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Inter-universal geometry と ABC予想 (応援スレ) 52 (1002レス)
Inter-universal geometry と ABC予想 (応援スレ) 52 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1613784152/
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131: 132人目の素数さん [] 2021/02/23(火) 10:10:41.06 ID:RLePkY5e >>130 >南出論文はCor3.12を前提したもの >Cor3.12の証明はしてない 「維新さん」こと、おサル(又はサル石、>>4ご参照) 数学科修士の落ちこぼれが、何をとち狂っているの? 南出論文は、下記の通りIUTを全面的に書き直している Cor3.12も、 “µ6-version” にバージョンアップしています その過程で、IUTのI〜IV全部を見直しています 南出論文を読むと、望月IUTが何をやろうとしているのかが、良く分かります。おすすめです なお、参考(>>5より) http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/Explicit%20estimates%20in%20IUTeich.pdf Explicit Estimates in Inter-universal Teichmuller Theory. PDF NEW!! (2020-11-30) いわゆる南出論文 (抜粋) 1.<“µ6-version”の発端> P7 One fundamental observation - due to Porowski - that underlies the theory of the present paper is the following: n satisfies the conditions (1), (2) if and only if n = 6 2.<“µ6-version”の詳細> P1 Contents 3. µ6-Theory for [EtTh] 22 4. µ6-Theory for [IUTchI-III] 25 5. µ6-Theory for [IUTchIV] 32 P32 Theorem 5.1. (Log-volume estimates for the “µ6-version” of Θpilot objects) in the situation of the “µ6-version” of [IUTchIII], Corollary 3.12 [cf. Remark 4.2.6] 3.<なお、楕円曲線 y2 = x(x - 1)(x - λ)が、多用されています > P5、P7 (Definition 1.7.) 、P34 (Corollary 5.2. (Construction of suitable µ6-initial Θ-data)) など (まとめ) 1.南出論文はCor3.12を前提したものではありません。 2.Abstractより” In the present paper, we obtain various numerically effective versions of Mochizuki’s results. In order to obtain these results, we first establish a version of the theory of ´etale theta functions that functions properly at arbitrary bad places, i.e., even bad places that divide the prime “2”. ” とあります 3.[EtTh]からIUTを全部見直しています 4.南出論文には、IUTのエッセンスが凝集されていると見ました。わずか50ページの南出論文を読んでから、それと対比しながら必要に応じてIUTを読めば良いと思います。 (私は、チラ見しただけで、これが当たっているかどうかは、分かりません。でも、50ページくらいだから南出を読んで損はないでしょう。なお、私はIUTは読めませんのでw、判断は各自にお任せします) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1613784152/131
133: 132人目の素数さん [] 2021/02/23(火) 11:38:48.44 ID:RLePkY5e >>131 > 3.[EtTh]からIUTを全部見直しています 下記ですね ”[EtTh] S. Mochizuki, The Etale Theta Function and its Frobenioid-theoretic Manifestations, Publ. Res. Inst. Math. Sci. 45 (2009), pp. 227-349.”です (参考) http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/papers-japanese.html 望月 遠アーベル幾何、圏の幾何 [19] The Etale Theta Function and its Frobenioid-theoretic Manifestations. PDF NEW !! (2008-12-12) Comments NEW !! (2016-07-12) Related expositions NEW!! (2015-04-26) Responses to Questions on Frobenioids (cf., especially, Questions 3, 8, 23, 24) NEW!! (2015-12-06) http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/The%20Etale%20Theta%20Function%20and%20its%20Frobenioid-theoretic%20Manifestations.pdf THE ETALE THETA FUNCTION AND ITS FROBENIOID-THEORETIC MANIFESTATIONS Shinichi Mochizuki December 2008 Abstract. We develop the theory of the tempered anabelian and Frobenioid-theoretic aspects of the “´etale theta function”, i.e., the Kummer class of the classical formal algebraic theta function associated to a Tate curve over a nonarchimedean mixedcharacteristic local field. In particular, we consider a certain natural “environment” for the study of the ´etale theta function, which we refer to as a “mono-theta environment” - essentially a Kummer-theoretic version of the classical theta trivialization - and show that this mono-theta environment satisfies certain remarkable rigidity properties involving cyclotomes, discreteness, and constant multiples, all in a fashion that is compatible with the topology of the tempered fundamental group and the extension structure of the associated tempered Frobenioid. Contents: §1. The Tempered Anabelian Rigidity of the Etale Theta Function ´ §2. The Theory of Theta Environments §3. Tempered Frobenioids §4. General Bi-Kummer Theory §5. The Etale Theta Function via Tempered Frobenioid http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1613784152/133
134: 132人目の素数さん [] 2021/02/23(火) 11:45:19.67 ID:RLePkY5e >>133 望月 2008〜2009年はこんな感じです(下記) http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/thoughts-japanese.html 望月 感想・着想 2009年02月11日 ・IUTeichの論文を昨年の7月から執筆しているが、最近の進捗状況について 報告する。まず、2008-03-25の報告(過去と現在の研究を参照)では、 この理論を二篇の論文に分けて書く予定であると書いたが、この半年 余りの間、(論文一篇の長さが100ページを大幅に超過しないように) 理論を三篇の論文に分割して書くことに方針を変更した。現時点で 考えている題名は次の通りである: IUTeich I: Construction of Hodge Theaters IUTeich II: Hodge-Arakelov-theoretic Evaluation IUTeich III: Canonical Splittings このうち、IUTeich I は(イントロを除いて)一通り書き終わっていて、 IUTeich IIを書き始めているところである。これまでのペースで作業が 進めば、(2008-03-25の報告で予定した通り)2010年末までに一通り 書き終わる見通しであるが、もちろんこれについては現時点では何も 保障できない。 IUTeich I では、 (a) Frobenioid I, IIの理論 の他、 (b) Etale Thetaの理論 や (c) Absolute Topics IIIの理論 の、非自明ながら比較的表面的な部分を、本質的な形で利用したが、 IUTeich II では、(b)の最も深い部分を使う予定である。一方、 IUTeich III では、(c)の最も深い部分を適用する予定である。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1613784152/134
135: 132人目の素数さん [] 2021/02/23(火) 11:48:39.48 ID:RLePkY5e >>134 追加 「星裕一郎氏との共同研究」凄いですね http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/thoughts-japanese.html 望月 感想・着想 2008年06月11日 ・組合せ論的カスプ化(前回04月09日の報告を参照)の論文が完成した (論文を参照)。この論文では、properな双曲的曲線の場合、配置空間 の次元が2から1に下がるときの単射性は証明されていないが、論文が 完成した後で、星裕一郎氏との共同研究でこの単射性を証明することが できそうになった。この共同研究が完成すると、松本氏の定理のproper な場合への拡張ができたことになる。この展開で特に面白いと思うのは、 スキーム論の枠組に留まる限りとてもできそうな感じがしなかったproper な場合が、スキーム論に「パターンのヒント」を得ながらスキーム論の 枠組の外にある組合せ論的な理論を適用することによってすんなり解決 できたこと。即ちこの展開は、正に「IU幾何の精神」の有効性のよい例に なったと思う。 組合せ論的カスプ化の論文では、GT(=Grothendieck-Teichmuller群) に含まれる「対称性」が、(次元が下がったときの配置空間の幾何的 基本群の外部自己同型群の)全射性の証明では重要な役割を果たす。 最近、興味深いことに、このGT的対称性を使うことによって、p進局所体 上の絶対遠アーベル幾何において、初となる副pのGC(=Grothendieck 予想)型の定理を証明できることに気付いた。簡単な議論だが、そろそろ IUTeichの論文の執筆を再開したいと思うので、いつ書くことになるか 分からない。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1613784152/135
136: 132人目の素数さん [] 2021/02/23(火) 11:51:10.29 ID:RLePkY5e >>135 追加の追加 ”松本眞氏の有名な「単射性定理」”の松本眞先生は、いま広島大ですね http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/thoughts-japanese.html 望月 感想・着想 2008年04月09日 ・「combGC」(=「Grothendieck予想の組合せ論版」--- 2007年の論文を 参照)を適用することによって、松本眞氏の有名な「単射性定理」(= 1996年のCrelleの論文のTheorem 2.2)の「組合せ論版」ができそう。 これは2つの意味において興味深い展開だと思う。まず、第一に、 「Grothendieck予想型」の定理の*応用*になっているところが面白い。 第二に、証明では、「combGC」は一種の*「canonicalな分裂」*を 構成するのに使うのだが、IUTeichにおいても、遠アーベル幾何は正に一 種の「canonicalな分裂」を構成するのに使うことを連想させるところ がある。(最近の「過去と現在の研究の報告」を参照。)特に、この 「canonicalな分裂」が、松本さんの議論における「スキーム論から 生じる」という性質の「代役」を果たしているところが、IUTeichとの 類似性を更に感じさせるものである。因みに、この「GCのようなもの がもたらす分裂=半単純性」という現象の原型は、「center-freeな 群Gと任意の群Hに対して、HのGによる拡大と、HによるGへの外作用は 同値である」という事実だと思う。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1613784152/136
137: 132人目の素数さん [] 2021/02/23(火) 11:56:04.59 ID:RLePkY5e >>136 ご参考 http://www.math.sci.hiroshima-u.ac.jp/m-mat/index.html まつもと まことのホームページ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E7%9C%9E 松本 眞(まつもと まこと[1]、1965年2月18日[2] - )は、日本の数学者。広島大学大学院理学研究科教授。専門は疑似乱数、数論幾何、組合せ数学、位相幾何学。優れた疑似乱数生成法であるメルセンヌ・ツイスタを考案したことで知られる。 1990年京都大学数理解析研究所助手。1995年 京都大学博士(理学)。論文の題は「Galois representations on profinite braid groups on curves (曲線上のプロファイナイト組紐群へのガロア表現)」[4]。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1613784152/137
148: 132人目の素数さん [] 2021/02/23(火) 12:43:44.16 ID:RLePkY5e >>131 >(私は、チラ見しただけで、これが当たっているかどうかは、分かりません。でも、50ページくらいだから南出を読んで損はないでしょう。なお、私はIUTは読めませんのでw、判断は各自にお任せします) 私のチラ見の見解としては 1.まず、先に南出論文を読む 2.次に、IUT IVですね 3.その後、お好みにより、IUT I〜IIIを読む あるいは、準備論文なりを読む 4.なお、望月 出張講演 http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/travel-japanese.html の「宇宙際タイヒミューラー理論への誘(いざな)い」なども平行して読む こんな感じが、いいと思います 日本人は、「宇宙際タイヒミューラー理論への誘(いざな)い」などを読めるのが、アドバンテージですね あと、本気で読もうという、数学科の人は、いろいろ人に聞くのがいいと思います (そういう意味では、複数人で読むのがいいかも) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1613784152/148
150: 132人目の素数さん [] 2021/02/23(火) 13:39:55.72 ID:RLePkY5e >>149 オーバーヴォルファッハ賞 受賞者のこと? 私には、「2007 ゴ・バオ・チャウ」しか分からない 彼は、下記 「2010年 - フィールズ賞」なので、その前2007年受賞は意味ありですね あとは、なんとも言えない 但し、オーバーヴォルファッハ賞の意味付けですよね まあ、賞をもらった人は、アカデミックポストをゲットするには役立つでしょうね https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A6 ゴ・バオ・チャウ 受賞歴 2004年 - クレイ研究賞(ジェラール・ロウモンと共同受賞) 2010年 - フィールズ賞 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1613784152/150
151: 132人目の素数さん [] 2021/02/23(火) 13:41:44.62 ID:RLePkY5e >>149 >>>74 >いまいちパッとしない人が多くね? オーバーヴォルファッハ賞 受賞者のこと? 私は、「2007 ゴ・バオ・チャウ」しか分からない 彼は、下記 「2010年 - フィールズ賞」なので、その前2007年受賞は意味ありですね あとは、なんとも 但し、オーバーヴォルファッハ賞の意味付けですよね まあ、賞をもらった人は、アカデミックポストをゲットするには役立つでしょうね https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A6 ゴ・バオ・チャウ 受賞歴 2004年 - クレイ研究賞(ジェラール・ロウモンと共同受賞) 2010年 - フィールズ賞 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1613784152/151
152: 132人目の素数さん [] 2021/02/23(火) 13:43:51.88 ID:RLePkY5e 連投スマン なんか、書き込みエラーで、再書き込みしたら、ダブった(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1613784152/152
170: 132人目の素数さん [] 2021/02/23(火) 17:20:44.68 ID:RLePkY5e >>148 南出論文、 Promenade in IUT、 望月先生の米カリフォルニア大からの出張講演招待、 Oberwolfachの集会(Stix氏もオーガナイザー) そして、今年の4本の国際会議 http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/project-2021-japanese.html プロ数学者たちは、ショルツェ氏を問題にせず IUTの次のステップに向けて 歩み始めています http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1613784152/170
181: 132人目の素数さん [] 2021/02/23(火) 18:57:21.35 ID:RLePkY5e >>170 Gkun Dirichlet L関数の零点とIUT https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-15K04781/ 宇宙際幾何学のさらなる展開 研究代表者 山下 剛 京都大学, 数理解析研究所, 講師 (70444453) 研究分担者 望月 新一 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (10243106) 研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2020-03-31 研究課題ステータス 完了 (2019年度) 配分額 *注記 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円) 2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円) 2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円) 2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円) 2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円) 2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円) 研究成果の概要 研究分担者の望月氏により、宇宙際Teichmuller理論を虚数乗法を持つ楕円曲線にも拡張できることが分かった。これにより、宇宙際Teichmuller理論とDirichlet L関数の零点の間に初めて数学的な関係が生まれた。これは今後、宇宙際幾何学のさらなる発展としてのゼータ関数の零点への研究の大きな最初の一歩とみなせる。 研究成果の学術的意義や社会的意義 ゼータ関数の零点の研究は極めて困難であるが、宇宙際Teichmuller理論によるabc予想の証明においてはいわゆる「一元体上の微分」に相当する現象が起こっているため、宇宙際幾何学の手法によるアプローチは有力であると思われる。今回、宇宙際Teichmuller理論とDirichlet L関数の零点の間に関係が生まれたことはゼータ関数の零点の研究にとって大きな第一歩である。ゼータ関数の零点に関するRiemann予想はクレイによって挙げられている21世紀に解決すべき7つの問題の1つであり、まだRiemann予想までの道のりは遠いが最初の第一歩を踏み出せたことは社会的意義も大きいと感じる。 2019 実績報告書 研究成果報告書 ( PDF ) https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT-15K04781/15K04781seika.pdf http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1613784152/181
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