[過去ログ] 【あかほん・濱中】氏家ト全 31時間目【妹・生徒会】 (658レス)
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9: 前編5 ◆vLXBuC8goU 2010/11/02(火)13:16 ID:RAtVqB+i(1/3) AAS
憂鬱そうな面持ちにて指定された場所へと向かう少女がいた。桜才生徒会書記を務める七条アリアだ。

 昨日のことだった。いつもの生徒会活動を終えて、さああとは帰宅するばかりとなった夕刻。
 一学年下で後輩の津田タカトシから声を掛けられた。
 いわゆる天然なところがあり、また人の感情の機微にやや疎いところがあるアリアにも、タカトシが極度の緊
張状態であることを察することができた。
 それくらいタカトシの表情は硬かった。
 タカトシからの要件は実に簡潔なものだった。

 『相談に乗ってほしいことがあるので、少しお時間をいただけますか』と。
 
 どこか改まったタカトシのその口調にアリアは困惑したものの、お稽古の時間まででいいならと返した。
省32
10: 前編6 ◆vLXBuC8goU 2010/11/02(火)13:17 ID:RAtVqB+i(2/3) AAS
粋な恋愛経験はまったくゼロの状態であった。
 地元だけでなくて全国的にも顔の利く名家のご令嬢。
 しかしながらありがちな箱入り育ちではなく、両親の教育方針もあり小学校・中学校はともに公立校と、それ
なりに異性と接する機会があった。
 だがそれでも、男子生徒および同性が好きな女子生徒がアプローチを掛けてくることは皆無だった。
 迂闊に手を出そうものならアリア本人ではなくて、彼女の実家より裏からどのようなことをされるのかわかっ
たものではないのだから。
 つまり、アリアは人生初の告白を受けてしまったわけで。
 どのようにすればいいのかと煩悶するばかりであった。
 とてもじゃないが冷静ではいられなかった。天蓋付の豪奢なベッドの中央にてふかふかの枕を抱えたアリアは、
省30
11
(2): ◆vLXBuC8goU 2010/11/02(火)13:19 ID:RAtVqB+i(3/3) AAS
以上で投下完了です。お付き合いいただいた方、お疲れ様でした。

自分のミスでスレをまたぐ形となってしまいまして、申し訳ありません。

後編へと続きます。それではまた。
325: ◆vLXBuC8goU 2011/01/08(土)21:42 ID:dG11SHPG(1/17) AAS
トリップテスト
326: ◆vLXBuC8goU 2011/01/08(土)21:43 ID:dG11SHPG(2/17) AAS
こんばんは。凌辱ものアリア編(だけど夢オチ)の後編を投下します。

以下、注意事項です。

・凌辱注意(百合・アナル・3P(二穴責め)など)
・夢オチ
・長いです(前編の二倍強)

それでは次スレより投下開始です。
327: 後編1 ◆vLXBuC8goU 2011/01/08(土)21:44 ID:dG11SHPG(3/17) AAS
渡り廊下を歩き指定された場所である旧校舎の一室――生徒会が倉庫としている教室へとやってきたアリア。
 なにぶん年代物の建物であるため、使用されている建材もまた古いものであった。そのため出入り口のドアを
飾る窓ガラスは曇りガラスとなっており、なかに待ち人がいるかはわからなかった。
 「ん、よし」
 ぎゅっと両の拳を握って覚悟を決めたアリアは、そっとドアを開けて室内へと足を踏み入れた。
 「失礼します――あっ、津田くん?」
 アリアの待ち人はすでに来ていたのだが、目に入ったその人の横顔がどうにも見たことのない表情をしていた
ため、アリアが彼を呼ぶ声は疑問形となる。
 「ああ、先輩。わざわざありがとうございます」
 「えっ、ああ、うん。気にしないで」
省33
328: 後編2 ◆vLXBuC8goU 2011/01/08(土)21:45 ID:dG11SHPG(4/17) AAS
 (どうして津田くんは笑っているんだろう……?)
 特に無理をして笑っているというふうには見受けられなかった。
 正直、理解しがたかった。振られてしまった形となった人間が、笑顔を浮かべるだろうか。
 なにかおかしいのではないか。
 きょとんとしているアリアの様子にはさほど関心を示すことなく、タカトシは大仰に肩をすくめた。
 「まいったな、ホント。できれば無理矢理ってやりたくないんですけどね。まあ、告白を素直に受け入れてく
 れると思っちゃいませんでしたけど」
 頭を振ったタカトシは普段しっかりと締めているネクタイをさっと解き放つと、次いでブレザーを無造作に後
ろへと放り投げてアリアへと歩み寄る。
 まったく予想外の展開が続いてしまっていることで、思考だけでなく身体も固まってしまっているアリア。
省31
329: 後編3 ◆vLXBuC8goU 2011/01/08(土)21:46 ID:dG11SHPG(5/17) AAS
 ここで問答を繰り返していても埒が明かない。それに目の前にいる男はもう自分に対して容赦しないだろう。
 ならばここにこれ以上いるのは危険だ。
 反転してアリアは駆け出すと、元来た出入り口の引き戸へと手を掛けようとした――ところ、それよりも早く
それは開いてしまった。
 そしてアリアの目に親友である天草シノが飛び込んできた。
 「どうしたんだ、アリア。それに津田も着衣を乱して一体なにをしている?」
 室内へと足を踏み入れたシノが後ろ手にドアを閉めた。
 後輩と親友の間にただならぬ事態が起こったことを感じ取ったシノの表情は、冷徹そのものだった。
 「シノちゃん、津田くんが、津田くんが……」
 自分ひとりでは頭がどうにかなってしまいそうだったが、図らずも心強い味方が現れたことでアリアに少しば
省31
330: 後編4 ◆vLXBuC8goU 2011/01/08(土)21:46 ID:dG11SHPG(6/17) AAS
 「…………」
 「だいたい、おかしいと思わないのか? 用事もないのにこんな辺鄙な場所に来ると思うか? 私はおまえた
 ちのやり取りを隣の教室から窺っていたんだ」
 シノが淡々と事実を述べていく。アリアが到底受け入れられようがない事実を淡々と。
 「そうだ、シノさん」
 「うん?」
 呆然とするばかりであるアリアを放置したふたりが、ひそひそと会話を交わしていく。
 「――というのは、どうでしょう?」
 「ほう、それは悪くないな。しかし、タカトシ。きみはそれでいいのか?」
 「もちろん、途中で混ぜてもらいますが……。七条先輩にあなたは誰のモノになったのかってことを、よく教
省32
331: 後編5 ◆vLXBuC8goU 2011/01/08(土)21:47 ID:dG11SHPG(7/17) AAS
 「はぁっ、はぁっ、ん」
 呼吸を乱しているアリアが切なげに自分を見上げてくることで、自身が思い描いている方向へと移っているこ
とを確かめたシノがニヤリと笑う。
 「ふふ、キスは気持ちいいだろう。次にいかせてもらうとするか」
 アリアのブレザーのボタンを外して同様にまたブラウスも肌蹴させていく。
 次いで背面へと手を回すと素早くホックを外してブラジャーを外していった。肩紐がないタイプのものであっ
たため、簡単にむしり取られてしまった。
 そしてご令嬢の魅惑の双丘が姿を現した。
 口づけの余韻のためだろうか。頂を飾るふたつの蕾は早くも体積を増しており、自己主張してきている。
 「まったくイヤらしいお嬢様だな。同じ女である私からだというのに、それも無理矢理だというのに、こんな
省33
332: 後編6 ◆vLXBuC8goU 2011/01/08(土)21:48 ID:dG11SHPG(8/17) AAS
 両手を手錠で拘束されていることで哀願のセリフを紡ぐぐらいしかできない。
 もっとも凌辱者がそれを聞き入れようはずがなく、左右の手で陰唇を割り開いていった。 
 そして露わになったもっとも恥ずべき部位を凝視されているアリアは、涙ながらに首を振るうばかりだった。
 たっぷりと淫らなシロップでコーティングされた膣前庭を目にしたタカトシは、露悪的な笑みを浮かべた。
 「地元だけでなくて全国的にも有数の名家のお嬢様が、いいんですかね……こんなに淫乱で」
 「ひぃやあぁあぁ……っ」
 言葉で指先でアリアを弄んでいたタカトシは、ベルトを外してズボンと下着を脱ぐとパンパンに張りつめている
男性器を取り出してきた。
 目の前にいる新たな獲物を捉えて普段とは比較にならないまでに大きくなっているそれ。
 先ほどのシノがアリアを辱めている前座を目にしたことで、かつてないほどに興奮していることは明らかだった。
省32
333: 後編7 ◆vLXBuC8goU 2011/01/08(土)21:49 ID:dG11SHPG(9/17) AAS
ともに一番敏感な粘膜同士を擦りあわせている男女が、一際声高に吠える。
 もはや、アリアの口唇から紡がれるのは痛みを訴えるものでもなく、またタカトシへの拒絶の言葉でもなかった。
 「あぁぁあっ、そんな、そんな……こんなこんな、ハァァンっ、ダメなのに……っ」
 「口ではイヤだのなんだの言っても、結局は身体は素直なんですよね」
 「あっ、はぁっ、アアッ」
 「もうずっぽりとオレのを美味そうに咥えて離そうとしてません、からね!」
 単純に前後させていた腰の動きを時計回りに回転させて、生まれてくる快楽にアクセントをつけていくタカトシ。
 「だめ、だめなの、そんなそんな奥までズポズポさせちゃ……ああぁぁっ」
 タカトシはただひたすらにアリアを嬲っていく。
 自分の快楽を追及するためはもちろんだが、この組み敷いている可憐なお嬢様を屈服させ堕とすために嬲っていく。
省29
334: 後編8 ◆vLXBuC8goU 2011/01/08(土)21:50 ID:dG11SHPG(10/17) AAS
 「んんっ!? なに、なにをしているの、シノちゃん!?」
 違和感に気づかされたアリアが半身をひねって背後へと目を向けると、そこにはシノがいた。
 しかし、いつもの彼女とは明らかに違う、腰部へと視線を釘づけにされてしまう。
 そこには女性であるシノにはあるはずのないものである男性器があったのだ。
 もちろん、それは本物でない。男の性器を模したペニスバンドを黒革パンツへと装着したシノだった。
 「君たちのセックスを見ていて昂ぶっているからだろうな。私もタカトシに抱かれているときに近いぐらいに興奮
 している」
 瞳を怪しげに爛々と輝かせたシノが、ぴたりとアリアのアヌスへと照準を合わせた。
 「しかし、タカトシ。本当にいいのか?」
 「ええ、オレはそっちは興味ないもので。これからは三人で楽しみましょう」
省33
335: 後編9 ◆vLXBuC8goU 2011/01/08(土)21:51 ID:dG11SHPG(11/17) AAS
 アリアの性感を十分に引き出したと判断し、ふたりが動き出す。
 ぐちゅぐちゅとタカトシに貫かれている女性器が、ぬちゅぬちゅとシノが疑似ペニスで犯している排泄器官が卑猥
すぎる音を奏でる。
 初めこそぎこちなかったものの、タカトシとシノの動きは次第に呼吸が合っていった。
 それにより苦痛さえ訴えていたアリアから甘い吐息が漏れてくる。
 「はぁ、っくぅん、そんな奥ばっかりズンズンしてきちゃ……だめ。ひゃんっ!?」
 「ふふっ、なにがダメなものか。タカトシのものをオマ○コでずっぽりと美味そうに咥えて、私からはお尻を犯さ
 れて悦んでいるくせに」
 直腸粘膜を犯すシノの動きもスムーズなもので、また彼女自身も余裕がでてきたらしく、背面からちろちろとアリ
アの耳朶を舐っていく。
省32
336: 後編10 ◆vLXBuC8goU 2011/01/08(土)21:52 ID:dG11SHPG(12/17) AAS
 「んっ、いいっ、そこ、奥もっとズンズンしてぇ……っ!!」
 意識を喪失していたのははたしてどれぐらいであっただろうか。気づけば手の拘束具は外されて自由となっており、
制服を全て脱がされて生まれたときの姿へとなっていることに、アリアは気づいた。
 (ん……っ)
 上半身を起こしたところで股間から粘着性を帯びた液体が溢れてきた。
 夢ではなかったのだということを思い知らされる。
 そして意識を覚醒させるきっかけとなった声が聞こえてくるところ――少しばかり離れた体育マットの上でタカト
シに犯されるシノの姿が、目に入った。
 獣のように交わるふたりに対して嫌悪感は生じなかった。
省29
337: 後編11 ◆vLXBuC8goU 2011/01/08(土)21:52 ID:dG11SHPG(13/17) AAS
 ちらりとアリアの様子を窺う。ご令嬢はどうやらお怒りのご様子だ。
 「まあ、夢であったとしても、知っている人間から乱暴されるというのはいい気分ではないだろうな」
 夢での出来事とはいえ、シノ自身もその凌辱劇に関わっていたということもあってか、どうコメントすればよ
いのか苦慮している。
 「そうじゃないの」
 「……? なにがだ?」
 「アリア編って話なのに目立っているのはシノちゃんのほうだったんだよ。これって看板に偽りありだよね、
 羊頭狗肉だよ。津田くんとシノちゃんのラブラブっぷりのほうが遥かに目立っているんだもん」
 「その、なんだ、アリア。なんのことを言っているのかさっぱりだぞ」
 「あっ、ごめんなさい。話が逸れちゃったね」
省32
338: 後編12 ◆vLXBuC8goU 2011/01/08(土)21:53 ID:dG11SHPG(14/17) AAS
 「……っ!?」
 さきほど胸に突き刺さっていたものが一気に氷解していくのを感じた。
 しかし、その対象人物へと恋心を語ってきた親友がいる手前、顔に出すわけにはいかない。
 「な、なにをバカなことを言っているんだ。津田はあくまでも右腕だ。それ以上でもそれ以下でも……ない」
 アリアから視線を外して顔を伏せたシノが紡いだその言葉は、実に苦しげなものだった。
 「シノちゃん、バレバレだよ。もちろん、今の態度で確信できたっていうのもあるけど。でも、ずっとシノち
 ゃんのことを見ている私にはわかっちゃってるんだから。
 津田くんと話してるときのシノちゃんって、本当に嬉しそうないい笑顔をしているんだもの」
 伏せていた顔を上げてアリアへと視線を戻す。アリアはいつもと同じたおやかな微笑みを浮かべていた。
 親友とはいえ恋敵である女を前にして、なぜ笑うことができるのだろう。
省31
339: 後編13 ◆vLXBuC8goU 2011/01/08(土)21:54 ID:dG11SHPG(15/17) AAS
 「まさかあんなことを言い出すとは思わなかったな」
 思わず独り言を漏らしてしまったシノ。幸いにして辺りにはシノ以外に人の姿は見られなかった。
 ひとりの男とふたりの女が付き合う。他人様に知られれば、奇異に見えて後ろ指を指されてしまうのは間違い
のない関係だ。
 だが、それでもシノは嬉しかった。
 自分もまたアリアとはこれから先も生涯を通して良き友人関係でいたいと思っていた。
 アリアも同じ気持ちだと言ってくれた。
 深いところで繋がっていたということが確認できて、純粋に嬉しかったのだ。
 加えてアリアは、シノがタカトシへと抱いていた感情の正体を知るきっかけを与えてくれた。
 異常な関係を結ぼうとしているということは理解できている。
省27
340: 後編14 ◆vLXBuC8goU 2011/01/08(土)21:55 ID:dG11SHPG(16/17) AAS
 そしてやってきた放課の時間。
 体育館やグラウンドから部活動に励んでいる体育会系クラブの部員たちが、発している威勢のいい掛け声が上が
っているのをぼんやりと聞きつつ。
 タカトシは目の前にいるふたりの少女――言うまでもなくシノ&アリアからの提案をを受けて、固まってしまっ
ていた。
 「…………」
 「あ、アリア。やっぱりもう少し時間を掛けていくべきだったんじゃないのか?」
 「ううん、こういうことは先手必勝だよ、シノちゃん。私たちがまごまごしているうちに別の誰かに津田くんを
 もっていかれるかもしれないんだよ」
 「むっ」
省29
341
(3): ◆vLXBuC8goU 2011/01/08(土)21:55 ID:dG11SHPG(17/17) AAS
以上で投下完了となります。お付き合いいただいた方、お疲れ様でした。

前編から二か月余り空いてしまいまして、すみませんでした。

今年ものんびり活動していきますので、よろしくお願いします。

それではまた。
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