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ガロア第一論文及びその関連の資料スレ (1002レス)
ガロア第一論文及びその関連の資料スレ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1615510393/
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823: 132人目の素数さん [] 2023/02/26(日) 16:13:06.55 ID:ZAlHQVD3 >>808 下記の双有理幾何学wikipediaが便利だな ここから、いろんなリンクがあるのでよく分かる https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8C%E6%9C%89%E7%90%86%E5%B9%BE%E4%BD%95%E5%AD%A6 双有理幾何学 代数幾何学では、双有理幾何学(birational geometry)の目標は、2つの代数多様体が(多様体の次元)より低い次元の部分を除き、どのようなときに同型となるかを決定することである。このことは、多項式というよりも、有理函数により与えられる写像を研究することを意味し、有理函数が極を持つところでは(写像を)定義できないことがある。 双有理写像 極小モデルと特異点の解消 全ての代数多様体は射影多様体に双有理であるので、双有理分類の目的のためには、射影多様体のみに専念すれば良く、このことは普通は最も便利な設定である。 広中平祐の1964年の特異点解消定理は非常に深く、(複素数のような)標数が 0 の体の上の全ての多様体は、滑らかな射影多様体に双有理的である。このことが与えられると、滑らかな射影多様体を双有理同値を除外して分類することに集中することができる。 次元 1 では、2つの滑らかな射影曲線が双有理であれば、それらは同型である。しかし少なくとも次元が 2 でこのことはブローアップ(en:blowing up)の構成により成立しない。ブローアップにより、少なくとも次元 2 の全ての滑らかな射影多様体は、例えば、より大きなベッチ数を持つ、無限に多くの「より大きな」多様体に双有理同値である。 このことは、極小モデルの考え方を導く。各々の双有理同値類の中に一意に最も小さい代数多様体を見つけることは可能か? 現代の定義は、射影的多様体 X が極小とは、標準ラインバンドル KX が X のすべての曲線で非負な次数を持つことである。言い換えると、KX はネフ(数値的正という意味だが、通常使用しているので、本文ではネフという用語を使用する。)[1]である。ブローアップした多様体が決して極小ではありえないことは、容易にチェックできる。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1615510393/823
824: 132人目の素数さん [] 2023/02/26(日) 16:13:39.52 ID:ZAlHQVD3 >>823 つづき この考え方は、代数曲線(次元が 2 の多様体)に対しては完全に成り立つ。現代のことばでは、1890年から1910年までの代数幾何学のイタリア学派(英語版)の一つの中心的な結果は、曲面の分類の一部とあわせ、すべての曲面 X は、ある曲線 C が存在して積 P1 × C か、もしくは極小曲面 Y のどちらかに双有理同値である。[2] 2つの場合は互いに排他的であり、Y は存在するとしたら一意である。Y が存在すると、X の極小モデルと呼ばれる。 双有理不変量 詳細は「小平次元」を参照 「双有理不変量」も参照 まず、どのようにして有理的でない代数多様体が存在するかを示す方法が明らかではない。これを証明するためには、代数多様体の何らかの双有理不変量を作ることが必要である。 より高次元の極小モデル 詳細は「極小モデル」を参照 射影多様体 X が極小とは、標準バンドル KX がネフ(英語版)であることを言う。2次元の多様体 X に対し、この定義を滑らかな多様体に対して考えることで充分である。 少なくとも次元が 3 の場合には、KX がうまく振舞うようなあるマイルドな特異点を持つ極小多様体を持つはずである。これらの(特異点のこと)を標準特異点(canonical singularities)という。 すべての多様体 X は有理曲線(rational curve)で被覆されるか、もしくは極小多様体 Y に双有理同値であるろうということを、極小モデル予想と言う。Y が存在するときに、Y を X の 極小モデル という。 極小モデルは少なくとも 3 次元では一意に定まらないが、任意の双有理である 2つの極小多様体は非常に近い存在である。例えば、極小モデルは、少なくとも余次元が 2 の部分集合の外側で同型で、さらに詳しくはフロップ(flops)の列によって関連している。従って、極小モデル予想は、代数多様体の双有理分類について強い情報を与えていることになる。 予想は次元が 3 の場合には、Mori (1988) で証明された。一般次元の問題としては未解決であるが、大きな前進があった。特に、Birkar, Cascini, Hacon と McKernan (2010) は、標数が 0 の体の上の一般型の代数多様体はすべて極小モデルを持つことを証明した。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1615510393/824
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