[過去ログ] 「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part9 (1002レス)
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(1): がけない [saga sage] 2013/03/25(月)06:31 ID:HrV2p5XI0(1/6) AAS
歪みねえな!
投下した皆さんおつでした
アイドルキャラか……そうか……
私も考えざるをえないな……
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(1): はがけない第十二話「このひとでなし!!」 [saga sage] 2013/03/25(月)07:48 ID:HrV2p5XI0(2/6) AAS
前回までのあらすじ
・左腕やら財団やら契約やらの説明回
・ナージャ「僕と契約して契約者になってよ」
・路樹「えー?」
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(2): はがけない第十二話「このひとでなし!!」 [saga sage] 2013/03/25(月)07:49 ID:HrV2p5XI0(3/6) AAS
「……という訳だ。都市伝説については理解したか?」

 僕は都市伝説について大体のこと(※このスレの>>2辺りに書いてそうなこと)を路樹に説明し終えた。
 弟も最初は戸惑っていたがもうこれ以上否定するのも不可能と悟ったらしい、結局深くため息を吐いて了解の代わりとした。

「それで路樹くん、君の素質を見込んで私からお願いがあるの」

「なんでしょうナージャさん」
省35
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(2): はがけない第十二話「このひとでなし!!」 [saga sage] 2013/03/25(月)07:50 ID:HrV2p5XI0(4/6) AAS
「つまり俺がナージャさんと契約すると俺は自動的に財団側に所属となるわけか」

「まあそうなるわね、あくまで財団のメンバーである私の協力者って扱いだけど」

「成程、成程、理解した
 ならば尚の事協力には積極的にはなれないな」

「あら、不思議ね何故かしら」

「俺には財団が正義とは思えません
 ナージャさんは直感で良い人だと分かる、しかも美人だしね」
省44
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(2): はがけない第十二話「このひとでなし!!」 [saga sage] 2013/03/25(月)07:53 ID:HrV2p5XI0(5/6) AAS
「じゃあ決まりね。ただし条件が一つ。来なさい不知火」

 ナージャは指を弾く。
 すると突然僕とジルりんを包み込むように火柱が登る。

「はわわわ!? 燃える! 燃えちゃう!
 …………と思ったら熱くない!
 路樹、これなにが起きてるの?」

 ジルりんの言うとおり熱くない所を見ると閉じ込めるためだけの炎だろう。
 
「只の人間が其処までいうからには力を見せてもらうわ
 お兄様と同じようにね」
省33
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(2): はがけない第十二話「このひとでなし!!」 [saga] 2013/03/25(月)07:55 ID:HrV2p5XI0(6/6) AAS
「不知―――――――」

 成程、すぐに手段を切り替えるのは正しい、だがそれでも遅い。
 不知火を呼びだす途中にその言葉は途切れる。
 弟は既に拳打から肘打ちを決めていた。
 
「ああもう!」

 ナージャが乱暴に腕を振り回すが弟はボクシングのフットワークでスルリと射程の外に出る。
 そしてそのギリギリの距離から掠るように弟の拳がナージャの指先や関節を抉る。
 蹴り足を回避してローキック、拳を繰り出す為の前に確実にめり込むジャブ。
 ナージャという魔人は確かに強い。
省25
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