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現代数学の系譜 カントル 超限集合論 (1002レス)
現代数学の系譜 カントル 超限集合論 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/
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252: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/11(金) 06:50:20.34 ID:aKfhohl9 >>251 つづき 理論が範疇的 categorical であるとは、同型の違いを除いて唯一のモデルを持つことを意味する。 この用語は1904年、オズワルド・ヴェブレンが考案したもの[1]で、その後しばらくの間、数学者らは集合論を範疇的な一階の理論で記述することで、数学の堅固な基盤を築けると考えていた。 レーヴェンハイム-スコーレムの定理はこの希望への最初の打撃となった。 なぜなら、その定理によれば無限のモデルを持つ一階の理論は範疇的にはなり得ないからである。 さらに1931年、ゲーデルの不完全性定理によって希望は完全に打ち砕かれた。 レーヴェンハイム-スコーレムの定理から導かれる結論の多くは、一階とそうでないものの違いがはっきりしていなかった20世紀初頭の論理学者にとっては直観に反していた。 例えば、真の算術 (true arithmetic) には非可算なモデルがあり、それらは一階のペアノ算術を満足するが、同時に帰納的でない部分集合を持つ。 さらに悩ましかったのは、集合論の可算なモデルの存在である。 それにもかかわらず、集合論は実数が非可算であるという文を満たさなければならない。 この直観に反するような状況はスコーレムのパラドックスと呼ばれ、可算性 (countability) は絶対的 (absolute) ではないことを示している。 歴史 以下の記述は主に Dawson (1993) に基づいている。 モデル理論の初期の歴史を理解するには、統語論的整合性(一階論理の推論規則を使って導かれるものには矛盾がないこと)と充足可能性(satisfiability、モデルがあること)を区別しなければならない。 いくぶんか驚くべきことに、ゲーデルの完全性定理がこの区別を不要とする以前でさえも、整合性 (consistency) という用語は場合によって違う意味で使われていた。 「トアルフ・スコーレムは亡くなる直前まで、この定理に彼の名が冠せられていることに憤慨していたという。彼は非可算集合の存在そのものが不合理であるとし、実在しないと考えていた」 - Poizat (2000) (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/252
253: 第六天魔王 ◆y7fKJ8VsjM [] 2019/10/11(金) 06:53:48.16 ID:6s83KSTC >>250-252 それ、安達のスレで書けよ 奴は、可算無限はともかく、非可算無限を認めたくないみたいだから http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/253
256: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/11(金) 07:03:26.99 ID:aKfhohl9 >>252 (引用開始) 歴史 以下の記述は主に Dawson (1993) に基づいている。 モデル理論の初期の歴史を理解するには、統語論的整合性(一階論理の推論規則を使って導かれるものには矛盾がないこと)と充足可能性(satisfiability、モデルがあること)を区別しなければならない。 いくぶんか驚くべきことに、ゲーデルの完全性定理がこの区別を不要とする以前でさえも、整合性 (consistency) という用語は場合によって違う意味で使われていた。 (引用終り) ↓ ここ、日本語では意味が取りにくい 英語版は下記で、こちらがまだ分り易いだろう https://en.wikipedia.org/wiki/L%C3%B6wenheim%E2%80%93Skolem_theorem Lowenheim?Skolem theorem (抜粋) Historical notes This account is based mainly on Dawson (1993). To understand the early history of model theory one must distinguish between syntactical consistency (no contradiction can be derived using the deduction rules for first-order logic) and satisfiability (there is a model). Somewhat surprisingly, even before the completeness theorem made the distinction unnecessary, the term consistent was used sometimes in one sense and sometimes in the other. (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/256
297: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/12(土) 15:26:20.58 ID:0oc9Ztsl >>294 再度まとめておきます 現代数学の無限の議論で、 1.整列可能定理と関連して、デデキント無限とかの関連で(>>236-238)どこまでの強さの選択公理を採用するか(>>283)の問題がある 可算選択公理<従属選択公理<選択公理<連続体仮説 ですね。決定性公理は、別の系統なのでしょうね 2.レーヴェンハイム-スコーレムの定理に関連して(>>251-252) 一階述語論理に限定するのか? それとも、二階以上の高階述語論理を採用するのか? ゲーデル先生ご存命の20世紀前半は一階述語論理全盛で、「二階以上はパラドックスのおそれあり」で忌避されていた傾向あり ところが、いろいろあって、圏論などもその1つと思うが、「二階以上もやろう」という流れができた 3.あと、逆数学なんて流れもあるようです(「現代数学の全部を網羅する公理系ではなく、分野毎に特化した公理系」なのでしょうかね?) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%86%E6%95%B0%E5%AD%A6 逆数学 (抜粋) 逆数学とは、数学の定理の証明に必要な公理を決定しようとする数理論理学のプログラムである。簡単に言えば、通常の数学が公理から定理を導くのとは逆に、「定理から公理を証明する」手法を用いることが特徴である。 「選択公理とツォルンの補題はZF上で同値である」、というような集合論の古典的定理は、逆数学プログラムの予兆となるものだった。しかし、実際の逆数学では主に、集合論の公理ではなく、通常の数学の定理を研究するのを目的とする。 逆数学は大抵の場合、2階算術について実行され、定理が構成的解析と証明論に動機付けられた2階算術の部分体系のうち、どれに対応するのかを研究する。 2階算術を使うことで、再帰理論からの多くの技術も利用できる。 実際、逆数学の結果の多くは、計算可能性解析の結果を反映している。 逆数学は、Harvey Friedman (1975, 1976)によってはじめて言及された。基本文献は(Simpson 2009)を参照。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/297
551: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/11/30(土) 22:01:06.91 ID:4Ujjq2jv >>252 >レーヴェンハイム-スコーレムの定理から導かれる結論の多くは、一階とそうでないものの違いがはっきりしていなかった20世紀初頭の論理学者にとっては直観に反していた。 >>502 >ペアノの公理 >(抜粋) >一階述語論理で定式化されたペアノの公理は、無数の超準モデルを持つ。(レーヴェンハイム=スコーレムの定理) 二階述語論理によって定式化することで、ペアノシステムを同型の違いを除いて一意に定めることができる[2]。 一階とそうでないものの区別がついていない者達が、無限だ有限だと喚くスレ こことか、哀れな素人スレ 0.99999……は1ではない その3 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1572579510/1- ろくな議論になってないね(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/551
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