純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)21 (437レス)
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(2): 07/23(水)23:59 ID:jUNIihmc(3/3) AAS
つづき

 v)「ゲーデルと20世紀の論理学第4巻」(東京大学出版会,2007)の,渕野 昌の執筆した第I部 外部リンク[pdf]:fuchino.ddo.jp
  P10(無限公理) 集合 x で空集合を元として含み,すべての y ∈ x に対し,y ∪ {y} ∈ x となるようなものが存在する.
  無限公理で存在の保証された集合 x は 0, 1, 2,. . . のすべてを含むものとなっている.そこで,このような x と分出公理を用いると,自然数の全体からなる集合N = {0, 1, 2, . . . }の存在が証明できる3).3) 詳細については,p.48 を参照.
  P48 補題 2.22 (1) 自然数の要素は自然数である.(2) 集合 X を ∅ ∈ X ですべての y ∈ X に対し y ∪ {y} ∈ X となるよ
うなものとすると,X はすべての自然数を含む.
  補題 2.22, (2) でのような X は無限公理により存在するから,分出公理により,N = {n ∈ On : n は自然数 }は集合になる.
3)だから、公理的集合論において、無限公理から自然数Nを、どの公理を使って きちんと定義できるか これは極めて重要な課題なのだ
  上記 ”N:=∩{x⊂A∣∅∈x∧∀y[y∈x→y∪{y}∈x]}”は、まずいよね。どの公理を使っているかが 不明確だ
  そもそも この式 ”N:=∩{x⊂A∣∅∈x∧∀y[y∈x→y∪{y}∈x]}”で きちんと自然数Nが定義できているかどうか。特に 自然数以外の余計な元を含んでいないかどうかが問題だと思う。すなおに 上記の5者同様に ∩を使わずに済ませるのが 賢明でしょ!■
以上
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