[過去ログ] パチンコが原因の殺人事件、自殺、犯罪5 (1000レス)
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494: 2011/01/08(土) 20:12:56 AAS
やっと魚拓がまた利用できるようになったようだ 魚拓が倒産したら困るな
495: 2011/01/08(土) 20:40:33 AAS
誤爆乙w
496: ★田中啓悟事件★ [jinji@toyoshima.co.jp] 2011/01/09(日) 06:34:37 AAS
★田中啓悟によるホームレス襲撃事件通報先一覧★
 神戸大学
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497: 田中啓悟 [今日もageage] 2011/01/09(日) 18:02:10 AA×

498: 2011/01/09(日) 19:08:56 AAS
パチ屋は日本に必要ない!
499: ★田中啓ゴリラによるホームレス襲撃事件★ [jinji@toyoshima.co.jp] 2011/01/09(日) 23:19:47 AA×

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500: 2011/01/09(日) 23:44:12 AAS
K札は甘い汁吸いまくり
501: ★田中啓ゴリラによるホームレス襲撃事件★ [jinji@toyoshima.co.jp] 2011/01/10(月) 01:52:47 AA×

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502: 2011/01/10(月) 12:19:39 AAS
>>485
パチンコで人生狂わされてる人沢山おるな
パチンコ経営者は客や店員がどないなろうと気にしてないやろけど
客は養分 店員は使い捨てやし
503: ★田中啓ゴリラによるホームレス襲撃事件★ [jinji@toyoshima.co.jp] 2011/01/10(月) 15:39:21 AA×

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504
(1): 2011/01/10(月) 16:52:15 AAS
>>476
パチンコ廃止にしたら確実に犯罪は減るし景気も良くなる
505: 2011/01/10(月) 17:27:34 AAS
>>504
うん
パチンコに消えるお金が普通の消費に回ったら、かなりデカいぞ
506: ★田中啓ゴリラによるホームレス襲撃事件★ [jinji@toyoshima.co.jp] 2011/01/10(月) 17:45:14 AA×

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507: ★田中啓ゴリラによるホームレス襲撃事件★ [jinji@toyoshima.co.jp] 2011/01/11(火) 16:47:08 AA×

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508: ★田中啓ゴリラによるホームレス襲撃事件★ [jinji@toyoshima.co.jp] 2011/01/11(火) 16:47:45 AA×

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509: ★田中啓ゴリラによるホームレス襲撃事件★ [jinji@toyoshima.co.jp] 2011/01/11(火) 21:22:22 AA×

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510
(1): 2011/01/11(火) 21:48:04 AAS
外部リンク:headlines.yahoo.co.jp
違法スロット設置し、賭博させる 男ら逮捕

日本テレビ系(NNN) 1月11日(火)16時58分配信
 横浜市の雑居ビル内で、違法スロットを設置し、客に賭博をさせていたとして、警察は11日、自称・スロット店店長で韓国籍の梁晴次容疑者(49)、従業員・小出みどり容疑者(43)、客の会社員の男4人を常習賭博で現行犯逮捕した。

 警察によると、梁容疑者らは、横浜市の雑居ビルの一室で、違法スロットマシン28台を設置し、一回40円で客に賭博をさせていた疑いが持たれている。

 警察の調べに対し、梁容疑者と小出容疑者は容疑を認めた上で「月に約200万円稼いでいた」と話していて、警察は資金の流通ルートについても調べている
511: 2011/01/12(水) 19:44:36 AAS
パチ屋のせいで人生狂わされた人が沢山おる
512
(1): 2011/01/18(火) 19:23:35 AAS
名古屋・中川の閉店した元パチンコ店で火災 
2011年1月10日 19時51分
10日午前8時50分ごろ、名古屋市中川区篠原橋通2の昨年11月に閉店したパチンコ店から出火、鉄筋2階建ての
2階部分約60平方メートルを焼いた。

火の気はなく、中川署は不審火の可能性もあるとみて調べている。

署によると、2階はパチンコ店の従業員寮だったが、昨年の閉店後は無人。

建物西側に外から2階への階段があり、その2階出入り口に近い部分が激しく燃えていた。(中日新聞)
外部リンク[html]:www.chunichi.co.jp

ボールボーイ(BALL BOY)
住 所 愛知県名古屋市中川区篠原橋通2-14
交 通 松葉公園横
営業時間 9:00 〜 23:00
貸 玉 [4] パチ [20] スロ
特 徴 交換率:パチンコ40玉 スロット5.5枚
定休日 年中無休
台 数 パチンコ 200台 / スロット 72台
駐車場 110台

U・S・Aパチンコ事務所
〒454-0839 愛知県名古屋市中川区篠原橋通2丁目14
052-352-1171 ?

2011年1月14日
不正アクセス容疑:自営業の男逮捕 パチンコ業界HPに

パチンコ業界団体のインターネットサイトに不正アクセスして秘密情報を取得したとして、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターは14日、
東京都台東区元浅草1、自営業、市川幸人(ゆきひと)容疑者(46)を不正アクセス禁止法と不正競争防止法違反容疑で逮捕したと発表した。
ビジネス上の競争関係になくても営業秘密を取得した場合は罰せられるようになった昨年7月施行の改正不正競争防止法が初適用された。
逮捕容疑は昨年10月18〜25日、パチンコ機販売会社など約300社が加盟する東日本遊技機商業協同組合(台東区)のホームページ(HP)に、
組合理事長が社長を務める会社のIDとパスワードを使って自宅のパソコンから94回にわたって侵入し、同社の販売台数のデータを取得したなどとしている。
「組合理事長に恨みがあり、嫌がらせしたかった」と容疑を認めているという。市川容疑者は組合に顧問として勤務していたが、04年に解雇されている。
【伊澤拓也】
毎日新聞 2011年1月14日 12時27分(最終更新 1月14日 12時39分)
外部リンク[html]:mainichi.jp
東日本遊技機商業協同組合
513
(2): 2011/01/18(火) 19:24:38 AAS
2011年1月11日
山口・周南の火炎瓶所持:男に有罪判決−−地裁小倉 /福岡

パチンコ店で火炎瓶を所持していたとして火炎瓶処罰法違反罪に問われたみやこ町豊津、土木作業員、石川忠則被告(39)に対し、
地裁小倉支部は11日、懲役1年・執行猶予2年(求刑・懲役1年)を言い渡した。
中牟田博章裁判官は「暴力団がらみの事件に利用されることを察知していた」と指摘した。
判決によると、石川被告は指定暴力団工藤会系組幹部の男ら2人と共謀。
09年10月31日夜、みかじめ料の支払いを拒否したパチンコ会社が経営する山口県周南市のパチンコ店で火炎瓶4本を所持していた。
火炎瓶は店舗に向けて投げられたが駐車場で炎上し、被害はなかった。
〔北九州版〕
毎日新聞 2011年1月12日 地方版
外部リンク[html]:mainichi.jp
工藤会系組幹部の男ら2人と共謀
山口県周南市のパチンコ店で火炎瓶4本を所持していた。

出店妨害で6億円賠償命令 パチンコ店、盛岡地裁

盛岡市にパチンコ店を出店しようとした同市の遊技業者が「予定地近くの土地を学校法人に寄付され、出店を妨害された」として、
岩手県矢巾町の同業者らに逸失利益など計6億5千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、盛岡地裁は14日、被告6者のうちこの
同業者ら3者に対し、請求通りの支払いを命じた。
判決理由で田中寿生裁判長は「(学校法人への寄付に際し)学校用地として県から認定許可を受けることを条件に付けており、
出店阻止の意図があったことは明らかだ」と指摘した。
判決によると、同業者らは盛岡市本宮にパチンコ店を出店しようとしていた原告の計画を阻止しようと、
2005年6月に予定地近くの土地を購入。その後、土地は学校法人に寄付され幼稚園の施設が建設された。
2011/01/14 18:32 【共同通信】
外部リンク[html]:www.47news.jp
514
(1): 2011/01/18(火) 19:26:05 AAS
高見藤が突然の引退 パチンコで借金

高見藤が突然の引退 パチンコで借金 大相撲の十両・高見藤(27)=東関部屋=が18日、現役を引退した。

東関親方(元関脇・高見山)が同日、日本相撲協会に引退届を提出した。

東関親方によれば、数年前からパチンコなどで借金が重なり、本人が責任を感じて申し入れたという。

東関親方は「4か所もの消費者金融や、部屋の後援会からも借金をしていた。これからという時だけに残念。

もう相撲を取る気力がなくなったと言っている」と話した。

高見藤は東洋大4年で学生横綱となり、2004年春場所に幕下15枚目格付け出しでデビューし、ことしの春場所が新十両。

名古屋場所(7月8日初日・愛知県体育館)で2場所ぶりの再十両が決まったばかりだった。
(2007年6月18日19時23分 スポーツ報知)

毎日新聞 2007年6月23日 15時00分
陸自汚職:西容疑者、借金が数百万円 返済困り現金要求

陸上自衛隊の装備品の発注を巡る汚職事件で、1等陸佐の西真悟容疑者(44)=収賄容疑で逮捕=がパチンコなどの
ギャンブルでつくった消費者金融への借金が数百万円にのぼることが分かった。

西容疑者はこの借金返済に困って、数年前から「伸誠商事」(東京都千代田区)役員、松井智則容疑者(44)=贈賄容疑で逮捕=に
継続して現金を要求するようになった。警視庁捜査2課は現金の授受が長年にわたって続けられた悪質な事件とみて追及している。

調べによると、西容疑者は95年ごろ、装備品の研究会を通して松井容疑者と知り合いになった。

直後に飲食やゴルフの接待、タクシー券の授受が始まったという。

当時、西容疑者は30歳代前半で、装備品の調達について研究する陸自の「需品学校」に勤めており、一時的に装備品の納入には
かかわっていなかったが、85年の入隊から一貫して装備部門に在籍していた。

自衛隊では部署間の異動がないため、松井容疑者は西容疑者がいずれは装備部門の幹部になる可能性が高いと考え、接待を始めたという。

西容疑者はその後、パチンコやパチスロにのめり込み、借金の額は一時、数百万円に上ったという。

このため西容疑者は数年前から松井容疑者に金額を指定して現金を要求するようになった。

松井容疑者は要求されるままに、1回数十万円を西容疑者に渡していたという。

西容疑者を知る自衛隊幹部は「若いときに油断していたのかもしれない。業者からみれば、先行投資だったのだろう」と話した。
【石丸整、鳴海崇】
毎日新聞 2007年6月23日 15時00分
外部リンク[html]:1cf.blog110.fc2.com
パチンコやパチスロにのめり込み、借金の額は一時、数百万円に上ったという

日刊スポーツ2006年11月29日15時11分

還付金を詐取、生野区役所職員を懲戒免職
 
大阪市は29日、国民健康保険料の減免制度を悪用して還付金約338万円を詐取したとして、
生野区役所保険年金課の井元信也職員(38)を懲戒免職処分にした。
市は詐欺容疑で井元職員を府警生野署に告訴する方針。
同課によると、井元職員は5月から10月の間、所得が減った場合に納付済みの保険料が還付される減免制度を悪用。
計16人分の減免申請書を偽造し、申請者に成り済ました複数の知人に区役所で還付金を受け取らせ、25回にわたり計約338万を詐取した。
被害金額はさらに増える可能性もあるという。
井元職員は消費者金融など数社に計約1300万円の借金があり、詐取した金は借金の返済や競馬やパチンコなどの遊興費に充てていたという。
市健康福祉局は「申請の受け付けや入力を複数の職員でチェックさせるなど再発防止に努める」としている。
(共同)
515
(1): 2011/01/18(火) 19:27:14 AAS
[2007年7月3日19時52分 nikkansports.com]
郵便局員が収入印紙横領で逮捕
山口署は3日までに、業務上横領の疑いで山口県下関市豊北町阿川、下関郵便局課長白石次男容疑者(48)を逮捕、
日本郵政公社山口監査室は3日、懲戒免職にした。
同監査室によると、白石容疑者は豊浦郵便局(下関市豊浦町)の副局長だった2006年10〜12月、
3回にわたり計50万円相当の収入印紙を横領した疑い。
「パチスロが好きで消費者金融に約740万円の借金があった。印紙を換金し返済の一部に充てた」と供述しているという。
今年5月、豊浦郵便局の検査で収入印紙の不足が発覚、切手などの保管業務を担当していた白石容疑者が犯行を認めた。

陸自汚職:西容疑者、借金が数百万円 返済困り現金要求

陸上自衛隊の装備品の発注を巡る汚職事件で、1等陸佐の西真悟容疑者(44)=収賄容疑で逮捕=がパチンコなどの
ギャンブルでつくった消費者金融への借金が数百万円にのぼることが分かった。
西容疑者はこの借金返済に困って、数年前から「伸誠商事」(東京都千代田区)役員、松井智則容疑者(44)=贈賄容疑で逮捕=に
継続して現金を要求するようになった。
警視庁捜査2課は現金の授受が長年にわたって続けられた悪質な事件とみて追及している。
調べによると、西容疑者は95年ごろ、装備品の研究会を通して松井容疑者と知り合いになった。
直後に飲食やゴルフの接待、タクシー券の授受が始まったという。
当時、西容疑者は30歳代前半で、装備品の調達について研究する陸自の「需品学校」に勤めており、一時的に装備品の
納入にはかかわっていなかったが、85年の入隊から一貫して装備部門に在籍していた。
自衛隊では部署間の異動がないため、松井容疑者は西容疑者がいずれは装備部門の幹部になる可能性が高いと考え、接待を始めたという。
西容疑者はその後、パチンコやパチスロにのめり込み、借金の額は一時、数百万円に上ったという。
このため西容疑者は数年前から松井容疑者に金額を指定して現金を要求するようになった。
松井容疑者は要求されるままに、1回数十万円を西容疑者に渡していたという。
西容疑者を知る自衛隊幹部は「若いときに油断していたのかもしれない。業者からみれば、先行投資だったのだろう」と話した。
【石丸整、鳴海崇】
毎日新聞 2007年6月23日 15時00分

徳島新聞記事の全文です。
職員が500万円着服 東みよし・昼間郵便局
2007/06/09 10:35
日本郵政公社徳島監査室は八日、簡易保険の貸付制度を悪用して契約者への貸付金約五百万円を着服したとして、
昼間郵便局(東みよし町昼間)前総務主任の國安正利容疑者(46)=三好市三野町太刀野=を業務上横領や
詐欺などの疑いで徳島地検に書類送検した。
日本郵政公社本社(東京)の監査部門によると、県内の被害額としては過去五年間で最高。
同公社四国支社(松山市)は四月二十五日に國安容疑者を懲戒免職処分にしている。
同室が記者会見して明らかにした。
徳島監査室の調べによると、國安容疑者は三野郵便局(三好市三野町芝生)に勤務していた二〇〇五年四月十二日から〇六年四月二十四日までの間、
三野町内に住む友人二人と知人の郵政職員一人が契約している簡易保険の貸付制度を悪用。
契約者に無断で貸し付け手続きをしたり、同局の窓口担当者に「契約者が来て貸付金の支払いを金庫から立て替えた」
とうそをつくなどして、計二十二回にわたり貸付請求書を偽造し、総額五百二万六千八百六十七円を着服した疑い。
國安容疑者は〇六年四月に昼間郵便局に異動後、契約内容の通知書が契約者に郵送されて発覚することを恐れ、
同年九月ごろに三人に犯行を打ち明け、郵便局を退職する意思を伝えたという。
ところが國安容疑者が退職しなかったため、今年四月二十二日、契約者の一人が三野郵便局長に連絡。
翌日、同監査室が國安容疑者を追及したところ犯行を認めた。
調べに対し、國安容疑者は「消費者金融への返済やパチスロなどの遊興費に充てた」と話しているという。
被害額は國安容疑者の親族らが全額返済している。
同公社四国支社の山下雅好業務課長は「顧客に対して多大な迷惑をかけた。指導の徹底を図り、信頼回復に努める」と話した。
また、懲戒処分した日に発表しなかったことについて、同監査室は「慣例に従って書類送検した日の発表となった。
今後は処分した日に発表できるよう今後の検討課題にする」とした。
516
(1): 2011/01/18(火) 19:28:17 AAS
日刊スポーツ なにわWEB - 2007年7月13日2007年7月14日11時59分の新聞記事の全文です。

「人生ダメになる」郵便局強盗が自首
大阪府警守口署は13日、郵便局から現金を奪ったとして、強盗容疑で大阪府門真市の無職永井博樹容疑者(21)を逮捕した。
永井容疑者は12日午後8時40分ごろ「強盗をした」と同署に1人で出頭。
調べに対し「いつ警察に捕まるかと気になって夜も眠れなかった。このままだと人生駄目になると思った」と供述している。
調べでは、永井容疑者は6月7日午後5時ごろ、守口市の郵便局に押し入り、女性局員らにナイフをちらつかせて「金を出せ」と脅迫。
カウンター内に入って机の上にあった現金114万円を奪った疑い。
郵便局は営業終了後で客はおらず、局員4人にけがはなかった。
郵便局の防犯カメラの映像には素顔は映っておらず、捜査は同容疑者周辺まで及んでいなかったという。
奪った現金は友人と消費者金融の借金約30万円の返済にあて、残りは競馬やスロットなどギャンブルで使い切ったという。

[日刊スポーツ 2007年4月25日22時31分]

自衛官が郵便局強盗、銃は本物か/福岡
福岡県警久留米署などは25日、郵便局に押し入り現金を奪ったとして、強盗の疑いで陸上自衛隊久留米駐屯地(同県久留米市)の
二等陸曹岡春男容疑者(38)=佐賀県鳥栖市江島町=を逮捕した。
調べでは、岡容疑者は3月19日午前10時45分ごろ、久留米市高良内町の郵便局に押し入り、局員らに拳銃のようなものを
突き付けて「1000万円出せ。撃つぞ」などと脅し、現金計約117万円を奪った疑い。
調べに対し「消費者金融などへの借金返済でやった」と容疑を認めており、同署はギャンブルなどの遊興費で借金を抱えたとみて捜査。
犯行に使ったのが駐屯地の銃器かどうかも追及する。
岡容疑者は犯行後に自転車や車を乗り継ぎ逃げたが、目撃者が覚えていた車種やナンバーから同署が割り出した。
久留米駐屯地によると、岡容疑者は大砲などを扱う第4特科連隊に所属。通常は拳銃を扱うことはないといい「詳しい事実関係を調べている」としている。

[日刊スポーツ 2007年2月5日19時10分]の新聞記事の全文です。

農協1億円窃盗事件で元課長を再逮捕
北海道警函館中央署は5日、函館市亀田農協本店金庫から約1億円を盗んだとして、
窃盗容疑で元同本店運用課長・今正光容疑者(57)を再逮捕した。
同署は借金返済目的の単独犯行と断定、裏付けを進めている。
調べでは、今容疑者は昨年12月4日午後7時半ごろ、同本店金庫から現金約9996万円を盗んだ疑い。容疑を認めているという。
今容疑者は退店するふりをして2階に潜み、最後の職員が帰った直後に警報装置を解除。
解除に気付いた警備会社からかかった電話にはとっさに実在する職員を名乗り「忘れ物をして取りに来た」と答えた。
その後、金庫室の扉と金庫を開け、店内にあった米袋に金を入れて窓から逃走。盗んだ金の大半を自宅近くの畑に埋めた。
今容疑者は金庫室のダイヤル番号を業務で知っており、金庫の鍵は最後に退店した貯金課長が無施錠のまま引き出しにしまっていた。
盗まれた金のうち約9400万円は、自供に基づき先月20日に発見された。
残りの約600万円は借金の返済やギャンブルに使った。
趣味の競技用伝書バト数十羽の飼育代やギャンブルで、消費者金融などに約4200万円の借金があったという。
また函館地検は5日、函館市内の無職女性(78)に架空の投資話を持ち掛け現金150万円をだまし取った詐欺罪で今容疑者を起訴した。
517
(1): 盗っ人警察官a 2011/01/18(火) 19:29:08 AAS
盗っ人警察官
2007/07/14(土)
消費者金融の借金が原因で、窃盗をした警察官のことが
新聞に紹介されています。

とても、ビックリするような内容です。
まして、警察の備品を盗んでいます。

とほほの人です。

日刊スポーツの新聞記事全文を引用したします。
盗っ人警察官に教えたいパチスロの遊び方

週刊朝日が「裁判員制度フォーラムの闇」と題して、2週にわたって不明瞭なお金の流れを取り上げたりしていたけど、
衆院法務委員でも話題になってたのね。
謎の金を追求するのも大事なんだけど「裁判員制度フォーラム」の内容自体の薄っぺらさを追求する方が先のような気もするんだけど。
先日、東京で行われたやつとか、トホホな内容だったからなぁ。
ま、裁判員制度のロゴマークが入ったトートバッグもらえたから、満足なんだけどさ。

今回は3月22日(木)に行われた阿部晋一被告人の裁判傍聴記で、罪名は窃盗。

06年11月に警視庁組織犯罪対策3課の巡査長、阿部晋一(当時28)が同課の備品のカメラレンズを
盗んだとして逮捕された事件で、当時は結構、報道されたので覚えている方も多いでしょう。

取り調べに対して阿部は借金が数百万円あると言い「クレジットカードの返済に充てるために中古業者に売った。
他に4本のレンズを盗んだ」と供述している。
警視庁はレンズの紛失を把握していなかった。

現役の警察官が窃盗って。
もちろん、仕事は免職になってます。
被害者も警察で、逮捕したのも警察官。
警視庁注目の事件だと思ったんだけど、傍聴席には警察官らしき人(外見では分からないけど)は、
見当たりません。事件のてん末までは興味ないらしい。

で、裁判の話。
検察官の冒頭陳述によると、被告人はパチスロで多額の借金を作り、返済に困っていた。
誰もいなくなる時間帯に職場の分室に入って、ロッカーからデジカメ用の交換レンズを窃盗。
去年7月〜11月の間にデジタル一眼レフカメラ1台、レンズ5本を盗んでいたもようで盗品は中古店に30万3000円で売却。

今年に入って上司が給与明細(?)をチェックした際、不自然な物品購入に気づき、被告人を面談。
中古店に裏づけ捜査をして、被告人を逮捕した。

事件発覚の経緯がよく分かんないんだけど、被告人は全面的に罪を認めて、自首を主張しています。
被告人の父親が証人として情状を述べた後、被告人質問です。
518
(1): 盗っ人警察官b 2011/01/18(火) 19:29:46 AAS
 弁護人 「生活指導の点から、互助会の明細を上司に見てもらったんですね。それで何て言われたんですか?」
 被告人 「“なぜ、同じものをいくつも買ってるんだ?”と追求されました」

 どうやら、借金返済のために何かの品物を買って中古店に売却していたようです。

 弁護人 「窃盗の件だけど、自分から話しましたね」
 被告人 「はい。5回6品を正直に話しました」
 弁護人 「それまでに、備品がなくなっているという話は聞いたことありました?」
 被告人 「そういう話は一切聞いていません」
 弁護人 「あなたの供述で発覚したというわけですね」
 被告人 「そうだと思います」

 元々、上司に疑われてから供述したという自白の経緯が明らかになりました。

 弁護人 「池袋署内の物を盗って、バレるとは思わなかった?」
 被告人 「毎回やめようとは思ってたんですけど、バレなかったので続けました」
 弁護人 「“憧れて警察(官)になった”と書いてあるんですけど、逮捕されてどう思います?」
 被告人 「取り締まる立場なので(逮捕されて)当然だと思います」
 被告人 「自分を見つめ直して新たな仕事を探します」

 一応、被害者は警視庁になると思うんだけど、謝罪の言葉はありませんでした。
 次は検察官から。

 検察官 「去年5月、父親から債務整理のために150万出してもらったんですよね」
 被告人 「はい…」
 検察官 「それでも、消費者金融の借金は300万円以上残っていた、と。いつごろからの借金なんですか?」
 被告人 「平成14年から」
 検察官 「公務員だから、ねぇ。収入はわかってるでしょう。どうしようと思ってたんですか?」
 被告人 「甘いんですけど、何とかなるんじゃないかと」

 公務員である検察官が給料の不満を漏らすように質問しているのは面白いけど、それは置いといて、パチスロでそんなに借金作るとはねぇ。

 検察官 「あなたが働いていた組織犯罪対策課ってどんな犯罪を扱う部署ですか」
 被告人 「暴力団関係…」
 検察官 「ですよね。そんな借金がある人が適任者と言えるんですか?」
 被告人 「言えないと思います」

 借金は関係ないんじゃないか? 窃盗が問題なんだからさ。うっかりして質問を間違った気もするんだけどさ、被告人が訂正できるわけもなく。

 検察官 「さっき、弁護人からも質問されてましたけど、やめようと思わなかったんですか?」
 被告人 「いつかはバレるだろうと思ってたんですが、管理の体制が厳しくなかったこともあって…」
 検察官 「厳しくないってねぇ(苦笑)。そもそも、警察官がいるところに盗っ人が入ると思ってないからでしょ。
それを逆手に取ったと思われても仕方がないですよ!」
 被告人 「はい…、すみませんでした」

 警察の管理体制のせいにしたら、検察官激怒ですよ。っていうか、あきれてた感じだったけど。最後は裁判官からの質問。

 裁判官 「借金いくらなの? 今は」
 被告人 「1000万近くじゃないかと」
 裁判官 「ええっ! 何で急に膨れ上がっちゃったの?」
 被告人 「スロットに行っちゃって」
 裁判官 「ちょ、ちょ、ちょっと、待って。去年の5月で300万だろ?」
519
(1): 盗っ人警察官c 2011/01/18(火) 19:30:35 AAS
 と、1年弱で3倍になった借金に裁判官大慌てです。すると、弁護人が立ち上がって

 弁護人 「補充で質問させてください。その借金なんだけど、消費者金融に300万円、警察共済組合に300万円、
警視庁信用組合に300万円という内訳だよね」
 被告人 「はい。約1000万円、と」

 なんで、最初に明かさなかったんだ? 警察関連の借金は踏み倒せるのかね…っていうか、パチスロやりすぎ。
どれだけ負ければ、パチスロだけで1000万円もの借金が作れるんだ? パチスロまわし過ぎて、首が回らないとは皮肉な話だよ。

 裁判官 「他にもあったのね。で、自首の件なんだけど、なんで初めから言わなかったの?」
 被告人 「やっぱり、犯罪行為ですから」
 裁判官 「裏付け捜査が始まってから、供述したんでしょ。これは疑われてるなぁと思ってました?」
 被告人 「いや、そういう自分が疑われている雰囲気はなかったですけど」
 裁判官 「えーーー、警察官だったら分かるだろー」

 と、自首に関しては疑ってました。被告人としては「もう逃げられない」って状況だったんだろうけどね。かなり微妙な自首だよなぁ。

 この後、検察官が懲役2年を求刑して、一番最後に、

 被告人 「元の職場の方に、この場を借りてお詫び申し上げます」

 と、被告人からの謝罪の言葉が出て、閉廷。

 このコラムのプロフィルに「パチスロはセミプロ級」とあるように、オレも一時期はパチスロに凝って1カ月に10万円程度稼いで、
 それで暮らしていた時期があったんだ。
 その経験から言えば、パチスロは「いかに勝つか」ではなくて「いかに負けないか」というギャンブルだと思うね。
 10万円突っ込んで11万円取り返す人もいるんだろうけど、1000円でも勝ちは勝ち、そこで身を引けるかどうか、
 あるいは負けた時に傷を深くする前にやめられるか、そういったリスク管理が大事だと思う。
 この人の場合はオレとは違う考えだったんだろうね。
 もっともオレの場合は、5号機(04年7月1日付で改正された遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則に
 従って保安電子通信技術協会によって行われる型式試験に合格したパチスロ機)だと勝つのが難しいと思ってるし、
 何より毎日裁判所通いなので最近はほとんどやってないけど。

 それはともかく、被告人は現金を盗んだり、どこかの店でもっと高価な物を盗んだりせず、管理が甘い職場の備品を盗んだところに、
 気の弱さや人の良さを感じるんだけどねぇ。
 借金って人を変えるもんだ。
 ちなみにオレ、パチスロ好きだけど借金はありません。
520
(1): 2011/01/18(火) 19:31:28 AAS
2011年1月10日
強盗未遂:28歳の男、休みを取って勤務先に押し入り逮捕 /埼玉

勤務先の店に強盗に入ろうとしたとして、浦和署は10日、さいたま市桜区白鍬、アルバイト、相川祐輔容疑者(28)
を強盗未遂と銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕した。
容疑は9日午後9時45分ごろ、同市浦和区領家4のゴルフ用品販売店「ゴルフ・ドゥ北浦和店」に押し入り、
2階事務所にいた男性店長(35)と店員(36)に包丁を突きつけ、金を奪おうとしたとしている。
相川容疑者は店長らに取り押さえられた。店は午後9時に閉店していた。
同署によると、相川容疑者は同店に昨年から勤務。「パチンコなどの借金で金が必要だった」と供述しているという。
サングラスをかけ、終始無言だったという。同日も勤務予定だったが「休む」という電話があったという。
毎日新聞 2011年1月10日 23時50分
外部リンク[html]:mainichi.jp
外部リンク[html]:megalodon.jp
パチンコなどの借金で金が必要だった

パチンコなどの借金返済に充当
(秋田県)
業務上横領の罪に問われているのは、秋田市シルバー人材センターの前の事務局長佐藤由紀夫被告56歳です。
起訴状によりますと佐藤被告は、センターの事務局次長として勤務していた平成16年5月中旬から平成17年1月下旬までのあいだ、
秋田市の会社から業務委託料として支払われたおよそ820万円を横領したとされています。
12日の初公判で起訴内容を問われた佐藤被告は「ございません」と答え起訴内容を全面的に認めました。
冒頭陳述で検察側は佐藤被告が着服した金について「パチンコや飲酒のために借金を繰り返しその返済に充てていた」などと指摘しています。
[ 1/12 13:15 秋田放送]
外部リンク[html]:www.news24.jp
パチンコや飲酒のために借金を繰り返しその返済に充てていた
820万円を横領

2011年1月13日
“逆タイガー”鶴岡市教委職員130万円着服

山形県鶴岡市教育委員会は13日、放課後に児童を預かる子ども教室などの会計から約130万円を流用したとして、
40代の男性職員を懲戒免職処分にした。全額弁済したという。
市教委によると、職員は昨年6月から12月にかけて、国などの補助金による「放課後子ども教室」の会計や、公民館運営費を
引き出すなどして、パチンコや飲食代に充てていた。
子ども教室の指導員が「毎月支払われる謝金を受け取っていない」と市教委に問い合わせて発覚した。
市教委は、監督不十分だったとして、職員の上司ら4人を減給などの処分とした。
[ 2011年1月13日 20:45 ]
外部リンク[html]:www.sponichi.co.jp
パチンコや飲食代に充てていた
521
(1): 2011/01/18(火) 19:32:29 AAS
車上狙いの男を最終送検 美作署

岡山や広島など12府県で車上狙いなどを繰り返したとして美作署は14日、窃盗などの疑いで大阪府枚方市出口、
廃品回収業沈信二容疑者(40)=同罪で起訴=を最終送検した。

送検容疑は、2008年2月下旬から09年1月上旬にかけ、美作や岡山、福山市などの宿泊施設やゴルフ場の駐車場で、
車の窓ガラスを割るなどの手口で計82件、現金約174万円とクレジットカードやパソコンなど711点(計308万円相当)
を盗んだ疑い。

同署によると、「盗んだ現金は飲食費やパチンコなどの遊興費に使った」と供述している。
(2011/1/14 12:09)
外部リンク:www.sanyo.oni.co.jp
沈信二
飲食費やパチンコなどの遊興費に使った
●車上狙い82件、12府県●

2011年1月13日
ひったくり:鎌ケ谷中心に100件か 県警、29歳男を追送検 /千葉

鎌ケ谷市を中心に、ひったくりの余罪100件か−−。

県警捜査3課などは13日、松戸市松飛台、とび職、斎藤幸太被告(29)=窃盗罪で起訴=を、別の事件にも関与したとして
窃盗の疑いで千葉地検松戸支部に追送検した。

斎藤容疑者は09年〜10年9月21日に、計100件のひったくりを繰り返した疑いが持たれている。

同課によると事件はいずれも鎌ケ谷市を中心に起き、夕方以降に帰宅途中の女性が狙われた。

原付きバイクで背後から近付き、追い抜きざまに手や自転車の前かごからかばんを盗む手口。

被害額は現金だけで350万円、物品(時価)を含めれば約800万円。

斎藤容疑者は「遊ぶ金が欲しかった」と供述。

盗んだ金はパチンコ代や生活費に使ったという。

追送検容疑は昨年8月16日夕、松戸市内で女性(60)から現金約1万3000円などが入ったかばんを奪ったとしている。

◇  ◇

県警が12日に発表した昨年1年間の県内のひったくり件数は2188件。

一昨年まで34年間連続1位だった大阪府を抜き、史上初めて全国ワースト1位となる見通しだ。

県警は「ひったくり検挙対策プロジェクトチーム」を発足させた。

【味澤由妃】
毎日新聞 2011年1月14日 地方版
外部リンク[html]:mainichi.jp
「遊ぶ金が欲しかった」と供述。
盗んだ金はパチンコ代や生活費に使ったという。
●ひったくり:鎌ケ谷中心に100件/千葉●
522
(1): 2011/01/18(火) 19:33:30 AAS
2011年1月14日
諫早のコンビニ強盗:被告に5年求刑−−地裁結審 /長崎

諫早市のコンビニ強盗事件で強盗と銃刀法違反の罪に問われた諫早市の無職、岡部信一被告(25)の初公判が14日、
長崎地裁であり岡部被告は起訴内容を認めた。

即日結審し、検察側は懲役5年、弁護側は執行猶予付き判決を求めた。

検察側は、パチンコなどのギャンブルにはまり、重ねた借金の返済が動機だったと指摘。「身勝手で酌量の余地はない」とした。

弁護側は「やくざからの借金を返済しないと家族に危害が及ぶと思い、精神的に追い詰められていた」とした。

起訴内容は昨年10月25日未明、同市のコンビニに包丁(刃渡り約16センチ)を持って押し入り「金ば出せ」と店員を脅して
現金27万9000円を奪ったとされる。

〔長崎版〕毎日新聞 2011年1月15日 地方版
外部リンク[html]:mainichi.jp
やくざからの借金を返済しないと家族に危害が及ぶと思い、精神的に追い詰められていた
523
(1): 2011/01/18(火) 19:35:19 AAS
2011年1月7日
「JA香川県」職員2240万円着服

JA香川県は7日、本町駅前出張所(東かがわ市)に勤務していた元福栄支店業務課の男性職員(35)が、14人の顧客から預かった定期積金の
掛け金2240万円を着服し、同日付で懲戒解雇処分にしたと発表した。

近く業務上横領容疑で県警に告訴する方針。

発表によると、男性職員は渉外担当として同出張所に勤務していた2006年10月から昨年7月にかけて、東かがわ市在住の37〜90歳の14人に対し、
毎月、払い込む定期積金の掛け金を「一括で払えば利息が高くなる」などとだまし、250万円〜30万円を預かり、着服した。

実際の被害額は1027万5000円になるという。

男性職員は昨年7月、同市内の別の支店に異動になり、後任の職員が同12月に気付いた。

JAの調査に対し、男性職員は「着服した金はギャンブルに使ったり、積金の穴埋めにしたりした」などと不正を認めているという。

JA香川県は職員の相次ぐ不祥事で、県から2度の改善命令を受け、昨年6月に再発防止策実行計画を県に提出したばかり。

田辺広・代表理事理事長は記者会見で、「再発防止策を実践している中で、不祥事があったことを重く受け止めている。誠に申し訳ない」と謝罪した。

また県の西原義一・農政水産部長は「再発防止策が確実に実施されるよう強く指導したい」などとするコメントを出した。

(2011年1月8日 読売新聞)
外部リンク[htm]:www.yomiuri.co.jp
画像リンク

着服した金はギャンブルに使った
524: 2011/01/18(火) 19:36:14 AAS
2010年12月13日
共栄銀元支店長詐欺:被告に実刑−−地裁判決 /佐賀

架空貸し付けで計2100万円を詐取したとして、電子計算機使用詐欺の罪に問われた佐賀市東与賀町田中、元佐賀共栄銀行江北支店長、
山口弘治被告(46)に対する判決公判が13日、佐賀地裁であり、懲役2年6月(求刑・懲役4年)が言い渡された。

牧野宇周裁判官は「権限や内部決済手続きなどの知識を悪用した計画的かつ巧妙な犯行で悪質」と述べた。

判決によると、山口被告は同支店長だった09年10月8日〜今年5月31日に計6回、銀行の電算機に接続する端末機を操作し、
顧客に無断で定期預金を担保に貸し付けを行い、不正に開設した顧客名義などの普通預金口座に貸付金を入金して計2100万円を詐取した。

また、ギャンブルなどの遊興費によって多額の借金を抱え、返済のために犯行を計画した。

毎日新聞 2010年12月14日 地方版
外部リンク[html]:mainichi.jp
外部リンク[html]:megalodon.jp
計2100万円を詐取  ギャンブルなどの遊興費によって多額の借金を抱え

強盗自作自演30万円盗む/会社員を逮捕
2011/01/14 10:12
13日早朝、香川県高松市勅使町の食品製造販売会社で、出勤してきた男性社員が、事務所内に侵入していた男に出くわし、
男はそのまま逃走したとして110番通報があった。

高松南署が強盗事件とみて捜査していたが、男性の自作自演と判明。

窃盗などの疑いで、香川県高松市飯田町、会社員中田英吾容疑者(39)を逮捕した。

中田容疑者の逮捕容疑は12日午前5時ごろ、同事務所内で、金庫に保管されていた現金約30万円を盗んだ疑い。

中田容疑者は13日午前5時55分ごろ、額を殴られたように偽装し、「事務所で男と出くわしたが、逃走した」などと同僚に説明。
同僚が110番通報した。しかし、現場に何者かが侵入した形跡や金庫にこじ開けられた跡もなかったため、同署が中田容疑者から
事情を聴いたところ窃盗を認め、強盗事件についても「全部うそでした」などと供述した。

同署によると、中田容疑者は「ギャンブルの借金の穴埋めにやった」などと供述しているという。
外部リンク[aspx]:www.shikoku-np.co.jp
ギャンブルの借金の穴埋めにやった
525: 2011/01/18(火) 19:36:56 AAS
2011/01/12
「辛抱強さ」の仕組み解明=ラット脳で特定物質活発−沖縄の研究機関

沖縄科学技術研究基盤整備機構(沖縄県恩納村)は、ラットが餌や水を待ち続ける「辛抱強さ」が脳内で生成される仕組みを解明したと発表した。

12日付の米科学誌ジャーナル・オブ・ニューロサイエンスの電子版に掲載された。

衝動行動を抑える神経伝達物質セロトニンの脳内での分泌に着目した成果で、そううつ病などの解明や治療につながることも期待されるという。

同機構の銅谷賢治研究員(脳科学)らのグループは、雄のラットが餌や水をもらう際に、すぐに出る場合と時間差で出る場合で、
脳内のセロトニン活動の違いを比較。

個体差をなくすため、実験では同じラットを使った。

その結果、餌がすぐに出た場合と4秒間待った場合を比較すると、我慢した場合の方が脳内のセロトニン濃度が高かった。

また、餌をもらえる場所で2〜20秒間待たせた際の脳内のセロトニン活動を比較。

同じラットで、餌を最後まで待てた場合と待てなかった場合を比べると、餌を待ち始めた直後は両者で差はなかったが、餌をもらう直前では、
餌を待てたときは待てなかったときと比べ、セロトニン活動が2倍超も活発になっていた。

銅谷研究員は「餌を最後まで待つときはセロトニンが多く分泌していた。こうした辛抱強さの仕組みは、依存症治療法や
人間により近いロボットの開発にも応用できるのでは」と話している。
(2011/01/12-07:13)
外部リンク:www.jiji.com
我慢した場合の方が脳内のセロトニン濃度が高かった

【栃木】
依存症のリハビリ 孤独なくす環境を
2010年12月20日
◆栃木DARC代表 栗坪 千明
自殺予防総合対策センター(東京)の松本俊彦副センター長による講演「依存症と自殺予防」を、真岡市で拝聴した。

タイトル通り、私たち依存症のリハビリに携わる者にはとても興味深い内容だった。

中でも、薬物使用者(アルコールを含む)の16・7%が死にたいと思い、同率の人が実際に自殺を試みているというデータ、
アルコール依存症者の28%、覚せい剤依存症者の50%、向精神薬依存症者の55%が自殺傾向が高いというデータは、
私たちにとって見過ごせない事実である。

施設利用者を見ていると、薬をやめた後に「死にたい」という自殺念慮が断続的に起きているように感じる。

薬を使っていたときには気付かなかった本人や周りの人にとっての不利益な現実に、やめた後に直面する。

それによって起こる失望感や罪悪感、苦痛を伴う身体的、精神的後遺症に悩んで死を考えるようになるのだと思われる。

利用者のそんな悩みを聞いていると、変な話だが、薬を使ってもいいから生きてほしいと思う。
これは私たちだけでなく、薬物依存症に携わる関係者全員の共通したこころもちである。この辺に薬物依存症の複雑怪奇な側面を見て取れる。

講演の終盤、生死を分かつ一つの要因として、自分のことを理解してくれる人が周りにいるかいないかが大きく左右するという話があった。

私たちに何ができるのだろうかと考える。

もちろん、回復プログラムやシステムを効果的なものにしていくことは重要ではあるが、リハビリ中に同じ苦しみを持つ仲間が
常にいるというDARCでは当たり前の環境でも、精神的に孤独にならない居場所づくりを心掛けることも私たちの重要な役割である。

私たちは死に直結する危険な病の回復に関わっているのだと、あらためて気付かされた講演だった。
外部リンク[html]:www.tokyo-np.co.jp
526: 中国人らパチンコ台操作、1億5千万円荒稼ぎかa 2011/01/18(火) 19:37:54 AAS
2011年1月11日
中国人らパチンコ台操作、1億5千万円荒稼ぎか

長くて2時間程度、数万円稼ぐと別の店に移る手口で、被害に気づかない店も少なくなかったという。

このグループによる被害は5年ほど前から確認されており、県警では、この1年間だけでも被害額は埼玉、大阪、広島など11都府県で
1億5000万円に上るとみて調べている。

関係者によると、逮捕されたのは、中国籍の埼玉県蕨市塚越、無職劉大為容疑者(29)ら男9人で、東京都立川市のパチンコ店で昨年6月、
大当たりの確率が高くなるよう改造した制御部品を台内部に取り付け、計約1万個(計4万数千円相当)の出玉を盗んだ疑い。

(2011年1月11日14時53分 読売新聞)
外部リンク[htm]:www.yomiuri.co.jp
画像リンク

埼玉、大阪、広島など11都府県で1億5000万円に上る
中国籍の埼玉県蕨市塚越、劉大為(29)

不正ロムでパチンコ玉を盗む 窃盗容疑で中国人ら9人逮捕
2011.1.11 17:46
埼玉県警国際捜査課と川口署、蕨署の合同捜査班は11日までに、パチンコ店で大当たりが出やすくなる制御基板を取り付け出玉を盗んだとして、
窃盗などの疑いで、東京都板橋区舟渡、無職、楊桂平容疑者(40)ら中国籍の男4人と、川口市並木、細谷浩樹容疑者(36)ら
日本人の男5人の計9人を逮捕した。

国際捜査課の調べでは、楊容疑者らは共謀し、平成22年6月25日午後、東京都立川市のパチンコ店で、パチンコ台1台に「裏ロム」
と呼ばれる出玉制御基板を取り付け、パチンコ玉約1万5340個(換金価格約4万6020円相当)を盗むなどした疑いが持たれている。

国際捜査課によると、犯人グループは裏ロムの取り付け役や見張り役、遊技をして玉を出す「打ち子」などの役割を分担し、
東京都や埼玉県など首都圏を中心とする1都10県で犯行を繰り返していた。

1回につき8万円ほど稼ぐと別の店に移る手口で、被害額は1億円を超えているとみられるという。
外部リンク[htm]:sankei.jp.msn.com
東京都板橋区舟渡、無職、楊桂平(40)
川口市並木、細谷浩樹(36)
527: 中国人らパチンコ台操作、1億5千万円荒稼ぎかb 2011/01/18(火) 19:38:38 AAS
パチンコ台に「裏ロム」取りつけ玉盗んだ男ら逮捕(2011/01/11 14:52)

パチンコ台を不正に操作してパチンコ玉を盗んだとして、中国人と日本人のグループ9人が逮捕されました。

被害は全国で数百件に上るということです。

逮捕されたのは大平博樹容疑者(43)や中国人のリウ・ダーウェイ容疑者(29)ら9人です。

大平容疑者らは去年6月、都内のパチンコ店で、台に「裏ロム」と呼ばれる不正な基盤を取りつけ、約4万6000円相当の
パチンコ玉を盗んだ疑いが持たれています。

警察によると、逮捕された9人は中国人と日本人のグループで、2年以上前から埼玉県や東京都など関東を中心に全国で数百件の犯行を
繰り返していたとみられます。

警察の調べに対して、9人のうち一部が容疑を否認しているということです。
外部リンク[html]:news.tv-asahi.co.jp
大平博樹(43)
中国人のリウ・ダーウェイ(29)

窃盗容疑で逮捕状の中国人、羽田空港で逃走 
2011.1.13 01:32
埼玉県警が窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕状を取っていた中国人の男(38)が、羽田空港で発見された直後に
逃走していたことが12日、警視庁東京空港署などへの取材で分かった。
同署が行方を追っている。
同署などによると、12日正午過ぎ、羽田空港の国際線ターミナルの出発ゲートで東京入国管理局職員が男を発見。
事情を聴いたところ男が突然、逃走したため、職員が110番通報したという。
埼玉県警はパチンコ台を不正に操作して出玉を盗んだとして、同日までに窃盗容疑で中国人ら9人を逮捕しており、
男は犯行グループの一員とみられている。
外部リンク[htm]:sankei.jp.msn.com
528: (被害1千万)ゴト師がパチンコ店員になり台改造 組織的集団 2011/01/18(火) 19:39:35 AAS
【福井】
店員になりパチンコ台改造 窃盗の疑いで共謀男と逮捕
2011年1月12日
店員になりすましてパチンコ台を改造したとして、大野署が窃盗の疑いで大阪府の男2人を逮捕していたことが分かった。

2人はパチンコ台から不正に玉を出させる窃盗集団の一員とみられ、同署と県警が関係者の行方を追っている。

昨年10月に逮捕されたのは大阪市此花区の無職男性(32)=窃盗罪で有罪判決、同12月に逮捕されたのは
大阪府和泉市一条院町、アミューズメント業指野和昭容疑者(51)=同罪で起訴。

逮捕容疑では、2人は共謀して昨年2月8日、大野市内のパチンコ店で、パチンコ台の基板1個(3万円相当)を盗んだとされる。

県警などによると、男性はパチンコ台を改造するため2008年冬、同店に入社。

約1年後に開店前の業務を任せられる副班長に昇格し、営業前に指野容疑者から受け取った不正な基板に交換した。

パチンコ台を交換する際の検査で不正が発覚し、同店が警察に届けた。

男性は「基板の交換で報酬を受け取り、不正な台の情報を仲間に流して玉を出させていた」と、組織的な犯行を認めている。
外部リンク[html]:www.chunichi.co.jp
大阪市此花区の無職男性(32)=窃盗罪で有罪判決
大阪府和泉市一条院町、アミューズメント業 指野和昭(51)=同罪で起訴

パチンコ店勤務し制御板不正改造 背後に「ゴト師」組織か?
(2011年1月12日午前9時08分)
福井県大野市のパチンコ店に従業員として約1年間勤務し、信用を得た上でパチンコ台の制御基板を不正改造したものに交換したとして、
県警が窃盗の疑いで大阪府の30代と50代の男を逮捕していたことが11日、県警への取材で分かった。

パチンコ店の被害は1千万円に上るとみられ、県警は背後に組織的な「ゴト師」の集団がいるとみて調べている。

県警が逮捕したのは、従業員としてパチンコ店に潜入した大阪市の男性(32)=窃盗罪で執行猶予付き有罪判決=と、
不正基板を用意した大阪府和泉市、指野和昭被告(51)=同罪で起訴済み。

逮捕容疑は2人は共謀し、2010年2月8日、大野市内のパチンコ店からパチンコ台の制御基板(約3万円相当)を盗んだ疑い。

県警などによると、男性は別の指示役の男からこの店に従業員として潜り込み、制御基板を入れ替える立場になったら連絡するよう指示を受け、
09年2月にアルバイトとして入店。

同年5月に正社員として採用された。

仕事ぶりを見込まれ、同年12月には開店前に制御基板に異常がないかの確認を任される立場に昇進した。

昇進後、指示役の男に連絡を取り、10年1月ごろから基板の入れ替えを始めた。

指野被告が不正基板を男性に渡し、交換方法を指導していた。

約1カ月間に3機種約10台の基板を入れ替え、交換した台を指示役に連絡、別の人物が店を訪れて玉を出していた。

男性は報酬として約100万円を受け取っていたという。

県警はパチンコ店の被害は1千万円を下らないのではないかとみている。

同年2月に行った新台入れ替えの検査時、不正基板の存在が発覚した。

男性は店から連絡を受けると、その日のうちに行方をくらましたという。

店内の防犯ビデオなどから男性の犯行が分かった。

県警は潜入に約1年を費やす周到ぶりや、精密な不正基板を準備していることから、組織的な犯行とみて指示役らの特定を急いでいる。
外部リンク[php]:www.fukuishimbun.co.jp
外部リンク[php]:megalodon.jp
男性は報酬として約100万円を受け取っていたという。
県警はパチンコ店の被害は1千万円を下らないのではないかとみている。
529: パチンコ店に金属探知機約500万円の投資 2011/01/18(火) 19:40:55 AAS
パチンコ店入り口に金属探知機…一体何が起きているのか
2011年1月16日7時50分
パチンコ店の入り口に金属探知機のゲート。こんな光景が全国に広がりつつある。
店外からパチンコ玉を持ち込む不正を防ぐためだ。パチンコ店に一体、何が起きているのか。
茨城県つくば市のパチンコ店。男性客が入ると、事務室で異常を知らせるブザーが鳴った。
ブザーの音は、店員のイヤホンにも伝わるが、店内の客には聞こえない。
店員の一人が男性客の様子をうかがい、胸のマイクを使ってほかの店員のイヤホンに伝えた。
「持ち込んだ缶ジュースに反応しただけでした」
この店では、4カ所ある入り口全てに金属探知機が置かれている。
成田空港や最高裁判所などで実際に使われているイタリア製の装置だ。
土浦市の機器メーカー「オーケープランニング」が2008年夏、パチンコ店向けに改造した。
客を不快にさせないため、その場では音が鳴らないようにした。
そのかわり、別室に置いたパソコンのモニターに異常を表示させ、店員にはイヤホンを使って伝える。
ポケットやたばこの箱に隠したパチンコ玉にも反応するよう感度を調節した。
約500万円の投資になったが、経営者は「持ち込まれた被害に比べれば安いものだ」と言う。
以前は、閉店後に玉の数が増えていることがよくあったが、金属探知機を置いてからはほとんど無くなった。
「抑止効果もあったのでしょう」
金属探知機は口コミで広がり、茨城県内の1割にあたる約30店に拡大。東京都や愛知県にも導入する店が出始めた。
オーケー社は、入店者数などのデータも集められる改良型をイタリアのメーカーの協力で開発し、今年から全国販売に乗り出す。
■1円パチンコ普及、狙われる差額
なぜ、パチンコ店に玉が持ち込まれるのか。
一つには、玉1個1円で遊べる「1円パチンコ」の普及がある。1円パチンコの店では玉100個を100円で手に入れることができる。
通常の1個4円の店では玉100個に400円かかるため、1円パチンコの店から通常の店に玉100個を持ち込めば、
それだけで300円の得になる。
また、インターネットのオークションで買った玉を持ち込むケースもある。
ヤフーオークションのサイトで「パチンコ玉」を検索すると、数十件の取引が表示される。
希望価格は1玉あたり1〜3円が相場だ。ヤフージャパンは「玉自体が盗品というわけではなく、出品制限は出来ない」(広報)という。
大量の中古玉が出回る背景には、パチンコ店の廃業があるとされる。
警察庁によると、1995年に全国で1万7631店あったパチンコ店は、09年には1万1722店まで減った。
去年には栃木県や名古屋市で、玉を隠して持ち込んだ客が窃盗未遂容疑などで逮捕された。
駐車場の車と店を何度も往復したり、1万個の玉を隠し持つことが出来る特注のベストを着たりして、大量に持ち込む不正も発覚している。
しかし、パチンコ業界の経営状況を調査している「ビジョンサーチ」の桜井一英社長は、「表面化するのはごく一部だけだ」と指摘する。
1日10万円以上の損害が出たという報告もあるが、トラブルを避けるため被害届を出さない店も多いという。
パチンコ店の業界団体である全日本遊技事業協同組合連合会は「『玉の持ち込みは犯罪』と訴えるポスターを掲示するなど対策を始めたが、
不正は見つけにくく、被害の実態すら把握が難しい」(広報課)と話す。(大平要)
外部リンク[html]:www.asahi.com
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駐車場の車と店を何度も往復したり、1万個の玉を隠し持つことが出来る特注のベストを着たりして、大量に持ち込む不正も発覚している。
約500万円の投資になったが、経営者は「持ち込まれた被害に比べれば安いものだ」と言う。
警察庁によると、1995年に全国で1万7631店あったパチンコ店は、09年には1万1722店まで減った。
530: 千葉/東金女児殺害事件「暴走モードに」a 2011/01/18(火) 19:42:58 AAS
●パチンコが原因の殺人事件●

「バカと言われ暴走モードに…」東金女児殺害事件(2011/01/13)

千葉県東金市で5歳の女の子を殺害した罪などに問われている男の裁判で、犯行のきっかけについて、
男は「バカと言われ、暴走モードになった」などと話しました。
勝木諒被告(23)は2008年9月、東金市の成田幸満ちゃんを自宅の浴槽でおぼれさせて殺害した罪などに問われています。
12日の被告人質問で、勝木被告は、遺族の代理人に犯行のきっかけについて問われると、「(幸満ちゃんに)バカと3回言われ、
暴走モードになった」などと答えました。
謝罪の気持ちについての問いには数分間、うつむいたまま何も答えず、代理人が質問を変える場面もありました。
13日に開かれる証人尋問には、検察と弁護側双方の精神鑑定医が出廷し、責任能力の有無などが争われる予定です。
(ANNNEWS)
外部リンク[html]:news.tv-asahi.co.jp
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「(幸満ちゃんに)バカと3回言われ、暴走モードになった」

「ばか」と言われて殺意
被告供述を検察朗読 東金女児殺害初公判
2010年12月18日15時09分
「友達になりたかった」。
東金女児殺害遺棄事件の初公判で17日、検察側が示した犯行のきっかけは、衝撃的な事件の結果とかけ離れたものだった。
殺人罪などに問われた勝木諒被告(23)は黒いスーツ姿で入廷し、裁判長の人定質問に幼い口調でゆっくりと答えた。
とっさの殺意を抱かせたのは、「帰る。ばか」という被害児の必死の言葉。
事件の詳細が検察官から語られると、ついたての中の遺族は涙を流した。
勝木被告の供述調書には、死亡した成田幸満ちゃん=当時(5)=の最後の様子が詳しくつづられていた。
「(道で)すれ違った女の子と友達になりたいと思いました」。声を掛けられず、自宅に連れ去った。
幸満ちゃんが泣き出し、「帰りたい、誰かに会いたいと言っていました」。
その後、勝木被告が「帰るな」、幸満ちゃんは「帰る、帰る」と言い、幸満ちゃんの「ばか」という言葉で「かちんときて、暴走モードになりました」。
「もう顔も見たくないほどカーっときて、風呂につけてしまいました」とも。
「ごめんなさい。本当にごめんね」とした。質問が殺害の核心部分などに及ぶと、筆談で答える特殊な取り調べ方法をとっていた。
外部リンク[php]:www.chibanippo.co.jp
外部リンク[php]:megalodon.jp
幸満ちゃんの「ばか」という言葉で「かちんときて、暴走モードになりました」。

「感情制御できなかった」 5歳女児殺害公判で被告
2011.1.12 23:21
千葉県東金市で平成20年、成田幸満ちゃん=当時(5)=が殺害、遺棄された事件の第3回公判が12日、千葉地裁(栃木力裁判長)で開かれ、
殺人罪などに問われた無職勝木諒被告(23)は殺害の理由について「感情が制御できなかった」と述べた。

被害者参加制度で出廷した遺族側の弁護士の質問に答えた勝木被告は「(幸満ちゃんに)『ばか』と3回言われ、会社で(しかられた時)の
情景がフラッシュバックして暴走モードになった」と説明。「なぜ謝罪の気持ちを早く伝えなかったのか」と問われ、
うつむく場面も。弁護側証人として勝木被告の母親も出廷し「本当に申し訳ない」と謝罪。

「世間がどう言おうと半信半疑でした」と述べ、息子の犯行を信じられなかった心境を明かした。

検察側は母親が昨年11月に初めて遺族に謝罪の手紙を出したと明らかにした。
外部リンク[htm]:sankei.jp.msn.com
「(幸満ちゃんに)『ばか』と3回言われ、会社で(しかられた時)の情景がフラッシュバックして暴走モードになった」
531: 千葉/東金女児殺害事件「暴走モードに」b 2011/01/18(火) 19:43:55 AAS
「ばか」と言われて殺意
被告供述を検察朗読 東金女児殺害初公判
2010年12月18日
「友達になりたかった」。

東金女児殺害遺棄事件の初公判で17日、検察側が示した犯行のきっかけは、衝撃的な事件の結果とかけ離れたものだった。

殺人罪などに問われた勝木諒被告(23)は黒いスーツ姿で入廷し、裁判長の人定質問に幼い口調でゆっくりと答えた。

とっさの殺意を抱かせたのは、「帰る。ばか」という被害児の必死の言葉。
事件の詳細が検察官から語られると、ついたての中の遺族は涙を流した。

勝木被告の供述調書には、死亡した成田幸満ちゃん=当時(5)=の最後の様子が詳しくつづられていた。

「(道で)すれ違った女の子と友達になりたいと思いました」。声を掛けられず、自宅に連れ去った。

幸満ちゃんが泣き出し、「帰りたい、誰かに会いたいと言っていました」。

その後、勝木被告が「帰るな」、幸満ちゃんは「帰る、帰る」と言い、幸満ちゃんの「ばか」という言葉で「かちんときて、暴走モードになりました」。

「もう顔も見たくないほどカーっときて、風呂につけてしまいました」とも。

「ごめんなさい。本当にごめんね」とした。質問が殺害の核心部分などに及ぶと、筆談で答える特殊な取り調べ方法をとっていた。
外部リンク[php]:megalodon.jp

「感情制御できなかった」
遺族側に動機問われ被告 東金女児殺害遺棄
2011年01月13日
東金市で2008年9月、同市田間の保育園女児、成田幸満(ゆきまろ)ちゃん=当時(5)=が遺体で見つかった殺害遺棄事件で、
殺人と死体遺棄、未成年者略取の罪に問われた無職、勝木諒被告(23)の第3回公判が12日、千葉地裁(栃木力裁判長)であった。

被害者参加制度の適用を受けた遺族の代理人弁護士が質問。

殺害に至った動機を聞かれた勝木被告は「感情が制御できなかっただけ」と答えた。

「本当に(逮捕後の)2年間、謝る気持ちが続いていたのか」と問われると、沈黙した。

代理人は、殺害前の状況について「本当は何か隠しているのではないか」と追及し、勝木被告は「違います」。

「少し腹がたっただけで殺したのか」との質問には沈黙した。

前主任弁護人が辞任するまで謝罪したい意向を弁護団や母親に伝えなかったと述べる勝木被告に、「本当に謝る気持ちがあるなら、
もっと早く言えなかったか」と訴えかけた。

弁護側の証人として勝木被告の母親も出廷。

母親は「私の責任。本当に申し訳ない」と涙を流した。
外部リンク[php]:www.chibanippo.co.jp

遺留物の指紋、被告と不一致…東金・園児殺人弁護人
外部リンク[html]:zara1.seesaa.net
532: 千葉/東金女児殺害事件「暴走モードに」c 2011/01/18(火) 19:44:33 AAS
31 : マンナちゃん(東京都):2011/01/13(木) 00:33:32.97 ID:+CgGKpB90
外部リンク[html]:zara1.seesaa.net
「勝木被告のものではない」とする鑑定結果を証拠採用するよう請求したことを明らかにした。
公判で無罪を主張する。 副島弁護士によると、指紋と掌紋は、遺体遺棄の現場近くで見つ
かった幸満ちゃんの靴が入っていたレジ袋から千葉県警が採取した。県警の鑑定では、
「勝木被告のものと一致する」という結果が出ており、逮捕の有力な物証となった。
弁護側は今年9月、宇都宮市の指紋に詳しい民間人の「鑑識鑑定士」斎藤保氏に鑑定を
依頼していた。指紋が一致するかどうかは、紋が枝分かれしたり、合流したりしている
「特徴点」で判断する。斎藤氏によると、勝木被告の左手親指の指紋と県警が採取したもの
とでは特徴点が6か所で異なるなどしているという。左手の掌紋の特徴点も一致しなかったとしている。
弁護側は「合致しない」との鑑定書を千葉地検に提出。副島弁護士によると、検察側は
3日の公判前整理手続きで、弁護側の鑑定書について同意・不同意の判断を留保したという。
また、勝木被告は幸満ちゃんを抱えて自宅マンションまで連れて行ったとされているが
弁護団は、幸満ちゃんと同じ重さの人形を使って現場で再現実験を行い、「『10キロ以上の
重さのものを持てない』という以前の勤め先の上司の証言と矛盾する」としている。
これに対して、県警幹部は「(公判に)何の影響もない」と話した。

2010年12月17日
「暴走モードでやってしまった」女児殺害認める

千葉県東金市で2008年9月、保育園児の成田幸満(ゆきまろ)ちゃん=当時(5)=が殺害、遺棄された事件で、殺人罪などに問われた
無職勝木諒被告(23)の初公判が17日、千葉地裁(栃木力裁判長)であり、勝木被告はゆっくりと大きな声で「間違いはありません」と述べ、
起訴内容を認めた。

弁護側は、被告に知的障害があることを理由に「訴訟能力がなく、殺害の当時は心神耗弱の状態だった」と主張。

検察側は「訴訟能力はあり、犯行時も完全責任能力があった」と反論した。

検察側は冒頭陳述で、幸満ちゃんと「友達になりたい」と思ったがうまくいかず、抱きかかえ自宅に連れ去ったと指摘。

「ばか」などと言われたことに立腹し殺害したとして「短絡的な動機で残酷な犯行だ」とした。

また、証拠採用された勝木被告の供述調書を読み上げた。

その中で、勝木被告は殺害について、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の登場人物が話した言葉になぞらえ「暴走モードでやってしまいました」と表現。

幸満ちゃんの衣服や靴をレジ袋に入れて自宅から外に投げ捨てたことを認め「僕の家に女の子がいた痕跡をなくすため」などと説明した。

事件への思いを問われ「ごめんなさい」と謝罪もした。

22日の次回公判では被告人質問があり、判決は来年3月4日に言い渡される予定。
[ 2010年12月18日 ]
外部リンク[html]:www.sponichi.co.jp
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の登場人物が話した言葉になぞらえ「暴走モードでやってしまいました」
533: 千葉/東金女児殺害事件「暴走モードに」d 2011/01/18(火) 19:45:13 AAS
2010年12月17日
東金園児殺害:「暴走モードになった」自白調書で被告

千葉県東金市で08年9月、保育園児の成田幸満(ゆきまろ)ちゃん(当時5歳)が殺害された事件で、殺人罪などに問われた同市の無職、
勝木諒被告(23)の初公判は17日午後も千葉地裁(栃木力裁判長)で続き、勝木被告が「暴走モードになりました」と殺害を認めた
自白調書を検察側が読み上げた。

法廷で朗読された一問一答形式の調書で勝木被告は「声を出されたらアウト。無我夢中でやった」と、被害者の口をハンカチで押さえて連れ去った理由を説明。

被害者に「ばか」と言われて怒り殺害した状況を、アニメでロボットが制御不能になる状態を指す「暴走モード」と表現した。

法廷で勝木被告は弁護人の隣に着席。

手元の資料やメモに目を落とし、弁護人が指さして説明すると、うなずいていた。

閉廷後の会見で弁護団は「幸満ちゃんの写真を見た際には、涙を浮かべているように見えた」と勝木被告の様子を語り、
訴訟能力を欠くとして公判停止を求める方針を改めて示した。

次回公判は22日に被告人質問がある。
【中川聡子、斎川瞳】
毎日新聞 2010年12月18日 0時53分
外部リンク[html]:mainichi.jp
外部リンク[html]:megalodon.jp
アニメでロボットが制御不能になる状態を指す「暴走モード」と表現した

「暴走モードで」女児殺害 検察が被告の調書朗読
千葉県東金市で2008年9月、保育園児の成田幸満ちゃん=当時(5)=が殺害、遺棄された事件で、殺人罪などに問われた無職勝木諒被告(23)の

初公判は17日、千葉地裁(栃木力裁判長)で続き、証拠採用された勝木被告の供述調書を検察官が読み上げた。

調書の中で勝木被告は殺害について、アニメの登場人物が話した言葉になぞらえ「暴走モードでやってしまいました」と表現。

幸満ちゃんの衣服や靴をレジ袋に入れて自宅から外に投げ捨てたことを認め「僕の家に女の子がいた痕跡をなくすため」などと説明した。

事件への思いを問われ「ごめんなさい」と謝罪もした。

検察側は、遺体の遺棄現場近くで事件当日の昼ごろ「全裸の子を抱きかかえた男を見た」との目撃者の調書も朗読。

2010/12/17 20:02 【共同通信】
外部リンク[html]:www.47news.jp
534: 2011/01/18(火) 19:46:31 AAS
●パチンコが原因の殺人事件●
2011年1月12日
八潮のパチンコ店強盗殺人:窃盗未遂の被告、地裁が有罪判決 /埼玉

八潮市のパチンコ店で昨年7月、客の新井政弘さん(当時37歳)が刺殺された強盗殺人事件で、さいたま地裁は12日、
窃盗未遂の罪に問われた東京都足立区花畑6、無職、堀川寿美子被告(36)に対し、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)を言い渡した。

大熊一之裁判官「大勝ちした被害者が換金に向かったタイミングを見計らった犯行で、計画的かつ悪質」と述べた。

判決によると、昨年7月30日午後10時半ごろ、八潮市大曽根のパチンコ店「やすだ八潮店」で、新井さんの妻から
現金の入ったバッグを奪おうとしたが、新井さんに妨害されるなどして目的を遂げられなかった。

大熊裁判官は動機について、「共犯が車の部品交換のために現金を必要としており、そのために協力したいという気持ちになった」と指摘した。

事件を巡っては、新井さんを刺殺したとして、堀川被告と同居の無職、橘大輔被告(37)が強盗殺人罪でさいたま地検に起訴されている。

毎日新聞 2011年1月13日 地方版
外部リンク[html]:mainichi.jp
外部リンク[html]:megalodon.jp
懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)を言い渡した
共犯が車の部品交換のために現金を必要としており、そのために協力したいという気持ちになった

●パチンコが原因の殺人事件●
母の遺体放置→年金不正受給の息子に懲役2年 津地裁
2011年1月14日0時18分

介護が必要な母親(当時80)に食事を与えず死後も放置し、年金など106万円を不正受給したとして、
保護責任者遺棄や死体遺棄、詐欺などの罪に問われた、次男で三重県熊野市木本町、無職桐本行宏被告(57)
の判決公判が13日、津地裁であった。

村田健二裁判長は「1カ月以上も世話をせず放置した犯行は、生命への危険性が高く、冷酷かつ卑劣だった」と述べ、
懲役2年(求刑懲役3年6カ月)を言い渡した。

判決などによると、桐本被告は、2008年11月から認知症と心臓病を患い歩けなくなっていた母・千代さんに
パンなどの食事を与えなくなった。

死亡を確認した09年2月以降、遺体に布団をかぶせて放置し死亡届を出さず、老齢基礎年金など約106万円を詐取し、
パチスロやカラオケなど遊興費に使った。

村田裁判長は「(死亡届を出さなかったのは)実母の年金受給を継続し、遊興費に充てるためと、母の死亡と保護しなかった
事実の発覚を免れるためで、利欲的かつ自己中心的だった」と指摘した。

桐本被告側は、公判で起訴内容を認め、執行猶予付きの判決を求めていた。

桐本被告は判決言い渡しの前の意見陳述で、「必ず一生懸命働いて、真人間になることを誓います」と話した。
(斉藤佑介)
外部リンク[html]:www.asahi.com
外部リンク[html]:megalodon.jp
齢基礎年金など約106万円を詐取し、パチスロやカラオケなど遊興費に使った
535: 2011/01/18(火) 19:47:19 AAS
●パチンコが原因の殺人事件●

承諾殺人に実刑判決 
地裁生活苦、被告にも原因

石井町の民家で昨年10月、就寝中の妻の頭にポリ袋をかぶせるなどで殺害したとして承諾殺人罪に問われた同町高川原、
契約社員武知秀明被告(57)の判決が13日、地裁であった。

佐藤晋一郎裁判長は「自力で生活できるようリハビリを頑張っていた妻の命を絶った結果は重大。ただ、反省しており、更生の可能性はある」
などとして、懲役2年6月(求刑・懲役5年)の実刑判決を言い渡した。

判決によると、武知被告はギャンブルなどで経済的に困窮し、自宅でほぼ寝たきりだった妻の泰子さん(当時57歳)との心中を決意。

泰子さんの同意を得て、寝ている時、頭にポリ袋をかぶせ、タオルで口や鼻を覆って窒息死させた。

弁護側は執行猶予付きの判決を求めていたが、佐藤裁判長は「武知被告が原因にもなった生活苦などが動機で、罪を償わせる必要がある」などとして退けた。

(2011年1月14日 読売新聞)
外部リンク[htm]:www.yomiuri.co.jp
懲役2年6月(求刑・懲役5年)の実刑判決を言い渡した

石井の妻殺害:承諾殺人の夫に懲役2年6月−−地裁判決 /徳島
石井町の自宅で昨年10月、体が不自由な妻を同意を得て殺害したとして承諾殺人罪に問われた同町高川原、運送会社契約社員、
武知秀明被告(57)に対する判決公判が13日、徳島地裁であり、佐藤晋一郎裁判長は懲役2年6月(求刑・懲役5年)を言い渡した。

判決理由で、佐藤裁判長は「妻の承諾があったとしても、ギャンブルのために借金を重ね、尊い生命を全うする道が閉ざされた」と指摘した。
一方で、「(被告は)妻の供養を続けたいと述べ、更正の意欲や可能性は認められる」とした。

判決によると、武知被告は、借金で生活に困って将来を悲観し、妻(当時57歳)と心中することを決め、自宅で就寝中の妻の承諾を得て
10年10月1日、殺害したとしている。
【山本健太】
毎日新聞 2011年1月14日 地方版
外部リンク[html]:mainichi.jp
金で生活に困って将来を悲観し、妻(当時57歳)と心中することを決め
536: 2011/01/18(火) 19:48:27 AAS
●パチンコが原因の殺人事件●

無念 必ず晴らす
時効廃止、遺族「待っててね」

徳島市の無職松田優さん(当時66歳)と長男の浩史さん(当時38歳)が殺害され、遺体が同市と淡路島で相次いで発見されてから、
今年で10年になる。
殺人容疑で全国に指名手配されている小池俊一容疑者(50)の行方は、依然つかめていない。
残された遺族は、二人の仏前で手を合わせながら、小池容疑者が逮捕される日を待ち続けている。

優さんの兄隆二さん(80)と妻の春子さん(72)は、福岡市博多区に住む。
長崎県出身で、被爆者の隆二さんは体が弱いうえ、高齢で体力も衰え始め、最近は入退院を繰り返している。
「自分が生きている間に小池(容疑者)は、捕まるんやろか」と、つぶやく毎日だという。

隆二さん夫妻が最近一番喜んだのが、昨年4月に決まった殺人などの時効廃止だ。
仏前にも報告し、みんなで「よかったね」と喜び合った。
春子さんは「私たちの気持ちが救われた」と話す。
そして、「死ぬまで逃げ回らんといかんのやから。できるだけ苦しめてやりたい」と語気を強める。

2001年4月。
自宅があった徳島市内の団地が火事となり、焼け跡から優さんの絞殺体が見つかった。
間もなく、兵庫県五色町(現・洲本市)の別荘造成地で浩史さんの遺体も発見された。
テレビのニュースで事件の発生を知った隆二さん夫妻は、すぐに徳島に向かった。
春子さんは、無残な遺体となった二人の姿が、今も脳裏に残る。

春子さんが覚えている浩史さんは、いつも無垢(むく)な笑顔を振りまいていた。
電話口でもなかなか話ができないほど照れ屋だった。
親戚と徳島に遊びに行った時に、子どもだった浩史さんが多くの人が集まったことを喜び、阿波おどりを踊って見せてくれたことを
よく覚えている。

そんな浩史さんと、パチンコを通じて知り合ったのが小池容疑者だった。
優さんは「金を貸してくれ」という小池容疑者の金の無心にも、「ジュースを買ってくれるんよ。浩史も喜んでいるからいいねん」と、
春子さんたちに話したという。

春子さんは涙を流してこう言った。
「何であんなひどい殺され方をされないといけなかったのか。あんな良い親子に、金まで借りていたのに、何の恨みがあったの」

10年が過ぎようとする今、春子さんら遺族は、この残酷な事件が人びとの記憶から薄れていくのではないかと危惧している。
「新しい事件に、人びとの関心は移る。世の中からこの事件が忘れ去られてしまうことが、一番怖い」

福岡市内から車で40分ほど。
福岡県篠栗町の、街外れの静かな高台にある霊園に二人が眠る墓がある。
事件があった年の夏、徳島にあった墓をこの場所に移した。
孫たちと一緒に、季節ごとに1回は墓を訪れ、夏には花火をしたりして過ごすという。

同市中心部で初雪が舞った後、2010年12月中旬に春子さんは孫らを連れて墓参りに訪れた。
水で墓をきれいに磨き、酒が飲めない二人のために、ジュースとお菓子を供えて手を合わせた。
「もう少し待っていてね。無念は私たちが必ず晴らしてみせるから」

徳島市の父子殺害事件は、今年4月で発生から10年を迎える。
県警は報奨金の提供や、「おい、小池!」で知られるポスターなどで、広く情報提供を呼びかけているが、いまだ事件解決には
至っていない。
遺族、捜査員たちの「10年」の思いを伝える。
(2011年1月11日 読売新聞)
外部リンク[htm]:www.yomiuri.co.jp
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そんな浩史さんと、パチンコを通じて知り合ったのが小池容疑者だった
優さんの兄隆二さん(80)と妻の春子さん(72)は、福岡市博多区に住む。
長崎県出身で、被爆者の隆二さんは体が弱いうえ、高齢で体力も衰え始め、最近は入退院を繰り返している。
537: 2011/01/18(火) 19:49:39 AAS
●スロットが原因の殺人事件●

重大事件審理、相次ぐ見通し=連続不審死、英女性殺害―今年の裁判員裁判
2011年01月10日
裁判員裁判は制度導入から3年目となる今年も、死刑求刑の可能性がある重大事件や状況証拠で事実認定を迫られる殺人事件の審理が相次ぐ。
裁判員法で定めた制度見直しの検討を来年に控え、課題を見据える重要な年となりそうだ。
鳥取連続不審死事件で、男性2人に対する強盗殺人などの罪で起訴された上田美由紀被告(37)。
被告側は鳥取地裁の公判前整理手続きで全面否認の意向を示した。
検察側は、被告が所持した睡眠導入剤と同成分のものが2人から検出された点や事件前後の行動などの間接証拠を基に立証するとみられる。
今秋までには公判を開く方向で手続きを進めている。
首都圏連続不審死事件で殺人罪に問われた木嶋佳苗被告(36)は、最初に起訴されたさいたま地裁で一括審理される見方が有力だが、
公判予定のめどは立っていない。
英女性殺害事件で殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪に問われた市橋達也被告(32)は、千葉地裁で3月までに公判期日が決まる見通しだ。
被告側は殺意がなかったと主張。
一方、英国の父親が被害者参加制度の申し立てをしているという。
大阪市で15人が死傷したパチンコ店放火殺人で、高見素直被告(43)は起訴前の精神鑑定で統合失調症とされた。
検察と弁護側が別々に推薦した鑑定人が再鑑定を行っており、大阪地裁は9月に公判を開く予定で手続きを進めている。
このほか、5年余りの間に元暴力団員や自衛官ら3人を殺害したとして起訴された菅田伸也被告(32)は1件を認め、2件で殺害を否認。
仙台地裁は3事件で別々の裁判員を選任する区分審理を決めた。
川崎市でアパートの大家と弟夫妻を殺害した事件で起訴された津田寿美年被告(59)。
横浜地裁が昨年7月に精神鑑定を決めたが、公判期日の見通しは立っていない。
(了)[時事通信社]
外部リンク[html]:news.toremaga.com

大阪市で15人が死傷したパチンコ店放火殺人で、高見素直被告(43)は起訴前の精神鑑定で統合失調症とされた。

検察と弁護側が別々に推薦した鑑定人が再鑑定を行っており、大阪地裁は9月に公判を開く予定で手続きを進めている。
538
(1): 2011/01/18(火) 19:50:53 AAS
●パチンコが原因の殺人事件●

【パチンコ店などの常連客襲撃計画】

同月21日、川岸、堀の両被告は初めて顔を合わせ、別に闇サイトで知り合ったAと愛知県豊川市内のパチンコ店駐車場で落ち合って、
金を手に入れる方法を相談した。
堀被告の提案で、いつも大金を持ち歩いている名古屋市中区東新町にあるパチンコ店の常連客を襲撃して大金を手に入れることにした。
常連客が乗った車を追尾したが、途中で見失った。
同日午後10時すぎごろ、同市内中区の路上に止めた車の中で、三被告はさまざまな犯行計画について相談。
結局、パチンコ店の常連客に対する強盗が一番金のなるという話でまとまった。
その後、常連客を拉致する計画からその自宅に押し入る強盗殺人計画に変更した。
一方、三被告とAは、同日午後10時ごろ、堀被告の知り合いのダーツバー経営者の襲撃を計画。
自宅の下見を行ったが、隣家の電気がついており、人目に付くとの判断からその日の襲撃を断念した。

【通り掛った女性襲撃計画】
同月23日、Aが住んでいたアパートの賃貸借契約の期限が迫っており、契約更新の資金が欲しかったことから、三被告に対し
「誰かを襲って金を奪い取ろう」と持ちかけた。
神田被告は「じゃ、誰でもいいから襲っちゃう。どうせだったら、若い女がいいんじゃない。やばくなったら、
最後は殺しちゃえばいいんです」などと言って、通行中の女性に対する強盗殺人などを提案したところ、川岸、堀の両被告も賛同した。

【強盗殺人の共謀】
三被告は翌日午後三時ごろ、名古屋市緑区のレンタルビデオ店駐車場にとめた乗用車の中で、犯行について相談。
さらに、犯行計画を練るため、同市北区のファミリーレストランで、堀被告が「風俗嬢はあんまり金持ってないっすよ。なるならOLの方がいい」と提案。
神田被告が20代後半から30代の通行中のOL風の女性を拉致して、金を奪い、犯行の発覚を阻止するため、女性を殺害して,死体を遺棄する旨の共謀が成立した。

【拉致の状況】
三被告はOL風の女性を探し出すため、同日午後7時ごろから、乗用車で名古屋市内を走り回り、通行中の5人の女性を追尾するなどして、
襲撃の機会をうかがった。
同日午後11時ごろ、同市千種区の路上を歩いている被害者を発見した。
川岸被告が運転する乗用車で被害者の後をつけ、被害者をいったん追い越し、同区春里町の路上で車両を止め、待ち伏せした。
10分後、被害者が車の右脇を通り過ぎた際、堀被告が後部ドアを開けて降り、被害者に道を尋ねるふりをしてその背後から近付き、
被害者が立ち止まるやいなや、口を右手でふさぎ、身体を抱え込んで後部ドアから押し込んだ。
被害者を人目に付かない場所に連衡するため、愛知県愛西市内にある屋外駐車場まで疾走した。
539
(1): 2011/01/18(火) 19:51:45 AAS
【殺害の状況】
翌25日午前零時すぎ、神田、堀の両被告は川岸被告から強姦(ごうかん)されそうになった被害者の様子を見て、
被害者が落ち着きを失い、今にも逃走を図りそうな雰囲気になったと判断。
既に被害者を包丁で脅迫して本当の暗証番号を聞き出していたと思っていたこともあり、その場で話し合い、直ちに被害者を殺害することにした。
そこで午前一時ごろ、神田、堀の両被告が被害者の首を絞めるなどをしたのを見た川岸被告もここで被害者を殺害することになったと理解し、犯行に加わった。
神田、堀の両被告は粘着テープを被害者の顔面全体に覆うように31周にわたって巻き付けた。
弱いながらも脈が残っていたことから、神田被告が金づちを左手にもち、数十回にわたって殴打し、窒息死させた。

神田被告の弁護側
殺害の共謀が成立したのはファミリーレストランを出て車に乗り込んだ時。
殺意は確定的ではなく、最悪を想定した未必的なもの。
金づちで殴打したのは、確実に殺害するためではなく、被害者が長い間苦しまないため。

堀被告の弁護側
殺害の共謀が成立したのは殺害現場。神田被告から「今から素手で締めます」と言われて殺害しようとしていることを知り、加担した。

川岸被告の弁護側
殺害の共謀が成立したのは車で神田、堀の両被告が首を絞めるなど殺害行為をしていたため、やむ得ず加わった。
外部リンク[htm]:www2.odn.ne.jp

堀被告の提案で、いつも大金を持ち歩いている名古屋市中区東新町にあるパチンコ店の常連客を襲撃して大金を手に入れることにした。
常連客が乗った車を追尾したが、途中で見失った。
540: 2011/01/18(火) 19:52:36 AAS
●パチンコが原因の殺人事件●

愛知切断遺体:同居の66歳再逮捕 女性殺害容疑
2011年1月5日 12時12分 更新:1月5日 13時27分
愛知県東浦町などで名古屋市瑞穂区の安立キリ江さん(72)の切断遺体が見つかった事件で、県警は5日、安立さんと
同居していたアルバイト警備員、三森敏彦被告(66)=死体遺棄と死体損壊罪で起訴=を殺人容疑で再逮捕した。

県警によると、容疑を認め、「長年会っていない妻と生活をやり直そうと思い、邪魔になって殺した」などと供述しているという。

再逮捕の容疑は10年12月9日ごろ、自宅アパートの和室で、安立さんの首を電気コードで絞めて殺害したとしている。

捜査関係者によると、三森容疑者は山梨市で電子部品関連会社を経営していたが、90年ごろに経営難をきっかけに妻子を残して同市を離れた。

安立さんとは浜松市で知り合い、91年ごろから名古屋市内で同居していた。

最近になって妻から手紙が来て、連絡を取るようになったが、安立さんには妻の存在を隠していたという。

三森容疑者は「名古屋で妻と暮らしたかった」と供述しているという。

事件は10年12月10日、東浦町で切断された安立さんの胴体が見つかって発覚。

三森容疑者は同月、安立さんの遺体の頭部と両脚をのこぎりや包丁で切断し、東浦町の川の土手などに遺棄したとして、
死体遺棄と死体損壊の罪で逮捕、起訴されていた。
【山口知】
外部リンク[html]:mainichi.jp
外部リンク[html]:megalodon.jp
三森容疑者は山梨市で電子部品関連会社を経営していたが、90年ごろに経営難をきっかけに妻子を残して同市を離れた。
安立さんとは浜松市で知り合い、91年ごろから名古屋市内で同居していた。
541: 2011/01/18(火) 19:59:29 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

原基(42)  
パチスロなどで990万円の借金があった社交ダンス講師の原被告は、2001年12月21日夜、ダンス教室の
生徒だったMさん(81)の自宅で借金を申し込んだが断られたため、首を絞めて殺害、現金16万1500円を奪い、
23日に下田市白浜の別荘の床下に死体を捨てた。

静岡地裁沼津支部03年1月30日無期懲役
外部リンク[html]:www.geocities.jp
外部リンク[html]:megalodon.jp
パチスロなどで990万円の借金

町田和昭(41)  
町田被告はパチンコに熱中して消費者金融から多額の借金をしていたため、2002年3月23日、
叔父のMさん(当時68)方でMさんを殺害、約48000円を奪った。

逮捕2002年6月7日

長崎地裁 2003年2月13日無期懲役  

県警から参考人聴取を受けた被害者の幼なじみの男性(当時74)が4月13日、「私は犯人ではない」との
遺書を残して自殺した。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
パチンコに熱中して消費者金融から多額の借金

馬場正太郎(61)  

一宮市で菓子小売業を営んでいた馬場被告は、パチンコにのめり込んで経営資金に窮し、腹いせから放火を繰り返した。
1999年10月から2000年11月までに一宮市や名古屋市西区を中心に約20件、民家や倉庫に放火や放火未遂を繰り返した。
1999年12月には一晩で15件の放火を行い、家屋が焼けた女性(当時81)が死亡した。
自供した放火件数は100件以上、うち19件で起訴。
他に放火による器物損壊1件、窃盗1件、住居侵入・窃盗1件で起訴。
被害総額は約5億5千万円に上る。

逮捕2000年12月6日

名古屋地裁 2003年2月25日無期懲役
外部リンク[html]:www.geocities.jp
パチンコにのめり込んで経営資金に窮し、腹いせから放火を繰り返した
542: 2011/01/18(火) 20:00:39 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

山守一治(38)  

パチスロや女性との交際などで借金を抱えていた山守被告は、2002年4月17日、神奈川県に住む父親(当時77)に借金を
頼んだところ罵られて逆上、首を絞めて殺害し、現金23万円を奪った。
さらに遺体を車で竹藪に運んで捨てた。

逮捕2002年4月22日?

横浜地裁 2003年6月3日無期懲役
外部リンク[html]:www.geocities.jp
パチスロや女性との交際などで借金

上杉勝成(65)  

加古川市でレンタルビデオ店を経営していた上杉被告は、2000年4月3日、知人(当時66)から約120万円の借金返済を迫られたため殺害、
現金12万円を奪い、キャッシュカードから現金484万円を引き出した。
遺体は知人の車のトランクに隠し、姫路市内の駐車場に遺棄した。
上杉被告にはパチンコなどで約3000万円の借金があった。

逮捕2000年4月20日

最高裁 2003年6月19日無期懲役

(被告側上告棄却)2001年10月31日、神戸地裁姫路支部で無期懲役。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
パチンコなどで約3000万円の借金

江辺義則(37)  

農林水産省京都食糧事務所職員だった江辺義則被告は、パチンコなどのギャンブルで作った数百万円の借金を巡り妻(当時33)と不仲になったうえ、
以前から交際していた女性と再婚するため、妻と長男(当時5)の殺害を計画。
2001年12月2日午前7時半頃、和室で寝ていた妻の首を両手で絞めて殺害、居間でテレビを見ていた長男の首を背後から絞めて殺害した。
その後、妻の首を台所の包丁で切り、包丁を手に握らせて無理心中を偽装した。

逮捕2001年12月3日

大阪高裁 2003年8月28日無期懲役(検察側控訴棄却)

裁判長は判決理由で「極めて自己中心的な犯行」としながらも「不倫やギャンブルなどで妻に責められ、精神的に追い詰められた状態にあった。
長男の殺害を一度ためらうなど周到に計画された犯行とは言えず、更生の可能性も認められる」と述べた。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
パチンコなどのギャンブルで作った数百万円の借金を巡り妻(当時33)と不仲
543: 2011/01/18(火) 20:01:58 AA×

外部リンク[html]:www.geocities.jp
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544: 2011/01/18(火) 20:03:43 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 河原嫁実(59)
逮 捕  2003年5月29日(死体遺棄容疑。6月6日、強盗殺人容疑で再逮捕)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人

事件概要  
無職河原嫁実(かすみ)被告は借金があったことから、2000年6月24日朝、福岡県若宮町の山林に駐車した乗用車内で、
パチンコ仲間である男性(当時82)の首を絞めて失神させ、現金約20万円入りの財布などを奪い、顔に粘着テープを巻き付けて窒息死させた。
奪った金は生活費や遊興費に充てていた。
福岡県警捜査本部は、男性が出入りしていたパチンコ店の客約6000人を聴取。
犯行に使われた粘着テープに付着した指紋の分泌液から検出したDNA型が河原被告と一致したことから、死体遺棄容疑で逮捕した。

裁判所  福岡地裁飯塚支部 有吉一郎裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2004年3月3日 無期懲役
裁判焦点  量刑理由で、有吉裁判長は「生活費や遊興費を得るために殺害し金品を強取するなど言語道断。
      残忍で冷酷な犯行で、3年も逮捕を待ち続けた遺族の無念さ、心の傷は極めて深く、それを癒やす方法は見当たらない」などと述べた。
備 考  被告側は控訴した。控訴判決日不明。2004年11月29日、被告側上告棄却、確定。
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氏 名 大場健司(25)
逮 捕  2003年12月27日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、銃刀法※違反他

事件概要  
東京都多摩市の無職大場被告は、パチンコなどのギャンブルで消費者金融から約400万円の借金があったため、放浪生活を送っていた。
大場被告は2003年12月20日に長崎から飛行機で沖縄に来たが、飲食費やパチンコなどで所持金約6万円を使い果たした。
実家へ帰るための旅費と飲食費等を得るために強盗を計画。
2003年12月26日午前3時頃、那覇市で客待ちしていたタクシー運転手(当時64)のタクシーに乗車。
午前3時15分頃、持っていた包丁で運転手を刺殺、売上金約9600円を奪った。

裁判所  那覇地裁 横田信之裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2004年7月16日 無期懲役

裁判焦点  
弁護側は「被告は幼児期の虐待による発育不全があった。矯正は可能」として有期刑の判決を求めた。
大場被告は最終陳述で「被害者と家族の方に対し本当にとりかえしのつかないことをして申し訳ありません」と語った。
横田信之裁判長は「犯行の動機、態様、結果のいずれも犯情は極めて悪質である」として、求刑通り無期懲役を言い渡した。
弁護側の情状酌量の主張については「被告人の生い立ちに気の毒な面が認められ、犯行を反省、前科がなく25歳と若いことなどを
最大限考慮しても主文の刑に処するのが相当」と退けた。

備 考  
第二回公判で被害者の長男(24)が検察側証人として出廷し「(父が受けた仕打ちを)倍にしてやりたいくらいの気持ち。極刑にしてもらいたい」
と厳しい処罰感情を語った。
論告に先立ち、被害者の娘が「父はすごくやさしく家族にとって太陽のような存在。身勝手な理由で人の命を奪っていいのか。
犯人を絶対許せない。言いたいことはたくさんあるが、気持ちを言葉にするのは苦しい」と涙ながらに語った。
被告側は控訴せず確定。
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被告は幼児期の虐待による発育不全があった。矯正は可能
545: 2011/01/18(火) 20:05:31 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 川本大作(24)
逮 捕  2004年4月27日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人他

事件概要  
漫画喫茶アルバイト店員川本被告は2004年3月6日午後9時半頃、大阪市の同じ市営住宅に住み、パチンコ店で顔見知りになった、
一人暮らしの女性(当時77)方で、女性の頭をセメントブロックで殴った上、首を絞めて殺害し、現金15万円を奪った。
川本被告は約200万円の借金があり、奪った金は返済に充てていた。

裁判所  大阪地裁 並木正男裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2004年10月29日 無期懲役

裁判焦点  
初公判で川本被告は起訴事実を認めた。
並木正男裁判長は、「生命に対する配慮のかけらもなく、冷酷さは慄然とせざるを得ない」として、求刑通り無期懲役を言い渡した。
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氏 名 伊勢裕一(46)
逮 捕  2004年6月22日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人

事件概要  
土木作業員伊勢被告はゲーム機賭博やパチンコなどで借金を抱え、家賃を滞納するなど生活に困っていた。
2004年の春からは、借金返済や子どもの学費、生活費を工面するために、青森県むつ市のアパート経営者の男性(当時75)宅の
新築工事に雇われて収入を得ていた。
2004年5月31日、伊勢被告は夕方までに給料の大半をパチンコ店で使ってしまったため、男性に借金することを思いついた。
同日夜、男性宅を訪れて借金を申し込んだが、「お前みたいなやつに金を貸す気はない」などと言われて、男性の殺害を決意。
午後7時50分頃、男性方居間で、起きていた男性の背後から肩と首をつかんで仰向けに引き倒し、左手で首を絞めた上、
両腕で挟んで締め付けて圧迫し、窒息死させた。
その後、伊勢被告は室内の数カ所から現金合計約10万2000円を奪った。
被告は強奪した金で借金を返済し、残った金は生活費やパチスロや宝くじの遊興費に充てた。

裁判所  青森地裁 高原章裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2005年1月19日 無期懲役

裁判焦点  
伊勢被告は初公判で起訴事実を全面的に認めたが、第二回公判以降は現金目的ではなく、被害者に家族を侮辱されたことに憤慨し殺害したと主張。
弁護側も被告が女性に借金の申し込みをした際に「ろくに仕事もできないのに、金は貸せない」などとののしられたことに腹を立てて殺害し、
その後で室内の金を盗んだとして、「罪名は強盗殺人ではなく殺人と窃盗に該当する」と意見を述べた。
検察側は、殺害時に金品を奪う意思が認められ、捜査段階の供述も信用できるとして強盗殺人罪にあたると主張した。
高原章裁判長は「わずか十分の短時間で、殺害し金を奪って逃げたのは、殺して金を持ち帰る意図があったと認められる」と、強盗殺人罪を認定した。
量刑理由では「被告人が反省していることなどを考えても酌量減軽はできず、厳罰をもって臨むしかない」と述べた。

備 考  伊勢被告は「どんな判決が出ても控訴はしない」と話していたという。控訴せず確定か?
外部リンク[html]:www.geocities.jp
外部リンク[html]:megalodon.jp
546: 2011/01/18(火) 20:06:24 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 加藤建昭(61)
逮 捕  2004年5月15日(窃盗容疑で)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、死体損壊、非現住建造物等放火

事件概要  
岐阜県各務原市の工員加藤被告は2004年2月7日午前10時半ごろ、大野町に住む女性(当時80)の首をナイフで刺して殺害。
仏具などを奪い、証拠を隠そうと女性方の居間に新聞紙を置いてライターで火をつけ、木造2階建住宅を全焼させた。
加藤被告は神戸市内に本拠を置く新興宗教の熱心な信者で、夫を亡くした被害者に教えを説いて信者にするとともに、純金製普賢ぼさつ像108万2000円、
十八金製お鈴367万5000円など総額は1000万円以上の仏具を販売していた。
仕事が長続きせず、生活費やパチンコ代を工面するため借金を重ね、2002年10月には2回目の破産宣告を受けた加藤被告はヤミ金融にも手を出して
切羽詰まった状態であり、裕福な一人暮らしの女性に目を付けた犯行であった。

裁判所  岐阜地裁 土屋哲夫裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2005年1月21日 無期懲役

裁判焦点  
検察側は論告で「被告はパチンコなどで多額の借金を抱え、家族に知られることを恐れて被害者を殺害し、金品を奪うことを計画するなど、
動機は自己中心的で短絡的。約1カ月前から準備するなど計画的で、遺族の処罰感情も重い」と述べた。
土屋哲夫裁判長は「パチンコなどで借金がかさみ、孫の成長を楽しみにしていた被害者を殺害したもので、自己中心的かつ残忍な犯行」と断じた。
外部リンク[html]:www.geocities.jp

氏 名 神村達也(36)
逮 捕  2004年10月26日(自首)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人

事件概要  
無職神村被告は2004年10月13日、生活費に困って横浜市の義母(当時68)宅を訪れ、9月に亡くなった父親の遺産分与を頼んだが断られたため、
台所から包丁を持ち出し、義母の首などを突き刺して失血死させ、現金17200円と指輪など(約17万円相当)を奪った。
神村被告の実父と、義母はともに再婚だった。
神村被告は貴金属を換金しパチスロなどで使い、同月25日、旭署に自首した。

裁判所  横浜地裁 山崎学裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2005年5月9日 無期懲役

裁判焦点  
山崎裁判長は「父の葬儀にも参列せず、突然押しかけ遺産分割を申し出ている。分割を断った被害者には何の落ち度もなく、
パチンコに興じたりする自堕落な生活態度こそ問題」と指摘。
自首についても「反省の念というより、所持金を使い果たした結果出頭したのであって、(刑を)減軽するには至らない」と指弾した。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
547: 2011/01/18(火) 20:07:12 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 佐藤光徳(46)
逮 捕  2004年11月11日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人他

事件概要  
建築金物工佐藤被告は、消費者金融に約100万円の借金があり、収入が少なく生活費に困ったこと、パチンコ代が欲しかった事から強盗を計画。
2004年11月9日午後5時半ごろ、東京都武蔵野市のパチンコ景品交換所に押し入り、千枚通しで店員(当時80)の左胸を刺して殺害、現金約115万円を奪った。
さらに逃走中に追いかけてきた男性も刺し殺そうとして、1ヶ月の重傷を負わせた。
事件後、車で逃走し、長野県や石川県などを転々としていた。
捜査本部は福井県内で発見、逮捕した。

裁判所  東京地裁八王子支部 長谷川憲一裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2005年6月9日 無期懲役

裁判焦点  
検察側は「動機は極めて自己中心的で、悪質かつ重大な犯行」として、無期懲役を求刑した。
弁護側は公判で殺意について否認していたが、検察側は論告で、「殺傷能力の高い凶器で人体の枢要部を複数回突き刺しており、
確定的殺意があったことは明らか」と主張した。
長谷川憲一裁判長は「金銭目的の身勝手で短絡的な動機に酌量の余地はない」と指摘した。
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氏 名 高橋二三夫(58)
逮 捕  2005年1月21日(自ら出頭)
殺害人数  2名
罪 状  現住建造物等放火、殺人、殺人未遂

事件概要  
青森市の無職高橋被告は2005年1月20日午前3時50分頃、自分が住む2階建てアパートの自室に灯油をまいて火をつけた。
自殺目的の放火だったが、出火後間もなく、炎に耐えられなくなり、部屋の窓から飛び降りて逃走。
アパートの2階部分約105平方メートルが全焼。2階に入居していた義弟の無職男性(当時65)と無職男性(当時84)の2人が逃げ遅れて焼死。
2階にいた住人1名が重傷、1名が軽傷を負った。
高橋被告は青森署近くの岸壁から海に飛び降りて死のうとしたが、死にきれず、青森署に出頭した。

裁判所  青森地裁 高原章裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2005年6月9日 無期懲役

裁判焦点  
検察側は「高橋被告は消費者金融からの借金返済に困り、このままでは好きなパチンコや競輪ができなくなると自殺を考えた。
火をつければ、他のアパート居住者に危険が及ぶことを認識しながら放火した」と指摘した。
弁護側は「犯行時は自殺しようと切羽詰まった状況で、冷静な判断力を失っていた」と情状酌量を求めた。
判決理由で高原裁判長は「築40年以上の木造家屋に放火すれば、住人の生命を奪う可能性があると十分認識していた」と未必の殺意を認定。
「ギャンブルにのめりこんで生活に困り、将来を悲観したという動機も身勝手で、酌量の余地はない」と指摘した。
また被害者の1人が足が不自由だったことに触れ「燃えさかる室内で、壁を必死にたたいて助けを求めるしかできなかった無念は計り知れない」
と朗読する際に絶句し、涙ぐむ場面もあった。

備 考  弁護側は控訴の意志がないことを明らかにした。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
548: 2011/01/18(火) 20:08:03 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 高麗健太(28)
逮 捕  2004年9月15日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、住居侵入、銃刀法※違反

事件概要  
無職高麗(こうま)被告は2004年9月3日午後1時半ごろ、スロットなど遊びの借金50000円を返済するために金を奪おうと、
向かいに住む埼玉県上里町の家に町内会の人を装って訪れたが、応対した家の主婦(当時38)に怪しまれたため、玄関で首や胸、
背中を折りたたみナイフで刺した後、タオルで首を絞めたり台所の食器を頭にたたきつけて失血死させ、現金約13000円が入った財布と通帳などを奪った。
高麗被告は主婦と面識がなく、主婦が自動車で帰宅したのを自宅2階の自分の部屋から目撃し、ナイフで脅して金を奪おうと思い立ったものである。
高麗被告は女性方から奪った現金をスロットなどに使った。

裁判所  さいたま地裁 中谷雄二郎裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2005年7月8日 無期懲役
裁判焦点  高麗被告は起訴事実について「間違いないです」と認めた。
備 考  被告側は控訴した。2005年11月18日、控訴取り下げ、確定。
外部リンク[html]:www.geocities.jp

氏 名 山田敦(44)
逮 捕  2005年2月18日(自首)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、住居侵入、窃盗

事件概要  
青森市のアパートに住む無職山田被告は、2005年2月8日午後5時頃、アパートの2階に住んでいた知人の男性(当時47)の部屋に、金品を奪う目的で侵入。
ギターのケーブルで男性の首を絞め、窒息死させた。
その後、男性の郵便貯金のキャッシュカードや印鑑などを奪い、ATM(自動現金受払機)で2万円を引き出した。

裁判所  青森地裁 高原章裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2005年7月21日 無期懲役

裁判焦点  
検察側は「山田被告はパチスロなど無計画な浪費で生活に困窮し、目先の金欲しさに何の躊躇もなく犯行に及んだ」と動機を説明。
男性が1人暮らしであることや交際範囲が狭いこと、山田被告と顔見知りで侵入しやすいことから
「確実にかつ安全に金品を取るために冷静に考慮したうえでの計画的犯行だった」と指摘した。
弁護側の最終弁論もあり「自ら出頭したことなどを配慮して適切な判断を」と情状酌量を求めた。
山田被告は「申し訳ないという言葉では言い表せないほどの深いおわびの気持ちをささげたい」と話した。
高原裁判長は 「パチスロなどの遊興費で生活に困って強盗を計画したもので、動機は身勝手で短絡的。 酌量の余地は全くない」とした。
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549: 2011/01/18(火) 20:09:01 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 落合茂(37)
逮 捕  2004年10月26日(窃盗容疑)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、強盗殺人未遂、強盗強姦、窃盗他

事件概要  
東京都のゲームセンター店員落合被告は、パチスロなどにのめり込んで借金を重ね、返済のために1999年頃から空き巣を繰り返していた。
2003年7月7日、茨城県水戸市に住む会社員の女性(40)方に侵入し、帰宅した女性に包丁で切り付け重傷を負わせ、何も取らずに逃げた。
2003年7月17日、茨城県那珂市に住む会社員の女性(当時37)の自宅アパートに侵入したが、在宅していた女性に見つかったため絞殺。
現金85000円とキャッシュカードを奪い、で現金166万円を引き出した。

裁判所  水戸地裁 林正彦裁判長
求 刑  死刑
判 決  2005年10月13日 無期懲役

裁判焦点  
被告側は罪をすべて認めている。
検察側は「パチンコなどによる借金を、無関係な被害者の生命と財産であがなった利欲的な動機に基づく残忍な犯行。
強盗殺人未遂事件や窃盗も繰り返した」「殺害されたのは1人だったが、水戸市の女性の顔面にも大きな傷が残り、
仕事にも復帰できない」などとして、死刑を求刑した。
被害者が持っていたキャッシュカードなどを奪うため、2人が帰宅することを十分予測した上で侵入したか否かも争点となった。
林裁判長は、強盗に用いる凶器をまったく用意していなかったことなどを挙げ、「計画があったと認めるには合理的な疑いが残る」との判断を示した。

備 考  検察側は控訴した。2006年6月22日、検察側控訴棄却。検察側上告せず、確定。
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氏 名 長谷部泰輔(24)
逮 捕  2005年5月7日(死体遺棄容疑)
殺害人数  1名
罪 状  窃盗、強盗殺人、死体遺棄、横領、詐欺、窃盗未遂、詐欺未遂

事件概要  
千葉県松戸市の無職長谷部泰輔被告は、パチスロで100万円を超す借金があったことから、女性と親しくなって金をもらおうと考え、
2005年5月2日夜、JR新宿駅東口で東京に遊びに来た日焼けサロン店員の女性(当時19)に声をかけ自宅アパートに誘い込んだ。
3日午前、女性が寝ている間にキャッシュカードを盗んだが、気づいた女性が警察に届け出ようと逃げようとしたため、首を絞めて殺害。
現金約1万2000円が入った財布などを奪った。そして6日深夜、女性の遺体をスーツケースに入れてタクシーで運び、柏市の水田に捨てた。
女性は29日から友人を訪れるために上京していた。
長谷部被告は殺害後、女性の携帯電話に登録されていた青森県の実家に電話をかけ、「女性に現金を盗まれた。弁償すれば告訴を取り下げる」
などと被害者のふりをして、母親から女性のキャッシュカードの暗証番号を聞き出したが、残高がなかったため失敗した。
また、示談金名目で女性の知人から金をだまし取ったりした。

裁判所  東京地裁 小川正持裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2005年11月10日 無期懲役

裁判焦点  
公判で被告は起訴事実を認めていた。
判決理由で小川裁判長は「パチスロで金に窮し、声を掛け親しくなった女性から金をせびろうと考えた。思い通りにならず殺害して金品を
奪ったという動機はあまりに身勝手で愚かしい」「被害者の安否を気遣う家族や知人の心情を逆手に取り、非情というほかない」と述べた。
さらに「被害者は親元を離れて自立した生活を始めたばかりだった。突如として将来のすべてを奪われた無念さは多大だろう」と被害者の心情に触れた。

備 考  控訴せず、確定。
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550: 2011/01/18(火) 20:10:20 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 宇治橋啓次(52)
逮 捕  2004年11月5日(窃盗容疑)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、死体遺棄

事件概要  
無職伊藤博被告は、いとこで愛知県岩倉市に住む男性(当時45)が土地を売って金を得たという話を聞き、宇治橋啓次被告に
殺害して金を奪うことを持ちかけ共謀。
2004年10月26日、男性を誘い出し、一宮市内の車の中で、金づちで殴ったり包丁で刺すなどして殺害。
定期貯金証書7通(額面計約2500万円)などを奪い、遺体を弥富町のコンテナに隠した。
男性は約2年前に死亡した母親の遺産を相続し、一人暮らしだった。

裁判所  名古屋地裁 伊東一広裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2005年12月13日 無期懲役

裁判焦点  
検察側は「1か月前から犯行を準備し、殺害方法も残虐で冷酷だ」として、無期懲役を求刑した。
弁護側は「殺害の共謀はなかった」と改めて主張した。
伊東裁判長は判決理由で「パチンコなどでつくった借金の返済に困り、多額の金を得ようとした動機に酌量の余地はない。
殺害方法は執拗で残忍」と述べた。

備 考  伊藤被告は2005年9月6日、求刑通り無期懲役判決。控訴せず、確定。
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氏 名 松村憲一(50)
逮 捕  2005年1月20日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、強盗他

事件概要  
無職松村被告は、2005年1月14日午前5時頃、大阪市平野区のコンビニで開店準備中だった女性店員(当時44)に牛刀を突きつけ、
金を奪おうとしたところ、女性から抵抗されたため背中や足を刺して殺害し、現金などが入ったバッグを奪った。
松村被告は、被害者ともみ合った際、誤って自分の指の皮を切り落としていて、そこから出た指紋が逮捕の決め手となった。
奪った現金約8万円は覚せい剤やパチンコに使った。
松村被告は2004年12月から盗んだ車や拾った包丁で大阪府東大阪市などで強盗を繰り返し、6件の強盗で起訴されている。

裁判所  大阪地裁 和田真裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2006年1月26日 無期懲役

裁判焦点  
検察は、「遊興費や覚せい剤の購入費ほしさにコンビニ強盗を繰り返し、必死で抵抗する被害者を多数回突き刺した犯行は、
一方的かつあまりに執拗」として、無期懲役を求刑した。これに対し弁護側は、「最初から殺害を計画していたわけではなかった」と減刑を求めた。
裁判長は「理性を失った冷酷かつ残忍な犯行は余りにも自己中心的で、身勝手な犯行動機にくむべき事情はない」と述べた。
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551: 2011/01/18(火) 20:11:10 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 宮丸博史(34)
逮 捕  2005年9月1日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、死体遺棄

事件概要  
無職宮丸被告は京都府舞鶴市に住む幼なじみのアルバイト店員の男性(当時33)に借金を申し入れたが断られたため、2005年8月26日午後9時ごろ、
福知山市のパチンコ店駐車場に止めた男性の軽乗用車内で、ネクタイで首を絞めて殺害。
現金約3万円を奪い、同午後10時50分頃、宮津市の山中に遺体を遺棄した。
宮丸被告はパチンコなどの遊興費で、サラ金などに350万円を超える借金があり、以前には、男性名義でサラ金に120万円を借りてもらっていた。

裁判所  京都地裁舞鶴支部 新井慶有裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2006年3月14日 無期懲役

裁判焦点  
論告求刑で検察側は「無計画に借金を重ねたあげく、金を手に入れるため幼なじみを殺害した身勝手な犯行」と述べた。
弁護側は「被告人は罪を認めて反省しており、寛大な措置を求める」と意見を述べた。
新井裁判長は判決理由で「犯行前日に呼び出した被害者の対応から、借金を頼んでも断られると感じ、
殺して金を奪うことが最も手っ取り早いと考えた」と動機について指摘。
「山中に死体を遺棄した後、失踪を装うため、被害者の車に(偽の)遺書を残すなど犯情は悪質」
「パチンコや飲酒などに興じて自らの生活を破たんさせ、目先の経済的苦境を解決しようと幼なじみの被害者の生命を奪った安易で自分勝手な犯行。
酌量の余地はない」とした。

備 考  
論告求刑公判の冒頭で被害者の母親が意見陳述し「同じ集落の幼なじみに殺害され大変悲しい。私の宝物だった息子の顔が見たい、
声が聞きたい。極刑を望みます」と語った。
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氏 名 前田卓則(22)
逮 捕  2005年9月6日(バイクを盗んだ窃盗容疑。14日に強盗殺人で再逮捕)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、住居侵入他

事件概要  
愛知県出身の無職前田被告は2005年8月29日午前4時頃、神奈川県相模原市のアパートに住む会社員の女性(当時22)宅に盗み目的でベランダから侵入。
室内を物色中に女性に気付かれ、首を絞めて殺害。
現金約2500円と、携帯電話など(計約6000円相当)を奪った。
その後、アパート駐車場からバイクとヘルメット(計54000円相当)を盗んだ。
さらに30日には相模原市内のビデオ店で成人向けDVDを購入し、女性方に戻って鑑賞。
たばこを吸ったりして過ごした。
また、家族や知人らに生存を装うために殺害直後の29日から事件発覚直前の9月1日朝まで、盗んだ携帯電話から「会社休みます」
などとメールを計約20通送っていた。

裁判所  横浜地裁 小倉正三裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2006年3月17日 無期懲役

裁判焦点  
検察側は「被告人の享楽的な生活に端を発した重大な犯行」と指弾し、無期懲役を求刑した。
小倉裁判長は「執行猶予期間中にもかかわらず、パチンコやパチスロなどにのめりこむ自堕落な生活を続け身を持ち崩し、
金銭を奪うために殺害したあまりにも自己中心的で身勝手な犯行」と指摘した。
同被告が犯行後に何度も女性宅に戻り、DVDを見た行為について「人間としての情が感じられず、非道」と述べた。

備 考  
求刑に先立ち、検察側証人として長野県岡谷市に住む被害女性の母親が出廷。
「なぜ娘は殺されないといけなかったのか。親元を離れ一生懸命生きてきたのに。被告にはもう絶対に世の中に出てきてほしくない」と涙ながらに訴えた。
前田被告はひったくり事件で2005年2月に有罪判決を受け、執行猶予中だった。
控訴を取り下げ、確定。
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愛知県出身の無職前田被告は
552: 2011/01/18(火) 20:12:06 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 村松茂(38)
逮 捕  2005年9月8日(死体遺棄容疑。窃盗容疑で逮捕済)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、死体損壊、死体遺棄他

事件概要  
群馬県前橋市の会社員村松茂被告は、パチンコなどで借金が100万円近くあった。
消費者金融から借金した際に家族に知られ、新たな借金をしにくい状況になっていた。
消費者金融への5万円の返済期限が迫っていたことから、強盗を計画。
2005年7月31日夜、包丁を持って、前橋市の証券会社に勤めていたころの顧客だった女性(当時78)宅を訪問。
玄関先で包丁を突きつけたが、抵抗され、包丁の柄で頭などを殴った上、エプロンのひもで首を絞めて殺害。
キャッシュカードなどを奪った。
さらに翌日午前2〜3時頃、栃木県足尾町の山林に穴を掘り、死体を埋めた。
村松被告は女性のキャッシュカードで100万円を引き出した窃盗の容疑で8月に逮捕。
8月29日に犯行を自供、遺体が発見された。

裁判所  前橋地裁 久我泰博裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2006年5月2日 無期懲役

裁判焦点  
論告で検察側は、村松被告が、借金返済や不倫相手との交際費のために金を奪おうと、かつて勤務していた証券会社時代の顧客で、
一人暮らしの被害者を襲うことを思い立ったと指摘。凶器や犯行発覚を防ぐためのマスク、帽子、エンジンオイルなどを事前に購入しており、
用意周到で計画的だなどとした。
争点になった殺意の発生時期について、「犯行の発覚を阻止しようと、当初から、被害者の殺害や、遺体の損壊を念頭に置いていたことは明らかだ」とした。
弁護側は最終弁論で、「殺人は、被害者の発言に激高した偶発的なものだ」などと、あらためて主張し、寛大な判決を求めた。
久我裁判長は「当初から殺害を計画していたと認定するには、合理的な疑いが残る」としたが、「偶発的な犯行であることなどを
最大限考慮しても、酌量減軽すべき情状があるとは言えない」「逮捕を免れようと、抵抗力の弱い一人暮らしの高齢者を対象とした計画は狡猾で卑劣」と述べた。

備 考  村松被告は判決前に弁護人に「いかなる判決も受けるつもり」と述べていた。控訴せず確定?
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氏 名 安藤好美(57)
逮 捕  2005年2月5日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、住居侵入

事件概要  
神奈川県大磯町の無職安藤好美被告は借金の返済に行き詰まり、2005年2月4日午後4時頃、同町に住む知人女性(当時55)方に侵入。
たんすなどを物色中に女性の帰宅に気づき逃走したが、連れ戻された。
「逮捕されれば家庭が崩壊する」と殺害を決意。
午後5時頃、練習用ゴルフクラブと菜切り包丁、パン切り包丁、アイロンで206箇所以上、女性を殴ったり、切りつけたりして殺害した。
午後5時20分頃、帰宅した女性の夫(当時56)に見つかり、「中で奥さんが大変なことになっている」と言い残して、立ち去ったが、
夫が約300メートル追いかけて連れ戻した。
安藤被告は当初、大磯署員に「居間にいたら、二人組の外国人の男が『マネー、マネー』と押し入って来て、棒で頭を殴られた。
自分は逃げ出し近くの畑に隠れた」などと被害者を装っていたが、女性宅に男らの足跡がなかったことや、服や靴に血液が
付着していたことなどを追及され、自供した。
安藤被告にパチンコ代や下着の訪問販売活動費などで約1250万円の借金があった。

裁判所  東京高裁 大野市太郎裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2006年11月9日 無期懲役(被告側控訴棄却)

裁判焦点  
弁護側は「殺意はなく、傷害致死にとどまる」と主張したが、大野裁判長は「アイロンで繰り返し殴打するなどの行為は残虐非道で、
殺意は優に認められる」と退けた。

備 考  2006年5月12日、横浜地裁小田原支部で一審無期懲役判決。上告せず確定。
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553: 2011/01/18(火) 20:13:26 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 市川浩史(46)
逮 捕  2006年8月4日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人他

事件概要  
東京都清瀬市の無職市川浩史被告は、2006年7月14日午後0時半ごろ、同じ団地の別の棟に住む母(当時69)宅で、母の首を着物の帯ひもで絞め殺害し、
室内にあった現金約10万円と腕時計やキャッシュカードなどを奪った。
パチスロなどで消費者金融などに200万円以上の借金があり、借金を申し込んだが、断られたため、犯行に及んだ。
犯行直後には、返済のため9万円を消費者金融の口座に振り込んでいた。
また7月14日から同月31日にかけて、キャッシュカードを使ってATMから現金約119万円を引き出して、盗んだ。
殺害後、遺体を押入れに入れたが、異臭がするようになったため床下に移して隠していた。
さらにひどくなった異臭に周辺住民が気づいたことがきっかけで、8月3日に遺体が発見された。
市川被告は3日朝から高校2年と小学6年の娘2人を車に乗せて行方が分からなくなっていた。
同日深夜、埼玉県警が同県行田市内で手配車両を発見、市川被告の身柄を確保し、娘2人も保護した。
市川被告は「ドライブに出かけようと娘たちを誘い、群馬方面に行っていた」と話しており、2人は事情を知らなかった。
市川被告は以前、消費者金融に約800万円の借金があったが、母が土地を売るなどして清算していた。

裁判所  東京地裁八王子支部 小原春夫裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2007年2月9日 無期懲役

裁判焦点  
検察側は「動機は極めて身勝手。自己中心的で酌量の余地がない」とした。
小原裁判長は、市川被告が一度は母親に借金を清算してもらいながら新たに借金を重ねた経緯を指摘。
「母親の子を思う気持ちを裏切り続けた揚げ句の犯行。酌量すべき点はみじんもない」と述べた。
さらに、市川被告が母親を殺害後も、発覚を恐れて遺体を遺棄したり、大金を引き出した点に触れ、「思いやりや慈しみの感情のかけらも
見いだすことはできない」と厳しく批判。
「被害者は恩をあだで返されるどころか、これ以上ない仕打ちを受けた」と述べた。
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554: 2011/01/18(火) 20:14:13 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 藤田博美(43)
逮 捕  2006年1月7日
殺害人数  1名
罪 状  殺人、詐欺未遂

事件概要  
北九州市戸畑区に住む無職藤田博美被告は遊び仲間である建設業森田剛志被告、保険代理業二宮啓介被告と共謀し、郵便局員の夫(当時43)の
生命保険金計約7500万円をだまし取ろうと計画。
2005年10月12日夕方から夜にかけて、北九州市小倉北区で夫に睡眠導入剤を混ぜた炭酸飲料水や酒を飲ませ、午後10時ごろ、乗用車の助手席に夫を乗せて運転。
小倉港の岸壁からわざと車を転落させ、夫を水死させた。
博美被告は転落後に自力で車から脱出し、通りがかった人に救助された。
博美被告は日本郵政公社などに夫の保険金計2500万円の支払いを請求したが、事件が発覚して未遂に終わった。
博美被告はパチンコなどギャンブル好きで、ブランド品を買い集めたり、ホストクラブにも頻繁に通っていた。
2003年10月の結婚後まもなく、夫の口座から勝手に現金を引き出し始め、周囲からも借金を重ねて返済額は計数100万円にのぼった。
その後、夫から貯金約1000万円の使い込みをとがめられ、借金の返済も迫られるようになり、ホステス時代の客である二宮被告と、
マージャン仲間の建設業、森田被告に夫の殺害などを相談していた。
殺害の11日前に夫は、二宮被告の代理店を通じて、博美被告を受取人として、事故や災害死亡特約で約5000万円支払われる生命保険に加入していた。

裁判所  福岡地裁小倉支部 田口直樹裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2007年3月19日 無期懲役

裁判焦点  
2006年4月24日の初公判で博美被告は起訴事実をほぼ全面的に認めている。
2007年1月29日の論告求刑で検察は「一方的に不満を抱いて邪魔になった夫から完全に自由となり、お金を得たいという欲望に駆られた計画的、
冷酷な犯行」と指摘した。そして「規範意識の欠如は著しく、矯正は極めて困難」と述べた。
最終弁論で弁護側は罪を認めた上で改めて「保険金詐取だけが目的ではなかった」と主張。
夫婦関係が悪化した時期に、二宮啓介被告から殺害をそそのかされたことが大きな要因だったとして、無期懲役の求刑に対し、
情状を考慮して減刑するよう求めた。
博美被告は「どんな理由があれ身勝手に命を奪ってしまった。申し訳ありません」と述べた。
田口裁判長は「確実に殺害できる方法を計画、実行し、事件の主導的役割を果たした。結婚生活が悪化したことは、殺害を正当化する理由にはならない」
「犯行の動機は利己的、自己中心的で身勝手極まりない」と述べた。

備 考  
二宮啓介被告と森田剛志被告も共犯として起訴された。
携帯電話のメールのやりとりで殺害計画を提案したなどとされるが、2人は「冗談だと思っていた」と否認。
公判は分離されている。
被告側は控訴した。
2007年8月31日、福岡高裁で被告側控訴棄却。
2007年12月11日、被告側上告棄却、確定。
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555: 2011/01/18(火) 20:14:55 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 鈴木直樹(28)
逮 捕  2007年1月1日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人

事件概要  
横浜市の会社員鈴木直樹被告はパチスロで借金があり、女性とのデート代など金に困っていた。
2006年11月、飲食店従業員の母(当時59)のクレジットカードを盗んで50万円引き出したり、母の洋服を売ったりした。
会社へ行かないことや借金などについてのしっ責に反発と不満を募らせていた鈴木被告は、12月22日、クリスマスのデート代や
プレゼント代を奪おうと包丁を持って自宅のマンションで待ち構え、午後11時25分ごろ帰宅した母の胸や首を包丁で数回刺して殺害し、
現金2300円とキャッシュカード3枚を奪った。
鈴木被告は浴室の片開きドアをパテで目張りし、遺体のにおいが漏れないようにしていた。
また23日、鈴木被告は母が勤める店に、1週間から10日間ほど休むとの連絡を入れた。
鈴木被告は犯行後、カードで現金を引き出そうとしたが、暗証番号が分からず失敗した。
鈴木被告は母と二人暮らし。
12月中旬から市内の勤務先を無断欠勤していた。
28日午後7時40分ごろ、横浜市にあるマンションを訪れた神奈川県警戸塚署員が、浴室内で死亡している女性を発見した。
神奈川県警は29日、鈴木被告を殺人容疑で指名手配。
2007年1月1日午後、JR東京駅八重洲口前の路上で鈴木被告を逮捕した。

裁判所  横浜地裁 木口信之裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2007年6月18日 無期懲役

裁判焦点  
3月15日の初公判で、鈴木被告は起訴事実を認めた。
検察側は4月12日の論告求刑で、「親への恩を忘れた背徳的犯行。無気力な生活を送り、無断欠勤を母親にしかられたのをきっかけとして、
女性との交際費など遊興費ほしさに殺害に及んだ」と指摘した。
弁護側は「母親も老後の生活を被告に依存していた。
相互依存が犯行につながった」と寛大な判決を求めた。鈴木被告は「申し訳ないことをした」と述べた。
判決理由で木口裁判長は、「被告人はパチスロにのめり込むなど享楽的な生活態度を続け、女友達との遊興などに使う金を手に
入れようとして犯行に及んだ」と指摘。
その上で、「実の息子の手にかかり殺害された被害者の苦痛や衝撃の大きさ、無念の気持ちは察するに余りあり、社会的影響も
軽視することはできない」とした。

備 考  被告側は控訴した。7月19日、控訴取り下げ、確定。
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556: 小谷晴宣a 2011/01/18(火) 20:15:55 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 小谷晴宣(57)
逮 捕  2006年7月10日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人

事件概要  
大阪市の無職小谷晴宣被告は2005年1月11日朝、以前勤めていた住吉区にあるスーパーで同僚だったパート従業員の女性(当時48)の
自宅マンションを訪れ借金を申し込んだが、断られたため準備していた自転車かご用のネットで首を絞め殺害、現金約61万5000円などを奪った。
2006年1月10日、住吉署捜査本部は小谷被告を指名手配した。小谷被告はギャンブルなどで約1000万円の借金があった。

裁判所  大阪地裁 川合昌幸裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2007年1月25日 無期懲役

裁判焦点  
検察側は論告で、「多額の借金をギャンブルで全額返済しようとした短絡的な動機に、酌量の余地はない」と指弾。
これに対し弁護側は「殺意が生じたのは事件当日で、計画的犯行ではない」と有期刑を求めた。
川合裁判長は「ギャンブルをやめられず、自宅を担保に入れてまで借金を重ねた末に野宿をするようになり、みじめな生活から抜け出そうと犯行に及んだ。
あまりに短絡的な動機に酌量の余地はない。終生、ひたすら贖罪につとめさせるのが相当」と述べた。

備 考  被告側は控訴した。2007年6月?、大阪高裁で被告側控訴棄却。
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ギャンブルをやめられず、自宅を担保に入れてまで借金を重ねた末に野宿をするようになり
557: 小谷晴宣b 2011/01/18(火) 20:17:07 AAS
2005.01.11 ギャンブル依存の男、自宅を担保にしてもやめられず強盗殺人
大阪市の無職小谷晴宣被告は2005年1月11日朝、以前勤めていた住吉区にあるスーパーで同僚だったパート従業員の女性(当時48)の
自宅マンションを訪れ借金を申し込んだが、断られたため準備していた自転車かご用のネットで首を絞め殺害、現金約61万5000円などを奪った。
2006年1月10日、住吉署捜査本部は小谷被告を指名手配した。小谷被告はギャンブルなどで約1000万円の借金があった。
検察側は論告で、「多額の借金をギャンブルで全額返済しようとした短絡的な動機に、酌量の余地はない」と指弾。
これに対し弁護側は「殺意が生じたのは事件当日で、計画的犯行ではない」と有期刑を求めた。
川合裁判長は「ギャンブルをやめられず、自宅を担保に入れてまで借金を重ねた末に野宿をするようになり、みじめな生活から抜け出そうと犯行に及んだ。
あまりに短絡的な動機に酌量の余地はない。
終生、ひたすら贖罪につとめさせるのが相当」と述べた。

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被告人は,顔見知りのA(当時48歳)を殺害して金品を強取しようと企て,平成17年1月11日午前9時15分ころ,大阪市において,
Aの頸部を,自転車かご用カバーネットを用いて強く絞めつけ,そのころ,同所において,同女を窒息死させた上,
Bら所有の現金約61万5000円及び財布等4点(時価合計6000円)を強取したものである。
本件犯行に至る経緯をみると,被告人は,学生時代からパチンコや競馬等のギャンブルを始め,妻と結婚した後もこれにのめり込み,
そのため多額の借金を抱え,妻に咎められて家出を繰り返し,親族に借金の清算をしてもらっても,あるいは,長年勤めた会社を辞めて得た
退職金を借金返済に充てても,ギャンブルをやめることができず,消費者金融等から多額の借金をしてはこれをたちまちギャンブルに費消し続け,
ついに平成14年には家族に無断で自宅を担保に入れてまで消費者金融から融資を受けてギャンブルに費消し,他方,新たに就いた仕事は長続きせず,
本件犯行前の平成16年12月ころ,度重なる借金等が要因となって自宅に居づらくなって家出をし,公園等で野宿生活をするうち,
所持金もなく,食べる物にも窮し,まとまった金を手に入れて,それを元手にギャンブルで増やし,借金を返済するとともに不安定で
惨めな生活から抜け出そうなどと思うに至り,以前の勤務先で被告人の部下のパート従業員であった被害者に借金を申し込み,
これを断られれば同女を殺害してでも同女方にある現金等を奪おうなどと考え,ついに本件犯行に及んだというのである。
外部リンク:webcache.googleusercontent.com
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外部リンク:pachinko.wiki.fc2.com
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被告人は,学生時代からパチンコや競馬等のギャンブルを始め,妻と結婚した後もこれにのめり込み,そのため多額の借金を抱え,
558: 2011/01/18(火) 20:18:05 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 木下和紀(32)
逮 捕  2006年10月16日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、銃刀法※違反他

事件概要  
福岡県那珂川町の無職木下和紀被告は2006年10月13日午前11時半ごろ、アパートの隣室に住む女性(当時69)に「米のとぎ方を教えてほしい」
と声を掛けて自室に招き入れ、米をとぐ女性の背後からネクタイで首を絞めて窒息死させた。
さらに、女性のバッグから現金19000円の入った財布を奪った。
木下被告は、母親とその内縁の夫と3人で暮らしており、定職にはつかず、時々、アルバイトをしていた。
母親と内縁の夫は10月4日から親族の看病のために家を留守にしていた。
木下被告は犯行後、同町や福岡市の空き家などで寝泊まりしていた。
また、木下被告は「(逮捕された日に)もう1人殺して金を奪うつもりだった」と供述しており、県警に身柄を拘束された時、包丁を所持していた。
女性は1998年3月にこのアパートに一人で入居し、年金暮らしだった。

裁判所  福岡地裁 鈴木浩美裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2007年10月22日 無期懲役

裁判焦点  
2006年12月18日の初公判で、木下被告は人定質問と罪状認否で「言いたくありません」と述べた。
検察側は冒頭陳述で「木下被告は小説や漫画に影響されるなどして殺人願望を強め、パチンコや風俗店に行くための大金を得るのが
犯行の目的だった」と指摘。
さらに「人を殺して現金を奪って遊び回り、警察からも逃げ続ける『殺人マシン』のような生活をするしかない。隣室で質素な生活を
している笠井さんなら金をため込んでいると思い込んだ」とした。
弁護側は「心神耗弱状態だった」として責任能力について争う姿勢を見せており、簡易鑑定の実施を請求するしたが却下されている。
2007年8月6日の論告で検察側は「パチンコや風俗遊びの享楽を続けるために生命、財産を奪っており、身勝手極まりない。
反省の態度を示さず、再犯のおそれは極めて強い。社会に放てば、第2、第3の犠牲者を生む」と述べた。
9月6日の最終弁論で、弁護側は「事件に計画性はなく、強固な殺意もなかった。衝動的、場当たり的なものだった」と情状面も主張。
「事件当時、被告は心神耗弱状態にあった」などと有期刑への減軽を求めた。
判決で鈴木裁判長は「殺人願望を満たし、遊興費を得るための強盗殺人で、殺害後もさらに強盗殺人を実行するため牛刀を持ち歩いた」
「ネクタイで繰り返し首を絞め、殺害行為を楽しむかのような様態。公判で『また人を殺してみたい』と述べ、反省が見られない」と指摘した。
弁護側の心神耗弱の主張に対しては、「隠匿しやすいように、凶器には刃物を避け、ネクタイを選んだ」などと指摘し、責任能力を認めた。

備 考  被告側は控訴した。2008年3月21日、福岡高裁で被告側控訴棄却。2008年6月30日、被告側上告棄却、確定。
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559: 2011/01/18(火) 20:18:45 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 佐々木恒(39)
逮 捕  2007年5月14日(殺人容疑)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人他

事件概要  
住所不定、無職の佐々木恒(ひさし)被告は滞納していた携帯電話の料金1万5千円を支払うため、元交際相手である神戸市のエステ店店長の
女性(当時45)から5千円を借りてパチンコで増やすことを計画。
2007年4月27日午後8時半ごろ、女性のエステ店を訪れ、借金を申し込んだが、断られたため首を絞めて殺害し、現金900円が入った財布や
デジタルカメラなど42点(約2万8千円相当)を奪った。
佐々木被告は、女性から100万円近くの借金があった。

裁判所  神戸地裁 佐野哲生裁判長(野の字は、堅の臣を田に)
求 刑  無期懲役
判 決  2007年11月6日 無期懲役

裁判焦点  
2007年9月10日の初公判で、佐々木被告は起訴事実を認めた。
10月2日の論告求刑で検察側は「金銭欲実現のためには、かけがえのない他人の生命を奪ってもかまわないという冷酷非道な動機に酌量の余地はなく、
生涯をかけて罪を償う必要がある」「まひした金銭感覚や生活態度から、凶悪事件を再び起こす恐れが極めて強い」とした。
論告に先立ち、女性の母らが意見陳述し、「エステ店を開く夢を実現したのに殺され、かわいそうでなりません。
佐々木被告には死を持って償ってほしい」などと述べた。
佐野裁判長は「わずかな携帯電話料金を工面するためという短絡的な動機に酌量の余地はなく、積極的な殺意があった」
「人間としての憐憫の情を感じさせない冷酷、残忍な犯行」「開業の夢を実現させた店で、無残に殺害された被害者の無念さは察するに余りある」と述べた。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
560: 2011/01/18(火) 20:19:35 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 田中光雄(63)
逮 捕  2007年3月27日(殺人容疑)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、銃刀法※違反、窃盗他

事件概要  
無職田中光雄被告は2007年3月9日午前10時10分ごろ、強盗目的で静岡市の質店に押し入り、店主の男性(当時68)の腹や胸を持っていた
レジャーナイフで何度も突き刺して失血死させたが、現金を見つけられず、何も取らずに逃走。
殺害直前には逃走用のため、近くのパチンコ店駐輪場に止めてあった自転車(約5000円相当)を盗んだ。
田中被告は2006年末に退職後、食事に困っていた。
3月上旬から路上生活を始めていた。

裁判所  静岡地裁 長谷川憲一裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2007年11月14日 無期懲役

裁判焦点  
2007年10月3日の初公判で、田中被告は起訴事実を認めた。
弁護側は、「被害者に抵抗されたため、殺害直前に殺意を持って刺した」と、殺意を抱いた時期などについて争う姿勢を示した。
10月10日の論告求刑で検察側は「被害者には全く落ち度がなく、動機は路上生活から抜け出して楽な生活をしたいという身勝手なもの。
犯行は計画的で確定的殺意を持って殺害した」と指摘した。
被告がいつ、どのような内容の殺意を持ったかについて、「自筆の上申書の中で犯行前日に野宿した際、『もし主人があばれたりすれば
ナイフで最悪殺して金をとろうときめました』と記載している」と指摘。
犯行時に確定的殺意があったとした。
そして、「遺族は重い処罰を望んでおり、実父母が不明で養父に暴力をふるわれ育ったという被告の不幸な生い立ちを考慮しても、
無期懲役が適切」と述べた。
弁護側は最終弁論で「被告は犯行時、店主がよもや反抗してくるとは思っていなかった」と述べ、ナイフを所持していたのは
あくまで店主を脅すためだったと主張。
「被告が殺意を抱いたのは被害者に抵抗されてもみ合うなどした後だった」と計画性を否定。
さらに「背景には被告の生い立ちなどもある」などと刑の減軽を求めた。
田中被告は、公判の最後で「自分の身勝手で、申し訳ない。男性には、心からご冥福を祈りたい」と頭を下げた。
長谷川裁判長は「野宿生活に耐えられなくなっての短絡的、身勝手極まりない犯行で、周到に準備されている。
被害者を手加減なく刺しており、様態も冷酷かつ執拗」と述べ、求刑通り無期懲役を言い渡した。
判決で長谷川裁判長は動機について、「新幹線のグリーン車を利用しての観光やパチンコなどで退職金65万円を無計画に浪費し、
余儀なくされた野宿生活から抜け出すため、強盗して大金を得ようとした」と言及。
被告の男が殺意を持った時期については、(1)12ヶ所の大きな刺し傷のうち、胸など5カ所で凶器に使われたレジャーナイフの刃体の
長さ(約9.5センチ)を上回る10センチの深さがあり、力いっぱい突き刺した形跡がうかがえる(2)「抵抗されれば殺して金を取ろう」
などと記した上申書の内容は自然で信用性が高い―などの理由から、強盗を計画した犯行前日の時点で「条件付き確定的殺意」が
認められるとし、「店主ともみ合っている中で殺意が生じた」とする弁護側の主張を退けた。
情状面で弁護側が酌量を求めていた被告の生い立ちなども、判決は「反省の情や強盗は未遂だったこと、年齢や生い立ちを最大限考慮
しても情状酌量の余地はない」とした。

備 考  被告は控訴しない意向。
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561: 2011/01/18(火) 20:20:21 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 橋本佐内(76)
逮 捕  2007年5月22日(3月25日の傷害事件で逮捕、起訴済)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、傷害、恐喝未遂

事件概要  
無職、橋本佐内被告は2007年3月14日に自動車窃盗などの罪で執行猶予付きの判決を受けて釈放後、市内の簡易宿泊施設に寝泊まりして、
パチンコなどで浪費を続けていた。
橋本被告は2007年3月24日午後2時50分ごろ、浜松に住む知人女性(当時88)宅を訪ね、10万円の借金を申し込んだ。
しかし、女性に断られたため、女性の後ろから両手で首を絞め、あおむけに押し倒した後も約10分にわたって絞め続けて殺害した上、
ショルダーバッグなど2点が入った耐火金庫1個(6000円相当)を盗んだ。
遺体は「誰か来たらまずい」と玄関から見えない奥の部屋に移動させた。
タクシーに乗せて鍵専門店に行き、金庫の鍵を開けたが、中に現金は入っていなかった。
橋本被告は約5年前に転居するまで女性宅近くに居住し、女性とは家族ぐるみで付き合う仲だった。
転居後も女性の内縁の夫の葬式に出るなど交流があった。
橋本被告は約2年前、年金を頼りに市内の養護老人施設に入居したが、2007年1月に退去。
その後は市内の簡易宿泊施設を転々としていた。
橋本被告は25日午後2時40分ごろ、同市の金融機関のATMコーナー付近で、同市の派遣社員の女性に小刀を突き付けて脅した上、
女性の顔面を傘で殴って顔に10日間のけがを負わせた。

裁判所  静岡地裁浜松支部 北村和裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2007年12月25日 無期懲役

裁判焦点  
2007年11月13日、初公判の罪状認否で被告は起訴事実を全面的に認めた。
同日の論告で検察側は、被告が事件の10日前、窃盗罪の裁判で執行猶予付きの判決を受けて釈放され、以後、簡易宿泊施設で
寝泊まりしていた経緯を明らかにし、「金を手に入れ、自堕落な生活を続けたい一心で、顔見知りだった被害者を狙った」と動機を説明。
「ちゅうちょなく首を約10分間絞め続けて殺害し、犯行翌日にも金目的で再び別の女性を襲うなど身勝手極まりない」と指摘した。
被告人質問で被告は、犯行時の状況について「10万―20万円くらいは欲しかった。(女性を)殺すことに迷う気持ちはなかった」
「申し訳ないことをしたと思う。(厳刑も)やむを得ない」と淡々と述べ、検察側や裁判官が「本当に反省や後悔しているか」
「なぜ謝罪しないのか」と何度も問う場面もあった。
弁護側は最終弁論で、酌量減刑による有期懲役を求めた。
北村裁判長は「パチンコに興じ、酒を飲む生活を一日でも長く続けたいというだけの理由で犯行に及んだ」
「自堕落な生活を1日でも長く続けたいというだけの動機は身勝手で短絡的。強固な殺意に基づく非情かつ残忍な犯行で、人命軽視も甚だしい。
今後の人生すべてをかけて罪を償わせるべきだ」と指摘した。
橋本被告が女性殺害翌日にも、金銭目的で別の事件を起こした点に触れ、「人をあやめたことへの悔悟や罪を重ねることへの
ちゅうちょが全く見て取れない」と批判した。

備 考  
公判後、被害者の親族の女性は「被告が『自分はどうせ無期懲役だ』というつもりで裁判を受けているのが許せない。
罪を悔いて人生を送ってほしいが、絶対外には出してほしくない」と涙ながらに話した。
控訴せず確定。
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562: 2011/01/18(火) 20:21:11 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 杉山忠(31)
逮 捕  2007年7月3日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、銃刀法※違反、窃盗他
 
事件概要
岡山県出身の住所不定、無職杉山忠被告は2007年7月1日午前1時50分ごろ、広島県三原市の空き地に停車させたタクシー内で、
運転手の男性(当時52)の背後から出刃包丁(刃渡り約19cm)を胸元に突きつけ、「金を出せ」と脅迫。
左胸を数回刺して殺害し、タクシーの売上金など約8万円入りのかばんを奪った。
凶器に使った包丁を盗んだ窃盗でも起訴されている。

裁判所  広島地裁 細田啓介裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2008年3月25日 無期懲役

裁判焦点  
初公判に先立ち、公判前整理手続きが行われた。
2008年2月19日の初公判で、検察側は冒頭陳述で「始めから、運転手が抵抗したら刺してでも金を奪おうと考えていた」と、計画性を指摘。
借金をしては遊興費に充てるうち、金に困るようになったとした。
弁護側は「予想に反して被害者に抵抗され、逃げられたら通報されると思って殺意を抱いた」と主張した。
2008年3月3日の論告求刑で検察側は、「偽名を使ってタクシーを呼んだ上、犯行がばれにくい場所や時間を選んでいる。また、奪った金を
ギャンブルに費やすなど悪質」とした。
弁護側は同日の最終弁論で、「被害者が抵抗したことでパニックに陥り、とっさに殺害した」と計画性を否定。
杉山被告は「遺族の方には大変申し訳ないことをしました」と意見陳述した。
細田裁判長は「家族に慕われ、仕事ぶりも高く評価されていた被害者が、突然この世を去らなければならなくなった無念さは計り知れない」
「無計画な生活を送り、金銭に困って強盗を働き、自分の犯行発覚を恐れて殺害したのは身勝手で酌量の余地はない」と述べた。
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奪った金をギャンブルに費やすなど悪質

容疑者を起訴
タクシー運転手の藤田剛さん(52)=三原市中之町8=が包丁で刺殺され、売上金を奪われた事件で、広島地検は2007年7月24日、
住所不詳、職業不詳、杉山忠容疑者(30)を強盗殺人と窃盗などの罪で広島地裁に起訴した。

起訴状などによると、杉山被告は今月1日午前1時50分ごろ、藤田さんが勤務していたタクシー会社、三原交通(同市和田)に電話し、
JR三原駅近くのパチンコ店前に配車を依頼。

同2時10分ごろ、西に約10キロ離れた同市沼田西町小原の空き地に停車したタクシー内で、藤田さんの背後から出刃包丁(刃渡り約19センチ)
を胸元に突き付け「金を出せ」と脅し、左胸を数回刺して殺害、タクシーの売上金など約8万円入りのかばんを奪った。

また6月30日ごろ、凶器の出刃包丁を市内のホテルの調理場から盗むなどした。
参考記事・毎日新聞 (2007年7月25日)

・・・・・・・JR三原駅近くのパチンコ店前に配車を依頼・・・・・・・・・
563: 2011/01/18(火) 20:22:29 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 狩野明男(52)
逮 捕  2003年10月9日(窃盗・窃盗未遂容疑)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、窃盗他

事件概要  
京都市山科区音羽の住宅リフォーム会社社長、狩野明男被告は、2002年10月31日午後8時から翌朝までの間に、宇治市の自宅にいた
会社員の男性(当時52)を殺害、キャッシュカードや現金10数万円を奪った。
さらに預金口座から現金約300万円を引きだした。
遺体は見つかっておらず、殺害方法も特定されていない。

裁判所  最高裁第二小法廷 古田佑紀裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2008年4月15日 無期懲役(被告側上告棄却、確定)

裁判焦点  
狩野被告は逮捕当時から強盗殺人について否認。
上告審でも被告側は一・二審同様無罪を主張した。
弁護側は、京都府警が2002年、金融機関の防犯ビデオに映った男が狩野被告かどうかを確認するため、路上を歩いたりパチンコ店で
遊んだりする姿を隠し撮りしたほか、狩野被告が出したゴミから防犯ビデオの男の着衣と似た上着や腕時計を押収した点を
「十分嫌疑がない中での違法捜査」と主張した。
しかし古田裁判長は「犯人と疑う合理的理由があった」と指摘した上で(1)撮影場所は公道やパチンコ店など他人に姿を見られる場所だった
(2)ごみ出しにより衣服の占有を放棄した−との初判断を示し、捜査を適法とした。

備 考  2006年5月12日、京都地裁で一審無期懲役判決。2007年3月28日、大阪高裁で被告側控訴棄却。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
564: 2011/01/18(火) 20:23:13 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 小沢武士(26)
逮 捕  2007年8月2日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人他

事件概要  
東京都瑞穂町の会社員小沢武士被告は、福生市にある常連のスナックで2007年8月1日午前6時30分ごろ、スナック経営者の女性(当時49)の
両手を後ろ手に粘着テープで縛るなどしてトイレに連れ込み、台所から持ち出した洋包丁で背中などを突き刺して殺害し、
小物ケースなどから現金計約8000円を奪った。

裁判所  東京地裁八王子支部 小原春夫裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2008年4月22日 無期懲役

裁判焦点  
逮捕当時、小沢被告は「飲み代6万円のつけを早く返すよう言われた際、『あんたの親の顔が見てみたい』となじられたので逆上した」と述べている。
3月17日の論告求刑で検察側は、給料をパチスロなどで浪費した小沢被告が、借金の返済や生活費の金策に困り、売上金を奪うためにスナックを訪れたと指摘。
「人命を無視した極めて悪質、非道な犯行」と述べた。
同日の最終弁論で弁護側は、小沢被告が女性を殺害したのは「警察を呼ぶ」と言われたからで、現金を取ろうと思ったのは殺害後だったとして、
殺人罪と窃盗罪が成立すると主張し、有期の懲役刑を求めた。
尾原裁判長は、弁護側の強盗否認を「未払い金をめぐる被害者とのやり取りをきっかけに強盗を実行し、後戻りできなくなったとして殺害を決意した」
「(強盗を認めた)捜査段階の自白は信用できる」と退けた。そして「身勝手で利欲的な動機に酌量の余地はない」とした。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
565: 2011/01/18(火) 20:23:56 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 米沢俊信(53)
逮 捕  2008年1月28日
殺害人数  2名
罪 状  殺人、殺人未遂、現住建造物等放火他

事件概要  
宮城県仙台市の無職米沢俊信被告は2008年1月28日午前7時30分頃、自宅で妻(当時45)の首をネクタイで絞めて殺害。
さらに40分頃、1階洗面所で中学3年の二女(当時14)の首をネクタイで絞めて殺害した。
その後、自宅2階で会社員の長男(当時21)に包丁で斬りかかり、怪我を負わせた。
包丁が折れたため、果物ナイフで無職の長女(当時22)に襲いかかった。
長女は窓から飛び降りて逃げた際、足を骨折した。
その後、米沢被告は灯油をまいて自宅に放火し、木造一部2階建ての1階茶の間が約13平方メートルを焼いた。
米沢被告は空調設備業を営んでいたが、経営がうまくいかず数年前に廃業。
その後、会社員として働いたものの、間もなく失業した。
しかし家族には失業を隠し、消費者金融から金を借りて給料として手渡していた。
合計約700万円の借金があり、事件当日は借金返済の最終期限だった。

裁判所  仙台地裁 山内昭善裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2008年8月7日 無期懲役

裁判焦点  
2008年7月28日の初公判で米沢被告は起訴事実を認めた。
冒頭陳述で、検察側は被告は約3年前に会社をやめ、消費者金融から借りた金を給料として妻に渡していたが、
借金や仕事のうそが家族にばれることを恐れ家族を殺害し、自殺しようと考えたとした。
弁護側は、強いストレスから心神耗弱状態で、責任能力は減退していたと主張した。
29日の公判で弁護側は被告が心神耗弱状態だったとして精神鑑定を請求したが、地裁は却下した。
30日の論告求刑で検察側は「妻子の人格を無視した身勝手極まりなく冷酷無比な犯行で、人間性のかけらもうかがえない」
「強固な殺意に基づく残虐極まりない犯行。極刑も考慮されてしかるべきだ」と指摘し、無期懲役では軽すぎると強調した。
その上で「家族5人のうち母と妹を失い、加えて父を極刑に処すれば、残された2人の子どもの悲惨さは言葉で言い表せない」と、
死刑求刑回避の理由を説明。
「生涯にわたり矯正施設(刑務所)で冥福を祈り、残された子どもらの苦渋を共に背負い、内省の日々を送ることが唯一の道、償いだ」
と述べ、法律上認められた無期懲役刑の仮釈放を運用しない措置を求めた。
同日の最終弁論で弁護側は「犯行当時はうつ病を発症し、心神耗弱状態だった。現在は真摯に反省し、悔悟している」と最終弁論した。
米沢被告は最終陳述で「残された2人の子どもに責任はない。温かく見守ってほしい」と述べた。
判決で山内裁判長は「仕事をせずパチンコに明け暮れ、無職で、給与と称して渡した金が借金であることが露見するのを恐れ、
一家心中を企てた動機や経緯に酌量の余地はない。非情で残虐な犯行で、極刑も考慮される事案だ」とした上で
「残された長女が『これ以上1人でも家族を失いたくない』と話していることなどから終生、罪の償いをさせるのが相当」と述べた。
弁護側の心身耗弱主張に対して山内裁判長は「一家心中を選択したのは異常であるものの、起床順に殺害しようとした上、
体格的に抵抗が予想された長男と長女には刃物を使用した犯行は計画的で合理的。直前まで異常な言動や様子も認められない」と退けた。
検察側が事実上の「終身刑」を求刑した件については特に触れなかった。

備 考  被告側は控訴した。2008年11月21日、被告側控訴取り下げ、確定。
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566: 五戸重雄a 2011/01/18(火) 20:26:00 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 五戸重雄(45)
逮 捕  2008年2月17日(死体遺棄容疑。2月29日、強盗殺人容疑で再逮捕)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、死体遺棄、窃盗

事件概要  
青森県八戸市の無職五戸重雄(ごのへしげお)被告は2007年12月18日午前7時ごろ、八戸市の自宅で寝ていた父(当時76)の頭や胸などを
ハンマー(長さ87.5cm、重さ4.7kg)で何度も殴って殺し、現金約24,000円とローンカード1枚を奪い、水の張った1階浴槽内に遺体を隠した。
また後日、奪ったカードで現金計173万円を引き出した。
五戸重雄被告は2007年9月下旬まで父親と同居していたが、トラブルを起こし、父親の口座から約128万円を引き出して家出。
その後、金に困って同日早朝に帰宅し、犯行に及んだ。
五戸重雄被告は事件前から定職に就かずパチンコなどを繰り返しては、父親の預金を数回、計400万円を勝手に引き出していた。
犯行後は遺体と一緒に生活し、遺体のにおいを消すため、遺棄現場の浴室に芳香剤を置いたり、発覚を遅らせるために新聞を取り込んだりしていた。
親類やヘルパーからの電話には、「(父は)旅行に行っている」とうそをついていたが、1月5日夕に外出先から帰宅すると、
親類の車が家の前にあったため、逃走した。
遺体は午後5時半ごろ、訪ねてきた親戚数人が発見した。
五戸被告は遺体が見つかった直後、約43万円を持って青森市に逃走。
翌日に新潟市に向かい、更に金沢市へ逃走。
市内の安宿を転々としていた。
八戸署捜査本部は1月28日、五戸被告について死体遺棄容疑で逮捕状を取り、全国に指名手配した。
2月17日、同市内のパチンコ店の休憩所にいた五戸被告を警戒中の石川県警の捜査員が発見。
名前を確認したところ、「そうです」と素直に応じたため逮捕した。逮捕時の所持金は百数十円しかなかった。
五戸被告は高校中退後、水産会社に就職して漁師に。3年働いて退職。
土建会社やイカ釣りの遠洋漁業、パチンコ店などを転々としたが、いずれも長くは続かなかった。
1995年に結婚。
3児をもうけたが、2003年には父親の預金を無断で引き出し家出。
金に困っては事件を繰り返した。
公判で検察側は殺人事件を起こす引き金ともなった被告のパチンコやスナック通いについて、年収が700万円の時もあったという漁師時代の
「思い切り金を使うクセが抜けなかった」と指摘している。

裁判所  青森地裁 渡邉英敬裁判長
求 刑  死刑
判 決  2008年9月4日 無期懲役
567: 五戸重雄a 2011/01/18(火) 20:27:51 AAS
裁判焦点  
2008年8月25日の初公判で、五戸被告は起訴事実を認めた。
そして「自分は、懲役刑では更生できない」と述べ、「反省も後悔の気持ちもわかない。死刑を望みます」と極刑を求めた。
渡辺裁判長に理由を問われると「自分が決めたこと。何も見ないで、素直な気持ちで判決を受けたい」と述べた。
検察側からの「父に悪いと思わないですか」との質問に「思わない」と答えた。
三人の子供に迷惑をかけたと話したものの、「犯行を起こさなければ良かったと思いますか」という裁判官の問い掛けに
「考えたこともないです」と述べ、反省や後悔の言葉は聞かれなかった。
自身の更生の可能性では「母の葬式には出ていないし、涙も出なかった。父は自分で殺している。そんな人間なんで変わることはない」と否定。
「懲役刑判決では控訴するのか」との質問に「はい」と即答した。
検察側は冒頭陳述で五戸被告がパチンコなどの遊ぶ金ほしさに犯行に及ぶまでに、父親のローンカードから数回に
わたって400万円近くを無断で引き落として家出したり、住居侵入や窃盗などの罪で刑務所に服役したことを指摘。
車で生活していたが、犯行直前にトラックに衝突され、修理代を父に無心しても断られると思って犯行に及んだとした。
弁護側は「犯行の直接のきっかけとなった交通事故は100%、相手方に責任があった。出所してから父との生活にストレスがあった。
計画性もない」などとして量刑を争う姿勢を示した。
8月26日の求刑論告で検察側は取り調べ時の「遊び尽くすまで捕まりたくない」という被告の供述を挙げ、「何ら反省せず発覚を防ぐ偽装をし、
遊び暮らしていた」と犯行後の悪質性も強調。
「被害者は1人だが、被告の更生を願っていた父親を殺害した。偶発的ではなく強固な殺意に基づいた計画的な犯行で、
遊ぶ金欲しさに容赦なく人を傷つけるという冷酷、残虐な犯罪的性格は極限に達している。温情ある父親に対する畏敬や
感謝の情はみられない。発覚を免れるために遺体を浴室に放置するなど死体遺棄の方法などから見ても、親を物としか扱っていない。
金のためには人も傷つけるという犯罪的性格は根深く、捜査段階や法廷でも更生の意思が見られない。矯正は不可能で、極刑をもってのぞむしかない」と指摘した。
同日の最終弁論で弁護側は、「犯行直前の事故という不幸な出来事も本件を誘発する原因となった。犯行も誰かが室内を見れば
たちまち露呈する稚拙なもので、ほとんど計画性がない。罪の意識にさいなまれており、更生の可能性はある。
死刑選択の因子として殺害した人数が一人というのも考慮してほしい」として「無期懲役を上限とした上で、できるだけ寛大な刑を望む」
と死刑回避を求めた。
568: 2011/01/18(火) 20:28:59 AAS
567の名前を「五戸重雄b」に訂正
569: 五戸重雄c 2011/01/18(火) 20:29:44 AAS
また裁判員制度を目前に控えている点から、「(国民に)求められているのは死刑のインフレではなく、死刑選択の基準維持や明確化だ」と主張した。
最終意見陳述で五戸被告は「弁護士の意見はうれしく思うが、私がしたことに対して、しかるべく死刑判決を望む」と述べた。
判決日、弁護人は開廷直後、「死刑求刑後に五戸被告から手紙が届いた」として、「被告に気持ちの変化が読み取れる」と被告人質問の再開を申し立てた。
初めてメガネをかけてきた五戸被告は弁護人の質問に「自分の気持ちが変わった。最後の日なのでしっかり見ておこうと思った」と述べ、
目を閉じて小さな声しか出さなかったこれまでとは違う表情を見せた。
「死刑が怖いわけじゃない。死ぬのが当たり前と思っていた」と述べる一方、「もっと事件と向き合いたい。自分を思ってくれる人がいることを知り、
気持ちが変わった」と話した。
そして「親せきに謝罪の手紙を送り、おやじに対して今は贖罪の気持ちはないが、霊に報いたい。事件に向き合っていく」と話した。
量刑理由で渡邉裁判長は「パチンコ代などの遊興費欲しさに父親を殺害した犯行は極めて短絡的で身勝手極まりない。
父親の頭部などを何度もハンマーで殴っており、大量の血痕が犯行の凄惨さを物語っている」などと指摘。
さらに「犯行後数時間で金を引き出し、昼はパチンコ、夜は飲食代にあて、事件の発覚後は県外に逃亡するなど犯行後の態様も悪質」と述べた。
そして極刑を望む遺族感情にも触れながら「刑事責任は極めて重大。死刑の選択も十分考慮しなければならない」と指摘し、永山基準に沿って検討した。
一方「当初は、反省の気持ちを持つようになるかは分からないと述べていたが、弁論を経て被告人に更生意欲を持つ兆しがみられる。
犯行をためらったり証拠隠滅の方法も稚拙で、事前に周到な計画を立てた上で冷静に犯行に及んだという点とは異なる」と述べ、
「さまざまな点を考え、生命を奪う極刑がやむを得ないとは認められない」とした。

備 考  検察側は控訴した。2009年5月26日、仙台高裁で検察側控訴棄却。
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570: 2011/01/18(火) 20:30:33 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 荒井政(60)
逮 捕  2008年1月7日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人他

事件概要  
長野県東御市の無職荒井政(ただし)被告は2007年12月31日午前10時頃、同市のアパートに住む会社員の男性(当時58)宅で、
持参したナイフで男性を刺し殺し、172,000円入りの財布を奪った。
荒井被告と男性は麻雀仲間だった。
荒井被告はギャンブルで多額の借金があった。

裁判所  長野地裁上田支部 川口泰司裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2008年9月5日 無期懲役

裁判焦点  
2008年6月20日の初公判で荒井被告は、殺害の事実関係は認めたが、「最初から金品を取るつもりではなかった」と強盗殺人罪の成立については否認した。
検察側は冒頭陳述で、荒井被告が知人からの借金の返済期限が迫っていたことを指摘し、「男性に借金を依頼して、断られたら殺してでも
奪おうと考えた」と主張した。
一方、弁護側は「殺害後に財布の存在に気付いた」と主張。
荒井被告は被告人質問で、「借金を断られたら、生きていくことは出来ないだろうと考え、死刑になろうと思って殺害した」と述べた。
強盗目的だったと認めた上申書や調書についても、「自暴自棄になって、警察のつくった書類を書き写したり、署名しただけ」と話した。
2008年7月18日の公判で検察側は「前触れもなく被害者をめった刺しにするなど、犯行は冷酷で非道、極めて悪質」として、無期懲役を求刑した。
同日の最終弁論で弁護側は、強盗殺人罪ではなく、殺人罪と窃盗罪の適用を訴えた。
川口裁判長は「ナイフやニット帽、軍手を用意し、逃走しやすいように車を止めていた」とし、「当日朝から金を貸してもらえなければ、
殺害して奪う意思をもっていた」と強盗殺人を認定した。
その上で、犯行時の衣服を焼却するなどしたことを挙げて「証拠隠滅や逃走を図るなど刑事責任は極めて重大」と指摘。
「仕事も長続きせず、パチンコに興じる自堕落な生活を送り、奪った現金で早速パチンコに興じた」と指摘し、
「公判で不合理な弁解に終始し、犯行を真摯に反省していると言えない」「余りにも短絡的で酌量の余地はない」と断じた。
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571: 2011/01/18(火) 20:31:12 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 江田和弘(39)
逮 捕  2008年1月9日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、銃刀法※違反

事件概要  
茨城県つくば市に住むトラック運転手江田和弘被告は借金返済に窮し、かつて勤めていた近所のパチンコ店に保管してある金を奪おうと、
2008年6月19日午後11時過ぎ、閉店後に通用口から出てきた店長の男性(当時65)の左腕などをナイフ(刃渡り約14cm)で刺し、失血死させた。
江田被告は男性に抵抗されたため、金品は奪わずに逃走した。
江田被告は事件当時、消費者金融にパチンコなどによる約240万円の借金があり、当時住んでいた阿見町のアパートの家賃も滞納していた。
江田被告は独身で、事件後、両親がいる実家に転居した。
県警つくば中央署捜査本部は現場に残された容疑者のものとみられる1枚の眼鏡レンズを手がかりに全国の眼鏡の流通経路を調査。
捜査本部は、このレンズからフレームを割り出し、フレームが福井県内の会社で約3300個製造され、流通していることを確認した。
全国の眼鏡店に照会した結果、2002年につくば市内の眼鏡店で、現場のパチンコ店元従業員の江田被告が同じフレームの眼鏡を買った記録を発見した。
2007年11月ごろから江田被告の身辺を調べ、パチンコなどで数百万円の借金を抱えていたこともわかった。

裁判所  水戸地裁 河村潤治裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2008年9月22日 無期懲役

裁判焦点  
公判前整理手続を採用。弁護側によると、動機に不可解な部分があるため、精神科医が江田被告の父母から聞き取りなどをしたところ、
「家族間のコミュニケーションが希薄で、(息子は)金がなくなっても親に助けを求めることができなかった。
他者に対する共感、痛みを知る気持ちが家族に欠けている」との意見が出たという。
弁護人は「責任能力は争わないが、被告の行動がある程度説明がついた」と明かし、結果を意見書として提出する予定。
2008年8月25日の初公判で江田被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
また被告人質問で「はじめは脅して金を奪うつもりだったが、男性が抵抗した場合などは殺すことも考えていた」などと供述した。
検察側は冒頭陳述で、パチンコ代などで消費者金融からの借金が240万円になり、事件当日には所持金が50円しかなく
「元勤務先での強盗を思いついた。金を奪うためには殺害するほかないと決意した」と述べた。
弁護側は「恐怖からナイフを突き出した。興奮状態で胸部を刺した記憶はない」と主張した。
9月1日の論告で検察側は「金のために人命を奪おうと考えた短絡的で自己中心的な犯行。計画的で確定的殺意があった」と述べた。
同日の最終弁論で弁護側は、「借金返済に追われ、家族からも孤立を深め、精神的に追いつめられた上での場当たり的犯行だ」
「前科前歴がなく、更生の余地がある」として有期刑の適用を主張した。
判決理由で、河村裁判長は、江田被告が消費者金融の借金返済に追われ生活に窮していたとして「食べるものも食べられない状況で
精神的に追い詰められていたが、原因はスナックでの飲食代やパチンコ代で窮状に陥ったもので、自業自得というほかない」と糾弾し、
弁護側の情状酌量希望を退けた。被告は以前、同パチンコ店に勤務し、店の構造や従業員の勤務状況を把握しており、
「顔を隠すことなく犯行に及ぶなど犯行計画にずさんなものはあるが、かつて働いていた店から最後に出て来る被害者を狙った
計画性が認められ、馬乗りになって数回刺すなど強固な殺意に基づく残虐な行為に酌量の余地はない」と述べた。
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572: 徳田治a 2011/01/18(火) 20:32:00 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 徳田治(47)
逮 捕  2007年8月20日(8月31日、強盗殺人容疑で再逮捕)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、窃盗、詐欺未遂、住居侵入他

事件概要  
無職徳田治被告は2007年7月17日未明、長野県安曇野市の県営アパートに住む無職女性(当時87)方に侵入。
石で女性の頭を殴って殺害し、現金52000円の入った財布を奪った。
徳田被告は県営アパートの近くに住んでいた。
また徳田被告は同日、住んでいたアパート自室の隣室に侵入。
財布や通帳など約40点(約6500円相当)を盗み、近くの飲食店でも3点(約2000円相当)を盗んだ。
また、女性を殺害した後の同日、盗んだ通帳を使って、松本市内の銀行窓口で現金を払い戻そうとしたが、喪失届が提出されていたため、未遂に終わった。
徳田被告は犯行後、列車を乗り継いで仙台市へ逃走。
20日朝、仙台市のアパートに侵入し、現金1万円を奪うなどした。
同日、住居侵入容疑で宮崎県警仙台東署に逮捕された。
徳田被告はパチンコなどで消費者金融に借金が215万円あった。
事件4日前の13日、人材派遣会社から給料約8万円を受け取ったが、その日のうちにパチンコで使い果たし、食費などを得るために空き巣を決意した。

裁判所  長野地裁松本支部 荒川英明裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2008年4月30日 無期懲役

裁判焦点  
2007年11月26日の初公判で、徳田被告は起訴事実を全て認めた。
3月25日の論告で検察側は、給料すべてをパチンコに使った結果、金ほしさに犯行に及んだとした。
逮捕後に勤務先から受け取った約7万円の給料も被害弁償にあてず、公判でもまともな謝罪の言葉を口にしていないとして
「更正は極めて困難」とした。
そして「犯罪傾向が強く、規範意識が欠如している」「遊ぶ金ほしさの動機に酌量の余地はなく、高齢女性の頭部を繰り返し石で殴るなど、
一片の人間性も見いだせない」「犯行は残虐かつ冷酷非道の極み」と指弾した。
同日、殺害された女性の長女が意見陳述し、「(徳田被告は)大切な母を殺しながら、反省が全くない。極刑にしてほしい」と心境を述べた。
弁護側は同日の最終弁論で「徳田被告は当初、死刑は当然として弁護人との接見も断った。『自分にできるのは臓器提供ぐらいだ』と話している」
と述べ、寛大な処分を求めた。
荒川裁判長は「利欲的な動機に酌量の余地は全くない」と求刑通り無期懲役を言い渡した。
さらに「刑法では仮釈放が認められているが、特段の事情が認められない限り、終生矯正施設に置くことが相当だ」との異例の所感を付け加えた。

備 考  
公判中、徳田被告はしばしば笑みを浮かべ、荒川裁判長から「なぜ笑っているのか」と問いただされる場面もあった。
有識者らでつくる地方更生保護委員会の判断で仮釈放となる可能性がある。
法務省保護局は毎日新聞の取材に「裁判官の意見は材料の一つになる」と述べた。
被告側は控訴した。
2008年10月8日、東京高裁で被告側控訴棄却。
2009年1月19日、被告側上告棄却、確定。
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573: 徳田治b 2011/01/18(火) 20:32:53 AAS
氏 名 徳田治(48)
逮 捕  2007年8月20日(8月31日、強盗殺人容疑で再逮捕)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、窃盗、詐欺未遂、住居侵入他

事件概要  
無職徳田治被告は2007年7月17日未明、長野県安曇野市の県営アパートに住む無職女性(当時87)方に侵入。
石で女性の頭を殴って殺害し、現金52000円の入った財布を奪った。徳田被告は県営アパートの近くに住んでいた。
また徳田被告は同日、住んでいたアパート自室の隣室に侵入。
財布や通帳など約40点(約6500円相当)を盗み、近くの飲食店でも3点(約2000円相当)を盗んだ。
また、女性を殺害した後の同日、盗んだ通帳を使って、松本市内の銀行窓口で現金を払い戻そうとしたが、
喪失届が提出されていたため、未遂に終わった。
徳田被告は犯行後、列車を乗り継いで仙台市へ逃走。
20日朝、仙台市のアパートに侵入し、現金1万円を奪うなどした。
同日、住居侵入容疑で宮崎県警仙台東署に逮捕された。
徳田被告はパチンコなどで消費者金融に借金が215万円あった。
事件4日前の13日、人材派遣会社から給料約8万円を受け取ったが、その日のうちにパチンコで使い果たし、食費などを得るために空き巣を決意した。

裁判所  東京高裁 原田国男裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2008年10月8日 無期懲役(被告側控訴棄却)
裁判焦点  量刑不当を訴えたか?
備 考  2008年4月30日、長野地裁松本支部で一審無期懲役判決。被告側は上告した。2009年1月19日、被告側上告棄却、確定。
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574: 2011/01/18(火) 20:34:12 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 竹村諒(25)
逮 捕  2008年6月7日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、銃刀法※違反

事件概要  
千葉県船橋市の無職(逮捕時はパチンコ店従業員)竹村諒被告は、2007年12月2午前2時頃、習志野市の市道で帰宅中の
飲食店従業員の男性(当時42)から金品の奪おうとしたが大声を上げられたため、胸を包丁で刺して殺害し、現金約6000円などを奪った。
竹村被告は金融会社に数十万円の借金があり、家族に渡すはずの生活費をパチンコで使い果たしていた。
竹村被告と男性は面識がなかった。

裁判所  千葉地裁 小坂敏幸裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2008年11月5日 無期懲役

裁判焦点  
2008年10月8日の初公判で、竹村被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
検察側は冒頭陳述で「パチンコにのめりこみ生活費を使い果たした末の、冷酷かつ残忍な犯行」と指摘。
弁護側は「生活保護を受けている父親に渡す生活費を使ってしまい、追い込まれて犯行を行った」と主張した。
同日、検察側は、「利欲的な動機、経緯に酌量の余地はない」として、竹村被告に無期懲役を求刑した。
弁護側は「遊ぶ金ほしさの犯行ではなく、反省もしている」などと減軽を求めた。
小坂裁判長は「金品を強奪するため殺害も辞さないという残忍な犯行。
通り魔的犯行であり、極めて悪質。
地域社会に与えた不安も大きい。自身の無計画な生活態度に起因するもので、動機や経緯にも酌むべき点はない」と指摘した。

備 考  被告側は控訴した。2009年1月29日、東京高裁で被告側控訴棄却。上告せず確定。
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氏 名 竹村諒(25)
逮 捕  2008年6月7日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、銃刀法※違反、建造物損壊

事件概要  
千葉県船橋市の無職(逮捕時はパチンコ店従業員)竹村諒被告は、2007年12月2午前2時頃、習志野市の市道で
帰宅中の飲食店従業員の男性(当時42)から金品の奪おうとしたが大声を上げられたため、胸を包丁で刺して殺害し、
現金約6000円などを奪った。
竹村被告は金融会社に数十万円の借金があり、家族に渡すはずの生活費をパチンコで使い果たしていた。竹村被告と男性は面識がなかった。

裁判所  東京高裁 阿部文洋裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2009年1月29日 無期懲役(被告側控訴棄却)

裁判焦点  
2009年1月20日の控訴審初公判で、竹村被告側は量刑が重すぎると訴えた。
阿部文洋裁判長は「深夜の人通りのない場所で金を奪うため、確定的な殺意を持ち被害者を刺した凶悪で非情な犯行」と述べた。

備 考  2008年11月5日、千葉地裁で一審無期懲役判決。上告せず確定。
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575: 清田龍也a 2011/01/18(火) 20:35:04 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 清田龍也(40)
逮 捕  2007年12月5日(7月26日の強盗容疑で逮捕。12月27日、強盗殺人容疑で再逮捕)
殺害人数  1名
罪 状  住居侵入、強盗強姦、窃盗、強盗殺人、強盗未遂

事件概要  
埼玉県川口市の配管工、清田龍也被告は以下の事件を引き起こした。
2005年2月11日午後1時半頃、清田被告は川口市のアパートに住むアルバイト女性(当時22)宅に無施錠のベランダから侵入。
寝ていた女性の手足を衣服などで縛って暴行、財布から1000円を奪うなどした。女性は首に1週間のけがを負った。
2006年9月22日午前2時20分頃、清田被告は川口市内のアパート2階に住む女子大生(当時19)方に無施錠のベランダから侵入。
現金約12000円やキャッシュカード5枚などを盗んだ。女子大生は知人の女子高校生(当時18)と一緒にいたが、2人とも寝ていて犯行に気づかなかった。
清田被告は22日に盗んだ高校生の学生証から住所を特定し、2006年9月24日午後、川口市内のアパートに住む女子高校生方に盗んだ合い鍵を使って侵入。
居間にいた母親(当時51)にナイフを突きつけて「金を出せ」と脅したが、母親が抵抗したため何も奪わずに逃げた。
2007年7月26日午後11時30分頃、清田被告は川口市のアパートに住む20代の女性宅に無施錠のベランダから侵入。
寝ていた女性の手足を衣服などで縛って暴行し全治1週間のけがを負わせ、現金とキャッシュカード5枚を奪い、
近くの現金自動預払機(ATM)から現金約95万円を引き出した。
2007年10月30日午後6時45分頃、清田被告は川口市のアパート(26日の強盗強姦事件と同じ)に住む会社員の女性(当時26)方に
無施錠のベランダから侵入し、室内を物色。
約30分後に帰ってきた女性の背後からカッターナイフを突きつけて脅し、カーディガンで後ろ手に縛った。
財布から現金約8千円とキャッシュカードなどを奪った後、室内にあったシャツを顔に巻き付けて、手で首を絞めるなどして殺害した。
奪ったキャッシュカードで現金を引き出そうと近くのスーパーへ向かったが、暗証番号が違ったため失敗した。

裁判所  さいたま地裁 中谷雄二郎裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2008年11月12日 無期懲役
576: 清田龍也b 2011/01/18(火) 20:35:50 AAS
裁判焦点  
公判前整理手続きで、争点は〈1〉殺意の有無〈2〉責任能力の有無〈3〉情状面に絞られた。
2008年7月14日の初公判において、清田被告は罪状認否で「殺すつもりはありませんでした。それ以外はその通りです」とし、
強盗は認めたが、殺意は否認した。
検察側は冒頭陳述で、清田被告が強盗などを繰り返した動機として、「パチンコにのめり込んで金を借り、自己破産後もヤミ金融から借金した。
犯行は返済のためだったが、奪った金で性風俗にも通っていた」と指摘した。
女性殺害については、「声を上げて激しく抵抗され、『殺すしかない』と殺害を決意し、動かなくなるまで力いっぱい絞め続けた」
と明確な殺意を強調。
「精神科への入院・通院歴などは一切ない。一連の犯行時に完全責任能力があった」と続けた。
また検察側は証拠調べ手続きで、女性の家族3人の供述調書を朗読。
3人とも「死刑以外に考えられない」と結んだ。
弁護側は冒頭陳述で、「殺意があればヒモなどを使うはずだが、多くは片手で押さえただけ」として殺意を否定。
「『騒がれては困る。早く逃げたい』との気持ちだけだった。強く、長い時間押さえてしまったため、不幸な結果に至った」と主張した。
また清田被告の生い立ちや生活にも触れ、「両親が借財を残して焼身自殺するなど、過酷な生活で精神を病んでいた可能性がある。
パチンコに通い始めたのも、『少しでも稼いで(借金を)穴埋めしたい』という思いだった」などと述べ、精神鑑定と情状鑑定を行うよう求めた。
9月19日の公判では、弁護側が請求した取り調べ時の録画映像(DVD)が上映された。
弁護側は、DVDで清田被告が「(供述調書にある)手加減せず首を締めたという話はしたことはない」「意図的に殺すつもりはなかった」
と検察官に述べていることを指摘、調書に信用性がないと主張。清田被告は「自分の命をもって死刑となって償いたい」と涙をぬぐいながら述べた。
ただ、DVDは録音状態が悪く音声が聞き取れない部分が多かったため、弁護側がDVDを停止して清田被告に当時のやり取りを
説明させながら立証することになった。さいたま地裁で取り調べ映像が上映されたのは初めて。
10月27日の論告で検察側は「犯行は計画的で常習性もある」と指摘。
「長時間強い力で首を圧迫しており、殺意は明らか。犯行形態が徐々に悪質化し、地域に与えた恐怖感は大きい」
「矯正の余地はなく、再犯の可能性が高い」と指摘した。
求刑に先立ち行われた遺族の意見陳述では、父親が「娘の命を奪う権利が被告にあったのか。死刑を求める遺族の気持ちに変わりはない」と訴えた。
同日の最終弁論で、弁護側は最終弁論で、「声を出すのをやめさせようと首を絞めただけで、殺意はなかった。
借金返済に追われながら障害を持つ息子の養育をこなして働くなど、人に言えない苦しみは並大抵のものではなかった」と情状酌量を求めた。
判決で中谷裁判長は「のどや胸を長い時間圧迫しており、確定的殺意を優に推認できる」と殺意を認定。
その上で「借金を重ねて遊興費などに使い尽くした揚げ句、金欲しさから次々と重大犯罪に手を染め、ついには人命を奪った。
殺人事件に至るまでに住居侵入などの犯行も重ねていて、犯罪傾向が強まっている。卑劣で残虐極まりない」と指弾。
「一連の犯行は比較的狭い地域で敢行され、1人暮らしの女性に不安感を与えるなど社会への悪影響も軽視できない」とした。

備 考  被告側は控訴した。2008年12月22日付で被告側控訴取り下げ、確定。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
577: 2011/01/18(火) 20:36:40 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 五反田秀太(27)
逮 捕  2007年12月2日(死体遺棄容疑。12月9日、殺人容疑で再逮捕)
殺害人数  2名
罪 状  殺人、死体遺棄

事件概要  
鹿児島市犬迫町のアルバイト五反田秀太被告は2007年11月19日午前1時頃、寝室で寝ていた母(当時54)と父(当時55)の
頭を木刀(長さ1.15メートル)で複数回殴り殺害した。
さらに母のバッグなどから現金数万円を奪い、遊興費などに使った。
秀太被告は遺体を3日間放置していたが「においがするようになり、自宅の庭なら発見されないだろう」と、軽トラックで遺体を運び、裏庭に埋めた。
秀太被告は持病で就職することができなかった。そしてパチンコなどの遊行費で消費者金融や知人から約300万円の借金があった。
事件当日は手持ちの金が無くなり、以前から母に借金や生活態度を注意されるなどしていたことから殺害を決意したものだった。
また父親もパチンコなどで数百万円の借金を抱えており、トラブルになっていた。
11月30日の親類の葬儀に夫婦が姿を見せなかったのを不審に思った父親の姐が鹿児島西署に届け出て行方不明が発覚した。

裁判所  福岡高裁宮崎支部 竹田隆裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2008年11月20日 無期懲役(一審破棄)

裁判焦点  
検察側が量刑不当と控訴。それを受け弁護側も、くむべき事情が十分認められておらず、刑が重すぎるとして控訴した。
2008年10月9日の控訴審初公判で、五反田被告は「両親にはすまないという気持ちでいっぱいで、何と言っていいかわからないくらい
反省しています」などと寛大な判決を求め、即日結審した。
判決で竹田裁判長は「犯行は非情かつ悪質。前科がなく年齢も若いことなどを考慮しても、刑事責任は極めて重い」とし、一審判決を破棄した。
判決理由の中で竹田裁判長は「殺害後に母親のバッグから金を持ち出してパチンコなどの遊興にふける一方で、両親の遺体を埋めて
隠滅工作を行うなど悪質」と指摘。
一審判決が情状面で有利な事情とした両親との感情面のすれ違いや経済的な窮乏、持病の悪化について、被告が生活態度を
改めなかったことなどに起因するものと認定。「被告に有利に考えるべき事情とは言えない」と述べた。
また「犯行は一時の感情に基づくもので計画性がない」との一審の判断についても、自分の部屋で事前に凶器の木刀を素振りし思い描いた
通りの方法で殺害しているとして認めず、同種事件の量刑とも比較し、無期懲役を言い渡した。

備 考  2008年6月6日、鹿児島地裁で一審懲役30年判決。上告せず確定。
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578: 2011/01/18(火) 20:37:19 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 谷脇欣央(39)
逮 捕  2008年4月26日(窃盗容疑。5月16日、強盗殺人容疑で再逮捕)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、窃盗

事件概要  
高知県南国市の重機運転手谷脇欣央(よしお)被告は香南市のトラック運転手、戸田瑞(いずみ)被告と共謀。
2004年7月15日午後9時頃、香南市のパチンコ店で知り合いの無職男性(当時21)に「飲みに行こう」と声をかけた。
男性所有の車で高知市内などを回った後、香南市の県道脇に車をとめ、現金約10万円を奪いキャッシュカードの暗証番号を聞き出したうえ、車内で殺害。
その後、同市の山中に遺体を遺棄した。
翌日、両被告は無職少年(当時18)とともに高知市内の銀行で、カードを使って現金自動預払機(ATM)から2回に分けて52万円を引き出した。
男性と戸田、谷脇両被告はパチンコ店で顔見知りとなったが、名前も連絡先も知らず、男性が大金を持っているとの噂を聞いて殺害を思いついた。
事件当時、両被告とも定職に就かず、月約20万円の借金返済に追われていた。
男性の家族は家出人捜索願を提出。車は7月下旬に香美市の高知工科大の敷地内で、すべてのドアが施錠された状態で発見された。
車内に血痕などはなく、県警は家出と事件事故の両面から捜査していた。
男性の遺体は2007年12月20日、イノシシ猟をしていた男性が枝道の斜面で人骨らしきものを発見。
2008年2月1日に香美署に届け出た。
香南署が確認し、白骨化した遺体が斜面下数メートルから数十メートルにわたり散乱した状態で見つかった。
県警が解剖してDNA鑑定し、男性のDNAと一致した。

裁判所  高知地裁 伊藤寿裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2008年12月2日 無期懲役

裁判焦点  
2008年10月27日の初公判で谷脇被告は起訴事実を全面的に認めた。
弁護側は、主体的にかかわったのは戸田被告で、谷脇被告は殺害を最後までためらっていたことや反省態度を示していることなどを説明した。
10月28日の論告求刑で検察側は「首を絞めるのはタオルがいいと提案するなど計画段階から主体的かつ積極的に関与した」と指摘。
弁護側の殺害に迷いがあったとの主張や、首を絞めている途中で、共謀した戸田瑞被告に「もう緩めてええかえ」と聞いたことは
「強固な殺意を否定するものではない」と主張した。
そして「わずか21歳の前途ある青年が亡くなった結果は極めて重大で、態様は残虐かつ卑劣。遺族の処罰感情は峻烈」と断じた。
同日の最終弁論で弁護側は、両被告共に多額の借金を抱えていたことを動機に挙げ、「戸田被告に利用された面がある」と主張。
「反省態度を示し、これまで凶悪な犯罪に手を染めていない」として情状酌量を求めた。
伊藤裁判長は判決で「計画的で残忍な犯行。借金返済のため金を持っていそうな被害者を殺害した、という身勝手な動機に酌量の余地はない」と指摘。
被害者の遺体が発見された後、共犯者と口裏合わせをするなど犯行後の情状も悪いとした。
また伊藤裁判長は強盗殺人罪について、無罪を主張している戸田瑞被告との共謀も認定するとともに、犯行のアイデアを相互に出し合った、
犯行で得た現金を折半したことなどから「対等な立場で犯行を計画して実行」「強固な殺意が認められる」と判断した。

備 考  
谷脇、戸田被告とともに現金を引き出し、窃盗罪に問われた元少年は2008年7月24日、高知地裁で懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)の
有罪判決が言い渡され、そのまま確定した。
戸田瑞被告は強盗殺人他で起訴。逮捕当初から犯行を否認している。
控訴せず確定。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
579: 伊東順一a 2011/01/18(火) 20:38:16 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 伊東順一(58)
逮 捕  2007年2月2日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、住居侵入、窃盗罪

事件概要  
大分県豊後大野市の無職伊東順一被告は2005年3月14日、同市で一人暮らしをしていた顔見知りの女性(当時61)方に勝手口から
鍵を壊して侵入し金品を物色。
帰宅した女性に見付かったため、女性の頭をコンクリート塊(重さ約800g)片で殴ったり、首を絞めたりして殺害。
乗用車と商品券2枚(時価計約59万円)を奪った。
伊東被告は3月8日頃にも女性方に勝手口から侵入し、13万円を盗んでいた。
遺体は19日に発見され、車は翌日、自宅から約2.5km離れた空き地で見付かった。
伊東被告は2005年12月、同県竹田市の住宅で缶ビールなどを盗んだとして竹田署に逮捕され、2006年2月に大分地裁で懲役2年の判決を受けた。
2006年7月、福岡高裁で懲役2年の判決が確定し、福岡刑務所で服役中だった。
伊東被告は福岡高裁に控訴中の2006年5月、取り調べで「(女性の)家と車の鍵を川に捨てた」と関与をほのめかした。
有力な物証に乏しかったが、大分県警は現場資料の積み重ねなどから2007年2月2日に逮捕した。

裁判所  大分地裁 宮本孝文裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2010年2月23日 無罪

裁判焦点  
伊東被告は捜査段階で容疑を大筋で認めたが、公判前整理手続き前には無罪を主張した。
公判前整理手続きで焦点は、伊東被告が犯人であるかどうか▽捜査段階における伊東被告の自白の任意性
▽任意性がある場合その供述の信用性――の3点に絞られた。
2008年9月8日の初公判で、伊東被告は「私は関係ありません」と起訴事実を否認し、無罪を主張した。
検察側は冒頭陳述で伊東被告が2007年2月、大分地裁での拘置理由開示手続きで「犯人であることを自発的に発言し、反省、悔悟の気持ちを述べた」と指摘。
事件後、滞納していたガス代を支払うなど経済的に潤い、被害者の車でパチンコ店に行ったのが目撃されている、伊東被告が知人に渡した
商品券は女性宅から盗んだものとみられるなどと述べた。
この日、検察側が申請していた414通の証拠と延べ138人の証人のうち、112通の証拠と延べ65人の証人が採用された。
同日、弁護側は「取り調べ時に威迫や利益誘導があった。取り調べは録音・録画されておらず、任意に作成されたことを立証する証拠がない」
と自白調書の信用性を否定した。
580: 伊東順一b 2011/01/18(火) 20:38:55 AAS
また「被告が車を運転していたとする防犯カメラの画像データは保存状態に問題があり、画像も不鮮明で犯人性を基礎づけるものではない」などと主張した。
2009年4月23日の被告人質問で、伊東被告は「長時間にわたる取り調べでつらい思いをした。
署名、なつ印すれば刑事が納得すると思いやけくそだった」と話し、無罪を主張した。
一方、取調官が作ったストーリーに合わせて供述したと主張する伊東被告に対し、検察側は伊東被告が調書の中で「首を絞めていない」
などと反論していることから、取調官の言いなりではなかったとした。
6月15日、大分地裁は伊東被告が容疑を認めた自白調書の任意性はあると判断し、証拠採用した。
飲食店主が、市内のスーパー駐車場で伊東被告から被害者の車と似たものを「自分の車だ」と言われた、
「伊東被告が車の鍵を開け、ルームランプがついた」と証言したことを受け、7月30日深夜から31日未明にかけ、駐車場で検証を行った。
弁護側は「被告は見えを張って、関係ない車を自分の車と言った。ネオンが明るい中で、離れた場所からルームランプは見えない」と主張している。
検証では、裁判官3人や弁護士、検察官が参加し、被害者から奪われた車と同型車を使い、何度も鍵を開けて、点灯がわかるか確認した。
裁判所が現場で検証するのは珍しい。
12月1日の論告求刑で検察側は捜査段階の自白について、「体験した者しか語り得ない内容(秘密の暴露)があり、信用性があるのは明らか」
と主張し、公判で否認したことを「事実から背を向けたもの」と述べた。
そして「被告の犯行であることは裏付けられており、悪質で冷酷非道」と指摘。
「自分は犯人ではないと不合理な弁解に終始しており、反省の態度は一切認められない」と述べた。
同日の最終弁論で弁護側は捜査段階の自白を「捜査官の長時間にわたる取り調べ、追及を受けたため」と指摘。
「供述調書は、自白と否認が交錯しており、信用性が著しく低い」と訴えた。そして「被告が犯人という客観的な証拠はない」と無罪を主張した。
伊東被告は最終陳述で「わたしはやっていません。それだけは言っておきます」とあらためて無罪を主張した。
判決で宮本裁判長は殺害状況から犯人は多量の返り血を浴びた可能性が高いにもかかわらず、「(被告が強奪したとされる)被害者の
車のシートカバーなどに血痕が全く残っていないのは不自然」と指摘。
伊東被告が奪ったとされた車と、被告本人が事件後に映っていたとされる現場近くの防犯カメラについて「似ているという域を出ない」と述べ、
「被告人が犯人ではないかと疑わせる事実がいくつか存在するが、自白を除く証拠だけで、被告の犯行と認定することはできない」とした。
凶器のひもの態様など検察側が主張した犯人しか知り得ない「秘密の暴露」も「暴露には当たらない」と退けた。
伊東被告が犯行を認めた供述調書についても、「自白と否認を繰り返すなどしており、信用性には疑問がある」と述べた。
その上で「法的な意味で任意性に欠けるというものではないとしても、内容に不自然ないし不合理な部分があり、意に反して自白した
可能性も否定できない」とした。
581
(1): 伊東順一c 2011/01/18(火) 20:40:12 AAS
また、別件の窃盗事件の起訴後の拘置を利用して、強盗殺人事件を取り調べたことについて「令状主義を逸脱する違法なものであった可能性を否定できない。
相当厳しく追及された可能性がある」と、捜査手法を批判した。

備 考  
公判前整理手続き中、弁護側は、伊東被告が捜査段階で自白した内容の供述調書の適法性を争う中で、取り調べメモ(備忘録)の証拠開示を請求。
検察側が「警察官に聞いたが、メモはない」としたため、大分地裁は2008年5月22日、被告を取り調べた警察官5人に対し、
取り調べメモ(備忘録)について尋問をした。
メモを巡り、取り調べた警察官を直接尋問するのは極めて異例。
メモは警察に作成が義務づけられているが、検察側の証拠には含まれなかった。だが、メモからは供述の変遷などが推認できることから、
従来の刑事裁判でも弁護側が開示を求めることがある。2007年12月には最高裁が公判前整理手続きの中での証拠開示の対象になるとの判断を示した。
さらに警察庁も2008年5月13日、取り調べの際に書き取ったメモを事件ごとに保管するよう長官訓令で定めた。
7月22日、検察側は弁護側の請求に応じ、任意で印字された警察官の取り調べメモ(備忘録)を開示した。
弁護側は、手書きのメモを含めてほかにも備忘録があるとして、請求を取り下げなかった。
7月29日、検察側が弁護側の請求に応じ、警察官の取り調べメモ(備忘録)を任意で追加開示したため、弁護側は請求を取り下げた。
検察側は控訴した。
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582: 2011/01/18(火) 20:43:40 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 益子勝(23)
逮 捕  2008年7月24日(銃刀法違反※容疑。8月2日、強盗殺人容疑で再逮捕)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、住居侵入、窃盗、銃刀法違反※他

事件概要  
住所不定無職益子勝被告は、2008年5月頃に携帯サイトで知り合って交際していた女性と遊ぶ金や、生活費欲しさに
2008年6月21日から7月3日の間、群馬県渋川市内の青果店に3回侵入。
現金計約25万円や、その後脅迫に使用した包丁(刃渡り約12.5cm)などを盗んだ。
益子被告は盗んだ宝石を売りに行った中之条店の質店で、女性(当時74)が一人で経営していることを知り、7月7日に侵入。
現金約9万円を盗んだ。
その金を使い果たすと、7月16日午後2時頃、再び同店に侵入。
女性に発見され大声を上げられたため、包丁を突きつけ「静かにしろ」と脅迫。
同2時20分ごろ、もみ合いになり、タオルで女性の首を絞めて殺害した。
その後室内から現金約34万円と指輪など(時価39万円相当)の貴金属数点を盗んで逃げた。
盗んだ現金は交際女性とほぼ使い切っていた。

裁判所  前橋地裁 石山容示裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2009年1月19日 無期懲役

裁判焦点  
2008年12月16日の初公判で益子被告は殺害を認めたが、殺意を抱いた時期については「最初は殺害しようという
気持ちはなかった」と起訴事実を一部否認した。
検察側は冒頭陳述で、益子被告が交際相手との遊興費欲しさに窃盗を繰り返す中で、「質店なら現金100万円ぐらいはあるだろう」
と考え、同店に侵入。
女性に発見され、顔を見られたことなどから、「逃げても通報される。殺して現金を奪うしかない」と決意し、殺害に及んだと指摘した。
一方、弁護側は、「口を押さえ、首を絞めても(女性が)叫び続けたため、殺害を決意した」と主張した。
2009年1月13日の論告求刑で検察側は、益子被告が殺意を抱いた時期について「遅くとも、侵入を発見され包丁を突き出したが、
被害者がさらに大声を上げた時点」となどと主張。
「冷酷で執拗かつ残忍な犯行」と断じた。
また被告人質問で検察側は益子被告が殺害後、被害者宅でシャワーを浴びて汗を流し、缶コーヒーを飲むなどの行動を
とったことを明らかにした。
同日の最終弁論で弁護側は「当初は被害者を傷つけず金を奪う計画だった。殺人は偶発的なもの」と主張し、減軽を求めた。
石山裁判長は「窃盗罪による執行猶予判決から半年もたたないうちに、本件犯行に及んでいる。利欲的かつ自己中心的であり、
酌量の余地はない。殺意は強固で、強盗殺人は極めて悪質。矯正には相当長期間を要する」と述べた。
殺意の生じた時期について、判決は「もみ合ううちに殺害して金品を奪おうと決意した」との被告側主張を認めたが、「量刑上重要ではない」とした。

備 考  控訴せず確定。
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583: 2011/01/18(火) 20:44:20 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 岩井誠治(41)
逮 捕  2008年6月30日(死体遺棄容疑。7月21日、強盗殺人容疑で再逮捕)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、死体遺棄

事件概要  
埼玉県鳩ヶ谷市の内装業、岩井誠治被告は2008年6月16日午前9時頃、川口市で焼肉店を経営する韓国籍の女性(当時69)の自宅で、
女性の背中や胸を果物ナイフで刺して殺害。
現金13万円や貴金属など(計約77万円相当)を奪った。
その後、岩井被告は遺体を店舗2階にある女性の部屋のベッド下に隠した。
岩井被告は奪った貴金属を換金し、下請け業者に工賃の一部を支払った後、そのまま逃亡した。
ナイフは12日に市内のホームセンターで購入したものだった。
3階に住んでいた中国籍の従業員女性が同日、女性の姿が見あたらないと東京都内に住む女性の次男に連絡。
次男が捜索願を提出したため18日に県警捜査員が女性宅を調べたところ、女性の遺体を発見。捜査本部を設置した。
岩井被告は5月に焼肉店のリフォームを約245万円で請け負って工事を行い、内金115万円を受け取った。
しかし岩井被告は下請け業者などに支払うはずの現金をパチンコや飲食費などに使ってしまったため、
女性に残りの金額を前倒しで要求。しかし女性は拒否したためトラブルになっていた。
捜査本部は岩井被告を任意で捜査していたが、6月30日、長野市内のパチンコ店にいるところを捜査員が見つけ事情を
聴取、犯行を認めたため逮捕した。
岩井被告は父親にかつて約2000万円の借金を肩代わりしてもらい、また評判のいい弟に対して負い目を感じていた。
女性から請け負ったこの工事は、岩井被告が一人で受注し取り仕切った初めての仕事で、成功させて周囲を見返したかった。
それだけに、金銭面で両親や弟を頼ることはプライドが許さなかった。

裁判所  さいたま地裁 大谷吉史裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2009年1月28日 無期懲役

裁判焦点  
2009年1月16日の初公判で、岩井被告は起訴事実を認めた。検察側は冒頭陳述で、岩井被告が下請け業者などに
支払うはずの現金を遊興費などに使い、金に困っていたと指摘。
金に困っていた岩井被告が被害者に焼肉店内装工事代の前払いを要求して断られたことから、被害者を殺害して
金を奪おうと考えたと指摘した。
同日の求刑論告で検察側は「犯行は冷酷、残忍で、厳しく非難されなければならない。被告に反省や後悔の念は見あたらない」と断じた。
弁護側は最終弁論で奪った金の大半を職人への未払い給与にあてていたなどと強調。
「金銭面で追いつめられるなど動機に同情の余地もある」と主張し、「反省の態度を示している」などと情状酌量を求め、即日結審した。
岩井被告は「死のうとしたが、死に方が分からなかった」と謝罪。
犯行後の逃亡先で風俗店から女性を呼んでいたことを指摘され、「寂しかった」などと弁解した。
判決で大谷裁判長は、岩井被告が「女性の無理な工事内容の変更や追加を、追加料金を取ることなく応じてきたのに、
代金前払いをあっさり断られた揚げ句、うそつき呼ばわりされ立腹したことが動機の一つ」と供述した点について、
「そもそも支払金に窮するようになったのは、工事代金を家計や遊興費に使ってしまった無計画な生活の結果で、女性に落ち度はない。
短絡的で身勝手な動機や、犯行の経緯に酌量の余地はない」と述べた。

備 考  
岩井被告の父親は鳩ヶ谷市議で、逮捕翌日の7月1日、長男であることを明かした上で謝罪する声明文を出した。
初公判にも情状証人として出廷し、「大切な命を奪った。申し訳ない」と謝罪した。
しかし現在5期目の鳩ヶ谷市議については辞職する考えのないことを強調した。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
584: 2011/01/18(火) 20:45:20 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 少年(19)
逮 捕  2008年6月27日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、窃盗、詐欺

事件概要  
住所不定、無職少年(事件当時18)は2008年6月23日午後8時頃、三重県熊野市に住む会社員女性(当時47)の自宅で、
女性の首を包丁で刺し、ダンベルのバーで頭を殴るなどして殺害、財布から現金約108,000円を奪った。
6月26日午後2時10分頃、女性宅を訪れた次女(当時22)が発見。
熊野署に通報した。
少年は女性の三女(当時19)と交際しており、以前から女性宅に出入りしていた。
事件後、少年は三女と23、24日と外泊。
25日は女性宅に泊まったが、三女は遺体に気付かなかった。
26日、愛知県までドライブしたところを捜査員に見つかり、容疑を認め逮捕された。
少年は2008年2月、御浜町の友人宅で現金約15万円を盗んだ。
少年は2008年6月、携帯電話のインターネットオークションを通じ、オートバイを売却する名目で、大分県の男性から49370円をだまし取った。
盗んだ金は食事やパチンコ代に、詐取した金は遊興費や交際女性へのプレゼントに使ったとされる。

裁判所  津地裁 山本哲一裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2009年2月9日 無期懲役

裁判焦点  
津地検は2008年7月17日、強盗殺人の非行事実で少年を津家裁に送致した。
「刑事処分相当」の意見を付けた。
家裁は同日、2週間の観護措置を決定し、少年を津少年鑑別所に収容。
少年審判開始も決定した。
津家裁(下山保男裁判長)は8月12日、少年を検察官送致(逆送)する決定を出した。
下山裁判長は「犯行は計画的で、執拗かつ残忍。刑事処分が相当」と指摘した。
11月17日の初公判で、少年は起訴事実のうち殺害は認めたが「お金を取るっていう目的じゃない」と強盗目的は否認した。
検察側は冒頭陳述で、少年が6月18日ごろ、金を盗むため女性方を物色し、さらにかつての交際相手との間に生まれた男児の
養育費や遊興費に困窮していたとして、「犯行は金目的」と指摘した。
弁護側は「女性に『早く家から出て行って』などと言われ、いなくなればいいと思ったのが動機。殺害後に金を奪おうと思いついた」
とし、強盗殺人罪ではなく、殺人罪と窃盗罪を主張。
そのうえで、「当時、心的外傷後ストレス障害で情緒不安定だった」として情状酌量を求めた。
12月10日の第3回公判で、検察側が少年を窃盗と詐欺罪で追起訴したことを明らかにした。
少年は起訴事実を全面的に認めた。
少年は被告人質問で、以前にも同様手口の詐欺で約10万円を得ていたと述べた。
12月26日の論告で検察側は「犯行は計画的で残虐。酌量の余地はない」と指摘。
弁護側は最終弁論で「殺害は金品が目的ではない。同居する被害者に気まずさを感じ、いなくなってほしいと思い殺害した」
とあらためて強盗目的を否認した。
判決で山本裁判長は「(少年が)経済的に窮していたことや(金を奪う目的で殺害したとの)捜査段階の供述にも信用性が認められる」
として、強盗殺人罪の成立を認定した。
そして「被害者の生存を装うメールを被害者家族に送るなど、隠蔽工作を重ねており悪質」と指摘した。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
585: 2011/01/18(火) 20:46:27 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 吉田修(51)
逮 捕  2008年6月2日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、住居侵入、銃刀法※違反、窃盗他

事件概要  
静岡県浜松市の派遣会社社員吉田修被告は2008年5月31日午前0時ごろ、浜松市にある電器店兼住宅に二階の窓から侵入。
一階寝室にいた店主男性(当時66)と妻(当時64)を脅したが男性に抵抗されて揉み合いになり、ペティナイフで男性の右胸や
大腿部などを数回刺して失血死させた。
さらに妻を脅し、売上金など現金約115000円を奪った。
また、同月25日午後6時半ごろ、男性宅に侵入し、店舗のレジなどから現金約23000円を盗んだ。
吉田被告は消費者金融に数百万円の借金があった。
パチンコに充てるため給料を前借りし、毎月手元に残る金はわずかで返済が滞り借金がふくらんでいった。
自宅アパートの家賃も数か月分滞納しており、奪った金はパチンコと家賃の支払いに充てられた。

裁判所  静岡地裁浜松支部 北村和裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2009年4月21日 無期懲役

裁判焦点  
2009年3月4日の初公判で、吉田被告は「起訴事実は少し違います。殺意は全くありませんでした」と述べ、殺意を否認した。
冒頭陳述で検察側が「犯行の態様からは少なくとも未必の殺意が認められる」と指摘したのに対し、
弁護側は「男性を刺したことは事実だが、男性ともみ合った際にナイフが刺さってしまった」と述べ、強盗殺人にはあたらないと主張した。
3月18日の論告求刑で検察側は争点となっていた殺意の有無について「男性の上に馬乗りになり、多数個所にわたって強い力で刺した」
として明確な殺意があったと主張。
そして「確定的殺意に基づく犯行。人命が奪われるという取り返しがつかない被害が発生した。短絡的で身勝手な動機に酌量の余地はない」と述べた。
同日の最終弁論で弁護側は、男性が体を起こした時に吉田被告のナイフが右胸に刺さった可能性がある、
上半身ではなく足を刺している―などを理由に殺意を否定し、有期刑を求めた。
判決で北村裁判長は、争点となっていた殺意の有無について「足を刺せば死ぬかも知れないという未必の殺意があり、
それでも抵抗を続ける被害者を殺害しようと確定的殺意で右胸を刺した」と明確な殺意を認定。
その上で、パチンコなどで作った借金を返済するために犯行に及んだ経緯を指摘し、「身勝手、短絡的で酌むべき事情は全くない」と述べた。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
586: 岸本交右a 2011/01/18(火) 20:47:40 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 岸本交右(25)
逮 捕  2008年9月10日(窃盗容疑)
殺害人数  2名
罪 状  強盗殺人、窃盗

事件概要  
茨城県つくば市の無職岸本交右(こうすけ)被告は住んでいたマンションの家賃の支払いに困って2008年9月4日午後、土浦市の
実家にすむ祖父(当時82)と祖母(当時78)を包丁(刃渡り約21cm)で刺して失血死させ、金庫から現金約16万円や商品券98枚(98000円分)と
キャッシュカード、暗証番号のメモなどを奪った。岸本被告はそのまま西へ逃走。
9月5日に名古屋市の、6日に大阪市のコンビニエンスストアに設置された現金自動受払機(ATM)で、祖父の口座から計250万円を引き出した。
土浦署捜査本部は9月9日、岸本被告の顔写真を実名とともに公開した。
10日午前、岸本被告をJR博多駅で見つけ身柄を確保。
名古屋市のATMで現金30万円を引き出した窃盗容疑で逮捕した。
10月1日、大阪市のATMで計100万円を引き出した窃盗容疑と祖父母殺害の強盗殺害容疑で再逮捕した。
岸本被告は高校を中退後、定職に就かず、祖父母からもらったり盗んだりした金を、車の購入費やパチスロ、キャバクラなどの遊興費に充て、
半年で約2000万円を浪費したこともあった。
合計金額は5000万円を超えるとされる。
1ヶ月ほど前にも祖父母方に忍び込もうとしてトラブルになったが、孫のことを思った祖父母が被害届を提出しなかった。
事件当時は消費者金融などに100万円以上の借金があった。
岸本被告は2007年10月11日午前2時50分頃、つくばみらい市の銀行敷地内に侵入。
警備会社の警報で警察官が現場に駆けつけたところ、隠れていた岸本被告を発見。
逃走したが取り抑えられ、建造物侵入の現行犯で逮捕された。
水戸地裁土浦支部で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡され、確定した。
事件当時は執行猶予中だった。
他に岸本被告は5月5日〜8月8日、つくば市内のコンビニなど6ヶ所の現金自動受払機(ATM)で、祖父名義の口座から9回にわたって
計300万円を無断で引き出した窃盗容疑でも起訴されている。

裁判所  水戸地裁 河村潤治裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2009年6月11日 無期懲役
587: 岸本交右b 2011/01/18(火) 20:48:40 AAS
裁判焦点  
2009年5月19日の初公判で岸本被告は起訴事実を認めた。
検察側は冒頭陳述で、岸本被告が実家金庫から繰り返し現金などを盗んでキャバクラなどに通い、マンション家賃を滞納していたと指摘。
キャッシュカードを盗もうと実家に侵入したが、祖父母がいて盗む機会がなかったため、警察に通報されず確実に現金を
得るため2人を殺害しようと決意したと述べた。
5月20日の被告人質問でも事件について「悪いと思っているが、反省しているかと言われれば分からない」と発言。
裁判官から更生の意思を問われ「変わらないだろうと思う」と述べ、更生の可能性を強調する弁護側方針とのずれを表面化させた。
5月21日の論告求刑で検察側は、「犯行は極めて凶悪、冷酷、残虐。生活費、遊興費目的の動機に酌量の余地はない。
殺害後も居酒屋やキャバクラに通うなど平然と過ごした。
金に困れば他人から盗めばといいという発想しかなく、再犯の恐れは極めて大きい。
本来は極刑も考えられるが、親族間の犯行で、第三者に対する事案とは性質を異にする。家族も情状酌量を求めている」として無期懲役を求刑した。
同日の最終弁論で弁護側は、「親族は岸本被告が更生し、罪を背負って生きることを願っている。岸本被告も家族に申し訳ないと言っている」
と情状酌量を求めた。
岸本被告は「検察官と弁護士が何か言ったが、事実を見てほしい」とだけ述べ、自身の更生の可能性については固く口を閉ざした。
判決で河村潤治裁判長は命ごいをする祖父母を殺害した犯行を「命の尊さをあまりに軽視した短絡的な犯行」と指摘。
続けて「再三にわたって勝手に金品を持ち出すなどしていた被告人を見捨てることなく、祖父母として心配し、気にかけていたにもかかわらず、
命を奪われたことは、あわれというほかない」と語りかけるように述べた。
そして「生活費や遊興費を得るための自己中心的で利欲的な犯行。反省の情すら示さず、刑事責任は極めて重大」とする一方、
「遺族が寛大な処分を求めていることは考慮されなければいけない」と述べた。

備 考  控訴せず確定か。
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588: 2011/01/18(火) 20:49:36 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 渡辺裕一郎(57)
逮 捕  2009年1月5日
殺害人数  1名
罪 状  強盗致死、強盗致傷、住居侵入

事件概要  
住所不定、無職の元プロボクサー渡辺裕一郎被告は2008年11月11日午後1時10分ごろ、小田原市に住む男性(当時84)方で男性の頭や胸などを殴り、
現金約12万4千円を奪った。
男性は顔や腹部に軽傷を負った。
渡辺被告は事件当日、小田原競輪で負けて犯行を計画し、奪った金はギャンブルに使った。
2日後の11月13日午後1時50分、同市に住む別の男性(当時82)方で、男性とその妻(当時79)の顔を手拳で数回殴って現金約4万8千円を奪った。
奪った金はパチンコに使った。
男性は脳幹部出血で4日後に死亡した。
妻は顔に軽傷を負った。
日本ボクシングコミッションによると、渡辺被告は1974〜77年にプロボクサーとして活動。
75年にミドル級で全日本新人王、最高ランクは日本1位。
日本ミドル級王座戦に2度挑戦したが、いずれも敗れている。
通算成績は18戦11勝(6KO)7敗。

裁判所  横浜地裁小田原支部 山田和則裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2009年6月16日 無期懲役

裁判焦点  
県警は渡辺被告が元ボクサーだったことなどから強盗殺人容疑で逮捕していたが、地検支部は「慎重に捜査した結果、
引退から30年以上過ぎており、殺意は認めがたい」として強盗致死罪を適用した。
2009年4月21日の初公判で、渡辺被告は「間違いありません」と罪を認めた。
冒頭陳述で、検察側は「ギャンブルで所持金がなくなり、現金を奪おうとした」と動機を説明。
3人のあごやこめかみを殴ったことについて、「急所を的確に狙った悪質な犯行だ」と指摘した。
一人を殴った際に感染症にかかったという被告は車いすで出廷し、「怨霊が取りついて歩けなくなった」と述べた。
5月12日の論告求刑で検察側は「ボクサーのこぶしが凶器と分かっていながらコンビネーションパンチで殴った。高齢の被害者に対し、
容赦のない執拗な暴行。ギャンブル代欲しさの計画的で残虐な犯行残虐さに戦慄を覚える」と述べた。
同日の最終弁論で弁護側は「必要最小限のパンチで、暴行の程度は軽い」などと懲役20年以下を求めた。
山田和則裁判長は判決理由で「プロボクサーとして身に付けた技で、執拗な暴行を加えた無慈悲で残虐な犯行。酌量の余地はない」と指摘。
動機について「ギャンブルの金欲しさに犯行に及んだ」と述べた。

備 考  被告は控訴しない方針。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
589: 2011/01/18(火) 20:50:16 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 橋本卓也(38)
逮 捕  2008年11月30日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人

事件概要  
静岡市の会社員橋本卓也被告は2008年10月7日午後6時ごろ、金を奪う目的で市内の消費者金融を訪れ、経営者の男性(当時63)の
顔を殴るなどし、両手で首を絞めて殺害。金庫内の約150万円と、ネックレスや宝石など22点(計約47万円相当)を奪った。
橋本被告は約1600万円の住宅ローンに加え、複数の消費者金融などから計200万円以上を借りていた。

裁判所  静岡地裁 本間敏広裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2009年6月22日 無期懲役

裁判焦点  
2009年5月18日の初公判で、橋本被告は起訴事実をほぼ認めたが、奪った金額は検察の主張より約40万円少ない約110万円だとして、
起訴内容を一部否認した。
同日の論告求刑で検察側は動機について「パチンコで借金を重ねた末の犯行で同情の余地はない」と非難。
カッターナイフなどを用意した計画的犯行であり、社会での更生は不可能とした。
同日の最終弁論で弁護側は「犯行を思い立ったのは当日で、場当たり的な側面が強い。
多重債務の苦しみなど同情すべき点もある。遺族へ謝罪の手紙を出すなど、反省している」と寛大な判断を求めた。
裁判には被害者参加制度に基づき、被害者の姉と弟が直接尋問。姉が「どうしても聞きたいことがある」と切り出し、
橋本被告に「冷たい床で、1人で旅立った弟。どんな様子だったのか。弟は長く苦しむことなく旅立ったのか。弟の最期を教えて」
と声を詰まらせながら尋ねた。
橋本被告は「首を絞めていたとき被害者はしゃべることができなかった。しかし自分を恨む思いで口を動かしていたと思う」
と小さな声で答えた。
姉は「(橋本被告は)逮捕されるまで平然と過ごしていた。極刑を望む。(無期懲役でも)20年は社会復帰させてほしくない」
と、検察とは別に求刑意見を述べた。
本間敏広裁判長は判決理由で「集計表の記載などから約150万円が持ち去られた」と認定。
「パチンコなどで借金を重ね、金銭目当てに犯行に及んだ。動機は金銭目当ての利欲的なもので、酌むべき事情は全くない。
犯行はあまりにも非情で非道だ」と指摘した。

備 考  
遺族の代理人は論告求刑の閉廷後、刑事裁判手続きの中で被告に賠償請求ができる「損害賠償命令制度」の申し立てを遺族が
行ったことを明らかにしたが、金額は伏せた。
静岡県内では初めての受理。有罪判決が言い渡されれば、同地裁は賠償額について審理に入る。
一審判決後、刑事裁判の記録を利用して被告に民事賠償請求ができる「損害賠償命令制度」に基づく審理が非公開で、県内で初めて開かれた。
申立人代理人によると、遺族が被告に数千万円の損害賠償を求め、被告は「事実は争わない。金額面は判断を留保する」と述べたという。
静岡地裁は7月16日付けで、橋本卓也受刑者に対し「損害賠償命令制度」に基づいて被害者遺族への賠償命令を出した。
遺族側代理人の小倉博弁護士によると、13日に行われた2回目の審尋に橋本受刑者は出廷しなかったが、遺族側の請求に同意する内容の
書面が提出されたため、審尋は2回で終結した。
決定書では、請求額の数千万円全額を橋本受刑者に支払うよう命じている。
遺族は「橋本受刑者には刑事責任だけでなく、民事上の責任も認識してほしい」などと話しているという。
小倉弁護士によると、同制度が適用されたのは県内で初めてという。
控訴せず確定。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
590: 2011/01/18(火) 20:51:11 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 野田恵一(58)
逮 捕  2008年12月20日(殺人、死体遺棄容疑)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、住居侵入、銃刀法違反

事件概要  
高知市の無職野田恵一被告は2008年9月19日午後1時半ごろ、高知市の自宅にいた金融会社副社長の女性(当時70)の背中や胸などを
所持していた包丁で刺して殺害。
現金約1000万円を奪った。
野田被告は女性の金融会社から数回借金をしたことがあった。
野田被告は現場から自転車で逃走。
高知市役所の駐輪場に自転車を止めて県庁に行き、事前に申請していたパスポートを取得した。
野田被告はタクシーに乗り換えて高知空港から大阪空港に飛び、関西国際空港を経て台湾に出国した。
高知署の捜査本部は現場から野田被告の指紋を採取。
20日、野田被告を殺人容疑で指名手配した。
警察庁を通じ連絡を受けた台湾警察が10月9日、身柄を拘束した。
21日、野田被告は国内へ移送され、逮捕された。
現金は台湾での遊興費でほとんど無くなっていた。

裁判所  高知地裁 伊藤寿裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2009年9月2日 無期懲役

裁判焦点  2009年6月22日の初公判で野田被告は「事実関係に間違いありません」と起訴事実を認めた後、「遺族におわびしたい」
と裁判長に訴え、土下座をしようとして裁判長に制止された。
検察側は冒頭陳述で、野田被告は生活保護費を受けながら酒やパチンコに金を浪費し、周囲から借金を拒絶されるようになった2008年9月頃、
強盗で大金を奪って国外逃亡することを計画したと説明。
夫が金融会社などを経営する女性を狙い、自宅に一人でいることの多い昼間に犯行に及んだと指摘した。
また、犯行後、返り血を浴びた服を現場で着替え、高知空港へ向かう途中にコンビニ店のゴミ箱に捨てていたことなどを明らかにした。
そして簡易精神鑑定の結果、責任能力は認められるとした。
弁護側は、野田被告が犯行までの約半年間、「抑うつ神経症」の診断を受け、治療を受けていたと説明。
「犯行について一部記憶がないなど異常な心理状態で、精神の障害によって、自己の行為の善悪やそれに従って行動する能力が著しく劣っていた」
と主張し、検察側が実施した簡易鑑定に対し、改めて精神鑑定するよう求めた。
また、「通常では考えられない行動に及んでいる」として、臨床心理士による犯罪心理鑑定を請求した。
7月8日の論告求刑で検察側は「金に困る生活に嫌気がさし、強盗をして大金を奪い、国外逃亡しようと計画した」と指摘。
口封じのため、顔見知りだった女性を10回以上包丁で突き刺したとし、「強固な殺意に基づく残虐な犯行だ」と主張した。
同日の最終弁論で弁護側は最終弁論で「精神面、心理面で万全の状態ではなかった」と心神耗弱を主張して寛大な刑を求めた。
伊藤寿裁判長は判決理由で、「犯行は計画的かつ合理的で、了解不能な点は見当たらない。
神障害を有していたが、軽度の症状で責任能力に影響するものではない。被告は完全責任能力を有していた」として、心神耗弱状態に
あったとする弁護側の主張を退けた。
その上で「大金を奪い、海外で豪遊しようと考えての執拗、残忍な犯行で、強固な殺意がうかがえる。被害者からお金を奪うために
死なない程度に刺したり、国外逃亡した点からも犯行は計画的かつ合理的。酌むべき点はない」と指摘した。

備 考  
傍聴した被害者の夫は一審判決の閉廷後「極刑を求めていたので非常に無念」と話した。
被告側は控訴した。2010年1月4日、控訴取り下げ、確定。
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591: 江角一子a 2011/01/18(火) 20:52:08 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 江角一子(58)
逮 捕  2005年7月6日(窃盗容疑。8月10日、強盗殺人容疑で再逮捕)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、詐欺、詐欺未遂、窃盗、窃盗未遂

事件概要  
名古屋市の民生委員江角一子被告(当時54)は2005年3月22日夜、自らが担当していた名古屋市北区の市営住宅に住む1人暮らしの
無職女性(当時83)に睡眠薬を飲ませ、さらに首を絞めて殺害。
翌日、女性のキャッシュカードでATMから現金53000円を引き出した。
江角被告は2005年2月にも、女性の孫名義の郵便貯金通帳で現金を引き出そうとしていた。
遺体は翌日発見され、当初は病死と判断されたが、カードから現金が引き出されていたことが判明したため詳しく遺体を調べたところ、
首に細い紐で絞められた後があったことから強盗殺人事件として捜査が始まった。
ATMの防犯ビデオの映像から愛知県警は江角被告に任意の事情聴取を続けたが、江角被告は被害者から頼まれて現金を引き出しただけであり、
カードと現金は葬儀後に返したと容疑を否認した。
愛知県警は7月6日、窃盗容疑で江角被告を逮捕。
さらに8月10日に強盗殺人容疑で再逮捕した。
江角被告は被害者の近所に住んでおり、2004年まで交通指導員を22年間務めていたことから推薦され、民生委員に委嘱された。
江角被告と夫は消費者金融に併せて約840万円の借金があって返済に窮していた。 
江角被告は他に2003年11月、交通指導員の忘年会で同僚女性2人の財布(現金37000円)を盗んだ窃盗、2005年2月2日に勤務先の
同僚女性のクレジットカードで約47000円分の買い物をした詐欺および詐欺未遂でも起訴された。

裁判所  名古屋地裁 天野登喜治裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2009年9月7日 無期懲役
592: 江角一子b 2011/01/18(火) 20:53:02 AAS
裁判焦点  
江角一子被告は逮捕当初から犯行を否認。
2006年1月25日の初公判で江角被告は「弁護士に一任しているので答えを控える」とし、弁護側は2005年2月22日の詐欺と
詐欺未遂のみ起訴事実を認め、残りは無罪を主張するとともに逮捕前の任意の取り調べが約320時間に及び、
大声で怒鳴られるなど精神的苦痛を受けたなどと主張。
「違法な取り調べが行われた。公訴権の乱用で、起訴は違法だ。強盗殺人の事実はすべて争う。被告は無罪」として公訴棄却を訴えた。
さらに3月の第2回公判で、検察側が提出した証拠すべてを不同意したため、検察側が約140人の証人を呼ぶなどと応酬。
弁護側は期日間整理手続きを申し立て、名古屋地裁は適用を決定した。
計33回の期日間整理手続きを実施後の2007年7月10日、1年4ヶ月ぶりに公判が開かれ、強盗殺人については江角被告が犯人かどうか、
被害者の死因、死亡時刻の3点が争点として整理されたことが明らかにされた。
また週1〜2回のペースで、年内に計28回の公判を開き、集中審理することが明らかにされた。
2007年11月19日に初めて行われた被告人質問で、弁護側から、逮捕前の段階で、県警から連日、任意で受けた取り調べ状況について
質問を受けた江角被告は、「『お前が殺したんだろう』と、はじめから犯人と決めつけられた」などと述べた。
しかし弁護側の質問は取り調べ時における違法性に集中。
2007年12月18日の公判で天野登喜治裁判長は、検察側の「弁護側が意図的に審理を遅らせている」との主張について、
「期日間整理手続きで決めた通りに進むのが望ましい」と述べ「今後は必要な質問項目を吟味するように」と弁護側にうながした。
だがその後も続き、当初は6期日を予定していた弁護側の被告人質問は29期日を数えた。初公判から判決までの公判期日は計67回になる。
検察側は、22日夜に江角被告と酷似した女性が女性方から出てきたとの目撃情報がある、江角被告宅のすりこぎから、
遺体から検出されたのと同一の睡眠薬の成分が検出された−−ことなどから江角被告の犯行と主張し、多額の借金が動機と指摘した。
2009年3月19日の論告求刑で検察側は、江角被告が事件当時、数百万円の借金を抱えていたと指摘し、
「動機があるうえ、あらかじめ合鍵を作ったり、訪問記録を改ざんしたりするなど、犯人であると強く推認される」と主張。
「借金に困窮した被告が民生委員としての立場を悪用し、信頼を寄せている高齢者の命を奪った悪質な犯行だ。
刑事責任は極めて重大。不合理な弁解を繰り返し反省の情は全く認められない」と述べた。
593
(1): 江角一子c 2011/01/18(火) 20:54:00 AAS
4月30日の最終弁論で弁護側は女性に対する強盗殺人罪について、検察側が主張する死亡推定時刻(午後9時ごろ)以降に
女性が電話をしていると主張。
遺体の胃の内容物が食後5〜6時間以上経過している専門家の鑑定結果を踏まえ「女性は(2005年3月22日)午後11時以降、
江角被告以外の第三者に殺害された」と述べた。
そして「長時間の違法な取り調べで自白を強要した。違法な自白に頼り、客観的な事実を排除した典型的な冤罪事件だ」と改めて無罪を主張した。
同日の最終意見陳述で江角被告は「事件から4年間、身を切られるような月日を過ごしてきた。女性を殺したのは私ではない」などと述べた。
天野登喜治裁判長は5件すべてを有罪と認定した。
判決は、被害者が過去10年間、口座の残高がマイナスにならないように管理していたと指摘し、「保険料の支払いを控えた時期に、
残高が6円になるまでの引き出しを頼むのは不自然」として被告側の主張を退けた。
判決はさらに、〈1〉江角被告は、犯行時間帯に被害者宅から交際相手の男性宅に電話をかけたと認められる
〈2〉犯行に使用された睡眠薬の成分が江角被告宅のすりこぎから検出された
(3)22日夜に江角被告と酷似した女性が女性方から出てきたとの目撃情報がある――などとして、
「女性が死亡した直後に、江角被告は女性の部屋にいた。江角被告が被害者を殺害し、預金を引き出した」と結論づけた。
そして殺害の動機について「被告は金に困っていた」と指摘。
その上で、「合鍵を作って被害者宅に侵入したほか、犯行には睡眠薬を使用しており、衝動的なものとは考えられない」と述べた。

備 考  
初公判で検察側は、江角被告が過去に交際していた男性2人が死亡し、うち1人の死亡直後に男性の時計や金塊などを売却していた
事実を指摘したが、事件に関連性がないという弁護側の削除要請に応じ、立証しないと明らかにしている。
被告側は即日控訴した。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
594: 江角一子d 2011/01/18(火) 20:54:44 AAS
319 ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん[]投稿日:2009/12/25 19:08:11 ID:zxp20pQW ツイートする
外部リンク:shizu.0000.jp
56 名前: 凶悪犯罪街 名古屋 投稿日:2005/08/11 11:52 ID:???
また名古屋かよっ!!
外部リンク[html]:www.mainichi-msn.co.jp [ソースチェック]
独居女性殺害:窃盗で起訴の元民生委員再逮捕 強殺容疑で
名古屋市北区の無職、高島静子さん(当時83歳)が3月、
自宅で殺害された事件があり、愛知県警北署特捜本部は10日、
高島さんを担当していた元民生委員の同区西味鋺(あじま)、
無職、江角一子被告(54)=窃盗罪などで起訴=を強盗殺人
容疑で再逮捕した。江角容疑者は「金も盗んでいない。人も殺
していない」と容疑を否認しているという。

調べでは、江角容疑者は3月22日午後、高島さんの自宅で、
高島さんの首を細いひものような物で絞めて殺害したうえ、キャ
ッシュカード2枚を奪った疑い。翌23日午後4時5分ごろには
同市中区の現金自動受払機(ATM)で高島さんの口座から現金
5万3000円を引き出すなどして、窃盗罪などで起訴された。

江角容疑者は、パチンコや知人との交際費などで消費者金融
などから約300万円の借金を抱えて金に困っていたという。
しかし、高島さん殺害後、借金を返した形跡はなく、静岡県内
の知人と九州旅行に出かけていた。特捜本部は引き出した金を
この代金に充てた可能性が強いとみている。

また、高島さんの遺体から睡眠薬が検出され、江角容疑者が
同じ成分の睡眠薬を所持していたことも判明した。特捜本部は、
睡眠薬の一致に加え、口座から現金を引き出した▽所持品を死
後、質入れした▽高島さんの死亡推定時刻前後に江角容疑者以
外に高島さん宅を訪れた者はいない−−などから関与が深いと
判断した。【中井正裕】
毎日新聞 2005年8月10日 19時55分 (最終更新時間 8月10日 20時30分)
595: 赤松宗弘a 2011/01/18(火) 20:55:54 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 赤松宗弘(55)
逮 捕  2009年5月11日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、住居侵入

事件概要  
和歌山市の無職赤松宗弘被告は2009年5月7日午後4時50分頃、自宅隣にある無職女性(当時68)宅に侵入し、ネックレスなど約29万円相当を盗んだ。
しかし帰宅した女性に発見されたため、首をタオルなどで絞めて殺害した。
赤松被告は午後6時頃、市内のリサイクル店で盗んだ指輪など16点を約14万円で換金した。
赤松被告には、消費者金融などから約30万円の借金があった。
配管工として働いており、3月末と5月1日に給料を受け取ったが、パチンコにつぎ込み、事件直前の所持金は数十円だった。
事件の1ヶ月前に失業していた。
9日に女性の遺体が発見された後、隣に住む赤松被告の所在がわからなくなった。
心配した知人の男性が10日、赤松被告の携帯電話に電話したところ、赤松被告が「盗みに入り、見つかったので殺した」と話した。
この男性の証言などから、赤松被告が浮上した。
捜査本部は11日に殺人容疑で逮捕状を取り、富山県黒部市のJR黒部駅構内に1人でいる赤松容疑者を発見。
富山県警黒部署に任意同行し逮捕した。

裁判所  和歌山地裁 成川洋司裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2009年9月16日 無期懲役

裁判焦点  
起訴事実が強盗殺人では初の裁判員裁判。
和歌山地裁は7月27日、裁判員候補者69人に呼び出し状を送付。呼び出しを取り消したり、呼び出し状が届かなかった人を除く41人のうち、
37人が呼び出しに応じ、14日午前に裁判員6人(男性5人、女性1人)と補充裁判員2人が選任された。
起訴内容に争いはなく刑の重さが争点となった。
9月14日の初公判で赤松被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
9月15日の証人尋問で検察側証人である被害者の姪が検察側の質問に対して、「被告におばと同じ痛みを味わって頂きたい。
被告を死刑にしてほしい」と訴えた。
また男性裁判員から「おばにしてあげたかった事は何ですか」と聞かれると、「自分の子供と一緒に旅行などをしたかった。
もうお墓に手を合わせる事くらいしか出来ない」と涙声で答えた。
一方、午後の被告人質問では、6人の裁判員全員が質問し「空き巣に入ったとき袋を用意したのは何故か」「事件後大阪の兄に会いに行ったのは何故か」
「犯行後自宅で寝泊りしていたのはどういう心境か、よく眠れたのか」「被害者が友人と帰宅していたら、いっしょに殺していましたか」
などと問いただし、被告は「よく寝られませんでした」、「謝って逃げていたと思う。1人で帰ってきたので殺害した」などと答えた。
同日の論告求刑で検察官は「強盗殺人というと、物を奪うために人を殺したという場合を想像されると思います」と切り出し、
刑法上は今回のような口封じの犯行も「同じように強盗殺人罪が成立する」とかみ砕いて説明した。
596: 赤松宗弘b 2011/01/18(火) 20:56:40 AAS
そして「女性の口封じの為に殺した強盗殺人事件で、執拗、残忍で、動機に同情の余地は全くない。入手した金でパチンコをするなど反省もみられない」
と無期懲役を求刑した。裁判員裁判で無期懲役が求刑されたのは初めて。
同日の最終弁論で弁護側は犯行の計画性を否定した上で、「当初は空き巣目的だった突発的な犯行で、被告には更生の余地がある。
厳しい刑を下すことだけが市民感覚を取り入れることではない、無期懲役は重すぎる」として、「懲役25年が相当だ」と裁判員に意見を述べた。
判決日の午前中、裁判員と裁判官による最終評議が行われ、午後に判決が言い渡された。
成川裁判長は判決で「現場に遺体があるのに、隣接した自宅で日常生活を送っていた」と述べ、裁判員からの被告人質問の内容を踏まえ、
事件の悪質性を指摘した。
そして「犯行は非常に執拗、残忍で悪質。奪った貴金属を換金して平然と買い物やパチンコをし、逮捕されるまでひたすら逃げようとした」と非難した。
「無残に命を奪われた被害者の恐怖や無念は察するに余りあり、死刑を望む遺族の厳しい処罰感情は当然」と指摘。
計画性の低さや反省を考慮した上で「有期懲役の選択が可能としても、被告には無期懲役が相当」と述べた。
言い渡し後、成川裁判長は「裁判員と裁判官からのメッセージ」として「現実から逃げず、被害者の冥福を祈りながら罪をきっちり償ってほしい」と説諭。
被告は「はい」とうなずいた。
判決後、裁判員6人と補充裁判員2人の全員が記者会見。それぞれ「いい経験になった」「参加してよかった」などと充実感を口にした。
しかし「意見はどれぐらい判決に反映されたか」という質問に対しては、地裁の職員が守秘義務に反するとして回答を制止した。
また「法廷や評議で刑の重みについて説明を受けたから(刑期について)判断できた」と口をそろえたが、
30代の女性裁判員は「素人の自分たちが決めてよいのか疑問が残った」と苦悩をのぞかせた。
会社員の男性(47)は「帰宅後も被告のことを考え寝られなかった」と疲れた表情だった。
弁護側は控訴について明言しなかったが、藤井幹雄弁護士は「3日間の公判は短い。(地裁が)審理より進行を管理している面が
強かったのでは」と苦言を呈した。

備 考  
裁判員裁判で無期刑が求刑されるのは初めて。判決が出るのも初めて。
和歌山県の日刊紙「わかやま新報」は9月15日付紙面で、14日の選任手続きで裁判員を辞退した女性を実名で報道した。
同紙は、呼び出しに応じて地裁を訪れ、出産を理由に辞退が認められた女性の実名と年齢、感想を報じた。
辞退が認められた裁判員候補者は候補者名簿に名前が残り、年内に再び裁判員に選任される可能性があるため、
裁判員法で氏名など個人を特定できる情報を公にすることが禁じられている。
罰則はなく、15日に同紙を発行する和歌山新報社の代表取締役名で地裁所長に謝罪文が提出されており、地裁は特別な措置は取らないという。
控訴せず確定。
裁判員裁判で無期懲役判決が確定したのは初めて。
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597: 2011/01/18(火) 20:57:32 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 佐藤文彦(49)
逮 捕  2009年8月14日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、強盗強姦、死体遺棄、窃盗

事件概要  
福島県いわき市の無職佐藤文彦被告は2009年8月10日、茨城県那珂市の建築会社社長の知人女性(当時59)をいわき市に呼び出し、
午後7時半頃、車中で女性にナイフをナイフを突き付け、銀行キャッシュカード3枚と現金11000円が入っていたバッグを強奪。
強姦後の午後9時ごろ、車内で女性の胸や背中をナイフで少なくとも34回突き刺して殺害した。
そして午後10時頃、いわき市の山林のがけ下に女性の遺体を投げ捨てた。そして午後8時半頃から12日午前8時頃までの間、11回にわたり、
キャッシュカードを使って、いわき市内のコンビニ店など5か所の現金自動預け払い機(ATM)から165万円を引き出した。
佐藤被告は女性が社長を務める建築会社の顧客で、家の購入を仲介してもらっていた。
女性の銀行口座から計約160万円を引き出す姿が防犯カメラに写っていたことから、茨城・福島両県警は佐藤被告を追求。
佐藤被告は容疑を認めた。
14日、女性の遺体を発見し、佐藤文彦被告を死体遺棄容疑で逮捕した。
24日、強盗殺人容疑で再逮捕した。

裁判所  水戸地裁 河村潤治裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2010年3月19日 無期懲役

裁判焦点  
裁判員裁判。起訴事実に争いはなく、公判前整理手続きで争点は計画性や殺意の発生時期、強盗の犯意に絞られた。
2010年3月16日の初公判で、佐藤文彦被告は「初めから殺そうと思って呼び出したわけではない」と起訴内容を一部否認した。
検察側は冒頭陳述で動機について「被告は家のローンなどで3400万円以上の借金があり、返済や生活費に困っていた」と指摘した。
殺意を持った時期について検察側は、事件1カ月前の同年7月中旬ごろ計画し、ペティナイフを事前に購入するなど
「当初から強盗、殺害を計画していた」と主張。
そして「被告は現金を奪いやすい女性から奪おうと考えた。人気のない旧道を選ぶなど犯行は計画的で、発覚防止のため当初から女性を
殺害するつもりだった」と指摘した。
これに対し弁護側は、「犯行前にナイフを購入したのは脅すためで、金を奪った後は解放するつもりだった。車内で暴れた女性に腹を
けられたことで殺意が生じた。女性は金持ちだから100万円奪っても警察に通報しないだろうと思っていた」と反論し、殺害は衝動的だったと説明した。
3月17日の論告求刑で検察側は佐藤被告が借金を重ねて生活に困ったことから、家の購入をめぐり知り合いだった女性の現金を奪って
殺害することを考え、凶器などを準備したと指摘。遺体をがけ下に遺棄して逃走し、引き出した現金をパチンコに使うなど、
「身勝手な動機に同情の余地はない。冷酷で悪質極まりない」と主張した。
同日の最終弁論で弁護側は「被告は公判で『ナイフで脅し金を取れれば家に帰す予定だった』と話している。
供述調書には『逮捕されないためには殺すしかない』とあるが、信用性がない。取り返しのつかないことをしたと後悔し、
遺体発見に協力するなど反省している」として懲役30年が相当と主張した。
同日、佐藤被告は最終陳述で「死刑で償いたい」と述べた。
被害者参加制度で意見陳述した女性の長女と次女は「(被告に)同じような思いをさせたい。死刑を望みます。死刑でなく無期懲役になるぐらいなら、
わたしたちが死刑になるほうがまし」と強い処罰感情を述べた。
判決理由で河村裁判長は「容赦なく殺害し、引き出した現金でパチンコに興じている」と指弾。
「身勝手で自己中心的な犯行動機にくむべき点はなく、被害結果は重大」として、死刑か無期懲役かを検討したと言及。
「市民感覚に照らせば死刑も十分に考えられるが、冷厳な極刑である死刑を持って臨むのは躊躇せざるを得ない」とした。
また、検察側と弁護側が争った殺意の発生時期については、乗用車の荷台で縛られていた女性が暴れ、ナイフを持って下車した時点で発生したとして、
「最初から殺意があった」とする検察側の主張を退けた。
判決後には男性裁判員2人が記者会見に出席。「極刑を望む声が最初は強かったが、客観的に事件を見ようという姿勢に変わった」
と振り返った男性裁判員は「判決文末尾の『仮釈放について慎重な運用を求める』という付帯文に裁判員の評議が言い尽くされている。
遺族感情を考慮し、終身刑に近い無期懲役という意味でつけた」と話した。
裁判長からは判決文に付帯文がつけられることは少ないと説明されたという。

備 考  控訴せず確定。
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598: 2011/01/18(火) 20:58:19 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 牧野健二(43)
逮 捕  2008年8月6日(死体遺棄容疑。8月17日、殺人容疑で再逮捕)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人

事件概要  
和歌山県海南市の保険会社員牧野健二被告は和歌山市に住むパート従業員の女性から借金200万円の返済を再三求められ、
2009年6月25日午後5時40分頃、和歌山市のパチンコ店駐車場に止めた車内で女性の首を絞めて殺害。
午後6時50分頃、紀美野町の山中で財布から約105000円を奪った。
牧野被告は女性から借金を繰り返しており、多いときは1回に数十万円借りたこともあった。
借りた金は遊興費等に使用した。
牧野被告と女性は、約2年前に勤めていた同市内の自動車販売店の同僚で、退職後も交友関係を続けていた。
女性の夫が6月26日に和歌山東署に相談。
遺体は白骨化した状態で7月に12日に発見された。
県警海南署捜査本部は8月6日、死体遺棄容疑で牧野被告を逮捕、8月17日、殺人容疑で再逮捕した。

裁判所  和歌山地裁 成川洋司裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2009年6月24日 無期懲役

裁判焦点  
検察側は強盗殺人容疑で起訴した。死体遺棄容疑については、地検は「(起訴の)必要がない」として2008年9月5日付で不起訴処分とした。
2009年5月18日の初公判で牧野被告は殺害は認めたものの、「借金を免れることが動機ではなかった」と一部否認した。
冒頭陳述で、検察側は「女性が借金の返済を強く求めて口論となり、殺害した」と指摘。
弁護側は「(女性から)子どもに危害を加えると言われたことに腹を立てて殺した。殺人と窃盗罪に当たる」と主張した。
牧野被告が「子どものことを言われてカッとなったという動機は、検察官には信用してもらえなかった」などと述べたため、
検察側が取り調べの様子を収録したDVDが県内で初めて証拠採用された。
6月10日の被告人質問で、検察側から「取り調べのなかで『借金の返済を免れるため』と言ったのはなぜか」と尋ねられると、
牧野被告は「取り調べが進むと思ったから」と答えた。
同日の論告求刑で検察側は「計画性は認められないが、捜査段階では犯行を全面的に認めていた」と指摘。
「借金の返済を求められたことから殺そうとした」と述べた。
同日の最終弁論で弁護側は動機について「女性から(被告の子供に)危害を加えると言われ逆上した。自白には信用がない」とし、
強盗殺人罪に当たらないと主張。
強盗殺人罪ではなく、殺人と窃盗罪にあたると訴え、情状を考慮したうえでの判決を求めた。 
成川洋司裁判長は「口論の末の犯行という被告の供述は唐突感がぬぐえず、合理的でない」と指摘。
捜査段階の自白の任意性を認め、殺人と窃盗の罪が成立するにとどまるという弁護側の主張を退けた。
そして判決理由で「被害者からの借金200万円を免れるための犯行で、動機は身勝手で短絡的。犯行は残忍で、反省の情も読み取れない。
被害者の無念や遺族の悲嘆は察するに余りある。傷害事件で執行猶予中の犯行で、規範意識の欠如が著しい。
強盗殺人罪の中でもかなり重い部類に属する」と指摘した。

備 考  被告側は控訴した。2009年中に大阪高裁で被告側控訴棄却。2010年3月29日、被告側上告棄却、確定。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
599: 2011/01/18(火) 20:59:28 AAS
↑同じ

氏 名 牧野健二(44)
逮 捕  2008年8月6日(死体遺棄容疑。8月17日、殺人容疑で再逮捕)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人

事件概要  
和歌山県海南市の保険会社員牧野健二被告は和歌山市に住むパート従業員の女性から借金200万円の返済を再三求められ、
2009年6月25日午後5時40分頃、和歌山市のパチンコ店駐車場に止めた車内で女性の首を絞めて殺害。
午後6時50分頃、紀美野町の山中で財布から約105000円を奪った。
牧野被告は女性から借金を繰り返しており、多いときは1回に数十万円借りたこともあった。
借りた金は遊興費等に使用した。
牧野被告と女性は、約2年前に勤めていた同市内の自動車販売店の同僚で、退職後も交友関係を続けていた。
女性の夫が6月26日に和歌山東署に相談。
遺体は白骨化した状態で7月に12日に発見された。
県警海南署捜査本部は8月6日、死体遺棄容疑で牧野被告を逮捕、8月17日、殺人容疑で再逮捕した。

裁判所  最高裁第一小法廷 金築誠志裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2010年3月29日 無期懲役(被告側上告棄却、確定)
裁判焦点  量刑不当を訴えたか。
備 考  2009年6月24日、和歌山地裁で求刑通り、一審無期懲役判決。2009年中に大阪高裁で被告側控訴棄却。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
600: 志村裕史a 2011/01/18(火) 21:00:12 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 志村裕史(24)
逮 捕  2007年2月10日(窃盗未遂容疑)
殺害人数  2名
罪 状  強盗殺人、窃盗未遂

事件概要  
東京都杉並区に住む大学生の志村裕史(ひろし)被告(当時21)は2007年1月25日午前3時頃、裏の家に住む無職女性(当時86)方で、
女性と会社員の長男(当時61)をナイフで刺殺し、現金約47000円や貴金属などを奪った。凶器の軍用ナイフは、コレクションとして保有していたものだった。
志村被告は朝になってクレジットカードを使い、杉並区内のコンビニエンスストアのATM(現金自動受払機)から現金を引き出そうとしたが、
暗証番号が正しく入力できなかったため、未遂に終わった。
コンビニから不審者として通報があり、2月10日に逮捕された。3月2日、強盗殺人容疑で再逮捕された。
志村被告は、日大理工学部に在籍する3年生だが、授業は休みがちで、2年前には病気を理由に1年間休学するなどしていた。後に大学から除籍されている。
また志村被告は事件発覚から3日後、警視庁荻窪署員を自宅に呼び、「家の窓ガラスが割られた」と訴えていた。
現場周辺では1月下旬、マンションと民家でパチンコ玉を撃ち込まれて窓ガラスが割られる被害が発生していた。

裁判所  東京高裁 小西秀宣裁判長
求 刑  死刑
判 決  2010年6月17日 無期懲役(検察・被告側控訴棄却)

裁判焦点  
2009年12月10日の控訴審初公判で、検察側は完全責任能力の成立を前提に「一審の結論は、ほかの裁判例との均衡が取れず、
遺族にも受け入れがたい」と死刑の適用を主張した。
弁護側は「脳の障害で衝動を抑えられず、心神喪失か耗弱の状態だった」と反論。さらに志村被告が犯行前に服用していた抗うつ薬について、
厚生労働省が一審判決直前に「服用と他者への加害行為に及ぶおそれとの因果関係が否定できない」として副作用についての情報を公表していると指摘。
高裁に犯行との因果関係について、新たな精神鑑定を実施するよう求めた。そして無罪か刑を軽くするよう主張した
。被告も出廷した。
2010年5月6日の第4回公判で、検察側は前科のない犯行時18歳の被告(上告中)が死刑とされた山口県光市の母子殺害事件などと比較し、
「死刑を適用しなければ量刑のバランスが失われる」と改めて死刑を求め、弁護側は志村被告が心神喪失だったとして無罪を主張し、結審した。
判決で小西裁判長は争点となった責任能力について、「精神病や脳の機能低下はなかったとする鑑定をもとに、
被告に完全責任能力を認めた原判決の判断に誤りはない」と認定して弁護側の主張を退け、「冷酷、非情な犯行で、遊興費欲しさの
身勝手な動機に酌量の余地はない」と厳しく批判した。
一方、検察側の量刑不当の主張についても、「あらかじめ強盗殺人を計画したのではなく、殺意は犯行の直前に生じた」と殺害の計画性を否定し、
被告が犯行時に21歳8か月で前科もなく、被告の父親が遺族に8000万円を支払った点を考慮し、「原判決の量刑が軽すぎて不当だとは言えない」と結論付けた。

備 考  
2009年7月15日、東京地裁で求刑死刑に対し、一審無期懲役判決。
被告側弁護人は上告した。
検察側は上告せず。
2010年7月9日付で被告側上告取り下げ、確定。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
601: 志村裕史b 2011/01/18(火) 21:01:37 AAS
氏 名 志村裕史(24)
逮 捕  2007年2月10日(窃盗未遂容疑)
殺害人数  2名
罪 状  強盗殺人、窃盗未遂

事件概要  
東京都杉並区に住む大学生の志村裕史(ひろし)被告(当時21)は2007年1月25日午前3時頃、裏の家に住む無職女性(当時86)方で、
女性と会社員の長男(当時61)をナイフで刺殺し、現金約47000円や貴金属などを奪った。
凶器の軍用ナイフは、コレクションとして保有していたものだった。
志村被告は朝になってクレジットカードを使い、杉並区内のコンビニエンスストアのATM(現金自動受払機)から現金を引き出そうとしたが、
暗証番号が正しく入力できなかったため、未遂に終わった。コンビニから不審者として通報があり、2月10日に逮捕された。
3月2日、強盗殺人容疑で再逮捕された。
志村被告は、日大理工学部に在籍する3年生だが、授業は休みがちで、2年前には病気を理由に1年間休学するなどしていた。
後に大学から除籍されている。
また志村被告は事件発覚から3日後、警視庁荻窪署員を自宅に呼び、「家の窓ガラスが割られた」と訴えていた。
現場周辺では1月下旬、マンションと民家でパチンコ玉を撃ち込まれて窓ガラスが割られる被害が発生していた。

裁判所  東京地裁 植村稔裁判長
求 刑  死刑
判 決  2009年7月15日 無期懲役
602: 志村裕史c 2011/01/18(火) 21:02:19 AAS
裁判焦点  
2007年9月21日の初公判で、志村裕史被告は「2人に殺意は抱いていなかった」と起訴事実を否認、自白を強要されたと訴えた。
弁護側も「殺意はなく、被告は心神耗弱だった」と主張した。
一方、検察側は、志村被告が捜査段階で容疑を認めていたことを証明するため、取り調べの様子を録画したDVDを証拠提出し、採用された。
10月9日の公判では、検事による3月23日の取り調べを撮影したDVDが上映された。
45分間のDVDの冒頭で志村被告は「間違いありません」と強盗殺人の容疑を認めた。
その後「明確な殺意はなかった」と殺意を否認したが、「胴体めがけてナイフを振り下ろしたのは殺意がなければできないので、
調書を訂正する必要はない」と述べた。警察官の自白強要は「ありません」と否定した。
「お金が欲しいだけでなく、ゲーム感覚で人の家に侵入してみたい気持ちもあった」と語り、母親の手紙で自白に転じた心境も明らかにした。
「取り返しのつかないことをした。どう償っていいか分かりません。悪いのはすべて私で、家族を責めないでほしい」と声を震わせる場面もあった。
弁護側の請求により精神鑑定が行われ、2008年3月の公判で鑑定医が「自分の精神をコントロールできない状況で責任能力はなかった」と報告した。
検察側は改めて精神鑑定を請求。
2008年12月17日の公判で鑑定医が「犯行前後を通じ、責任能力に問題はない。コミュニケーション能力の欠如はなく、精神障害は全く認められない。
弁護側請求の鑑定結果は誤っている」とする鑑定結果を報告した。
弁護側は3度目の精神鑑定を請求したが、地裁は却下した。
3月27日の論告求刑で検察側は、争点の責任能力については犯行前後にも普通の社会生活を営んでいたと指摘。
「現場で偽装工作をし、凶器のナイフを犯行後に捨てるなど証拠隠滅もしている。警察に虚偽の説明もしている。犯行時の記憶も十分あり、
完全責任能力があった」と、完全責任能力があると述べた。
そして「パチンコ代など遊ぶ金欲しさの冷酷、残虐な犯行。被告人質問で『被害者に対する罪悪感はない』と言い放るなど、反省していない。
落ち度のない2人の命を奪った犯行は強い非難に値する。更生を期待できず、極刑を回避すべき事情はない」と述べた。
5月18日の最終弁論で弁護側は、責任能力について「犯行当時、被告には責任能力はなかった。
責任能力があったとしても、限定的。混乱のなか結果的に左胸にナイフが刺さったため殺意もない」と主張。
「心神喪失による無罪を言い渡すか、責任能力を認めたとしても刑を軽くすべきだ」と述べた。志村被告は最終意見陳述で「反省している」と述べた。
判決で植村稔裁判長は「事件当時の被告の行動などから、完全責任能力があったと認められる」と判断。
弁護側の「被告は脳の機能的障害を負っており、犯行時は心神喪失か心神耗弱の状態だった」との主張を退けた。
その上で「被告はあらかじめ強盗殺人を計画していたものではない。若年で前科はなく、今後改善更生の可能性がないとはいえないこと
などを考慮すると、死刑とするのはやむを得ないとはいえない」と述べた。

備 考  
東京地裁の初公判では、検察側が冒頭陳述で、プロジェクターやパネルを使って犯行に至る経緯などを説明。専門用語を言い換えたり、
「ですます調」で読み上げるなど、国民が刑事裁判に参加する裁判員制度をにらんだ対応を取った。
検察・被告側は控訴した。
2010年6月17日、東京高裁で検察・被告側控訴棄却。
2010年7月9日、被告側上告取り下げ、確定。
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603: 志村裕史d 2011/01/18(火) 21:03:50 AAS

さらに志村被告が犯行前に服用していた抗うつ薬について、
厚生労働省が一審判決直前に「服用と他者への加害行為に及ぶおそれとの因果関係が否定できない」
として副作用についての情報を公表していると指摘。

高裁に犯行との因果関係について、新たな精神鑑定を実施するよう求めた。
604: 2011/01/18(火) 21:05:08 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 横山守(42)
逮 捕  2009年12月6日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、死体遺棄

事件概要  
無職横山守被告は2009年10月8日午後3時頃、名古屋市内の自宅で、中村区に住む無登録の貸金業「090金融」を営んでいた男性(当時41)
の首をネクタイで絞めて殺害、現金約24万円と腕時計(時価10万円相当)を奪い、翌9日、遺体を一宮市の雑木林に捨てた。
遺体は10月20日午前、雑木林の中で上に作業着の上着などが掛けられた状態で剪定業者が見つけた。

裁判所  名古屋地裁 伊藤納裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2010年6月18日 無期懲役

裁判焦点  
裁判員裁判。
6月15日の初公判で、横山被告は起訴事実の一部を否認した。
検察側は冒頭陳述で、横山被告には事件当時、ギャンブルや出会い系サイトで知り合った女子高生との交際費などで200万円超の借金があったと指摘。
被害者の男性からも5万円を借りたものの返済期限の延長を断られ、ネクタイで首を絞めて殺害し、現金約24万円と腕時計(時価10万円相当)を奪ったと主張した。
これに対し、弁護側は「腕時計を奪うつもりはなかった」と述べ、腕時計については強盗殺人罪は成立しないと主張した。
17日の論告で検察側は「ギャンブルや女子高生との交際を続けるため借金を重ねた末の犯行で、酌量の余地はない」と述べた。
一方、弁護側は「被害者の冥福を祈って写経を続けるなど、反省している。
借金返済の延期を申し入れたが待ってくれなかったため、殺害という最悪の結果に結びついた」と計画性を否定し、
懲役25年程度の有期刑が適当だと主張した。
判決で伊藤納裁判長は「首を絞める練習までして、犯行は計画的で強固な殺意に基づいている」と述べた。

備 考  被告側は控訴した。2010年11月25日、名古屋高裁で被告側控訴棄却。
外部リンク[html]:www.geocities.jp

強殺・遺棄の男に無期判決 名地裁裁判員裁判
2010年6月18日 14時14分
金を借りていた貸金業の男性=当時(41)=に対する強盗殺人と死体遺棄の罪に問われた無職横山守被告(42)に
名古屋地裁の裁判員裁判は18日、「反省などを最大限考慮しても有期刑に減軽する事情は認められない」と求刑通り無期懲役を言い渡した。
名古屋高裁管内の裁判員裁判で無期刑の判決は初めて。
判決理由で伊藤納裁判長は、女子高校生との交際や賭け事で金に困った末の犯行と認定。
奪った金をパチンコや高校生との宿泊代に充てた点も「快楽を優先し、現実逃避して自分の責任に向き合わなかった」と批判した。
横山被告は男性が身に着けていた高級腕時計について「証拠隠滅のために外した」と強奪の意思を否認していたが、伊藤裁判長は
「現金だけを奪おうとしたとは常識的にも言えない」と判断した。
判決によると、横山被告は昨年10月8日午後3時ごろ、名古屋市西区の自宅で男性を絞殺し、現金と腕時計を奪った上、
遺体を愛知県一宮市の雑木林に遺棄した。
(中日新聞)
外部リンク[html]:www.chunichi.co.jp
外部リンク[html]:megalodon.jp
奪った金をパチンコや高校生との宿泊代に
605: 石田昇a 2011/01/18(火) 21:05:50 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 石田昇(37)
逮 捕  2009年6月14日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人

事件概要  
呉市の無職石田昇被告は2009年6月14日午前4時半頃、以前勤務していた呉市の会社工場で、当時勤務中だった
元同僚男性(当時26)に借金返済の猶予を求め会いに行ったが、男性に拒まれ口論となった。
石田被告は男性の頭や顔などを事務所にあったバール(長さ約90cm)で殴り、殺害した。
さらに現金約11万円などが入った財布などを奪った。
石田被告は2年前に同会社を退社。男性から約400万円の借金があり、事件当日が返済期限だった。
朝、出勤してきた同僚が男性の死体を発見。
県警は石田被告が借金していたことを知り、同日午後に任意で事情を聞いたところ、借金を巡るトラブルで男性を殺害したと
認めたため、強盗殺人容疑で逮捕した。

裁判所  広島地裁 伊名波宏仁裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2010年7月8日 無期懲役

裁判焦点  
裁判員裁判。
6月30日の初公判で、石田被告は「殺意はなかった」などと起訴事実の一部を否認した。
弁護側は「返済延期を断られるなどし、頭が真っ白になって発作的にバールで殴った」などと主張、強盗殺人罪ではなく、傷害致死罪の適用を求めた。
7月6日の論告で検察側は検察側は「ギャンブルの金欲しさに借金を繰り返し、借金返済を免れようとするなど、動機は身勝手で、強い殺意を持っていた。
計画的で、悪質な犯行」と述べた。弁護側は「被告に殺意はなく、殺害したことで借金を免れたと考えていない」
として衝動的な犯行と主張、自白も任意性がないとした。
被害者参加制度が適用され、法廷に立った男性の妻は「長男の成長を見ずに夫が死んでしまったことが悔しい」と声を詰まらせ、死刑を求めた。
伊名波裁判長は判決理由で「動機は身勝手で、犯行態様は残忍。反省もしておらず、遺族の処罰感情は強い」と指摘。
「死刑を選択する余地も十分あり得たが、これまでの判例を考慮した」と述べた。

備 考  
判決で弁護人が遅刻し、午後2時半の開廷予定が約1時間遅れた。
被告側は控訴した。2010年12月7日、広島高裁で被告側控訴棄却。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
606: 石田昇b 2011/01/18(火) 21:06:21 AAS
氏 名 石田昇(38)
逮 捕  2009年6月14日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人

事件概要  
呉市の無職石田昇被告は2009年6月14日午前4時半頃、以前勤務していた呉市の会社工場で、当時勤務中だった元同僚男性(当時26)に
借金返済の猶予を求め会いに行ったが、男性に拒まれ口論となった。石田被告は男性の頭や顔などを事務所にあったバール(長さ約90cm)
で殴り、殺害した。
さらに現金約11万円などが入った財布などを奪った。
石田被告は2年前に同会社を退社。男性から約400万円の借金があり、事件当日が返済期限だった。
朝、出勤してきた同僚が男性の死体を発見。
県警は石田被告が借金していたことを知り、同日午後に任意で事情を聞いたところ、借金を巡るトラブルで男性を殺害したと
認めたため、強盗殺人容疑で逮捕した。

裁判所  広島高裁 竹田隆裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2010年12月7日 無期懲役(被告側控訴棄却)
裁判焦点  
竹田隆裁判長は判決で「ギャンブルにのめり込んで借金を重ね、その返済を免れるため殺害した動機に酌量の余地はない」と述べた。

備 考  2010年7月8日、広島地裁で求刑通り一審無期懲役判決。
外部リンク[html]:www.geocities.jp

2009年7月7日 
呉の強盗殺人、元同僚を起訴

呉市吉浦新町の研削研磨機器製造会社「クレトイシ」の工場で社員の角野慎治さん(26)=呉市和庄1丁目=が
殺害された事件で、広島地検は6日、元同僚の無職石田昇容疑者(36)=同市吉浦本町2丁目=を強盗殺人罪で起訴した。
裁判員裁判で審理される。

起訴状によると、石田被告は角野さんから借りた約4百万円の返済を免れるなどの目的で、6月14日午前4時半ごろ、
同工場で角野さんの所持金約11万円などを奪った上、角野さんの頭や顔などを近くにあったバールで10数回殴って殺害した疑い。

広島地検によると、石田被告はパチンコなどの遊興のため、角野さんから借金を繰り返していたという。
石田被告は「(借金の)返済の猶予を求めたが、困ると言われ、殺害した」との趣旨の供述をしているという。
外部リンク[html]:www.chugoku-np.co.jp
607: 2011/01/18(火) 21:06:57 AAS
氏 名 藤木誠司(60)
逮 捕  2010年1月11日
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人

事件概要  
福岡県小竹町のタクシー運転手藤木誠司被告はギャンブルなどで消費者金融や勤務先などから約650万円の借金があり、暴力団から返済を迫られていた。
そこで藤木被告は、知人の北九州市に住む元タクシー運転手の無職男性(当時82)に借金を申し込んだ。
2009年12月24日、男性は銀行に借りた150万円を含む約160万円を貸そうと藤木被告の自宅を訪れたが、保証人を巡って口論になった。
そして午前0時半頃、藤木被告は居間で男性の首を包丁で刺すなどして殺害し、現金約158万円を奪った。そして遺体を廊下に遺棄した。
奪った金は借金返済やパチンコなどに使った。
藤木被告と男性は10年来の付き合い。男性は2009年1月からタクシー会社で働いていたが健康上の理由で退職し、
11月に知人の藤木被告をタクシー会社に紹介し、身元引受人にもなっていた。
男性は一人暮らし。親族が2010年1月8日に捜査願を提出。10日に藤木被告宅から大家らが遺体を見つけて通報。
11日、福岡県警が筑紫野市で身柄を確保し、逮捕した。
逮捕時は死体遺棄も容疑に含まれていたが、起訴時の容疑からは外されている。

裁判所  福岡地裁小倉支部 重富朗裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2010年7月16日 無期懲役

裁判焦点  
裁判員裁判。
2010年7月14日の初公判で、藤木被告は起訴内容を認めた。検察側は「借金返済のために金を必要とし、2日前から犯行を計画していた」と主張。
弁護側は「男性に援助を求めたが、断られたため、突発的に事件を起こした」と反論した。 
15日の論告で検察側は「男性は、被告がタクシー会社に就職する際に世話をしてくれた恩人。その恩を仇で返すなど動機にくむべき事情がない」と主張。
同日の弁論で弁護側は「男性を殺害したのは突発的なことで、現在は反省している」と述べた。
判決で重富裁判長は「被害者の恩をあだで返した経緯などを重視すれば刑事責任は極めて重い」と指摘した。
また、「再犯の可能性も否定できず、極刑にすべきだとの意見も出たが、生きて罪を償わせる観点から無期懲役が相当との意見で一致した」
と評議の過程も説明した。

備 考  
補充裁判員を務めた大阪市の男性会社員(24)が、選任手続きに参加するため職場に休暇を申請したところ、
「できれば参加しないでほしい。欠勤扱いにする」と告げられた、と記者会見で述べた。
男性は福岡県内に住民票を置いていたため、同支部から呼び出し状が届いた。公判が行われた14〜16日は会社を休んで参加した。
男性は「有給休暇や特別休暇が取りやすくなるよう、国にも配慮してほしい」と訴えた。
外部リンク[html]:www.geocities.jp

(奥野 雄二)福岡県警察、折尾署がパチンコが原因の殺人事件を隠蔽(天下り)
外部リンク:6128.teacup.com
608: 2011/01/18(火) 21:07:55 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 石黒志信(40)
逮 捕  2010年2月26日(別の窃盗事件で起訴済み)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、窃盗他

事件概要  
札幌市の内装工石黒志信(しのぶ)被告は2010年1月18日午前5時35分頃、札幌市北区の歩道で、兵庫県西宮市に住む女性(当時72)
の首を絞めた上、首や胸をナイフで15回刺して殺害し、紙パックの日本酒など計8点(約911円相当)が入ったレジ袋を奪った。
事件当時、女性は現場近くの長男宅に滞在中だった。
石黒被告は札幌市内の建築関連会社に勤め、各地の建築現場などで働いていた。
ギャンブルなどによる多額の借金のほか、
住んでいたアパートの家賃も長期間滞納していた。
石黒被告は2010年2月2日、札幌市内で乗用車や現金を盗んだとして、窃盗容疑で逮捕、同罪で起訴された。
その後26日、強盗殺人容疑で再逮捕された。

裁判所  札幌地裁 園原敏彦裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2010年9月3日 無期懲役

裁判焦点  
裁判員裁判。
2010年8月31日の初公判で、石黒被告は起訴内容を認めた。
冒頭陳述で検察側は「パチンコなどで金を使い果たした被告が、数万円欲しさに偶然通りかかった被害者を襲った。
通り魔的な犯行で、地域住民に恐怖心を与えた」と指摘。弁護側は「被害者に抵抗され、焦る感情から暴行をエスカレートさせてしまった」
と当時の状況を説明。
「被告は裁判を通して被害者や遺族に謝罪したいと考えている。被告はこの裁判で科せられる刑に服す覚悟だ」と述べた。
9月1日の論告で検察側は「被告は被害者の首を絞めた後、ナイフで首や胸を15回も突き刺した。残忍で極めて悪質な犯行だ」と主張した。
これに対し弁護側は最終弁論で「計画性は低く、被害額も少ないことから、刑を軽くする事情がある」として懲役25年が相当と主張した。
判決理由で園原裁判長は「パチンコなどに金を使い込み、数万円の生活費欲しさに、しつこくむごい方法で被害者を殺害してまでレジ袋を奪った。
動機は身勝手過ぎる。
被害者遺族が厳しい処罰感情をあらわにするのも当然。
被告の反省は深まりが認められず、有期刑は選択できない」と述べた。
また「被害額が少ないのは、たまたまにすぎない」として、刑を軽くする事情だとした弁護側の主張を退けた。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
609: 2011/01/18(火) 21:09:42 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 戸田瑞(40)
逮 捕  2008年4月26日(窃盗容疑。5月16日、強盗殺人容疑で再逮捕)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、窃盗

事件概要  
高知県香南市のトラック運転手戸田瑞(いずみ)被告は、南国市の重機運転手谷脇欣央(よしお)被告と共謀。2004年7月15日午後9時頃、
香南市のパチンコ店で知り合いの無職男性(当時21)に「飲みに行こう」と声をかけた。
男性所有の車で高知市内などを回った後、香南市の県道脇に車をとめ、現金約10万円を奪いキャッシュカードの暗証番号を聞き出したうえ、車内で殺害。
その後、同市の山中に遺体を遺棄した。
翌日、両被告は無職少年(当時18)とともに高知市内の銀行で、カードを使って現金自動預払機(ATM)から2回に分けて52万円を引き出した。
男性と戸田、谷脇両被告はパチンコ店で顔見知りとなったが、名前も連絡先も知らず、男性が大金を持っているとの噂を聞いて殺害を思いついた。
事件当時、両被告とも定職に就かず、月約20万円の借金返済に追われていた。
男性の家族は家出人捜索願を提出。車は7月下旬に香美市の高知工科大の敷地内で、すべてのドアが施錠された状態で発見された。
車内に血痕などはなく、県警は家出と事件事故の両面から捜査していた。
男性の遺体は2007年12月20日、イノシシ猟をしていた男性が枝道の斜面で人骨らしきものを発見。2008年2月1日に香美署に届け出た。
香南署が確認し、白骨化した遺体が斜面下数メートルから数十メートルにわたり散乱した状態で見つかった。
県警が解剖してDNA鑑定し、男性のDNAと一致した。

裁判所  高松高裁 長谷川憲一裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2010年10月12日 無期懲役(被告側控訴棄却)

裁判焦点  
戸田瑞被告は逮捕当初から強盗殺人について否認している。
2010年7月27日の控訴審初公判で、弁護側は「谷脇欣央受刑者が戸田被告を道連れにしようと虚偽の供述をした冤罪事件」とあらためて無罪を主張。
控訴趣意書を陳述し、「事前に幾度となく話し合い、計画を立てた」とする谷脇受刑者の供述を一審が認めた点について、
「殺害や死体遺棄の場所、方法など、基本的な事柄がほとんど決められておらず、下見にも行っていない」「持ち込みがたやすく、
絞めやすいロープなどでなく、タオルを選んだのは不自然」などと指摘。一審判決を「谷脇受刑者が突発的に及んだ単独犯の
可能性の検討をしておらず、浅薄だ」と批判した。
検察側は「(控訴の)理由がない」と反論し、即日結審した。
判決で長谷川裁判長は谷脇受刑者の供述について「証言には多くの裏付けがあり、信用できる」と弁護側の主張を退けた。
そして「強盗殺人の共謀を否認する被告人の原審供述は不自然で不合理な点が多く、強盗殺人を認定した原判決に事実の誤認はない」
として、一審判決を支持した。

備 考  谷脇、戸田被告とともに現金を引き出し、窃盗罪に問われた元少年は2008年7月24日、高知地裁で懲役1年、
執行猶予3年(求刑懲役1年)の有罪判決が言い渡され、そのまま確定した。
 谷脇欣央被告は2008年12月2日、高知地裁で求刑通り一審無期懲役判決。控訴せず確定。
 2009年11月11日、高知地裁で求刑通り一審無期懲役判決。被告側は上告した。
外部リンク[html]:www.geocities.jp

香南市強盗殺人 戸田被告二審も無期
2010年10月13日08時00分
2004年に香南市の男性=当時(21)=が殺害されて山中に捨てられていた事件で強盗殺人罪などに問われ、一審・高知地裁で
無期懲役の判決を受けた同市野市町東佐古、トラック運転手、T被告(41)の控訴審判決が12日、高松高裁であり、
長谷川憲一裁判長は「被告の供述は不合理な点が多く、信用できない」と被告側の控訴を棄却した。
被告は上告する方針。
外部リンク:www.wwaattssuunn.com
610: 2011/01/18(火) 21:10:26 AAS
●パチンコが原因の無期懲役●

氏 名 折笠照枝(69)
逮 捕  2009年11月17日(詐欺容疑。12月9日、強盗殺人容疑で再逮捕)
殺害人数  1名
罪 状  強盗殺人、住居侵入、詐欺、窃盗

事件概要  
青森市の無職折笠照枝被告は2009年11月9日午後7時10分ごろ、近所に住む無職女性(当時82)方に宅配便業者を装って訪れ、
玄関の鍵を開けさせると「金、金、金」などと言いながら室内に押し入った。
そして女性の首をスカーフで絞めて殺害、現金5205円などが入ったショルダーバッグなど10点(時価約10300円相当)を奪った。
折笠被告は殺害の約3週間前である10月18日午前9時半ごろにも女性方の玄関のガラスを割り鍵を開けて侵入。
現金約177500円とクレジットカードなどが入ったバッグなどを盗み、カードでダイヤ入りネックレス(148000円相当)と
イヤリング(45000円相当)を購入した。
折笠被告と女性に面識はなかった。
折笠被告は数年前に夫と死に別れ、息子と2人暮らし。
2階建ての戸建てアパートの家賃は10年以上未納状態だった。
パチンコなどの遊興費で借金を抱えていた。
青森署は11月17日、カードを使用した詐欺容疑で折笠被告を逮捕。
折笠被告の自宅から、窃盗の被害後に新たに購入した財布が
見つかったため、捜査本部が入手経路などを追及。
折笠被告は12月7日になって女性殺害などを供述。
捜査本部は強盗殺人容疑で9日に再逮捕した。

裁判所  青森地裁 小川賢司裁判長
求 刑  無期懲役
判 決  2010年11月22日 無期懲役

裁判焦点  
裁判員裁判。
2010年11月17日の初公判で折笠被告は「金目当てで殺した訳ではない」と起訴事実を一部否認した。
検察側は冒頭陳述で、被告はパチンコによる借金で生活に窮し、以前忍び込んだ女性方を狙ったと指摘。
居合わせた女性に金を要求したものの拒まれて殺害に及んだとし、強盗殺人罪にあたると訴えた。
弁護側は、殺害と金品を奪った行為自体は争わないとした上で、「殺害がお金目的だったことに疑いがある」として、
法定刑の軽い殺人と窃盗の併合罪を主張。強盗の意思を認めた被告の供述調書の一部について、信用性を争う姿勢を示した。
19日の論告で検察側は争点となった罪名について、金を要求して被害者方に押し入った状況や捜査段階で金目的に殺害したと
認めたことなどから強盗殺人罪が成立すると主張。「パチンコにのめり込み自堕落な生活を送っていた被告は、目先のお金を
手に入れたいという身勝手で軽々しい理由で犯行に及んだ。責任は極めて重い」と指摘した。
一方、弁護側は最終弁論で、殺害時の記憶がないとする被告の法廷での供述や、被害者方から持ち出した物が少ない点や殺害方法が
不確実な点を挙げ、「金品を奪うつもりで被害者を殺したのが間違いないとは言えない」として、強盗殺人罪の成立を否定。
取り調べに誘導があり、供述調書には信用性がないとも述べ、殺人と窃盗罪の適用を求めた。
その上で、被告は深く反省し、高齢で前科もないなどとして、殺人罪の法定刑のうち有期懲役刑を選択するよう訴えた。
折笠被告は「本当にごめんなさい」と遺族に一礼した。
判決で小川裁判長は、折笠被告がパチンコで消費者金融に多額の借金があったと指摘、「金品強取の目的は明らかだ」と断定した。
そして「強固な殺意に基づく残忍で冷酷な犯行」と述べた。

備 考  控訴せず確定。
外部リンク[html]:www.geocities.jp
611: ●●●パチンコが原因の無期懲役a●●● 2011/01/18(火) 21:15:15 AAS
>>541-610

03/1/30静岡地裁  社交ダンス講師の原基(32)「生徒を殺害」「パチスロなどで990万円の借金、借金を断られたため」
03/2/13長崎地裁  町田和昭(41)「叔父のMさんを殺害」「パチンコに熱中して消費者金融から多額の借金」
03/2/25名古屋地裁 馬場正太郎(61)「放火件数は100件以上、被害は約5億5千万円」「パチンコで経営資金に窮し放火を繰り返した」
03/6/3横浜地裁   山守一治(38)「父親に借金を頼んだところ罵られて逆上し殺害」「パチスロや女性との交際などで借金」
03/6/19最高裁   兵庫/上杉勝成(65)「知人から借金返済を迫られたため殺害」「パチンコなどで約3000万円の借金」
03/8/28大阪高裁  京都/農林水産省京都食糧事務所職員、江辺義則(37)「妻と長男を殺害」「パチンコで借金数百万円」
03/9/3最高裁    【長野県】菊地勝(28)「同僚のSさん(当時26)を殺害 現金やカードを奪う」「パチンコなどで借金を重ねた」
03/10/23静岡地裁  【千葉県】太田恵一(28)「トンカツ店元同僚(当時25)を殺害、100万円奪う」「パチスロやパブで借金」

04/1/19京都地裁  田中勇人(25)「大宮町で2人を殺害し現金を奪う」「パチスロでなど150万円借金。奪った金はパチンコに使った」
04/3/3福岡地裁   河原嫁実(59)「パチンコ仲間である男性(当時82)を窒息死させ20万円を奪う」「奪った金は生活費や遊興費」
04/7/16那覇地裁  大場健司(25)「タクシー運転手(当時64)を刺殺、売上金約9600円を奪う」「パチンコなどで400万円の借金」
04/10/29大阪地裁  川本大作(24)「パチンコ店で顔見知りになった女性(当時77)を殺害し現金15万円を奪う」「200万円の借金」

05/1/19青森地裁  伊勢裕一(46)「男性(当時75)を殺害して金を奪いパチスロや宝くじに」「子供がいるのにゲーム機賭博やパチンコで借金」
05/1/21岐阜地裁  加藤建昭(61)「金品を奪うため女性(当時80)をナイフで殺害」「生活費やパチンコで借金→2回目破産宣告→ヤミ金融」
05/5/9横浜地裁   神村達也(36)「亡くなった父親の遺産分与を断られたため義母を殺害」「貴金属を換金しパチスロなどで使い自首した」
05/6/9東京地裁   佐藤光徳(46)「パチンコ景品交換所に押し入り店員を殺害し115万円奪う」「パチンコ代が欲しかった。100万円の借金」
05/6/9青森地裁   高橋二三夫(58)「借金返済に困りパチンコや競輪ができないので自殺しようと自宅アパートに放火。2人が死亡」
05/7/8さいたま地裁 高麗健太(28)「スロットの借金5万円を返済するために主婦(当時38)を殺害し1万3千円奪う」「奪った現金をスロットに」
05/7/21青森地裁  山田敦(44)「パチスロなどの遊興費で生活に困って知人の男性(当時47)を殺害してATMで2万円を引き出す」
05/10/13水戸地裁  落合茂(37)「女性(当時37)を絞殺し166万円を引き出す」「パチスロの借金を返済するために空き巣を繰り返す」
05/11/10東京地裁  千葉県松戸市の長谷部泰輔(24)「パチスロでの借金100万円を返すためにサロン店員の女性(当時19)を殺害」
05/12/13名古屋地裁 宇治橋啓次(52)「いとこの男性(当時45)を殺害して2500万円を奪う」「パチンコなどでつくった借金の返済に困り」
612: ●●●パチンコが原因の無期懲役b●●● 2011/01/18(火) 21:16:09 AAS
06/1/16大阪地裁  松村憲一(50)「コンビニで女性店員(当時44)を刺して殺害して8万円奪う」「奪った金は覚醒剤やパチンコに使った」
06/3/14京都地裁  宮丸博史(34)「幼なじみのアルバイト店員の男性(当時33)を殺害して3万円奪う」「パチンコで350万円の借金」
06/3/17横浜地裁  前田卓則(22)「ひったくりで執行猶予中に女性(当時22)を殺害して2500円奪う」「パチンコやパチスロで自堕落な生活」
06/5/2前橋地裁   村松茂(38)「借金返済や不倫相手との交際費のために女性(当時78)を殺害して100万円奪う」「パチンコで借金100万円」
06/11/9東京高裁  【神奈川】安藤好美(57)「金目当てに知人女性(当時55)を殺害」「パチンコ代や下着の訪問販売活動費で借金1250万円」

07/2/9東京地裁   市川浩史(46)「母を殺害して金を奪い子供を連れ逃亡」「パチスロで借金200万円以上。以前の借金800万円は母が返済」
07/3/19福岡地裁  藤田博美(43)「保険金目当てで夫を水死させる」「パチンコやホスト遊びが好きで数百万円の借金」
07/6/18横浜地裁  鈴木直樹(28)「母を殺害して2300円とカード3枚を奪う」「パチスロで借金があり、女性とのデート代に困っていた」
07/6/?大阪高裁  小谷晴宣(57)「パート従業員の女性(当時48)に借金を断られたため殺害して金を奪う」「パチンコや競馬で借金1000万円」
07/10/22福岡高裁  木下和紀(32)「アパートの隣室に住む女性(当時69)を殺害して1万9千円奪う」「パチンコや風俗店に行くため」
07/11/6神戸地裁  佐々木恒(39)「元交際相手の女性(当時45)に借金を断られ殺害」「5千円を借りてパチンコで増やすことを計画」
07/11/14静岡地裁  田中光雄(63)「強盗目的で質店店主の男性(当時68)を殺害」「パチンコで退職金65万円を浪費し野宿生活」
07/12/25静岡地裁  橋本佐内(76)「知人女性(当時88)に借金を断られ殺害」「市内の簡易宿泊施設に寝泊まりしてパチンコ」

08/3/25広島地裁  杉山忠(31)「タクシー会社に電話しパチンコ店前に配車を依頼。運転手(52)を殺害して8万円奪いギャンブルに使う」
08/4/15最高裁   【京都】狩野明男(52)「男性(当時52)を殺害して口座から300万円を引す」「パチンコ店で遊んだりする姿を」
08/4/22東京地裁  小沢武士(26)「スナック経営者の女性(当時49)を殺害し8千円奪う」「給料をパチスロで浪費し借金の返済に困り」
08/8/7仙台地裁   米沢俊信(53)「妻(当時45)と二女(当時14)を殺害」「仕事をせずパチンコに明け暮れ、無職で、700万円の借金」
08/9/4青森地裁 五戸重雄(45)「父(当時76)をハンマーで何度も殴って殺し175万円盗む」「パチンコやスナック代欲しさに」
08/9/5長野地裁   荒井政(60)「借金の依頼を断った麻雀仲間の男性(当時58)を殺害し17万円奪う」「奪った現金で早速パチンコ」
08/9/22水戸地裁  江田和弘(39)「金を奪おうとパチンコ店店長の男性(当時65)を殺害」「スナックやパチンコで借金240万円」
08/11/12さいたま地裁 清田龍也(40)「女性(当時26)を殺害」
「両親が借金自殺→借金をパチンコで返済しようとする→自己破産→ヤミ金→強盗強姦→盗んだ金で風俗」
08/11/20福岡高裁  【鹿児島】五反田秀太(27)「母(当時54)と父(当時55)を殺害」「パチンコで借金300万円。父もパチンコで借金数百万円」
08/12/2高知地裁  谷脇欣央(39)「パチンコ店で知り合った男性(当時21)を殺害し62万円奪う」「月20万円の借金返済」
613: ●●●パチンコが原因の無期懲役c●●● 2011/01/18(火) 21:16:59 AAS
09/1/19最高裁   徳田治(47)「女性(当時87)を殺害し5万2千円奪う」「パチンコで借金215万円。給料すべてをパチンコに使った」
09/1/19前橋地裁  益子勝(23)「質店で女性(当時74)を殺害し34万円など奪う」「パチンコや女性と遊ぶ金に使った」
09/1/28さいたま地裁 岩井誠治(41)「焼肉店を経営する韓国籍の女性(当時69)を殺害」「横領した金でパチンコ。殺害後もパチンコ」
09/1/29東京高裁  竹村諒(25)「帰宅中の男性(当時42)から金品の奪おうと殺害し6千円奪う」「生活費をパチンコに使い借金数十万円」
09/2/9津地裁    少年(19)「女性(当時47)を殺害し10万8千円奪う」「盗んだ金はパチンコや女性へのプレゼントや養育費に使った」
09/4/21静岡地裁  吉田修(51) 「電器店主男性(当時66)を殺害し11万5千円奪う」「金はパチンコと家賃に使った。数百万円の借金」
09/6/11水戸地裁  岸本交右(25)「祖父(当時82)と祖母(当時78)を刺殺し金を奪う」「パチスロ、キャバクラに5000万円以上使う」
09/6/16横浜地裁  渡辺裕一郎(57)「男性(当時82)を殺害し4万8千円奪う」「競輪、パチンコで所持金がなくなり。日本1位のプロボクサー」
09/6/22静岡地裁  橋本卓也(38)「消費者金融経営者の男性(当時63)し150万円奪う」「パチンコで借金を重ね。200万円以上の借金」
09/9/4高知地裁   野田恵一(58)「金融会社副社長の女性(当時70)を刺殺し1000万円を奪い台湾に行き遊興費にほとんど使う」
「生活保護費を受けながら酒やパチンコに金を浪費し」「犯行までの約半年間、『抑うつ神経症』の診断を受け、治療を受けていた」
09/9/7名古屋地裁  江角一子(58、民生委員)「女性(当時83)に睡眠薬を飲ませて殺害。5万3千円奪う」「パチンコなどで840万円の借金」
09/9/16和歌山地裁 赤松宗弘(55)「隣の女性(当時68)を殺害し43万円う奪う」「給料をパチンコ使い事件直前の所持金は数十円。借金30万円」

10/2/23大分地裁  伊東順一(58)「知人女性(当時61)を殺害して車と72万円を奪う」「被害者の車でパチンコに行ったのが目撃され」
10/3/19水戸地裁  佐藤文彦(49)「社長の知人女性(当時59)を強姦し326万円を奪い殺害」「自宅ローン借金3400万円。殺害後パチンコを」
10/3/29最高裁   【和歌山】牧野健二(43)「パート従業員の女性から借金200万円の返済を求められ、パチンコ店駐車場で女性を殺害」
10/6/18名古屋地裁 横山守(42)「090金融の男性(当時41)を殺害、24万円奪う」「パチンコや高校生との宿泊代に充てた。借金200万円」
10/7/9東京地裁   志村裕史(24)「隣の女性(当時86)と長男(当時61)をナイフで刺殺し、現金約4万7千円を奪う」「パチンコ代欲しさ」
10/7/16福岡地裁  藤木誠司(60)「知人の男性(当時82)を殺害し158万円を奪い借金返済やパチンコに使う」「ギャンブルで借金650万円」
10/9/3札幌地裁   石黒志信(40)「歩道で女性(当時72)の殺害し約911円相当が入ったレジ袋を奪う」「パチンコなどに金を使い込み」
10/10/12高知地裁  戸田瑞(40)「パチンコ店で知り合った男性(当時21)を殺害し62万円奪う」「月20万円の借金返済」
10/11/22青森地裁  折笠照枝(69)「女性(当時82)を殺害し5千円奪う」「パチンコで消費者金融に多額の借金。生活に窮し」
10/12/7広島高裁  石田昇(37)「男性(当時26)に借金400万の返済の猶予を求めたが口論となり殺害。11万円奪う」「パチンコで借金した」
10/12/7最高裁   織原城二(58、帰化朝鮮人、パチンコ屋の息子)「女性10人を催眠導入剤を使い強姦。外人女性2人を死亡させた」
10/12/17名古屋地裁 小林文弥(48)「金を奪う目的で男性(当時71)を殺害」「暴力団から借金。パチンコ店で知り合った同居人に脅されて」
614: 2011/01/18(火) 21:21:21 AAS
―――大阪府で発生したパチンコが原因の殺人事件、犯罪のごく一部(◆は殺人事件)―――

04/3/6◆  大阪市/同じ市営住宅に住む女性(77)を殺して15万円奪う「パチンコ店で知り合った。借金が200万円」
05/1/11◆ 大阪市?/小谷晴宣が元同僚女性(当時48)を殺害し61万5千円奪う「パチンコや競馬で借金が1000万円」
05/1/14◆ 大阪市平野区/コンビニで女性店員(44)を牛刀で殺害 8万円奪う「覚せい剤やパチンコに使った」
06/7/5◆  豊中市・主婦殺害、三男の阪大生を逮捕「パチンコ店に入り浸り、母親にしかられ」
07/1/31◆ 豊中市/能勢町/1歳男児をバイク座席下のヘルメット収納スペースに入れて殺害・死体遺棄「パチンコに行くため」
07/4/2   守口市/1人で留守番していた長女(3)がベランダから転落して死亡「両親はパチンコを打っていた」
07/6/6◆  堺市南区野々井のパチンコ店で男性客が刺され死亡「パチンコ店の常連客どうしで金銭の貸し借りをして」
07/6/22  大阪市生野区 ごみ置き場に放火、同様の不審火が7件「パチンコで負けてむしゃくしゃ」
08/7/7◆  大阪市城東区・市営住宅で元妻を殺害し放火「パチンコなどで消費者金融からの借金が数百万円」
08/10/1◆ 大阪個室ビデオ店放火事件、16人が死亡
      「競馬やパチンコにのめり込み、母の遺産5000万円を2年、退職金1000万円を1年で使い果たす」
09/1/5   強盗殺人未遂容疑、在日が大阪タクシー襲撃「パチンコ好きで消費者金融から280万円借金」
09/6/11☆ 大阪府北部や兵庫でひったくり64件「パチンコや競艇に使う。女性の持ち物に興味があった」
09/6/28  大阪市大正区・コンビニ強盗「犯行から6時間後、近くのパチンコ屋に開店前から並び逮捕」
09/7/3   大阪、兵庫でひったくり100件/住所不定無職の男性2人を逮捕「パチスロなどに使った」
09/7/5◆  大阪市此花区四貫島・パチンコ店放火殺人、5人が死亡「店の常連でスロット中毒、借金200万」
09/9/11☆ 大阪府警、9都府県で空き巣140件の無職の男を追送検「パチンコや生活費に使った」
09/11/4☆ 大阪国税局・所得隠しの割合が多かった業種は、12年連続でパチンコ業
09/11/11◆☆大阪/DDハウス&中国人留学生強殺、2審も死刑「パチンコや競馬で負け続け」
09/11/14  府教委:府立高事務部長を懲戒免 パチンコ店で盗み「隣の客のコイン8000円分を盗んだ」
09/11/26  大阪市旭区中宮と旭区の別のコンビニ強盗で逮捕「借金600万をパチンコで返そうとしたが」
09/9/11  生野区勝山南の路上で女性にナイフを突きつけ…別件で強姦も「パチンコや風俗店のために」
10/1/18◆ 狭山市/ハローワーク職員が飲酒運転し、女性をはね死亡させる「酒を飲みながらパチンコ」
10/1/29◆☆死刑確定へ、2005年の大阪・岐阜連続女性強盗殺人事件「パチンコなどで借金」
10/2/12☆ 国の教育ローン詐取容疑…大阪府警逮捕の男、融資1億円で2割の手数料?「金はパチンコに」
10/2/28  大阪市城東区の郵便局で女性(83)から現金をひったくり「パチンコで負け、食費が必要」
10/3/4   西成区太子・パチンコ店員に放火未遂、容疑の男逮捕「パチンコで負けて腹立った」
10/3/26  池田市のパチンコ店内で窃盗で現行犯逮捕「府警の調べに箕面市半町3丁目の連続放火を供述」
10/4/7   親睦会費430万円着服で消防職員を処分 大阪・吹田市「パチンコと女性との交際費に使った」
10/4/22☆ 和歌山や大阪・「不二家のペコちゃん」窃盗、懲役6年を求刑「パチンコや覚せい剤のため」
615: 614の続き 2011/01/18(火) 21:22:37 AAS
10/5/25◆ 大阪市旭区千林・パチンコ店内で殺害「負けることが多く、パチンコが許せなくなった」
10/5/27☆ 大阪市内で、ひったくり101件容疑の男を逮捕「パチンコ代などを工面するため」
10/5/29  貝塚市畠中で消防士が窃盗「パチンコ代が欲しく。消費者金融300万円借金。7、8件の空き巣」
10/6/6   窃盗容疑:大阪市東成区東今里2のパチンコ店で大阪市職員が他人の財布持ち帰る
10/6/27  1995年1月大阪市西成区で看護師を刺した男が都内パチンコ店で喧嘩、時効5か月後に自供
      「おまえらの病院はおれを虫けら扱いしやがった」
10/7/13◆☆西淀川区で昨年4月、松本聖香さん(9)を衰弱死させた母親の初公判「前夫はパチンコに入り浸り離婚」
10/7/20☆ 守口、東淀川両署、ひったくりで男2人を逮捕…被害者40人で400万円「パチンコ代にした」
10/8/20☆ 300万円ひったくり容疑、高校生2人を逮捕 吹田「パチンコ代がほしかった」
10/9/2☆  元近大ボクシング部員2人に懲役10〜11年求刑 連続強盗事件(17件)「パチスロ代欲しさ」
10/9/3◆☆ 岸和田市/83歳遺体が発見される 寝たきりでも病院に連れて行かず「年金引き出しパチンコに」
10/9/6   東淀川区内のコンビニ強盗、警察官切られ重傷。計4件の強盗「パチンコにのめり込み、金が欲しかった」
10/9/19◆ 吹田市/大手電機メーカーの関連会社に派遣されてた男(52)がリストラされたことに怒って強盗殺人を起こす
       「10/17に逮捕されるまで、盗んだ金(340万円)でパチンコやパチスロに興じる姿が目撃されていた」
10/9/29☆ 窃盗:62カ所で 容疑の男送検−−東淀川署、捜査終了「盗んだ現金は競馬やパチンコに使った」
10/10/14☆ 福井、石川、滋賀、大阪で盗みを繰り返した民家窃盗団7人逮捕、4府県で63件「パチンコなどに使った」
10/11/9☆ ゆとりとみどり振興局の男性技能職員(39)を停職2か月の懲戒処分「パチンコ店で財布を盗んだ」
10/11/12☆ 大阪市立思斉特別支援学校(旭区)の男性実習助手、15万8千円着服で懲戒免職処分「パチンコなどに使った」
10/12/17  大阪市平野区/パチンコ店で置き引き:大阪市港湾局計画整備部の職員、山元公治を逮捕「遊ぶ金ほしかった」
10/12/20  大阪市此花区/強盗自作自演「クリスマスプレゼント代3万円をパチンコに使ってしまったことを隠すため」
10/12/22☆ 京都、大阪、兵庫/5〜8月にひったくりや窃盗した男を最終送検 計39件、被害490万円「パチンコなどに使った」

↑事件発生日(☆は事件発生日ではない)/上記の事件はすべて別件
↑死者36名/重軽傷29名/ひったくり316件/強盗19件/空き巣15件/窃盗85件ぐらい
616: 2011/01/18(火) 21:42:25 AAS
愛知県で発生したパチンコパチスロが原因の殺人、死刑、無期懲役

2000/12/6△▼馬場正太郎(61)「一宮市や名古屋市・放火件数は100件以上。女性(当時81)が死亡」「パチンコで経営資金に窮し、腹いせから放火」
2004/11/5◇▼宇治橋啓次(52)「一宮市で男性(当時45)を殺害し2500万円奪う」「パチンコなどでつくった借金の返済に困り」
2004/8/29◇▼前田卓則(22、愛知県出身)「ひったくり事件で執行猶予中に女性(当時22)を殺害し現金2500円奪う」「パチンコやパチスロにのめりこみ」
2005/3/22◇▼江角一子(58、民生委員)「名古屋市北区で女性(当時83)を殺害し53000円奪う」「パチンコや交際費などで840万円の借金」
2007/8/25◇■堀慶末(32)「名古屋闇サイト殺人」「女性(当時31)を殺害」「名古屋市中区東新町のパチンコ店の常連客はいつも大金…襲おう」
2009/7/15◇ 野田宏(40)「弥富市のアパートで父親(当時62)を殺害し2800円奪う」「自殺するつもり」「奪った現金でパチンコに行く」
2009/10/8◇▼横山守(42)「名古屋市で090金融を営んでいた男性(当時41)を殺害し24万円奪う」「奪った金をパチンコや高校生との宿泊代に」
2009/7/3◇▼ 小林文弥(48)「名古屋市北区で金を奪う目的で男性(当時71)を殺害」「パチンコ店で知り合った同居の男に犯行をそそのかされ」
2010/12/9◇ 三森敏彦(66)「名古屋市瑞穂区で同居の女性(当時72)を殺害」「東浦町の切断遺体遺棄」「2人でパチンコを打ち1000万円使う」

◇犯行日、△逮捕日、▼無期懲役、■高裁係属中の死刑事件
617
(1): 2011/01/18(火) 21:44:16 AAS
朝日新聞社の速報ニュースサイト「asahi.com」に山口組系のパチンコ攻略詐欺「梁山泊」の記事が
掲載されました。
梁山泊の脱税や詐欺やグループ代表は元山口組系暴力団幹部とか大きく報道されてたんだけど
なんで朝日新聞サイトにこんな記事がでるのか?
「梁山泊」はパチンコ攻略詐欺をやめてFX自動売買ソフトを販売を始めたようです(笑)

勝率実績81%!あの梁山泊が開発・監修  FX自動売買ソフト『FREEDOM』販売開始!
2011年1月18日10時30分
外部リンク[html]:www.asahi.com
外部リンク[html]:megalodon.jp

外部リンク[html]:dreamfactory-fx.co.jp
外部リンク[html]:megalodon.jp

外部リンク:freedom-fx.net
外部リンク:megalodon.jp

外部リンク[html]:freedom-fx.net
外部リンク[html]:megalodon.jp

関連スレ

>>115  2010年10月15日(金) 19時10分  ■梁山泊グループ 実質経営者が脱税認める
>>311
パチンコ情報会社「梁山泊」グループ代表は元山口組系暴力団幹部、豊臣春国です。
梁山泊はパチンコ攻略詐欺をしていました。
豊臣春国は山口組最高幹部と親密だったと報道(2008年2月14日)にされている。
つまり山口組組長の司忍と親密だったということになる。
豊臣春国は日本国籍を2005年に取得するまで「楊春国」だった。
>>312  
景に暴力団の影濃く 指南役は新興市場で暗躍
パチンコ情報提供会社「梁山泊」の相場操縦事件で、実質オーナー豊臣春国容疑者は暴力団との関係を背景に、
調べに「株価をつり上げる方法を教えた」と関与を認め、 豊臣容疑者のことを「松山会長」と呼んだ。
618
(1): 2011/01/18(火) 21:48:30 AAS
>>489
続・パチンコの経済学 ―21兆円ビジネスの裏で何が起きているのか?
佐藤 仁 (著) 、出版社: 東洋経済新報社 (2010/11/19) 、発売日: 2010/11/19

佐藤 仁=元ダイナム幹部
ダイナムの創業者は朝鮮人です。

☆ビジネス書読みあさり☆
外部リンク[html]:kakihara.blog.ocn.ne.jp

パチンコがアニメだらけになった理由(わけ)
安藤 健二 (著)、 出版社: 洋泉社 (2011/1/8) 、発売日: 2011/1/8
619: 2011/01/18(火) 22:20:59 AAS
>>617
梁山泊
したらばスレ:news_1127
620: 2011/01/19(水) 00:34:55 AAS
>>538-539を611のパチンコが原因の無期懲役に追加
1-
あと 380 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ

ぬこの手 ぬこTOP 0.578s