[過去ログ] マルティン・ハイデガー5 [無断転載禁止]©2ch.net (1002レス)
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23: 現象学の根本問題作品社 2016/07/16(土)01:26 ID:O(3/27) AAS
本論一章
存在はレアールな述語ではない
カントがレアリテートに与える意味、それは事象規定と訳している「純粋理性批判」→事象性は質のカテゴリーで事実存在、現存在は様相のカテゴリーに属する
可能的な百ターラーと現実的な百ターラーは事象性は区別されない、しかし存在するということは区別する→事象内容に還元されない
存在はレアールな述語ではない→存在は事象内容を表す述語ではない
カントは存在論的差異に気づいていた、存在は事象内容としての存在者には還元されない
しかし、カントは存在を主観による定立に還元する、客観としての存在者から主観としてのコペルニクス的転換、定立作業が存在になってしまった
しかし、志向性の本質から言って心的主観と物的客観がそれぞれバラバラに存在するのはおかしい→主観が志向的な関係抜きに孤立して存在するわけではない
→幻覚に囚われてこの教室の中に象がいると感じたとして、それは現実にはありえなくても何らかの志向対象があることは疑いない
志向性の誤った客観化、志向性は主観と客観という事物的存在の二つの存在者の関係ではない→現存在による関わりかたである
省3
24: 現象学の根本問題作品社 2016/07/16(土)03:22 ID:O(4/27) AAS
ニ章から四章まで
第ニ章アリストテレスにまで遡る中世存在論のテーゼ
結論→
本質存在と事実存在は共通の起源をもっているということ、つまり、制作的なものとしての存在理解
事物的眼前存在者の他に現存在という意味での存在者もまた存在している→現存在はそれが存在するかぎり自分自身を知っている
第三章近代存在論のテーゼとしての眼前存在と精神存在→広がりあるものと思考するもの
結論→
現存在は事物的眼前存在者とはまったく別な存在様態をもっている→自分を自分自身に対してあらわにしている自己言及的存在
カントは人格を目的であり手段としてはならないと言った→現存在のメタ性→思考するものと広がりあるもののデカルト以来の区別
世界内存在思考するものと広がりあるもの主観と客観を無理に分けてそれから一致させる手品を手間かけてする必要はない
省3
25: 現象学の根本問題作品社 2016/07/16(土)12:12 ID:O(5/27) AAS
第二部第一章存在論的差異の問題
・時間と時間性
アリストテレスの時間論考の概略→時間とは運動の数である→時間とはある数である
通俗的時間理解と、根源的時間への遡行
時間を一連の<今>と見られている→通俗的な時間理解の例、時計使用→時間を<今の連続>とみなす→しかし、〜までには今はまだ時間がある、そのためにそのための志向性、
事物的眼前存在ではない存在者ではない存在→点的な今、線形としての今ではない予期、把持、現前化の統一としての根源的時間→存在の了解を与えるもの
→時間の四つの構造契機、有意味性、日付可能性、伸長性、公共性→存在と時間での世人批判、頽落、匿名性、大衆性批判→きれいなファシズム
それらの無差別性とは違う=根源的時間は存在する→時間は脱自的である
→目の前の事物的存在と関わっているがそれに還元されない、自ら抜け出している、脱出する、脱自的なもの
志向性は脱自性からくる、それを頽落が通俗的時間が覆い隠す
省4
26: 現象学の根本問題作品社 2016/07/16(土)12:43 ID:O(6/27) AAS
第二部第一章存在論的差異の問題続き
・テンポラリテートと存在
手元に存在する手元に存在しない→客観的には同じものでも主観的には別なもの、視点によるそれぞれのものとしてしかない→脱自的におのれを超えでる超越による
・存在と存在者(存在論的差異)
存在者の対象化(事実定立的な学)と存在の対象化(哲学)→哲学も哲学以外の学も現存在の理解によって解明できる
事実的な現存在はいわば存在について勘違いをしている→目の前の存在者だけが周知でそれに囚われて頽落している
あるいは自分も他者と同じ一般的なものと思い根源的区別をしていない
以上未完
27: 流行通行止め 榎並重行・三橋俊明 2016/07/16(土)13:51 ID:O(7/27) AAS
ジャック・デリダがニーチェを語るすべての言説は、「どうしてハイデガーの読解なしですますことができようか?」の言い換えにすぎないが、
ニーチェを読むとはハイデガーなしですますということだ→ニーチェの異質性をハイデガーの同質性で解釈し直してしまうことがデリダの奇術
ニーチェの系譜学の異質性を消去して形而上学のゲーデルにしてしまう

ハイデガーが形而上学の官僚であることは、存在と時間とその失敗によって明らかに知れる。存在を存在者から規定するためには内在論(内ー世界性)が必然的な論理形式となるが、
時間はカントが述べ、ショーペンハウアーが繰り返したように超越(先験)論なしには規定しえない。そして、内在論と超越論は万有の超越者たる神によってしか統合できない論理上の誤謬だ
神学の人間学化、神の量子力学化を試まずにはいられない近代形而上学の官僚ハイデガー
神を抜きにして神学の権力関係を維持することが賭けられていた
28: 形而上学の根本問題 2016/07/16(土)14:47 ID:O(8/27) AAS
上の辛辣な意見はともかくハイデガーが何故、内在論と超越論を、全てを自分なら統合できる、自分は特権的と考えたか謎が残る
→存在と時間の姉妹篇たる形而上学の根本問題(内容の整合性と射程の深さからは存在と時間などを問題にしないほとんど主著)を読むだけで次の疑問が残る
・存在者と存在を何故、差別化図ったのか→実存よりも実存者の方が根源的としたレヴィナスのような思考も可能なのに
・凡庸な存在者、一般の凡庸な他者にとどまらずに何故、存在者と存在を差別したのか、存在論的差異の思想を残したのか
・通俗的な時間理解、存在了解に対抗し上回る根源的な先見性を特権的な立場を確保したか、それは公共的な一般的なものではなく私だけにとっての根源的なものである
・凡庸な数に対して根源的な私の特権性を何故、維持したか
・存在、時間、それを了解する私の図式自体が他者を前提にするものではないか、
道具が道具であることは端的に与えられるものではなく、それをそれとして活用する他者との共同性、凡庸な使い使われを前提にするのではないか
・他者と共に生きる人間において、根源的な私などないのではないか、私が私であるのは他者との差異が根源にあり、他者との比較のない、凡庸でない私などいないのではないか
29: 形而上学の根本問題 2016/07/16(土)15:01 ID:O(9/27) AAS
何故、存在者に対して存在を自分の哲学なら捉えられる根源的に差別できるとしたのかは、
凡庸な存在者にまみれた大衆社会に対抗する、特権的なファシズム、連帯性を根源性を前提にする
それなしにはあり得ない、論理構成から言って

存在論的差異の思想は他者を、凡庸な社会という現実を排除した、凡庸な現実を排除したきれいなファシズムに基づくわけで、それなしには成立しない
汚い民主主義や大衆社会の拒絶によるきれいなファシズムなしには成立しない

ハイデガー思想はナチズムそのものではないにせよ、きれいなファシズムを前提にしている
→だからこそナチズムに参画した、支持し戦後も民主主義を批判しナチズム支持した自己を批判しなかった
アメリカニズムされた現代社会も存在忘却だとし自己を正当化し続けた

ナチズム荷担にしろトラークル誤読による他者の排除にしろハイデガー哲学の根本構図に基づく

これらのハイデガー思想の本質を抜きにしたハイデガー読解には意味はない
30: 現象学の根本問題 2016/07/16(土)17:19 ID:O(10/27) AAS
存在論的差異について手の内をさらして懇切丁寧に書いている現象学の根本問題を読んでも、
存在論的差異とは、存在者にまみれた凡庸な大衆社会に対する、
差別としての特権的な存在了解としての存在ということ以外にない

存在者と存在をそう差別する前にどうして存在者に踏みとどまれないのかという話でしかない

存在論的差異とは凡庸な存在者にまみれながら踏みとどまっての民主主義を否定してきれいなファシズムに逃げ込む自己正当化、特権化の言い訳でしかない
解釈のしようがない
31: 2016/07/21(木)08:05 ID:0(21/973) AAS
http://www.christiantoday.co.jp/articles/21499/20160719/sobunsha.htm

キリスト教や人文社会科学など学術出版の老舗 創文社が2020年をめどに解散

人文、社会科学系の名門出版社として知られる創文社(本社:東京都千代田区)が、
2020(平成32)年をめどに本社ビルを売却し、会社を解散する予定であることが、19日までに分かった。

創文社は1951年創業。学術出版社として、哲学、歴史、東洋学、宗教などの人文学の専門書のほか、
社会科学の書籍も多数出版している。トマス・アクィナスの『神学大全』、
全100巻以上の『ハイデッガー全集』など、キリスト教研究の重要な書籍の刊行物も非常に多い。

同社編集責任者への電話取材によると、出版不況の中、人文書籍やキリスト教書籍の売れ行きが激減し、
同社では10年前に比べて売り上げが約3分の1程度に減少しており、
今後の継続的な存続が難しくなったことから、今回の判断に至ったという。
省3
32: 2016/07/21(木)09:53 ID:0(22/973) AAS
もっと大きな出版社から、新ハイデガー全集を出し直すべき。
有と時じゃないまともな訳で。
33: 2016/07/21(木)14:32 ID:0(23/973) AAS
女性の脳は直情的で短絡的です
故に体感と言葉聴覚によって刺激しやすいのです
それは子育てするからしかたないのです
危機意識は凄く高くてそれは年をとると肥大します
蛇や虫に過敏に反応するのもそれです
女性は共感を求める生物です。髪を切ったら気づいてほしいなどなど
否定される事を嫌います。その狂暴性を露出したのが
西太后です。彼女がなにをしたのか調べてください
34: 2016/07/25(月)11:34 ID:0(24/973) AAS
★ ハイデガーは なぜ「ナチ党員」だったのか ★
286 :考える名無しさん:2012/07/23(月) 00:21:31.13

ハイデガーは下からの革命を支持したので、議会も選挙も拒否した。むろん官
僚制(=統治の代理人)も。
選挙、代理人の拒否は表象の拒否を意味するので、ハイデガーの思想と深く関わる。
端的に言えば、実在論的存在(表象されるもの)と唯名論的存在者(表象す
るもの)の差異は自らの決断による以外には埋まることがないという思想だ。
(「いいかえると、投票はするが、それは代表制(議会)における投票のごと
きものではない、というのです」柄谷『戦前の思想』)。

 ドイツの教職員諸君、ドイツ民族共同体の同胞諸君。
省12
35: 2016/08/03(水)20:01 ID:O(11/27) AAS
アリストテレス
36: 2016/08/05(金)19:21 ID:0(25/973) AAS
ハイデッガー全集の翻訳が終了するようじゃ
創文社が廃業だとww
37: 2016/08/07(日)13:14 ID:0(26/973) AAS
Angstを不安と訳す類の翻訳はすべて絶版になればいいよ
芥川龍之介かよ
38: 2016/08/07(日)14:44 ID:0(27/973) AAS
미안해요(ミアンネヨ)
39: [反ナチズム] 2016/08/09(火)16:36 ID:0(28/973) AAS
ハイデッガー
アホでっが〜
40: 2016/08/13(土)22:54 ID:0(29/973) AAS
ハイデッガー全集は未完のまま終了で、翻訳権も返上するらしい。

ハイデガーは全集で読まざるをえないから、
どこかが引き受けてほしい。

図書館も買って支えるべき。
41: 2016/09/04(日)17:03 ID:O(12/27) AAS
読書スレは高度でついていけないからこっちで書こう 現存在は世界の有意義性の連関の最終地点なのにサバンナで言えば食物連鎖の頂点のライオンの人みたいなのになんで不安なの
42
(2): 2016/09/06(火)00:43 ID:0(30/973) AAS
シマウマかよ
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