[過去ログ]
現代数学の系譜 カントル 超限集合論 (1002レス)
現代数学の系譜 カントル 超限集合論 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/
上
下
前次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
抽出解除
レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
175: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/06(日) 16:07:45.71 ID:d8OQiN+r >>102 追加 >(b) the existence, for any object a, of the singleton set {a} which has a as its sole member; and この”for any object a, of the singleton set {a}” は、ZFCでは、対の公理だね a → {a}が言える (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E3%81%AE%E5%85%AC%E7%90%86 対の公理 (抜粋) 性質 外延性の公理により、任意のx,yに対しその対が一意に定まる。その集合のことを{x,y}と記す。 また同じく外延性より、x=yの場合における対{x,x}は一元集合{x}に等しいので、単集合の存在も導くことができる。 他の公理との関係 対の公理はZF公理系の他の公理と独立ではない。すなわち、置換公理および「濃度が2以上の集合の存在」から、任意のx,yに対する対{x,y}の存在を導ける(濃度が2以上の集合の存在については、無限公理、あるいは空集合の公理と冪集合の公理の組み合わせから導くことができる)。 そのため対の公理は、公理系を記述する際に省略されることもある。 https://unaguna.jp/article/archives/14 シリーズ: 集合論の言葉を使おう (準備編) > 外延的記法 (対の公理と和集合の公理) 対の公理 公理 1 (対の公理). ∀x∀y∃z∀w[w∈z←→w=x∨w=y] すなわち、いかなるモノ (集合) x, y についても、「x と y だけが属する集合」が存在する。 まさに書いてあるとおりで、この対の公理によって上で挙げた「1と2だけが属する集合」が存在するのである。この対の公理を使うことで、2つのモノ (集合) だけが属する集合はひととおり存在が証明される。 また、1つのモノ (集合) だけが属する集合の存在も対の公理から証明できる。というのも、対の公理では x と y が同じでないことは要求してないので、たとえば「3と3だけが属する集合」である {3,3} も対の公理により存在する。 そしてこの {3,3} と「3だけが属する集合」である {3} を比較すると、3が両方の集合に属していてそれ以外のモノはいずれにも属していないので、どちらか一方にしか属していないモノは存在しない。 よって外延性の公理より {3,3} と {3} は同じ集合である。 したがって、対の公理により {3,3} の存在が示されるということは、{3} の存在が示されるということと同義である。 (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/175
176: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/06(日) 16:13:20.37 ID:d8OQiN+r >>175 補足 ツェルメロの the singleton set {a} の公理 あるいは ZFCの対の公理より 任意のaから、{}を一つ加えた集合{a}の存在が言える これは、当たり前のことだが、公理だから、普通に考えて、無制限(^^ 正則性公理の無限降下列に反するだ〜? 無限降下列の意味を取り違えているでしょ!(>>160より) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/176
180: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/06(日) 20:18:43.44 ID:d8OQiN+r >>175 商集合は、分出公理を使うのか https://unaguna.jp/article/archives/25 U-naguna シリーズ: 集合論の言葉を使おう (準備編) > 同値関係と同値類 (抜粋) 同値類 例として「偶奇という点で同じ」ことを表す同値関係を定義しよう。その場合たとえば M={?x,y?∈ω×ω?∃z∃w[x+2z=y+2w]} と定義すればよい ( この定義の下では xMy であることと、x+2z=y+2w を満たす自然数 z, w が存在すること (x と y が2の倍数加算の違いを除いて一致すること) が一致する。 定理 2.上で定義した関係 M は同値関係である。 M の定義文の中の 2 の部分を他の非零自然数 n に変えることで「n で割った時の余りという点で同じ」ことを表す関係も作れる。自然数同士のそのような関係は n を法とする合同関係と呼ばれる。 2 の部分を 0 にすると、aMb と a=b が一致するので、通常の「等しい・同じ」を表す関係になる。 同値類 同値類は同値関係 R によって同じと見なされるモノだけがすべて属する集合である。例えば上で例示した ω 上の同値関係 M の同値類を考えると Mo={1,3,5,7,9,…} Me={0,2,4,6,8,…} という二つの同値類がある。たとえば 1M3 だから 1 と 3 は同じ同値類に属し、2M3 ではないから 2 と 3 は異なる同値類に属する。 同値類は、それに属する1つの元を用いて表すことができる。R を x 上の同値関係としたとき、「a と同値なモノがすべて属し、そうでないモノは属さない集合」である {y∈x?yRa} は a の同値類と呼ばれ、[a] や [a]R と書く。 例えば上の Mo は「1が属する同値類」という意味で [1] とも表現する。 1が属する同値類と3が属する同値類は同じ Mo を指しているので [1]=[3] である。 この例の 1 や 3 のように同値類に属するモノのうち同値類の表現に使われたモノをその同値類の代表元とよぶ。 原則としてどのモノを代表元に選んでもよい。 商集合 商集合は、同値関係 R による同値類だけがすべて属する集合のことである。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/180
288: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/12(土) 11:56:57.56 ID:0oc9Ztsl >>287 申し訳ないが、意味が取れない 1)下記、Zermelo (1908b) ”(b) the existence, for any object a, of the singleton set {a} which has a as its sole member” 2)これは、>>175の通り、ZFCでは、対の公理で「a → {a}」が言える 3)で、Zermelo (1908b)では正則性公理は、無かった(∵1925年にジョン・フォン・ノイマンによって導入された) 4)しかし、ZFCの対の公理による「a → {a}」の the singleton set {a}生成 に、正則性公理からの規制(有限回に限られる?)があると、そういう話はないでしょ? じゃ、ZFCの対の公理による「a → {a}」の the singleton set {a}生成が、これの超限回繰返しが可能なわけですよね (>>224より) https://plato.stanford.edu/entries/zermelo-set-theory/ Stanford Encyclopedia of Philosophy Zermelo’s Axiomatization of Set Theory Michael Hallett First published Tue Jul 2, 2013 (抜粋) 1. The Axioms Given this, the one fundamental relation is that of set membership, ‘ε’ , which allows one to state that an object a belongs to, or is in, a set b, written ‘a ε b’.[4] Zermelo then laid down seven axioms which give a partial description of what is to be found in B. These can be described as follows: I.Extensionality This says roughly that sets are determined by the elements they contain. II.Axiom of Elementary Sets This asserts (a) the existence of a set which contains no members (denoted ‘0’ by Zermelo, now commonly denoted by ‘?’); (b) the existence, for any object a, of the singleton set {a} which has a as its sole member; and (c) the existence, for any two objects a, b, of the unordered pair {a, b}, which has just a, b as its members. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%89%87%E6%80%A7%E5%85%AC%E7%90%86 正則性公理(せいそくせいこうり、英: axiom of regularity)は、別名基礎の公理(きそのこうり、英: axiom of foundation) とも呼ばれ、ZF公理系を構成する公理の一つで、1925年にジョン・フォン・ノイマンによって導入された。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/288
291: 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/12(土) 13:59:45.75 ID:0oc9Ztsl >>288 > 2)これは、>>175の通り、ZFCでは、対の公理で「a → {a}」が言える 補足 繰返すが、どんな集合であれ、対の公理で「a → {a}」が言えるのです これは、公理だから、無制限に成立します(有限に限らない) aが、たとえ無限集合でも、まとめて、the singleton set {a} にできる 回数は、無制限です 1)例えば、aが実数の集合Rで非可算無限集合としても、{R}はシングルトンです 2)そこで分り易く、素朴集合論で、おもりに例えてみよう(分かり易さは人によるけど(^^ ) おもりの列:1g,2g,3g,・・ng・・ これ、全部1元集合の列で、シングルトンの列。集合の濃度は1です しかし、おもりは重さという指標をもっている そして、順序列を成す 1g<2g<g3<・・<ng<・・ (可算自然数N内とします) です 3)そして、重さという指標の順序列で、極限で極限順序数ωが可能 4)それには、>>287みたく二次元の指標 (x,y)を使えば良い(下記 直積集合上の順序「辞書式順序」 ご参照) (0,1g)<(0,2g)<(0,3g)<・・<(0,ng)<・・<(1,1g)<(1,2g)<(1,3g)<・・<(1,ng)<・・ とすれば良い この場合、(0,ng)<・・の後の、最初の(1,1g)がωに相当します。順序型という意味の対応でね (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%86%E5%BA%8F%E9%9B%86%E5%90%88 順序集合 直積集合上の順序 ・辞書式順序: (a,b) <= (c,d) ⇔ a<c ∨ (a=c ∧ b<=d) つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1570237031/291
メモ帳
(0/65535文字)
上
下
前次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.048s