[過去ログ] 現代数学の系譜 カントル 超限集合論 (1002レス)
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(4): 現代数学の系譜 雑談 ◆e.a0E5TtKE 2019/10/07(月)06:37 ID:2lTTrhZd(2/3) AAS
まとめます

1)正則性公理は、無限降下列を禁止するが、その無限降下列の意味は、
 ”無限下降列である x∋x1∋x2∋・・・ ”は
 底抜けの最小元を持たない無限単調減少列の意味です
 ノイマンの自然数構成のような∈関係の無限上昇列を禁止するものではないのです
>>159-160ご参照)
2)空集合から、後者関数を適用し、それに無限公理を適用して、自然数Nを構成する
 このとき、無限公理を適用しただけでは、
 我々の必要とする自然数N(全ての有限nたちのみを含む集合)より大きな集合が出来てしまう
 それを、自然数Nに絞り込む操作を必要とする
 つまり、無限公理により、全ての有限nたちを超える元が出来てしまう
 そのような元たちは、1)で述べたように、正則性公理に反しないのです
>>110-112
3)ツェルメロ構成では、aの後者関数;suc(a) := {a} なので
 この自然数構成で、全ての有限nたちを超える元が出来てしまう
 そのような元たちを絞って、N={Φ, {Φ}, {{Φ}}, …}と、自然数の集合Nができる
 そこで、全ての有限nたちを超える元たちの中で、最小の元が、ツェルメロ構成でのωに相当します(定義)
>>110>>151
4)ところで、正式な順序数ωの定義は、本来は、下記”整列集合 (A, <) に対して、A を定義域とする関数 G A,<を超限帰納法”による
 ノイマン構成では、この定義がそのまま適用できる
 ツェルメロ構成では、下記”順序数を上で述べたような仕方で定義した後、それを用いることによって順序型を正当な方法で定義できる”ので
 その方法により、ωを定義した上で、3)のツェルメロ構成でのωを再定義すれば良い
QED

(参考)
外部リンク:ja.wikipedia.org
順序数
(抜粋)
定義
整列集合 (A, <) に対して、A を定義域とする関数 G A,<を超限帰納法によって


順序数の並び方を次のように図示することができる:
0, 1, 2, 3, ............, ω, S(ω), S(S(ω)), S(S(S(ω))), ............

つづく
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