {0, {0}},{0, {0}, {0, {0}}}} = {{}, {{}}, {{}, {{}}},{{}, {{}}, {{}, {{}}}}} ↓(0, 1, 2, 3,を抜く) 4 := {{{{{}}}}} (Zermelo 構成) ・ ・ n := suc(n-1) = {0, 1, 2, 3,・・,n-1} = {{}, {{}}, {{}, {{}}},・・,{{}, {{}},・・, {{}・・} ↓(0, 1, 2, 3,・・, n-1,を抜く) n := {・・{{}}・・} (Zermelo 構成) ・ ・ ω := {0, 1, 2, 3,・・,n・・・} = {{}, {{}}, {{}, {{}}},・・・,{{}, {{}},・・・, {{}}・・・}} ↓(0, 1, 2, 3,・・, n,・・を抜く) ω := {・・・{{}}・・・} (0 := {}の外がω重)(Zermelo 構成) つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/574
596: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/12/04(水) 14:19:31.00 ID:vhgyVZ6r 超限帰納法なんて難しい話はしていない 可算無限の箱の列が存在する(例えば、数学的には形式的冪級数の係数とか、x^nの∞の項とかね。これは否定できないだろ。(時枝の記事の箱もそうだが)) で、箱の列があるなら、可算無限の棒|の列もあるだろう 棒|の列があるなら、カッコ”}”の可算無限の列もあるだろう。例えば、}}・・・} カッコ”{”の可算無限の列もあるだろう。上記の列を左右反転して、例えば、{・・・{{ とする これらを左右に配置すれば {・・・{{ Φ }}・・・} が構成できる Zermelo 構成なんて、単純な話だよ 超限帰納法なんて難しい話ではない http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/596
613: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/12/06(金) 07:58:52.44 ID:eTcHIROk >>609 超限帰納法は関係ないよ だって、公理(無限公理で与件)だもの(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/613
629: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/12/07(土) 15:01:35.88 ID:H2e5WMAT >>622 「集合Z0には要素0、{0}、{{0}}などが含まれ、 それらの要素が数字の位置を表すことができるため、 「一連の数字」と呼ばれる場合があります。 これは、「無数の無限」集合の最も単純な例です」 ↓ (>>621より英文) The set Z0 contains the elements 0, {0}, {{0}}, and so on, and may be called a "series of numbers" because their elements can represent the location of the numerals. It is the simplest example of a "countless infinite" set (Nos. 36). (引用終り) これの意味は 0、{0}、{{0}}、・・・、{・・{0}・・}n重、・・・ ↓↑ 0、 1、 2、・・・、 n、 ・・・ これで無限集合ができるってこと つまり、シングルトンの無限列だよw(^^ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/629
636: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/12/07(土) 15:37:50.36 ID:H2e5WMAT >>622 おサル=ID:uZFmzNJe は、恥かきだなw(^^; 正則性公理のそこでつまずいているのかw (参考) Inter-universal geometry と ABC予想 42 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1572150086/ 701 名前:132人目の素数さん[] 投稿日:2019/12/07(土) 09:59:15.64 ID:uZFmzNJe [3/3] >>697 >正則性公理には反してませんよ、ZFCに反してませんよと強調したかった しかし∈-loopsは、正則性公理とは矛盾しますけどね 「集合のいかなる∈列も有限長で終わる」 というのが正則性公理ですから (それゆえ「基礎の公理」とも呼ばれる) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B4%E7%A4%8E%E9%96%A2%E4%BF%82 整礎関係 (抜粋) 数学において、二項関係が整礎(せいそ、英: well-founded)であるとは、真の無限降下列をもたないことである。 定義 集合あるいはクラス X 上の二項関係 R が整礎であるとは、X の空でない任意の部分集合 S が R に関する極小元を持つことをいう[1]。 X が集合であるとき、従属選択公理(英語版)(これは選択公理よりも真に弱く可算選択公理よりも真に強い)を仮定すれば、同値な定義として、関係が整礎であることを可算無限降下列が存在しないこととして定められる[3]。 集合 x が整礎的集合 (well-founded set) であることは、∈ が x の推移閉包上で整礎関係となることと同値である。ZF における公理のひとつである正則性の公理は、全ての集合が整礎であることを要請するものである。 関係 R が X 上で逆整礎 (converse well-founded) または上方整礎 (upwards well-founded) であるとは、R の逆関係 R?1 が X 上の整礎関係であるときにいう。このとき R は昇鎖条件を満たすという。 例 全順序でない整礎関係の例。 ・自然数の順序対全体の集合 N × N 上の、(n1, n2) < (m1, m2) ⇔ n1 < m1 かつ n2 < m2 となる順序。 整礎でない関係の例。 ・負整数全体 {?1, ?2, ?3, …} の通常の順序。任意の非有界部分集合が最小元を持たない。 ・有理数全体(または実数全体)の標準的な順序(大小関係)。たとえば、正の有理数(または正の実数)全体は最小元を持たない。 (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/636
644: 132人目の素数さん [sage] 2019/12/07(土) 15:58:02.67 ID:xYeMsbxM 前に集合Xに対し集合Fを X∈F Y∈F、Z∈Y⇒Z∈F を満たす最小のクラスとしたとき、 Fの任意の元がシングルトン⇒Fは有限集合 の証明を書いたんだけど、まるで理解できなかったらしい。 証明書く能力はおろか、人が書いた証明を読む能力がまるでない。 曰く、その能力を身につけるつもりもサラサラないそうな。 数学に興味はあるけど、数学を理解するつもりは全然ないというスタイルらしい。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/644
654: 132人目の素数さん [sage] 2019/12/07(土) 16:40:02.61 ID:r8l5YtX/ ちなみにスレ主は彼の主張するΩが(3)の仮定を満たす事は認めるそうです。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/654
メモ帳
(0/65535文字)
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
2.402s*