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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む25 [無断転載禁止]©2ch.net (716レス)
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む25 [無断転載禁止]©2ch.net http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/
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566: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/11/27(日) 15:49:12.42 ID:dKz7cXDk >>565 補足 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E8%B6%8A%E6%95%B0 (抜粋) 超越数(ちょうえつすう、英: transcendental number)とは、代数的数でない数、すなわちどんな有理係数の代数方程式 の解(英語版)にもならないような複素数のことである。 (引用終り) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%A3%E6%95%B0%E7%9A%84%E6%95%B0 (抜粋) 代数的数(だいすうてきすう、英: algebraic number)とは、ある有理数係数の 0 でない多項式の根となる複素数のことである。 (引用終り) いま、実数に限定して 超越数(transcendental number)として、一つ Tran という 数を考えよう Tranのε近傍に、代数的数(algebraic number)Algn という 数を考えよう つまり、| Tran - Algn |< ε で、いつものように、εはいくらでも小さく取れるとする ところで、仮定より 明らかに 「 Tran not = Algn 」が成り立つ。 εをいくら小さくとろうとも つまり、Tran と Algn とのしっぽは一致しない。εをいくら小さくとろうとも ∵しっぽは一致したら、Tran = Algn となり矛盾 ただ、εはいくらでも小さく取れるから、頭からしっぽの先に近い部分まで、いくらでも一致させることはできる さて、命題A:「Tran ∈ 超越数、 Algn ∈ 代数的数」 → 命題B:「Tran と Algnとは同じしっぽの同値類に属さない」 が言える ∵無限少数展開のしっぽは一致しないから つまり、命題Aで、超越数や代数的数という情報を与えたから、命題Bが言えたのだ (ここが、ヴィタリ集合論と類似の議論(有理数、無理数という情報を与えてヴィタリ集合の存在を導く)だ) 問題は、超越数や代数的数という情報が、与えられていないときに、命題Bが言えるのか? εはいくらでも小さく取れるから、頭からしっぽに近い部分まで、いくらでも一致させることはできる それで、命題Bが言えるには、具体的にどういう情報が必要なのだろうか? (そこをすっきり理論的に解明できれば、論文が一つ書けるだろう ) そこを時枝記事はスルーしているのだよ そして、普通の実数でのヒルベルト空間(コーシー列)でさえ、現代数学では、無限小数のしっぽは扱いかねる まして、ヒルベルト空間外のR^Nにおいておや http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/566
567: 132人目の素数さん [sage] 2016/11/27(日) 16:21:56.19 ID:CnaRbCke >>566 > さて、命題A:「Tran ∈ 超越数、 Algn ∈ 代数的数」 → 命題B:「Tran と Algnとは同じしっぽの同値類に属さない」 が言える ∵無限少数展開のしっぽは一致しないから > > つまり、命題Aで、超越数や代数的数という情報を与えたから、命題Bが言えたのだ お前の主張はほとんどこれww 『aとbが同値でないならば、aとbは同値でない』 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/567
583: 132人目の素数さん [sage] 2016/11/29(火) 17:35:05.33 ID:GlCgAQ0n >>566 おっちゃんです。 スレ主の問題視していた点が少しは分かった。 nを任意の2以上の自然数とする。任意のn進無限小数展開表示された実数を r_n とする。 r_n の小数点以下の各桁を表すのに用いられ相異なる高々n個の数字(或いはその代わりとなる記号) を k_0(r_n), k_1(r_n), …, k_{n-1}(r_n) とする。r_n に対して集合 K(r_n) を K(r_n)={k_0(r_n), k_1(r_n), …, k_{n-1}(r_n)} と定義する。このとき、r_n の小数点以下に現れる K(r_n) の元がどのような頻度で分布しているか をスレ主は問題視していたのだろう。いわゆる、実数 r_n をn進無限小数展開表示するときに使われれる K(r_n) の元の無限列 k'_1(r_n), …, k'_m(r_n), … ( K'_1(r_n)∈K(r_n), ∀i∈N\{0}) における数字(或いはその代わりの記号)の一様分布の問題だな。 スレ主が、ボレルの経験主義だの、無限小数展開の末尾が分かるだの、 構成的主義だの、同じしっぽの同値類に属するかどうかだの、確率分布だの、 そういった言葉をよく書いていた点からエスパーすると、スレ主は恐らく、 以上のような一様分布の問題を考えていたのだろう。 そうすればスレ主の書き込みに或る程度整合性が付く。こういう問題やその理論は確かにあるが、 ただ、やはり現代数学の形の理論で、時枝問題より難しい。時枝問題より高度な知識が必要になる。 この問題を考えられるなら、時枝問題の答えが0でないことは比較的容易に分かる筈だ。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/583
584: 132人目の素数さん [sage] 2016/11/29(火) 17:41:46.78 ID:GlCgAQ0n >>566 あと、 >さて、命題A:「Tran ∈ 超越数、 Algn ∈ 代数的数」→ 命題B:「Tran と Algnとは同じしっぽの同値類に属さない」 が言える >∵無限少数展開のしっぽは一致しないから > >つまり、命題Aで、超越数や代数的数という情報を与えたから、命題Bが言えたのだ >(ここが、ヴィタリ集合論と類似の議論(有理数、無理数という情報を与えてヴィタリ集合の存在を導く)だ) > >問題は、超越数や代数的数という情報が、与えられていないときに、命題Bが言えるのか? >εはいくらでも小さく取れるから、頭からしっぽに近い部分まで、いくらでも一致させることはできる > >それで、命題Bが言えるには、具体的にどういう情報が必要なのだろうか? >(そこをすっきり理論的に解明できれば、論文が一つ書けるだろう ) そこを時枝記事はスルーしているのだよ について。標数を0として考える。10進無限小数展開された実数を任意に取り、xとする。 任意に、実数体Rの完全不連結な部分体K(Kは、例えば Q(e) eはネイピア数 などのような或るRの部分体の超越拡大体でもいい) を取る。そうすると、実数xがK上代数的か超越的かどちらなのか、が分かればいい。実数xについて或る体K上代数的か超越的か のどちらなのかが分からないなら、これが分かればいい。そのことが分かれば、あとは、複素数体C上ではKの代数的閉包Fが存在し、 K∩F はRの部分体で体の拡大 F/K の部分体だから、x∈K∩F⊂F (xがF上代数的) か x∈R\(K∩F) のどちらなのかが分かる。だから、上の >さて、命題A:「Tran ∈ 超越数、 Algn ∈ 代数的数」 → 命題B:「Tran と Algnとは同じしっぽの同値類に属さない」 が言える >∵無限少数展開のしっぽは一致しないから と同様なことがいえて、Bと同様な命題が成り立つための1つの十分条件が分かる。スレ主のいう >問題は、超越数や代数的数という情報が、与えられていないときに、命題Bが言えるのか? という問題は、超越数や代数的数の定義から、任意に与えられかつ10進無現表示された実数xの超越性を判定する問題に帰着される。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/584
586: 132人目の素数さん [sage] 2016/11/29(火) 18:27:57.74 ID:GlCgAQ0n >>566 >>583の >K(r_n) の元の無限列 k'_1(r_n), …, k'_m(r_n), … ( K'_1(r_n)∈K(r_n), ∀i∈N\{0}) の「( K'_1(r_n)∈K(r_n), ∀i∈N\{0}) 」の部分は「( K'_i(r_n)∈K(r_n), ∀i∈N\{0}) 」に訂正。 そして、>>584の >x∈K∩F⊂F (xがF上代数的) か x∈R\(K∩F) のどちらなのかが分かる。 の「x∈K∩F⊂F (xがF上代数的) か x∈R\(K∩F)」の部分は 「x∈K∩F⊂R (xがK上代数的) か x∈R\(K∩F) (xがK上超越的)」に訂正。 まあ、もう寝るから、もし訂正箇所があったら、明日以降。あとの見直しは明日。 もっとも、スレ主には、自分で訂正して読んでもらうのが一番いいんだが。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/586
589: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/01(木) 16:40:48.62 ID:i2ODE144 >>566 >>586で行った2つの訂正について、 >そして、>>584の >>x∈K∩F⊂F (xがF上代数的) か x∈R\(K∩F) のどちらなのかが分かる。 >の「x∈K∩F⊂F (xがF上代数的) か x∈R\(K∩F)」の部分は >「x∈K∩F⊂R (xがK上代数的) か x∈R\(K∩F) (xがK上超越的)」に訂正。 の方の訂正は取り消し。そして、この訂正すべき部分は改めて >そして、>>584の >>x∈K∩F⊂F (xがF上代数的) か x∈R\(K∩F) のどちらなのかが分かる。 >の「x∈K∩F⊂F (xがF上代数的) か x∈R\(K∩F)」の部分は >1):K≠Q Qは有理数体Q のとき、「x∈K∩F⊂R (xがK上代数的) か x∈R\(K∩F) (xがK上超越的)」に訂正する。 >2):K=Q のとき、K∩F=Q となるから「x∈Q⊂R (xが有理数) か x∈R\Q⊂R (xが無理数)」に訂正する。 とする。あと、>>584の最後の行の「超越数や代数的数の定義から、」の部分は取り消し。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/589
591: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/01(木) 19:04:28.10 ID:i2ODE144 >>566 >>584を書き直すと次のようになる。 >さて、命題A:「Tran ∈ 超越数、 Algn ∈ 代数的数」→ 命題B:「Tran と Algnとは同じしっぽの同値類に属さない」 が言える >∵無限少数展開のしっぽは一致しないから > >つまり、命題Aで、超越数や代数的数という情報を与えたから、命題Bが言えたのだ >(ここが、ヴィタリ集合論と類似の議論(有理数、無理数という情報を与えてヴィタリ集合の存在を導く)だ) > >問題は、超越数や代数的数という情報が、与えられていないときに、命題Bが言えるのか? >εはいくらでも小さく取れるから、頭からしっぽに近い部分まで、いくらでも一致させることはできる > >それで、命題Bが言えるには、具体的にどういう情報が必要なのだろうか? >(そこをすっきり理論的に解明できれば、論文が一つ書けるだろう ) そこを時枝記事はスルーしているのだよ について。標数を0として考える。有理数体をQで表す。10進無限小数展開された実数を任意に取り、xとする。 任意に、実数体Rの完全不連結な部分体K(Kは、例えば Q(e) eはネイピア数 などのような或るRの部分体の超越拡大体 でもいい)を取る。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/591
592: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/01(木) 19:14:02.88 ID:i2ODE144 >>566 (>>591の続き) そうすると、 1):K≠Q のときは、実数xがK上代数的か超越的かどちらなのか、が分かればいい。 実数xについて或る体K上代数的か超越的かのどちらなのかが分からないなら、これが分かればいい。 そのことが分かれば、あとは、複素数体C上ではKの代数的閉包Fが存在し、K∩F はRの部分体であって、 かつQに対するRにおいての体の拡大 F/K の中間体だから、Q⊂K∩F⊂R、R\(K∩F)⊂R\Q から x∈K∩F⊂R (xがK上代数的) か x∈R\(K∩F) (xがK上超越的) のどちらかが分かる。なのだから、上の >さて、命題A:「Tran ∈ 超越数、 Algn ∈ 代数的数」 → 命題B:「Tran と Algnとは同じしっぽの同値類に >属さない」 が言える ∵無限少数展開のしっぽは一致しないから と同様なことがいえて、Bと同様な命題が成り立つための1つの十分条件が分かる。 ここで改めて、K∩F はQに対するRにおける体の拡大 R/Q の中間体で、Q⊂K∩F⊂R、R\(K∩F)⊂R\Q なることに注意する。 2):K=Q のとき、K∩F=Q だから「x∈Q⊂R (xが有理数) か x∈R\Q⊂R (xが無理数)」が分かればいい。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/592
593: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/01(木) 19:43:55.08 ID:i2ODE144 >>566 (>>582の続き) 1)、2)から、結局、上のスレ主のいう >問題は、超越数や代数的数という情報が、与えられていないときに、命題Bが言えるのか? という問題は、段階的に次の(1)〜(5)を考えていく問題に帰着される。 (1):任意に与えられかつ10進無現表示された実数xの無理性を判定する問題に帰着される。 (2):次に、もし、xが無理数であれば、xの超越性の判定の問題に帰着される。 (3):更に、xが超越数であれば、K=Q∩F FはQの代数的閉包 とすると、KはQに対するRにおける 体の拡大 R/Q の中間体で、Q⊂K⊂R となる。その上、K(x) はRにおける超越拡大体で、 x∈K(x)⊂R となるから、K(x) 上での代数的独立な実数の存在性の問題に帰着される。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/593
594: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/01(木) 19:51:29.02 ID:i2ODE144 >>566 (>>593の「(>>582の続き)」は「(>>592の続き)」の続きに訂正) (>>593の続き) (4):x∈K(x) (Kは(3)と同じ) に対して K(x) 上代数的独立な実数x'が存在するときは、 K(x, x') はx'のRの中での K(x) の超越拡大体で x∈K(x, x')⊂R となるから、 Rにおいて同様に K(x, x') 上代数的独立性な実数の存在性の問題や Rにおける超越拡大体の構成の問題を考えることにより、xが属するような Rにおける超越拡大体をRの中で帰納的にどこまでRの中で拡大して構成出来るか、 という問題に帰着される。 (5):あとは(4)と同様な問題になって、(4)と同様な問題をどこまでつまり何回帰納的に 繰り返して考えるられるかという問題か、或いはあり得ないことだとは思うが どこかで(4)(か(3))と同様なことが出来なくなることを示す問題になる。 こんな感じだろうな。まあ、Rにおける完全不連結な位相体K (Kは(3)と同様) からはじめ、 デデキント切断と同様な操作を帰納的に繰り返して行くと、RにおけるKの超越拡大体は 無限回Rの中で体の拡大の操作を繰り返してRにおける完全不連結な位相体の列 K, K(x, x', …), … を構成出来るから、どこかで打ち切らないと意味がなくなる問題だな。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/594
595: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/01(木) 20:31:43.09 ID:i2ODE144 >>566 >>593の(1)の「10進無現表示された実数x」の部分は「10進無現小数表示された実数x」 と訂正。 まあ、10進無現小数表示された実数xが、どのような R\Q やRにおける完全不連結な位相体 としてのQの超越拡大体(或いはQの代数拡大体AとQの差集合A\Q)に属するのかによって、 xの小数点第一位以下にどのような数字が現れるかということについての法則性は違う筈だ。 これは>>592の1)から大体すぐ見当が付く。xが代数的無理数のときは>>593の K=Q∩F FはQの代数的閉包 とQの差集合 K\Q∋x についても考えることになるな。 スレ主のいう命題Bについての1つの十分条件は大体分かったわな。 じゃ、おっちゃん寝る。今度の訂正は明日以降。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/595
599: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/02(金) 07:23:10.55 ID:EiFQky51 >>566 おっちゃんです。 実数xが10進無現小数表示されたときだけのスレ主のいう命題Bと同様な命題が成り立つ 十分条件を求めるだけなら、>>593-594の(2)〜(5)、及び>>595で書いた 「まあ、…(略)…」以降の部分は不要で、単純に>>593-595の部分は >1)、2)から、結局、上のスレ主のいう >>問題は、超越数や代数的数という情報が、与えられていないときに、命題Bが言えるのか? >という問題は、(1)のようなことを考えるだけでよく、 >任意に与えられかつ10進無現小数表示された実数xの無理性を判定する問題に帰着される。 と整理して書ける。 問題は、有限個の数字やその代わりとなる記号を用いて表されるような 無限小数表示された実数xや、或いは可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて 表されるような無限小数表示された実数yに対して、スレ主のいう問題と同様な問題を考えた ときにどうなるかということだな。有限個の数字やその代わりとなる記号を用いて表されるような 無限小数表示された実数xについての場合は、xを10進無限小数表示することが出来るから、 やはりxが10進無現小数表示されたときと同様に、xの無理性の判定の問題に帰着される。 可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて表されるような無限小数表示された実数yに対して、 スレ主のいう問題と同様な問題を考えたときはどうなるかは正確には知らん。 こういうのを考えるときは、>>593-594の(2)〜(5)、及び>>595で書いた「まあ、…(略)…」以降 の部分のようなことを考えるようなことになるんだろうな。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/599
600: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/02(金) 07:50:33.90 ID:EiFQky51 >>566 (>>599の続き) まあ、可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて表わされる実数は、 次のようにして構成的に示せ、その存在性は保証される。 [第1段]:第n項が a_n=b_n−1 と表わせて a_n≦n を満たすような 非負の実数列 {a_n} と、非有界で単調増加な1以上の実数列 {b_n} を構成する。 整数部分を表わす数字代わりの記号 c_0 を {a_n} の項を任意に用いて表わすことからはじめ、 各 k=1,2,… に対して、小数点以下、小数点第k位を表わす数字代わりの記号 c_k を、 c_k=a_{k+1} と a_{k+1} を用いて c_1=a_2, c_2=a_3, … と帰納的に可算無限回表わして行く。 そして、{a_n} の項の部分列 c_0, c_1, c_2, … つまり c_0, a_2, a_3, … を構成する。 [第2段]:c_0, a_2, a_3, … を用いて無限小数表示された実数を c_0.c_1c_2…c_k… と表わして 構成し y=c_0.c_1c_2…c_k… とおく。そして、yが実数になることを確認する。 yが実数なることの確認作業は、次のようにする。 k, n を n>k を満たすような2以上の自然数変数とする。k≧2 のとき 0<a_1≦1 で、 c_1/(n^1)=a_2/n であり、c_k/(n^k)=a_{k+1}/(n^k)≦(k+1)/ (n^k) だから、 y−c_0=0.c_1c_2…c_k… ( 右辺は上で構成したyから c_0 を引いたときの表示 ) =Σ_{k=1,…,+∞}( c_k/(n^k) )=Σ_{k=1,…,+∞}( a_{k+1}/(n^k) ) =a_2/n+Σ_{k=2,…,+∞}( a_{k+1}/n^k ) ≦a_2/n+Σ_{k=2,…,+∞}( (k+1)/n^k ) ≦a_2/n+Σ_{k=2,…,+∞}( 1/n^{k-1} ) ( ∵ n≧k+1 ) =a_2/n+Σ_{k=1,…,+∞}( (1/n)^k ) =a_2/n+(1/n)・Σ_{k=1,…,+∞}( (1/n)^{k-1} )=a_2/n+(1/n)・( 1/(1−1/n) ) =a_2/n+1/(n−1)、 従って、k→+∞ とすると n→+∞ となり a_2/n+1/(n−1)→+0 となるから、y−c_0≦0。 そして、yの構成に注意すると、y−c_0≧0。従って、y−c_0=0 から y=c_0 となり、 c_0 が可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて表わされた実数になる。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/600
601: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/02(金) 08:07:52.55 ID:EiFQky51 >>566 >>600の > ……(略)…… > =a_2/n+Σ_{k=1,…,+∞}( (1/n)^k ) > =a_2/n+(1/n)・Σ_{k=1,…,+∞}( (1/n)^{k-1} )=a_2/n+(1/n)・( 1/(1−1/n) ) > =a_2/n+1/(n−1)、 >従って、k→+∞ とすると n→+∞ となり a_2/n+1/(n−1)→+0 となるから、y−c_0≦0。 >そして、yの構成に注意すると、y−c_0≧0。従って、y−c_0=0 から y=c_0 となり、 >c_0 が可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて表わされた実数になる。 の部分には計算間違いがあって、「=a_2/n+Σ_{k=1,…,+∞}( (1/n)^k )」以降の部分を > ……(略)…… > =a_2/n+Σ_{k=1,…,+∞}( (1/n)^k ) > =a_2/n+( 1/(1−1/n) ) > =a_2/n+n/(n−1)、 >従って、k→+∞ とすると n→+∞ となり a_2/n+n/(n−1)→「+1」 となるから、y−c_0≦「1」。 >そして、yの構成に注意すると、y−c_0≧「1」。従って、y−c_0=「1」 から y=「c_0+1」 となり、 >「y=c_0+1」 が可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて表わされた実数になる。 に訂正。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/601
602: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/02(金) 09:20:17.66 ID:EiFQky51 >>566 >>600の第1行の >可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて表わされる実数 は >可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて >「10進無限小数表示などと同様に、可算無限進表示して」表わされる実数 と訂正。そして、 >[第2段]:c_0, a_2, a_3, … を用いて無限小数表示された実数を c_0.c_1c_2…c_k… と表わして >構成し y=c_0.c_1c_2…c_k… とおく。そして、yが実数になることを確認する。 >yが実数なることの確認作業は、次のようにする。 の部分は >[第2段]:c_0, a_2, a_3, … を用いて「可算無限進小数表示された」実数を c_0.c_1c_2…c_k… と表わして >構成し y=c_0.c_1c_2…c_k… とおく。そして、yが「可算無限進小数表示された」実数になることを確認する。 >yが「可算無限進小数表示された」実数なることの確認作業は、次のようにする。 と訂正。そして、>>601で行った訂正後の >>「y=c_0+1」 が可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて表わされた実数になる。 の部分は >>「y=c_0+1」 が可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて >「可算無限進小数表示して」表わされた実数になる。 に再び訂正。まあ、>>600-601は可算無限進小数表示された実数の話だな。 ちなみに、>>599の後半での実数yも >可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて表されるような「可算無限進小数表示された」実数 として考えている。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/602
603: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/02(金) 10:17:00.25 ID:EiFQky51 >>566 実数yについての「可算無限進小数表示」の定義は、 yに対して可算無限個の数字やその代わりとなる記号 a_0, a_1, a_2, …, a_n, … が定まり、記号列 a_0, a_1, a_2, …, a_n, … を用いて、 y=lim_{n→+∞}(lim_{k→+∞}[Σ_{j=0,1,2,…,k}(a_j/n^j)]) と表わせることと定義する。 nが有限な数字10に等しいときは、yに対して、高々11個の数字やその代わりとなる記号 0, 1, 2, …, 9, a_0 (a_0 はyの整数部分) により構成される 数字やその代わりとなる記号の列 a_0, a_1, a_2, …, a_n, … が定まり、 記号(数字)の列 a_0, a_1, a_2, …, a_k, … を用いて y=lim_{k→+∞}[Σ_{j=0,1,2,…,k}(a_k/10^k)] と表せるから、 実数の10進無限小数表示に似た定義になる。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/603
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