[過去ログ] カール・マルクス10 [無断転載禁止]©2ch.net (1002レス)
上下前次1-新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
630(1): 2017/09/16(土) 08:39:54.84 0 AAS
『ドイツ・イデオロギー』以来のマルクスの理論は、
アジア的段階から脱出できていない開発途上国では
共産革命は実現しないか失敗に終わるというものだから、
ベネズエラがそれに合格するとは思えない。
マルクス学派の通常の唯物史観では資本主義の段階を
飛び越えて共産革命が成功することはない。
631(1): 2017/09/16(土) 11:37:49.68 0 AAS
>>629
実情もわからずに、研究はできない。
外観上の国家交流でなにかがわかるものでもない。
なにより、中国を共産主義だと考える根拠がない。
>>630
>マルクス学派の通常の唯物史観では資本主義の段階を飛び越えて共産革命が成功することはない
どこに書いてあるのか引用してくれるとうれしい。
ベネズエラが共産主義革命によって政権を奪取したと考える理由はどこにあるの?
そもそもベネズエラが共産主義政権だという根拠はなに?
632(2): 2017/09/17(日) 06:52:06.46 0 AAS
ある意味、現実的で理想に近いと言われてたユーゴの自主管理が終わった段階で
もう共産主義はマインドだけの問題
633(1): 2017/09/17(日) 10:09:36.83 0 AAS
共産主義=協同組合と考えれば日本はまだまだこれから
例えば今の法制度だと行政は協同組合に業務を委託できない
それを変えるだけで全てが変わる
634: 2017/09/17(日) 10:39:39.48 0 AAS
>>632
君は、どこまでユーゴスラビアの実態を知っていたんだろうか?
僕は知らない。
簡単に結論付けるところは、>>629と変わらないんじゃないかな。
わずかな報道で外国の状況が理解できるわけではないだろう。
日本のことですら、報道からなにかを把握するのは至難のことだ。
マルクス(エンゲルス)のニューヨーク・トリビューンへの寄稿みたいなものがあるのなら、わかるかも知れない。
635: 2017/09/17(日) 10:55:28.02 0 AAS
>>633
資本主義国家体制(法体系)の中で、協同組合が生産販売を行ったとしても、特に共産主義(的)であるわけではない。
なにより、商品を購入する人間は組合員だけではないのだから。
組合の独立性を最大限確保したとしても、かつてのヤマギシ会を超えることはなさそうだ。
巷間伝えられるかつてのヤマギシ会は、共産主義のひとつの姿だが、地域的な数的な限定の中でだけ成立していた。
基本的には、生産、販売、消費が分離した個別の非ヤマギシ会的な協同組合では、資本主義法体系の中では、組合員が株主になった一般企業の域を出られない。
君が、まったく違った協同組合の形態を想定しているのなら、イメージを提示して欲しい。
636(1): 2017/09/17(日) 11:01:40.39 0 AAS
>>631
手元にすべての資料があるわけではないし、
多くの言及を総合して解釈されることなので、
引用で簡単に示すことはできないが、
マルクスやエンゲルスらマルクス学派の創世記には
彼らがロシアでの共産革命に否定的だったはず。
つまり先進的な資本主義社会でないと共産革命はうまくいかない。
ただし、マルクスだけはロシアの労働解放団からの手紙に答えて
先進的な共産社会へ向けたロシアでの独自の道が可能性も示唆していた。
その条件も先進資本主義諸国との連携があって成り立つもので、
ロシア独自路線での成功はありえないということだった。
だからトロツキーもロシア革命が先進諸国から孤立した時点で
ロシア革命の終わりゆく運命を悟ったわけだ。
637(1): 2017/09/17(日) 11:06:32.89 0 AAS
ベネズエラについてちょっと調べてみたが、
第一・第二・第三次産業の人口構成が先進資本主義国なみになているようだ。
つまり第一次産業に従事する人は少数派になっており、
圧倒的な多数が第二次・第三次産業に従事している。
つまり、働く人のプロレタリアート(サラリーマン)化がそこまで進んでいる
社会であることを示しているので、マルクス学派の条件を1つはクリアしている。
プロレタリアートが過半数を占めしていない社会での共産革命の成功について
マルクスは経済学の原理すなわち唯物論に反すると考えていたはずなのでね。
638(1): 2017/09/17(日) 11:12:12.68 0 AAS
>>632
共産思想にはいろいろあるが、その中でマルクス学派の特徴の一つは
先進資本主義社会でない地域での共産革命の成功を空想的だとして
否定したところにあったと思う。
そういう意味でロシアなどの東欧諸国はマルクスやエンゲルスにとって論外にあった。
アフリカやアジアもそうだと思う。
アジアはアジア的な専制が残っていてそこで停滞している社会だと見なしていた。
ロシアや東欧もそういう意味ではアジア的だった。
だからロシアのマルクス主義者にとって第一の目標はブルジョワ革命だった。
つまりまずはロシアを資本主義化して、先進的な資本主義社会に追いつくことが課題だった。
これなしにはマルクス史観的な意味での共産革命は実現できず、ユートピア社会主義に終わってしまうから。
639(1): 2017/09/17(日) 11:31:04.36 0 AAS
>>636
>ロシアの労働解放団からの手紙に答えて
引用が難しいなら、全集第何巻とか、ソースを提示して欲しい。
640: 2017/09/17(日) 11:34:06.91 0 AAS
>>637
ベネズエラが共産主義だという根拠を提示して欲しいと言ってるんだけどな。
>プロレタリアートが過半数を占めしていない社会での共産革命の成功についてマルクスは経済学の原理すなわち唯物論に反すると考えていたはずなのでね
具体的にどこに書いてあるのか引用してくれるとうれしい。
641: 2017/09/17(日) 11:35:23.08 0 AAS
>>638
>マルクス学派の特徴の一つは先進資本主義社会でない地域での共産革命の成功を空想的だとして否定したところにあった
どこにそう書いてあるのか引用して。
642: 学術 2017/09/17(日) 11:39:04.22 0 AAS
素材、地球の資源の運命を考えたらマルクスも完璧ではないわけだ。
643(1): 2017/09/17(日) 12:45:39.71 0 AAS
>>639
とにかく、マルクスやエンゲルスの記した基本的な著作を読んでみて。
マルクス経済学ではよく話題になっている当たり前の話をしているはずなので。
644: 2017/09/17(日) 13:05:56.80 0 AAS
マルクス エンゲルス全集って巻数が多いからなあ。
645: 2017/09/17(日) 13:13:52.98 0 AAS
>>643
よく話題になってるのは知ってるけど、マルクスの著作の具体的なソースを知らない。
結構読んだけど、理論的な根拠が書かれていた記憶がない。
そもそも、資本主義を徹底的に分析したのは『資本論』だ。
その『資本論』には、革命の話ではなく、現実社会での待遇改善運動への期待しか書かれていない。
646: 2017/09/18(月) 17:47:31.57 0 AAS
共産主義や社会主義を名乗る革命は開発途上国で起こりました。
その経済パフォーマンスを評価する場合、
先進諸国よりも他の開発途上国と比較する必要があります。
647: 2017/09/18(月) 18:15:36.75 0 AAS
イギリスは19世紀の初頭で農業従事者がおよそ3割、
ロシアは19世紀の末ごろで農業従事者がおよそ8割を占めたらしい。
都市部での工業化が起こり、資本主義が芽生え始めていたが、
ロシア全体でみれば国民の大多数が農民である農民国で帝政ロシアを
終わらせようとする革命運動が起こっていた。
マルクスの学説は知られていたが、よく知られているとおり、
マルクスの学説は工場に雇われるようになった資本主義下の賃金労働者が
担う革命であって農民が起こす革命ではない。
その革命理論が当時のロシアに適用できないことは明らかだった。
だからナロードニキがマルクス主義を批判しえたのだった。
ロシアにはマルクスの理論は不向きだと。
648(1): 2017/09/19(火) 04:28:38.62 0 AAS
具体的なビジョンを示せないものは
大衆に訴求しないよ
649: 2017/09/19(火) 08:34:03.11 0 AAS
>>648
大衆に訴求した結果が、ヒトラーであり、トランプだろ?
スターリンだって毛沢東だって、大衆の支持がなければ政権を維持できない。
もちろん、安倍政権も、小泉政権も同じだ。
大衆というのは、バカなんだよね?
650: 2017/09/19(火) 18:39:09.18 0 AAS
社会主義思想や共産主義思想は最初は正義のための理論だった。
つまりロールズのそれのような政治哲学だった。
政治哲学は社会がどうあるべきかという理念やヴィジョンについて
ある程度筋の通った理論を打ち立てることを目的としている。
これは一種の理念論(イデオロギー)。
例えばブルジョワ社会のルールでなりたつ市場が自由人同士が交わす
対等な契約の場になっていないとしてその是正を訴え、
その是正のためのヴィジョンを具体的に示してゆくものだと思う。
そこでは正しい理念とは何たるかが論じられ、
それを政治的にどう実現していくかが問われている。
初期のマルクスはともかく、共産主義運動が挫折して以降、
英国に逃れて図書館にこもるようにして資本論を書く頃のマルクスは
特にそうかもしれないけど、資本制経済の存立基盤やその運動に
関心を集中していったと思う。
ブルジョワ社会や共産社会がどうあるべきかよりも。
理念やヴィジョンを語ることに過度に慎重になっていったマルクスだったが、
それでも未来の共産社会像について漠然とではあるけど断片的には語っているし、
ゴータ綱領批判では少しだけ踏み込んで述べているね。
651(2): 2017/09/20(水) 20:00:30.28 0 AAS
資本論って第一部は割と威勢が良いけど、後になればなるほど資本主義の悪辣さ・強靭さが明らかになってきてしまって、とても共産主義なんか無理って思ってしまう
652: 学術 2017/09/20(水) 20:48:11.52 0 AAS
農業自体が時限立法の悪癖だよ。新しい命。畜産業自体も罪。 新しい血。
653: 学術 2017/09/20(水) 20:49:39.12 0 AAS
動画リンク[YouTube]
654: 学術 2017/09/20(水) 20:51:40.75 0 AAS
動画リンク[YouTube]
655: 2017/09/20(水) 21:34:57.02 0 AAS
>>651
第一巻にはマルクスの思いが詰まっている。
第二巻、第三巻は、ある程度まとまった原稿がいくらかあったとしても、基本的には、マルクスの研究ノートを、エンゲルスがマルクスからの逸脱を気にしながらまとめただけだ。
資本主義が強固とかいう感想は『資本論』の無理解からくるが、マルクスの現実への熱意は第一巻にしかでてこないことは確かだ。
656: 学術 2017/09/20(水) 22:05:28.89 0 AAS
物神とか、資源神とか 素材神とかいるならどうする?
三食昼寝付でも十分だろ。
657: 2017/09/20(水) 22:20:02.53 0 AAS
内田義彦は、資本論が未完で終わったのは、マルクス自身が資本主義攻略の糸口が見出せなかったからとかなんとか言ってたね
658(1): 2017/09/20(水) 22:48:29.14 0 AAS
マルクス経済学
外部リンク:ja.m.wikipedia.orgマルクス経済学
池田信夫によると、日本は、世界有数のマルクス大国であり、マルクス経済学の学会「経済理論学会」のメンバーは1000人を超えるが、学術的成果の競争がなく、
講座の継承による世襲制でポストが配給される日本の大学では、マルクスがかつて「欧州を共産主義の亡霊が徘徊している」(『共産党宣言』)と述べたさながらに、
日本でしぶとく生き残っているが、悲しいことに、マルクス経済学者は、学問体系・理論が崩壊しているため[6]、「グローバル化」「IT革命」などのキワモノ的なテーマを取り上げるしかなく、
特に「国際」と「情報」を研究する事例が多いという。
この場合、状況の変化に近代経済学が追い付かないため、崩壊した理論であっても、何かを言ったような気分になれ、
その上「国際」と「情報」のフレーズが付けば文科省から科研費が取りやすいという。
さらに、マルクス経済学の講座は、現在でも一部大学には枠が残されているため、「無能な学者」でも有名大学に職を得られる「穴場」かつ「売り手市場」であるという[7]。
659: 2017/09/20(水) 23:32:06.33 0 AAS
>>658
池田信夫って、経済学者を自称してるけど、まるで素人だろ?
『資本論』を読んだかどうかすら怪しそうだ。
660(1): 2017/09/21(木) 14:11:56.84 0 AAS
お前らだって経済学に関しては素人のくせに何言ってんだ
661: 2017/09/21(木) 14:18:32.64 0 AAS
>>660
素人同士なら、ブログから転用したようなwikiなんか引用するなよw
662: 2017/09/21(木) 19:17:18.34 0 AAS
>>651
例えばどういうところ?
晩年のマルクスは、急進的な革命理論を棄てて(というのは言いすぎ?)、
資本主義と共産社会との間に長いファジー期間があることを想定していたようだね。
プロレタリア独裁という政治的過渡期とは別に、
高次の共産社会への経済的な過渡期として低次の、資本主義と共産主義のハイブリットな段階、
サミュエルソン流いえば「混合経済」の段階があるというようなことも示唆していたね。
共産的なアソシエーションでは、労働が生産物の価値としては商品に現れなくなる(労働価値説の消滅)
というようなことも述べていた。
663(1): 2017/09/21(木) 19:52:01.53 0 AAS
マルクスとエンゲルスによって共産党マニフェストが
共産主義同盟の検閲を経て発表されたのが1848年。
このころ、世界にはまだ普通選挙制度がなかった。
選挙があったにしても
プロレタリアートを事実上参政権から締め出す制限選挙だった。
こうした中でプロレタリアートの代表政党が政権をとれるとしたら
革命か資本家らの良心に訴えるしかありません。
マルクスは晩年、USAとイングランドとそしてホラント(今のオランダ西部)では
暴力革命なしに平和的に共産社会への政治的目的が果たせる可能性があると
認めています。
その理由はどうやら、
1. 普通選挙権が実現されている
2. プロレタリアートが人口の多数派を占めている
ということであるようですね。
この二つ条件は非常に分かりやすい。
要するに、普通選挙でプロレタリアートを代弁する候補者の議席が
過半数を占めることが実現可能であることの条件そのものです。
664: 学術 2017/09/21(木) 20:01:20.17 0 AAS
ナルクス マルシスト。
665: 学術 2017/09/21(木) 20:01:59.23 0 AAS
工業より職人。
666: 学術 2017/09/21(木) 20:02:54.30 0 AAS
魔工学者。術策に堕ちる。
667: 2017/09/21(木) 20:05:40.26 0 AAS
同じところでマルクスは
各地域や国々にはそれぞれの文化や慣習や伝統があり、
それぞれ異なっているので、それらを考慮する必要があるとしています。
つまり、プロレタリアートが政権をとる手段、共産社会への道は一様ではない
ということをマルクスは考えていたということでしょう。
さて、これらのマルクスの考えを組み合わせると何が見えてくるでしょうか。
そうです。世間ではほとんど語られていない意外なことが見えてきます。
668: 2017/09/22(金) 01:06:09.15 0 AA×
![](/aas/philo_1483757397_668_EFEFEF_000000_240.gif)
669: 2017/09/22(金) 01:10:07.20 0 AAS
参考:
画像リンク
ヴェーラ・イヴァノーヴナ・ザスーリチ:Vera Ivanovna Zasulich、1849年8月8日(ユリウス暦7月27
日)- 1919年5月8日)は、ロシアの女性革命家。共産党宣言のロシア語第二版翻訳者。
外部リンク[htm]:www.marxists.org
670: 2017/09/22(金) 05:57:37.53 0 AAS
ヴェーラ・イヴァーナフナ・ザスーリチ
プリハーノフ(プレハーノフ)やイグナートフらとともに労働解放団を設立した人物。
労働解放団はロシア社会民主労働党の思想的土台をつくったと言われている。
のちにレーニンをはじめとするプロの革命家集団ボルシュヴィキエ(ボリシェヴィキ)
によってミンシュヴィキエ(メンシェヴィキ)と呼ばれるようになった人たちが
労働解放団の中心メンバーだった。
労働解放団の当初の仕事は、資本主義の発展で遅れてまだまだ農業社会の段階にあって、
貴族や富農による支配から貧しい農民を救うことがロシア社会主義の道だと考えていた
ナローニチスヴァ(ナロードニキ)と彼らが呼ぶ人々に対して、ロシアの資本主義化は
不可避であると論陣を張ってマルクスの学説をロシアに広めることだった。
ナローニチスヴァは当時のロシアの貧農の人たちを代弁しようとし、
労働解放団は当時のロシアでまだまだ少数派だったプロレタリアートを代弁しようとしていた。
ザスーリチは元ナローニチスヴァで、マルクス主義に転向した人だった。
671: 2017/09/22(金) 18:39:15.61 0 AAS
"A Contribution to the Critique of Hegel’s Philosophy of Right"
「ヘーゲル法哲学批判序説」
1843年 カール・マルクス著 英訳Annette Jolin and Joseph O’Malley
外部リンク[htm]:www.marxists.org
> ..., but theory also becomes a material force as soon as it has gripped the masses.
和訳投稿者
「しかし理論もまた、その大衆の心を掴むやいなや、マテリアルなフォースとなる」
この場合のmaterial forceとはものの喩えなのかなあ?
それとも理論が普及して大衆的なものとなったときにそれは物質的な力になる、
つまり「大衆化されたもの=物質的な力」ということなのだろうか?
672(1): 2017/09/22(金) 19:05:33.73 0 AAS
晩年のマルクスとエンゲルスが急進的路線ばかりでなく
改良(修正)主義的路線をも模索するようになったというのは
どうやらベルンシュタインあたりの主張らしいですが・・・
673: 2017/09/22(金) 22:29:10.05 0 AAS
この板、サイバー攻撃でも受けているのか、急に重くなったなあ。
674(2): 2017/09/23(土) 07:13:13.19 0 AAS
>>672
ベルンシュタインはマルクス、エンゲルスの生前は大人しく(?)していた。
公然と修正主義を唱えるようになったのはエンゲルスの死後のこと。
よって、ベルンシュタインの主張がマルクス、エンゲルスに影響を与えた可能性はない。
マルクス、エンゲルスは、改良主義(というよりも議会主義)を‘戦術’の一つとして重視する姿勢を晩年に示していた。
また、英国、米国、オランダでは議会選挙による政権獲得の可能性すらマルクスは認めていた。
しかし「改良闘争を主軸にして世界に共産主義を実現する」という発想は、マルクス、エンゲルスにはまだ無い。
675: 2017/09/23(土) 08:13:12.12 0 AAS
>>674
いや、こちら書き方が悪かったかな、
ベルンシュタインがマルクスやエンゲルスに影響を与えたって話じゃなくて、
マルクスとエンゲルスが晩年にそうなったというのを
ベルンシュタインが主張している、彼がそう解釈している、という意味。
ベルンシュタインはそう見ているという話ね。
676(1): 2017/09/23(土) 08:38:37.22 0 AAS
普通選挙というのはフランスの二月革命以降にゆっくりと世界に広まっていったもので、
マルクスが共産党マニフェストを書き上げた直後にフランス二月革命が起きている。
二月革命も民衆の反乱によって起こった武力衝突をともなった革命。
現代ですらデモ隊と機動隊が衝突する物理的な力の衝突がなくなっていないくらいだから。
ベルンシュタインがマルクスやエンゲルスの死後にそういう主張を展開できたのも、
普通選挙が世界に普及していったことを見届けて、
支配階級が労働者階級のことを政治的に無視できなくなりつつあるときだと思う。
例えば、現代、中国や北朝鮮で武力衝突なしに民主化・自由化が実現できると思う?
677: 2017/09/23(土) 08:54:44.21 0 AAS
《私はまた、あなたの手紙のなかの「行動の時には」というくだりについて、いくつかの見解を述べておかねばなりません。いか
なる改革も、実力行使(クー・ド・マン)なしには、すなわち、かつては革命と呼ばれていたが、せいぜいのところ動乱でしかない
ものの助けなしには、実際には不可能だという考えを、たぶんあなたはまだ持っておられるようです。私自身この考えを長いあいだ
持ち続けてきたわけですから、この考えを理解していますし、喜んで議論するつもりですが、私はごく最近の研究によってこの見解
を完全に放棄したことを告白しておきます。それはわれわれが成功するために必要なものではないと思います。つまり、革命的
行動を社会改革の手段と見なしてはならないのです。なぜなら、この手段なるものはたんに力や専制への呼びかけ、要するに矛盾に
すぎないからです。だから私は問題をつぎのように立てましょう。すなわち「ある経済組織によって社会から取り上げられた富を、
別の経済組織によって社会に返還すること」です。いいかえれば、われわれは経済学において、あなたがたドイツの社会主義者が
共産主義(コミユノテ)と呼んでいるもの──私はさしあたりそれを自由とか平等とかと呼ぶだけにしておきますが──を作り出す
ことを通じて、所有の理論を所有に対抗させねばならないのです。ところで、私はこの問題を近いうちに解決する方法を知ること
ができると思っています。つまり、私は、所有者にたいして聖バルテルミーの虐殺を行って所有に新しい力を与えるよりもむしろ、
所有をとろ火で焼き上げることを選ぶものです。
(「マルクスへの手紙」一八四六年五月一七日)
外部リンク:itunes.apple.com
プルードン・セレクション
ピエール=ジョゼフプルードン, 阪上孝 & 河野健二
678(1): 2017/09/23(土) 09:10:01.00 0 AAS
>>674
> しかし「改良闘争を主軸にして世界に共産主義を実現する」という発想は、マルクス、エンゲルスにはまだ無い。
おっしゃるとおりかもしれませんが、その一方で例えば・・・
これはエンゲルスがアウグスト・ベーベルに当てた書簡の一文ですが
外部リンク[htm]:www.marxists.org
> universal suffrage is the best lever for a proletarian movement at the present time and will prove to be so here.
この投稿者による和訳
「普遍的参政権は現時点でプロレタリア運動のためのベストな手段です。ここでそうだと証明されるでしょう。」
などという文言もあって、エンゲルスが普通選挙に期待するようになってきていたことも確かだと思われます。
679: 2017/09/23(土) 13:49:08.83 0 AAS
>>676
アメリカが関わると、武力衝突なしに民主化・自由化するのは無理だ。
アメリカが主導して、いくらかでも一般市民に被害が少なかったのは、ウクライナの軍事クーデターかな。
そもそも、アメリカ的資本主義を民主化とか自由化とかいうのもどうかと思うが。
アメリカが支援するサウジアラビアなどの専制王国は、もちろん民主的でも自由でもない。
680(1): 2017/09/23(土) 21:16:15.05 0 AAS
香港の中国返還後の民主化をめぐって急進派の若者と保守的な年配者との間で
その手段と過去の認識をめぐって意見の食い違いがあるみたい。
分断される香港社会、老世代は民主化運動に苦言
外部リンク:jp.wsj.com
681(1): 2017/09/23(土) 21:46:41.50 0 AAS
>>680
民主化とか、なんとかの春とかいう言葉は、アメリカやイスラエルのプロパガンダだろうな。
天安門事件も、民主化を標榜しながらアメリカの影が見えたというか、首謀者は結局アメリカに逃げた。
中東やアフリカ諸国の内乱は、反イスラエル諸国の分裂を狙ったイスラエルの工作と見る人もいる。
なんとかの春とかいわれて、中東やアフリカの内戦に巻き込まれた人々はほんとに気の毒だ。
682: 2017/09/24(日) 07:39:34.95 0 AAS
投稿規制を受けてしまった。
683(1): 2017/09/26(火) 19:04:17.47 0 AAS
>>681
そういう側面も当然ありうるのかもしれないけど、
そればかりでは説明できないかもしれない。
世界は資本主義の歴史的な段階に突入してその発展とともに
上部構造の政治制度も民主化するはずだ(ブルジョア革命)、
というのもマルクス主義の古典的命題だった。
そういう意味では、資本主義の段階にまがりなりにも突入した中国で
民主化の要求が湧き上がってきたことはマルクス学派の思ったとおり。
そう言えなくもない。
684(1): 2017/09/26(火) 19:06:11.65 0 AAS
この民主化が生産様式のレベルにまで拡張されたのがプロレタリア運動なのだから。
685(1): 2017/09/26(火) 20:34:48.22 0 AAS
なんで肉屋を支持する豚がこんなに多いの?
686: 2017/09/26(火) 23:26:58.08 0 AAS
マルクスは資本論で少なくとも西ヨーロッパ諸国では
イギリスと同じような資本主義化が訪れ、
ブルジョア社会の所有関係が支配的になるだろうと予測した。
ザスーリチの手紙への返信では
『資本論』は西ヨーロッパには通用する理論だけど、
ロシアにはなんとも言えないとした。
ただしロシアのマルクス主義者たち(主としてメンシェヴィキ)は
ロシアの資本主義化も不可避だとした。
ザスーリチが書くところでは、ロシアのマルクス主義者たちは、
資本主義というのは世界が必然的に通る道であって、
ロシアも必ずそうなるはずだと、マルクスがそう言っているんだと。
けっきょく、フェビアン社会主義もマルクス主義も資本主義の到来を
批判的に分析しつつも、その歴史的必然性を認めていた。
マルクス自身は西ヨーロッパ限定だとザスーリチに断ってはいたが・・・
687(4): 2017/09/26(火) 23:35:33.29 0 AAS
世界的な共産主義への移行はいつになるのでしょうか…
688: 2017/09/26(火) 23:51:58.09 0 AAS
曜日を作ったのは空海
ゆえにとるに足らない事実
それを理解してるのはニートだけ
馬鹿は月の日とか火の日とか水の日とかに没入し過ぎ
689(1): 2017/09/26(火) 23:54:13.66 0 AAS
>>687
フレデリック・ロルドンさんの
『なぜ私たちは、喜んで“資本主義の奴隷"になるのか?』
外部リンク:www.amazon.co.jp
あたりを読むべきか。
690: 2017/09/27(水) 00:29:33.27 0 AAS
共産主義社会になれば奴隷じゃなく自由になれるのですね?
691: 2017/09/27(水) 01:13:07.73 0 AAS
>>687
さあね。
マルクスが予言者や地震予知みたいに時間指定までしている記述があるのかな?
ケインズは1930年代に自分たちの孫の代と言っているね。
労働時間が(1日8時間労働なら)週休5日制になるだろうって。
つまり一週間のうち5日間は自由な時間が得られる。
労働時間うんぬんは明らかにマルクスの資本論を意識している。
692: 2017/09/27(水) 01:17:48.31 0 AAS
>>687
マルクス自身は『資本論』を西ヨーロッパ限定の理論として書いたみたいなので、
世界全体は分からない。
のちの歴史の経緯からすると、西ヨーロッパで起こったことは世界中で起こる、
という予測がある程度は通用しそうではある。
693: 2017/09/27(水) 01:19:32.58 0 AAS
体に負荷がかからない働き方(体が弱い人基準)だと
週2日労働だろうな あと休日
694: 2017/09/27(水) 01:23:50.24 0 AAS
延々とダラダラ出来る資本主義
それが次世代
規律もなければ焦りもない
責任感もなければ使命もない
ただ知性の壁を捨てるだけ
ただただダラダラ2chをやるようにやって
金も入る
そういう素敵な未来も
もうすぐよん!
695: 2017/09/27(水) 01:24:54.52 0 AAS
簡単なことだ
1人1人が吐いた言葉に責任を持たなければいい
たったそれだけ
696: 689 2017/09/27(水) 01:26:03.66 0 AAS
>>687は>>685に改め。
697(1): 2017/09/27(水) 01:39:58.06 0 AAS
素人意見で申し訳ないがスレがagaってたもので。
企業が資本家のものであろうと、社会の共有物であろうと、
あるいは自営であろうと、そこで働くなら「良い仕事したい」
「より良い物を作りたい」「より良いサービスを提供したい」
と思うのは自然な事かと思っているのだが…。それが「資本家により、自らの意志そう思うように仕掛けられている」と言う
言説は果たして正しいのか?と思うのだけど…
698(1): 2017/09/27(水) 01:43:19.35 0 AAS
またマルクスの言う「労働」は、「職業」とか「プロフェッショナル」という概念と同義なのか?民族や個人、お国柄によっても仕事観労働観は違うと思うし。
699(1): 2017/09/27(水) 13:08:44.53 0 AAS
>>683-684
>世界は資本主義の歴史的な段階に突入してその発展とともに上部構造の政治制度も民主化するはず
マルクスはどこにそう書いてるの?
マルクス学派とか括ってる人は、一度も根拠を出したことがないけど?
いい加減なネット通説を鵜呑みにするのはどうかと思う。
もちろん、マルクスが書こうが書くまいが、論拠があるなら主張すればいいけど、それなら論拠を提示しないといけない。
繰り返すけど、資本主義と民主化になにかの関係があるわけではない。
たとえば、専制王制であるサウジアラビアも資本主義であるといえる。
また、社会主義政党が政権を担う国であれば、その国は社会主義(の準備段階)といってもいい。
資本主義も社会主義も、経済制度のことであって、政治形態とは関係がない。
資本主義とは、生産手段の私有を認める法制度であり、社会主義とは、生産手段を社会の共有する、あるいは国家が所有する法制度のことだ。
基本的な概念ぐらいは把握してから、書き込んでほしいと思う。
700: 2017/09/27(水) 13:22:17.24 0 AAS
>>697
人間の競争意識や自然の人間化に対する意欲はマルクスが指摘しているところだ。
そうしたことが、生産性の向上や社会の発展につながっていくと考えた。
一方で、資本主義という生産手段の私有化と、その私有の拡大が、そうした人間の意欲が資本家の私有物に転嫁してしまうということも指摘した。
ピケティの分析を待つまでもなく、生産性が上がれば上がるほど、資本家による労働者の搾取が大きくなる。
社会の発展に伴って、労働者の労働の再生産のための費用も大きくなるから、表面的には労働者の収入も増えたように見える。
そうした法制度の中で、人間の経済的な意欲が煽られ、文化までが貨幣に換算されていき、文化への意欲も貨幣によってもたらされるという、究極の?物神化がもたらされる。
それは多くの人が指摘している通りだ。
人は、自分の意欲が、煽られ躍らされた意欲であるのかないのか自身に問うべきだろう。
701: 2017/09/27(水) 13:27:00.21 0 AAS
>>698
マルクスの労働というのは、抽象的な時間に還元される人間の行為。
現実の職業やプロフェッショナルは個別の問題だ。
個別の見かたであるなら、能力よって働き必要によって受け取る、という言葉がマルクスの人間観だろう。
そして、食後には議論を、という面も忘れられたことはない。
702: 2017/09/27(水) 22:02:03.29 0 AAS
>>678では、普通選挙についてのエンゲルスの言及を引用しましたが、
今度はマルクスの言及です。ちょっと長め。
外部リンク[htm]:www.marxistsfr.org
Free Trade and The Chartists by Karl Marx
「自由貿易とチャーチスト」カール・マルクス
{But Universal Suffrage a is the equivalent for political power for the working class of England,
where the proletariat forms the large majority of the population,
where, in a long, though underground civil war,
it has gained a clear consciousness of its position as a class,
and where even the rural districts know no longer any peasants,
but only landlords, industrial capitalists (farmers) and hired laborers.
The carrying of Universal Suffrage in England would, therefore,
be a far more socialistic measure than anything which has been honored
with that name on the Continent.}
投稿者訳
「しかし普通選挙はイングランドの労働者階級にとって政治的な権力と同等です。
プロレタリアートが人口の大部分を構成し、長い間、地下の市民闘争ではあるが、
一つの階級としての地位の明確な自覚を獲得してきており、
それどころか、地方自治体が、地主、産業資本家、雇われ労働者以外に、
もはや一人も農民を把握せぬところでは。
イングランドにおける普通選挙の伝搬は、
したがって、大陸でその名で栄誉をずっと与えられてきているものよりも
はるかに社会主義的な尺度になります。」
ここでマルクスは、普通選挙がイングランドの労働者階級にとって
政治的権力であるも同然だと言っています。
そしてそれはイングランドではプロレタリアートが人口の大部分を占め、
かつ、彼らが明確な階級意識をもつに至っているからだというわけです。
>>663の2つの条件にもう一つ階級意識を加えるべきでしたね。
703(3): 2017/09/27(水) 22:12:29.61 0 AAS
>>699
サウジアラビアは資本主義国なんでしょうか?
外部リンク[htm]:www.kyoritsu-wu.ac.jp
によれば、サウジアラビアの国家収入の85%が石油からの収入で、
それらは国有だそうです。
国民に納税の義務はなく、教育も医療も無料、無料で提供される住宅もあるそうです。
サウジアラビアを国家資本主義だと呼ぶ人もいます。
ちなみにソ連も国家資本主義だったとみなす人もいます。
レーニンはNEPを国家資本主義だとしました。
ソ連にも失業はありました。
これは低次の共産主義と大差ないように見えます。
サウジアラビアも改革開放をゆっくりだけど、少しずつ歩んでいます。
最近、女性の参政権が認められ、
今日のニュースでは女性の自動車免許取得も認められたと報じられていました。
中国よりもゆっくりかもしれませんが、サウジでも民主化の流れはあるようです。
704: 2017/09/28(木) 08:13:17.20 0 AAS
>>703
君の場合は民主主義と資本主義を混同している節が見られるけど。
サウジが良く批判されるのは民主主義ではなく君主制で差別が横行してるから。
705: 2017/09/28(木) 11:58:34.18 0 AAS
《私はつねにプロレタリアートの一時的な意見には反対してきた。われわれは、党自身に
とってしあわせなことにまだまさに権力につくことのできない党に身をささげている。もし
権力をにぎるようなことになるなら、プロレタリアートは、直接プロレタリア的ではなく、小
ブルジョア的な方策をとることになるだろう。わが党は、四囲の事情が党の見解を実現
することを可能にするようになったときにはじめて、権力をにぎることができるのである。
ルイ・ブランは、時期尚早に権力をにぎった場合にはどうなるかを示す最良の実例を提供
している。もっともフランスではプロレタリアは単独で権力をにぎるのではなく、彼らとともに
農民と小ブルジョアが権力をにぎるであろう。そしてプロレタリアは自分の方策を実行せ
ざるをえなくなるであろう。パリのコミューヌは、なにかを実行するためには政府にくわわる
必要はないことを証明している。》
(マルクス 一八五〇年九月一五日の中央委員会会議議事録、マルエン全集8,586頁より)
706: 2017/09/28(木) 12:09:25.87 0 AAS
《もし協同組合的生産が欺瞞やわなにとどまるべきでないとすれば、もしそれが資本主義システムにとって
かわるべきものだとすれば、もし協同組合の連合体が一つの共同計画にもとづいて全国の生産を調整し、
こうしてそれを自分の統制のもとにおき、資本主義的生産の宿命である不断の無政府状態と周期的痙攣を
終わらせるべきものとすれば──諸君、それこそは共産主義、「可能な」共産主義でなくてなんであろうか?》
カール・マルクス『フランスの内乱』1871年
707(1): 2017/09/28(木) 12:22:53.33 0 AAS
>>703
更に中華人民共和国は元々民主主義ですよ。
資本主義じゃなかっただけで。
708: 2017/09/28(木) 13:50:08.13 0 AAS
>>703
サウジアラビアは専制王政。
国家というのは王の支配地域に過ぎない。
実質的には、王一族のそれぞれが大資本家として生産手段を所有している。
所有者が自分から税金を取るわけもないw
労働者の所得は奴隷の賃金以上のものではない。
まさに、明日の労働のための再生産費用を分け与えているだけ。
わずかな女性の待遇改善など王室関係女性へのご機嫌取り以上のものではなく、専制王政の民主化にはまったくつながらない。
なにより、資本主義、社会主義という経済体制と、独裁、民主主義という政治体制には、なんのつながりもない。
709(1): 2017/09/28(木) 18:47:32.18 0 AAS
>>707
でも一党独裁が続いているよ。言論や報道も厳しく統制されているし…。
710(1): 2017/09/28(木) 21:21:53.72 0 AAS
>>709
専制王制以外では、独裁と民主主義の区別は意外と難しい。
制度としての選挙は、中国でも北朝鮮でもあるようだ。
規程の中で、共産党以外の者の立候補を認めないとか、その種の制約はあるだろうが、当選してから規程を変えることは不可能ではない。
一方で、議会制民主主義といわれている日本の制度はどうだろうか。
両院で議席の過半数を占めれば、立法も行政(予算)も自由にできる。
特に日本の場合は、個人の政治志向を生かすために党に属して党を利用するのではなく、党(首)の命令ですべての政治対応が決まる。
これは、その期間に限れば、一党独裁どころか党首個人による独裁だろう。
本来の民主主義とは、有権者から委託を受けた政治家個人の政治信条が優先して、党首の権限は弱く、立法と行政がきちんと分かれていなければならない。
さらには、様々な課題に対して、おざなりの公聴会などではなく、きちんと有権者の意向を反映できる運用がなされなければならない。
もちろん、現在の日本のような言論や報道の規制も論外だ。
中国北朝鮮よりはマシであるにしても、日本は民主主義国であると胸を張れるような国ではないことは確かだ。
書けばきりがないが、現在の日本が独裁でないとは言い切れない程度には、民主主義の定義は難しい。
711(2): 2017/09/28(木) 22:34:25.68 0 AAS
>>710
ん〜、少なくとも日本において「言論」に関しては統制されているとは思えないんですが。
712(1): 2017/09/28(木) 23:01:46.92 0 AAS
>>711
それは無知というもの。
放送に対して許認可権を持つ政府が、言論のありかたによっては許認可を取り消すと公言したことを忘れてはいけない。
新聞もまた、スポンサーは基本的に資本主義政権の支持者だから、資本主義に反する論調は全くできない。
特に旧ソ連崩壊以降の新聞には、それが顕著だ。
言論弾圧の極端な例として、沖縄密約問題での新聞記者の抹殺を忘れてはいけない。
また、いうまでもなく、天皇制批判は一般マスコミ、出版では完全なタブーだ。
皇室に対する敬称の強制もある。
必ずしも公権力によるものではないが、大江健三郎、深沢七郎などに対するかつての右翼テロが、その社会的な風潮を決定づけたともいえる。
713: 2017/09/28(木) 23:05:01.39 0 AAS
>>711
独裁と民主主義についてはどう思う?
714: 2017/09/28(木) 23:05:34.27 0 AAS
表向き統制は大したことないが
忖度、自主規制が病的と言いたいほど凄まじいわ
こんな国他にないだろ
715: 2017/09/28(木) 23:09:15.37 0 AAS
官房長官が新聞社の質問を拒否するとか、トランプ並みの言論弾圧、独裁体制といってもいいかもw
716(2): 2017/09/29(金) 00:16:19.56 0 AAS
>>712
ソ連邦の時代は自由だったんですか?
717: 2017/09/29(金) 06:24:47.23 0 AAS
その頃は公安が実力行使を平然とやっていただろ。
学生運動に加わった者はリストが出回って特定の企業は絶対に就職させなかった。
718(2): 2017/09/29(金) 11:25:51.60 0 AAS
>>716
中国だろうがソ連だろうが自由なわけがないw
あたま大丈夫か?
そんな国を例に持ってきて、日本が自由だとか言い張ってどうするんだ?
安倍政権の日本は強い全体主義。
それだけだよ。
君が中国人なら、中国の反民主主義を批判改革していけばいい。
僕は日本人だから、日本の反民主主義を批判改革していきたい。
719(3): 2017/09/29(金) 15:43:22.37 0 AAS
>>718
どっか理想の国ある?シンガポールを挙げる人が多いような。
720: 2017/09/29(金) 15:55:52.03 0 AAS
日本が自由になるにはどうしたらいいですか?
721: 2017/09/29(金) 18:23:38.83 0 AAS
国家に頼らず各地域が自給出来なければならない
722: 2017/09/29(金) 18:25:28.91 0 AAS
生産の現場で分配がなされなければならない
723(1): 2017/09/29(金) 18:25:38.76 0 AAS
>>718
ソ連とかじゃ無く冷戦時代の日本はって意味でしょ。
前後の文脈を読んでから書き込みなさい。
未熟者。
724: 2017/09/29(金) 18:30:37.18 0 AAS
>>719
理想ってなんの理想ですか?
シンガポールは独裁政権で反対派に対して実力行使で鎮圧しています。
言論の自由と意味では無い国です。
一人当たりのGDPで言えば日本人の1.36倍もある日本よりとても裕福な国ですが。
725: 2017/09/29(金) 18:33:02.33 0 AAS
>>719
理想ってなんの理想ですか?
シンガポールは独裁政権で反対派に対して実力行使で鎮圧しています。
言論の自由も完全に統制され抑圧されている国です。
一人当たりのGDPで言えば日本人の1.36倍もある日本よりとても裕福な国ですが。
726: 2017/09/29(金) 19:13:39.03 0 AAS
>>719
理想の国?
やっぱり頭おかしいw
727: 2017/09/29(金) 19:25:57.24 0 AAS
>>723
>>716をそう読ませたいならそれでもいいが、本人らしい人からは特に指摘はないな。
君の斜め読みじゃないか?
ソ連が健在だった時の日本のことなら、団塊以上の世代に聞いてみればいい。
労働運動や学生運動がやベトナム反戦運動が盛んだったんだから、平和を希求する自由で豊かな国だったんだろう。
数字でわかるのは、労働者の賃金だが、ソ連崩壊後の賃金の停滞あるいは低下は、相対的に見れば激甚とすらいえるだろう。
労働環境も、そのころの牧歌的な会社勤めの話は夢のようだ。
制度としての名残りは、年金などの福祉全般だろう。
小泉以降の自民党政権は、福祉切り下げに躍起となっている。
どうみても、ソ連があった時代の日本の方が、現在の日本より、平和で自由で豊かだったとしか思えないw
728: 2017/09/29(金) 19:43:12.60 0 AAS
Asia Societyに掲載されたMatt Schiavenzaさんによる記事
外部リンク:asiasociety.org
要約すると、ベルリンの壁とソ連の崩壊によって世界は西欧型の民主主義
に帰結することが確定したというフランシス・フクヤマさんの説に対して
いくらか疑問を投げかけている。
これらの国々が市場経済へと移行すれば欧米型の高度な民主化へと向かうだろう
というフクヤマさんの予測のとおりになっていないじゃないかと。
中国は市場経済を取り込むことで共産党支配をより延命させているんじゃないかと。
そして、
ロシアにしろ、東欧にしろ、中央アジアにしろ、独裁政治に逆戻りする傾向も観察でき、
西ヨーロッパ諸国やアメリカでもファシズムへの向かう兆候すら見えると。
資本主義市場が民主主義を促進するという従来の仮説が揺らいでいるんだという問題提起。
729: 2017/09/29(金) 21:59:56.08 0 AAS
訂正:ファシズムへと向かう兆候
ただし、マルクスは歴史が数々の揺り戻し(反動)を経験することも
フランスの経験から認識して論じていたはず。
その教訓は、革命というのは意外と長いゆっくりとした紆余曲折を経るもので、
短期や中期的には多くの揺り戻しを経験する、ということ。
730: 2017/09/29(金) 23:13:04.19 0 AAS
選挙制度があっても選挙制度の設計次第で、
一党支配が起こりやすい場合と
政権交代が頻繁に起こりやすい場合とがあるはず。
市場経済もそう。
そのデザインによって資本を持たない個人にとって
きわめて不自由な市場もある。
731: 2017/09/30(土) 18:52:43.79 0 AAS
ハル・ドライパーらによれば、
「独裁(制)」と今日訳されている英語でdictatorship、ドイツ語でDiktaturは、
19世紀においてはラテン語に由来する意味で用いられていた語であって、
ローマ時代、皇帝から非常事態に一時的に(6ヶ月以内?)全権を委任された
治安判事のような任務を指していたそうです。
今日の用語でいえば「戒厳令」に相当するような意味合いだということらしいです。
732: 2017/09/30(土) 18:55:23.39 0 AAS
訂正:ハル・ドレイパー
733(2): 2017/10/08(日) 13:23:49.09 0 AAS
ちょい質問なんだけど、「日本型社会主義」とか、「日本は世界で一番成功した社会主義国」って誰が言い出した言葉なん?
後者はゴルバチョフの言葉って言われることがあるみたいだけど、ソース見当たらないし。嘘っぽい。
734: 2017/10/08(日) 13:44:49.99 0 AAS
霊姑浮
外部リンク[php]:archive.2ch-ranking.net ◎
Rock54: Caution(BBR-MD5:0789be87f514e2f8f220935ad5917779)
735: 2017/10/08(日) 13:54:52.52 0 AAS
>>733
誰が言ったのかは知らないが、ただの間違い。
社会主義というのは、主要産業の資本が国有化される法体系のこと。
数十年前の日本は、成功した修正資本主義。
現在の日本は、失敗した新自由資本主義。
736(1): 2017/10/09(月) 12:47:44.67 0 AAS
リバタリアンやネオリベラリストからすれば、
修正社会主義や福祉国家は社会主義の一種。
リベラルはピンク。薄められたアカ。
737(1): 2017/10/09(月) 12:51:28.53 0 AAS
レーニンにとってはネップは国家資本主義。
そしてソ連に社会主義秩序を導入するまでには
長い時間が必要なことを彼は認めていたらしい。
レーニンのマルクス解釈では、
社会主義の次に共産主義が来るから、
ネップ(国家資本主義)→社会主義→共産社会
になると思われ。
つまり、レーニンにとっては少なくともそのころの
ソ連は社会主義の段階以前の社会。
738(1): 2017/10/09(月) 12:58:27.29 0 AAS
リバタリアンやネオリベラリストからすれば、
修正資本主義や福祉国家は社会主義の一種。
日本の人文社会科学系学界では長い間マルクス経済学が
重要な位置を占めていたことが海外でも知られています。
そして、今はなき日本社会党が政権はとれなかったものの、
議会でそれなりの勢力を保ってきました。
それは格差社会だった戦前日本にはなかった現象でした。
しかしその社会党も日本の新自由主義化の波は防げなかった。
ベルリンの壁崩壊、ソ連の崩壊は、無関係ではないでしょう。
日本の修正資本主義の時代はそこで幕を閉じました。
739(1): 2017/10/09(月) 13:06:23.35 0 AAS
商業資本主義→産業資本主義→独占資本主義→修正資本主義
ここまでは、資本主義が少しずつ集産的で福祉的なものに近づいてきた意味で、
共産主義の思惑どおりの発展史でした。
急激な政治革命はありませんでしたが、
漸進的・改良主義的にはある意味社会主義の方を資本主義は向いていたのです。
ところが1970年代、そしてベルリンの壁崩壊・ソ連の崩壊を決定的に、
今度は過去に戻り始めるような運動をしはじめました。
これを単なる一時的な「反動」と見るべきかそうでないかはまだ未知数です。
740: 2017/10/09(月) 14:04:43.52 0 AAS
>>736-739
マルクススレまで来て、無原則な用語の使い方をしても意味がない。
資本主義も社会主義も共産主義も、経済学用語として扱う。
気分で用語を定義してはいけない。
741: 学術 2017/10/09(月) 14:19:57.19 0 AAS
マルクスの詩集の方が限界がないけど、どこから経済の舵取り出して
間違ったのかは調べがついている方がいいぞ。
742: 2017/10/09(月) 14:51:38.02 0 AAS
国家資本主義なんてのは完全に形容矛盾だからね、そのような政策をとる国家が現実にあったにせよ
学術的に検証すれば制度ごとに分類されるはずだ
743: 学術 2017/10/09(月) 14:55:57.32 0 AAS
国家なんて部分破綻か全体破綻をま逃れえない共同体概念だよ。
744: 学術 2017/10/09(月) 14:56:24.01 0 AAS
分類もどうかと思うがね。
745(1): 2017/10/09(月) 15:58:28.97 0 AAS
>>733
企業戦士24時間戦えますかの疎外の権化とも言うべき日本が社会主義なんてありえない
746: 2017/10/09(月) 16:10:25.46 0 AAS
国家資本主義はレーニン自身がNEPについて使用した言葉であった。
しかし、ソ連の経済システムそのものを国家資本主義と定義するのが
マルクス経済学の文脈から考えて整合的だとみなす見解が以前からある。
747: 2017/10/09(月) 16:27:54.61 0 AAS
>>745
それでもまだエンゲルスがイギリスの労働者を見て描いた労働者像のほうが悲惨じゃね?
資本制---------------独占資本制----国家資本制---社会制----低次の共産制--------------------高次の共産制
のようなスペクトラムとして考えてみればどう?
そうすると、各国がどのあたりに分布するかをプロットできるかもしれない。
748(1): 2017/10/09(月) 17:39:10.84 0 AAS
んで誰が言い出した言葉なんだよ
749: 2017/10/09(月) 21:25:08.55 0 AAS
日本は成功した社会主義国だと海外の要人だか著名人だか
に言われたという話は、かつてどこかで読んだ記憶が微かにあり、
そのおぼろげな記憶によると
ゴルバチョフではなく中国人だった気がするが。
中国人の間でも、
日本は社会主義国なんじゃね? 日本と中国どっちが社会主義よ?
日本に住んでみて分かったんだが、日本こそ真の社会主義国だ。
などといった意見もとびかっているようだ。
750: 2017/10/09(月) 21:28:25.89 0 AAS
日本を訪問した中国の要人が、
日本こそ成功した社会主義のモデルなんで
日本から学びたいとか言ったとか言わなかったとか、
そういう話じゃなかったっけ?
751(1): 2017/10/09(月) 21:34:07.31 0 AAS
>>748
はるか昔から保守系の議員や評論家とかが、自民党擁護のために言っていた。
保守的な庶民の間でも、自分の自民党支持の免罪符として使われていた。
美濃部都政のころには、国政に革新系が増えるのを危惧したマスコミでもよく言われていた。
すべての新聞雑誌がデータベース化されていれば、活字媒体での初出は調べられるかもしれないが、テレビラジオまで含めると、初出の調査は不可能。
752(1): 2017/10/09(月) 21:50:04.90 0 AAS
「国家資本主義」という呼称を形容矛盾だとする投稿もありますが、
『資本の世界史』のウルリケ・ヘルマンさんによれば、
資本主義と市場主義は(よく混同されて用いられているが)
別個なものだということです。
彼女によると、市場とは等価物の交換の場でしかなかったが、
資本主義というのは産業革命とともに指数関数的な経済成長をもたらした
もののことだそうです。
資本主義はその最初期の頃こそ個人事業主のただの成功物語だったけど
資本主義が発達しはじめると巨大な資本が必要になり、
近代国家と二人三脚のように発展したらしい。
753: 2017/10/09(月) 21:57:49.32 0 AAS
戦後日本経済の復興と急成長は、安保と平和憲法によって防衛費に回す予算が安上がりだったせい
みたいなことを言う学者や有識者がたまにいるが、日本は戦前から経済的基盤が既に確立していて
中国その他の途上国はまだまだその段階にはなかった
バブル崩壊後に経済的に行き詰まりが見えてきたのは中国その他の教育やインフラが整備されまともな
競争力のある国が増加し食い合い状態になっただけのこと
そして決定的なのは最大の貿易相手国にアメリカがいたからだろう、かつては世界の富を集める
アメリカのニーズに合わせてマーケティング展開、製品開発をしていればそれで良かったわけだ
754: 2017/10/09(月) 22:01:29.46 0 AAS
>>752
それ、概念定義めちゃくちゃw
755: 2017/10/09(月) 22:06:18.21 0 AAS
資本と労働、生産手段と生産者の決定的な分離にもとづく生産様式、
それが支配的になった社会がマルクス経済学的にいう資本主義社会です。
これは市場の定義じゃありません。
資本が労働から分離して自己増殖し、労働者の手から離れて労働を支配する
ようになって、それで経済や社会や生活が成り立っているメカニズムのこと。
756(1): 2017/10/09(月) 22:11:00.93 0 AAS
市場経済は古くからあり、等価物の交換の場でしかありません。
これが指数関数的な成長をもたらすのは資本主義によってです。
資本の自己増殖運動を引き起こすメカニズムによってなんですよ。
等価物の交換場だけからはこのような指数関数的な成長は起こりません。
どのようにそれが起こるのか説明がつかないのです。
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
あと 246 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ
ぬこの手 ぬこTOP 0.078s