[過去ログ] 「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part9 (1002レス)
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406: はがけない [saga sage] 2013/04/02(火)21:22 ID:Ci3zMkTu0(1/8) AAS
執筆乙
そして代理乙
大好きなんですよ
こういうの大好きなんですよ
妖怪とかってのは恐怖に名前をつけてキャラクタ化されたものだって話はよくありますけど
その名前を付ける前の存在も定かではないナニカにこそ荒々しい純然たる恐怖が残ってると思うんですよ
まあ名前がないんで存在もはかないですがそこがいいんですよ
これは多分正体がしっかり決まった上で書いたと思うんですけど“ナニカ”って表現は素敵だと思うんですよ
407: はがけない 第十四話「這い寄る財団」 [saga sage] 2013/04/02(火)21:55 ID:Ci3zMkTu0(2/8) AAS
黴臭い古書店。
俺がその店に入った時、そこでは一人の少女が泣いていた。
「おばあちゃん……おばあちゃんどこ?
ねえおじさん、おばあちゃんを……」
「邪魔だ、どきな」
「きゃあっ!」
まとわりつく少女を蹴り飛ばす。
目玉さえ有れば少しは見れる顔だったかもしれないが、落ち窪んだ眼窩から涙をこぼされたところで只のB級ホラーだ。
俺は足元に転がった目玉を見つめる。
省31
408: はがけない 第十四話「這い寄る財団」 [saga sage] 2013/04/02(火)21:56 ID:Ci3zMkTu0(3/8) AAS
「夜刀浦市警察だ。我々に付与された独立執行権限と都市伝説犯罪対策法の下に貴様を逮捕する
罪は都市伝説を用いた傷害及び窃盗だ」
「グッド、それは素晴らしい。日本の警察は優秀らしい
こっそりこの国に入った筈の俺の足取りをどうやって追いかけたのかはこの際聞かずにおきましょう
だが私のような小悪党よりもそこの化け物を始末した方がいいんじゃあないですかね
私みたいな雑魚はさておき、普通の人間にとっちゃあこのガキは居るだけで害だと思うのですが」
「ああ、だから保護する
その眼球も、そこの少女も、両方共だ
今ならばまだ牢屋に入れるぞ
日本の監獄はお前の故国よりきっと少しはマシだ」
省41
409: はがけない 第十四話「這い寄る財団」 [saga sage] 2013/04/02(火)21:58 ID:Ci3zMkTu0(4/8) AAS
※ ※ ※
「こちら市警、眼球は我々が回収した。こちらの警察組織で管理する」
目の前で冷たくなった外国人の男の死体を念入りに処理してから『組織』の人々に連絡する。
組織とも随分距離をとるようになってしまった。
だからといって一部の警察上層部には未だに警戒されている。
ままならない。
それにしても何故この男は素直に投降してくれなかったのだろうか、悪いようにはしなかったのに。
「お嬢さん、君はこれから二つの選択肢が有る」
省34
410: はがけない 第十四話「這い寄る財団」 [saga sage] 2013/04/02(火)21:58 ID:Ci3zMkTu0(5/8) AAS
「手品ならまたの機会にしてくれ」
「彼我の力の差を理解しているのですか?
そもそも貴方の言い分では警察がまるで正義の味方みたいではないですか
警察なぞそもそも権力の為に作られた暴力装置
どこまでいこうとその性質が変えられない以上、貴方ごときがいくら頑張っても無意味では?
我々には政治的手段を通じてこれを奪い取ることも可能なのですから」
「何が正義で何が悪か、とかくこの世は複雑だよ
でもね、この夜刀浦市警は俺がそういう組織に育て上げた
そして貴様の“政治力”とやらに屈せぬ正義たる為に、権力の世界で力を尽くしている人を俺は知っている
力を誇ることしか能のない貴様等のような団体は何一つ怖くない」
省26
411: はがけない 第十四話「這い寄る財団」 [saga sage] 2013/04/02(火)21:59 ID:Ci3zMkTu0(6/8) AAS
※ ※ ※
「ろ、路樹いいいいいいいいいいいいいい!」
書店街で宇宙的恐怖に遭遇した僕はマンションに帰るや否や弟の部屋に合鍵を使って突入した。
確実に迷惑だろうけど構うことはない。
ジルりんは確実に僕がしばかれると予想してドアの外で待機している。
それほどにあの恐怖の現場は僕の繊細なハートを切り裂いたのだ。
「あ」
省36
412: はがけない 第十四話「這い寄る財団」 [saga sage] 2013/04/02(火)21:59 ID:Ci3zMkTu0(7/8) AAS
「あ、兄ちゃんの分はないぞ」
「このひとでなし!」
弟の部屋の電話をひったくってピザを注文する。
弟が電話の側に置いていたクーポンを勝手に使ってやった。
ざまあみろ。
「僕の財布が死んだぞこのひとでなし!」
クーポンを置かれたら正直使うしかないじゃないか……。
クーポンには勝てなかったよ……。
省21
413: はがけない 第十四話「這い寄る財団」 [saga sage] 2013/04/02(火)22:00 ID:Ci3zMkTu0(8/8) AAS
「え、契約相手? 左腕の人の弟さんなんですけど超イケメンなんですよ
もう出会い頭にノックアウトされましてね、パパンとママンには適当言っててください
大丈夫ですってあの人ら親ばかですし」
「おい兄ちゃん、やべえわ外堀から埋められてるわこれ」
「でも外見は好みなんだろ?」
「ドストライクなんだなあうぇっへへへへへ」
「うぇっひひひひひひひ」
省32
414(1): シャ ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2013/04/02(火)22:52 ID:gKT14Y/q0(1) AAS
ここまで来たらもう言っちゃって良いんじゃないかしらwww
でも念の為伏せちゃう
はがけないの人乙ですの
九郎くんとマイちゃん元気そうで何よりだ、そして彼はもう署長にまでなったのか
しかし財団理事長はやっぱりヤバそうだな……“本気”が気になるところ
そしてほのぼの後半パートwwww当初の面影何処行ったんだヒロイン2匹wwwwwww
理事長も出てそうそう舐められまくってるしwwwww
415(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/03(水)12:02 ID:D1wvUvjAO携(1) AAS
>>404
投下乙ですー
認識できないってなにげに強いね…でもナニカちゃんはきっと可愛いと思う
はがけないの人乙ですー
なつかすぃ顔ぶれがたくさん!
マシマシラーメンウマそう食いたい
みんなそれぞれの未来にちょっとじーんと来た
416(1): 超能力猫は混じりあった夢を見るか?(代理) [saga] 2013/04/03(水)18:07 ID:YnviaYomo(1/2) AAS
【血の水も滴る良い子供の食卓】
〜学校町 某所〜
…ヤーキイ……イーシヤー…イモ…オイモ
――はっ、この声は!?……ちょっと待ってて少年!!
…と担当の黒服が目を輝かせて少年の元を離れてから三十分。
申し訳程度の監視カメラがあるだけの寂れた路地裏は、多少暖かい表通りとは違い風が吹き抜けて寒さが顕著に現れている。
はぁ…と白い吐息を立てながら"水を飼う男"と契約した少年は、そんな路地裏の壁にもたれ掛かっていた。
省40
417(2): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/03(水)18:22 ID:YnviaYomo(2/2) AAS
狗神・・?・・?・??
8‥???・・
・・??・???・・・?・?
?・・?・・??・?
再‥?嫉・・???・・?
単発・・?乙?・?・・少年・?格好良・??・????
??黒服??・?・・?乳・・
ピ‥??捻・??・・?死????
・・???・??人乙・?
悲喜・・?消・???・???・・???
省1
418: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/03(水)19:20 ID:/rs6XgFDO携(1) AAS
>>416
執筆と代理乙でした
この能力応用が利いて良い能力だよなあ
これ生かしたバトルをもっと見たいぜ
サーカスに呑まれたおっちゃんの切なさも有って素敵でした
>>417
文字が化けて怖い(´・ω・)
419: シャ ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2013/04/04(木)00:16 ID:IkPh9hsc0(1) AAS
乙ですの
ショタ可愛い(
そしてピエロの最期に思わず泣いた…
>>417
スマホのクソ仕様の所為かと思ったらPCでも化けてたでござる
こわい
420(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/04(木)18:02 ID:wRKuqsv/0(1) AAS
はがけないの人乙ですー
過去に出てきたあの人とかこの人とか出てきますね
悲喜の独白がいつも通りで何よりでした
次あたりでナージャさんの回収に巻き込まれるんですね、わかります
単発の人も乙ですー
投下の間隔が早くなっててこれは期待
少年の初めての戦闘シーンが凄かったです
ただここまで強いと逆に生き残れるか不安なのです…
421: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/06(土)15:20 ID:xAwNeE+AO携(1) AAS
単発の人乙ですー
お芋が好きな黒服さん可愛い
そしてピエロの最後のセリフに泣いた
422: はがけない 第十五話「我儘な人々」 [saga sage] 2013/04/06(土)22:06 ID:VYNqQhoM0(1/6) AAS
前回までのあらすじ
視点を変えて紡がれる恐怖の裏側
悲しい怪物、正義の味方、我欲を求める悪党、そして現れる財団Bの理事長
しかし水面下で始まる夜刀浦市を巻き込む戦いの気配なんてガン無視して路樹は弟とだべっているのであった
423(2): はがけない 第十五話「我儘な人々」 [saga] 2013/04/06(土)22:07 ID:VYNqQhoM0(2/6) AAS
ラーメンをお盆に載せて弟が扉を開ける。
出前のラーメンは二つ。
「ほらジルちゃんさん、食べていいぞ」
「ありがとうございます!」
「ナージャさんもどうぞ」
省34
424(2): はがけない 第十五話「我儘な人々」 [saga] 2013/04/06(土)22:08 ID:VYNqQhoM0(3/6) AAS
「まあとにかくだ、理が通らないことはやる気にならないわ
やりたい奴らを止める気もしないけどね
他人の趣味に一々何か言うのも無粋だし」
「だよなあ」
そこでドアのベルが鳴る。
「今度はピザかな?」
僕は財布を持ってドアを開ける。
若い男、予想通りにピザの配達員だった。
お金とクーポンを渡してドアを閉める。
省28
425(2): はがけない 第十五話「我儘な人々」 [saga] 2013/04/06(土)22:08 ID:VYNqQhoM0(4/6) AAS
「理事長!?」
ナージャが悲鳴をあげる。
ラーメンを食べ終わっていたジルりんが彼女の首筋にそっとナイフを当てる。
「ナージャさん、動かないでください」
ジルりんと目を合わせて頷く。
ポカンとする弟。
「理事長さん、勝手に弟を巻き込まれると困るんですよ」
僕は理事長の死体に光線銃を突きつける。
省46
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