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現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む62 (1002レス)
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む62 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1551963737/
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194: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/03/12(火) 17:48:22.06 ID:L9877gai >>189 補足 (再掲) 正則性 (Regularity)公理 Axiom of Regularity ∀ A A ≠ Φ ↓ ∃ X ∈ A (X ∩ A = Φ) (空でない集合は自分自身とまじわりの無い要素を1つは持つ) (引用終り) 正則性公理に限りませんが こういう対象は、”多面的・多重的・多層的に物事を見る” ということを意識してやるべきですね 例えば、 1)正則性公理が、集合の出来方を規定して、無限降下列を禁止して、フォンノイマン宇宙を秩序づけているという視点もあれば 2)∈を使った順序で、∈に等号(=)を含ませず、極小元を保証しているものだという視点 3)あるいは、上記を公理命題として規定するときに、いかにすっきり記述するか(「公理命題」としての記述は、一切の不要なぜい肉を落として、使う用語や記号は極少にして、表現は簡潔に)という視点 1)は集合(あるいは宇宙)の出来方、2)は順序と極小元、3)は「公理命題」の記述のあり方 そういう複数の視点から、理解すべきであって ”∃ X ∈ A (X ∩ A = Φ)”という記号が読めたから、理解できたというものではないだろうと(^^; https://hikari.atea.jp/archives/4721 アテアBLOG 2017.05.23 【多角的に見る】多面的・多重的・多層的に物事を見ること 大杉日香理 (抜粋) どんなことでも慣れないうちは手際がおぼつきませんが、 やっていくうちに自分なりのやり方で捉えられるようになります なによりも視点を複数持って物事を見るクセをつけること https://hikari.atea.jp/wp-content/uploads/2017/03/img_58be31838fa8a.png http://hikari.atea.jp/wp-content/uploads/2017/03/img_58be31a6570ec.png http://hikari.atea.jp/wp-content/uploads/2017/03/img_58be31b7bfcfe.png (引用終わり) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1551963737/194
195: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/03/12(火) 18:51:52.38 ID:L9877gai >>194 和訳を見ると、いま引用されている現代記法とちょっと違う気もするね(^^ https://en.wikipedia.org/wiki/Axiom_of_regularity#CITEREFvan_Heijenoort1967 Axiom of regularity (抜粋) The axiom of regularity was introduced by von Neumann (1925); it was adopted in a formulation closer to the one found in contemporary textbooks by Zermelo (1930). Zermelo, Ernst (1930), "Uber Grenzzahlen und Mengenbereiche. Neue Untersuchungen uber die Grundlagen der Mengenlehre." (PDF), Fundamenta Mathematicae, 16: 29?47, doi:10.4064/fm-16-1-29-47; translation in Ewald, W.B., ed. (1996), From Kant to Hilbert: A Source Book in the Foundations of Mathematics Vol. 2, Clarendon Press, pp. 1219?33 http://matwbn.icm.edu.pl/ksiazki/fm/fm16/fm1615.pdf (和訳PDF) https://www.jstage.jst.go.jp/article/subutsukaishi1927/5/3/5_3_256/_article/-char/en J-STAGE home/Nippon Sugaku-Buturigakkwaishi / Volume 5 (1931) Issue 3 1931 Volume 5 Issue 3 Pages 256-265 https://www.jstage.jst.go.jp/article/subutsukaishi1927/5/3/5_3_256/_pdf/-char/en Uber Grenzzahlen und Mengenbereiche. Neue Untersuchungen uber die Grundlagen der Mengenlehre E. Zermelo (引用終わり) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1551963737/195
214: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/03/13(水) 13:45:47.37 ID:I9cOpPow >>213 >お近くか、あるいは、繋がりのある専門家に相談するべし その人が、論文に関する専門分野と違っても、知り合いでその道の専門家を紹介してくれるだろう ついでに >>205 >http://blacaman.tripod.com/cursos/pdf/2012-2_0941.pdf >An Introduction to Independence Proofs K KUNEN 著 First edition: 1980 Seventh impression: 1999 これ読んでいるんだが、結構詳しく書いてあるね(^^ 私の書いた>>194辺りの話は、結構書いてあるみたい まあ、数学科生は教養として、見ておくのが良いと思う(図書館にあるんだろう) 少し前に、藤田 博司先生 翻訳本を、手に取って、ぱらぱら読んだけど、そのときはむずかったんだが 英文は、慣れて来たのか読める まあ、お薦めは、和訳と英文原書を平行に読むことだろうね。どちらを主でも良いけど。分からなくなったら、その箇所をもう一つで確認するようにすると良い(^^ https://www.amazon.co.jp/dp/4535783829/ref=pd_lpo_sbs_14_t_1?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=8NKTZE2Q63MR3BRQEWQX 集合論―独立性証明への案内 単行本 ? 2008/1/1 ケネス キューネン (著), Kenneth Kunen (原著), 藤田 博司 (翻訳) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1551963737/214
319: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/03/16(土) 11:33:40.61 ID:B5CZ4/Lr >>318 つづき 定 理 3.16 集合の元の列 x1, x2, . . . , xn, . . . で x1 ∋ x2 ∋ ・ ・ ・ ∋ xn ∋ ・ ・ ・ を満たすもの (無限下降列という) は存在しない. 証 明 集合 A = {xn | n ∈ N} が基礎の公理に反する.5) 5)A が集合になるのは, 置換公理によって写像の像集合は確かに集合になることを使う. (引用終り) これ、(>>194) 「2)∈を使った順序で、∈に等号(=)を含ませず、極小元を保証しているものだという視点」 をしっかり意識すれば、理解しやすいだろう(^^ なお、”∀A(A ≠ Φ → ∃x ∈ A∀y ∈ A(y not∈ x))”の形の表現は、分り易いね 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1551963737/319
397: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/03/16(土) 20:33:01.61 ID:B5CZ4/Lr >>316-318 <まとめ> http://blacaman.tripod.com/cursos/pdf/2012-2_0941.pdf An Introduction to Independence Proofs K KUNEN/キューネン First edition: 1980 Seventh impression: 1999 (藤田 博司 (翻訳)) P100 §4. The Axiom of Foundation AXIOM 2. Foundation. ∀x(∃y(y∈x)→∃y(y∈x ∧ ¬∃z(z∈x ∧ z∈y))). Equivalently, if x ≠ 0, ∃y ∈ X (x ∩ y = 0), (参考:x ∈ A ∩ B ←→ (x ∈ A) ∧ (x ∈ B) (3.2)、 z∈x ∧ z∈y → z ∈ x ∩ y、 ¬∃z(z∈x ∧ z∈y) → z=0 つまり x ∩ y = 0) or every non-empty set has an ∈-minimal element, https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%89%87%E6%80%A7%E5%85%AC%E7%90%86 正則性公理 (引用開始) 定義 空でない集合は必ず自分自身と交わらない要素を持つ。 ∀ A(A ≠ Φ → ∃ x ∈ A ∀t ∈ A(t not∈ x)) 以下の4つの主張はいずれも同値であり、どれを正則性の公理として採用しても差し支えない。 ・任意の空でない集合xに対して、 ∃ y ∈ x,x∩y=0 ・∀xについて、無限下降列である x ∋x_1 ∋x_2 ∋... は存在しない。 http://www.math.is.tohoku.ac.jp/~obata/student/subject/ 東北大学大学院情報科学研究科 システム情報科学専攻 尾畑伸明 http://www.math.is.tohoku.ac.jp/~obata/student/subject/file/2018-3_shugo-enzan.pdf 第3章 集合の演算 GAIRON-book : 2018/6/21(19:23) P45 (S9) 基礎の公理 空でない集合 A には, すべての y ∈ A に対して y not∈ x を満たす x ∈ A が存在する.4) ∀A(A ≠ Φ → ∃x ∈ A∀y ∈ A(y not∈ x)) 4)順序集合における用語を流用して, このような x を ∈ に関する A の極小元という. (引用終り) これ 「2)∈を使った順序で、∈に等号(=)を含ませず、極小元を保証しているものだという視点」(>>194) で、極端な表現として不等号<を使って書く ・極小元を、x_minとする。∈を、等号(=)を含まない、不等号<に書き換える すると ・∃x_min < A ∀y ∈ A (y not< x_min) (尾畑) となる ・つまり、極小元x_min に対し、全てのy ∈ Aは "y not< x_min" だと こう書き換えると、当たり前ですね http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1551963737/397
608: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/03/21(木) 07:19:43.02 ID:L2G86nzK >>397 戻る ”「2)∈を使った順序で、∈に等号(=)を含ませず、極小元を保証しているものだという視点」(>>194) で、極端な表現として不等号<を使って書く ・極小元を、x_minとする。∈を、等号(=)を含まない、不等号<に書き換える すると ・∃x_min < A ∀y ∈ A (y not< x_min) (尾畑) となる ・つまり、極小元x_min に対し、全てのy ∈ Aは "y not< x_min" だと こう書き換えると、当たり前ですね” (引用終り) ”min”を付け加えた単純な書き換えだが、 鈍才の自分にとっては、結構分り易いし、気に入ったね(^^ あと、ZFCで http://blacaman.tripod.com/cursos/pdf/2012-2_0941.pdf An Introduction to Independence Proofs K KUNEN/キューネン First edition: 1980 Seventh impression: 1999 (藤田 博司 (翻訳)) を、これ(キューネン)をちょろっと読んだだけで言うのはなんだが、 日常(ふだん)の数学をやるにはZFCは狭い 素朴集合論の方が自由度が高く、使い易いと思うね (ZFCの各公理の意味の学習は必須と思うけど) つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1551963737/608
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