[過去ログ] 【宇宙】ブラックホールの周りに広がる新たな「惑星」の世界[11/25] (216レス)
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(3): サンダージョー ★ [] 2019/11/26(火) 20:22:48 ID:CAP_USER(1)
2019年11月25日
外部リンク[html]:www.nao.ac.jp
画像リンク


惑星が太陽のような恒星の周りを回る天体であることは、広く知られています。恒星が誕生する時は、その周りにガスと塵(ちり)から成る原始惑星系円盤が形成され、この円盤の物質が材料となって惑星が誕生すると考えられています。太陽系や他の恒星の周りを回る惑星(太陽系外惑星)もこのようにして誕生し、その後もずっとその星の周りを回っているのです。

しかし、この常識を覆す理論を、ブラックホールと惑星形成を専門とする3人の天文学者が提案しました。鹿児島大学の和田桂一教授と塚本裕介助教、国立天文台の小久保英一郎教授から成る研究チームは、まったく新しい「惑星」の種族が銀河中心の巨大ブラックホールの周りに形成される可能性を、世界で初めて理論的に示したのです。

ブラックホールは、光ですら脱出ができないほど大きな重力を持った天体です。天の川銀河を始めとする多くの銀河の中心には、太陽の100万倍から10億倍もの質量を持つ巨大ブラックホールが存在していると考えられています。こういったブラックホールの一部には、大量のガスと塵から成る円盤を持つものが存在しています。研究チームはこのような円盤に、惑星の元となる塵が太陽の10万個分と膨大に含まれていることに着目しました。「我々は、巨大ブラックホールの周りの円盤にある塵の量で、惑星形成の条件が満たされるだろうか、という大胆な発想の転換をしました」と和田教授は語ります。

現在の惑星形成理論においては、原始惑星系円盤の低温部分ではマイクロメートルサイズの岩石の塵が氷をまとった状態で存在し、そのような塵が互いに付着しながら成長していくと考えられています。この過程で塵の塊はふわふわとした状態になり、メートルサイズまで成長します。この塊が互いに衝突したり自身の重力で収縮したりすることで密度を増しながら、やがてキロメートルサイズの微惑星へと成長します。研究チームは、このような塵の成長が巨大ブラックホール周辺の円盤でも起こっていると考えたのです。
省3
5: ニュースソース検討中@自治議論スレ [] 2019/11/26(火) 21:18:46 ID:CGWtzCM5(3/7)
図解だとこんな感じ
画像リンク


降着円盤を包みこんでる、ドーナツ状のオレンジ色の部分がそう
53: ニュースソース検討中@自治議論スレ [] 2019/11/27(水) 19:52:51 ID:O1gIkeZz(4/9)
AGNのトーラスは降着円盤からの放射を遮る遮蔽幕として働く
と同時に、降着円盤に物質を補充する源でもある

イメージとしてはこんな感じ(別の論文のものだけど)
画像リンク

125: ニュースソース検討中@自治議論スレ [] 2019/12/02(月) 18:58:12 ID:P8/80exx(4/17)
せっかくだから書いておくと、トーラスで「惑星」が形成される領域は
降着円盤と同一面上にある、ごく薄く狭い領域に限られている
そしてスノーラインよりも以遠という条件も必要

これはトーラスのダストの温度や速度、密度分布などからくる制限で、
図解ではこんな感じ
画像リンク


つまり「惑星」形成に使えるのは、そもそもトーラスの全質量のごく一部
でしかなかったりする
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