【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】Part8 (49レス)
1-

17: 19/10/09(水)06:02 ID:mJZ(1) AAS
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 185) ---
All that is involved relates to the sexual energies.
巻き込まれるもの全ては、性的な精力たちエネルギーと関連がある。

Scorpio rules the sexual organs as Mars rules Scorpio.
「天蠍宮(さそり座)」は、「火星」が「天蠍宮(さそり座)」を支配する時、性的な
器官たちを支配する。

It is the reproductive energy which is consciously directed in practical exercises
such as that of the Middle Pillar. (*154)
それは、『中央の柱』のそれのような実践的な練習たちの中で意識的に導かれる生殖の
省16
18: 19/10/11(金)07:16 ID:FxF(1) AAS
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 185) ---
Crowley's version of DEATH best indicates this activity.
「死」のクロウリー氏の版は、この活動を最も良く示す。
--- ここまで ---

トート版の「13:死」は、骸骨像となった親の股間から、無数の子供たちが噴き出していて、
「Death/死」という言葉には似つかわしくないデザインとなっています。
まあ、トート版の「13:死」って、明らかなタイトル詐欺であって、トート版の他のカード
のように、たとえば「reproduction/生殖」とかに、名前を変えるべきなんですよね。

さて、この骸骨像の「親」は、ストーリー上は男性であるとされていますが、実際には
省17
19: 19/10/12(土)07:27 ID:YY8(1) AAS
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 185) ---
The Golden Dawn card is quite traditional, with two exceptions.
ゴールデン・ドーン版カードは、2つの例外たち以外は、まったく伝統的である。

First, the Eagle of Scorpio is at the upper right, changing from the form of the
Fiery Serpent.
最初に、「天蠍宮(さそり座)」の「鷲」は右上にあって、「炎の蛇」の形から変わって
いる。
--- ここまで ---

ゴールデン・ドーン版は、従来のマルセイユ版をベースにして、新たに2つの要素を描き
省17
20: 19/10/13(日)06:33 ID:xfe(1) AAS
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 185) ---
Opposite this is the darkened Sun which is intended to represent the process of
putrification, from which spiritual gold will eventually emerge.
これの反対側には、そこから霊的な金が最後には出現するであろう、浄化の過程を象徴
することを意図している、暗い「太陽」がある。

It is also the Christian "Darkness at Noon."
それはまた、キリスト教の「真昼の暗黒」でもある。
--- ここまで ---

最初の文の「putrification」は、またもや「purification/浄化」の誤記ですかね。
省15
21: 19/10/15(火)05:57 ID:63q(1) AAS
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 185) ---
Waite's departure from tradition, showing Death as a mounted skeleton in armor
represents another aspect of the Path, which is its warrior quality.
甲冑を着け馬に乗る骸骨として「死」を示している、ウェイト版の伝統からの逸脱は、
「小径」の別の様相を表しており、それはその戦士の特質である。

Here Waite has drawn on medieval representations of Death, depicting him as the
Black Knight.
ここでは、ウェイト氏は、「黒騎士」として彼を描写して、「死」の中世の表現たちを
活用している。
省18
22: 19/10/16(水)06:19 ID:kSL(1) AAS
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 185) ---
Behind him is the fallen King of matter; before him a Bishop in fish-head Mitre,
supposedly intended to indicate the passing of the Piscean Age.
彼の後ろには、物質の倒された「王」がある;彼の前には、魚頭の「司教冠」を着けた
「司教」があり、「双魚宮時代」の終わりを表すことを意図していると思われる。

The rising Sun behind the dual Towers, first seen on the Path of THE MOON, is also
a reference to resurrection, the conquest of death.
最初に「月」の「小径」で見られた、双対の「塔たち」の後ろで昇っている「太陽」はまた、
復活への関連であり、死の克服である。
省17
23: 19/10/17(木)06:13 ID:lXz(1) AAS
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 185) ---
Finally, and most interesting in this version, is the banner with the White Rose
of ten petals, five inner and five outer.
最後に、そしてこの版において最も興味深いことは、5つの内側と5つの外側の、10の花弁
たちのある「白い薔薇」のある旗である。
--- ここまで ---

ウェイト版には、「黒騎士」のデザイン以外にも、ゴールデン・ドーン版やトート版には
見られない特徴があります。
それは、「0:愚者」との密接な関連です。
省18
24: 19/10/25(金)06:11 ID:QQB(1) AAS
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 186) ---
Insofar as the Rose is based on five, it is a reference to the Martian force of
Gebruah.
「薔薇」が5に基づく限りにおいて、それは「ゲブラー」の「火星」の力に関連する。
--- ここまで ---

花弁が5枚の、一重咲きの薔薇は、まだ人の手で品種改良されていない「野バラ」であり、
これは「0:愚者」が左手に持つ白い花でもあります。

そして、この「5」という数字は、「ゲブラー」に通じるわけであり、それゆえ、清楚な
一重の野バラを持つ「愚者の若者」とは対照的に、恐ろしげな「死の黒騎士」の姿として
省17
25: 19/10/26(土)06:11 ID:mZG(1) AAS
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 186) ---
But the totality of the ten petals means the involvement of the entire Universe
under Kether, because of its white color.
しかし、10の花弁たちの全体は、その白い色のため、「ケテル」の下の全体の「宇宙」の
関与を意味している。
--- ここまで ---

一足飛びに「ゲブラー」から「ケテル」へと論理飛躍しておりますが、まずは足元の
「ネツァク」から「ティファレト」へと昇る「小径」の理解を、しっかりと固めてからに
した方がいいですよね。
省17
26: 19/10/28(月)05:59 ID:uEs(1) AAS
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 186) ---
This also means THE FOOL, and Uranus, to which the white rose is related.
これはまた、それに白い薔薇が関連することで、「愚者」、および「ウラヌス神(天王星)」
も意味している。
--- ここまで ---

「白い薔薇」と「愚者」と「骸骨の黒騎士」に関連があることは、既に述べた通りです。
なお、「白い薔薇」と「ウラヌス神(天王星)」には、若干のゴニョゴニョした関連性が
あるのですが、「天王星」の存在は、ゴールデン・ドーンの体系からは除外されています
ので、ここでは、ローマ神話の「ウラヌス神」、そしてギリシア神話の「ウラノス神」を
省20
27
(1): 19/11/01(金)06:03 ID:BnF(1) AAS
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 186) ---
23. THE PATH OF MEM
23. 「メム」の小径

The Hanged Man
吊られた男

The Twelfth Key
12番目の鍵(大アルカナ)
--- ここまで ---

ここから、「生命の木に基づく大アルカナ」の章の中での新しい節になります。
省14
28: 19/11/02(土)05:44 ID:GaU(1/2) AAS
>>27
訂正です。m(. .)m

>>直前に出てきた、最初の「高次の自我」へと至る「13:死」の「小径」との

これを、
『直前に出てきた、「ティファレト」へと至る「13:死」の「小径」との』
に修正しておいてください。

せっかくなので補足しておきますと、両者の類似性というのは、「水」属性にあるわけ
でして、そこには「水」特有の、一種の宗教っぽさという面もあるわけです。

ゴールデン・ドーンの魔術体系では、そういう宗教っぽい回りくどさというものは、
極力排除されていますし、基本的には「中央の柱」という最短ルートが推奨されている
省2
29: 19/11/02(土)06:14 ID:GaU(2/2) AAS
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 186) ---
□ PATH COLOR: Deep Blue
□ 「小径の色」:「深青」

□ RELATED SOUND: G Sharp
□ 「関連した音」:「Gのシャープ」

□ MEANING: Water
□ 「意味」:「水」

□ MATERNAL LETTER: Water
□ 「母字」:「水」
省14
30: 19/11/04(月)06:35 ID:IZr(1) AAS
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 186) ---
THIRTY-TWO PATHS OF WISDOM: The Twenty-third Path is called the Stable of Intelligence,
and it is so called because it has the virtue of consistency among all numerations.
「知恵の32の小径たち」:「23番目の小径」は「安定した知性」と呼ばれており、なぜなら、
それが全ての計算法たちの間の一貫性の美徳を持っているために、そう呼ばれる。
--- ここまで ---

ここの「the Stable of Intelligence/知性の馬小屋」は、「the Stable Intelligence
/安定した知性」の誤記ですかね。

ということで、ここは、いつものように、ウェストコット氏の英訳版『The Sepher Yetzirah
省17
31: 19/11/05(火)06:22 ID:8Mw(1) AAS
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 186) ---
THE HANGED MAN, the Path of Mem, connects Hod and Geburah on the Pillar of Severity.
「吊られた男」である、「メムの小径」は、「峻厳の柱」の上にある「ホド」と「ゲブラー」
を接続する。

It is also a connecting channel between the Personality and the Higher Self,
although its initiatory implications are very different from those three Paths
leading directly into Tiphareth.
それはまた、「人格」と「高次の自我」の間を接続する流路であるけれども、その始めの
暗示するものたちは、「ティファレト」へと直接導く、それらの3つの「小径たち」とは
省17
32: 19/11/06(水)06:17 ID:q6f(1) AAS
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 186) ---
This Path, and the symbolism of the card, is a complete departure from anything
previously encountered.
この「小径」、およびカードの象徴主義は、以前に出会った何でもからの完全な離脱である。
--- ここまで ---

「anything previously encountered/以前に出会った何でも」というのは、要するに
我々が知っていること全てということであり、ここではそれが完全にリセットされて
しまうということですので、何となく「13:死」のモチーフに通じるものがあります。

構図的に見ると、「13:死」は、「死神」の試練を乗り越えて「ティファレト」という
省17
33: 19/11/08(金)06:45 ID:HwO(1) AAS
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 186) ---
This is a curious imagery, and most people react to it by turning the figure right
side up.
これは奇妙な映像であり、たいていの人々は、人物像の上下を正しい方向に向けることで、
それに反応する。

The eighteenth century writer Court de Gebelin even thought the hanging figure
to be a mistake, claiming that the man was originally a symbol of Prudence,
standing on one foot while deciding where to put the other. (*155)
18世紀の作家であるクール・ド・ジェブラン氏は、その男は、もう片方の足を置く場所を
省18
34: 19/11/09(土)06:22 ID:BID(1) AAS
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 186) ---
And though such an interpretation may seem comical today, it is actually only in
the past few decades that the true and complex meaning of this Tarot Key has been
publicly revealed.
そして、そのような解釈は今日では滑稽であるように見えるかもしれないが、実際、ほんの
過去数十年の間に、この「タロットの鍵(大アルカナ)」の、本当で複雑な意味が公然と
明らかにされてきている。
--- ここまで ---

この「12:吊られた男」の正体については、諸説あって、何が本当なのかは定かではありま
省17
35: 19/11/10(日)06:31 ID:g0c(1) AAS
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 187) ---
Arthur Edward Waite avoided the issue as well as any other knowing writer of his day.
アーサー・エドワード・ウェイト氏は、彼の時代の他のいかなる知る作家と同様に、論点を避けた。

He said: "It is a card of profound significance, but all the significance is veiled
...I will say very simply on my own part that it expresses the relation, in one
of its aspects, between the Divine and the Universe." (*156)
彼は言った:「それは深遠な意味のカードであるが、全ての重要な意味はベールに覆われて
いる。...私自身の側から、非常に簡単に述べるとすれば、その1つの見方として、「神」
と「宇宙」の間の関係を表現していると言うだろう。」 (*156)
省17
36: 19/11/12(火)06:21 ID:BaT(1) AAS
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 187) ---
Perhaps the best clue offered by Waite is that the figure is intended to represent
a Fylfot Cross (Swastica), and is thus related to Kether in some very essential way.
おそらく、ウェイト氏から提供された最上の手掛かりは、人物像が、「卍十字(まんじ)」
を表すことを意図されており、従って、「ケテル」と、ある非常に重要な方法において関係
することである。
--- ここまで ---

ウェイト氏は、このカードが「神と宇宙の間の関係を表現している」と言っており、
それは、この人物像が「神」であるということを暗示しています。
省18
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