【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ (630レス)
【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/
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205: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga] 2022/09/24(土) 20:52:27.45 ID:soeJQuMi0 ポロロォォ〜ン♪ギュイギュィィ〜ン!!(二代目妖精騎士ガウェインに糸が貼りめぐる) トリスタン「捕らえた!!」ポロロォォ〜ン♪(弦を奏でる) 二代目妖精騎士ガウェイン「ヌワァァァ!?」ガシュガシュッ、ギュィィ〜ン、バシィィン!!(妖糸に拘束される) ギュィィ〜ン!ギギギィィ〜〜!!(二代目妖精騎士ガウェインを締め上げる) ガタガタンッ!(磁力が止まり、武器が地面に落ちる) 武蔵「おぉ!ナイスアシストだよ、トリスタン郷!」ガシッ!(刀を拾いながら感謝する) ツーカイザー「悪ぃな、あんたのおかげで助かった!」ガチャッ!(ギアダリンガーを拾いながら感謝する) トリスタン「ええ。二代目の妖精騎士ガウェインと名乗る者よ、私はあなたに対して失望しています。あなたと先に戦ってたMrs.バーゲストが言ってたように、」 トリスタン「あなたには、私が知っているガウェインの同じような騎士道も品格もなく、ただ自身の我欲とプライドだけに忠実だけの浅ましいだけの妖精。」 トリスタン「あなたのような妖精がガウェインを名乗るなど、私は悲しいを通り越して、あなたに多大な怒りを感じています!」 トリスタン「あなたのような者に、円卓の騎士ガウェインの名を名乗る資格などありません!せめてこの我が矢で永久に眠るがいい・・。」キィィィン!(魔力を集中させる) 二代目妖精騎士ガウェイン「き、貴様ぁぁぁ〜〜〜!?」ギギギィィ〜〜!!(締め上げられている) ギギギィィ〜、ギュィィィ〜〜!!(トリスタンの弓に魔力の光矢が込められる) トリスタン「その肉を刻むは我が悲しみと知れ。フェイルノ・・・・」ギギギィィ〜!(狙いを定めようとするが・・) 二代目妖精騎士ガウェイン「―――!。カァァ〜〜〜!!」ブシャァァァ〜〜!!(口から水鉄砲を放つ) トリスタン「―――――!?」放たれた水鉄砲を見て・・ 【(危ない!?)】 【避けるんだトリスタン!】← バシャァァ〜〜!!バリバリィィ!!(水鉄砲がトリスタンの上半身にかかる) トリスタン「グハァァッ!?」バリバリィィ〜〜、ガシュゥゥーン!!(水鉄砲を受け、光矢が上空に放たれる) ガシュゥゥ〜〜!ビリビリィィ〜〜・・・(トリスタンの両腕と胸元がタダレてしまう) トリスタン「ガハァッ・・、ァァァァ〜〜・・・」ドロォォ〜・・(身体のタダレに苦しむ) アルトリア「トリスタン!?」タタタタァァーー!(駆けつける) ダ・ヴィンチちゃん「口から溶解液らしき水鉄砲だって!?あの妖精はそんなモノまで隠し持ってたのか!」驚いている 二代目妖精騎士ガウェイン「フッ・・危うくアイツの必殺の矢を喰らうところだったぜ。」ドヤァ・・ ビリビリィィ〜〜、バギュギュゥゥン・・・スタッ!(雷撃で妖糸をすべて断ち切る) 武蔵「くぅぅ・・卑怯だぞ!やられそうになったからって、口から溶解液を出すなんて!!」キリキリィィ〜!(怒りを見せる) 二代目妖精騎士ガウェイン「フンッ!何を言われようが所詮、戦いに生き残っている奴が勝者だ!勝つためなら何をしても良いんだよ!」 二代目妖精騎士ガウェイン「騎士の品格?円卓の騎士?そんなのいずれ敗者になるテメエらの言いぐさなんて聞きたくねえよ!!」キィィィン、ビリビリィィ・・(腕部分が光り、電流が流れる) 二代目妖精騎士ガウェイン「ウリャァァァ〜〜!!」ジャキィィン!バリバリィィ〜〜!!(X字型の豪雷斬撃と落雷を放つ) バリバリィィ〜〜!!ドカドカドカァァァァ〜〜〜!!(雷撃が放たれ、爆風がアルトリアたちを襲う) アルトリア、ダ・ヴィンチちゃん、武蔵「キャァァァァ〜〜〜!?」バリバリィィ〜〜、ドゴォォ〜〜ン!!(攻撃を受ける) トリスタン、ツーカイザー、オベロン、藤丸立香「うわぁぁぁ〜〜〜!?」バリバリィィ〜〜、ドゴォォ〜〜ン!!(攻撃を受ける) アルトリアたちは二代目妖精騎士ガウェインが放ったX字型の豪雷斬撃と落雷の攻撃を受けていき、その落雷による爆風による追い打ちをあって、 アルトリアたちはそれにより、二代目妖精騎士ガウェインの前に窮地に立たされていくのであった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/205
206: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga] 2022/09/24(土) 23:32:39.26 ID:soeJQuMi0 燃えさかるウェールズの森:二代目妖精騎士ガウェインとの戦いから少し離れた場所 ノシィィ・・・(木を背に休ませている) バーゲスト「セツノ、しっかりするんだ、セツノ!」呼びかける セツノ「ゥゥゥ・・・お母さん・・お父さん・・・?」落ち着いている アルト「すまないセツノ・・・君があのまま我を忘れて戦っていたら、いずれ女王軍に殺されるんじゃないかと思って、つい・・・」謝罪する アルト「セツノのことはバーゲストから聞いている。セツノ・・君は他人が悲しむ事で流れる『悲しみの涙』を止める事がセツノの妖精としての『目的』なんだよね?」 アルト「なんで黙ってたんだ。『悲しみの涙』なんか、何をやっても止める事なんか難しいというのに・・。話してくれれば、俺がどうにかしてあげたというのに・・。」 セツノ「――ごめん、なさい・・。セツノは・・・セツノはどうしても見たくなかったの・・。セツノのせいで・・お父さんたちが傷ついていって、『悲しみの涙』を流すんじゃないかって・・。」ウルウルウル・・(涙を流す) アルト「セツノ・・・。」 セツノ「セツノ・・・本当は怖いの・・。戦っているセツノ・・言葉を伝えるセツノ・・・セツノはセツノ自身が怖いの・・。」 セツノ「セツノの過ちのせいで、誰かがセツノの嫌いな『悲しみの涙』を流すんじゃないかって・・。そう思っていると、セツノはとっても辛いの・・。」 セツノ「お父さんも・・お母さんも・・メリュジーヌお母さんも・・お兄ちゃんお姉ちゃんたちも・・アルトリアたちも・・ハベニャンたちも・・」 セツノ「みんなみんなみんな・・・セツノのせいで傷ついて、そのせいで『悲しみの涙』を流してしまうとなると・・、セツノは・・・」ポロポロポロ・・(涙を流している) アルト「・・・・・・・」泣いているセツノを見て・・ ガシッ、ギュゥゥゥ〜!(セツノを抱きしめるアルト) アルト「・・泣いたっていいんだよセツノ!『悲しみの涙』も『喜びの涙』も関係なしに、みんな泣いたっていいんだよ!」 アルト「『目的』がどうかなんて関係ない・・セツノも俺たちもみんなも、喜びも悲しみも含めて泣いても良いんだよ。」 セツノ「!?。泣いてもいい・・・セツノも・・・みんなも・・・」 アルト「ああ。その代わりに泣いた分だけ・・・笑えばいい。たくさん泣いたあとは、それ以上の分だけ、みんなが笑顔に出来るようすればいい。」 アルト「妖精騎士アグラヴェインたちやモルガンが奪ったのはヴァージェやカルデアス島の住民たちの命だけじゃない・・みんなの『笑顔』さえも奴らに奪い去ってしまったんだ。」 アルト「誰かが『悲しい涙』を流れ続けるのは、その誰かの心に笑顔を作ることが出来ない状況にある。その事はどこの誰でも起こりえる事だからね?」 アルト「セツノはただ“涙を流すのを止める”んじゃなく、“涙を流した後に、笑うことが出来る”ようにする事がセツノの『目的』の真実と言ってもいい。」 アルト「それはセツノも同じ事だ。セツノが泣くなら俺たちも泣く・・セツノが笑えば俺たちも笑う事が出来る。」 アルト「だからもう、『悲しみの涙』の事でセツノ自身が苦しまなくていいんだ。セツノがその事で泣くのならば、俺は泣きたくても泣けないからな・・。」 セツノ「・・喜びも悲しみも関係なく泣いて・・泣いた分だけ笑えるように・・・・」 ――――――――――――――――――――――――― 人の心に悲しみがあるから、みんなは泣くことが出来るのはわかるけど、みんなが泣いた分だけ笑えるようにすれば良いという事なんて、セツノは考えもしなかった。 『悲しみの涙』が止められないというなら、その泣いた分だけ、みんなが笑って過ごせるようにすれば良い・・・。 泣いた分だけ笑顔になる。泣かせちゃったら、笑わせればいい・・。お父さんはセツノにそう教えてくれた。“泣いてもいいから、その分だけ笑えるようにすればいいと・・。 そしたらセツノは怖くなくなった。誰かを泣かせてしまうんじゃないかと恐怖するセツノ自身が怖くなくなった。 泣いていいなら泣いてもいい。泣いた分だけ笑えば、みんなも笑顔になれる・・。そういうセツノを思うようになったら、セツノの心が温かくなった。 セツノはなりたい・・・なってみたい・・。『悲しみの涙を流させない』という『目的』を叶えるセツノよりも、 “みんなで泣いて、みんなで笑い合う世界を作り出す”・・・そういう思いと願いを叶えたセツノの姿のことを・・。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/206
207: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga] 2022/09/25(日) 11:07:00.93 ID:xzjAzbzG0 タタタタタァァーー!(村正が通りかかる) 千子村正「っとぉ・・アルト!?あんた、こんなところで何をしている!アルトリアや藤丸たちはどうしたってんだ!」 アルト「村正か!実はセツノのことでトラブルがあって、村正の方はどうしてここに?」 千子村正「なに、虫の知らせってヤツだ!どうもアルトリアのことが放っておけなくてな。急いでアイツらの元へ行こうとしてたんだが・・・」 バリバリィィ〜〜!!ドカドカドカァァァァ〜〜〜!!(雷鳴と爆発音が鳴り響く) 千子村正「!?。どうやら向こうで何かあったらしいな・・アルト!」 アルト「ああ。すぐに向かう!バーゲストはセツノを頼む!俺はガウェインのヤツを・・・・」立ち上がろうとする ガシッ!(アルトの手を掴むセツノ) セツノ「待って・・・セツノも行く!セツノ・・もう大丈夫だから!」 セツノ「セツノ・・アルトリアたちに迷惑かけた・・。だからセツノはその分、みんなの償いをしたいの!お父さんが言ってた、“涙を流した後に、笑うことが出来る”ようにする為に!」 アルト「セツノ・・・、わかった!今度はちゃんと俺の言うことを聞くんだぞ、セツノ!」 セツノ「はい!!」頷く タタタタタァァーー!(村正と共にアルトリアたちの救援に向かうアルトたち) アルトはアルトリアたちの戦いから離れた場所でセツノと話し合い、セツノはアルトに自身の心に秘めたことを全て吐き出していき・・ 近くで爆発音がしたことでアルトリアたちの危機を察知し、セツノと十分に話し合ったアルトは、彼女たちと偶然通りかかった村正と共にアルトリアたちの救援に向かうのであった。 ―――――――――――――――――――――――― 燃えさかるウェールズの森:二代目妖精騎士ガウェインとの戦いのまっただ中 ビリビリィィ〜、ドサッ・・・・(ボロボロとなっているカルデアのマスターたち) 二代目妖精騎士ガウェイン「ククククゥゥ・・・・」ガシッ、グググゥゥ〜!(武蔵の胸を掴み、持ち上げる) 武蔵「!?。クゥゥ・・・」辱められる 二代目妖精騎士ガウェイン「全く・・女のくせに剣士を名乗っているんとはなぁ〜?この体つきであれば、ネオ・ニュー・ダーリントンで遊女として売れるかもしれないかもな?」モニュモニュモニュ・・(胸を揉む) 二代目妖精騎士ガウェイン「この胸の大きさでなら、レオンゴンの奴が気に入りそうし、『予言の子』も一緒に売れば、売値は高くつくかもしれんからなぁ〜!」ゲラゲラゲラ!(笑う) 武蔵「クゥゥ〜〜、離して!私はあんたが言うような娼婦の女にはならないから!!」グググゥゥ〜、トントンッ!(あがいている) アルトリア「む、武蔵さん・・・・」グググゥゥ〜〜・・(二代目妖精騎士ガウェインに踏まれている) 【アルトリア・・・武蔵ちゃん・・・】 オベロン「ううう・・・・・不意打ちとはいえ・・今の僕たちは大ピンチといってもいいよね?」地に伏せている ダ・ヴィンチちゃん「うん・・。相手はガウェインの名を着名してる妖精騎士であり、アグラヴェインから力を貰った異端の妖精(イレギュラーズ)だからね。苦戦は免れないと言ってもいい・・。」 ダ・ヴィンチちゃん「せめて・・・あの二代目妖精騎士ガウェインの真名を暴くことさえ出来れば・・・ウウウ・・・。」ビリビリィィ〜〜・・(ダメージを受けている) ゾックス「ああそうだな・・。あいつの真名さえわかれば、こっちが知ってる限りの事で、ヤツへの攻略法がわかるはずなのだが・・」 ゾックス「(あの牙の氏族なのかわからない姿をしていて、尚且つ口から水鉄砲を出したり、剣さばきに使え慣れているように見えるし・・)」 ゾックス「(それあいつが言ってた、ソード・アルタイルとソード・ベガという妖精剣・・。あの剣の形やその斬れさばき・・これじゃあまるで・・・。)」考えている 二代目妖精騎士ガウェインによって窮地に立たされたアルトリアたちは、二代目ガウェインにアルトリアと武蔵ちゃんが陵辱されており、 地面に倒れているダ・ヴィンチちゃんたちは、どうにかして二代目妖精騎士ガウェインの真名を必死に暴き出そうと模索をしているのであった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/207
208: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga] 2022/09/25(日) 14:10:59.69 ID:xzjAzbzG0 千子村正「ツリャァァァ〜〜!!」ヒュンッ、ジャキィィーン!(上から奇襲をかける) 二代目妖精騎士ガウェイン「なにっ!?」ビリリィィ、ガキィィン!!(宙に浮く妖精剣2本でガードする) アルト「(ザ・ワールド・・時よ、止まれ!!)」ギュウゥゥン!! 二代目妖精騎士ガウェイン、千子村正「」ピタッ!(時が止まっている) アルトリア、武蔵「」ピタッ!(時が止まっている) アルト「―――!!」シュッ、シュッ!(アルトリアと武蔵を連れ出す) アルト「そして時は動き出す・・・」ギュゥゥゥゥ!! ギギギギィィ〜〜!!(村正たちの時が動き出し、村正が押し出していく) 二代目妖精騎士ガウェイン「クッ、クソォォ!!」ヒュンッ!(その場からかわしていく) 千子村正「ツゥゥッ!」ヒュンッ、ジャキンッ!(二代目妖精騎士ガウェインに向けて構える) 二代目妖精騎士ガウェイン「クゥゥ・・・!?アイツらがいねぇ!?まさか、三澤亮太のヤツゥゥ〜・・!」ギィィ!(アルトたちを睨み付ける) タタタタタァァーー!(セツノとバーゲストも、アルトリアたちと合流する) 千子村正「おい大丈夫か!爆発がしたと思ったら、とんでもねえ程にやられているみたいじゃないか!」 アルトリア「村正・・!それにアルトさんも!助けてくれたんですか!」 アルト「ああ。遅くなってすまない・・セツノとは折り合いに話を付けたからな。村正とは偶然にも向こうで鉢合わせたからね。」 千子村正「ああ。この様子だと、あの二代目妖精騎士ガウェインの卑怯なやり口に苦戦しているみたいじゃねぇか・・。」 二代目妖精騎士ガウェイン「チィィ、村正めぇ〜!一度ならず二度までも、俺の邪魔をしやがってぇぇ〜!!」キリキリィィ〜〜!!(怒りを見せる) キィィン!ズズゥゥ〜!(アルトのヒール(回復)を受けながら立ち上がるアルトリア) アルトリア「ツゥゥ・・・当たり前よ!あなたみたいな卑怯なことしか取り柄がない奴に、私たちは負ける訳にはいかないんだから!」キリッ! アルトリア「なにが妖精騎士だ、ふざけんな!女王や上司のアグラヴェインの命令に従うだけ、妖精を守っていない!トリスタン郷が言ってた円卓の騎士を名乗るなんて烏滸がましいに極まりないよ!」 アルト「そうだ!俺の妻であるバーゲストが憧れ、自身にその着名(ギフト)を付与させる程に尊敬される太陽の騎士の名に恥じる行為をし続けるアンタを、俺たちは許しはしない!!」 アルト「それにお前・・随分と昔の特撮アニメで見た程度だけど、お前がその着名(ギフト)で隠した真名を、俺は知っている!」 アルトリア「!。アルトさん、まさかあのガウェインと名乗る妖精の真名を既に知っているのですか!?」驚く アルト「ああ。だがアイツはな、アルトリアが言うような妖精でもない・・むしろアイツはこの世界にはいない存在なんだ・・。」 アルト「ボクデン星人ビスケス!アイツは『特捜戦隊デカレンジャー』でデカレンジャーに倒されたはずのアリエナイザー・・。いわゆる宇宙人って奴だ!」バァーン!! ゾックス「デカレンジャー・・・・まさかそんな・・アイツが・・・!!」驚愕している 二代目妖精騎士ガウェイン(■■■■■■ ■■■■)「―――!!!?」ビクッ!?(驚愕している) アルトたちは二代目妖精騎士ガウェインに奇襲をかけ、彼に捕らえられたアルトリアと武蔵を助けていき、アルトは二代目妖精騎士ガウェインの真名を彼の目の前で暴露した。 二代目妖精騎士ガウェインは、その突きつけられた自身の真名にただ、激震するのであった・・。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/208
209: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga] 2022/09/25(日) 15:26:51.24 ID:xzjAzbzG0 真名判明 二代目妖精騎士ガウェイン→真名:ボクデン星人ビスケス(IFの世界) ―――――――――――――――――――――――――――――― 【元ネタ】特捜戦隊デカレンジャー、俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ 【CLASS】セイバー 【真名】ボクデン星人ビスケス 【出身地】ボクデン星、特捜戦隊デカレンジャーのIFの世界 【性別】男性 【身長・体重】227cm・114kg 【属性】混沌・悪 【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:B 魔力(能力):B+ 幸運C− 宝具B+ 【クラス別スキル】 対魔力:C 大魔術、儀礼呪法等、大がかりな魔術は防げない。 彼自身に対魔力が皆無なため、セイバーのクラスにあるまじき低さを誇る。 騎乗:C 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、 野獣ランクの獣は乗りこなせない。 【固有スキル】 騙し討ち(不意打ち)のテクニック:C++ 決闘戦闘において判定に不正なパフ補正が付与される 一定の確率で相手に大ダメージを与え、最悪の場合、戦闘した相手の殺害に至る 本来、セイバークラスのサーヴァントにはあるまじきスキル。 溶解液の水鉄砲:A 騙し討ち(不意打ち)の際に使われるスキルの1つ。 当てられた相手の箇所によって攻撃不能、行動不能、○○部分の使用不能の付加が付与される 磁力と雷電の異端の亜鈴:計測不能 妖精騎士アグラヴェインに与えられた異端の亜鈴の1つ。 神代並の雷属性の攻撃を放つことができ、電磁場により多くの鉄製の物を動かすことができる。 【宝具】 『妖精剣・栄誉の銀河一刀(ソード・アルタイル)&憎悪の銀河一刀(ソード・ベガ)』 彼の世界に伝わる剣術・「銀河一刀流」に必須となる二振りの名刀。 ただし憎悪の銀河一刀(ソード・ベガ)だけは生前に本来の持ち主から奪った物であり、雷電磁力の異端の亜鈴を使わなければ、思うように震えない。 『磁雷斬りの日輪の銀河一刀』(アルタイル・ガラティーン)』 妖精剣・栄誉の銀河一刀(ソード・アルタイル)と『磁力と雷電』の異端の亜鈴を最大限に発揮し、その力を持って相手をすれ違いざまに引き裂く必殺の剣技。 また、憎悪の銀河一刀(ソード・ベガ)も使用することで、その威力を倍増することも可能。 【解説】 妖精騎士アグラヴェインによって『夢の氏族』の妖精となった、元・ボクデン星出身の宇宙人犯罪者。通称:アリエナイザー 特捜戦隊デカレンジャーの正規ルートでは彼が兄弟弟子であるドギー・クルーガーに倒されているところ、IFの世界では彼がドギー・クルーガーを倒している。 その他、その仲間であるデカレンジャーも皆殺しにしており、その関連から多くのスーパー戦隊からの報復を受ける事となり、 それらからの逃亡の際にブリテン異聞世界からの取り替え(チェンジリング)によって、妖精國ブリテンに迷い込む。 その後は妖精騎士アグラヴェインよって『夢の氏族』の妖精となり、國家試験の合格によって上記の異端の亜鈴を手にし、妖精妃モルガンから二代目妖精騎士ガウェインの着名(ギフト)を授かる。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/209
210: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga] 2022/09/25(日) 21:41:17.49 ID:xzjAzbzG0 第32節:暴かれる真の名前 ――――――――――――――― 数分前・・・・ウェールズ:燃えさかる秋の森(パーシヴァルサイド) ガシュンッ!ジャキン!バシュゥゥ〜〜!!(女王軍・騎士たちを倒していくパーシヴァルとメリュジーヌ) パーシヴァル「森に火を放ち、無抵抗の者を惨殺する・・・!これが女王の制圧か!おまえたちに、騎士を名乗る資格はない!」キリキリィ〜!(怒りを露わにしている) 千子村正「二旗を一刺しとは恐れ入る!“人域の限界者”の異名、伊達じゃあねえなパーシヴァル!」二カッ! メリュジーヌ「村正、君がそういうのは勝手だけど、私はこのアロンダイト一振りで女王軍の騎士5騎の頭をはねている。私はパーシヴァルの更に上を行ってるぞ?」 千子村正「そりゃアンタがアルビオンの妖精だから言える事だろ!反則過ぎるに他ならねえよ!!」ムカァァ! 千子村正「とはいえ、メリュジーヌは良いとして、パーシヴァルの方はそれらしくねえ。いつもの落ち着きはどうしたんだ。」 千子村正「剛力無双にして理路整然。体も心も大きいのが売りだったろう?」 パーシヴァル「!・・・・・。そうでした。団長なのですから、外見通り、冷静であらなくては・・・」ハァ〜・・(落ち着こうとする) メリュジーヌ「パーシヴァルが熱くなるのは無理もない・・。あの小さくか弱い妖精たちが住処をしている森ごと燃やされ、殺されていっているからね・・。」 メリュジーヌ「私もまた、心の中ではパーシヴァルと同じ気持ちさ。違うのはこういう状況になれてしまっている類いだろう・・。」 メリュジーヌ「なんたって昔の私は、ただ私の愛だったオーロラの望むままに動いてきたのだから・・・」シュンッ・・(悲しげな顔を見せる) パーシヴァル「メリュジーヌ・・・。」心配そうにしている 立花響「メリュジーヌさん・・・。」心配そうに見ている パーシヴァル「・・・過ぎ去った過去を引きずってても仕方がありません。我らは我らの掲げた信念の為に、ただ前に進むしか無いと言ってもよいでしょう。カルデアの皆さんやアルトさんたちがそうしてきたように・・。」 パーシヴァル「ありがとうメリュジーヌ、村正殿。おかげで目が覚めました。他の女王軍の姿もない。こちらは私たちだけで充分です。」 パーシヴァル「生き延びた妖精たちを探します。村正殿はアルトリアの方に行ってください。先ほどから、ずっと心配されているのでしょう?背中越しに分かりますよ。」 パーシヴァル「メリュジーヌも同じ事です。アルトさんを自身の夫として心から信用しておられますが、メリュジーヌもまた、背中越しで彼の事が心配である事が見え見えですよ?」ニコッ! メリュジーヌ「〜〜〜〜〜〜」カァァァ〜〜!(顔を赤くする) メリュジーヌ「そ、それは・・純恋愛の宝石で気持ちと感覚が繋がってて、なんかその・・なんだかあっちにいるアルトが何かを心配する気持ちを感じ取ってねぇ・・。」 メリュジーヌ「こういう事は家族以外には見せないようにしているのだが、パーシヴァルに見透かされたとなるとは、私、少し感覚が鈍ってきたのかぁ〜・・?」カァァ〜・・(恥ずかしがる) 立花響「そ、そんなわけありませんよ!メリュジーヌさんはとても可愛くて、強くて、格好良くて・・とにかくただ凄い妖精さんですよ!」 立花響「少し気持ちが緩んだだけで、メリュジーヌさんが歳を取っているなんて私は感じていませんよ!本当に・・!」バタバタバタ! メリュジーヌ「響、そういう訳じゃないからぁぁ〜〜!?」アタフタ・・(戸惑っている) 千子村正「ハァ〜・・。まあ、俺の場合はほら・・アルトリアの奴はたまに気持ちが先に出ちまうし、藤丸の奴もなんとか気持ちを固めているが、まだがガキだ。」 千子村正「セツノやセフィーたちに親がつきそうように、アイツらには儂のような爺さんが面倒見てねえと危なっかしいだろ?」 カイニス「んな訳ないだろ!中身は鍛冶バカのじじいと2柱の神霊の混ざりモノの癖に外見だけは若い青年の男をしていてよぉ?」煽るように言う 千子村正「ンなっ!?バカはないだろバカは!!アンタも外見がデカ乳女のくせに男のような言い方をしやがって!」反論する カイニス「ンだとぉ〜〜!もういっぺん言いやがれ、コラァァ!!」ギラァァン!!(眼を赤くする) 立花響「カイニスさん、村正さん!今は言い争っている場合じゃないですよ!早く生き残りの妖精さんを避難させないと・・・」 千子村正「!。ああそうだな・・悪かった。あとの事は頼むぞ!」 タタタタタァァーー!(そのまま向こう側(アルトリアサイド)の方へ向かう千子村正) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/210
211: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga] 2022/09/26(月) 08:19:42.96 ID:1rAPpF260 カイニス「・・・ったくもう・・。同じ戦線で共闘する同志じゃなかったら、俺の槍でひと突きだというのに・・・。」ムカムカァァ〜・・(ムカついている) パーシヴァル「おちついてくださいカイニスさん・・。今は響さんの言う通り、早く生き延びている妖精たちを探さないと・・。」カイニスを落ち着かせながら・・ タタタタァァァ〜・・(ゼンカイザーとセフィーが駆けつける) セフィー「母さん、パーシヴァル殿。こっちには誰もいなかった。先ほどと同じ女王軍も、生き残りの森の妖精も・・・」 ゼンカイザー「ああ。一生懸命探したけど、周りが火事火災全開で、見つけた妖精たちも・・・」グググッ・・(悔しそうな表情を見せる) パーシヴァル「そのようですね。こちらはハズレのようですね。・・・見つけ出したものの、手遅れだった。」 立花響、ゼンカイザー、メリュジーヌ、カイニス、セフィー「・・・・・・・・・。」黙っている パーシヴァル「ですがまだ希望が残っているかもしれません。我々は西側を回りながら、アルトリアとアルトたちの向かった北側に向かおう。」 パーシヴァル「途中、要救助者がいる可能性がある。・・・ここまできて誰も救えないなんて、許されない。」 メリュジーヌ「パーシヴァル・・・君って奴は・・・」感心している ???「ウガァァァァァ〜〜〜〜!!」叫び声が聞こえる パーシヴァルたち「!?」叫び声に驚く セフィー「この叫び声は・・・まさか!?」声のした方を見て・・ ボォォォ〜〜、ガバァァァ〜〜!!(業火の中から二代目妖精騎士ランスロットが現れる) 二代目妖精騎士ランスロット「ガルルゥゥゥ〜〜〜!!」うなり声を上げている パーシヴァル「な、なんだ!?あの黒い鎧を着た凶暴な悪妖精は!?」ジャキィィン!(槍を構える) カイニス「ああ。あれが二代目妖精騎士ランスロット・・。シェフィールドで戦った、オレやセフィーたちでも太刀打ちできなかった、異端の妖精たち(イレギュラーズ)の1人だ!」 パーシヴァル「ランスロットだと・・!そうか・・あの者が女王軍の中で1番危険視されて言うという・・『亡主使いの二代目妖精騎士ランスロット』なのですか!」 セフィー「ああ・・。我ら兄弟姉妹やカイニス、それにマシュ・キリエライトでさえも、奴の前に手も足も及ばなかった。私の剣もまた、奴の歯1度噛み折られている。」 セフィー「奴に噛みつかれた妖精はたちまちに悪妖精や妖精亡主となり、奴の傀儡の兵と成り果てる異端の亜鈴をその身に宿している・・。」 ゼンカイザー「ウェェェ〜!?それって・・あの妖精に噛まれたら、たちまち俺たちもゾンビのようになっちゃうって訳なの!?」驚く セフィー「そういう事だ・・。奴の能力で生まれた悪妖精に、どれ程我らが苦しめられたと言うモノを・・・」ググッ・・(二代目妖精騎士ランスロットを見ながら) メリュジーヌ「――――――!!」ヒュ〜ン、スタッ!ジャキィィン!!(地上に降りて、アランダイトを露出させる) 二代目妖精騎士ランスロット「グルルルゥゥゥ〜〜〜〜・・・・・」メリュジーヌに向けてうなり声を出す メリュジーヌ「二代目の妖精騎士ランスロットを着名した獣じみた妖精よ・・。シェフィールドの時は私の子供たちが世話になったようだね?」 メリュジーヌ「誇り高き円卓の騎士の名を着名しているにも関わらず、ご主人様(妖精騎士アグラヴェイン)の手綱がないと悉く暴れてしまう騎士にあるまじき獣の妖精・・。」 メリュジーヌ「モルガンは何を考えて、この者にランスロットの名を与えたのは知らぬが、お前のような狂気に狂う妖精に妖精騎士が務まる訳がないわ!」 二代目妖精騎士ランスロット「グルルルルゥゥ〜〜〜!!」うなりを上げている http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/211
212: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga] 2022/09/26(月) 15:12:54.00 ID:1rAPpF260 カサカサカサァァ〜〜・・・(何者かが隠れて見ている) 騎士ポーチュン(鏡面迷彩中)「成る程・・・あの者がモルガン陛下が仰ってた、同じ『鏡の氏族』の妖精とは思えない、獣の如きの狂気の怪物・・。」 騎士ポーチュン「鏡面迷彩としているとは言え、あの者が私の側に近づいたと思うと・・考えるだけで我が妖精肌がゾッとする・・・。」 騎士ポーチュン「しかしあの者がパーシヴァル共とこのまま対峙されれば、この暗殺騎士ポーチュンの出番が無いと言っても過言はない・・。」 騎士ポーチュン「だがそれはそれで充分だ。奴らの実力がどうであれ、妖精騎士に勝てる者など、1人も折らぬからなぁ〜!」ゲラゲラゲラァァ〜!(笑っている) アルトリアたちが二代目妖精騎士ガウェイン(ボクデン星人ビスケス)と戦っている頃、同じく南側で女王軍・騎士たちと戦い、ウェールズの妖精たちの生き残りを探しているパーシヴァルたちは、 突如現れた二代目妖精騎士ランスロットと対峙し、メリュジーヌは同じランスロットの名を着名した騎士として、セフィーたちを傷つけた因縁の敵として、二代目妖精騎士ランスロットと対峙することとなり、 それを鏡面迷彩でその戦いを鑑賞する騎士ポーチュンは、敵であるメリュジーヌたちに嫌みを持って彼女たちの事を見下した態度で笑うのであった。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 二代目妖精騎士ランスロット「ガァァァァァ〜〜〜〜!!」ジャキンッ、ギュィィィーーン!!(ドリル状の双方の槍が回転する) メリュジーヌ「ハァァァ――!!」シュッ、ジャキィィン!!(アロンダイトを構えて前に出る) ガキィィン!ジャキィィン!ガキィィーン!!(槍とアロンダイトがぶつかり合う) メリュジーヌ「ハァァッ!」グルグルゥゥ〜〜、ジャキジャキィィン!(回転パドル攻撃) 二代目妖精騎士ランスロット「ウガァァァァァーーー!!」ギィィィ〜〜ン!シュタッ!(防御しつつ、後ろに回避する) 二代目妖精騎士ランスロット「ガァァァァァ〜〜〜〜!!」ギュィィーン、ガリガリィィ〜〜!!(螺旋状のエネルギーを纏った槍一本で突く) メリュジーヌ「ツゥゥゥ〜〜!!」ガキィィィ〜〜ン!!(右腕の装甲でガードする) 二代目妖精騎士ランスロット「ガァァァァ〜〜!!」ギィィン、ガシィン!!(口が露出し、口と歯が光り出す) カイニス「!?。マズい、噛みつかれたら一巻の終わりだぞ!!」二代目ランスロットの口元を見て、 メリュジーヌ「!?」二代目ランスロットの口元を見て、 二代目妖精騎士ランスロット「ガァァァ〜〜〜!!」アァ〜ングッ!(メリュジーヌに噛みつこうとする) セフィー「母さん!?」 メリュジーヌ「!!。ハァァッ!!」クルンッ!(左のパドルを回転させ、) ガキンッ、ギギギッ!(左のパドルを二代目妖精騎士ランスロットに噛ませるメリュジーヌ) 二代目妖精騎士ランスロット「アグッ!?アグググググゥゥ〜〜!?」ギギギィィ〜〜!!(パイルをかみ砕こうとする) メリュジーヌ「ここで、かみ砕く!!」ズガガガガガァァ〜〜!!(光弾と連続パンチ) 二代目妖精騎士ランスロット「アグググググゥゥ〜〜!?」ズガガガァァァ〜〜!!(連続パンチを食らう) メリュジーヌ「ヤァァァッ!!」ギュゥーン、バシュゥゥーーン!(トドメの一撃) 二代目妖精騎士ランスロット「ガ、ガァァァ〜〜〜!?」ガバッ、ビュゥゥ〜ン!(空中に吹っ飛ぶ) ヒュ〜ン、ドサッ!(地面に倒れ込む二代目妖精騎士ランスロット) セフィー「凄い・・・私が圧倒されていた二代目妖精騎士ランスロットを逆に圧倒するとは・・・!」 カイニス「フッ、なかなかやるじゃないかメリュジーヌ!これもまた・・歴戦の類いって奴だろうなぁ!」感心している パーシヴァル「ええ。しかしまだ侮れない所はありますからね?」様子を見ながら・・・ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/212
213: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga] 2022/09/26(月) 21:26:14.66 ID:1rAPpF260 ガシャッ、ムクゥゥ〜〜・・・(平然と起き上がる) 二代目妖精騎士ランスロット「ガルゥゥ・・・プゥッ!!」ペッ!(血染めのつばを吐く) メリュジーヌ「あれ。今ので内臓が破裂してないんだ。獣の如き暴れようの他に、耐久力には自身はあるみたいね。」 メリュジーヌ「・・・でもそれじゃあ追いつけない。はじめからお前は私に追いつけない。基礎構造も、技量も、魔力量も、時間も、全て違う。そろそろ諦めてくれないかな?」 二代目妖精騎士ランスロット「グゥゥ〜〜・・・アァァァァァ〜〜〜〜!!」うなり声をあげる メリュジーヌ「・・・そうだった。お前は化け物ゆえに、言葉すら理解ができず、普通にしゃべれないんだったな?お前などに言っても無駄だろうが、敢えて言っておく・・。」 メリュジーヌ「お前みたいな妖精に、妖精騎士も、ランスロットの着名(ギフト)も相応しくない!!お前など、この先代の妖精騎士ランスロットが引導と共にその偽りの名を引っぺがしてやる!!」 二代目妖精騎士ランスロット「!?。グガァァァァ〜〜〜〜!!」大声で叫ぶ ガキンッ、ギュィィィーーン!!(螺旋状のエネルギーを纏った双方の槍を構える二代目妖精騎士ランスロット) メリュジーヌ「宝具か・・・ならば私の宝具とお前の宝具・・。どちらが上なのかを見せてやろう!!」キィィ〜ン!(魔力を集中させる) 二代目妖精騎士ランスロット「ガァァ〜〜〜!!ウガァァ〜〜〜!!」ダダダダァァ〜〜!!(メリュジーヌめがけて走り出す) メリュジーヌ「真名、偽装展開。清廉たる湖面、月光を返す!」ジャキンッ、ビュゥゥン!!(二代目妖精騎士ランスロットに突っ込む) 二代目妖精騎士ランスロット「ガァァァ!!」ダダダダァァ〜〜!! メリュジーヌ「――――沈め!」ジャキィィン!!(アロンダイトを前に出し、) 二代目妖精騎士ランスロット「狂気に狂いる乙女狂狼(バーザーグ・イーラ・ルプス)!!」ギュォォォ〜〜ン!!ガゴォォン!! メリュジーヌ「『今は知らず、無垢なる湖光(イノセンス・アロンダイト)』!!」ギィィィ〜〜ン!! ガギギギィィ〜〜、ビカァァン!!ドガァァ〜〜ン!!(大爆発を起こす) ゼンカイザー、セフィー、カイニス「ヌワァァ!?」ビュゥゥ〜〜!!(爆風が吹き荒れる) パーシヴァル「危ない!?」ガバッ!(爆風から響を庇う) 立花響「キャァァ!?」ビュゥゥ〜〜!!(爆風が吹き荒れる) 騎士ポーチュン「ヌワァッ!?」ビュゥゥ〜〜!!(爆風が吹き荒れる) ドゴォォーーーーン!!シュゥゥ〜〜・・・(爆風によりあたりの森の炎がはほとんど消されていた) カイニス「ツゥゥゥ・・・!?。さっきの爆発でこの場所の火が消してんだぞ!?」回りの鎮火された森を見て・・ セフィー「ああ・・。いわゆる爆風消火ってヤツだな・・?しかし・・・」 パーシヴァル「ええ。肝心の二代目妖精騎士ランスロットとメリュジーヌの姿はどこに・・・・・!?」前の方を見て・・ モクモクモク・・・シュタシュタッ!!(黒炎から出てくるメリュジーヌと二代目妖精騎士ランスロット) メリュジーヌ「ツゥゥゥ・・・・・」黒い煤がついている 二代目妖精騎士ランスロット「グルルルゥゥ〜〜〜〜!!」うなり声を上げている http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/213
214: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga] 2022/09/26(月) 22:45:38.23 ID:1rAPpF260 メリュジーヌ「ハァ・・ハァ・・異端の亜鈴の力やランスロットの着名(ギフト)もあって、わたしと同等の魔力量を持つようになっているとはね・・。」息切れをしながら・・ 二代目妖精騎士ランスロット「ガゥゥゥゥ〜〜〜〜〜〜!!」ノシッ、ノシッ!(少しずつ進んで行く) バキッ、ベキッ、ビキビキビキビキィィ〜〜〜!!(二代目妖精騎士ランスロットのアルメットにヒビが入っていき・・・) メリュジーヌ「!?。二代目ランスロットのアルメットが・・・・!」壊れていく二代目妖精騎士ランスロットのアルメットを見てて・・ パーシヴァルたち「!?」壊れていく二代目妖精騎士ランスロットのアルメットに注目する 騎士ポーチュン「!?」壊れていく二代目妖精騎士ランスロットのアルメットに注目する バキベキビキビキィィ〜〜、ガシャァァン!!(二代目妖精騎士ランスロットの黒いアルメットが壊れる) ガシャァァ〜〜ン、バラバラァァ〜〜・・・(アルメットの破片が飛び散る) 二代目妖精騎士ランスロット(■■■)「―――――――!!」ガシャァァーン!(残りのアルメットの破片を踏み砕く) メリュジーヌ「!!!??」ビクッ!!(衝撃が走る) パーシヴァル「二代目ランスロットのメットが砕けた・・。あれが二代目妖精騎士ランスロットの素顔なのか・・?」 セフィー「ああ。そのように見えるが・・彼女は一体・・・」 メリュジーヌ「ああ・・ああああ・・ぁぁぁぁ・・・」ショックを受けている パーシヴァル「!。メリュジーヌ・・?」ショックを受けているメリュジーヌの様子を見て・・ ――――――――――――――――――――――――― 回想シーン:3年前のウェールズの秋の森にて・・ ■■■「今度こそちゃんと戦える妖精になって、皆を守りたい。苦しんでいるみんなをちゃんと守りたい。そんな『目的』があったのです。」 ■■■「私も、あんな騎士になりたい!みんなを守れる騎士になって、本当に尊敬できる王様の力になりたいって。」 メリュジーヌ「ふ〜ん・・そうなんだぁ〜・・」興味なく言う ――――――――――――――――――――――――― メリュジーヌ「・・・・・・・・・・・・」上記の回想を思いながら・・ メリュジーヌ「3年前・・・私たちがウェールズを出たあとの君の行動については、オベロンやアルトから聞いている・・。」 メリュジーヌ「君は・・私たちとの約束を破ってでも、歪みの岬でアグラヴェインたちに捕らえられたヴァージェを救うおうとした事も、そのあとからの君の存在が忽然と消えてしまったことも・・」 メリュジーヌ「君は3年前に私たちに言ったよね・・?“ちゃんと戦える騎士になって、苦しんでいるみんなをちゃんと守りたい”って・・」ウルウルウル・・(泣きそうになる) 二代目妖精騎士ランスロット「グルルルゥゥゥ〜〜〜!!」うなりを上げている メリュジーヌ「・・いったい3年前の君に何があった・・。妖精の心は移ろいやすいって聞くけど、ウェールズで会った君の心はそうじゃなかったはず・・」 メリュジーヌ「――でもどうしてなんだ!強くなりたいからって、3年前、妖精騎士アグラヴェインが企画した國家試験を受け、あんなバゲモノじみた異端の亜鈴を手に入れて・・」 メリュジーヌ「異端の妖精たち(イレギュラーズ)のメンバーとなった君は、君が胸にしていた『目的』と真逆なことをしている!」グググゥゥーー!(拳を握りしめる) メリュジーヌ「なんで・・なんで!!どうして君は・・、“みんなを守る騎士”から・・“みんなを傷つける妖精騎士”となってしまったんだ!!」 バリバリドゴォォ〜〜ン、ジュボォォォ〜〜〜!!(落雷が落ち、二代目妖精騎士ランスロット(■■■)の後ろの森が再び燃えていく) 二代目妖精騎士ランスロット→ガレス「――――――――――!!」ギラァァ〜ン!(瞳の色が赤く光る) メリュジーヌ「応えてよ!!鏡の氏族ガレス!!」激情に叫ぶ ガレス「ウガァァァァァ〜〜〜〜〜!!」雄叫びを上げる メリュジーヌと二代目妖精騎士ランスロットの宝具がぶつかり合い、その余波で二代目妖精騎士ランスロットが被ってた黒いアルメットから曝された二代目妖精騎士ランスロットの素顔・・。 それはかつて3年前のウェールズの森で出会い、『歪みの岬』の用が終わった後に戦い方を教えて貰うために再び再会すると約束したはずの、根無し草のガレスと同じ顔であり、 それを見たメリュジーヌは、動揺と戸惑いで涙を流しながらも、ガレスに向かって激情的な嘆きでガレスに叫ぶが、 二代目妖精騎士ランスロット(ガレス)はただ、メリュジーヌたちに対して、狂気に満ちた雄叫びをあげて叫び返すのであった・・。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/214
215: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga] 2022/09/27(火) 12:34:21.39 ID:HUKxM93+0 真名判明 二代目妖精騎士ランスロット→真名:ガレス〔アナザーオルタ〕 ――――――――――――――――――――――――――――― 【出典】アーサー王伝説、フランス妖精史、妖精國ブリテン、俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ 【CLASS】バーサーカー(アヴェンジャー) 【真名】ガレス(アナザーオルタ) 【地域】妖精國ブリテン 【性別】女性 【身長・体重】153cm・41kg 【属性】混沌・悪 【隠し属性】妖精 【ステータス】筋力:A++ 耐久:EX 敏捷:D 魔力:EX 幸運:E 宝具: B+ 【クラス別スキル】 狂化:E〜A+ 狂戦士(バーサーカー)のスキル。 一部の言語能力と思考を失う代わりに、魔力と幸運以外のパラメーターをスキルの上げ下げによってランクが変動する。 復讐者:EX(E相当) アヴェンジャーとしての固有スキル。 復讐者として、人の怨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。 周囲から敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。 【固有スキル】 鏡の氏族の妖精:EX(現在E) 「誰かを護り奉仕する」という目的を持つゆえに未来を詠む力に特化した能力を持つが、1度見定めた未来は例え不幸だろうと不変に当たるというデメリットを持つ。 バーサーカー及びアヴェンジャーの彼女には狂化スキルのせいでこのスキルが働かない。 与えられし3つの異端の亜鈴:測定不能(エラー) 妖精騎士アグラヴェインにより、他の異端の妖精たち(イレギュラーズ)と違って、3つの異端の亜鈴を付与されている。 『噛みついた者を妖精亡主か悪妖精化させて操る』『身体強化』『螺旋状のエネルギーを操る』と3つの種類を持つ。 【宝具】 『狂気に狂いる乙女狂狼(バーザーグ・イーラ・ルプス)』 イーラ・ルプス。馬上槍の技の冴えが宝具として昇華されたもの。怒濤の連続攻撃を叩き込んだ後、必殺の一撃を以て敵を貫く。汎人類史のガレスと同じ宝具。 彼女の場合、『身体強化』『螺旋状のエネルギーを操る』という2つの異端の亜鈴を付与しつつ、2つの回転式の馬上槍(ランス)で怒濤の連続攻撃を叩き込んだ後、必殺の一撃を以て敵を貫く。 敵を突いた直後、自身を中心として周辺に大きな大爆発を起こし、周辺にいる相手を爆発による業火で焼き払う 【解説】 ブリテン異聞帯・・・妖精國ブリテンに住む鏡の氏族の妖精にして、元・鏡の氏族長:エインセル。 本来、正規ルートの女王暦2017年にて、アルトリア・キャスターの押しかけ従者としてパーティーに加わるはずだった。 正規ルートとは異なる世界線(俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ)では、3年前にウェールズにて主人公たち一行と対面し、再会の約束を交わしていたが、妖精騎士アグラヴェインの侵攻の査察を優先し、 その後、妖精騎士アグラヴェインに捕まり、彼女から3つの異端の亜鈴を無理矢理埋め込まれ、尚且つ洗脳処置をされてしまう。 以後、妖精妃モルガンから二代目妖精騎士ランスロットの着名(ギフト)を授かった彼女は、狂気のままに異端の妖精たち(イレギュラーズ)に配属されしまう。 この一連の事から彼女は、“みんなを守る騎士”から“みんなを傷つける妖精騎士”としてその狂気のままに君臨することとなる。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/215
216: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga] 2022/09/27(火) 16:08:05.65 ID:HUKxM93+0 特捜戦隊デカレンジャーの世界(本来の世界):とある決戦場所 デカマスター「貴様など、所詮俺の敵ではない!それこそ、師匠が俺を跡継ぎに選んだ最大の理由だ!」 本来の世界のビスケス「舐めやがってぇ…!」 ギィィィーーン!!(ディーソード・ベガの刃が光り出し・・) デカマスター「銀河一刀流秘技・ベガインパルス!!」キィィーーン!ジャキィィーーン!!(縦に長く剣が振られる) ジャキィィーン!バシャァァ〜〜(縦に一刀両断されるビスケス) 本来の世界のビスケス「ぬわぁぁぁ〜〜!?」ジャキィィン、ドゴォォォ〜〜〜ン!!(一刀両断され、爆散される) デカマスター「フンッ・・。」キィィ〜、カチャン!(ディーソード・ベガを納める) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 『人生にはたった1つの大きな選択があり、その選択次第で自分自身の人生が大きく変化する・・。』 その言葉の意味は人生を歩んでいくにあたり、のちの人生を決める分岐点があり、自身でその選択を1つ決める事で、自身の人生は良い方向にも悪い方向にもいき、1度決めた道にただ進むしかない。 俺の母星に伝わる剣術・「銀河一刀流」の師範代にして、俺の父親でもあった師匠は時折、このような言葉を時折口にしていた。 師匠の弟子だった俺には師匠の言葉の意味についてはぜんぜん意味不明であり、興味もそんなになかったのは俺の記憶に少しあった。 だが今の俺にして見れば、俺がこのような人生を送る事になったのは、あの時の戦いが分岐点だったのだと、あの時の俺はそう思えなかった。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 特捜戦隊デカレンジャーの世界(IFの世界):とある決戦場所 IFの世界のデカマスター「貴様など、所詮俺の敵ではない!それこそ、師匠が俺を跡継ぎに・・・ ビスケス「―――!。カァァ〜〜〜!!」ブシャァァァ〜〜!!(口から水鉄砲を放つ) IFの世界のデカマスター「なっ・・・ぬ、ぬわぁぁぁ〜〜!?」バシャァァ〜〜!!バリバリィィ!!(水鉄砲が両手と足に直撃される) ビスケス「!!。もらったぁぁ!!ソードアルタイル!」ギャァァ〜ス!!(ソードアルタイルの魚の部分が開く)」 IFの世界のデカマスター「ビスケス・・・クゥゥ〜〜・・」バチバチィィ〜〜・・(両手と足が動かない) ビスケス「アルタイル・スラー―ッシュッ!!」ギュゥゥーーン! ギィィーン、ジャキィィーーン!!(デカマスターをすれ違いざまに切り裂く) IFの世界のデカマスター「ぐわぁぁぁ〜〜!!」ジャクゥゥン、ドゴォォーーン!!(横に一刀両断され、爆散する) ヒュゥゥ〜ン、ジャクンッ・・・(ディーソード・ベガが地面に突き刺さる) ビスケス「!。フッ、フフフフフフ、フハハハハハハハハハハ、アハハハハハハハハ〜〜!!」笑い出す ガシッ、ジャキィィン!!(ディーソード・ベガをその手に掴むビスケス) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/216
217: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga] 2022/09/27(火) 17:37:12.38 ID:HUKxM93+0 IFの世界のデカレッド「ぼ、ボスゥゥゥゥ〜〜〜!!」悲痛な叫びをあげる IFの世界のデカピンク「そ、そんな・・ボスが・・・ボスが負けるなんて・・・・。」動揺している ビスケス「フヒヒヒヒィ〜〜・・・ウリャァァァ〜〜〜!!」ジャキン、ジャキン!!(光弾の斬撃を放っていく) ジャキン、ジャキィィン!!ドゴドカァァァ〜〜〜ン!!(光弾の斬撃でデカレンジャーたちを切り裂いていく) IFの世界のデカレンジャー「うわぁぁぁぁ〜〜〜!?」バリバリィィ〜〜、ドゴォォ〜〜ン!!(攻撃を受ける) ドカドカドカァァァァ〜〜〜!!(爆風がデカレンジャーを包み込む) シュゥゥゥ・・・・・(爆風が収まり、その後のデカレンジャーたちが姿を現す) IFの世界のデカレンジャー「」切り裂かれた焼死体となっている IFの世界のエージェント・アブレア「おお・・おぉぉぉ〜〜!!やった!ついにあのにっくきデカレンジャーを倒したぞぉぉ〜〜!!」喜んでいる IFの世界のエージェント・アブレア「ビスケス、貴様のおかげであのにっくきデカレンジャーを倒すことができた!これで我らは怖いものなしだ!」 IFの世界のエージェント・アブレア「これからは我らアリエナイザーがこの地球を支配していく時代が訪れるぞぉぉ〜〜!!」喜んでいる ビスケス「・・・・・・・・」黙ってあるモノを見ている IFの世界のデカマスター「」斬れ裂かれた死体となっている ――――――――――――――――――――――――――― ポイント999。あの場所で俺の兄弟子だった宇宙人:ドギー・クルーガーをこの手で葬り去り、アイツの仲間である宇宙刑事たちさえも皆殺しにしたのが、今の『俺』だ。 ほんの一瞬の判断だった。アイツを倒すためなら手段を選ばない俺にとっては、あの瞬間で不意打ちをする事は俺にとっての好機だった。 俺は俺の目的だった兄弟子をぶっ殺し、自身がアイツより上である事を証明できた。あの時の俺にとっては最高に良い気分でもあった。 商人であるエージェント・アブレアが主催する「宇宙警察なんか怖くないキャンペーン」は、地球署の宇宙警察の全滅という形で大成功を収め、 目的を果たした俺は、奴の持ってたディーソード・ベガを自分の物とし、自身こそが「銀河一刀流」の後継者に相応しい事への評価となり得るはずだった。 だが・・・・ ――――――――――――――――――――――――――― その数日後・・・特捜戦隊デカレンジャーの世界(IFの世界):アリエナイザーの吹きだまりにて・・ ドゴォォーーン!ドゴォォーーン!ドゴォォーーン!!(スーパー戦隊たちの襲撃) アリエナイザーたち「キャァァ〜〜!!うわぁぁ〜〜!!ギャァァァァ〜〜〜!!」悲鳴をあげる スーパー戦隊のイエロー「後輩のデカレンジャーを仇を取るんたい!そうしなきゃスーパー戦隊の名が廃るったい!」 スーパー戦隊のブルー「本当はこんなことなどしたくはないが、スーパー戦隊の歴史を終わらせた奴らをこのまま生かして置くわけに行かないからな!」 スーパー戦隊のレッド「ああ。そのためにもせめて彼らの先輩である俺たちが、彼らの為に仇を取らないとな!」 ズドドドドドドォォォ〜〜!!ドゴォォーーン!ドゴォォーーン!!(スーパー戦隊のメカからの一斉攻撃) デカレンジャーの先輩であるスーパー戦隊たちが、アリエナイザーたちに対して、一歩的かつ一斉攻撃を仕掛けていき、 何かに狂ったかのように、後輩であったデカレンジャーへの弔いとして、先輩のスーパー戦隊たちは多くのアリエナイザーたちを攻撃していった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/217
218: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga] 2022/09/27(火) 21:44:06.93 ID:HUKxM93+0 とある宇宙港:一人用の宇宙船の定着所 ワァァァ〜〜キャァァァ〜〜〜!! ビュゥ〜ンビュゥ〜ンビュゥゥ〜〜ン!!(一斉に宇宙船に乗り込んでいくアリエナイザーたち) ビスケス「ハァハァハァハァ!!」タタタタタァァーー!(宇宙船へ急いている) ビスケス「―――――!?」後ろを振り返って・・ 復讐のアカレッド「まもなくこの世界は剪定事象として消え去る。スーパー戦隊の歴史を28年の月日で終わらせてしまった世界の剪定として・・」 復讐のアカレッド「私の使命は、この世界の終わりを見届ける事と・・スーパー戦隊の歴史を終わらせた者への報復である。」 復讐のアカレッド「特捜戦隊デカレンジャーを殺し、スーパー戦隊の歴史を終わらせたアリエナイザーたちよ・・報いを知れ!」ギィィィ〜〜ン!(赤い光弾を手に持ち、) ギュゥゥ〜〜ン、ドゴォォーーン!!(多くの宇宙船のある場所に赤い光弾が放たれる) IFの世界のエージェント・アブレアたち「ギャァァァァ〜〜〜!!」ドゴォォーーン!(爆散される) ビスケス「アァァ・・うわぁぁぁぁ〜〜〜!?」タタタタタァァーー!!(近くにある一人用の宇宙船に急ぐ) タタタタッ、シュタッ!ピポパポ、ギュゥゥゥ〜〜ン!!(ビスケスを乗せた宇宙艇が発進する) ビスケス「クゥゥ・・クッソォォ〜〜!あの真っ赤な奴めぇ、俺が一体なにをしたって言うんだよ!!」ガシャガシャ!(宇宙船を操縦している) ビスケス「俺はまだ死ねない・・俺が『銀河一刀流』の後継者として名を馳せるまでは、こんな辺境の惑星で死ぬわけにはいかないんだぁーー!!」ガシャガシャン!!(操縦桿のレバーを引く) ギュゥゥ〜ン、ズドォォォ〜〜〜!!(スピードが上がり、宇宙空間へと脱出する宇宙艇) ドォォーーン、ビュゥゥゥーーン!!(宇宙の彼方まで超光速で飛んでいく宇宙艇) ―――――――――――――――――――――――――――――― ドギー・クルーガーと地球署の刑事をぶっ殺した数日後・・・、俺はあの地球(ほし)で俺の世界が滅んでいく様を見た。 あの宇宙刑事たちは『特捜戦隊デカレンジャー』という組織であり、『スーパー戦隊』という世界の相続と平和を守る組織の一部として、歴史の中で代々とその使命を受け継いでいたらしい。 俺はそのスーパー戦隊の一部である『デカレンジャー』を殺し、スーパー戦隊の歴史を絶やした大罪人として、他のアリエナイザーたちと共に粛正される事となっちまった。 俺はアブレアと他のアリエナイザー共を囮にしつつ、俺は宇宙船に乗って地球から脱出した。とにかくあのスーパー戦隊の連中から逃げる為に、 俺はただ、兄弟子だったアイツを倒し、俺こそが『銀河一刀流』の後継者としてその名を馳せるまでは、あの狂った連中共に殺されるわけには行かなかったからだ。 俺はとにかく逃げた。もっと速く、もっと遠く、俺の意識が飛ぶぐらいに・・もっと、もっと、もっと遠くに・・・・・ ―――――――――――――――――――――――――――――― 3年前・・・ノリッジ:とあるサルベージ業者の作業所 ズガガガガガガァァ――!!(いつものように引き上げ作業をしている人間と妖精たち) 奴隷の人間たち「うんしょ、うんしょ、うんしょ・・・。」ズガガガガガァァーー!!(キャプスタンを動かしている) サルベージ業者の妖精1「もっと速く回せ!引き上げてくる者が待ち遠しいんだよ!」ワクワクワク! サルベージ業者の妖精2「うんうん!オレたちサルべーション・ブラザーズは、海から流れてくる漂流物を引き上げて、それを商売道具にしてるからよぉ!」 ズガガガガガァァ・・バシャァァァ〜〜ン!!(多くの真珠と共に巨大な物体(宇宙船)が引き上げられる) サルベージ業者の妖精2「おっ!今回はとても良い獲物が引きあがったぞ!解体したら高く売れるぞ!」 サルベージ業者の妖精1「解体しよう!解体しよう!これらを売ったら大儲けだ!」ワクワクワク! ズガガガガガァァーー・・ドサッ!ジャラジャラァァァ〜〜・・(巨大な物体と多くの真珠が作業所の床に置かれる) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/218
219: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga] 2022/09/27(火) 22:58:35.08 ID:HUKxM93+0 サルベージ業者の妖精2「これはもの凄くデカい鉄の塊だな〜?解体するのにとても時間がかかるぞぉ・・」 サルベージ業者の妖精1「鉄の塊、鉄の塊、僕ら妖精に鉄はバラせない。人間たちを使ってバラしちゃおう!」 サルベージ業者の妖精2「まあそうだな。この鉄をバラして売るとすれば、大体は鍛治師の材料となるからな。この塊でどれ位の鉄が取れるんだろうね?」 サルベージ業者の妖精たち「クフフフフフ〜〜!」ニヤニヤニヤ・・・(にやけ笑いをしている) 奴隷の人間たち「・・・・・・・・」黙ってその様子をじっとみている ガシャンッ、ブシュゥゥ〜〜〜・・・・(宇宙船のハッチが開く) サルベージ業者の妖精2「な、なんだ!?鉄の塊から何か出てきたぞ!この鉄の塊は一体・・・」 サルベージ業者の妖精1「なんだなんだなんだ!?」バタバタバタッ!(興奮している) シュゥゥ〜〜・・(煙が晴れていく) ビスケス「・・・ツゥゥ・・・・。」目を覚ます ビスケス「俺は・・寝ていたというのか?あまりの速い速度で航行してたから、強制的にハイパースリープに・・・・!?」回りの者たちを見て、 奴隷の人間たちと業者の妖精たち「!!?」ビクッ!(ビスケスの姿を見て・・) ビスケス「な、なんだよお前たちは!?どっかの星の住民か!」回りの者たちを見て サルベージ業者の妖精3「わ・・わぁぁ〜〜〜!?半魚人だぁぁ〜〜!!本で見たことがある半魚人だぁぁ〜〜!!」 サルベージ業者の妖精1「半魚人だ!半魚人だ!怖いよ〜怖いよぉ〜!食べられちゃうよ!食べられちゃうよぉ〜〜!!」 奴隷の人間たちと業者の妖精たち「ワーーワーーギャー―ギャー―ギャァァーーー!!」一斉に騒ぎ出す ビスケス「!?(な、なんだこいつらは!?地球人みたいな奴らや変な奴らがウジャウジャと騒ぎ立てやがって!・・いや、このまま騒ぎ立てられたら・・)」ビクビクビク・・(青ざめている) タタタタタタァァァ〜〜!!(スプリガンの衛士たちがやって来る) ビスケス「!?(や、ヤバい!?ここが地球だったらあの連中(スーパー戦隊)に殺される!逃げなければ!!)」ビクビクビク・・(スプリガンの衛士たちの足音を聞いて、) シュタッ!タタタタタァァーー!(さっそうに作業所から逃げ出すビスケス) スプリガンの衛士たち「向こうに逃げたぞ!追うんだ!!」タタタタタァァーー!(ビスケスを追いかける) 妖精國の外から取り替え(チェンジリング)で来た事を知らないビスケスは、スプリガンの衛士たちのことをスーパー戦隊の奴らだと勘違いし、 ひとまずその場所から逃げ出し、スプリガンの衛士からも逃げ出すことになったビスケス。 ――――――――――――――――――――――――――――― それから数分後・・ スプリガン「なんだと?そんなモノなど居るわけがない。この妖精しか生まれないブリテンの地に・・。」 サルベージ業者の妖精2「本当に半魚人が出てきたんだよ!この巨大な物体の中からさあ〜〜!」巨大な物体に指を向けながら スプリガン「ふん・・だとしてもそんな者など魚の頭を被った妖精だろ!まったく、私の前でホラばっかり言いやがって!」 スプリガン「しかもなんだこの変な塊は・・?こんなモノなど、ただバラして再利用するだけのただの鉄の塊だというのに・・。」 スプリガン「こやつを連れて行け!私にホラを吹く奴などは今年の存在税を倍にしてやるからな!」 スプリガンの衛士「ハッ!そら歩け!!」ガシッ、ズズズズゥゥ〜〜!(サルベージ業者の妖精2を連行する) サルベージ業者の妖精2「ま、待ってくださいスプリガン様!!話は本当なんだよぉぉ〜〜!!」連行される タッタッタッタァァーー・・(サルベージ業者の妖精2を連行していくスプリガンの衛士たち) スプリガン「・・・あの妖精め。この重労働な仕事が続いたせいで疲れているというのか・・・。」作業所の回りを見渡しながら・・ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/219
220: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga] 2022/09/28(水) 15:16:52.23 ID:Hmcu6R0q0 作業所の外:スプリガンがいるところの近く ノシッ・・(壁に沿って話を聞いていたビスケス) ビスケス「ハァ・・ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・。な、なんなんだよここはぁ・・なんなんだよ、この星はぁ〜〜・・」タラタラァァ〜(汗をかいている) ビスケス「妖精?ブリテン?この星は一体どこの星なんだよ・・。ハイパースリープで寝ていたとはいえ、こんな場所に漂着するなんて・・」 ビスケス「船もアイツらがいるせいで近づけないし・・このままこの星にいたら、いずれにしてもアイツらに・・・」 タッタッタッタッ・・・(妖精騎士アグラヴェインがやって来る) 妖精騎士アグラヴェイン「無駄よ。あなたはもうこの地球(ほし)から・・いや、この世界(妖精國ブリテン)からはもう出られやしないわ。ビスケス?」 ビスケス「!?。だ、誰だ貴様は!?あんた・・俺のことを追ってきたスーパー戦隊か!?なぜ俺の事を知っているんだ!?」 妖精騎士アグラヴェイン「そうよね・・あなたの事については私がよく知っているわ。あなたが誰を恨んでて、あなたが誰に殺されたかをね・・?」 ビスケス「!?。殺された・・いったい何の話をしてるんだ!確かに俺はデカレンジャーと名乗る宇宙刑事共を殺したし、そいつらに慕われていた兄弟子さえも殺したが・・」 ビスケス「だが俺はこのように生きている。俺はただ、あの宇宙刑事たちの先輩であるスーパー戦隊たちから逃げていただけだ!俺は誰にも殺された覚えなんかねぇよ!!」 妖精騎士アグラヴェイン「!?。(あのビスケスが殺されてないって・・まさかそんな・・・。いや、もしかしたらあり得るかもね・・。)」少し動揺するも考察していく 妖精騎士アグラヴェイン「(歪みの岬からでしか向こうの世界からこっちに迷い込む手段はないと思っていたけど、希にそれ以外からの場所から取り替え(チェンジリング)で来る事があるって事なのね・・。)」納得する ビスケス「おいてめぇ・・テメエはいったい何者だ!テメエは何者で、ここはいったい何処だと言うのだ!アァァ〜〜!」ジャキンッ!(ソードアルタイルを構える) 妖精騎士アグラヴェイン「・・そうねえ。私はこの妖精國ブリテンに侵入したあなたのような侵略者を始末するようにと、女王陛下から派遣された妖精よ。つまりはあなたの殺す者って事ね?」 ビスケス「!?。なんだと〜・・・。」 妖精騎士アグラヴェイン「だけど・・あなたのような者をこのまま殺して、妖精たちにその遺体を見られるのもまた、私にとってはシャクに思えないわね?とするならば・・」 妖精騎士アグラヴェイン「・・私が新たに得た力を試すのに、あなたにはその実験検体にするのも悪くないわね?」ニヤリッ!(怪しく微笑む) サラサラサラァァ〜〜・・(緑色の砂を舞いあげる妖精騎士アグラヴェイン) ビスケス「ヒィッ!?」ビクビクッ!(怯えた表情を出す) 妖精騎士アグラヴェイン「ビスケス。この世界から出ることができない以上・・あなたにはこの世界で生き抜く事しか道は・・」 ビスケス「―――!。カァァ〜〜〜!!」ブシャァァァ〜〜!!(口から水鉄砲を放つ) 妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・」ビィィィン!キュィッ!(水鉄砲の向きを横に変える) ビスケス「な、なにっ!?」ビクッ!(驚く) 妖精騎士アグラヴェイン「あなたが勝つためにはこのような卑怯なことをする事など、私は最初からわかっていたわ。何故なら・・」 妖精騎士アグラヴェイン「私は貴方の事など、テレビで見た『デカレンジャー』に出てくる悪役でしか見てないからね。」サラサラァァ〜〜!! バシュゥゥ〜〜ン、バサァァ〜〜!!(緑の砂がビスケスを覆い尽くす) ビスケス「う、うわぁぁぁぁ〜〜〜!?」バシャァァァ〜〜ン!!(砂に呑まれていく) ――――――――――――――――――――――――――――― 俺が宇宙の彼方まで超光速飛行で飛び続けている内に、俺の宇宙艇にあるハイパースリープが強制的に発動し、そのまま眠りについた。 目が覚めた時にはどっかの星の海岸に不時着したらしく、俺は宇宙船ごとあの星の原住民に引き上げられたんだと、あの建物にいる連中から盗み聞きで聞かせてもらった。 妖精とか人間とか、あの原住民たちは宇宙人という存在を知らず、俺のことも半魚人だと言いやがってることから、この星の原住民はあの辺境惑星:地球より辺境な惑星だと思っていた。 それに俺のことをテレビで見た『デカレンジャー』に出てくる悪役と呼んだあの方が放つ緑色の砂に呑み込まれてしまい、そして・・・ ――――――――――――――――――――――――――――― http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/220
221: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga] 2022/09/28(水) 17:28:05.51 ID:Hmcu6R0q0 マンチェスター:とある民家の部屋 ビスケス「・・・・はぁっ!?ハァ・・ハァ・・ハァ・・」ガバッ!(飛び起きながら・・) ビスケス「・・・アレは・・夢だったのか?俺は・・あの変な妖精が放った変な砂に呑み込まれて・・・・!?」何かに気づく ビスケス「・・なんだこの感じは・・・?俺の中から感じるこの感覚・・俺の中にある『目的』を果たせという感覚が・・・俺はいったいどうしちまったというのだ・・。」 ガチャッ、タッタッタッタッ・・・(妖精騎士アグラヴェインが入ってくる) 妖精騎士アグラヴェイン「それはあなたが・・・私たちと同じ『妖精』として生まれ変わった証拠よ、ビスケス。」タッタッタッタッ・・ノシッ!(イスに座る) ビスケス「!?。なんだど・・どういう事なんだ!?」 妖精騎士アグラヴェイン「ビスケス。あのまま女王軍に見つかってしまえば、そのまま女王軍に殺されて、あなたは全てを失うことになっていたわ。」 妖精騎士アグラヴェイン「あなたの持つ『銀河一刀流』の技をあのまま女王陛下に黙殺されるのも悪いと思い、あなたはいちど、私の手で死に、そして私の手で生まれ変わった。」 妖精騎士アグラヴェイン「そしてあなたは私が新たに見つけた新種の妖精。『夢の氏族の妖精:ビスケス』として、このマンチェスターに住むことを許すわ。」 妖精騎士アグラヴェイン「この家もあなたにあげる。あなたにはこれから始まるであろうこの妖精國ブリテンでの生活に慣れるために、この世界の全てを知りなさい。」 ドサッ、ドサッ!(多くの本を机に置いておく。) 妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・・。」タッタッタッタッ・・・ガチャンッ!(部屋から出る) ビスケス(妖精ビスケス)「・・・うそ・・だろ・・・・」愕然としている ―――――――――――――――――――――――――――― 俺が再び目覚めたときには、俺の全てが変わっていた。俺は妖精騎士アグラヴェインの奴に『アリエナイザー』の俺から『夢の氏族の妖精』の俺に変えられた。 妖精騎士アグラヴェインの言葉や本に書かれている事には、ここは妖精國ブリテンという異界の世界であり、俺はその世界の取り替え(チェンジリング)によってこの世界に迷い込んでしまい、 彼女の力によって俺はいちど死に、『夢の氏族』の妖精第一号として生まれ変わり、俺の人生はこの妖精國ブリテンに縛られることになってしまった。 ビスケス「クソォォ〜〜!!俺は・・俺はこんな狭い島の大地で生きろというのか!!俺の・・俺の『目的』はそんなことで出来ることだというのかよぉぉ〜〜!!」嘆き悲しむ 俺の妖精としての『目的』は、『自分自身の力と技を世の中に知らしめる』という事であり、こんな1つだけの狭い島国でそれを成し遂げる事など、俺には認めたくなった。 しかしそうでなければ、俺はこの妖精國ブリテンの地で生きられない。俺はただ、自身にかかった不幸を誰かにぶつけたい気持ちでいっぱいだった。 しかしこの島にいる妖精たちは、ほとんどの者がとても強い力を持っており、今のままの俺では返り討ちに遭うだけだと、そう悲観していた時だった・・・。 ――――――――――――――――――――――――――――― ヒラヒラヒラァァ〜〜・・(國家試験の告知の紙が飛んでくる) ビスケス「・・・!?これは・・・!?」スタタタッ!(外の方を見ていく) ガヤガヤガヤガヤ・・(多くの妖精たちがマンチェスターに入ってくる) マンチェスターに訪れた妖精たち「今日が終わるよ、さようなら。明日になったら、試験の日だ。」 マンチェスターに訪れた妖精たち「早く明日にならないかな〜?明日になれば試験が始まる!」 マンチェスターに訪れた妖精たち「合格したら僕らは変われる。もっと上の階級に変われるぞ!」 國家試験を明日に控えたマンチェスターには、他の地域からやって来た妖精たちが試験を受けるためにマンチェスターへと続々と入ってきており、 宿屋や酒場に寝泊まりするか、道ばたで野宿するなど、それぞれの形で明日の國家試験の始まりを今か今かと待ち望んで居た。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/221
222: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga] 2022/09/28(水) 22:41:01.23 ID:Hmcu6R0q0 ビスケス「・・・・明日にはこの付近で國家試験か・・・。」國家試験の告知の紙を見ながら・・ ビスケス「・・・フッ、フフフフフ・・。ならば、俺のやることは一つしかないみたいだなぁ〜!」ジャキィィン・・キラ〜ン!(ソードアルタイルの刃を光らせる) ――――――――――――――――――――――――――――――― その日に夢の氏族の妖精として生まれ変わった俺は運が良かった。明日になれば、このマンチェスターで國家試験が始まるというのだ。 告知の紙によれば、試験に合格した者はあの妖精騎士アグラヴェインの直属の幹部となり、彼女から特権階級を貰えるチャンスが来るというわけだ。 特権階級になれば、しばらくは他の妖精たちの奴から格下の仕打ちをする事が出来る。あの力の強い妖精たちを上から見下す事ができ、俺の力をそいつらに見せつけられる。 俺はその國家試験に受けることにした。どうせこの狭いブリテンの島国に永住するという運命が俺の道だというのなら、俺はその道を進むしかない。 俺はどんな手段を使ってでも、俺は俺の『目的』を成し遂げて、俺自身の力の証明を、このブリテン中に知らしめてやると俺は俺の心にそう誓ったのだ。 そしてその翌日・・・國家試験の日となり・・・ ―――――――――――――――――――――――――――――――― マンチェスター:國家試験会場(氏族混合のグループ) キラーン!(色のついたの砂が入った金の器が置かれている) 砂を飲んだ妖精たち「ーーーーーーーー」バタバタッ・・(血を吐いて死んでいく) 次に手に取るはずの妖精たち「ヒィィィ〜〜・・」ビクビクビク・・・(金の器を取るのを躊躇っている) ビスケス「どいたどいたどいた!!試験を途中で逃げ出そうとする奴らはとっとと立ち去りやがれ!!」バサッ、バサッ!(割り込むように前に進む) 次に手に取るはずの妖精たち「あ、あぁ・・どうぞどうぞ・・。」順番を譲っていく ガシッ、サラァァ〜・・(色のついたの砂が入った金の器を手に取るビスケス) ビスケス「これが最後の試験となる器の砂か・・。これを飲んで立っていられれば、俺は試験に合格したって訳だな?」砂が入った金の器を見て・・ ビスケス「(この砂を飲んで適応できれば、俺は更なる力を手に入れられる・・。兄弟子を倒し、俺が一番強いと証明した俺ならば出来る!!)」 グィッ!ゴクゴクゴクゥゥ〜〜!!(器にある色付きの砂を飲み干すビスケス) ドクンッ、ドクンッ・・・ギュィィィィ〜〜〜〜!!(ビスケスの身体に異変が起き始める) ビスケス「―――――――!?」グジュグジュゥゥ〜、ドグドグドクドクッ!!(ビスケスの身体の脈動が速くなる) ビスケス「ヌグゥゥッ・・グゥゥゥゥ〜〜〜〜!!」ギュィィィ〜〜、ジビビビビィィ〜〜〜!!(身体中の魔力が高まっていき・・) キィィィン、ビリビリビリィィ〜〜!!(腕部分が光り、身体中に電流が多く放電される) ビリビリィィ〜〜、ギュゥィィィ〜〜ン、バリバリバリィィ〜〜〜!!(雷電が迸り、鉄の武器が飛びかっていく) 次に手に取るはずの妖精たち1「うう、うわぁぁぁ〜〜ぎゃぁぁぁ〜〜!?」ドゴォォーン、バリバリィィ〜〜!!(雷に撃たれていく) 回りの女王兵たち「わ、わぁぁぁ〜〜!?」ガシャガシャァァ〜ン!!(鉄の武器を襲われる) ビスケス「―――クハァァッ!?ハァ・・ハァ・・ハァ・・・・・・。こ、これが・・俺の手に入れた力だというのか・・?」ビリビリバリバリィィ〜〜!!(放電される電流を見て・・) ビスケス「ハ、ハハハハハッ!アハハハハハハ!これは良い気分だぜ!!力が・・俺に凄まじい力がわき上がってきているぜぇぇ〜〜!!」バリバリィィ〜〜!!(放電を続ける) ――――――――――――――――――――――――――――― 多くの試験を乗り越え・・最後の試験に辿り着いた俺が飲んだ砂の力によって、俺はこの『磁力と雷電』の異端の亜鈴を手に入れた。 最高だった!俺の中にあふれ出る亜鈴の力が俺の嫌だった思い出を拭い去って行く感じだった! もはや『銀河一刀流』もスーパー戦隊もドギー・クルーガーも俺がいた世界の何もかもが、俺にとってはどうでも良くなった! 俺はこの時から『雷電磁力の異端の亜鈴』を持つ妖精として、このブリテンの地で生きようと俺は完璧なまでにそう思っていた。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/222
223: 以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage] 2022/09/29(木) 02:39:17.35 ID:VOUA9mK90 VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/223
224: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga] 2022/09/29(木) 10:20:23.78 ID:sY+Wh3rT0 タッタッタッタッ・・・(妖精騎士アグラヴェインがやって来る) 妖精騎士アグラヴェイン「まさかあなたのような者がここまでやるとは、それ程までに執念が強い奴なのね、あなたは。」 ビスケス「!。おぉ〜アンタか。俺はこの國家試験に合格し、俺は他の妖精たちとは格上の力を手に入れたんだ!この力さえあれば、アンタでさえも・・」 妖精騎士アグラヴェイン「その力で私を超えられると?フフフッ、まさか・・。この妖精騎士アグラヴェインである私が力を手にしたばかりのあなたに超えられると?」 妖精騎士アグラヴェイン「あなた、この國家試験の内容を一部しか見ずに試験に合格したみたいだから、あなたに敬意を持って教えてあげるわ。」 ビスケス「な、なに・・・!?」 ビィィン!ドゴォォーーン!!(サイコキネシスをビスケスにかけ、床に伏せさせる) ビスケス「ぬ、ぬわぁぁぁぁぁ〜〜!?」ズグググゥゥ〜〜!!(床にめり込まれる) 妖精騎士アグラヴェイン「試験に合格したあなたは私の直属の部下よ。私の部下である以上、しばらく私に逆らうことは辞めた方が良いわよ。」 妖精騎士アグラヴェイン「私の言う通りにしていけば、あなたの力とあなたの『目的』を思う存分に発揮できるようにしてあげるわ?」 ビスケス「が・・がふっ・・・わ、わかった!アンタの・・・嫌、妖精騎士アグラヴェイン様の強さは分かりました!もう逆らうことはしないよぉ〜〜!!」ズグググゥゥ〜〜!!(床にめり込まれながら) 妖精騎士アグラヴェイン「・・・・ふん。わかったのならそれで良いわ。」ヒュンッ・・(サイコキネシスを止める) ビスケス「ツハァッ!?ハァ・・ハァ・・ハァ・・・」サイコキネシスから解放される 妖精騎士アグラヴェイン「来なさい。あなたを含めた他の合格者と共に、これから設立する部隊の一員として指導させてもらうわ。」 妖精騎士アグラヴェイン「それにあなたに一言だけ言うわ。―――ようこそ、妖精國ブリテンへ。」 ビスケス「ハァ・・ハァ・・ハァ・・・・・、フッ・・フフフフフゥゥ・・・」ニコッ・・(怪しめな笑みを見せる) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 回想シーン:キャメロット(玉座の間) モルガン「成る程。その節については理解した。ゆえに今後の統制・治安の為にも、この者たち3翅を新たな妖精騎士として認めよう。」 玉座に集まった妖精たち「オォォ〜〜・・!」驚いている 妖精騎士アグラヴェイン「はい。ありがとうございます。」頭を下げる 2人の妖精騎士候補「・・・・・・・」頭を下げている ■■■■(ビスケス)「・・・・・・・」頭を下げいる モルガン「では顔を見せよ■■■■。お前のその力量と剣の腕前を称え、私の名の下に妖精騎士の称号を与えよう。」 ■■■■(ビスケス)「は、はい!」 モルガン「■■■■よ、貴殿を妖精騎士として任命すると共に、私が授けた着名(ギフト)の名を名乗るが良い。」ガシャン・・(黒剣を彼女に向ける) キラァァァ〜〜ン!!(魔方陣が敷かれ、輝く) モルガン「今日から貴殿は・・二代目の『妖精騎士ガウェイン』としてその名を名乗るがいい。」 モルガン「ガウェイン。その異端の亜鈴と剣の腕前を持って、先代の妖精騎士ガウェインが付けた汚名を振り払うがいい。」 ■■■■(ビスケス)→二代目妖精騎士ガウェイン「ハッ!お任せください女王陛下。この二代目の妖精騎士ガウェインの名を授けてもらった以上、陛下の名に恥じぬよう、精一杯に励ませてもらいます!」キリッ! モルガン「ふむ。期待させてもらうぞ、ガウェインよ。」 二代目妖精騎士ガウェイン「ハハッ!」頭を下げる パチパチパチパチィィ〜〜!!(30の大使達の拍手喝采) 妖精騎士アグラヴェイン「・・・フッ。」ニヤリッ・・ 二代目妖精騎士ガウェイン「・・・ククククッ・・。」ニヤリッ・・・ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/224
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