[過去ログ] ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ2 (1002レス)
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430
(2): 2023/03/16(木)14:57 ID:BEgNOLhF(5/7) AAS
つづき

ケーラー計量がある場合には、リッチ曲率はケーラー計量に比例するので、第一チャーン類は、負か、0か、または、正のいずれかである。

第一チャーン類が負の場合は、オーバン(Aubin)とヤウ(Shing-Tung Yau)が常にケーラー・アインシュタイン計量が存在することを証明した。

第一チャーン類が 0 の場合は、ヤウは常にケーラー・アインシュタイン計量が存在するというカラビ予想を証明した。ヤウはこの仕事でフィールズ賞を受賞した。これがカラビ・ヤウ多様体の名称の由来である。

残りの、第一チャーン類が正の場合(ファノ多様体と言う)が最も困難である。この場合は、存在に非自明な障害が存在する。2012年、チェン(Chen)、ドナルドソン(Donaldson)、スン(Sun)は、この場合の存在性は K-安定性と呼ばれる代数幾何学的な条件に同値であることを証明した。彼らの証明は、アメリカ数学会誌 (the Journal of the American Mathematical Society) の一連の論文に発表された[1][2][3]。
省5
431
(2): 2023/03/16(木)14:58 ID:BEgNOLhF(6/7) AAS
>>430
つづき

応用
4次元リーマンアインシュタイン多様体は、重力の量子論の重力インスタントンとして数理物理学でも重要である。重力インスタントンという言葉は、普通、ワイルテンソル(英語版)(Weyl tensor)が自己双対となっているアインシュタイン 4-次元多様体に限定して使われ、計量が 4次元ユークリッド空間の標準計量に漸近近似している(従って、完全計量(英語版)(complete metric)であるが非コンパクトである)。微分幾何学では、4-次元の自己双対アインシュタイ多様体は、リッチ平坦な場合は超ケーラー多様体としも知られ、そうでない場合は四元数ケーラー多様体(英語版)(quaternion Kahler manifold)として知られている。

高次元のローレンツアインシュタイン多様体は、弦理論、M-理論や超重力理論のような現代の重力理論で使われる。(アインシュタイン多様体の特別な種類である)超ケーラー多様体や四元数ケーラー多様体も、超対称性をもつ非線型シグマモデルのような対象空間での物理学で応用を持つ。

コンパクトなアインシュタイン多様体は、微分幾何学で研究されており、多くの例が知られているが、それらを構成することはチャレンジングなことである。コンパクトリッチ平坦多様体は、特に見つけることが困難で、ペンネームのアーサー・ベッセ(英語版)(Arthur Besse)のこの主題の単行本には、新しい例を発見すると読者にはミシュランの星(英語版)(Michelin star)での食事が提供されます。

外部リンク:ja.wikipedia.org
省3
434: 2023/03/16(木)15:35 ID:Rr0csJuT(2/2) AAS
>>429-432
質問
・計量の定義は?
・曲率の定義は?
・チャーン類の定義は?
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