[過去ログ] ジャーナリングファイルシステム (756レス)
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(1): asm 2001/01/16(火)17:01 AAS
# あまりよく理解してない俺がこんなこと書くのは恐れ多いのだが…

>>7 >>9
システムクラッシュ時にMetadataが破壊されるのを防ぐ手段の一つが
Journaling. で、最近の*BSDに実装されているもう一つの手段がSoft Updates.

JournalingはMetadataの更新ログを取っておくことでクラッシュ後の
ファイルシステムの復旧に役立てようってアプローチで、
Soft UpdatesはMetadataの更新順序を操作することで
いつクラッシュしてもファイルシステムに致命的なダメージが残らない
ようにしようってアプローチ。

Journalingにはfsckが不要になるっていう副産物があるのだが、
Soft Updatesにはそれがない。でも、最近FreeBSD-currentに実装されつつある
snapshotsという機能と組み合わせると、Soft Updatesでも高速rebootが
可能になる。

詳しくは以下のサイトが参考になると思う。
外部リンク:www.ece.cmu.edu
外部リンク:www.mckusick.com

Soft Updatesを使うとFFSのままでJournalingのような効果が実現できるのが長所。
でも、HDDの容量がテラの域にまで達しようかという現在、ファイルシステムの
再設計が必要な時期に来ていると思う。
LFSってのはNetBSDの次期ファイルシステムの候補で、ファイルシステムそのものを
ログ化してしまおうってもの。でも、まだかなり不安定なようなので、
FFS+Soft Updatesをベースに64ビット化などの拡張を行なったファイルシステムが
先に現れるかもしれない。

# って、こんなもんでよろしいでしょうか? >*BSDの先輩方
# 間違いがあったらツッコミお願いします。
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