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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む25 [無断転載禁止]©2ch.net (716レス)
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む25 [無断転載禁止]©2ch.net http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/
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605: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 10:38:42.48 ID:6Rgz8i9T >>575 >>仮定が現実離れしていては意味がない まず、再度強調しておくが 1.もともとは、箱には任意の実数を入れる。つまり1つの箱に連続無限大の自由度があるのだ。 2.対して、いまは、箱に0〜9の極簡単なミニモデルを考えている。 3.0〜9の数を箱に入れる極簡単なミニモデルでも、可算無限数列のしっぽは、現代数学では扱えない。 4.まして、任意の実数が箱に入る場合においておや。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/605
606: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 10:41:24.80 ID:6Rgz8i9T >>605 つづき で、例えば、話は変わるが、仮に、下記”超越数かどうかが未解決の例”「e+π、e-πが有理数であるのか無理数であるのか証明されていない」を認めるとしよう また、十進法で、下記”有理数”で「有限小数または循環小数のいずれかとなる」ことも認めよう。 もし、0が続くことを循環小数に含めるなら(1/3=0.333・・・の類似)、循環小数かどうかを見極めることができるなら、有理数であるのか無理数であるのか見分けることが可能だということだ つまり、実数を無限小数に展開したときに、そのしっぽを見れば、循環小数かどうかを見極めることができ、有理数か否か判定可能 ところが、「e+π、e-πが有理数であるのか無理数であるのか証明されていない」のだから、現代数学は、いまだe+π、e-πの少数展開のしっぽが循環小数かどうかを見極める方法を持たないということだ これは、>>575 時枝解法での可算無限のしっぽの見分け>>114が、箱に0〜9の極簡単なミニモデルでさえも、現代数学では不可という例示だ つまり、e+πの少数展開からなる十進法の数の各位取りの数から成る数列を考えたとき、現代数学では実数しっぽの見分け(有理数か無理数か)ができない (もし実数しっぽの見分けができるから、循環小数かどうかすぐ分かるはず) もちろん、いずれ時代が進んで、不可能が可能になることもあるだろう (例えば、e+π、e-πが超越数であることが証明されるとか) 現時点では、実数しっぽの見分け不可レベルの現代数学では、時枝解法は絵に描いた餅にすぎない https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E8%B6%8A%E6%95%B0 超越数かどうかが未解決の例 e+π、e-π などの円周率 π や自然対数の底 e の大抵の和、積、べき乗は、有理数であるのか無理数であるのか超越的であるのか否かは証明されていない[注 4]。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E7%90%86%E6%95%B0 有理数 十進法などの位取り記数法を用いて小数表示した場合、どの有理数も位取りの基数のとり方に関わらず有限小数または循環小数のいずれかとなる(もちろん、ある基数で表示したとき有限小数となる有理数が、別の基数では循環小数となったりすること、あるいはその逆になることはある)。同様に、有理数は必ず有限正則連分数展開を持つ。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/606
607: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 10:43:10.30 ID:6Rgz8i9T >>599-603 どうも。スレ主です。 おっちゃんの覚醒も期待できそうやね。もうすぐかな? 正直、おっちゃんがいま書いている>>599などの趣旨がいまいち理解できていないが(^^; おっちゃんの努力は素晴らしいと思うよ もうすぐ意見が一致しそうな 予感(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/607
608: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 10:49:16.36 ID:6Rgz8i9T >>606 つづき 1.箱に0〜9の極簡単なミニモデルで、数列a0,a1,a2,a3,・・・・,an,・・・を考える 2.これに対応して、関数sn(x)=a0+a1/x+a2/x^2+a3/x^3+・・・・+an/x^n+・・・ を考える 3.x=10とすると、sn(10)=a0+a1/10+a2/10^2+a3/10^3+・・・・+an/10^n+・・・ という無限小数が対応する 4.sn(10)=a0+a1/10+a2/10^2+a3/10^3+・・・・+an/10^n+・・・ は、区間[0,10)の実数を表現していると見ることが出来る そして、sn(10)は十進法によるコーシー列を形成し、級数は収束する 5.一方、数列a0,a1,a2,a3,・・・・,an,・・・ には収束という概念はないし、ヒルベルト空間ではない ∵ 3,4項では、”an/10^n”としているので、指数関数的にこの項は小さくなる。対して、anそのものは小さくならない つまり、無限小数展開の各少数の位は、”an/10^n”として、指数関数的にこの項は小さくされているということを強調したのだ 6.なので、ヒルベルト空間外の時枝の数列a0,a1,a2,a3,・・・・,an,・・・のしっぽによる同値類は可能としても、決定番号にきちんとした意味づけが出来るかどうか? http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/608
610: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 10:56:30.53 ID:6Rgz8i9T >>608 つづき さらに、箱に0〜9で有限数列 a0,a1,a2,a3,・・・・,anを考えてみよう 1.逆に、数列の頭での同値類を考えよう。>>114の2項にならって、推移律をチェックすることは容易だ 2.決定番号は、類別の同値類の代表元Ad=(a0,a1,a2,a3,・・am,・・,an)と、その類の任意の元A'=(a0,a'1,a'2,a'3,・・a'm,・・,a'n) との比較で、 (a0,a1,a2,a3,・・am)と(a0,a'1,a'2,a'3,・・a'm)とが一致するとき(当然これ(a'm)以降は不一致)に、決定番号をmとする 3.決定番号mの確率分布を考えると、m=1の確率が一番高く、m=1の場合の数は、10^n-10^(n-1) (説明:10^nは、a1からanまでの順列の場合の数で、10^(n-1) は、a2からanまでの順列の場合の数で、決定番号2以上の順列の場合の数を除いている) 4.同様に、決定番号m=xの場合の数は、10^(n+1-x)-10^(n-x) 5.同値類の集合の濃度は、A'=(a0,a'1,a'2,a'3,・・a'm,・・,a'n) の順列全てであるから、10^n 6.これから分かることは、決定番号m=xの場合の確率Px=(10^(n+1-x)-10^(n-x) )/10^n=10^(1-x)-10^(-x)=9*10^(-x)。 7.つまり、xが大きくなると、Pxは指数関数的に小さくなる。つまり、すその軽い確率分布になる。(大数の法則や中心極限定理が成立) つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/610
611: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 10:57:21.42 ID:6Rgz8i9T >>610 つづき 逆に、同じように、箱に0〜9の有限数列 a0,a1,a2,a3,・・・・,anで、しっぽの同値類を考えると 上記の全く逆で、前後を逆転させた議論になる そうすると、xが大きくなると、Pxは指数関数的に大きくなる。つまり、すそが超重い確率分布になる。(大数の法則や中心極限定理が不成立) ここで、n→∞の極限を考えると 上記の頭での同値類を考えた場合には、まだ数学的な取り扱いはできるだろう(すそは、ゼロになるから) しかし、しっぽの同値類では、すそが超重い確率分布で、発散してしまうから、数学的な取り扱いは困難 ここで、いまの場合は、箱に0〜9の極簡単なミニモデルだったことを思い出そう もともとは、箱には任意の実数を入れる。つまり1つの箱に連続無限大の自由度があるモデルだ 箱に0〜9の極簡単なミニモデルでさえ扱いかねるのに、まして箱に任意の実数を入れる場合においておや 要は、決定番号の確率分布を考えても、上記のように決定番号で確率99/100>>115は言えないだろう http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/611
612: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 10:57:53.03 ID:6Rgz8i9T >>585 >ちなみにこれは半分嘘で、チャンパーノウン数とかいう超越数を10新無限小数展開して表示したときは >規則性というか或る種の法則があって、0.12345678910111213141516… と、小数点以下の桁の数字は、 >有限個の数字を用いて10進表示された1以上の自然数 1, 2, 3, … が小数点第一位以下から順番に、 >単調増加するように並んでいる。 ここだけ これだけでは、チャンパーノウン数の可算無限のしっぽをつかまえたとは言えないだろう つまり、単に有限からの類推を示したにすぎない(結局実際には可算無限を直接見ていないのだ) 上記のレベル(単に有限からの類推を示した)でよければ、下記eの 1/n!の 数列和の方がシンプルですっきりしていないか? 両者とも、可算無限のしっぽは、霧の彼方で見えないが・・・ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%94%E3%82%A2%E6%95%B0 ネイピア数 (抜粋) 自然対数の底である。記号として通常は e が用いられる。その値は e = 2.71828 18284 59045 23536 02874 71352 … と続く超越数である。ネピアの定数、ネピア数とも呼ばれる。 e=1/1!+1/2!+1/3!+1/4!+・・・+1/n!+・・・ (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/612
613: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 11:06:34.39 ID:6Rgz8i9T >>609 e =1/1!+1/2!+1/3!+1/4!+・・・+1/n!+・・・ π=1-1/3+1/5-1/7+・・・=Σn=0-∞(1/(2n+1))*(-1)^n (ライプニッツの公式) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%86%E5%91%A8%E7%8E%87 e、πとも収束する 両者を表現する公式も分かっている だけど、e+πのしっぽが分からん 循環小数になるか否かがわからん が、e+πの無限小数展開から、時枝数列 a0,a1,a2,a3,・・・・,an,・・・は構成可能だ どうぞ、しっぽの類別お願いします。完全でなくとも、「しっぽがある周期をもって巡回するか否か」だけの判定でも可だよ。どうぞ!!(^^; 再度強調しておくが、無限小数展開モデルは、箱に0〜9の極簡単なミニモデルにすぎない>>605 !! e、πとも、古くから人類には良く分かっている代表的な超越数だ。でも、しっぽが分からん。e+πが循環小数になるか否かがわからん 似た例で、オイラー常数γがある。公式は分かっている。でも、しっぽが分からん。循環小数になるか否かがわからん それが、現代数学のいまのレベルだろ? https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%AE%9A%E6%95%B0 オイラーの定数 (抜粋) この値は、およそ0.57721 56649 01532 86060 65120 90082 40243 10421 59335 93992 35988 05767 23488 48677 26777 66467 09369 47063 29174 67495...である。 オイラーの定数は超越数であろうと予想されているが、無理数であるかどうかさえ分かっていない。 (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/613
614: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 11:15:56.13 ID:6Rgz8i9T >>605つづき ところで <数学は、同値を定義し、推移律を確認すれば終わりなのか?> 1.同値を定義し、推移律を確認したところから、数学が始まるのでは? 2.例えば、下記サーストンによる幾何化予想、コンパクト3次元多様体の8つの部分多様体による分類。これはまさに上記の例では? (同値を定義し、推移律を確認したところから、数学が始まる) 3.だから、>>114の”同値を定義し、推移律を確認すれば終わり”という書き方は、有限を扱うならまだしも、可算無限を扱うには、あまりにも粗雑だろう https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%BE%E4%BD%95%E5%8C%96%E4%BA%88%E6%83%B3 (抜粋) 幾何化予想(きかかよそう、Geometrization conjecture)は、1982年にアメリカの数学者ウィリアム・サーストンによって提出された「コンパクト3次元多様体は、幾何構造を持つ8つの部分多様体に分解される」という命題。 位相幾何学と微分幾何学を結びつけるものでありミレニアム懸賞問題にも挙げられていたポアンカレの予想問題の解法の過程として思いつかれた。 2003年、グリゴリー・ペレルマンによるリッチフローを用いた証明が示され、現在ではその証明が基本的に正しいものとされている。これにより、およそ100年にわたり未解決だった3次元ポアンカレ予想が証明されることになった。 (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/614
615: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 11:18:44.74 ID:6Rgz8i9T >>608 つづき ヒルベルト空間について 吉田 伸生先生いいね http://www.math.nagoya-u.ac.jp/~noby/index_j.html 吉田 伸生 名古屋大学大学院多元数理科学研究科 http://www.math.nagoya-u.ac.jp/~noby/tch_web/index_j.html 吉田伸生★ 教育活動: http://www.math.nagoya-u.ac.jp/~noby/tch_web/fana/10/index_j.html 2010年度 関数解析学 担当教員: 吉田伸生 講義ノート (授業で述べる以外の内容も含む.公開後も加筆・修正することがある. 各節の最終更新日は冒頭部分に表示.) 序 具体例からの準備 http://www.math.nagoya-u.ac.jp/~noby/pdf/fana/10/fana10_1.pdf バナッハ空間とヒルベルト空間 http://www.math.nagoya-u.ac.jp/~noby/pdf/fana/10/fana10_2.pdf ヒルベルト空間続論 http://www.math.nagoya-u.ac.jp/~noby/pdf/fana/10/fana10_3.pdf 有界作用素 閉作用素 リゾルベントとスペクトル 共役作用素(ヒルベルト空間の場合) ハーン・バナッハの拡張定理とその応用 ベールのカテゴリー定理とその応用 補足 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/615
616: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 11:21:14.38 ID:6Rgz8i9T >>615 つづき >>579-580 そうL^2数列空間(ヒルベルト空間)なんだ で <なぜヒルベルト空間なのか?> 1.これがよく纏まっている http://d.hatena.ne.jp/Zellij/20120521/p1 ヒルベルト空間 - 大人になってからの再学習: 2012-05-21 [物理数学]ヒルベルト空間 (抜粋) 物理学で参考になる「物理のかぎしっぽ」のサイトでも、簡潔に言うと次のような説明のされ方をしている。 ヒルベルト空間とは内積を定義したベクトル空間 http://hooktail.sub.jp/vectoranalysis/InnerdotSpace/ ところで、WolframAlphaで検索してみたら、次のような説明があった。 A vector space that has a complete inner product. Hilbert spaces are important in the study of infinite-dimensional vector spaces. http://www.wolframalpha.com/input/?i=Hilbert+space これは「物理のかぎしっぽ」同様、「内積を定義したベクトル空間」ということだ。シンプルで明快。 ちなみに、内積が計算できるということは、自分自身との内積の平方根から距離(ノルム)を定義でき、角度も扱えるということで、一般的な幾何学の概念を扱える。ということに他ならない。 (引用終り) 2.ヒルベルト空間での数列では、級数(数列の和)が収束する(有限)ことを要求することで、数列を容易に扱うことができるようにしてあると 逆に言えば、ヒルベルト空間外での数列では、級数(数列の和)が必ずしも収束しない(有限でない)から、数列を容易に扱うことはできないと https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E7%A9%BA%E9%96%93 (抜粋) 複素数を項とする無限数列 z = (z1, z2, …) で級数 ? n = 1 -∞ | zn | ^2 が収束するようなもの(自乗総和可能な無限複素数列)全体の成す数列空間を L^2 で表す。 空間 L^2 の完備性は「L^2 の元からなる級数が(ノルムの意味で)絶対収束するならば必ず、その級数が L^2 の何らかの元に収束する」ことを示せば言える。このことの証明は解析学の初歩であり、この空間の元からなる級数は複素数(あるいは有限次元ベクトル空間のベクトル)からなる級数と同程度容易に扱うことができる[5]。 (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/616
617: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 11:24:54.55 ID:6Rgz8i9T >>616 つづき 吉田 伸生先生のテキストの歴史の記述が良いね http://www.math.nagoya-u.ac.jp/~noby/pdf/fana/10/fana10_2.pdf バナッハ空間とヒルベルト空間 (抜粋) 2.3 バナッハ空間とヒルベルト空間 有限次元空間Kd で点列の収束を考えるとき, 完備性(任意のコーシー列が収束すること) が役立つことが少なくない. 例えば, 「絶対収束級数が収束する」という命題は完備性と等価である. 実は, こうした事情は無限次元のノルム空間にも共通している. そこで, 有限次元空間での概念の自然な拡張として完備性を定義し, 完備なノルム空間, 内積空間をそれぞれバナッハ空間, ヒルベルト空間と呼ぶことにする(詳細は定義2.3.1). 今日、バナッハ空間と呼ばれる完備なノルム空間の概念は、1920 年から1922 年にかけて、N. ウィナー, S. バナッハ, E. ヘリー達が独立に導入した^17。 ヒルベルト空間の具体例(主にL^2(N)) はD. ヒルベルトやE. シュミット達が20 世紀初頭から調べていたが, 抽象的な公理はJ. フォンノイマンによる^18(1929 年). 17Norbert Wiener(1894-1964), Stefan Banach(1892-1945), Eduard Helly(1884-1943) 18Johann von Neumann (1903-57) (引用終り) なお ”2.4 有限次元ノルム空間 関数解析の俎上にのせるノルム空間はほとんどが無限次元であり, 今我々は本格的に無限次元へ旅立とうとしている. だが, ここで少し立ち止まり有限次元の特性について考えてみよう. この考察は, 逆に無限次元とはどんなものか? を垣間見ることでもある.” も、ご注目だ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/617
618: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 11:26:10.45 ID:6Rgz8i9T >>617 つづき 吉田 伸生先生つづき http://www.math.nagoya-u.ac.jp/~noby/pdf/fana/10/fana10_3.pdf 3 ヒルベルト空間続論 (抜粋) ”無限次元内積空間で(3.3) の成立は無条件でない. まず(3.3) の成立にはM が閉部分空間であることが必要(補題3.1.2 参照). また(3.3) が任意の閉線型部分空間M に対して成立するにはX がヒルベルト空間であることが必要十分. ここでは, 次の二つの場合に(3.3) の証明を目標とする(命題3.1.5): a) X が内積空間, dimM < ∞; b) X がヒルベルト空間, M が閉線型部分空間. これらは, 後にリースの表現定理(定理4.3.4) で重要な役割を果たす.” (引用終り) は、ヒルベルト空間の重要性を示す記述として、示唆的だろう。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/618
619: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 11:29:52.34 ID:6Rgz8i9T >>618 つづき で (連番は<なぜヒルベルト空間なのか?>>>616のつづき) 3.時枝解法のようなヒルベルト空間外での数列を扱う理論は? 良くしらない。全くないわけではないのだろうが・・・、ヒルベルト空間ほどの理論整備が行われているとは思えない 4.ところで、時枝解法は、あきらかに、級数の収束は要求していない。だから、ヒルベルト空間外での数列を扱うのだ。だが、どうやって? ヒルベルト空間外での数列のしっぽ? 同値類? 決定番号? そんな理論あるのか? あるなら教えて・・(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/619
621: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 11:53:32.39 ID:6Rgz8i9T 形式的冪級数は、ヒルベルト空間の外かな?(^^; https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%A2%E5%BC%8F%E7%9A%84%E5%86%AA%E7%B4%9A%E6%95%B0 形式的冪級数 (抜粋) 数学において、形式的冪級数(けいしきてきべききゅうすう、英: formal power series)とは、多項式の一般化であり、多項式が有限個の項しか持たないのに対し、形式的冪級数は項が有限個でなくてもよい。例えば、(X を不定元として) ? (n = 0 - ∞) X n = 1 + X + X^ 2 + X^ 3 + ? + X^ n + ・・・ は(多項式ではない)冪級数である。 (引用終り) https://en.wikipedia.org/wiki/Formal_power_series In mathematics, a formal power series is a generalization of a polynomial, where the number of terms is allowed to be infinite; this implies giving up the possibility of replacing the variable in the polynomial with an arbitrary number. http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/621
622: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 12:21:35.44 ID:6Rgz8i9T >>621 形式的冪級数 関連 引用 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む19 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/math/1462577773/125 125 :現代数学の系譜11 ガロア理論を読む:2016/05/15(日) 07:50:16.70 ID:2TKPQHsX >>93 自己レス ”時枝の箱の列←→形式的冪級数の集合R[[x]]”と書いたけど 下記、落合理先生は、「係数が無限個0 でないものもゆるす形式的べき級数K[[X]] を考えると, V = K[[X]] もK ベクトル空間であるが, 次元は非可算無限である.」という 「時枝の箱の列←→形式的冪級数 という全単射対応は、認めるとしよう」と書いたけど、間違いかな。ここ突っ込んでくる人いなかったけど(^^; K[[X]] が”次元は非可算無限”という理由は、テイラー展開の二項定理 (1+x)^α (αは任意の実数 または複素数)で、これが形式的冪級数に展開できるからだろう しかし、全単射可能だと、ベクトル空間の次元は一致しないといけない。だから全単射ではない? はて メモしておきます ともかく、時枝先生のなぞかけは、けっこう深いね http://www.math.sci.osaka-u.ac.jp/~ochiai/ 数学考究2 確認小テスト解説(10-8) 落合理 大阪大学 20151008 http://www.math.sci.osaka-u.ac.jp/~ochiai/kakunin_short_exam151008.pdf 確認小テスト問題(10/8) http://www.math.sci.osaka-u.ac.jp/~ochiai/kaitou_short_exam151008.pdf 確認小テスト解説(10/8) Q.[3] 次のベクトル空間V に対して, 基底を具体的に記せ. (4) K 係数の1 変数多項式環K[X]. A.[3](4) 例えば, 1,X,X^2, . . . ,X^n, . . . が基底となる. 発展的コメント 若干の注意を与えておく. 教科書の定理1.6.7 によって勝手なK ベクトル空間は基底を持つことが知られている. しかしながら, V が無限次元のときには与えられたベクトル空間に(4) のようにわかりやすい基底がとれるとは限らない. 例えば, K[X] の代わりに係数が無限個0 でないものもゆるす形式的べき級数K[[X]] を考えると, V = K[[X]] もK ベクトル空間であるが, 次元は非可算無限である. (引用おわり) 以下略 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/622
623: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 12:25:59.79 ID:6Rgz8i9T >>622 補足 落合理先生は、形式的冪級数で、”係数が無限個0 でないものもゆるす形式的べき級数K[[X]] を考えると, V = K[[X]] もK ベクトル空間であるが, 次元は非可算無限である.” とあるから、ヒルベルト空間の外なんだろうね が、「次元は非可算無限である」の理屈がわからん・・(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/623
624: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 13:08:34.29 ID:6Rgz8i9T >>623 ついでに http://www.math.sci.osaka-u.ac.jp/~ochiai/kyouiku.html 教育活動およびその他の仕事 落合理 大阪大学 http://www.math.sci.osaka-u.ac.jp/~ochiai/olympic2010.pdf 「数学オリンピック財団主催JMO夏季セミナー」 でのレクチャートーク (180分)(2010/8/26) (木) 「数の体系の広がり, 周期積分, そして整数論-- 代数と幾何と解析の交わる世界--」 講演ノートのPDFファイル (実際の講義では 本ノートの6割ほどの内容しか話せず, 複素数の部分, 素数定理, ゼータ関数の部分の後半や レムニスケート関数の部分はカットせざるを得なかった) (抜粋) 1.4. 超越数. 先にみたように「ほとんどの」数は超越数である. 広い海岸に果てしなく敷き詰められた砂の一粒一粒を数に例えるとその一粒(数)を何の作為もなく勝手につまみあげたならば, その数はたいてい超越数でなければならない. が, 一方で, 実際に数が与えられたときに,その数が超越数であるかを判定するのは簡単ではない. 軽く脱線して, [Kd] の中に採録された小平邦彦氏が定年間近で書いた「数学に王道なし」という文章を引用すると, 「筆者は中学の時からπ が無理数であることをよく理解していたが最近までその証明を知らなかった. . . 不思議なことに最近I.Niven によるその(無理数性の)証明を読んだ時それによってπ が無理数であるという事実に対する理解が一段と深くなったとは感じなかった . . . 証明はただπ が無理数であるという明白な事実を確かめたに過ぎないと感じた. . .」 というくだりがあって興味深い^10. 10 その前後に小平氏が学習過程で発展的発見をしたエピソードや勉強の仕方も挙げられているので上の言葉だけを引用するのは少し誤解を誘導する危険があるかもしれない. 現代数学の超越数論にはまだまだ限界があり, 超越数であるかそうでないかを判定できない数が沢山ある. 例えば, [S, p 69] によると和e+π は無理数かどうかもわからない. あとで登場するリーマンゼータの奇数点での値のように超越数であると予想されていても何も知られていない数もある. つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/624
625: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 13:09:30.61 ID:6Rgz8i9T >>624 つづき 3. 数論的多様体の周期積分 3.1. 周期とは. Kontsevich とZagier の概説論文[KZ] を参考にして周期という概念を導入したい. 問 P の中に入らない実数を与えられるだろうか? という問もKontsevich-Zagier の論説のなかで提起されている. これに関しては吉永正彦さんの結果[Y] としてひとつの解答が得られている. 吉永さんは, 数学基礎論や計算論の研究でよく知られている次のような複素数の世界の階層構造に着目した. { 代数的数} ⊂ { 初等数} ⊂ { 計算可能数} ⊂ { 複素数}. そしてさらに次の定理を示した. 定理3.4 (吉永). P ⊂ { 初等数} となる. [Y] にも説明があるように, 初等数でない複素数の例が知られているので, Kontsevich-Zagier の問に対する答えが得られたことになる. (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/625
626: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 13:47:07.15 ID:6Rgz8i9T sage http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/626
627: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 13:51:14.04 ID:6Rgz8i9T >>623 こんなのが http://math.sta ckexch ange.com/questions/176475/what-is-the-standard-proof-that-dimk-mathbb-n-is-uncountable linear algebra - What is the standard proof that dim(k^N is uncountable? - Mathematics Stack Exchange: asked Jul 29 '12 at 13:46 Chindea Filip What is the standard proof that dim(kN)is uncountable? This is my (silly) proof to a claim on top of p. 54 of Rotman's "Homological algebra". 略 1 Answer answered Jul 29 '12 at 14:29 Asaf Karagila One liner argument which uses a much more difficult theorems (swatting gnats with cluster bombs kind of proof): kN is the algebraic dual of the polynomials in one variable, k[x] which has a countable dimension. If kN had a countable basis then k[x] would be isomorphic to its dual, and since this cannot be we conclude that kN has a basis of uncountable size. The arguments given in Arturo's answer show that the above is indeed a proof (in particular Lemma 2 with κ=?0 ). http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/627
628: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 13:52:09.33 ID:6Rgz8i9T >>627 再投稿 http://math.stackexchange.com/questions/176475/what-is-the-standard-proof-that-dimk-mathbb-n-is-uncountable linear algebra - What is the standard proof that dim(k^N is uncountable? - Mathematics Stack Exchange: asked Jul 29 '12 at 13:46 Chindea Filip What is the standard proof that dim(kN)is uncountable? This is my (silly) proof to a claim on top of p. 54 of Rotman's "Homological algebra". 略 1 Answer answered Jul 29 '12 at 14:29 Asaf Karagila One liner argument which uses a much more difficult theorems (swatting gnats with cluster bombs kind of proof): kN is the algebraic dual of the polynomials in one variable, k[x] which has a countable dimension. If kN had a countable basis then k[x] would be isomorphic to its dual, and since this cannot be we conclude that kN has a basis of uncountable size. The arguments given in Arturo's answer show that the above is indeed a proof (in particular Lemma 2 with κ=?0 ). http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/628
629: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 13:52:25.87 ID:6Rgz8i9T >>627-628 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/629
630: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 13:54:13.97 ID:6Rgz8i9T なにかこの略のところに、NG原因があるんだね HTTP 403 エラーメッセージ Forbidden が出て書けなかった https://ja.wikipedia.org/wiki/HTTP_403 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/630
631: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 14:03:09.06 ID:6Rgz8i9T >>628 ついで http://math.stackexchange.com/questions/86762/finding-a-basis-of-an-infinite-dimensional-vector-space Finding a basis of an infinite-dimensional vector space? asked Nov 29 '11 at 16:30 InterestedGuest 2 Answers answered Jan 20 '12 at 19:25 Qiaochu Yuan For many infinite-dimensional vector spaces of interest we don't care about describing a basis anyway; they often come with a topology and we can therefore get a lot out of studying dense subspaces, some of which, again, have easily describable bases. In Hilbert spaces, for example, we care more about orthonormal bases (which are not Hamel bases in the infinite-dimensional case); these span dense subspaces in a particularly nice way. 4. answered Jan 20 '12 at 19:09 David Wheeler The "hard case" is essentially equivalent to this one: Find a basis for the real numbers R over the field of the rational numbers Q. The reals are obviously an extension field of the rationals, so they form a vector space over Q. It should be clear that such a basis has to be uncountable (for if it were countable, the reals would likewise also be countable). It should also be clear that such a basis is a subset of {1}∪R?Q. The trouble is, that the power set of the reals is "so big" that it's not even clear how to name the sets we need to apply the axiom of choice TO. Linearly independent subsets however, DO satisfy the requirements for Zorn's Lemma, a form of the Axiom of Choice. A relatively easy-to-follow proof of the existence of a basis for any vector space using Zorn's Lemma can be found here: http://planetmath.org/encyclopedia/EveryVectorSpaceHasABasis.html http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/631
632: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 14:20:00.87 ID:6Rgz8i9T >>631 ついで http://math.stackexchange.com/questions/271536/ring-of-formal-power-series-finitely-generated-as-algebra Ring of formal power series finitely generated as algebra? asked Jan 6 '13 at 13:44 user55354 I'm asked if the ring of formal power series is finitely generated as a K-algebra. Intuition says no, but I don't know where to start. Any hint or suggestion? 2 Answers Let A be a non-trivial commutative ring. Then A[[x]] is not finitely generated as a A-algebra. Indeed, observe that A must have a maximal ideal m, so we have a field k=A/m, and if k[[x]] is not finitely-generated as a k-algebra, then A[[x]] cannot be finitely-generated as an A-algebra. So it suffices to prove that k[[x]] is not finitely generated. Now, it is a straightforward matter to show that the polynomial ring k[x1,…,xn] has a countably infinite basis as a k-vector space, so any finitely-generated k-algebra must have an at most countable basis as a k -vector space. However, k[[x]] has an uncountable basis as a k-vector space. Observe that k[[x]] is obviously isomorphic to kN, the space of all N-indexed sequences of elements of k, as k-vector spaces. But it is well-known that kN is of uncountable dimension: see here, for example. http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/632
633: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 14:24:42.83 ID:6Rgz8i9T Arturoの回答が、詳しいが あまり理解できない 和文落ちてないかな(^^; http://math.stackexchange.com/questions/58548/why-are-vector-spaces-not-isomorphic-to-their-duals/58598#58598 Why are vector spaces not isomorphic to their duals? asked Aug 19 '11 at 19:04 Asaf Karagila 3 Answers edited May 1 '15 at 10:55 community wiki 9 revs, 4 users 99% Arturo Magidin This is just Bill Dubuque's sci.math proof (see Google Groups or MathForum) mentioned in the comments, expanded. Edit. I'm also reorganizing this so that it flows a bit better. 略 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/633
634: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 14:39:07.78 ID:6Rgz8i9T >>633 追加 正直わからん http://math.stackexchange.com/questions/58548/why-are-vec tor-spaces-not-isomorphic-to-their-duals/58598#58598 8. answered Aug 19 '11 at 21:07 MartianInvader (抜粋) And a finite linear combination of things that have finite-dimensional support will still have finite-dimensional support, and thus can't send infinitely many independent vect ors all to 1. What you need is a notion of convergence if you want to add infinitely many things, which isn't always obvious how to define. In the end, it boils down to a cardinality issue - not of the vect or spaces themselves, but of the dimensions. In the example you give, R^<ω has countably infinite dimension, but the dimension of its dual is uncountable. http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/634
635: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 14:40:37.85 ID:6Rgz8i9T NGワード出まくりで、わけわからんな 怪しいところを全部カットした。リンクを辿れ おっと、リンク通るかな? http://math.stackexchange.com/questions/58548/why-are-vector-spaces-not-isomorphic-to-their-duals/58598#58598 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/635
636: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 14:41:21.99 ID:6Rgz8i9T ああ、vector は通るみたいだな http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/636
637: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 15:01:30.15 ID:6Rgz8i9T >>633 和文の証明がないが・・・(^^; 下記教えて!gooの対角線論法で、「R の位相的特徴を抜きにその濃度が可算でないことを示すことは非常に困難だと思われます」に従うと f(x)=x^α | αは任意の実数で、連続に取れるとする f(x)をテーラー展開すると、形式的べき級数が得られるから 形式的べき級数→x^α | αは任意の実数で、連続に取れる→次元αは連続の濃度 みたいな筋は浮かぶけど そんな程度かな? >>622の落合理先生の数学考究2は、初年度に近いところの講義らしいからね http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3086010.html 対角線論法 10進数展開 質問者:gururinbus 質問日時:2007/06/15 03:02 教えて!goo: No.4 回答者: koko_u_ 回答日時:2007/06/16 10:58 着眼がイイですね。 実数 R は通常、有理数 Q を通常のユークリッド位相 |・| で完備化したものとして定義されるので、その位相が R を特徴付けていると言っても過言ではないでしょう。 そのため、R の位相的特徴を抜きにその濃度が可算でないことを示すことは非常に困難だと思われます。 形式的な 10進表記を定式化するならば、羃級数の環 S = { Σ_{i=i_0〜∞} a_iX^i | a_i ∈ Z } を考えて、位上げは 10X - 1 ∈ S から生成される単項イデアルによる剰余環を考えることになるでしょう。 剰余環 S/(10X-1) の元 f(X) に (1/10) を「代入」すると実数 R の元が得られます φ: S/(10X-1) -> R S/(10X-1) にも対角線論法は使えますが、上記の φ を考えるには、やはり R の位相的性質を考えざるを得ません。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/637
638: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 15:18:40.72 ID:6Rgz8i9T >>114 あと、いままで押さえて言ってない話が、計算複雑性理論 「〜は R^N を類別するが,各類から代表を選び,代表系を袋に蓄えておく.」>>114 は、計算複雑性理論からは現実的実行は無理だよ(実行不可能) これは、数学的可否の理論よりずれているから、いままで出さなかったが https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%88%E7%AE%97%E8%A4%87%E9%9B%91%E6%80%A7%E7%90%86%E8%AB%96 計算複雑性理論 計算複雑性理論(けいさんふくざつせいりろん、computational complexity theory)とは、計算機科学における計算理論の一分野であり、アルゴリズムのスケーラビリティや、特定の計算問題の解法の複雑性(計算問題の困難さ)などを数学的に扱う。計算量理論、計算の複雑さの理論、計算複雑度の理論ともいう。 「計算量」と「計算複雑性」はともに computational complexity に対応する語であるが、個々のアルゴリズムの効率に着目する文脈では「計算量」が広く用いられるのに対し、問題に内在する本質的困難さを表す意識からは「複雑性」「複雑さ」が好まれる傾向がある。 概要 計算複雑性理論は計算可能関数の計算の複雑さを扱う。計算理論のもう一つの重要な分野である計算可能性理論では問題の解法があるかどうかだけを扱い、その複雑さや必要とする計算資源量は問わない点が異なる。 具体的には、計算複雑性理論は「あるアルゴリズムへの入力データの長さを増やしたとき、実行時間や必要な記憶量はどのように増えるか?」という問いに答える。これは、計算機の実際的な限界を与えるものであり、この理論は産業や社会にとって重要な意味を持つ。 なぜならば、計算機の性能は向上しているが、解析すべき情報も増加しているため、アルゴリズムが入力データ長の増大にうまく対応できるか否かで、計算機が現実的な問題を解決するのに役に立つか否かが決まるからである。 計算複雑性理論では、計算問題やそれを解くアルゴリズムを、NPやPといった複雑性クラスに分類する。 個々の計算問題を少ない計算資源で解くアルゴリズムを発見することはもちろん計算機科学の重要な課題だが、複雑性理論ではこれにとどまらず、計算問題が何らかの複雑性クラスに属すること、あるいは属しないことを証明したり、クラス間の階層構造を解明することも目標とする。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/638
639: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 15:46:19.37 ID:6Rgz8i9T >>624 追加 http://www.math.sci.osaka-u.ac.jp/~ochiai/olympic2010.pdf 「数学オリンピック財団主催JMO夏季セミナー」 でのレクチャートーク (180分)(2010/8/26) (木) 「数の体系の広がり, 周期積分, そして整数論-- 代数と幾何と解析の交わる世界--」 (抜粋) 複素数の中で, Q :={ 代数的数} は代数的な手法(ガロア理論)で扱える最も広い世界であり, Q の外に少しでもはみ出た世界は全て超越数であり, 通常のガロア理論では統制されない世界である. 次のような互いに相反する2つの事実に注意したい. 注意1.14. (1) Q は(ある意味で) それほど「大きくない」. 濃度をみると|Q| = |Q| である. (実際, 各自然数i でSi をQ 係数のi 次既約多項式の集合のi 個の和集合として, 定理1.8 (3) の応用として示すことができる. もちろん定理1.8 (1), (2) も用いる) (2) Q は(ある意味で) それなりに「大きい」. Q の体としての対称性をつかさどる群(ガロア群)は非常に豊富かつ複雑な構造をもっている. ここで数学と言うのは対称性を非常に大事にするとともに対称性を研究対象とする学問であり対称性を記述するのが「群」の言葉である例えば多面体の対称性などは多面体群という種類の群のことばで記述される. また体の対称性など目には見えない対称性もガロア群で司られている. ガロア理論成立以後の1世紀以上間の様々な整数論の研究の積み重ねによって有理数体上の代数拡大の対称性は以下の問題としても集約されている. そして現代数学の課題Q がもつ対称性の構造を究明したい. という問題がある. 例えば, 次のような予想は有名である: 予想(ガロアの逆問題) 全ての有限群はQのガロア群の商となるだろう. 同値な言い換えとして, 勝手な有限群 G に対してQ の有限次ガロア拡大K でGal(K/Q)〜=G となるものが存在するだろう. 例1.15. 例えば正4角形(正方形)の対称性をつかさどる群 ?σ, τ |σ4 = τ 2 = 1, τστ = σ?1? に対しては, K = Q( 4√2, i) とすると, τ : i 7→ ?i, 4√2 7→ 4√2σ : i 7→ i, 4√2 7→ i 4√2 なる変換は加減乗除を保つ体の同型である. (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/639
644: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 17:55:38.34 ID:6Rgz8i9T >>640-642 おっちゃん、どうも。スレ主です。 分かってるじゃんか!(^^; だから、「幾何的に見て、実無限の世界で可算無限を直接見ることは出来ない」にもかかわらず あたかも、直接見ることは出来るような、時枝記事の可算無限数列のしっぽの同値類 そこは大いに怪しいところだろうよ(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/644
646: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 18:07:49.21 ID:6Rgz8i9T 突然ですが Home page of Yoshinobu Laboratory at ISSP: 吉信研究室 東大 http://yoshinobu.issp.u-tokyo.ac.jp/tsurezure.html 徒然なるままに Jun YOSHINOBU 素粒子の狩人(2009/4/12) (抜粋) 朝日新聞夕刊のニッポン人脈記は面白い連載記事であり,現在は「素粒子の狩人」というシリーズが続いている.このシリーズは昨年3人の日本人がノーベル物理学賞を受賞したことが下地となっている. シリーズ第2回目では「イチゴの味? チョコの味?」と題して,東大・数物連携宇宙研究機構(IPMU)の村山さんにスポットを当てた記事であった.その中に,懐かしい名前を見つけて少々感動した. 京都大学理学部1~2回生で同じクラス(1980年入学のS6)だった大栗博司さん(カリフォルニア工科大学=CALTEC H 教授)がその人である. 当時,京大理学部の入学定員は281人であったが,それは1人の天才+280人の凡才であり,彼がその一人であるとよく仲間で話をしたものだ. 実際,「彼が物理に行くから」という理由で,3回生からの専門分野を化学や生物にした人が何人かいる. 昨年,京大理で集中講議をしたあと,人文研所属(生命科学研究科兼任)で科学コミュニケーション論・生命倫理が専門の加藤和人准教授の研究室に立ち寄ったときも,その話で盛り上がった(加藤さんもS6だった). 私がピッツバーグ大学でポスドクをしていた時,大栗さんはすでにシカゴ大学の助教授をされており(一度シカゴを訪ねたときお世話になった),その後,京大数理研,カリフォルニア大バークレー校を経て,現在CALTECHに在籍. 昨年はLeonard Eisenbud Prize for Mathematics and PhysicsおよびHumboldt Research Awardと続けて国際的な賞を受賞された. 大栗さんは東大IPMUの主任研究員でもある.IPMUの建物は柏キャンパスの物性研と宇宙線研の間に現在建設中である. http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/646
647: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 18:11:15.03 ID:6Rgz8i9T >>645 おっちゃん、ありがとうよ(^^; お疲れです 追伸 おっちゃんも、分かっていると思うが 可算無限の数列のしっぽなんて、「同値から推移律確認! はいおわり」 それですむ話じゃないだろうと http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/647
648: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 18:18:01.13 ID:6Rgz8i9T 大栗先生からみ http://research.kek.jp/people/seto/index-j.html 瀬戸秀紀(せと・ひでき) 高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究 中性子科学研究系教授・工学博士 http://research.kek.jp/people/seto/road2res1.html 研究者への道 表紙へ 1. 学部生まで (抜粋) 私が物理学者を志したのは高校生の時だったと思うのだが、きっかけは中学3年生の時だった。同級生から紹介されて読んだ相対性理論に関するブルーバックス。たぶん都筑卓司さんか佐藤文隆さんの本だったのではないだろうか。 もう一つ印象に残っているのが、3回生の時のシッフの「量子力学」を原書で読んだゼミ。同級生同士でやったのだがその中の1人がめちゃくちゃできるやつで、何だかひどい劣等感に呵まれた記憶がある。 その1人、と言うのは大栗博司君で、その後京大の修士課程を出た途端に東大の助手になり、超弦理論の有名人となり若くしてカリフォルニア工科大の教授になった、とのこと。さもありなん、である。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/648
649: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 18:19:20.10 ID:6Rgz8i9T >>648 つづき また当時遠藤研の助手だった田村剛三郎先生には、物性実験とはどういうものか、その神髄を教えてもらったような気がする。 この課題演習での実験は泥臭く、高校生の頃に想像していたような華々しい「物理学」とは印象を異にするものだったのだが、しかしむしろ私の進路に対する影響は大きかった。 なんせそれまで同級生や先輩と接してきて自分より優秀な人が多いものだなー、と感じていて、当初の志望だった素粒子論や宇宙論なんて無理かも、と思っていた矢先である。自分に向いているのは理論よりも物性実験かも知れない。そんな方向性を決定づけてくれたのが、このB1での半年間の経験だった。 そして十分に準備して大学院入試に臨んだものの残念ながら面接で落とされ(今でも覚えているのだが、物一の面接に進んだ19人の中で落とされたのは3人だけだった)、たまたま受けた(確か友達が受ける、と言ったからつきあいで受けたのだったと思う)阪大基礎工への進学、と言う道を選択せざるをえなくなる。 しかし後から考えると、この転換点は私の「研究者への道」にとっては非常に大きなものだったようだ。 阪大基礎工の大学院に進学した理由は、もちろん京大に落ちてそこしか行くところがなかったからなのだが、それよりも院試に落ちた直後に浅井先生に相談に行った時に「あなたは阪大に行きなさい」と言われたのが決定的だった。 浅井先生と他に話をした記憶はほとんど残っていないのだが、この冷たい宣告(と、当時は思った)は非常に印象的で、これを聞いて私は「いずれ京大を見返してやるぞ」と思ったものだった。とは言え「相転移」をメインテーマにしたいと思っていた私にとっては、実は京大理よりも阪大基礎工の方が適していた、と言うのは後から分かったこと。 そう言う意味では、浅井先生の忠告は極めて適切だった、と言わざるをえない。 因みにその浅井研での課題研究でやったこと、と言えば、同級生の川口昭夫君と一緒にエイコサンの結晶を走査電子顕微鏡で見て、その写真を撮っただけだった。 京大理学部の伝統のおかげで卒論を書くこともなく(つまり「研究」の名には値しない)課題研究の単位をもらい、高校の理科教員の資格ももらって、学ぶことの多かった京都の4年間を無事終えて大阪に移ることになった。 (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/649
651: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 18:40:32.23 ID:6Rgz8i9T >>647 時枝記事の問題点>>114-115 を、まとめておく 1.そもそも、可算無限の数列のしっぽなんて、「同値から推移律確認! はいおわり」 それですむ話じゃないだろう 2.コーシー列はヒルベルト空間内だが、時枝記事のR^Nはヒルベルト空間外。ヒルベルト空間外の数列は扱いが難しい。ま、そこらがトリックのネタだろう 3.”しっぽが一致する”を実際の数列について、判別する方法(実行方法)が与えられていない(絵に描いた餅だ。数列の最初から見て行っては終わらない) 4.決定番号があやしい。特に、決定番号の確率分布がすそが重い(超ヘビー)確率分布になるから、99/100が言えない(∵大数の法則も中心極限定理も不成立だから) 5.さらに、確率分布の変数として、決定番号を見たときに、定義域は[1, ∞)となる。だから、∞まで考える必要がある。この点からも、99/100は簡単に言えない 6.0〜9の数を箱に入れる極簡単なミニモデルでも、可算無限数列のしっぽは、現代数学では扱えない (このミニモデルでは、実数の無限小数展開と平行して論じられるので、便利なのだが) まして、任意の実数が箱に入る場合(つまり1つの箱に連続無限大の自由度があるモデル)においておや http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/651
656: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 19:42:06.68 ID:6Rgz8i9T >>650 はいはい 訂正しておくよ (訂正開始) 2016年の現時点では、ある実数が、下記のような収束級数として、与えられたときに、e+πなどは、無限小数展開で、有理数であるのか無理数であるのか証明されていない」、つまり判別できない 有理数は、無限小数展開で、循環小数になることが分かっている(「数の体系の広がり, 周期積分, そして整数論-- 代数と幾何と解析の交わる世界--」落合理 P2より) だから、e+πなどは、無限小数展開のすその方で、循環小数になるか否か現時点では不明 さて、e+πの無限小数展開から、時枝記事の数列a0,a1,a2,a3,・・・・,an,・・・ が構成可能だ ところで、e+πなどは、無限小数展開のすその方で、循環小数になるか否かが分からないとなにが不都合か? >>114 2項で「〜は R^N を類別するが,各類から代表を選び,代表系を袋に蓄えておく」となっているので、この実行が時枝解法のキモ 数列のしっぽの判別で、どの類に属するか(例えば大まかに言えば有理数に属するか無理数に属するか)が分からないと、この解法が実行できない 2016年の現時点では、数列のしっぽの判別が、実行できない例があると https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8E%E6%9D%9F%E7%B4%9A%E6%95%B0 収束級数 例 オイラーの定数 γ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%AE%9A%E6%95%B0 オイラーの定数 γ あるいは、 e =1/1!+1/2!+1/3!+1/4!+・・・+1/n!+・・・ π=1-1/3+1/5-1/7+・・・=Σn=0-∞(1/(2n+1))*(-1)^n (ライプニッツの公式) で、e+πやe−πや円周率 π や自然対数の底 e の大抵の和、積、べき乗は、有理数であるのか無理数であるのか超越的であるのか否かは証明されていない。(下記) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E8%B6%8A%E6%95%B0 http://www.math.sci.osaka-u.ac.jp/~ochiai/olympic2010.pdf 「数学オリンピック財団主催JMO夏季セミナー」 でのレクチャートーク (180分)(2010/8/26) (木) 「数の体系の広がり, 周期積分, そして整数論-- 代数と幾何と解析の交わる世界--」落合理 大阪大学 (抜粋) 実数の中で有理数は循環小数として特徴づけられる. (引用終り) (訂正おわり) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/656
657: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 19:43:50.63 ID:6Rgz8i9T 新スレ立てた (^^; 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む26 http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1480758460/ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/657
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