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現代数学の系譜 カントル 超限集合論 (1002レス)
現代数学の系譜 カントル 超限集合論 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/
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292: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/12(土) 14:00:58.59 ID:0oc9Ztsl >>291 つづき (追加参考) http://www.math.okayama-u.ac.jp/~yoshino/ Prof. Dr. YUJI YOSHINO Department of Mathematics Faculty of Science Okayama University http://www.math.okayama-u.ac.jp/~yoshino/oldlectures.html Teaching (in Japanese) Old Lectures http://www.math.okayama-u.ac.jp/~yoshino/pdffiles/syuugouron.pdf 2003年度「代数基礎」講義(2回生用)YUJI YOSHINO 岡山大 集合の記号になれる (抜粋) P11 3.2 順序数 ? 各整列集合の同型類にひとつずつ「名前」をつける。与えられた整列集合が属する同型類の名前をその整列集合の順序数という。 ? 有限整列集合 {1, 2, . . . , n} の順序数を n と書く。(心は nth の意味。) ? 整列集合 N の順序数を通常 ω で表す。 ? 辞書式順序の定義。 ? S と T が整列集合のとき,辞書式順序で S × T もまた整列集合である。 ? 順序集合の合併。 ? S と T が整列集合のとき,その合併 S + T もまた整列集合である。 ? S と T が整列集合で,それぞれの順序数が α, β のとき,その和 α + β を S + T の順序数,その積 α ・ β を S × T の順序数として定義する。 例題 3.2.1 n ∈ N について,n + ω = ω である。一方, ω + n 6= ω である。理由を考えよ。 例題 3.2.2 n ∈ N について,n ・ ω 6= ω ・ n である。実際,ω ・ 2 = ω + ω, 2 ・ ω = ω である。 定理 3.2.3 (整列集合の比較定理) 二つの整列集合 S と T があるとき,つぎのどれかひとつだけが必ず 成立する。 (1) S と T は順序同型である。 (2) a ∈ S が存在して,S < a > と T は順序同型である。 (3) b ∈ T が存在して,S と T < b > は順序同型である。 ? S と T の順序数がそれぞれ α, β であるとする。(1) 〜 (3) の状況のとき,それぞれ α = β, α > β, α < β と定義する。 系 3.2.4 (順序数の比較可能定理) α, β が順序数のとき,α = β, α > β, α < β のどれかひとつだけが必 ず成立する。 例題 3.2.5 1 < 2 < ・ ・ ・ < ω < ω + 1 < ・ ・ ・ < ω ・ 2 < ω ・ 2 + 1 < ・ ・ ・ < ω ・ 3 < ・ ・ ・ < ω ・ ω < ・ ・ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/292
294: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/12(土) 14:30:59.97 ID:0oc9Ztsl >>292 > 有限整列集合 {1, 2, . . . , n} の順序数を n と書く。(心は nth の意味。) そうそう、日本語では、基数詞(簡単には個数を数える)と序数詞(順番)との区別が、助数詞(個・番など)でなされる 前者は1個2個で、後者は1番2番など 数学においては、”nth”は略して書かないので、日本語記法に近い が、ノイマンとかツェルメロとか、彼らの思考は基数詞(Cardinal)と序数詞(Ordinal)とが峻別されているのです、きっと(^^ だから、かれらの文書を読むとき、「Cardinalの話なのか、Ordinalの話なのか」を、日本人はしっかり意識しておかないと 迷走してしまいがちです そして、いまの議論は、全部シングルトンだからCardinalは1だが しかし、順序型(Ordinal)としてはωに相当する列のシングルトンの集合が存在しうるよということ (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0%E8%A9%9E 数詞(すうし)とは、数を表す語である。言語及び数詞の種類により、名詞、形容詞、限定詞などの下位の品詞に分類されるが、その性質は独特である。 (抜粋) 基数詞 基数詞(きすうし)とは、基数、すなわち分けて数えられるものの個数を表す数詞である。日本語の「いち」、「に」、「さん」は基数詞である。 序数詞 序数詞(じょすうし)あるいは順序数詞(じゅんじょすうし)とは、順序数、すなわち分けて数えられるものの順番を表す数詞である。 通常は基数詞から規則的に求められるが、小さい整数では不規則変化や補充形が見られる。例えば英語の序数詞は、first , second は補充形、third は不規則、fourth からは規則的(但し、21以降は一の位の数に従う)であり、フランス語では premier は補充形、deuxieme からは規則的である。 日本語では単独で序数詞を表すものはないが、「第-」を漢数詞(助数詞が付く場合は、算用数字で表すこともある)の前に付けるか、「-目」「-位」を助数詞の後に付けて表現される。 ・第二、第二回 ・二番目、二回目 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A9%E6%95%B0%E8%A9%9E 助数詞 (抜粋) 日本語の助数詞はバラエティに富んでおり、「個」、「匹」(動物)、「本」(細長いもの)、「枚」(平たいもの、厚みのないもの)など高頻度で多くの語に用いられる http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/294
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