[過去ログ] ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ3 (1002レス)
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478
(3): 132人目の素数さん [sage] 2023/04/28(金)07:31 ID:VYThBI7g(2/4)
>体の拡大というものについて詳しい理論が必要になりました。
から
>「クロネッカー青春の夢」
への繋がりも何気におかしい。
必要になった「詳しい理論」とは一般相互法則を含む
代数体の一般理論であるとして
「クロネッカーの青春の夢」を一般の代数体に拡張する問題
→「ヒルベルトの第12問題」は現在においても未解決で
そんなものは代数体の基礎理論になりようがない
のだから、「クロネッカー青春の夢」について言及したのは
考えなしの素人が「言ってみたかっただけ」の
ようにも見える。
相互法則の証明に必要かどうかで言えば「必要ない」
それが高木らが示したことだが
ヴェイユ-谷山-志村 以降再度注目された
「クロネッカーの夢」とは、結局何を目指していたのか
ということを、>>441のような話の流れで説明するのは
適当ではない。
483: 132人目の素数さん [] 2023/04/28(金)07:51 ID:Im8XWWRp(2/10)
>>478
志村・谷山以降の視点と言うものについては
勉強不足で書けませんでした。
結局、この後はHasseが高木理論をべた褒めしたことと
Artinの理論が類体のさらに新しい定義を踏まえたものであったことを
述べるにとどめました。
484
(1): 132人目の素数さん [] 2023/04/28(金)08:00 ID:Im8XWWRp(3/10)
>>478
ヒルベルトの第12問題には多くの側面があると思います。

ヒルベルトの第 12 問題:クロネッカーの定理を、有理数体または虚 2 次体の代
わりに、任意の代数体を取った場合に拡張すること。私はこの問題を、数および
関数の、すべての理論の中で最も深く最も重要なものの一つと考える。この問題
は、多くの側面から近づき得るように見える。
ヒルベルト 「数学の諸問題」12より

この時点では、虚 2 次体上のアーベル拡大に対しては問題は
未解決とされていました。高木貞治はこの問題に取り組み、
Q(√−1) 上の拡大については1903 年の論文 で解決しました。
確かにこの論文の 17 ページ目には

さてこの論文の目的とした点に到達した。すなわち次の言明の
証明である。

ガウスの数体の任意のアーベル拡大はレムニスケート体である。

とあります。詳細はさておき、これで
次の問題が視界に入ってきました。

アーベル拡大 L ⊃ K について、K に応じて円分体や
レムニスケート体と呼び方を変えるのではなく、
K の取り方によらない条件によって、「定理 1 の意味で L は
K の最大のアーベル拡大である。」という性質を
特徴づけることはできないか。

ヒルベルトの言う通りこの問題には多くの側面があります。
485: 132人目の素数さん [] 2023/04/28(金)08:07 ID:2WpviorI(3/7)
>>477-478

なるほど
詳しいね
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