【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】Part4 (196レス)
上下前次1-新
158: 2015/05/01(金)06:45 ID:9A4(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 68) ---
THE KING OF SWORDS, Lord of the Winds and Breezes, King of the Spirit of Air,
King of Sylphs and Sylphides (Last Decan of Taurus − first two Decans of Gemini).
「剣の王」、風たちと、そよ風たちの主、空気の聖霊の王、シルフたちとシルフィードたち
の王(金牛宮の最後のデカン−双児宮の最初の2つのデカン)。
The King of Swords is Specific Fire in Primal Air.
「剣の王」は、「根源的な空気」における「特有的な火」である。
--- ここまで ---
「剣の王」に配属されるデカンは、金牛宮(きんぎゅうきゅう、おうし座)の20°-30°と
省14
159: 2015/05/02(土)09:09 ID:TBg(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 68) ---
It is a personification of the activating Force behind the World of Astral images
and ideas.
それは、「星幽界」的な心象たちと観念たちの「世界」の背後にある活性化する「力」の
人格化である。
It is a violent and agressively cutting power, an idea shown best by Crowley,
and not at all by the Waite and Marseilles cards.
それは、 暴力的で攻撃的な切り裂く能力であり、それはクロウリー版により最も良く
表され、そしてウェイト版とマルセイユ版カードにおいては、少しも無い考え方である。
省18
160: 2015/05/03(日)20:34 ID:3QY(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 68) ---
Crowley's mounted King is the dynamic energy of the charging bull of Taurus, but
being predominantly Gemini he turns easily in one direction or the other.
クロウリー版の(馬に)乗る「王」は、「金牛宮」の突進する雄牛の活動的な精力である
けれども、大部分は「双児宮」であり、彼はどちらかの方向に容易に転向する。
Gemini is also implied in the Golden Dawn King's crest, the Hexagram which is a
merging of opposites.
「双児宮」は、また、ゴールデン・ドーンの「王」の兜飾りにある、正反対のものの
融合したものである六芒星に暗示される。
省13
161: 2015/05/04(月)06:47 ID:uGV(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 68) ---
To this King is attributed a subtleness and craftiness, as Air refers to the
conscious mind.
この「王」には、「空気」が意識的な精神に関連するので、巧妙さと、ずる賢さが帰属
されている。
--- ここまで ---
「剣の王」の本質は、「双児宮(風)」支配者であり、本来は、非常に賢くて抜け目の
無いというか、ハタから見ると、ワル賢くて、何かイヤなヤツになるわけですが、
周囲からそういう目で見られないように、きちんと計算して立ち回ることの出来るだけの
省12
162: 2015/05/07(木)06:30 ID:Jq9(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 68) ---
KING OF PENTACLES, Lord of the Wild and Fertile Land, King of the Spirits of Earth,
King of the Gnomes (Last Decan of Leo − first two Decans of Virgo).
「五芒貨の王」、未開および肥沃な土地の主、地の聖霊たちの王、ノームたちの王(獅子宮
の最後のデカン−処女宮の最初の2つのデカン)。
The King of Pentacles personifies Specific Fire in Primal Earth.
「五芒貨の王」は、「根源的な地」における「特有的な火」を人格化する。
--- ここまで ---
「五芒貨の王」に配属されるデカンは、獅子宮(ししきゅう、しし座)の20°-30°と
省20
163: 2015/05/08(金)06:51 ID:OLp(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 68) ---
It is the most dense manifestation of the Elemental Yod Force, and is the energy
which brings about material fruition and growth as Waite has shown here in a very
effective card.
それは「四大元素のヨッドの力」の最も高密度の顕在化であり、ウェイト氏がここで非常に
効果的にカードに示してきているように、物質的な結実と成長をもたらす精力である。
--- ここまで ---
「王」のカードの主体というか基本にあるのは、「Elemental Yod Force/四大元素の
ヨッドの力」であり、それが「五芒貨の王」という「アッシャー界」の次元においては、
省15
164: 2015/05/09(土)08:39 ID:CKw(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 69) ---
His King is the very essence of the energy underlying earthly growth.
彼の「王」は、地上の成長の根底にある精力のまさしくその本質である。
--- ここまで ---
ウェイト版の「五芒貨の王」は、素人目に見ても、とても良く「地の火」というものが
表現できているということですよね。
つまり、「地の精霊ノームたちの王」とか「大地の妖精ドワーフたちの王」というような、
割とどっしりした感じで、自然の恵みに囲まれ、大地にしっかりと足が着いた姿は、
この地上と地下の世界を統べる王の姿としては、割と良く出来ていると思います。
省17
165: 2015/05/10(日)07:59 ID:d4E(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 69) ---
The Golden Dawn and Crowley Kings use the emblem of a stag, an animal to whom great
regenerative powers are attributed.
ゴールデン・ドーンとクロウリーの「王」は、深遠なる再生の能力たちが帰属されている
動物である「雄鹿」の紋章を使う。
The stag mythically eats the Serpent (absorbs wisdom) and in so doing sheds its
skin, as well as any illness, weakness and old age.
「雄鹿」は神話的に、「蛇」を食べて(知恵を吸収して)、そうすることで、その皮だけで
なく、どんな病気や弱点そして老齢も同じように、脱皮する。
省26
166: 2015/05/11(月)06:33 ID:m3Y(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 69) ---
Thus, it is a fitting symbol for Fire of Earth.
このように、それは「地の火」にふさわしい象徴である。
It moves fleetingly, as fire, but also represents the cyclic rebirth of the earth.
それは、火として一瞬だけ作動するが、しかしまた、地の周期的な再生をも表す。
--- ここまで ---
要するに、「五芒貨の王」は、この地上界の深遠なる再生能力を象徴する存在であって、
そのネタとして、「蛇=知恵=コクマー=火」を食らうことで、再生する「雄鹿」という
物語を使ってみたということですかね。
省11
167: 2015/05/12(火)06:53 ID:TbV(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 69) ---
This same fruition is indicated by the corn (symbol of Isis-Ceres) in the foreground.
これと同様の成果は、前景にある穀物(イシス−ケレスの象徴)により示される。
It is clear that Mathers was a student of medieval bestiaries, where the animal
legends are collected.
マサース氏が、動物の伝説たちが集められている、中世の動物寓話集たちの研究家であった
ことは明らかである。
--- ここまで ---
「五芒貨の王」には、春の「再生」と共に、秋の「結実」の能力も割り当てられています。
省20
168: 2015/05/13(水)07:01 ID:BEo(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 69) ---
3. BINAH: Understanding
3. ビナー:理解
The Four Threes
「四枚の3たち」
The Four Queens
「四枚の女王たち」
--- ここまで ---
さて、ここからは、「コクマー」の次のセフィラである「ビナー」の話になります。
省20
169: 2015/05/14(木)06:37 ID:3H2(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 69) ---
□ The Supernal Mother
□ 天上の母
□ The Organizer and Compensator
□ 組織者と補正者
□ The Will to Form
□ 形の意志
□ The Dark Sterile Mother, the Bright Fertile Mother
□ 暗い不毛の母、明るい肥沃の母
省27
170: 2015/05/15(金)06:52 ID:M6U(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 69) ---
Symbols: The Yoni, the Triangle, the Cup, Heh
「象徴たち」:「女陰」、「三角形」、「杯」、「ヘー」
Planet: Saturn
「惑星」:「土星」
Color: Black
「色」:「黒」
--- ここまで ---
この本の、この文章の右側には、「象徴たち」である「スジ入りおまんまん」と、図形の
省18
171: 2015/05/19(火)06:57 ID:xWN(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 69) ---
In Binah is a thick darkness which yet veileth the Divine Glory in which all colours
are hidden, wherein is mystery and depth and silence, and yet, it is the habitation
of the Supernal Light.
「ビナー」においては、その中に全ての色たちが隠された「神の栄光」を今なお覆い隠す、
深い暗闇であり、 その中には神秘と奥深さと沈黙があり、それにもかかわらず、それは
「天上の光」の住居である。
There is the Supernal Triad completed.
完成された「天上の三つ組」がある。
省28
172: 2015/05/20(水)06:39 ID:wWr(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 69) ---
The key symbol of Binah is the Yoni, or female generative organ, indicating that
this Sephira is the energy from which all life emerges.
「ビナー」の重要な象徴は、「女陰」、もしくは女性生殖器官であり、この「セフィラ」が、
全ての生命が出現するところの精力であることを示す。
It is the Great Womb, the Supernal Mother to which all religions make reference
in some way.
それは、「大いなる子宮」であり、すべての宗派たちが何らかの方法でそれについて言及
している「天上の母」である。
省31
173: 2015/05/21(木)06:55 ID:yGG(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 70) ---
It is also the completion of the Supernal Triangle, which began as the point in
Kether, emanated to Chokmah as the line, and emerges with Binah as the triangle.
それはまた、「ケテル」において点として始まり、「コクマー」へと線として発出し、
そして「ビナー」と共に三角形として出現する、「至高の三角形」の完成でもある。
--- ここまで ---
生命の木における、この「Supernal Triangle/至高の三角形」は、他の部分とは次元の
異なる、最も難解で崇高なものです。
そして、この「至高の三角形」でさえも、「上の如く、下も然り」の基本定理を悪用し、
省19
174: 2015/05/22(金)06:59 ID:GKP(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 70) ---
Two questions generally arise when first considering "sexuality" as it is philosophically
described in these upper realms of the Tree of Life.
「生命の木」のこれらの上位の領域たちにおいて、それが哲学的に記述されているように、
最初に「性別」を考慮する時には、2つの疑問が一般に生じる。
The first relates to the fact that the primary female Sephira, Binah, stands at
the head of the Pillar of Severity, while the primary male Sephira, Chokmah,
is at the head of the Pillar of Mercy.
一番目は、最初の男性の「セフィラ」である「コクマー」が「慈悲の柱」の先頭にある一方
省18
175: 2015/05/24(日)06:33 ID:al7(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 70) ---
This fact reflects the Qabalistic definition of maleness and femaleness as qualities,
rather than as static characteristics, as well as the ultimate bi-sexuality of the Soul.
この事実は、「魂」の究極の両性素質というだけでなく、静的な特性たちとしてよりは
むしろ特質たちとしての男性らしさと女性らしさの「カバラ主義」の定義を反映する。
In the Supernal Triangle, maleness is pure outgoing energy, merciful in that it is
unrestricted; femaleness is a limiting quality, and thus severe.
「至高の三角形」においては、男性らしさとは純粋な外向きの精力であり、それが制限が
無いという点で「慈悲深い」ものであり;女性らしさとは制限する品質であり、そして
省21
176: 2015/05/25(月)06:39 ID:JBv(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 70) ---
Moving down through the Tree of Life on the Pillar of Severity we find that Geburah
destroys, while Hod again builds up (anabolism and catabolism).
「峻厳の柱」に沿って「生命の木」を通して下へと動く場合には、我々は、「ゲブラー」が
破壊し、その一方で「ホド」が再び構築している(同化作用と異化作用)ことを見い出す。
And on the Pillar of Severity we find that Chesed builds up while Netzach has
destructive qualities.
そして、「慈悲の柱」に沿う場合、我々は、「ケセド」が構築する一方で「ネツァク」が
破壊的な品質たちを持っていることを見い出す。
省17
177: 2015/05/26(火)06:40 ID:Ye4(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 70) ---
The second question which inevitably arises throughout the Tree of Life is the extent
to which there is an interchange of masculine and feminine deities as we know them.
二番目の問題は、必然的に、我々が彼らを知っているような男性および女性の神たちの交換の
広がりが、「生命の木」の至る所で生じることである。
Although the key God figure of Binah is Isis, the male Gods Saturn and Chronos are
also attributed to it.
「ビナー」の基本的な神の象徴は「イシス」であるが、男性の神たちである「サターン」と
「クロノス」がまた、それに配属される。
省24
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