[過去ログ]  長野まゆみ  (989レス)
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562: 02/02/09 04:35 AAS
>561
ただのBLと思われてしまっては、作者もがっかりするだろう。
563: 02/02/09 07:07 AAS
夏至南風、内容は支離滅裂だが腐乱死体の描写が萌え
上野先生の検死本ネタ?
564: 02/02/10 00:37 AAS
性描写とかに限らず、最近のは物語として自慰行為の域を
越えてない気がするのも確か。
565: 02/02/10 01:03 AAS
小説なんて概ねそんなものさ。
566
(1): 02/02/10 03:01 AAS
そんな一般論のレベルを越えているのサ。
567: 02/02/10 23:45 AAS
>>566 笑ったのサ。
568: 02/02/11 00:06 AAS
イーイー喋り復活なのかい?
ぼくも仲間に入れて欲しいのサ。
569: 02/02/11 00:49 AAS
メッセージがあるようには感じられないし
(読みが浅いのか?)
オチを楽しむものでも、謎解きでもない
あえて言うなら、設定を楽しむ小説?

不思議な作家なのサ
570: 02/02/11 11:32 AAS
メッセージ、あると思うよ。
「千年王子」、謎解きが楽しかったサ。
(う〜ん、これでは岩手なまりのようだ)
571
(1): 02/02/11 14:37 AAS
>568
おいらはどっちかというとZタケ口調だと思うのサ〜。

 別に「メッセージ(テーマ?)を読みとらねば!」とする必要はないと思うのサ。
「読みとれなかった人=読みが浅い人」ではないはずサ。
572: 02/02/12 01:21 AAS
>>571 激しく同意なのサ。
573: 02/02/12 13:37 AAS
文庫版「少年アリス」の裏表紙に書いてある文章

「兄に借りた色鉛筆を教室に忘れて来たアリスは、友人の蜜蜂と犬の耳丸を連れ、…」

って色鉛筆忘れたのは蜜蜂じゃなかったっけ?
574
(1): 02/02/12 19:53 AAS
小学校卒業のときに長野さんの『子犬の気持ち』という本を配られた。
かなりのブラコンもの。
そん時はなんとも思わなかったけど、今読むとやばやば。
読んだことあります? (本人によるイラストつき)
575: 02/02/13 00:16 AAS
ないのサ。
576: 02/02/13 00:26 AAS
>>574
あるのサ。

この間読んだばっかだけど、そんなにヤバいかなぁ…?
ほのぼのしてて良いと思ったんだが。
577: 02/02/13 21:18 AAS
>>574
深読みしすぎぢゃないかい?ホモ小説の読み過ぎサ。
578
(1): 02/02/13 22:51 AAS
>>577
ガーン、全部あたってるかも。
結局『白昼堂々』シリーズぜんぶよんぢゃったしな。
弁解させてもらうなら、最後に兄貴の前で、
「子犬のような気持ちになりました」って部分なンだけど。
犬はまずいかなって。・・・深読みしすぎか。
 ・・・逝ってきます。
579: 02/02/13 23:33 AAS
>>578
イ`
580: 02/02/15 14:48 AAS
前にも書いたかもしてないけど、サーティワンのミレニアムってアイスが
長野まゆみの小説に出てきそう(ミントアイスに弾けるキャンディーが入ってて、
口内でパチパチする)。
 
581
(1): 02/02/16 19:57 AAS
どうでもいいんですが、801板にも長野スレがあったのね(今日初めて見に行った)。
こっちの住人もあっちの住人なんでしょうか?
582: 02/02/16 22:35 AAS
>>581
しらなかたよ逝って見る。sage
583: 02/02/17 01:23 AAS
リソク貼って!!
584: 02/02/17 01:47 AAS
2chスレ:801
585
(1): 02/02/17 02:09 AAS
↑ 21歳未満はいっちゃだめですよ。
586: 02/02/17 13:10 AAS
801板見てきたけど、いかにもって感じでつまんない。。
587: 02/02/17 21:31 AAS
>586
抽象か、具象か、だな。
588: 02/02/17 23:02 AAS
>587
うまいこと言うね。
589: 02/02/19 05:34 AAS
>>585
すまん、ワシ20歳だった。回線切ります。
590
(1): 02/02/20 21:04 AAS
>>589
自分も二十歳だけど気にせずエロ漫画・小説板に入り浸ってます。やおいは興味なし。
591: 02/02/20 22:58 AAS
>590
板内では21以上だと言おう。それがお約束。
592
(1): 02/02/23 00:20 AAS
ここより801板の方が内容がいいのはどういうことだい?
やっぱライトノベルなんて読んでいるのはガキと言う事か?
(まぁ、ガキなんだろうな)
593: 02/02/23 01:59 AAS
二十歳のガキでありんす。。。
594
(1): 02/02/24 12:46 AAS
>>592
やおい好き=大人と言いたいのですか??
595: 02/02/24 13:59 AAS
>594
どうやったらそんなふうに読めるのですか?
596: 592 02/02/24 18:38 AAS
>>594
少し言葉が乱暴すぎたようだ。
だが、ここの議論が表面をなぞっているようにしか読めなかったものでね。

Q「私は何故、長野まゆみが好きか」:A「私が好きだから」
がここでの主な議論だとすれば、レベルの違いは明らかだろう・・・。
597: 02/02/24 21:09 AAS
う〜む、言いたいことはわからんでもないんだが、
そもそも2chって、「議論」する場だったのか?
598: 02/02/24 22:42 AAS
>592
一方的な思い込みに基づく落胆を表明したいのは分かったが
少し周りを見渡してからしないと失笑を買うだけだよ?
599: 02/02/25 01:46 AAS
まぁまぁ、まったりといくのサ。
600
(11): 02/02/25 23:38 AAS
長野さんの作品に出てくる性描写少年描写云々はやはり、心の動き、ストーリーの流れを考えて
強く書かれている。ほかの恋愛小説家が書くような、結果や過程ではない。
だからそこに必要以上の煽情を感じてしまう。
でもそこであえて、その欲情に身を巻かせて見ると
なんと感じるのはそのまま主人公の気持ち、・・・だったりしないか?
601
(13): 02/02/26 20:06 AAS
>600
恋愛小説ってもともと心の動きが描かれている事に重点が置かれていると思うんだが。
結果や過程に頼りがちな少女小説はともかくもね。
文壇における純文学の枠では、君の言う事は珍しくも何とも無い当然の事だ。
602: 02/02/26 22:18 AAS
・・・純文学だと、そう言いたい訳ですか?
603: 02/02/26 22:53 AAS
亜細亜たん(;´Д`)ハァハァ。
604
(1): 02/02/27 19:59 AAS
>602
少なくとも長野本人はそう思っているようだし
とりあえず文壇上での立場は純文学だからそう書いたまでだが?
605
(1): 600 02/02/28 00:13 AAS
>>604
俺はまぁ、作品によると思う。特に長野さんは。
いいたかったのは、ただのホモソタ小説ぢゃないだろ? ってこと。
それを土台に凛一シリーズなり、『僕はこうして大人になる』なり
について話したい(俺の趣味)。だから地雷地雷って凛一シリーズ読んでない人にも、
とりあえず三作目あたりまで読んでもらいたい。

ちゅうわけで亜細亜たん(;´Д`)ハァハァ。
606
(2): 601 02/02/28 14:25 AAS
>605
自分も長野作品は全て読んだし凜一シリーズは好きな方だ。
「ぼくは〜」は嫌いだが。

600氏はどう感じるかは判らないが、
長野は凜一シリーズについてのインタビューで、
世に出回っているボーイズラブ小説を読んで
「こういうのを純文学で書いてみるのもいいかも」と思ったから書いたそうだ。
長野が店をやっていた時に店員をやっていた深田氏からも
「白昼堂々シリーズは長野さんによれば陳腐なストーリーを何処まで書けるかっていうコンセプトだそうだ」
と聞いた事があるしな。
その点で云えば、「ただのホモショタ(ショタであるかどうかは疑問だが)小説」の部類ではないかね?

自分が凜一シリーズを好きなのは、単純に作品が面白いと感じるからだ。
「ただのホモ小説ではない」と別格視している訳でもなく、
同性愛だから好きなわけでも何でもない。
人物達の心の動きの描き方やストーリーの流れが自分好みだったというだけの話。

「ぼくはこうして大人になる」は、凜一シリーズの二番煎じ、
三番煎じのような感があるから好きではない。
長野が凜一シリーズで実践したようなコンセプトを
いつまでも続けているような気がしてならない。
607
(1): 600 02/02/28 16:47 AAS
>>600>>605
僕は→ぼくは ・・・スマソ。

>>606
参考になった。
で、俺は逆に「ぼくは〜」のほうが好きだから、凛一シリーズについては
風評やら食わず嫌いで、敬遠しないで読んでみてとまでしかいえない。

あと『ぼくはこうして大人になる』は、凛一シリーズとは違うね。
アレを読んで俺が強く共感したのは、あそこまで徹底して打算に生きる主人公の姿。
 まだ弱い厨房の心を抱えてるからこそ、それを守るためにバリアーをつくる。
それがいろいろな経験を経て、純化されていく。
 上辺だけを見ていると見ていると、それはまるで、逆の成長を遂げるような。
 湧きあがる感情(愛おしさとか)のままに自分を表現している、打算することを忘れてしまっている
ラストあたりの主人公から、そうやって生きることの素晴らしさが、ひしひしと伝わってくる。
 +α、長野さんのその純文の名を借りての開放された描写に酔い酔いで・・・。
 
そんなことを感じられなくなる前に読んでいて良かったと思う、いいさくひんではありませんか。
そしてそれを、間接的ながらも見届けることのできた、おそらく自身も感化されたであろう
亜細亜たん其の後に(;´Д`)ハァハァ。となる。

ソタは特にこういうところから感じる。
自分で見ていて同人女みたいなので明記するけど俺は工房男子。
608
(2): 601 02/02/28 17:15 AAS
>607
「ぼくは〜」に対し、氏の思い入れが強い事は良くわかったよ。
むしろ、主張している事には共感できる事が多いんだけどね。

しかし、なにもホモでなくても良かったと思うが。
自分が云う「コンセプトを引きずっているようだ」というのはそこなんだよ。
あれは恋愛小説ではないと思える分、不自然な恋愛描写が鼻についてならない。
長野の筆力なら、短編集「鳩の栖」のように、
設定を生かしてホモでない話も書けるように思う。
609
(2): 600 02/02/28 19:01 AAS
>>608
御幣を恐れずにかくが、ホモは普通のことだ。
特に言うならば、少年少女期の同性へあこがれという現象は、恋愛感情を構築する上でのひとつの段階でもある。
それからのことを書くと板違いになるのでやめておくが。
 それに男の子というものには主人公にとって「自分ぢゃないもの」、「もう少しで理解できそうなもの」、
「男の性であるもの」という条件がそろっている。あの境遇の中で生まれた(育った)、よくわからない自分を、
「もう少しで理解できそうな、他人の、男性というもの」で理解しようとする、主人公の無意識の姿勢に、俺は違和感を覚えない。
 そのうえ、「自然なホモセクシャル」は長野さんの「開放された描写」の中に含まれるひとつの要素であるように思うし、
テーマがおおよそそれである小説に、そのテーマはどうかといえないのでは?

ところで608の
>おそらく自身も感化されたであろう亜細亜たん其の後に(;´Д`)ハァハァ。となる。
という部分はは601氏の「共感できる部分」に入っていますか?
興味津々です。ヽ(´ー`)ノ
 
610
(1): そやっけ 02/02/28 19:01 AAS
608
>しかし、なにもホモでなくても良かったと思うが。

そう!それは常々思うんだが
逆に別にノーマルでないとダメ、ッてんでもない気がする

きっと長野氏の原動力(書きたい動機)に、同性愛が
あるんだろうと思うんだけど

どの作品も、別にホモでなくともいい気がするんだけど
最近のは味が濃すぎる気がするので
…痛々しさも倍増というか…
611: 600 02/02/28 19:04 AAS
>>609 
にかいめの608→607お詫びと訂正。
612: 02/02/28 20:03 AAS
>606
>「白昼堂々シリーズは長野さんによれば陳腐なストーリーを
> 何処まで書けるかっていうコンセプトだそうだ」

それ聞いたことあるけど微妙にちがう。
「遊びとも思えるものを大真面目にやることが
コンセプトのひとつだから。どこまで真剣にやれるか」
だったよ。聞いたのは○田さんじゃないけど。

>610
原動力のひとつが同性愛って確実にあると思う。
少年とか男同士のみだけの。

「ぼくは〜」のホモや主人公の描写は特になにも
感じなかったけどラストがだめ。主人公の兄姉が
あんなにあっさりただのいい人になると世界が崩れる気がしたな。
兄姉の嫌なところはそのまま受け入れて、でも誤解がとけて
それぞれの気持ちも知って、これから「人」としての関係が
始まるって感じになったらよかった。
613: NANA4 02/02/28 21:13 AAS
新刊発売あげ。
614
(2): 601 02/02/28 21:13 AAS
>609
いや、別に同性愛を不自然だとか、ホモだからダメとか云ってるわけじゃないよ。
610氏の

>どの作品も、別にホモでなくともいい気がするんだけど
最近のは味が濃すぎる気がするので
…痛々しさも倍増というか

ということが云いたかった。

むしろね、少年期にあるほのかな同性への憧れとか、
自分ではないものに対する興味とか、
そういうのは女である自分も経験しているので理解できるんだよ。
そのような恋愛感情を構築する基本の段階での心の動きを描く作品で
きつい、意識されすぎた同性愛でもない作品の例として
自分は鳩の栖を挙げたんだ。

>そのうえ、「自然なホモセクシャル」は長野さんの
>「開放された描写」の中に含まれるひとつの要素であるように思うし、
>テーマがおおよそそれである小説に、そのテーマはどうかといえないのでは?

だから、もうそれ自体がお腹一杯、という心境なんだよ。
開放された描写、性描写、「その世界観で」自然なホモセクシャル、
はもう飽きるほど作品が出ているではないか?
長野が進むべき次の段階、というのは
リアルな性描写を隠語ナシで描く、ということではないと自分は思う。

そして、残念ながら600氏に共感できるのは
第二パラグラフまでで、亜細亜にハァハァはできない。

>612
 >コンセプト
そうだったんだ。
微妙に訂正を入れておく。
しかし、それでも凜一シリーズが大真面目に書かれた
ホモショタ小説である事に違いは無いみたいだね。
615
(1): 600 02/02/28 21:45 AAS
>>614
>そして、残念ながら600氏に共感できるのは
>第二パラグラフまでで、亜細亜にハァハァはできない。
 ガ―(゚Д゚;)―ン!! 

 鳩の栖を読んででなおしてきます・・・。
あなたが薦めるからには、きっといい本。期待age。
616: 601 02/02/28 21:59 AAS
>>615
亜細亜がどう云う人物像だったかいまいち印象が薄いものでね…
617: そやっけ 02/03/01 01:29 AAS
まだそんなに読んでないんだけど(10冊ぐらい?)
どれもキャラの基本が一緒なので、ちょっとビックリ
スゴイ著作の数が出てるのに…好きなことが出来る同人誌のようだ

(自分書きたいことなんだろうから、別にいいけど
こうも味付けが一緒だと、かえって不思議。飽きないのか?)

凛一シリーズの正式名称を
よろしければ教えてください
読んでみたいので
618: もけもけ 02/03/01 12:51 AAS
白昼堂々。(短編集のほうが歯切れよし)すげぇタイトル・・・
二つめが藍空。みっつめが彼等。かれら。最後が若葉のころ。

いつもメインの少年二人。王道。飽きてる人もいるだろうけど
それがもちあじなのか・・・???
619: もけもけ 02/03/01 12:54 AAS
あおぞらの藍、違うやンヶ。碧空だよ。
620: 601 02/03/01 14:03 AAS
>キャラの基本
おおよそ3パターンに分けられると思う。

・第一パターン
冴えない感じの主人公と、要領が良く美しい相棒

・第二パターン
万能で謎めいた兄と、兄を慕う主人公

・第三パターン
物忘れの激しい主人公と、同性に性的接触を持つ少年たち

稀に例外もあるけど、殆どの作品がこれらのいずれか
または混合されて出てくるね
621
(1): 02/03/02 11:54 AAS
文学板にまで長野スレを立てた厨房はどいつですか?
622: 02/03/02 20:41 AAS
私です。と言いたい訳ですね?
623: 02/03/02 21:50 AAS
>>621
オマエナノカ?
624: 02/03/02 21:56 AAS
2chスレ:book
 
 文学板さらしage (w
625
(1): 02/03/02 22:01 AAS
キサマ・・・なんて事を!!
長野まゆみの文学者としての評価を問う為のスレなのだぞ、あそこは!!
626: 02/03/03 11:28 AAS
>>625
確かに恥だな。あの板は。
627: 621 02/03/03 14:18 AAS
違うよ。
ここで純文学だと言われて逆切れした(?)ァフォが立てたのかと。
628
(1): 02/03/03 20:43 AAS
答えが出たようです。
長野まゆみは純文学ではありません。
629
(2): 02/03/04 13:10 AAS
>>628
作品によって違う。個々について言っていくべきだよ。
630: 02/03/04 20:00 AAS
>629
上の人には何言っても無駄な気がする。
早々と断定してる時点で、ディスカッションするつもりなしとみた。
631
(1): 601 02/03/04 23:34 AAS
>621
誰か逆切れしたか?
ちなみに文学版に擦れ立てたのは自分ではない。

>629
>作品によって違う。個々について言っていくべき
そうかぁ…その点についてはあんまり考えた事が無かった。
個人的に純文らしく見える作品もあれば、児童文学寄りの作品もあるしね。
この板の趣向で云うならば、ライトノベル寄りの作品も多いかも。
632: 600 02/03/05 14:32 AAS
>>629は俺。 ここ見てる人意外と多いなぁ。

>>631 
俺でもないよ。 『鳩の栖』は現在返却待ち・・・。スマソ。
 >この板の趣向で云うならば、ライトノベル寄りの作品も多いかも。

『野ばら』あたりは純文でしょうか。幻想小説は純文に入りますよね。
633: 600 02/03/05 14:34 AAS
補足
そういえば『野ばら』とかはあまりかたられてないかなぁ。
634: 601 02/03/05 19:56 AAS
>600氏
了解っす。<600=629

初期の作品は純文と云えるものが多いように思うな。
もともと長野作品で扱われる年齢(少年という題材)や
主に支持を集める読者層が特徴的だから、
総括してライトノベルと取られることが多いのかもね。

>野ばらが語られない理由
野ばらとかカンパネルラのような、話の流れとして結末が不鮮明な作品は
その独特な読後感と雰囲気を自分の中だけで大切にする人が多いんだと思う。
…単によく判らない話だったと思われてるのかも知れない;
全部推測だから本当のところは判らないけどね。

自分も理解や読解よりも雰囲気だけで読んでるなぁ。
完全に感覚的なものなので、人に語れる言葉がないというか。

でも、それが心地悪くないから、初期作品も好きかなー。
635: 02/03/05 20:46 AAS
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636: 名無し 02/03/06 21:08 AAS
リンクもつけて下さい。
637: 名無しさん 02/03/06 21:14 AAS
自分でさがせよ
638: 02/03/07 01:28 AAS
やっと文学板が普通になったようだ
639: 名無し 02/03/07 13:55 AAS
このスレッド一覧ほかのとこでも
見たぞ。これって架空の、だよね?
違うの?
640: 02/03/07 15:11 AAS
架空だろ。。。
誰かほんとに作ってくれても良いが。
641: 02/03/09 23:34 AAS
あげるのサ。
642: 少年B  02/03/12 22:27 AAS
保守さげ
643: 02/03/13 02:37 AAS
おめーら、長野まゆみごときで普段来てない文学板に来てんじゃねーよ。
644: 600 02/03/14 00:04 AAS
>>615
『鳩の栖』読んだー。
紺一点(と紺碧もかな)意外は全部よかったよ。以下感想なので悪しからず。

 『鳩の栖』 
終始痛々しかったけど、とてもよかった。最後の鳩がすばらしく効果的で、
引きずりそうな気持ちを爽やかに断裁してくれました。
こういう、後味のいいものはとても好きです。
 『夏緑蔭』
いろいろ感じるものがあったので、逆に絞れない。・・・自粛。
ヨーグルト、林檎水(漢字でない)うまそう。
 『栗樹―カスタネシア』
感情の赴くままに読んでいたら、端に抱きつかれたシーンで、どきんと
してしまった。・・・危なかった。
>「また、奥多摩へ行こうよ、」
>「・・・・・・うん、」
のところなんて、とても(・∀・)イイ!!。
>・・・・・・  
のところなんて、後で振り返ってみると(゚д゚)ウマー。
 『紺碧』『紺一点』
・・・自粛。
645: 601 02/03/14 15:34 AAS
>600氏
報告どうもありがとう。
薦めた(?)身としては反応が少々ドキドキものだったんだけど、
おおかた受けが良くて安心した。

で、「ぼくは〜」を語る上で、ただのホモショタ小説ではないと600氏が主張する根幹、
◆少年期特有の同性への憧れ、興味、成長過程
◆恋愛感情を構築する基本の段階での心の動き
というのは、「鳩の栖」で素晴らしく発揮されているとの思いが強いため、
過敏に意識されている感が否めない「ぼくは〜」に好感を持てないという
私の感想について、改めて意見を求めたい。

余談だけど、「鳩」の中で自分が最も好きな短編は表題作。
ただ、600氏の主張に当てはまっているように思った作品は
「栗樹(特に端と乙彦の間柄)」と「夏緑陰」、そして「紺」シリーズ。
どちらかというと「紺」シリーズは、男性に受けが良いみたい。
昔の男友達との友情を思い出させるんだって。
ただ、自分は、「鳩の栖」における紺シリーズの位置は、
短編集「上海少年」の中の「白昼堂々」と同じような位置にある気がするなぁ…。
646: 601 02/03/14 15:36 AAS
>645
訂正
「過敏に意識されている」→「過敏に同性愛が意識されている」
647: 02/03/14 17:56 AAS
長野まゆみ、厨房の時天然理科男を読んで
今までに見たことの無い変な感じに少しはまって。
高校入ってから徐々に読んでるが。
題名と中身が全く一致しない作品だらけ
だって基本がホモ、美少年w、正体不明の人間?、微妙なセクース描写、
ついでに作者もキャラも気違いばっか。
特に、実は俺、従兄弟と一人二役で記憶アボーン。ついでに
習字の先生のイロが母親って作品で脳が痛くなった
648: 02/03/14 18:08 AAS
本当にPlastic Tree好きには長野好きっての多いんだなw
漏れの好きなJanneとPTがタイバンやるんで一緒にライブ逝った奴が
何気に打ち明けてきた。
なんていうか、こういう系の奴は文学?だろうが音楽だろうが痛いね
長野とプラトゥリ見てると余計に
649: 600 02/03/14 19:05 AAS
>645-646        

その前に、俺が「ぼくは〜」等にソタを感じている、と言っていることを確認。必要のないことではあるが。
>>607
>ソタは特にこういうところから感じる。    >等。その他抽象的にやらで何回か。

 その上で、「ただのホモショタ小説ではない」と俺が主張する根拠について書くと、
ひとつは確かに、ホモは(特に少年期においては)特に違和感を感じる必要がないもので普通の現象であること。
また、この主人公においては、おそらくは成長の過程として今そのような時期であろうと思われること。を挙げている。
これは601氏が◆で示したとおりである。
 そしてさらに、この主人公の育った環境により(深読みをしての胎児時の影響も挙げたい。
趣向の違う分析になるのでそれは今度必要なら書く。この本を科学的にも云々するつもり。w)
自分の精神の性(便宜上以下はこれをジェンダーで)をつかみor形成し損ねた彼が
無意識的に自分を理解するために、(または既にジェンダーが一般的に言う男性、ぢゃないものに変化しているため)
セックスが同じである男の友達に憧憬、如いては恋心をいだくのだ。という部分も改めて付け加えたい。
>>609
>それに男の子というものには主人公にとって「自分ぢゃないもの」、「もう少しで理解できそうなもの」、
>「男の性であるもの」という条件がそろっている。あの境遇の中で生まれた(育った)、よくわからない自分を、
>「もう少しで理解できそうな、他人の、男性というもの」で理解しようとする、主人公の無意識の姿勢に、
>俺は違和感を覚えない。
は、こういう意味で捉えてもらってよい。

つまり俺は、この小説に対し、同性愛が強く意識されているのは当然のことで、
>>614の長野さんがホモと言うテーマを扱うことについての意見の
>だから、もうそれ自体がお腹一杯、という心境なんだよ。
>開放された描写、性描写、「その世界観で」自然なホモセクシャル、
>はもう飽きるほど作品が出ているではないか?
 
は、できればほかの、今まで飽きるほど書いてきた作品について言われて欲しいと思っている。

今回のこれのテーマは、こうした不自然な環境(犯されたり・・・、女性になると言われ続けたり)
に生まれた「ぼく」が、秀道に走りつつも、それがゆえに周りに作った壁を壊す。=大人なになる。
行程を書いた物であるとおれは認識している。
 そういうとある主人公の「成長」というテーマをかかえたこの本は、単純に
ただのホモショタ小説と言い切ってしまってはいけないし、それと同時に同じ理由で、
俺はこれに必要以上のホモセクシャルがあるとは考えない。

>>608
>しかし、なにもホモでなくても良かったと思うが。

については、この作品においては、ホモはこの作品に与えられた第一の条件であり、
それなしには書けない。また、「設定を生かして」書いたとしてもそれは、この作品の持つ独特の描写、
メッセージ性をなくしてしまうだろうという観点から、すべて否定する。
(ただしほかの作品については、その限りではない。)

おなかいっぱい感は、凛一シリーズをさいごまでよんだり(三作目まではまったく否定しないが、)
理科少年とかいろいろよんでる俺も感じる。
ただそれを、この作品において爆発させるのはどうか。
それが、この作品に好感をもてないと言う601氏の意見に対する反論。ただ、最終的には人の感性なので
なんともいえないところはあるんだけど。

・・・文体文内容破壊ぎみスマソ。

話は変わりますが、本の紹介601氏に感謝。
650: 02/03/14 19:19 AAS
でもホモ書き始めてしまったせいで、同人女さんとかヤオイ好きのファンが
たくさん増えたような気がします。

ファンが増えるのはありがたいのですが、私はノーマルカップリングが好きなので
ホモではなくて友情・兄弟愛・家族愛どまりが好きです。
ほどほどが良いので、最近の極端な流れには正直とまどっております。
651
(1): 601 02/03/14 22:37 AAS
>600
んー…全体を読んで思ったんだけど、「鳩」を読んでいなかった事から察しても、
長野作品の総てについて触れたわけではなさそうだよね。
思うのだけど、長野作品はどれ一つをとってもそれぞれ趣向やテーマは微妙に違ってくると思う。
例え、それが、長野の挑戦する一つの主題の流れを汲むのもであったとしても、
特色があるわけだよね。設定なんかもそうだけれど。
その中には、今までにちらほらと出てきた複数の設定が一つになって出てみたり、
また分割して出てきたりするわけだ。

>できればほかの、今まで飽きるほど書いてきた作品について言われて欲しいと思っている。
という600氏の発言については、
私が性描写やホモセクシュアルの要素があった個々の作品の特色を無視して
「飽きるほど作品が出ている」と云ったわけではないという事を了解して欲しい。

「ぼくは〜」の600氏の分析はとてもよく出来ていると思う。
確かに主人公の「ジェンダー倒錯」という過去を現代に踏まえ、
少年期に待ち構える壁を壊して自分を見つめなおし、成長するという過程を追うこと、
自分は、600氏の分析によって納得させられたようなものだ。
そして、それは、「ぼくは〜」の作品だけに込められた特色そのものであって、
「そう」でなければ話が成り立たない要素でしかない。

「少年期の同性に憧れる成長過程」という視点からは、
「鳩の栖」に触れてもらった事で改めて述べることはない。
そこで、新たに要素として挙げられたジェンダーということについて。

「サマーキャンプ」を見てみよう。ルビという少年が出てくる。(主人公ではない)
彼はトランスジェンダーだ。男である自らの肉体を憎んでいて、
トランスジェンダーである以外は、彼の父親と殆ど同じ運命を辿ると思われる。
彼は「女性として」育てられた因果の苦しみは知らないが、
「自分の内面が女性で肉体は男性」であることの苦しみは知っている。
サマーキャンプでは、彼の成長過程を描く事が主題ではないため、
この彼の因果が主人公に及ぼす影響の面が主に描かれている結果になるけれども
それはそうでなければ話が成り立たないためだ。

ジェンダーについて問いかけをする作品は、なにも現代的な設定でなくても
「新世界」以降「超少年」「サマーキャンプ」「千年王子」等々、
記憶というテーマに関わるものとして抽象的な問いかけがあり、
男とはなにか、女とはどう云うものか、自分という存在、
それらを見つめるべく同性愛もセックスも「当然ながら強く意識されている」。
しかし、それら個々の作品に付いてはやはりそれぞれに主張するものが違うのであり、
それはそれで納得はしながらも、飽きている自分が居る。
600氏の分析のその一つとして認識する以上のことはない。

少なくとも、「幼少からジェンダーの狭間で苦しむ少年の図」ですら
「サマーキャンプ」である程度の形を取っていたのであって、
「ぼくは〜」という作品が私には目新しくは映らない。
「雨更紗」「凜一シリーズ」「紺シリーズ」に
「サマーキャンプ」「千年王子」「新世界」のジェンダー的要素が加わったようにしか見えなかったのだ。
652
(1): 02/03/15 07:54 AAS
ジェンダー・・・・・・いや、文句じゃないし、煽りでもないですけど、
まさか少年と少年がメインの話から性差が出てくるとは・・・。
長野まゆみって一体・・・・・・。
653: 02/03/15 15:45 AAS
↑長すぎて読む気しないんで、誰か300文字以内にまとめてください。
654
(1): 601 02/03/15 16:20 AAS
>647
それってきっと「雨更紗」のことだね。

>653
私が「ぼくはこうして大人になる」を好きになれない理由
     ↓
・物語を構成する要素が既に出尽くしている感があるため
     ↓
1.少年期特有の価値観、成長過程、同性への憧れ、心の動き
例)鳩の栖、凜一シリーズ、紺シリーズ、上海少年等

2.性差の問題(性倒錯等)で生じる同性愛
例)新世界、超少年、千年王子、サマーキャンプ等

これらどの作品も「ただのホモ(ショタ)小説ではない」と云おうと思えば云える
メッセージ性があり、600氏が「ぼくは〜」のメッセージ性を主張している事も
この中の一つだと、私は思うわけ。

作品を追うごとに濃くなってる性描写がここでまた改めて必要なのか。
メッセージ性のための性描写ではなく、性描写のために生み出したメッセージ性ではないか。
そこらへんを疑問に思うんだ。

…で、まとめになってるかなァ(不安)
655: 600 02/03/15 21:51 AAS
>601氏
俺の乱文を正確に善意ある理解をしていただき感謝いたします。
>>651第一パラグラフ
ずばり俺は、特に「ぼくは〜」について話させていただきました。
長野さんの本はそれなりに読んだつもりなのですが
なぜか俺の読んだ本は、このスレに殆ど出てこない。
既に記憶の彼方ですが『夏帽子』『レプリカキッド』『子犬の気持ち』等。
「子犬の〜」なんかは、まぁちょこっと突っ込みを入れやすいレスで
反応を見たりもしたんですが、薄かった。このへんは余談ですが。。

>>654について (レス内容にネタバレあり。)
俺は、長野さんの書く性描写を、それがただの描写でなく、美の描写、
メッセージ、キャラクタの心、精神状態等々を表現するために用いられている
と俺が受け取れる物については、是認しています。
たとえば、『千年王子』では、最初の王子が死んでしまうところまでは
無条件に認めていますし。ただ、その後の千年後の話については
チャレンジしているテーマがテーマであるので仕方はないことではあると
思うのですが、少しきつい描写があるのを認めます。

で、601氏の「性描写のために生み出したメッセージ性ではないか。」
と言う指摘には俺は激しく同意(というかその通りだと思う)ですが、
 「あぁ、文学者(異論反論あるかもしれないけど)として性に「秘められた」
表現力の可能性を見て見たい。」という長野さんのチャレンジ精神を
ゆるく眺めていたいとも思っています。
もちろん、そのチャレンジの過程には601氏のような厳しい意見も
とても重要であると思うし、危惧している、傾向の片よりも注意しなければ
破滅を導くだろうと思います。    
今、三月十五日としての俺の考えはまぁこんなもんです。

まぁ、なんというか俺は面白ければ(・∀・)イイ!!と思っているぶん
601氏の真摯なる意見に非常に感動してたりもしています。。。
だから余計にあなたにも、何も考えずに楽しんでも欲しいなと思ったり。
それをしちゃうと面白さハンゲーン寂しさ倍増なのかもしれないけど。

>>652
確かに、トランスジェンダーとかの話は東圭吾さん(だったっけ?)とかが
書く作品では大人の人が主人公だったりするけど、その本にも最初に自分の
性に違和感を覚えたのは子供のころだったという設定が出てきたはず。
(読んだの少し前だから自信ねぇけどなー)
つまり、その人たちに長野さんが書くような設定が与えられれば
少年少女のそういう本になるんじゃないでしょうか。
だから長野さんが少年を使って、それをテーマに書いてるのは
特異なことぢゃないですよ。きっとね。
656: 02/03/15 23:02 AAS
しかし、長野氏はたびたび内面や感情や感性といったものは
拠所とするに値しない、くだらないものだと明言してる。
特に自身の作品に関してそういうものを排除したところで
描いているし、今後もそうであることは変わらないと言っている。
最近は加えて、性別や年齢その他個人を特定するかなりのものに
否定的な位置を取っているようだけど、それについてはどうだろう。
そうなると601さんの解釈が近いような気もするのだが。
657: 601 02/03/15 23:10 AAS
>600氏
こちらこそ、私の云い分を尊重したレスを貰えていたこと感謝してるよ。
正直ここまで議論(?)が展開するとは考えてなかったから、
自分が漠然と「好きじゃないなー」と思ってた理由を自分でまとめる切っ掛けにもなったしね。
同時に、600氏のおかげで「ぼくは〜」の読みどころが判ったので、
違う視点で改めて読んでみる事にするよ。

>あなたにも、何も考えずに楽しんでも欲しいなと思ったり。
そうだねぇ。その通りかも。
自分は、今までハマってきた長野作品に肩入れするあまり、
これからの長野作品にもそのような期待をかけているところがあるんだよね。
以前、公式HPの本人コメントでも
>小説そのものの構造や描き方が以前と同じでいいのか、
>と考えていた時期でもあったので
>(前時代的なものを背負ったまま書くことに魅力を感じない)
とあって、それでは自分がとても長野作品に惹かれた種類の小説というのは、
もう二度と長野まゆみという作家に求める事は出来ないんだなぁと、半ばがっかりした事がある。
それならそれで、その時に長野作品を追うのをやめて、
過去の作品を愛でるに留めて置けばよかったのかもしれないけど、
なんとなくそれが出来ないままでいたんだナ(汗)。
かといって、これからの長野作品を違う捉え方で見守るっていう考えもできず。
結果的には「最近のセクース描写に萎えー」と
イチャモンをつける懐古厨になってしもーたのだが(;´Д`)

600氏は工房男子だそうだが、ただの長野マンセー男じゃなく
独自の思い入れを持って語ってくれるので感激してるよおネーさんは。
658: 601 02/03/15 23:36 AAS
>656
「男」「女」という性別に対して、社会的にしろ生物学的にしろ、
特定の役割・概念・常識とかが決まっているのに反発しているんだよね。
年齢もそうだし、名前もそう。
「自分というもの」にすら、過去や感性がまとわりつくのを好まない。
だから記憶を消したり、二重人格でどちらが本物なのかわからなくしたりする。
長野が排除しようとしてるのは、読者に共感を求めるようなメッセージ性を取り入れることだと思う。
(いや、ただの憶測なんだけど)
主人公達の内面・感情・感性を読者に訴えるのは、彼女が反発する姿勢とは矛盾するから。
だけれど人物という媒体を使って小説を成り立たせる限りは、
内面や感性を排除しようとしても、それが100%は成立しないのは当り前。
その結果が、自分が指摘した
「性描写のために生み出されたメッセージ性」ということになるのではないかな。
最近は、あまりにもそれが生ぬるい形で出てきているように思う。
600氏の分析はそのような読み方ではなく、
自身の感性と共感を重ねた「ある一つの読み方」の例であると思う。
それは、作品が著者の手から離れた以上は、誰にも防ぐ権利のない読み方であって、
否定できる類のものでもない、と思う。
659: 02/03/16 18:07 AAS
654ありがとう。これだと読みやすい。
660
(1): 02/03/17 12:38 AAS
工房の時から長野作品を読み始めて、いまのとこ既出作品はほぼ網羅して読みつづけているけど、
近年のものほど表現が過激になってるのは事実だと思ふ。でも必ずしもソレしか書けなくなった
というわけでなく「海猫宿舎」などみると昔のかわいらしい路線も無いのではないと思う。作者が
記憶やジェンダー(趣味?)にとらわれて過ぎている感が、最近の作品には見られ。(<別に嫌では
ない)。悪意に満ちた女性像は少年という記号を強調させるためなのだろうけど、その必然性がわ
からにゃい。作者のトラウマ(歪み)にうつってちとつらひ。サマキャンとか特にわからない。誰か
説明して。なんなのあの理不尽な大人たちは。安全少年の印象派に対する的外れな見解にも萎えた。
おまえ美大生だったんだろ…。
661: 02/03/20 01:24 AAS
>>660 もっと普通の文章を書いても大丈夫だぞ。安心しろ。
662
(2): 02/03/22 17:42 AAS
長野は自分コンプレックス少年マンセーだからまともな女は書けないんだろ。
普通に魅力的な女を書いたら、少年は必ず女と恋に落ちるって思い込んでそうで嫌だ。
そしてそれを故意に避けようとしてわざと極端な女を書いてるように見えるのも。
性別の壁を壊したいと男女差に一番とらわれてるのは長野本人だよなぁ。
663: 02/03/22 19:51 AAS
野球豚の巣窟(藁

外部リンク[com]:ime.nu
664: 02/03/23 13:25 AAS
>>662
自分コンプレックスのソースは?
665: 02/03/23 14:54 AAS
>>662
自分コンプレックス。
正直、微妙。
もしそうだったら、写真晒せないでしょ。
666: 02/03/23 18:40 AAS
公式によると新刊でたらしいが。
「東京少年」ってどうですか?
667: 662 02/03/23 19:59 AAS
>664
インタビューだか随筆だかに
「自分というものはとても嫌なもので、
自分(=女)から離れているために少年を書いている」
って記述があったんだよ。
何に載ってたか探したんだけど、持ってた文藝とか群像とか処分したらしく見つからない。
スマソ。

>665
そんなわけで、外見とかそういう眼に写る表面的な「自分コンプレックス」というより
女である自分コンプレックスっていう意味で言った。
668: 東京少年 02/03/23 20:46 AAS
……。
669: 02/03/23 22:17 AAS
>>667
なるへそ。まあ少年愛とかホモ同人誌書く人はだいたいそんなもんだろうけどね。
670: 02/03/23 22:19 AAS
私が覚えているのは自分にかまけたくないから少しでも自分を忘れるために小説書いているとかいうのだけれど。それは文芸だったかな?
この人の矛盾は、「女」という社会の枠組みに対して批判的なのに、階級制度は必要なものだといっているところ。
668>ダメってこと?上海少年と名前が似てるけど関係なし?(只今図書館予約待ち)
671: 東京少年 02/03/23 23:24 AAS
>670
いや私はスキだよ、けっこう。
上海少年とは関係ないね。
まぁ〜でも少年が父?兄?にベターリなのは似てるかも(藁
672: 02/03/23 23:57 AAS
東京少年って昔そういう名前のバンドがあったね
笹野みちるだっけ
673: 02/03/24 00:59 AAS
話の腰折ってスマソ。
会員の人がいたら感想ききたいんだけど、
ファンクラブの冊子掲載の新商品が
今までのと比べてもやたらに高い気がする。
私の金銭感覚がショボイだけなんだろうか。
674: 02/03/24 12:33 AAS
>>662
少年は必ず女と恋に落ちるって思い込んでそうで嫌だ

禿げ同。つーか禿げ藁。
675: 名無し 02/03/24 19:01 AAS
2300ennだっけ?高いよなあ
676
(1): 東京少年 02/03/24 20:10 AAS
>675
えっ値上がりしたの!?
677: 02/03/24 21:08 AAS
>676
値上がりっていうか、新商品が高いんじゃないかってことよ。
まあ、会費自体も値上がりしたけど。年間3000yen。
678
(1): 東京少年 02/03/24 21:12 AAS
>677
あーそっか、回避が2300なのかとオモータヨ。
でも実際は1000円も回避値上がったのか…
ところで新商品って何?
会員じゃないもので…
679: 02/03/24 21:53 AAS
>678
なんか夏至祭の招待状に3aくらいの缶に入った
青い岩塩のカケラがついてるらしい。
カードは書下ろしイラストとメッセージつきらしい。
でっかいリボンと封筒もついてくるらしい。
680: 東京少年 02/03/24 22:32 AAS
>679
(@ ̄_ゝ ̄)へー…
たいした商売だな(藁
681: 02/03/24 22:46 AAS
「東京少年」良かったよ。
珍しくカコイイ女の人が登場してたし。
黒椿もちゃんと納得のいく説明がついてた。
素直に読んで楽しめる作品だと思う。
私は実は「テレヴィジョン・シティ」系の謎解きモノが好みなんだけど。
だから「千年王子」もおもしろかった。
682: 02/03/31 18:42 AAS
停滞気味だね。
683: >662 02/03/31 23:25 AAS
わかったわかった。
ダ・ヴィンチの解体全書だね。
684: 名無し 02/04/04 10:30 AAS
ダ・ヴィンチの解体全書って、何?
685: 02/04/06 14:30 AAS
文芸雑誌で「ダ・ヴィンチ」てのがあるの。
その中の作家特集の企画として「解体全書」って項目があるのさ。
長野まゆみはそこでインタビューに答えてた。
686
(1): 文藝発売ですが。 02/04/07 18:50 AAS
どーだったんでしょ。新作とやら。
687: 02/04/14 17:37 AAS
新作って猫道楽のこと?
688: 02/04/19 01:29 AAS
しーん
1-
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