[過去ログ] スレタイ 箱入り無数目を語る部屋18 (1002レス)
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1000: 06/06(木)22:34 ID:Nx6qibah(2/2) AAS
>>994
(引用開始)
>>同値類の代表の存在は保証する
>ならばいかなる実数列の決定番号も自然数であるから、2つの実数列の決定番号d1,d2は d1>d2, d1=d2, d1<d2 のいずれかである
>d1,d2のいずれかをランダムに選択した方をx、他方をyとすれば、P(x≧y)≧1/2
>測度論があという言いがかりは通用しない。
ここが、箱入り無数目で理解が一番難しいところだよ
時枝氏も、ここで落とし穴にはまり、ドボンになった
(引用終り)

1)詳しく説明しよう(君達には難しいかもしれないが・・)
(非正則分布(>>987&>>7)と、∞/∞が不定形(下記)になることが関係している)
2)まず、決定番号dは、箱が可算無限あるのでdに上限はなく無限大(∞)まで考える必要がある
 このような場合、決定番号dは非正則分布になる(詳しくは>>7ご参照)
3)説明の都合でd1,d2を x,yと書き換えて、x,y座標上で考えよう
 x,y座標上で 式x=yは原点を通る角度45°の直線で
 いま、0<x≦n,0<y≦n として(nは十分大きな自然数) 正方形nxnの内部の格子点(x,y)の個数はnxn=n^2個
 これは一辺nの正方形の面積でもある
 x≧y は、直線x=yより上の三角形部分(これはnxn正方形の対角線より上の部分)で、面積は(1/2(n^2))/(n^2)=1/2
 x≦y も同様で、従ってP(x≧y)=1/2、P(x≦y)=1/2となる (nが十分大きければ、x=y上の点は無視できる)
4)ところで、上記3)は あくまで、nが有限の場合であった
 しかしn=∞の場合 (1/2(n^2))/(n^2)→(1/2(∞^2))/(∞^2)の不定形になる(下記ご参照)
 よって『P(x≧y)=1/2、P(x≦y)=1/2』は言えない!

ここが落とし穴です!

(参考)
//wiis.info/math/real-number/definition-of-real-number/extended-real-number-system/
WIIS
拡大実数系と不定形
R に属するすべての実数と正負の無限大+∞,−∞からなる集合を拡大実数系と呼びます。
無限大どうしの商である、
+∞/+∞、+∞/-∞、-∞/+∞、-∞/-∞
などはいずれも定義不可能であるものと定めます。これらは不定形です。
//ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8B%A1%E5%A4%A7%E5%AE%9F%E6%95%B0
拡大実数
所謂不定形の式(英語版) ∞ − ∞, 0 × (±∞), ±∞⁄±∞ などはやはり意味を成さない(英語版)とするのが普通である。
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