純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)18 (402レス)
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(2): 05/06(月)00:28 ID:Co8XPBRF(1/7) AAS
>>323 補足
・代数的整数の全体 A は加法と乗法について閉じており、ゆえに複素数環 C の部分環をなす だね
・f (α) = 0 を満たすモニック多項式 f (x) ∈ Z[x] が存在する が、急所だ
・下記 ”性質 二つの代数的整数の和、差、積もまた代数的整数となる” のあとにあるように
 代数的整数 x, y のモニック多項式 f (x)=0、g (y)=0を使って、h(x+y)=0,h'(xy)=0のモニック多項式が構成できる(つまりx+y、xyが代数的整数になる)
 ことを示すんだな

(参考)
外部リンク:ja.wikipedia.org
代数的整数
数論において代数的整数(だいすうてきせいすう、英: algebraic integer)とは、ある整数係数モニック多項式の根となる複素数のことである。代数的整数の全体 A は加法と乗法について閉じており、ゆえに複素数環 C の部分環をなす。この環 A は有理整数環 Z の C における整閉包となっている。

代数体 K の整数環 OK は K ∩ A に等しく、また体 K の極大整環(英: maximal order)となっている。全ての代数的整数はそれぞれ何らかの代数体の整数環に属している。x が代数的整数であることは、環 Z[x] がアーベル群として有限生成(即ち有限生成 Z-加群)であることと同値である。

定義
以下は α ∈ K が代数的整数であることの同値な定義である。ここで K は代数体(有理数体 Q の有限拡大)とする。原始元定理より、この K は適当な代数的数 θ ∈ C によって K = Q(θ) とすることもできる。
・f (α) = 0 を満たすモニック多項式 f (x) ∈ Z[x] が存在する。
・α の Q 上の最小モニック多項式 f (x) ∈ Z[x] が存在する。

代数的整数は有限拡大 K / Q の整元となっている。即ち代数的整数は環の拡大における整元の特別な場合である。

つづく
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