[過去ログ] ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ3 (1002レス)
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789(1): 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土)08:44 ID:Q27p2044(1/21)
>>783
>>782
>>>新しい研究に身が入らない、
>>>なんら進展が見られない同じ問題に長期間こだわる、 という停滞
>こういう言葉には余り共感が持てませんね
ありがとうございます
スレ主です
>>782より
”某氏のプレプリントを読んでいて、 某未解決問題がアッサリ解けることに気がついた。 おかげでこの後一年余りの間、数学的ウツに悩まされる。 新しい研究に身が入らない、 なんら進展が見られない同じ問題に長期間こだわる、 という停滞のことだ。”
小沢 登高氏が、どういうつもりでこれを書いたかは、ご本人でないと分からない
だが、私の解釈は、下記「待ちぼうけ」(北原白秋)守株待兔 と読みました
つまり、あまりの”棚からぼた餅”で、そういう経験をしたために
無意識に、二匹目のうさぎを期待してして(研究が)上の空になってしまった(つい二匹目のうさぎを探してしまう)
そういう反省文と読みました
(参考)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%85%E3%81%A1%E3%81%BC%E3%81%86%E3%81%91
「待ちぼうけ」(まちぼうけ)は、北原白秋作詞、山田耕筰作曲の唱歌(童謡)である。1924年(大正13年)
守株待兔
歌詞は中国の法家の思想書の一つ『韓非子五蠹篇』の中にある説話「守株待兔(しゅしゅたいと、(くひぜをまもりてうさぎをまつ)」から録られたものである。説話の内容は、昔宋に農民がいた。彼の畑の隅に切り株があり、ある日そこにうさぎがぶつかり、首の骨を折って死んだ。
物を持ち帰ってごちそうを食べた百姓は、それに味をしめ、次の日からは鍬を捨て、またうさぎがこないかと待っていたが、二度と来なかった。そのために作物は実らず、百姓は国の笑いものになった。
ここから守株(しゅしゅ)という成句ができた。
歌詞
1.
待ちぼうけ、待ちぼうけ
ある日せっせと、野良稼ぎ
そこに兔がとんで出て
ころりころげた 木の根っこ
798(1): 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土)09:08 ID:Q27p2044(2/21)
>>793
おサルさん 2chスレ:math
ありがとね
枯れ木も山の賑わい
君は枯れ木だ
一方
”「枯木と太陽の歌」(かれきとたいようのうた)は、石井歓の男声合唱曲。作詩は中田浩一郎。”2chスレ:math
彼(>>769)との出会いは
ここからだろうか
おサルさん
勝てないとおもうけど
頑張ってみてねww
813(2): 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土)10:00 ID:Q27p2044(3/21)
>>796
どうもありがとうございます
スレ主です
>自分の場合は、読んだ論文の中に未解決問題の答えを見つけたところだけでなく
>そのあとの停滞(学位論文を書くまで2年以上かかった)も似ているが
>その停滞を「数学的鬱」と表現する気分には決してなれません。
なるほど
多分、その通りだと思います
どうも分野もキャラも違うようですね
さて、工学屋のさがで、事実確認だけしておきますね
1)小沢登高氏は、99年3月修士、00年3月博士
これを、論文リストで見ると、修士が[1]で、博士が[2]とたぶん[5](99年10月にやっただから)
2)00年2月のParis第6大学の話は、論文[7](2000)ですね(これは博士論文の外)
3)ここから論文[8](2003)まで、2年くらい空白期間がある
これが彼の停滞で「数学的鬱」と表現した期間でしょう
以上、事実確認でした
(参考)
https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~narutaka/rireki.html
小沢 登高 履歴書(非公式版)
1999年3月 修士(数理科学)取得
1999年9月--2000年6月 Paris遊学
この時期までの研究はKirchbergの仕事・アイディアを 作用素空間に翻訳・適用することで得られたものが多い。
2月に研究集会が終わると、Paris第6大学に移った。 このとき某氏のプレプリントを読んでいて、 某未解決問題がアッサリ解けることに気がついた。 おかげでこの後一年余りの間、数学的ウツに悩まされる。 新しい研究に身が入らない、 なんら進展が見られない同じ問題に長期間こだわる、 という停滞のことだ。
2000年3月 博士(数理科学)を東大から取得
つづく
814(1): 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土)10:02 ID:Q27p2044(4/21)
>>813
つづき
https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~narutaka/lists.html
コメント付き論文リスト
[1] On the lifting property for universal C*-algebras of operator spaces.
J. Op. Theory, 46 (2001), 579--591. Journal's Website dvi
東大の修士論文。TAMUで1998年の秋から冬にかけて書いた。KirchbergのLLPの作用素空間版を考察した。この結果を利用して、「任意の可分C*環のイデアルはBanach空間として直和成分であるか?」という問題を解こうとしたが、できなかった。
[2] A non-extendable bounded linear map between C*-algebras.
Proc. Edinburgh Math. Soc., 44 (2001), 241--248. doi:10.1017/S0013091599000978 dvi
99年3月にUIUCであった研究集会の講演でPisierが何気なく出した古い問題をTAMUに戻った翌日解いた。証明はかなりトリッキー。ついでに上の問題も解けたかと思ったが勘違いだった。
[5] Almost completely isometric embeddings between preduals of von Neumann algebras.
J. Funct. Anal., 186 (2001), 329--341. doi:10.1006/jfan.2001.3796 dvi
これもNgが出した問題。99年10月にやった。あっちを叩けばこっちが出っ張るという状況の中、3週間ぐらい集中した。それまでの証明はすべて気合一発でやっていたが、これは方針を立ててひとつずつ証明していった。Kirchbergと無関係なネタもこれが初めて。
[7] Amenable actions and exactness for discrete groups.
C. R. Acad. Sci. Paris Ser. I Math., 330 (2000), 691--695. doi:10.1016/S0764-4442(00)00248-2 math.OA/0002185
Paris第六大学に滞在していたとき、Guentner-Kaminkerのプレプリントを読んでいて、彼らの重要な見落としに気が付いた。この論文のおかげで、作用素空間の外でも名前が売れた。数学においても、競争という側面を無視するわけにはいかない。
つづく
815: 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土)10:03 ID:Q27p2044(5/21)
>>814
つづき
[8] (With M. Junge and Z.-J. Ruan) On OL$_\infty$ structures of nuclear C*-algebras.
Math. Ann., 325 (2003), 449--483. doi:10.1007/s00208-002-0384-7 math.OA/0206061
IHPにいた頃にRuanと話し合った。RuanがUIUCに帰って同僚のJungeに話したら、結果を改良してくれた。
[9] (With A. Kishimoto and S. Sakai) Homogeneity of the pure state space of a separable C*-algebra .
Canad. Math. Bull., 46 (2003), 365--372. doi:10.4153/CMB-2003-038-3 math.OA/0110152
01年春MSRIに滞在していたとき、岸本・境の核型C*環の既約表現についての論文を見る。
論文で使われている核型の仮定が必要であることを示すため、同室だった泉先生と反例探しをするが、捕まえられそうでいて捕まえられなかった。9月に京都であった研究集会の講演で境氏から証明の鍵が「従順性」であることを知らされる。林氏の勧めに従い、この「従順性」が核型を導くかどうかを確認したところ、意に反して実際には、それが任意のC*環に対して成り立つことに気が付いた。
(引用終り)
以上
821: 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土)10:56 ID:Q27p2044(6/21)
>>616 戻る
>斎藤さんは、斎藤毅さん? お名前だけはw
斎藤さん、下記のグロタンディーク ガロアスレでを取り上げたことがあります
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~t-saito/j-index.html
斎藤 毅
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~t-saito/jd/gr.pdf
グロタンディーク
モチーフや遠アーベル幾何、p 進コホモロジー
といった有名な業績が、リストからもれていること
に気づかれた読者もいるだろう。これらについては、
ほかの方が別の機会に書かれることを期待する。
EGA
そのはじめのところをみると、数学の対象とは
構造のついた集合であるという、ブルバキの数学観
が、時代遅れになっていることがわかる。グロタン
ディークにとっては、数学の対象とは、表現可能な
関手を表現する圏の対象である。
数学の対象は、それが何からなりたっているか
ではなく、どういう役割を果たしているかが重要だ、
という視点の転換がそこにある。アファイン・スキ
ームも、局所環つき空間として構成されるのだが、
その存在理由は、大域切断という関手の随伴関手で
あるところにある。対象それ自体よりも、対象から
対象への射のほうが重要だ、といいかえてもよい。
(引用終り)
下記なども
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~t-saito/jd.html
和文出版リスト
本
2.フェルマー予想岩波書店 (2009) (Fermat予想1, 2 岩波書店(2000, 2008)を再編) 正誤表
数学セミナー
三角関数とは何か pdf (数学セミナー2014年12月号)
グロタンディーク pdf (数学セミナー2010年5月号)
セール pdf (数学セミナー2005年3月号)
ブルバキと「数学原論」 pdf (数学セミナー2002年4月号)
(引用終り)
そういえばw
Fermat予想1, 2 岩波書店(2000, 2008) を図書館で見かけて
1、2度手に取って、立ち読みしたことがあったかも
立ち読みできる本ではないのですが(多分借りても、読めないかなw)
内容は浮かんでこないが
Fermat予想1, 2 と並んでいて
「こんな小さな図書館にめずらしい」と思ったことだけは、覚えている
これ、斎藤 毅さんだったんだ
822(2): 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土)11:44 ID:Q27p2044(7/21)
>>818
>昔、小沢さんの先生を自分の分野に引っ張ろうとしたが
>失敗しました。
河東先生、物理数学系が好みなのかな
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~yasuyuki/
河東泰之
専門は作用素環論,特に von Neumann 環の理論における subfactor 理論と代数的場の量子論,
さらにこれらと他の分野 (量子群,3次元トポロジー,共形場理論,可解格子模型,頂点作用素代数など) との関連です.関数解析的,組合せ論的側面の双方が好きです.
これらについては,イギリスの D. E. Evans と書いた本,"Quantum symmetries on operator algebras" が,1998年5月21日に Oxford University Press から Oxford Mathematical Monographs の1巻として出版されました.
824: 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土)11:54 ID:Q27p2044(8/21)
>>819-820
ドラゴンボールか
どんな話だったかな? ああ、下記だね。思い出してきた
まあ、小説とマンガ・アニメでは
人の心に対する作用の仕方が若干違うかも
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB
『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)は、鳥山明による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1984年51号から1995年25号まで連載された。
概要
世界中に散らばった七つの球をすべて集めると、どんな願いも一つだけ叶えられるという秘宝・ドラゴンボールと、主人公・孫悟空(そん・ごくう)を中心に展開する、「冒険」「夢」「バトル」「友情」などを描いた長編漫画。
1986年から1996年までフジテレビ系列で『ドラゴンボール』、『ドラゴンボールZ』が放送され、11年間のシリーズ放送期間中、平均視聴率20%以上を記録した[2]。また、全世界80か国以上で放送されるなど[3]、世界中で絶大な人気を誇る、日本の漫画・アニメを代表する作品である[4][5]。
あらすじ
「ドラゴンボールの世界における年表」も参照
孫悟空少年編
地球の人里離れた山奥に住む尻尾の生えた少年・孫悟空はある日、西の都からやって来た少女・ブルマと出会う。そこで、7つ集めると神龍(シェンロン)が現れ、どんな願いでも一つだけ叶えてくれるというドラゴンボールの存在を、さらに育ての親である孫悟飯の形見として大切に持っていた球がその1つ「四星球(スーシンチュウ)」であることを知り、ブルマと共に残りのドラゴンボールを探す旅に出る。人さらいのウーロンや盗賊のヤムチャらを巻き込んだボール探しの末、世界征服を企むピラフ一味にボールを奪われ神龍を呼び出されるが、ウーロンがとっさに言い放った下らない願いを叶えてもらうことで一味の野望を阻止する。
828(4): 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土)13:40 ID:Q27p2044(9/21)
>>755 戻る
漱石の解説本を、もう一冊借りてある、漱石のユーモア 「明治」の構造 張建明著(下記)
”第5章 都会と田舎の間”に、「2 三四郎の上京」つづいて「3 知識青年たちの苦悩」がある
なるほど、漱石のユーモアなんだ
そして、”第6章 西洋との葛藤?漱石のまなざし”
西洋の夫婦に、「ああ美しい」 「お互いは哀れだなあ」と言い出した。「こんな顔をして・・」
これは、コンプレックスか
「滅びるね」は、日露戦争で巨額の借金が残ったこと(下記)
を夏目先生は言っていると思う
余談ですが、弁当の折おりを窓から投げたり、名古屋で女と同宿とか、学校の教科書では使えないだろうねw
(参考)
三四郎の構想手稿 wikipediaより
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/16/Manuscripts_of_%22Sanshir%C5%8D%22.jpg
https://shinshomap.info/book/9784062582049.html
漱石のユーモア 「明治」の構造 張建明著
講談社, 2001,
内容
「叩かれて昼の蚊を吐く木魚かな」俳句、落語、古今東西の文学を駆使して漱石は明治を笑う。
金権主義を風刺する『猫』。
学校を笑う『坊っちゃん』。
『それから』にこめられた文明開化へのまなざし。
魯迅の笑いとの比較を通じ、漱石と彼が生きた明治という時代を捉え直す。
目次
第1章 笑いからみた漱石
第2章 ユーモアはいかに生まれたか
第3章 「人間」を笑う「猫」
第4章 学校を笑い飛ばす?『坊ちやん』の学校論
第5章 都会と田舎の間
第6章 西洋との葛藤?漱石のまなざし
第7章 魯迅の笑い・漱石の笑い
https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/794_14946.html
三四郎 青空文庫
夏目漱石
「まだ出そうもないのですかね」と言いながら、今行き過ぎた西洋の夫婦をちょいと見て、
「ああ美しい」と小声に言って、すぐに生欠伸なまあくびをした。三四郎は自分がいかにもいなか者らしいのに気がついて、さっそく首を引き込めて、着座した。男もつづいて席に返った。そうして、
「どうも西洋人は美しいですね」と言った。
つづく
829: 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土)13:41 ID:Q27p2044(10/21)
>>828
つづき
男は、
「お互いは哀れだなあ」と言い出した。「こんな顔をして、こんなに弱っていては、いくら日露戦争に勝って、一等国になってもだめですね。
「しかしこれからは日本もだんだん発展するでしょう」と弁護した。すると、かの男は、すましたもので、
「滅びるね」と言った。――熊本でこんなことを口に出せば、すぐなぐられる。
「熊本より東京は広い。東京より日本は広い。日本より……」でちょっと切ったが、三四郎の顔を見ると耳を傾けている。
「日本より頭の中のほうが広いでしょう」と言った。「とらわれちゃだめだ。いくら日本のためを思ったって贔屓ひいきの引き倒しになるばかりだ」
この言葉を聞いた時、三四郎は真実に熊本を出たような心持ちがした。同時に熊本にいた時の自分は非常に卑怯ひきょうであったと悟った。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%9C%B2%E6%88%A6%E4%BA%89
日露戦争
結局日本は、1904年から1907年にかけ合計6次の外債発行により、借り換え調達を含め総額1億3,000万ポンド(約13億円弱)の外貨公債を発行した[21]。このうち最初の4回、8,200万ポンドの起債が実質的な戦費調達資金であり、あとの2回は好条件への切り替え発行であった。しかし、切り替えのために鉄道国有法を制定する必要があった。なお日露戦争開戦前年の1903年(明治36年)の一般会計歳入は2.6億円であり、いかに巨額の資金調達であったかが分かる。この公債は、第一次世界大戦のあとまで残ることとなった[22]。
日本政府の一般・特別会計によると日露戦争の戦費総額は18億2,629万円とされる[23][注釈 6]。
(引用終り)
以上
830: 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土)13:44 ID:Q27p2044(11/21)
>>826-827
ありがとうございます
ああ、泉先生ね
わたしらミーハーには、すぐ河東先生が・・
河東先生は、超有名なのでw
831(1): 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土)14:08 ID:Q27p2044(12/21)
>>792 >>825
無教養なもので、初見なので青空文庫でお茶濁す
おぎつねは、四次元をしっている
老いたきつねは、無限大を知っている
野狐(やこ)は、有限から抜け出すことを知っている
(参考)
https://www.aozora.gr.jp/cards/001821/files/56983_58246.html
狐 青空文庫
蔵原伸二郎
おぎつね
雄狐はゆつくり木からおりた
そして 月光いろの雌狐が待つている
四次元の寂寥の中へ消えていつた
老いたきつね
狐は光になる 影になる そして
何万年も前からそこに在つたような
一つの石になるつもりなのだ
夢はしだいにふくらんでしまつて
無限大にひろがつてしまつて
宇宙そのものになつた
すなわち
狐はもうどこにも存在しないのだ
野狐(やこ)
旅人はつぶやいた
「生きながら有限から抜け出そうなんて、
それはとうてい不可能なことだ」
すると、旅人の頭の中の
一匹の狐が答えた
「それはあなたが消滅して私になれば、
わけもないことです」
そこで旅人は狐になつた
今はただ
一匹のやせ狐が
どこへゆくかもわからない
黄昏の村道を歩いている
底本:「近代浪漫派文庫 29 大木惇夫 蔵原伸二郎」新学社
2005(平成17)年10月12日第1刷発行
初出:おぎつね「陽炎」
1957(昭和32)年3月号
きつね「詩学」
1955(昭和30)年10月号
老いたきつね「花粉 第五号」
1958(昭和33)年5月
833: 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土)15:13 ID:Q27p2044(13/21)
>>765
>stray sheep
>どうしてよいか分からず、迷っている人
ハムレットを重ねているみたいだね
https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/39_hamuretto/index.html
NHK
「ハムレット」
「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」
この名台詞で知られ、悩める人たちのシンボルともいえる「ハムレット」
【ゲスト講師】
河合祥一郎(東京大学大学院教授)
「ぐずぐずして決断を先送りする優柔不断な青年」と見られがちなハムレット。しかし、行動をためらうのには、大きな原因があった。そこには、中世から近代へ向かうに際し、近代人としてのアイデンティティを確立しようとする人たちが不可避的にぶつかる問題があった。ハムレットの躊躇は、優柔不断な性格からではなく、「理性」と「感情」の相克という近代人の宿命に根ざしていると河合教授は指摘する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%A0%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88
ハムレット
To be, or not to be, that is the question.
これまでの訳では「生きるべきか死ぬべきか」という訳が多いが、この劇全体からすれば「(復讐を)すべきかすべきでないか」という意味に解釈できる。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/794_14946.html
三四郎 青空文庫 夏目漱石
先生は煙の間から、じっと三四郎を見ていた。
「ハムレットは結婚したくなかったんだろう。ハムレットは一人しかいないかもしれないが、あれに似た人はたくさんいる」
そのうち幕があいて、ハムレットが始まった。三四郎は広田先生のうちで西洋のなんとかいう名優のふんしたハムレットの写真を見たことがある。今三四郎の目の前にあらわれたハムレットは、これとほぼ同様の服装をしている。服装ばかりではない。顔まで似ている。両方とも八の字を寄せている。
ハムレットに飽きた時は、美禰子の方を見ていた。美禰子が人の影に隠れて見えなくなる時は、ハムレットを見ていた。
ハムレットがオフェリヤに向かって、尼寺へ行け尼寺へ行けと言うところへきた時、三四郎はふと広田先生のことを考え出した。広田先生は言った。――ハムレットのようなものに結婚ができるか。――なるほど本で読むとそうらしい。けれども、芝居では結婚してもよさそうである
834(1): 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土)15:29 ID:Q27p2044(14/21)
>>832
ありがとうございます
”恋”か
蔵原さん、狐が好きなんだ!
狐は神の使いであり、ほとんど神に近い存在です(下記)
”恋”ね
難しい詩ですね
(現代数学の最新論文なみかもw)
https://kurashi-no.jp/I0028758
暮らしーの
トラベル お稲荷さんとは?きつねが神様の使いとされる意味や由来もご紹介!
2020年8月28日
目次
お稲荷さんの始まりは伏見稲荷
お稲荷さんに特有なもの
お稲荷さんの名の由来
お稲荷さんの信仰の広がり
たくさんある「日本〇大稲荷」の称号?
お稲荷さんの神様
お稲荷さんのきつねも神様
お稲荷さんのきつねは神の使い
お稲荷さんのきつねは妖怪?
お稲荷さんと食べ物
お稲荷さんに参拝してみよう
841(1): 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土)18:00 ID:Q27p2044(15/21)
>>837
>結局、三四郎で漱石がテーマにしていたことは失恋で、三四郎は失恋小説なのだそうだ
なるほど
そう読めますね
なるほど
>西遊記はシルクロードから外れた中国からインドへの道をたどる一種の旅行記だから、
>西遊記はガリバー旅行記と並んで忘れ去られることはないだろう
そうですね
西遊記は、子供向けの簡略大活字本(絵付き)で読みました
849: 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土)19:28 ID:Q27p2044(16/21)
>>839
>「もし、かぶれ甲斐のしない空気で、
>知り栄えのしない人間であったら
>お互いに不運と諦めるより仕方がない」
>という部分
>このスレにも当てはまるかもしれない
まあ、そうですね
1)ここは、所詮5ch。匿名の掲示板ですから
2)気楽に、気晴らしついでに書いて頂ければと思います
3)何万年も残らないでしょうが、10年くらいは狐の足跡は残るでしょう>>835
4)そして、お互い、書くこと読むことでプラスの効用があれば、よしとしましょう
850: 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土)19:43 ID:Q27p2044(17/21)
>>848
>"stray sheep"を心に刻むという結末は
>そこからの再生を期待させるという意味で
>悲しいだけではない。
そうかも
夏目さん、結末を"stray sheep"にして
若干解釈を読者に委ねつつ、三四郎="stray sheep"ということと
ずっと"stray sheep"でいるわけはないので
かれのその後の成長を暗示したのかも(それは、読者に対しての影響も込めて)
851: 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土)19:50 ID:Q27p2044(18/21)
>>842
>ガリバー旅行記のガリバーが空飛ぶ島を旅するラピュータ編の最後には日本も出て来る
なるほど、下記ですね
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E6%97%85%E8%A1%8C%E8%A8%98
ガリヴァー旅行記
第三篇 ラピュータ、バルニバービ、ラグナグ、グラブダブドリッブおよび日本への渡航記
1706年8月5日 - 1710年4月16日
第三篇を占めるラピュータ、バルニバービ、ラグナグ、グラブダブドリッブおよび日本は、学究生活と科学とその他の諸々の事柄を風刺している。
漂流中のガリヴァーを助けた巨大な「空飛ぶ島」ラピュータは、日本のはるか東にある島国バルニバービの首都で国王の宮廷であり、底部のアダマントに連結された巨大な天然磁石の磁力によって、磁鉄鉱の豊富なバルニバービ国の領空を自在に移動することができる。
ガリヴァーは、ラグナグと日本を経由してイギリスに戻ろうとするが船便がなく、その間近くの小島グラブダブドリッブへ旅し、魔法使いの種族と遭遇する。
1709年5月21日、ラグナグを出航して日本の東端の港ザモスキ[注 2]に着き、江戸で「日本の皇帝」[注 3]に拝謁を許されたガリヴァーは、オランダ人に課せられる踏み絵の儀式を免除してほしいとの申し出をし、「踏み絵を躊躇するオランダ人など初めて見た」と怪訝な顔をされるも、ラグナグ王の親書などの効果でなんとか了解される。ガリヴァーは、ナンガサク(Nangasac, 長崎)まで護送され、6月9日にオランダ船で出港しイギリスに帰国する。
853: 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土)22:47 ID:Q27p2044(19/21)
読書がストレスを下げる話
自分が三四郎に感情移入できるなら、これもストレス解消法の一つでしょう
https://makegood.blog/post-104/
さらば「ストレス」! 簡単にできる、ストレス解消の効果的な方法!
2022年1月30日 2022年7月9日
目次
1 1.読書
2 2.運動
3 3.入浴
4 4.睡眠
2009年にイギリスのサセックス大学が、「どの活動がストレスレベルを1番下げるのか」を調べる実験をしています。
その結果がこちらです↓
読書…68%
コーヒー…54%
散歩…42%
ゲーム…21%
読書が68%で、ストレスレベルを1番下げる効果があるという結果になっています。
854(1): 132人目の素数さん [] 2023/05/06(土)23:14 ID:Q27p2044(20/21)
富嶽百景か
高校の教科書にあったかも
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/270_14914.html
富嶽百景 青空文庫
太宰治 (昭和十四年二月―三月)
「いいね。」
とほめてやると、娘さんは得意さうに、
「すばらしいでせう?」といい言葉使つて、「御坂の富士は、これでも、だめ?」としやがんで言つた。私が、かねがね、こんな富士は俗でだめだ、と教へてゐたので、娘さんは、内心しよげてゐたのかも知れない。
略
ことさらに、月見草を選んだわけは、富士には月見草がよく似合ふと、思ひ込んだ事情があつたからである。
私のとなりの御隠居は、胸に深い憂悶いうもんでもあるのか、他の遊覧客とちがつて、富士には一瞥いちべつも与へず、かへつて富士と反対側の、山路に沿つた断崖をじつと見つめて、私にはその様が、からだがしびれるほど快く感ぜられ、私もまた、富士なんか、あんな俗な山、見度くもないといふ、高尚な虚無の心を、その老婆に見せてやりたく思つて、あなたのお苦しみ、わびしさ、みなよくわかる、と頼まれもせぬのに、共鳴の素振りを見せてあげたく、老婆に甘えかかるやうに、そつとすり寄つて、老婆とおなじ姿勢で、ぼんやり崖の方を、眺めてやつた。
老婆も何かしら、私に安心してゐたところがあつたのだらう、ぼんやりひとこと、
「おや、月見草。」
さう言つて、細い指でもつて、路傍の一箇所をゆびさした。さつと、バスは過ぎてゆき、私の目には、いま、ちらとひとめ見た黄金色の月見草の花ひとつ、花弁もあざやかに消えず残つた。
三七七八米の富士の山と、立派に相対峙あひたいぢし、みぢんもゆるがず、なんと言ふのか、金剛力草とでも言ひたいくらゐ、けなげにすつくと立つてゐたあの月見草は、よかつた。富士には、月見草がよく似合ふ
https://yugakurita.com/ja/2014/08/22/post-10/
クリユガ
富士には月見草がよく似合う?
2019/12/29
「富士には月見草がよく似合う」という太宰治の言葉は有名になってひとり歩きしてしまった感がある。「富嶽百景」をちゃんと読んだ方はわかると思うが、富士山を背景に咲いている月見草を見た太宰が、あぁ、やっぱり富士には月見草がよく似合うなぁ、と感嘆して云った言葉ではない。実際の話はこうだ
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