日本語のアクセント 4拍目 (925レス)
日本語のアクセント 4拍目 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/gengo/1744894787/
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844: 名無し象は鼻がウナギだ! [] 2025/09/17(水) 15:01:03.60 ID:0 アクセントの意義を考えるにあたり最も分かりやすい例として箸-橋端の対立に於ける無アクセントの聖地九州南部地方の言い回しを挙げたい この地方の古い言い回しに於いては箸を指す言葉としてハシを用いる一方で橋を指す言葉としてオオハシ(大橋)を用い端を指す言葉としてオクハシ(奥端)を用いるある種の差別化が見受けられる 原始の日本語が基本的に抑揚のない無アクセントであったという推定を鑑みるに恐らくこのような言い回しによる言葉の差別化は大昔の日本に於いては全国各地に見受けられたものであると考えられる つまり現在のアクセントの多くはこうした言い回しによる言葉の差別化で膨れ上がった冗長性を減らそうとする言葉の省略化の過程に於いて自然と生まれたものではないだろうか 事実原始の日本語に於ける言葉の冗長性は日本神話に現れる数々の固有名詞からも説明する必要がない程に明らかである http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/gengo/1744894787/844
845: 名無し象は鼻がウナギだ! [] 2025/09/17(水) 16:57:57.84 ID:0 >>835 私は>>844ではありませんが、844の言うとおりだとすると 日本語は太古の昔には安定していたがその後不安定化したことになります >>844 「自然と」とありますが、無アクセントから有アクセントなったことに関して、 中国語の影響があったということはありませんか? http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/gengo/1744894787/845
860: 名無し象は鼻がウナギだ! [sage] 2025/09/19(金) 00:05:46.45 ID:0 >>859 言語学的に起こりやすい変化と起こり難い変化というものがある。例えば、/F/>/h/は起こりやすいが、その逆はまず無いなどがそうだ。 >>844のような説(説という事すら危ういが)こそ意味不明。オクハシだのオオハシだのの前部分の消滅がどうやって院政アクセントを生んだのか?当時の日本語にはアクセントが存在した。それも現代のアクセントに比べて非常に複雑な体系を有していた。もっと言うなら箸・橋・端のような同音異義語でも同じアクセントというものがあり、男と緒(共に/wo/HH)や亀と瓶(共に/kame2/LL)や旅と度(共に/tabi1/HL)などがあった。これでどうやって説明するつもりなのか。 「想像の域を出ない」のは当然で、歴史時代(文献時代)以降しか観察できない現状ではアクセント誕生以前の日本語の状態を知る者は居ないのだから想像になる。 しかし、想像の中にも有り得る想像と有り得ない想像がある。例えばビッグバンによって宇宙が誕生した説も想像に過ぎないが、だからと言って、聖書の通りに神が「光あれ」と言ったから宇宙が誕生したという説と同程度の想像に過ぎないかと言えば全然違うだろ? あと日琉祖語に濁音が無いのは(厳密には「蟹*gane」などがあるが)当然で、俺が>>845で書いたように日琉祖語の時点で既に共通のアクセント(本土アクセントと琉球アクセントの元になったアクセント)が存在している以上、アクセントの起源はそれよりも更に以前に遡らなければならない。つまり、日琉祖語の語頭に濁音が立たないのは私の説を否定する証拠にはなり得ないということ。 そしてこれらのアクセントを生み出す要因となった何らかの共通する要素があった筈だ。 例えば、与那国方言には本土方言には存在しない音韻的区別である有気音と無気音の対立があり、「田/ta/」と「舌/Ta/」などが音韻的に対立するが、後者は**/sita/>*/tta/>/Ta/のようになったと推測されている。勿論、これは石垣島方言や本土方言に「舌/sita/」が存在するから分かる訳だが、有気/無気という新たな対立を生む元になる要素(かつての語頭音)があり、それが失われる際に結果的に生じたのが分かる。日本語のアクセントの誕生にも同じ事が言える筈だ。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/gengo/1744894787/860
861: 名無し象は鼻がウナギだ! [sage] 2025/09/19(金) 01:19:11.20 ID:0 ちなみに俺はアクセント以前の段階に濁音が必ずあったに違いないとは言ってない。こういう事も他の言語史研究の結果からして日本語で起こり得るという話をしただけ。 俺が言いたいのは 1アクセントには元になった何らかの音韻的要素が存在する事。 2その要素は現在の日本のいかなる方言にも存在しない事。 3仮に2が間違っていて日本の無アクセント地域がアクセント誕生以前の状態を引き継いでいるのならば、無アクセント地域には有アクセント地域には見られない共通の音韻的要素が存在する筈という事。 4そうした要素は存在しないので前提が間違っているという事。(>>844は化学をバケガクと言うのと同じようなもので体系的な院政アクセントの誕生とは別物) 東北地方や薩摩半島最南端の頴娃町や与那国島ではその他の地域のカ行はガ行に、ガ行は鼻濁音になるという共通した性質を持っている。そしてこの現象が起こらない地域とは違い、この地域では濁音のガ行と鼻濁音のガ行は音韻的に対立する。そして一部の例外を除き規則的に起きている(その一部の例外自体もなぜ例外になるのか規則的な説明が可能) しかし無アクセント地域とその他の地域とでこのような規則的な対応を見つける事が出来るだろうか?宮崎や福島の何が院政(又は京都でも良いが)アクセントのHに対応して、何がLに対応してるとかあるだろうか?無いよな。 そうした事が成り立たないのは、現存する無アクセントの方言は日本語がアクセントを獲得する前の生き残りでも何でもないから。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/gengo/1744894787/861
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