[過去ログ]
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む62 (1002レス)
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む62 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1551963737/
上
下
前次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
抽出解除
レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
140: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/03/10(日) 07:45:16.39 ID:rk/29Zdt >>139 つづき https://kotobank.jp/word/%E6%95%B0%E5%AD%A6%E7%9A%84%E5%B8%B0%E7%B4%8D%E6%B3%95-83259#E3.83.96.E3.83.AA.E3.82.BF.E3.83.8B.E3.82.AB.E5.9B.BD.E9.9A.9B.E5.A4.A7.E7.99.BE.E7.A7.91.E4.BA.8B.E5.85.B8.20.E5.B0.8F.E9.A0.85.E7.9B.AE.E4.BA.8B.E5.85.B8 コトバンク (抜粋) ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説 数学的帰納法 mathematical induction 自然数 n についてのある命題 A(n) において,A(1) は真である,ある任意の自然数 s について A(s) が真であると仮定すれば A(s+1) もまた真である,という2つのことが証明されれば,A(n) はすべての自然数 n について真であるという推論が成り立つ。 この推論を数学的帰納法あるいは完全帰納法といい,自然数全体の集合を定義したペアノの公理系の第5公理を基礎に導かれる論法である。 そこでペアノの第5公理を数学的帰納法の公理と呼ぶ。 デジタル大辞泉の解説 【数学的帰納法】 数学で、自然数nの命題が、n=1のときに成り立ち、次にn=kのときに成り立つと仮定して、n=k+1のときにも成り立つことを証明すれば、この命題は任意の自然数nについて成り立つという証明法。完全帰納法。 (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1551963737/140
142: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/03/10(日) 09:33:09.42 ID:rk/29Zdt >>139-140 補足 下記「超限帰納法」の証明、しっかり書いてあるのだが、長いので部分のみコピー リンク先を見て下さい http://cai3.cs.shinshu-u.ac.jp/Lecture/SetTheory3/settheory03/settheory03.html 集合の基礎的性質その3 師玉康成 信州大 http://cai3.cs.shinshu-u.ac.jp/Lecture/SetTheory3/settheory03/node19.html この文書について... 集合の基礎的性質その3 この文書はLaTeX2HTML 翻訳プログラム Version 2002-2-1 (1.70) Copyright c 1993, 1994, 1995, 1996, Nikos Drakos, Computer Based Learning Unit, University of Leeds, Copyright c 1997, 1998, 1999, Ross Moore, Mathematics Department, Macquarie University, Sydney. を日本語化したもの( 2002-2-1 (1.70) JA patch-2.0 版) Copyright c 1998, 1999, Kenshi Muto, Debian Project. Copyright c 2001, 2002, Shige TAKENO, Niigata Inst.Tech. を用いて生成されました。 翻訳は Katsumi WASAKI によって 平成17年10月12日 に実行されました。 Yasunari SHIDAMA http://cai3.cs.shinshu-u.ac.jp/Lecture/SetTheory3/settheory03/node15.html 超限帰納法 (抜粋) Xが整列集合とし,P(x)は関係式とします。 が成立ちます。これを自然数での数学的帰納法になぞらえて超限帰納法と呼びます。 [証明] 前半の関係式 が空集合でないことになります。 するとXは整列集合でしたから Y=⊂ Xには最小元 x∈Yが存在します。 が整列順序集合であることも明らか。(Xを最大元としてS(X)に加える。) (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1551963737/142
170: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/03/10(日) 19:35:21.42 ID:rk/29Zdt >>68 >新歓でちょっとした数学の記事を書くんだけど、「数学がZFCから作られていることを実感してもらうためにZFからペアノの公理のモデルでも構成するか」とか思ってたの、難しすぎ感あるな。 二つのコースがあって 1)一つは、前スレ61で下記に示すように、ZF中で正則性公理を使うコース 2)も一つは、ピエロちゃんの、ZF中で正則性公理を使わないコース (引用終り) ここ、いままでを纏めると、下記 1.フォン・ノイマンがここで案出した「要素が集合の帰属関係∈ で 整列されるような集合を順序数とする」構成を使って、 自然数を構成する。(後述 渕野昌PDF2つと、ペアノの公理 wikipedia ご参照) 2.自然数のペアノの第5公理=数学的帰納法の公理だけれども(>>140)、 これは、自然数が整列集合であることと公理として同値だ(>>59) 3.正則性公理を使えば、これは(ZF公理系下で)帰納法の公理と同値(>>157)なので、自然数が整列集合であることは、即言える あとは、”一階述語論理で定式化されたペアノの公理は、無数の超準モデルを持つ。(レーヴェンハイム=スコーレムの定理) 二階述語論理によって定式化することで、ペアノシステムを同型の違いを除いて一意に定めることができる[1]。”(>>159)をいう 4.しかし、正則性公理を使わないで、ペアノの第5公理=数学的帰納法の公理を導くのは、”かがみのホームページ”のやり方だな かがみさんがきちんと出来ているかどうかは、検証していないが、結構しっかり書いていたと思う (余談だが、普通の教科書では、ここまで書けない(スペースの問題もあり)し、講義でも時間の関係で詳しくやれないと思う) 5.あと、モストウスキーの崩壊補題 (Mostowski collapse lemma)(>>157)などに触れて ”∈を使った順序”とか、”∈-induction”は、結構普遍で、ZFCの中での位置付けを語れば、完璧かもね(^^ つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1551963737/170
メモ帳
(0/65535文字)
上
下
前次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.034s