[過去ログ] サムスピ総合エロ萌えSS 4 (538レス)
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436: 354 2010/05/08(土)18:56 ID:Vgq/onUy(1/24) AAS
354です。
数ヶ月前からずっと規制に巻き込まれてます。
PCからはもうダメポっぽいのでPCから転送して携帯から投下するので不自然に切れる所があったり
時間かかるかもしれないですが 以下、半蔵×楓ものを投下します。

・前回のオリジナル設定をそのまま踏襲した続編です。
・今回もオリキャラ満載。
・エロ少なめ。なのにやたらと話が長い。
・女社会のドロドロとした戦いあり。
・伊賀のくノ一がレイ−Pされる描写がちょいとありますので苦手な方は気をつけて
くれ。
省2
437: 半蔵×楓(第二夜)1 2010/05/08(土)19:06 ID:Vgq/onUy(2/24) AAS
「雪解け」

楓が伊賀の里に来てから既に一年が過ぎていた。

武術を嗜んでいたため「基礎」が出来ていたからか
半蔵や師の妻であり、甲賀の「くノ一」だった綾女から忍術の指南を受け
負けず嫌いの気性もあってか、既にそれなりの忍術を身に付けていた。

最初こそは出が花街という事で周りからは疎まれていたが
元が忍の出でないにも関わらず、短期間でくないの扱いや忍術を身に付けた事や
学があり、三味や琴、お茶と言った芸事にも秀でた事が幸いし
里では楓を蔑む者もまだ少なくないものの、「半蔵の伴侶」として序々に認められた
存在へ変わりつつあった。
省14
438: 半蔵×楓(第二夜)2 2010/05/08(土)19:13 ID:Vgq/onUy(3/24) AAS
何者かが寝巻きの前合わせの隙間から手を中へと滑らせ、楓の胸を乱暴に掴みあげる。
荒い息が耳元にかかり、首筋に熱い息とぬるっとした感触を同時に感じる。
おそらく首に吸いつかれたのだろう。

「いけない人ね…。」

楓は何者かの腕を掴みそのまま身体を回転させ腕に力を込めると
「バキッ」と鈍い音ととともに何者かがうめき声をあげる。

「そんな…!は、話が違う…!それに体術に長けてる話なぞ…!」

楓は息を整え暗闇の中立ちあがり、手伝いに雨戸を確認すると静かに外に続く戸を開ける。
開かれた雨戸の隙間から月の光りが差し込み、侵入者を照らしだした。
省13
439: 半蔵×楓(第二夜)3 2010/05/08(土)19:21 ID:Vgq/onUy(4/24) AAS
「消えないわ…。」

昨夜、男に乱暴されかけた痕跡が昼刻になってもくっきりと首筋や胸に残っている姿が姿見に映る。

自分に負い目などない。しかし、痕跡を見れば何があったかは一目瞭然。
半蔵は有無を言わさず乱暴した男を見つけ出し、自ら闇に葬る事だろう。

しかし、里の者達の結束を重視する伊賀の中で
一々妻に手を出す者達を構っているようでは伊賀での士気が下がり「半蔵」として下の者達に示しがつかなくなるのは明白だ。

里の意思に逆らってまで自分を娶り、周りから口を出させないよう
更に危険なお役目を自ら引き受け続けている半蔵に負担をかける事だけは避けたかった。
省14
440: 半蔵×楓(第二夜)4 2010/05/08(土)19:27 ID:Vgq/onUy(5/24) AAS
忍頭巾と額を覆っている鉢がねが土間の床にどさりと落ちる。
常人では想像もできないようなお役目を成し遂げた後とは思えない程に半蔵は汗の跡
ひとつなく、髪の乱れもなく、無表情のまま楓を見つめている。

「留守の間、大事なかったか?」

「あなた?ええ…、いつも通りでしてよ。周りの方達からも良くしていただいているわ。」

肩あてや防具が次々と床に転がり、その度半蔵は楓の前へと歩を進める。
いつもと様子が違う半蔵に驚きを隠せない楓が後ずさると、玄関の段差につまづき床板に後ろから倒れ込む。

衝撃は無い。細い腰を半蔵の右腕が支えていた。
ゆっくりと床板に寝かせられると闇のような漆黒の瞳が楓を見つめていた。
省9
441: 半蔵×楓(第二夜)5 2010/05/08(土)19:35 ID:Vgq/onUy(6/24) AAS
ぬちゅり…ぬちゅり…。と
最初こそは痛みの方が勝っていたが、何度も秘所を貫かれる度に敏感な場所を刺激され
蜜と花弁が入口で男根を絡めとり、快楽を再度求めるために男根を締めつけては引き入れる。

「あふぅ…ん、…はぁ…」

いつしか口の端から漏れる声は淫靡なる歓喜の声だった。

一月、この時を待ち望んでいた。
一度ついた火はすぐに消える事はない。
自分もずっとこの男の男根を欲していたのだから。ー

打ち付けられる度に快楽が全身を支配していく。
乱暴の跡を見られる不安な気持ちさえ忘れて、ただ、色欲を満たすために上と下、両方の口から半蔵を貪る。
省14
442: 半蔵×楓(第二夜)6 2010/05/08(土)19:55 ID:Vgq/onUy(7/24) AAS
「あなた…聞いて…!」

「拙者はそなたが男を招き入れたとは考えておらぬ。里の者とはいえ、その跡のけじめをつけさせねば。」
これは間違いなく相手の男を闇に葬る気だろう。

「乱暴されかけただけで、私は無事だったから…相手ももう二度とこんな真似はしない筈だから、この話はもう…。」

「そなたの危惧している事はある程度理解しているつもりだが、
拙者は「半蔵の伴侶」や「伊賀のくノ一」にするためにそなたをここに連れてきたわけではござらぬ。」
楓の肩にかけた半蔵の手に力が入る。

楓は半蔵の手に自分の手を添えると髪を揺らしながら静かに微笑む。
省19
443: 半蔵×楓(第二夜)7 2010/05/08(土)20:07 ID:Vgq/onUy(8/24) AAS
山道の白い地面に男と女の雪駄跡が続く。
3月に入ったというのに珍しく雪が降り積もったのだ。

半蔵の前を歩く楓の後ろ髪が大きく揺れる。
長い間、外部と遮断された世界にいたため、積もった雪がよほど嬉しいのだろう。
雪に足跡をつけては子供のように笑っている。

「…良いのか?相談役達には拙者から申す故、無理にお役目を引き受けなくとも良いものを。」

「帰ってきてまだ七日も経っていないというのに、またすぐに次のお役目…
今回は私の方があなたよりずっと適任でしょう?…それに、一緒にいられるもの。」
半蔵の方に振り返ると、茶色の瞳は大きく孤を描き、三日月の形に変わる。

太陽の光が雪に反射し、その光りが妻の美しさをより一層際立たせた。
省11
444: 半蔵×楓(第二夜)8 2010/05/08(土)20:17 ID:Vgq/onUy(9/24) AAS
奥の部屋に通され、一通りの段取りをここのおかみから説明を受けた後、一人部屋に取り残される。
ここ最近、毎夜求めあったがため疲れているのか、心地よくうつらうつらと睡魔へと誘われる…が、
沈黙を掻き消すかの如く「ばさり」と頭上から布のような物が落ち、楓は現実へと引き戻された。

慌てて頭上の布をはぎ取ると布には立派な牡丹の刺繍が施されていた。
目の前には楓とそう歳の変わらない忍び装束に身を包んだ年頃の女が二人。
楓を睨みながら仁王立ちで佇んでいる。

「お駒、見たか?これがあの「半蔵」殿の奥方だそうだ。」
切れ長の目をした女が口を開いた。

「お滝殿、わらわ達の気配にも気づかず、居眠りしてしまうようなこのおなごがか?」
たれ目の女があっけにとられている楓のあごに手を添え、上へと向かせる。
省17
445: 半蔵×楓(第二夜)10 2010/05/08(土)20:26 ID:Vgq/onUy(10/24) AAS
「短期間で下人程度の忍術を身につけたという噂も眉唾ものだな。
私達は上忍だよ。忍出身でない上に下忍以下の中途半端な心意気のお前と一緒にされては困る。
それに、半蔵殿の伴侶とは言え、お前を守る義理は私達にはない。
何より私達はお前を半蔵殿の奥方として認めてはいないのを忘れるな。」

「自分の身は自分で守るのでご心配なく。あなた達の足を引っ張るようでしたら捨て
置いて結構でしてよ。」
楓がお滝の瞳を真っ直ぐに見つめる。

場の空気が一瞬にして凍りつくのを三人は肌で感じた。

「私達の邪魔はするなよ。お前はせいぜい男を咥え込んで時間稼ぎをする事に尽力する事だ。」
お滝とお駒は障子へと踵を返す。
省19
446: 半蔵×楓(第二夜)10 2010/05/08(土)20:36 ID:Vgq/onUy(11/24) AAS
高級料亭で女達のけたたましい笑い声や三味の音が響く。
料亭の入り口には煌びやかな彩色が施された籠と大勢の侍達。
中にいるのが要人だという事が安易に想像つく。

いくつかの名のある置屋から選りすぐりの芸子達が一人の中年の男を取り囲み踊っていた。
反幕の組織を密かに編成している疑いがある大名と懇意にしている松井という家老である。
松井が反幕に関わる内容の書かれた密書を大名から預かっているという情報が入ったのだという。

今回のお役目はくの一達が芸子に扮し、松井に取り入り屋敷に招いて貰った後
秘薬を飲ませて密書のありかを聞き出し、それを手に入れて屋敷の外に待機している仲間に密書を渡す事である。

松井の屋敷は手錬の忍び達が雇われ屋敷内を取り囲んでいるため、相手の忍と鉢合わせすれば闘いは避けられない。
万が一にも密書が存在しなければ逆に大事になってしまう。
省21
447: 半蔵×楓(第二夜)11 2010/05/08(土)20:45 ID:Vgq/onUy(12/24) AAS
数日後、松井は約束通り楓達を屋敷へと招き入れた。
お滝とお駒と共に三味を弾いた後、楓は松井の寝所へと誘われる。

「あとの二人は配下達への酌の相手を申しつけた。そなたとは今後について話し合わねばならぬからな。」
松井が楓の腰へと手を回す。

「まあ、松井様ったら…夜は長いですのよ?まずはお酒を…。」

酒には伊賀秘伝の特殊な薬が混ぜてあり、その薬の効果により密書のありかを吐かせる手筈となっている。
薬の入った酒を口にしてしまえば後はこちらの思い通りである。

虚ろになった家老は簡単に口を開く。大抵、大事な物は寝所に隠すものである。
家老の懐から鍵を見つけ出すと掛け軸裏の隠し棚に入った箱に刺す。
予想通り、中には密書の巻物が入っていた。
省19
448: 半蔵×楓(第二夜)12 2010/05/08(土)20:55 ID:Vgq/onUy(13/24) AAS
ーこういう事態を想定しての心構えや性技修行をしてきたが、実際は想像以上に屈辱的なものだ。ー

松井の部下達の酒に眠り薬を混ぜ、一同が眠りについた後にお滝とお駒は密書を探しに出たまでは良かったが
松井の雇っているお庭番の忍達に隙をつかれ捕まり、薄暗い地下牢に軟禁され陵辱の限りを尽くされていた。

本来ならば松井の部下達の注意をそらせる楓の補助が任務であったが
上忍故の誇りの高さから補助の役回りに徹せず、慢心から敵の力量を見誤った結果である。

口には猿轡を噛まされ自害もできず、両手は後ろで荒縄できつく縛られ身動きもままならない。
四人の男達に代わるがわる陵辱され続ける仲間の姿を向かいあって見せつけられるのは、更に二人の精神的苦痛を深めていた。

顔も分からない男がお滝の中を乱暴に突き続ける。
その度に身体と張りのある胸が揺れる。
目の前のお駒も同じ様に敵の忍の男に突かれ続けている。
省11
449: 半蔵×楓(第二夜)13 2010/05/08(土)21:04 ID:Vgq/onUy(14/24) AAS
「頭、やはりこの女達と一緒に来たその芸子も伊賀のくノ一でしたか。」
お駒を陵辱していた男が前に出て楓の腕を掴み、身体を起こさせる。

「松井様の部屋の周辺を見張っていたら、案の定この女が密書を持って出てきてな…。
おそらく厠付近で仲間と落ち合う手筈だったのだろう?
残念だが周辺には誰もおらんかった。我々が動き出したのに勘づいて恐れをなして逃げたのだろう。
任務に失敗したお前達は仲間達に見捨てられたのだ。徳川家自慢のお庭番、伊賀の忍も大した事ないものよ。」

「そん…な…。」
楓はうな垂れるとはらはらと涙を流す。

(情けない…!!)

任務に失敗すれば捨てられてもおかしくない。
省16
450: 半蔵×楓(第二夜)14 2010/05/08(土)21:21 ID:Vgq/onUy(15/24) AAS
楓は妖艶な笑みを浮かべゆっくり立ち上がるとうなだれているお滝とお駒の間を通り過ぎる。
そのまま地下牢の奥へと進むと七人の忍の男達が背中の忍者刀の柄に手をかけた。

「お前、何をするつもりだ?下手な真似をすると…」
男の一人が楓に向かって踏み出すと、楓は後ろ向きに立ち肌着をそっと腰まで落とす。

「薬なんて使わなくても、あなた達全員を沢山楽しませてあげてよ…。伊賀最強と言われる服部半蔵でさえ私の中では只の男でしたのよ。」

楓が少し振り返ると大きな二つの胸が、押さえている腕の中から窮屈そうにはみ出していた。
くびれた腰から形の良い尻に肌着がかかり、今にも下にずり落ちそうである。
誰かが唾を飲んだ音が地下牢に響いた。

「お前、あの服部半蔵と寝たのか?!」
服部半蔵の名は忍ならば誰もが知っているが、実際にその姿を見た者はほとんどいない。
省8
451: 半蔵×楓(第二夜)15 2010/05/08(土)21:28 ID:Vgq/onUy(16/24) AAS
一人の男が我先にとばかり楓に飛びかかろうとするが、頭の男が腕で制する。
「勝手に手を出すな…。我が性技が半蔵を凌駕する姿を見ているが良い…!」

ーこの女は俺のものだ…!!ー

頭の男が楓の肌着を剥ぎ取り、身体を掴む…が、手は空を切り、地下牢の湿った岩壁を掴む。
足元にまだ温もりを残した肌着が舞い落ちた。

「なっ…!女は…?!」
その瞬間、後方で大きな音が二つ。
頭の男が振り返ると仲間の忍が二人、冷たい床へと倒れ込み即座に血の水たまりを作る。
その後ろには先ほどまで猿轡を噛まされ陵辱されていたくノ一が二人。
一糸纏わぬ姿で忍者刀を構えていた。
省16
452: 半蔵×楓(第二夜)16 2010/05/08(土)21:36 ID:Vgq/onUy(17/24) AAS
「女は…どこだ…?!」
頭の男がもどかしそうに剣を振り上げると後ろから笑い声が聞こえてくる。
後ろで芸子が美しい裸体をさらけ出し,腕を組みながら相変わらず妖艶な笑みを浮かべていた。
ただ、その数は二人にも、四人にもぶれて見える。

「知ってるでしょう?極度の興奮は人の冷静さを失わせるのよ…。」
楓が手を開くと砂らしきものがさらさらとこぼれ落ち、辺りに独特の香が充満する。

………!!………
そこで初めて頭の男は自分達が香を使った忍術にかかっている事に気がついた。

「この香は人を極度の興奮状態に陥れ幻覚を見せるけれど効果の時間が短くて…でも、丁度良い頃合のようね。」
その言葉通り、頭の男から見える楓の姿は一人に戻りつつある。
省12
453: 半蔵×楓(第二夜)17 2010/05/08(土)21:45 ID:Vgq/onUy(18/24) AAS
(これが伊賀の服部半蔵…?)
変装の名人だとは聞いた事がある。確かに使用人と入れ替わっていたというのに違和感を持った者は誰もいなかった。
しかし、何故松井の部屋から出た芸子と鉢合わせた時に何故助けに入らなかったのか?

「…まさか?!」

男が楓から取り上げた密書の巻物を片手で懐から取り出すと勢いよく開く。
開いた巻物は白紙であった。

芸子と鉢合わせ、ぶつかったふりをして巻物をすりかえた。
芸子は密書が本物かを確認するための時間稼ぎのおとり…?!
最初からそれも計画のうちだったという事に気づいた時、男の血の気が引き、額から油汗が一雫落ちる。

「本物の密書は我が伊賀の精鋭部隊が既に幕府へと届けに出ている故、今更追っても無駄な事よ。」
省28
454: 半蔵×楓(第二夜)18 2010/05/08(土)21:52 ID:Vgq/onUy(19/24) AAS
伊賀の忍達がお滝とお駒を担ぎ外へと出て行く。
ほとんど気力だけで闘っていたのだろう。
二人は緊張の糸が切れたかのように倒れ込んだのだ。

楓が外に出るとまだ辺りは夜だった。
月明かりが庭の積もった雪の光りを反射して青白く光っている。
所々黒く輝く染みは葬られたお庭番達の血液だろう。
忍達の死体は既に処理されていた。跡形もない。

薬で眠らされた者達が大半を占めているが、屋敷の者は誰一人起きてこない。
夜が明けた後、松井は何が起きたのか知るだろう。
そしてこれから先、自害しか道が残されていないという事も…。
省5
455: 半蔵×楓(第二夜)19 2010/05/08(土)22:32 ID:Vgq/onUy(20/24) AAS
「噂通り、美しい奥方ですな。見た目より丈夫だからと言って、今後あまり無理をさせてはなりませぬぞ。
雪の中を肌着一枚にさせるぞもっての他!」
伊賀者の老いた医者が侍姿の半蔵の肩を軽く叩く。

「今、女達が奥方に用があると入って行ったのでもう少し経ってからの方が良いかもしれぬよ?」

「楓はどこも悪くないと申すのか?」

医者は満面の笑みを浮かべ右手を上げるとそのまま置屋の玄関へと向かって行ってしまった。
半蔵は楓のいる部屋の方をちらりと見やると、脇にある小皿の上の胡麻団子に手を伸ばす。

「今度はなんの用かしら?」
楓が半分身を起こした布団の横にお滝とお駒が立つ。
省27
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