[過去ログ] 嫉妬・三角関係・修羅場系総合SSスレ 43も古参も (1001レス)
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324
(1): 2007/11/26(月) 21:09:05 ID:0XWHljai(2/2)調 AAS
>>312>>315で熱心な自作自演者というのは把握した
325: 2007/11/26(月) 21:09:29 ID:SIrG+Dn1(9/26)調 AAS
>>323
で、批評公開用スペースの用意は出来たのかな?
326: 2007/11/26(月) 21:11:33 ID:JWc/FKoC(7/22)調 AAS
>>324


ひょっとして自分のことを「俺様氏」と揶揄って書いたことを言ってるの?
こりゃ、ロクな読者がいないはずだわ
327
(1): 2007/11/26(月) 21:13:08 ID:JWc/FKoC(8/22)調 AAS
しかし燃えるねぇ
こうまで相手にしてくれるのなら、次回の感想にはさぞかし力も入るだろう
なにしろ、過疎スレとはやり甲斐が違う
328
(1): 2007/11/26(月) 21:14:17 ID:FWyskqo5(3/4)調 AAS
>>318は別に安価付いてるわけでもないのにもよく反応するな
顔真っ赤
329: 2007/11/26(月) 21:16:43 ID:JWc/FKoC(9/22)調 AAS
>>328
ああ、笑いすぎて死にそうだよ
俺、そういう顔してるだろ?
330
(1): 2007/11/26(月) 21:19:49 ID:hJMAbS+j(3/3)調 AAS
結局具体的な突込みに対する理屈の通った反論はなさそうだな
331: 2007/11/26(月) 21:20:03 ID:SIrG+Dn1(10/26)調 AAS
>>327
相手にされることが目的?
なんだ、結局荒らしとして開き直っちゃったのか。浅ましいね。
あんたの感想が、まともに受け取る価値がない代物であることが決定したわけだ。
332: 2007/11/26(月) 21:20:54 ID:JWc/FKoC(10/22)調 AAS
>>330
そうだね、読んでないものには反論できないな
君たちも見習えば?
333: 2007/11/26(月) 21:21:04 ID:IM8ADShO(1)調 AAS
こういう自分に都合の良いレスだけして
反論出来ないレスはシカトする荒らしは一番質が悪いよ。
こういう類に共通してるのは、妙に尊大なキャラ作りに必死な事。
334
(1): 2007/11/26(月) 21:21:28 ID:cVRMvURE(3/8)調 AAS
あの、だから、正しいと思うなら、俺様さんもあなたを煽る人を無視しましょうよ。

まるで自分で荒らしだと言っているみたいじゃないですか。
335: 2007/11/26(月) 21:23:04 ID:SIrG+Dn1(11/26)調 AAS
>>334
実際直接的発言はなくても思い切り荒らし宣言しまくりだと思うな。
336: 2007/11/26(月) 21:23:10 ID:Wy0bdkOJ(6/6)調 AAS
何が楽しいの?
337
(1): 2007/11/26(月) 21:23:32 ID:FWyskqo5(4/4)調 AAS
文章への突っ込みが好きな割に俺の文の間違いに突っ込みは無いのね
間違いあるのに
338: 2007/11/26(月) 21:25:12 ID:SIrG+Dn1(12/26)調 AAS
屁理屈こねこね中……
339
(1): 2007/11/26(月) 21:26:36 ID:JWc/FKoC(11/22)調 AAS
俺様は自分が正しいとは思っているが絶対とは思っていない。
見る方向が違えば、物の形も自ずと違ってくるだろうし。
俺様は住民を俺様の視線にいざなっているだけで、決して強制するつもりはない。
しかし、おかしげな理論で俺様を自分たちの視線の向きへ倣わそうとする理不尽な力には絶対屈しない。
340:  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 2007/11/26(月) 21:27:01 ID:v+P57zvT(1)調 AA×

341: 2007/11/26(月) 21:27:31 ID:JWc/FKoC(12/22)調 AAS
>>337
あのね、俺様に感想付けて欲しいのならSSを書いてきなさい、SSを
342
(1): 2007/11/26(月) 21:29:21 ID:SIrG+Dn1(13/26)調 AAS
>>339
おかしげかなあ?

批評サイト言ったら? → 著作権でホイターされるなり! → 「引用」ならOKだよ大丈夫! → シカト

このシカトのタイミングの方がよっぽど岡重くんだと思うなあ。
343: 2007/11/26(月) 21:32:28 ID:SIrG+Dn1(14/26)調 AAS
屈しないとかじゃなくて、ワガママに駄々こねてるだけだろ。
スレのルールをおかしげな理論で破って平気面してる方が理不尽だよ。
344
(2): 2007/11/26(月) 21:34:09 ID:JWc/FKoC(13/22)調 AAS
>>342
申し訳ない。
1対多の論戦だから、目に止まらずに流してしまったようだ
いいだろ? どうせゴミみたいな質問で、全然建設的じゃないんだから

可哀相だから、君の涙目に免じて相手にしてやるよ

「そんなコトしても、書き手の目には止まらないだろ」

これで満足かい?
345
(1): 2007/11/26(月) 21:37:02 ID:SIrG+Dn1(15/26)調 AAS
>>344
だから批評サイトで感想批評書くたびにURL貼ればいいっつってんじゃん。
何回ループさせる気? いい加減呆れ果てるよ。
大丈夫!URLは自動でリンカー付きになって文字色も目立つ色に変更されるからいくらでも目に付くよ!
346
(2): 2007/11/26(月) 21:39:46 ID:sKMQjl2N(1)調 AAS
>>344
何度も言われてるが、ここは批評の場じゃない。
それがルールだ。
批評をしたいなら批評をしても良い場所でやれ。
それが守れないならお前は荒らし、もしくは駄々をこねてる子供だ。

もし書き手がお前の批評を必要とするなら
書き手のほうからお前の批評を探しに行く。
347: 2007/11/26(月) 21:41:10 ID:rPucxqhF(3/3)調 AAS
まぁ結局>>346が真理だよね
348
(1): 2007/11/26(月) 21:41:14 ID:JWc/FKoC(14/22)調 AAS
>>345
ウンザリしてるのは俺様の方なんだが
俺様がそんな面倒なことするわけないって知ってて言ってんでしょ?
まったく君には俺様だけじゃなく、スレのみんなも大いに迷惑している
349: 2007/11/26(月) 21:42:48 ID:SIrG+Dn1(16/26)調 AAS
例えば阿修羅氏に頼んで自分の批評サイトにリンク付けてもらうとかさあ、
スレテンプレの中や付近に批評サイトのURLを貼っておくとかさあ、
自慢の敏腕批評で有名になれば自ずと作家諸兄も自分の作品がいかに評価されてるか気になって見に行くと思うよ!
350
(1): 2007/11/26(月) 21:43:11 ID:JWc/FKoC(15/22)調 AAS
>>346
その通りだ
みんな感想以外のレスはもう慎もう
俺様も基本的に感想以外のレスをつけるつもりはないんだから
351: 2007/11/26(月) 21:44:26 ID:cVRMvURE(4/8)調 AAS
俺様さん、見る方向が違うなら、あなたの理論も他の人の理論もそれぞれ違うでしょう。自分の理論へ導くのは善し、相手の理論は悪しでは、あなたを煽る人と同じことをしています。

一緒に作品を楽しみましょうよ。荒らしになんて負けちゃ駄目ですよ。
352: 2007/11/26(月) 21:44:34 ID:SIrG+Dn1(17/26)調 AAS
>>348
だからさあ、その面倒臭がりが結局あんたの「荒らし自称」に繋がってるんだってば。
353
(1): 2007/11/26(月) 21:47:26 ID:JWc/FKoC(16/22)調 AAS
>>394
阿修羅氏には感謝している。
しかし彼にこれ以上迷惑を掛けられないだろう。

ただでさえ問題児を隔離するためだけに、
避難所とやらを設けてくれているんだから。

自分ではSS書かず、他人の書いた作品を保管するだけで神扱いされているのは
正直言ってちょっぴり妬ましいがね。
354: 2007/11/26(月) 21:50:02 ID:2vXOBINk(1)調 AAS
スルーできる人間は書き手も含めて最初から読んでないよ
荒らしも反応するから調子に乗るんでしょ?可哀相な子を見る眼差しで生暖かく見守ってあげるにとどめておいたら?
355
(1): 2007/11/26(月) 21:50:49 ID:SIrG+Dn1(18/26)調 AAS
>>353
神扱いされたがってやってるのか、あんたやっぱり。
で、実際やってるのがスレの停滞工作と作品以外の長文投稿。
なるほど阿修羅氏とは姿勢から何から雲泥の差だなあ、もっと妬んでもいいと思うよ、あんた。
356
(1): 2007/11/26(月) 21:52:25 ID:haldT8B8(1/2)調 AAS
かんそう ―さう 0 【感想】
(名)スル
あることについて、感じたり思ったりしたこと。所感。感懐。
「読後の―を語る」「―文」「高遠幽深なる関係を―する/欺かざるの記(独歩)」

ひひょう ―ひやう 0 【批評】
(名)スル
事物の善悪・優劣・是非などについて考え、評価すること。
「文芸―」「作品を―する」

>>350
お前がしてきたレスの大部分は感想ではなく批評だ。
批評的要素を多く含めば、いくら感想だと言い逃れようとも批評の枠に入る。
大人なら場を弁えろ。
357
(1): 2007/11/26(月) 21:54:32 ID:JWc/FKoC(17/22)調 AAS
>>355
ほう、今度は俺様の怒りの矛先を阿修羅氏に向けようって戦術かな?
何度も言うように、IP抜かれるおそれのある個人運営サイトには、
立ち入らないことにしているから。
個人情報でも垂れ流された日には、目も当てられないからね。
358: 2007/11/26(月) 21:54:59 ID:SIrG+Dn1(19/26)調 AAS
どうしてもこのスレでやりたいんだってさ。
避難所は問題児ぞろいでー、
批評サイト作るのは著作権で危なくてついでに面倒臭くてー、
相手してくれるこのスレがいいんだってさ。
359: 2007/11/26(月) 21:57:56 ID:SIrG+Dn1(20/26)調 AAS
>>357

阿修羅氏

・投稿者のリモートホスト情報は調べません。
(そこまでする余裕がありません・・・)
従って、ホスト情報の晒しやアクセス禁止などの措置は行いません。
(あまりに悪質な場合はこの限りではありません)

ていうかさあ、IP抜かれることしなきゃ問題ないでしょ。
何も悪い発言してないのに個人情報抜かれるとかないから。
ちょっと非現実的過ぎる被害妄想だよ。
360: 2007/11/26(月) 21:58:10 ID:cVRMvURE(5/8)調 AAS
なんで反応してくれないんですか。なんでですか。反応してくださいよ。無視しないでよ。ひどいよ。
361
(2): 2007/11/26(月) 21:58:40 ID:JWc/FKoC(18/22)調 AAS
>>356
書き手に耳障りのいいことだけが感想っていう理論でいい?
君の小学校ではそういう風に教わっていたんだね。
疑問的もしくは批判的に感じるのも「あることについて、感じたり思ったりしたこと」
の一つの形態だと思うのは間違っているかな?
辞書なんか持ち出してきても、きちんと内容を解釈できなけりゃ意味がないよ
362: 2007/11/26(月) 21:59:42 ID:zUSuK/Xf(3/3)調 AAS
一番目の彼女の投下まだかなぁ・・・
363: 2007/11/26(月) 22:01:26 ID:JWc/FKoC(19/22)調 AAS
>>cVRMvURE
誰だ、お前は?

何だ、知らないうちに流していたよ
364: 2007/11/26(月) 22:03:09 ID:PwMKh3cp(1)調 AAS
いやしかし俺様氏が来るとホントにスレが伸びるなwwwwww

このスレも前スレみたく埋まってくのか……
365: 2007/11/26(月) 22:03:14 ID:haldT8B8(2/2)調 AAS
>>361
何故批評がルール違反なのかという考えれば
批評的な感想も同じ理由でしてはいけないというのは分かりそうなものだが。

こういう屁理屈でルール違反を開き直ってする輩がいるなら
否定的な感想もしてはいけないとテンプレにしたほうが良いかもね。
366
(1): 2007/11/26(月) 22:03:15 ID:t54RIMQp(1)調 AAS
>>361
作品を素直に楽しもうとは思わないの?
粗探しばっかしてもつまらないだろうに。
367: 2007/11/26(月) 22:04:11 ID:SIrG+Dn1(21/26)調 AAS
屁理屈こねてはぐらかして、立派な20歳以上ですこと。
皮肉です。通じないのは馬鹿だけです。
368
(1): 2007/11/26(月) 22:04:33 ID:vQp63Exc(2/2)調 AAS
投稿以外禁止にしてまえ
369: 2007/11/26(月) 22:05:35 ID:cVRMvURE(6/8)調 AAS
ひどいよ。傷つくような言い方しないでよ。何でそんな言い方するの。意味がわからないよ。荒らしじゃないんでしょ。なんで。もっと言い方あるでしょ。最低限のマナーがあるでしょ。なんで。もっと寛大な心を持ってよ。何でなの。ねえ。何で。
370: 2007/11/26(月) 22:05:52 ID:JWc/FKoC(20/22)調 AAS
>>366
本当にそう思う
心から楽しめるSSの投下をひたすら待つよ
外野さえやかましく言わなきゃ、俺様だって黙ってるんだけどな
371: 2007/11/26(月) 22:06:33 ID:FuJJn5zt(1)調 AA×

372: 2007/11/26(月) 22:06:55 ID:SIrG+Dn1(22/26)調 AAS
>>368
なんだかんだでそれが一番いい気もする。極端すぎるけど。
批評くんは結局
「俺が嫌いな作品がGJ!とか乙!とか言われまくってる!こんな世界は間違ってる!修正してやる!」
が行動原理なわけだし。あほらし。
373
(1): 2007/11/26(月) 22:11:34 ID:JWc/FKoC(21/22)調 AAS
 41 :名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 21:11:32 ID:SRSqFTxA
 真性キチガイっぷりがヤバイ。
 アナタ何様ですか? 俺様? 小学生ですか?
 批評家きどりで気持ち悪い長文をうだうだとよく書けるな。
 キチガイだからしょうがないのか?

その通り
王様が裸だって口にするのは、いつだって子供の役目だから
374
(1): 2007/11/26(月) 22:13:15 ID:gBZi8gAG(1/2)調 AAS
投稿以外禁止にしても無駄かもね。
この荒らしはそもそもルールを守る気が無いんだから。

もうこのスレはダメだろうな。
ルールを守れと言っても聞かないし、これからも粘着し続ける気らしいし。

冬の星空が好きみたいな事を言ってるが
実際には自分が原因で冬の星空が投下されなくなっても屁とも思わないだろう。

スルーにも限度があるし、こういう粘着質の高い荒らしに張り付かれたら
アク禁以外スレを守る方法は無いよ。
こんな調子で評論家ごっこされたら、誰も投下なんてしなくなるだろう。

もうしばらく嫉妬スレは諦めて
新スレは、ほとぼりが冷めるのを待ったほうが良い。

このスレの残りは俺様クンをおちょくって遊んで埋める方針にすれば?
375: 2007/11/26(月) 22:13:15 ID:5vteHpLf(1)調 AAS
侮辱ありきで読むのならそれでもいいが
感想を読んで不快になる人間がいるんだからトリップつけような
後、見たくない文字列があるならNG指定しような、お互いに。悪い事いわんから
376: 2007/11/26(月) 22:13:53 ID:SIrG+Dn1(23/26)調 AAS
>>373
子供に言われない限りは王様は自分が陰で笑われてると気付きもしませんけどね。
377: 2007/11/26(月) 22:15:22 ID:SIrG+Dn1(24/26)調 AAS
あ、この場合批評くんが子供ってことなのか。参った。
378
(1): 2007/11/26(月) 22:16:49 ID:JWc/FKoC(22/22)調 AAS
>>374
空回りして惨めな思いをするのは君たちだが?
当方は会ったこともなければ今後も会う予定のない人物に、
回線を通じておちょくられても、一向に腹は立たないんだから。
せいぜいレスの無駄遣いをしてくれたまえ。
では、ごきげんよう。
379: 2007/11/26(月) 22:20:48 ID:53ZdpKWq(1)調 AAS
おーい、赤ID自重しろよ
380: 2007/11/26(月) 22:21:48 ID:SIrG+Dn1(25/26)調 AAS
>>378
今日一回で完全証明できたことは大きい。
批評くんは荒らし目的でスレに感想(笑)を投下していること。
批評くんは相手にしてもらえると嬉しいということ。
そのくせ外野がやかましいから黙っていられないと嘯いていること。
381: 2007/11/26(月) 22:24:12 ID:cVRMvURE(7/8)調 AAS
何で無視するの。反応してよ。何で。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。
反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。
反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。反応してよ。
382: 2007/11/26(月) 22:24:16 ID:RHtAoZoo(1)調 AAS
まぁ結局投下以外の長文はやめてくれに尽きるわな
383: 2007/11/26(月) 22:24:46 ID:gBZi8gAG(2/2)調 AAS
おちょくられてって言葉に反応して顔真っ赤だなwwwww

こんな言葉一つでそんなに怒るなよ。
これだから子供はからかい甲斐があるなぁw
384: 2007/11/26(月) 22:30:54 ID:cVRMvURE(8/8)調 AAS
俺様さんが反応してくれない。俺様さんが反応してくれない。俺様さんが反応してくれない。
俺様さんが反応してくれない。俺様さんが反応してくれない。俺様さんが反応してくれない。
俺様さんが反応してくれない。俺様さんが反応してくれない。俺様さんが反応してくれない。
俺様さんが反応してくれない。俺様さんが反応してくれない。俺様さんが反応してくれない。
俺様さんが反応してくれない。俺様さんが反応してくれない。俺様さんが反応してくれない。
俺様さんが反応してくれない。俺様さんが反応してくれない。俺様さんが反応してくれない。
俺様さんが反応してくれない。俺様さんが反応してくれない。俺様さんが反応してくれない。
385: 山埼渉 2007/11/26(月) 22:31:09 ID:SIrG+Dn1(26/26)調 AA×

386: 2007/11/26(月) 22:38:53 ID:eYhb8Oas(1)調 AAS
スレオワタ\(^o^)/
387
(1): 2007/11/26(月) 22:41:07 ID:1Y8zWN5t(2/2)調 AAS
こんなときの為の避難所だろ。有効活用しよう
388: 2007/11/26(月) 22:47:33 ID:2vAhrsDI(2/2)調 AAS
ID:JWc/FKoC
ID:SIrG+Dn1
ID:cVRMvURE
みんなNGにしたらすっきりした
389
(1): 2007/11/26(月) 22:51:59 ID:mKcMK3LS(1)調 AAS
避難所に投下しても読んでもらえないからな あそこって空気もなんか嫌だし なんていうかこことは世界がちがうって感じ
390: 2007/11/26(月) 22:58:12 ID:VOJExO/d(1)調 AAS
いやーひどいスレになったもんだ。今じゃエロパロ屈指の糞スレだな
391: 2007/11/26(月) 23:12:26 ID:Rlr30YBN(1)調 AAS
俺様(恥)くん、まだいたのwwww?
392: 2007/11/26(月) 23:20:54 ID:+LfyVl70(1)調 AAS
もっと批評しろクズどもー(^0^)/
393: 2007/11/26(月) 23:26:42 ID:nBIUzrXn(1)調 AAS
>>389
印象操作乙
394
(1): 2007/11/26(月) 23:41:23 ID:bi7ww6P2(2/2)調 AAS
>>387
俺の携帯書き込めない。
涙目、つーか泣いてる。
395
(1): 2007/11/26(月) 23:41:48 ID:cx9qCyXg(1)調 AAS
批評くんには一度IDそのままで一本投下してもらいたいな。
これだけ他人の作品を批評しておいて、自分の作品を批評されるのが怖いなんて情けない事は言わないだろうし、
投下しないで、怖気づいてまたID変えるなんてしたら惨めな姿を晒すだけだからさ。

笑ったりしないから。
勇気を出して一本投下してみてくれないか?
396: 2007/11/26(月) 23:46:46 ID:+9uO1v35(2/2)調 AAS
>>395
それは興味あるな。
別にここじゃなくて避難所でもいいから自分の作品をお披露目してほしい
397
(1): 2007/11/27(火) 00:05:32 ID:5TI6g5rx(1)調 AAS
今俺たちがすべき事はただ口をつぐみ、裸になって投下を待ち続けることだと思う

まあ、いちいちこんな事書いてる時点で俺も荒らしと同類かもな
398: 2007/11/27(火) 00:08:29 ID:nArd9+hs(1)調 AAS
いい加減荒らしに耐性をつけてほしいな。
それに、荒らしを叩いても貴方達の自己満足にしかならない事にも気付いてほしい。
学ぶ気があるなら幾つかの荒れ切ったスレを観てくれ。
それでも理解できないなら聞いてくれ。
その頃には自分が何をわかっていないのかくらいはわかっていると思うから。
399: 2007/11/27(火) 00:10:56 ID:/Y9YaCcL(1/2)調 AAS
ていうか明らかに反応してる人はもう荒らしだよ
400: ◆tVzTTTyvm. 2007/11/27(火) 00:22:27 ID:ETHyXOGB(1/3)調 AAS
皆殺し(37.5ロシ)スレに投下したヤツの続き投下します 短いですが
この投下が他の作者さん達への呼び水になる事を祈って
401
(3): I wish I could... ◆tVzTTTyvm. 2007/11/27(火) 00:23:54 ID:ETHyXOGB(2/3)調 AAS
「ねぇトキちゃん。 あの時の言葉、信じていいんだよね?」
 ――あの時の言葉。 それは二人が再会した時に遡る。

「トキちゃん……?」
「え? も、若しかしてキミ、レンちゃん?」
 それは幼い頃親の転勤で別れて以来10年ぶりの再会。 だが二人共一目でわかった。
 期せずして再会した幼馴染同士。 そして初恋の相手。
 それは凍祈緒にとってそうだったのは先に述べたが、それだけではなく――。

「でも本当に嬉しい。 ちっちゃい頃お別れしたっきりだったんだもの」
「うん。 俺もまた逢えて物凄く嬉しいよ」
「お別れしたとき物凄く寂しかったわ……。 あのね、あの時言えなかった言葉があるの。
それでね、また会う事が出来たら絶対言おうって決めてたの」
 そう言うと憐花は目を瞑り一つ深呼吸をし、そして目を開けると意を決し言葉を紡ぎだす。
「トキちゃんの事ちっちゃい時からずっとずっと大好きでした。 だから私と付き合ってください」
 そう。 憐花にとってもまた凍祈緒は初恋の相手だったのだ。

「レンちゃん……。 俺も……大好きだよ」
 そして返ってきた凍祈緒の答え。 それは憐花にとって望んでた答え。
 其の答えに憐花の胸のうちは喜びで満たされていく。
 だが次の瞬間気付く。 凍祈緒の表情が重たい事に。
 それが何を意味するのか、憐花は一つの推論が浮かぶ。
 まさかと思いつつも恐る恐る憐花は口を開く。
「若しかして……トキちゃん、付き合ってるコがいるの?」
 答えは無い。 だがより重さを増した表情、更に俯いた顔が物語る。
 其の問いに対する答えを。

「そっか……、そうだよね。 トキちゃんだって年頃の男の子だもんね。
それにおっきくなって昔よりもカッコ良くなって……、彼女がいたっておかしくないよね……」
 そして「ごめんね……」と呟き瞳から涙を溢れさせ背を向け走り去ろうとする。
「待ってレンちゃん!」
 凍祈緒はそんな憐花の手を掴み呼び止める。
「別……れるから。 今付き合ってるコとは別れるから! だから俺付き合うよ!
恋人同士になろうよ!」

 其の言葉に憐花は驚き目を見開く。
「え……そ、そんなの……そんなの駄目だよ……。 その彼女さんに悪いよ……」
「でも……、でも! 折角レンちゃんと再会できたんだもん! だから……だから……」
 言いながら凍祈緒の瞳からも涙が溢れ始めていた。

「信じて……いいの?」
 其の表情に凍祈緒の本気を感じ取ったのか恐る恐る憐花は問い返す。
「うん! 勿論だよ! だから……だから別かれたら付き合ってくれる?!
その……直ぐには無理だけど、でも……!」
「わかったわ。 トキちゃんがそこまで言うのなら、私信じるわ」
 憐花は凍祈緒の言葉を遮るように口を開き微笑んだ。

「あ、ありがとう! ただ、さっきも言ったけど別れるまで其の、少し待って欲しいんだ。
いや、待って欲しいというかその、なるべく傷つけずに別れたいんだ。
コッチの都合で別れを切り出すわけだから。 こんなの責任逃れや偽善かもしれないけど……」
「うん、別った。 トキちゃんの其の言葉。 私信じて待つから」

To be continued....
402
(9): 2007/11/27(火) 00:26:10 ID:ETHyXOGB(3/3)調 AAS
年内中に1/8と白き牙の続きも投下できるよう頑張ります
403: 2007/11/27(火) 00:28:00 ID:C5jJw/0J(1)調 AAS
>>>402
GJ!
あんたの勇気に敬服するぜ。
404: 2007/11/27(火) 00:39:48 ID:hM8hQ68V(1/2)調 AAS
>>402
1/8を全裸で待ってますw
405: 2007/11/27(火) 00:51:42 ID:rT+2h0Mo(1)調 AAS
好きなジャンルのSSくらい楽しく読みたいもんだ
406: 2007/11/27(火) 01:12:51 ID:7rBlEr8i(1)調 AAS
んだんだ
平和が一番
407: 2007/11/27(火) 01:22:40 ID:meoa7RnJ(1/2)調 AAS
>>401
なんか、もうね……あの時言えなくて、また会う事が出来たら絶対言おうって決めてた言葉なら、
どうして今、一から紡ぎださなきゃならないの?
もう言うべき言葉は決まってたんじゃないの?

それに、相変わらずというか、この作者はどうして倒置表現ばかり使いたがるんだろうか。
そういうのは、ここぞって時に使ってこそ効果的なんだろに。

「憐花は一つの推論が浮かぶ」こういうダブル主語も書き手の個性ね。分かってますよ。

「別……れるから」は読みに直すと「わか……れるから」か。
ずいぶん変なところで切るんだね、別に書き手と登場人物の勝手だけどね。

どうでもいいけど、自分でスレ違いと分かってる作品を投下するのは如何なもんかな?
またここを荒そうって魂胆なら別だけど、黙って投下した方がよかったね。
変に先入観を持たずに読みたかったよ。
408
(1): 2007/11/27(火) 01:27:10 ID:piKsO/Lp(1)調 AAS
>>402
お疲れ様です
年末は大変だろうし、無理せず自分のペースで投下してください
409: 2007/11/27(火) 01:28:30 ID:7/DqU8So(1)調 AAS
>>402
GJ!
1/8好きな人多いな。俺も全裸で待つ組だw
410: 2007/11/27(火) 01:36:11 ID:aQzjvlBB(1)調 AAS
>>408
GJ
投下してくれてうれしい限り
期待して待ってます
411: 2007/11/27(火) 01:39:08 ID:meoa7RnJ(2/2)調 AAS
>>401
やっぱり止めときゃよかった。
なんか君の作品に真剣な感想つけるのは、弱いものイジメしてるみたいで
後ろめたい一種の罪悪感が付きまとうよ。
書いてしまったものはもう取り消せないが、よかったら忘れてくれないか。
いや、本当にすまなかった。
412: 2007/11/27(火) 01:41:49 ID:RHAiFP6E(1)調 AAS
>>402
乙です。続きが楽しみだ。
憐花がこれからどうなるのかwktk
413: 2007/11/27(火) 01:44:18 ID:/fh3U97P(1)調 AAS
やっぱりSSスレはSSが何よりの清涼剤だな。
作者さん乙です。
414: 2007/11/27(火) 01:45:18 ID:aG2ZwS+O(1)調 AAS
>>401
癒されるなGJ
やはり、嫉妬修羅場は癒されるぜ
415: 2007/11/27(火) 02:13:56 ID:qiQROaaS(1)調 AAS
>>402
GJ
あっさり振られた彼女が気になる。
416: 2007/11/27(火) 02:25:55 ID:U0IjNHUH(1/15)調 AAS
tesu
417
(1): 2007/11/27(火) 02:34:05 ID:DtHgOrAZ(1)調 AAS
>>402おまいさんの勇気に乾杯ww
418: 2007/11/27(火) 04:43:00 ID:PZPMs4am(1)調 AAS
>>417禿げ胴
419: 2007/11/27(火) 05:51:13 ID:CHFqbg+H(1)調 AAS
nice brave
420: 2007/11/27(火) 07:44:19 ID:gv73MIru(1/2)調 AAS
>>402
ナイス投下!

トキちゃんいきなり乗り換え宣言w
今後の動向に目が離せないぜ
421: 2007/11/27(火) 07:46:01 ID:gv73MIru(2/2)調 AAS
sage忘れ・・・申し訳ない
422: 2007/11/27(火) 15:06:37 ID:StIQ/N+N(1)調 AAS
>>402あなたこそ神だ。GJ!!!
423
(1): 2007/11/27(火) 16:40:41 ID:U0IjNHUH(2/15)調 AAS
 親の顔は知らない。生まれてすぐ捨てられたからだ。
 青空が見える路地を寝床にして私の心は次第に汚れていく。
 心地よく胸の奥底に濁った物が溜まるのを感じ始めた頃、私は病気に伏せって路上で倒れた。
 誰も助けない見て見ぬふり、人間はやっぱり一番自分が可愛いんだなと思った時一人の男の子に手を差しのべられた。
 
「僕の所に来ませんか?」

 どこかのお坊ちゃんだと一目で分かる身なりをしたソイツの言葉を聞いて私は言い知れぬ怒りを感じた。
 
(あぁコイツは今、私を哀れだと思っているんだな…)

 そう思った。私はソイツの掌に唾を吐きかけて言った。
 
「偽善者」

 どう見ても貴族の輩だ。今ここで殺されても文句の言えない行為をした。
 でも別に焦りとか後悔とかは感じなかった。
 思えば死にたかったんだと思う。生きていてもしかたがない人生に疲れたんだろう。
 でもソイツは腰にかけた剣の柄に手を触れさえしなかった。
 
「偽善者でもいいです。貴方を助けれるなら」

「なっ!?」

 お姫様だっこで無理やり連れて行かれた私は、男の子の紹介で病院に連れて行かれた。病気は重病だったらしく入院をよぎなくされた。
 お金が無い私はすぐに病院を出ようとしたが医師に止められ、男の子の家が全額支払うことになっていたことを聞かされた。
 しばらくしてやってきた男の子は無理やり病院に連れて来たことを詫びて再度聞いてきた。
 
「僕の所へ来ませんか?」

 と、別に元の生活に戻ってもらってもいいと言われたが、無理矢理にしろ命を救ってもらったことの恩もあって断れなかった。
 そのことを皮肉めいて言ってやったら「偽善者ですから」と返されて、つい私は笑ってしまった。
 男の子との交渉は成立して、男の子の屋敷のメイドとして働くことになった。
 後で聞いた話だが、男の子は私より一歳年下だったらしい。
 

 メイドの仕事にも慣れ始めた頃、貴族の男の子改めてティークの父親が私の元へやってきた。
424: 2007/11/27(火) 16:41:13 ID:U0IjNHUH(3/15)調 AA×

425: 2007/11/27(火) 16:41:52 ID:U0IjNHUH(4/15)調 AAS
 その言葉を聞いて私は自分の本当の気持ちに気づいた。
 自分はティークのことを弟として好きだと思っていた。違っていた。本当はティークを一人の男性として好きだったんだ。
 じゃないとこんな苦しくて、気持ち悪くて、醜くて、汚い気持ちになんかならないはずなんだから。
 
「叶うと…いいですね…」

 震えそうそうな声を必死で抑えて私は言った。
 
「もちろん…!」

 酒の勢いもあってか意気揚揚と拳を握り締めてティークは答えた。
 それから私とティークの間に微妙なぎこちなさを残して一年の月日が流れた。
 
「どうかなゼンメイ、服…変になってないかな」

 客室の鏡の前で自分の尻尾を追い回す犬のようにクルクル回るティーク。
 ティークと私はティークの想い人が居る隣国へと足を伸ばし、ついさっき王様への謁見を済ました所だった。
 名門中の名門の出身にしてその身分の驕れることなく精進してきたティークの噂は小国の王も耳にしたことがある上、過去にも面識があったため姫との縁談の件はトントン拍子に進んだ。
 すぐに姫との面談が決まり、今に至る。
 
「若…少し落ち着いたらどうですか」

「お、俺は落ち着いてる…ぞ?」

「なら聞かないでくださいよ…」

 一人称も変わり(ティーク僕は男らしくないと言って無理矢理変えた)昔の面影を残しつつも青年へと成長したティークはそういうと椅子に座るとまたソワソワとし始める。
 それが一人の女性に向けられた態度だと思うと、私の胸はミシミシと音をたてて軋んだ。
 
「やっぱり、嬉しいですか? 姫に会うのは」

 私の心境のことなど当然知らないティークに自分の胸の声を遠回しに吐き出す。
 
「当然だよ。もう何年ぶりだろうか、…早く会いたい」

 涙が出そうになる。訓練校で心身ともに鍛えたはずなのに、胸の底はグシャグシャになりその場から去りたくなる。
 私にとってティークは大切な存在だ。ティークだってそうだと思いたい。
 でも、それは一つの見解で大きく意味が異なっているんだろう。そう思うとまた辛くなる。
 
<ガチャリ>
426: 2007/11/27(火) 16:42:34 ID:U0IjNHUH(5/15)調 AAS
 そんなことを延々と考えていると扉が開かれた。
 男装をした女性が開けた扉の奥から、控え目なドレスを身にまとった少女が現れる。
 一瞬その女性と目が合うがすぐに目を逸らされティークの向かいに座る。その椅子の後ろにさっきの男装をした女性が立つ。
 
「…久しぶり、スラル」

 向こうからは切り出さず、しばしの沈黙の後ティークが切り出した。
 スラルと呼ばれた少女は無表情に首を振る。
 反応の薄さにティークは困りつつも次の言葉を懸命に探す。
 
「スラルの皆が笑える幸せな国を作れるよう今まで努力してきた。きっと作って見せる。だから、結婚してください」

 今日まで深夜こっそりと練習してきた甲斐があったせいなのか、なにか色々なことを無視していきなりの本題を噛まずにはっきりとした口調でティークは言った。
 言った後に次第に赤くなる顔に気づいたのかティークは視線を落とす。
 その時のスラル姫の反応を見たとき、私は彼女の心境を悟った。
 
「……サ……ア」

 誰にも聞こえないような小さな声で、眉を落として彼女は誰かの名前を呼んだ。
 スラル姫にも想い人は居たのだろう。それは確実にティークでは無く別の誰かで、でも私が言える立場でもなくティークが顔を上げる頃には元の無表情に戻っていた。
 
「ティーク、あなたと…結婚…します」

 スラル姫が噛み出すように一言一言言葉を紡ぎ、紡ぎ終わった後ティークの表情は今までに見たことの無い歓喜の表情をしていた。
 緊張していたティークにスラル姫の声からわかる心境など分かるはずもなくその日の面談はそれだけで終わった。
 長男であるが故にティーク家に猛反対を受けたが、スラル姫の父・国王とティーク自身たっての希望でティークはスラル姫と婿養子として結ばれることになった。
 
「夢じゃなよな!? な!?」

「夢だと思った時は頬を抓ると分かりますよ」

「いだだだ! もう抓ってるから! 痛いから止めてくれ!」

「……もう寝てくださいね。明日も国王と謁見するんですから」

「そうだな、じゃあもう寝るよ。おやすみ、姉さん」

「おやすみなさい」

 側近としてティークの護衛を務める私は部屋から出て扉のすぐ近くの壁へ背を預ける。
 男装の女性は相当腕が立つなとか、スラル姫のことを考えているとふと目の端に何かが写った。
427: 2007/11/27(火) 16:43:14 ID:U0IjNHUH(6/15)調 AAS
「あれは…」

 窓の向こうに見えたそれは月夜に照らされて真白に光るカーテンの束だった。
 いくつも紡ぎあわされてロープのように地面へと落ちたそれを伝って降りていくのは、スラル姫だった。
 そんなことをしてどこへ行くのだろう。そんなの簡単だ。想い人の所へ決まっている。
 
「若…すいません」

 そう言い残して私はスラル姫の元へと向かった。
 ばれない様に建物を影にしてスラル姫を尾行し、着いた先は城下町にある一つの宿だった。
 ちょうど宿の窓全てが見える向いの宿の主人に金を握らせてその場を観測する。
 運よく開いていた窓の中にスラル姫を見つける。
 泣いていた。一人の男に抱きつき泣いていた。男は姫が泣きやむまで抱きしめると、淡くキスをして姫をその場から追い出した。
 その後トボトボと歩いて帰る姫を尾行して自分も城へと戻った。
 

 それから十日後、盛大にティークとスラル姫の結婚式が行われた。
 
「君を幸せには出来ないかもしれない。でも、君を絶対に不幸にはさせない」

 式を締めるキスの時に姫の無表情の中に何かを見たティークが弱気になっていった言葉だ。
 家とのイザコザも解消して、先代から国王の仕事について詳しく聞いていたティークがその報告を受けたのは結婚式から僅か十日のことだった。
 
「スラル姫が失踪しました」

 一人の家臣が言った言葉の大きさにティークは受け止めきれず聞き返した。そして同じ答えが返ってきた。
 
「自分に不満があったんだ」

 言葉を掛けた私にティークは言った。
 
「―――きっと帰って来てくれる。あの結婚式に言った言葉は男らしくなかったんだ。今度はスラルを幸せにする努力をしてみせる」

 まるで取り憑かれたように執務に没頭するティークに心配して再度声をかけたが、目の下にクマを溜めた笑顔でそう言われた。
 そして心身共にティークが衰弱したのを見計らったようにあの男装の女が動き始めた。
 
「王、少しお休みになられた方がいい」

「いや、しかし…」

「適度な睡眠を取らなければ健康を害します。謁見もそのようなお顔では民にいらぬ誤解を招いてしまう」
428: 2007/11/27(火) 16:44:02 ID:U0IjNHUH(7/15)調 AAS
「スラルのことは民には知られていない。しかもまだ仕事は山ほど残っている」

「…貴方がどれだけ仕事を前倒しでしているか私が知らないとでも思っているのですか。
  スケジュールを調節すれば数回の謁見を除いて一か月は仕事をしなくていいと聞きましたよ」
  
「…いいじゃないか、仕事を早く終わらせるのに越したことはない」

「強情ですね…」

「うわっ!? お、降ろせホーネット!?」

「無理矢理ですが寝室に運ばさせていただきます」
 
 私が見ている目の前で、遠征から帰ってきたホーネットと呼ばれた男装の女性はティークを抱き上げた。
 この男女の名前は本当に今知った。知る機会がなければ知る意味もない上に知りたくもなかった。
 
「ホーネット様。王は私が寝室に連れて行きますので、王自身も嫌がっていることですし」

「姉さ…ゼンメイは俺の側近のメイドだ。俺のことは彼女が一番よく知っている。だ、だから降ろしてくれっ!」」

「……そうですか。でも抱き上げついでに寝室に運んでしまいます。私が去った後このメイドは情で動いて貴方の身勝手を許してしまうかもしれないですし」

「なっ!? 私はそんなことっ」

「なら、なぜ王はこんなに衰弱しているのだろうな? お前がしっかりしていればここまでならなかったはずだ」

 反論できなかった。ホーネットが言ってたことは八割がた当たっていたし、現にティークが弱っているのは体調管理が出来なかった私のせいだ。
 ホーネットの見下すような言葉に耐えて私はホーネットとティークの後ろをついて歩くことにした。
 
「…屈辱だ」

 逆お姫様抱っこで廊下を渡っていれば当然多数のメイドや臣下、客人にまで見られることになりティークは真赤に赤面する。
 
「罰です。今度このようなことがあれば再度この罰を受けることになりますよ」

「うぅ…」

 さらに赤みが増す屈辱の表情に私は悪いと思いながらもそれにときめいてしまう。あぁ、こんなティークもありだな、と。
 王の寝室に着くとホーネットはティークの着替えや寝るまでの世話、私の仕事を全て奪いティークをベッドに横にさせた。
 
「もう嫌だ…死にたい…」
429: 2007/11/27(火) 16:44:49 ID:U0IjNHUH(8/15)調 AAS
「王は恥ずかしがり屋だ」

「誰の性だと思っているんだ」

「さて…誰でしょうか。私には皆目見当もつきません」

「もういい! 寝るぞ! 寝てやる。爆睡してやる!」

「ははは、お休みなさい。明日は執務室は封鎖しておきますのでそれでは…」

「んなっ!? 王が怠け者になってもいいのか!」

「貴方なら大丈夫ですよ。あ、それと…」

「な、なん―――」

<チュ…>

 不意をついてホーネットがティークにキスをした。触れるか触れない程度のものだったが真直でそれを見た私には耐えられるものではなかった。
 
「ホーネット様っ!!」

「よく眠れる御まじないです。それでは改めてお休みなさい」

 ホーネットが背を向けた瞬間、ティークには見えないように私に向けてホーネットは見下すような目つきをして出て行った。
 ティークは唇に指を触れて呆然としている。
 
「若…お気になさらず、ただのお戯れですよ」

「そう…だな、そうだよな、うん。…よし! 姉さん執務室から書類を持ってきてくれ、ここで仕事するぞ」

「いいえ、もうせっかくですから寝てください」

「姉さんだけは俺の味方だと思っていたのに…」

 ティークの表情に思わず揺らいでしまうがここで押し負ければホーネットに何か言われてしまう。
 
「駄目です。寝てください」

「…わかったよ」
430: 2007/11/27(火) 16:45:29 ID:U0IjNHUH(9/15)調 AAS
「………」

「本当に寝るから無言で隣に佇まないでくれ!」

 ティークに背を押されて部屋を追い出される。そして部屋の前でまつこと数分、扉の隙間から洩れる光が消える。
 しばらくご無沙汰だった寝室前での護衛のため私はそのまま壁に背中を預けた。
 話は若干変わるがティークは姫が失踪してからあまり寝たがらなくなった。
 それには訳がある。時計が無いのでわからないが、ティークが寝てから二時間ぐらいが立とうとしていた時、それは起こった。
 
「ゼンメイ様、ここは私達が見張りますからゼンメイ様もお休みになられては…」

 扉の両隣に控えていた兵士が沈黙に耐えきれず心配して私に話しかけてくる。
 
「これが私の仕事の内でもありますし、気持ちだけ受け取っておきます」

「そうですか、ではせめてそこの椅子に座って頂けないでしょうか。失言ですがその…気が逸れますので」

「…わかりました」

 兵士の勧めを受けて、廊下の装飾にと置かれている椅子に私は腰を落ち着かせた。
 兵士が全く頼りにならないというわけではないが、やはり自分もやっていたほうが安心感が増す。
 そしてまた夜の静けさに加えて物音一つ無い沈黙、しかしすぐにそれはティークの絶叫によって打ち破られた。
 
「ああああああああぁぁぁぁぁああああぁあぁぁああぁあぁっあああぁ!!!!!!」

 耳を劈くティークの絶叫に兵士達は耳を塞ぐ。
 これが初めてでは無いわけだがこの兵士達は初めてだったのだろう。慌てて部屋に入ろうとする兵士を静止して、すぐに私は部屋の中に入りティークのの様子を確認した。
 
「××××××××××××××××××××××××!!!」

 切り裂くような鋭利な絶叫、部屋の輪郭をも歪ませれそうなほどの既に言語化できない声が部屋中に響き渡る。
 その声の震源には目に混濁を浮かべて顔面を両手で抑えるティークが居た。
 
「若…!」

 ティークのベッドに寄り乗り私はティークを抱きしめた。
 反応して狂乱的に暴れたティークだったが、しばらくして探るように私の背中に手をまわす。
 
「痛っ…!」

 背中にティークの爪が突き刺さるほど力強く抱きしめられる。
431: 2007/11/27(火) 16:46:17 ID:U0IjNHUH(10/15)調 AAS
「大丈夫…大丈夫だから…」

 子供をあやす様に背中を擦りながら何度も何度もティークの耳元で囁く。
 
「ス、ラル…」

 枯れてガラガラになった声でティークが呟く。
 
「スラルは…俺のこと、ぎらいなのか…?」

「そんなことないですよ」

「な、ら…なんで…いなぐ…なっ、たんだ」

「……」

 言葉に詰まる。真実を知っている私はどう言ったものかと考える。

「…ごめん。もう大丈夫…だから」

 最善な答えが浮かばない内にティークが離れる。
 目は血走り、涙と鼻水がとめどなくながれるそれは王の威厳などあったものではなかった。
 
「水もってきましょうか?」

「…頼む」

 姫の失踪から何度もこのティークの症状は起こっていた。
 お抱えの医者は姫が戻ってくれば止むといったが、そんなことがすぐできれば苦労はしない。
 ティーク自身は夢にスラル姫が出てきて、姫の身に散々なことが起きて自分の元から去っていくのを見るといっていた。あながち嘘でもない。
 
「王…大丈夫ですか」

 騒ぎを聞きつけてホーネットがやってきた。
 
「このことを知っていれば無理に言わなかったのに…、私はなんて軽率なことを」

「ホーネットのせいじゃない。言わなかった自分も悪かったし、心配してくれたホーネットの気持ちは素直に嬉しい」

「王…」
432: 2007/11/27(火) 16:46:59 ID:U0IjNHUH(11/15)調 AAS
「発作は一回だけだから、もう一回寝たら普通に眠れる」

「…それでは私が隣ついておきます」

「いいよ別に、ゼンメイも居るし」

「させてください。王が許しても私が自身を許せない」

「う…わかったよ。好きにしてくれ」

「はい…!」

 蝋燭一本の光を残してティークの寝室には私とホーネットとティークが居た。
 さきの発作の疲れですぐに眠りに落ちたティークの手を握り続けるホーネットに、私は言い知れぬ違和感を感じていた。
 その違和感の正体はすぐにわかった。
 
 ティークの発作のことはホーネットも知っていたんじゃないのか。
 
 いくら遠征をしていたからといって自国の王のことだ。耳に入ってもおかしくはない。
 聞けばホーネットはスラル姫が信頼する側近中の側近だったという。ならスラル姫の想い人のことも失踪のことも知っているはずだ。
 どうやって姫は城の外はまだしも街の外へ出れたのか、という疑問もホーネットの協力があれば可能ではない。
 どんどんとカンではあるもののホーネットへの疑惑が増していく。
 
「…そう睨むな、怖いぞ」

 ホーネットが口を開く。
 
「睨んでなんかいません」

「はは、でも目が怖いのはたしかだ」

「…ホーネット様はもしかして…」

 このやりとりで私は確信した。もちろんカンだが、証拠もあったものじゃないが間違いなくコイツが姫様を逃がしたんだ。
 そして次のホーネットの言葉で確信は確固たるものとなった。
 
「もしかしてスラル姫のことを何かしっているんじゃないのか、か?」

「……」

「あたりだよ。お前が今考えていることは全部正解」
433: 2007/11/27(火) 16:47:37 ID:U0IjNHUH(12/15)調 AAS
「やっぱり。…でも、まだ腑に落ちない点があります」

「その行為に至った動機、だろ。簡単さ、王のことが好きでスラルのこと嫌いだからだ。
  子供の頃に会ったのはなにも王とスラルだけじゃない。王は覚えてないだろうが私も王と会ったことがあるのさ。
   その時の私の家は荒れててね、やっかいもの扱いされて落ち込んでいた私を励ましてくれたのが王だ。
 その王をなんの努力もせずに惚れさせてあまつさえ旅人の男に恋をしたスラルには心底ウンザリさせられたよ」
 
 引出しを開けて出てきた一枚の写真をクシャリと握りしめてホーネットは私に投げてきた。
 グシャグシャになているもののそれは間違いなくスラル姫が写った写真であり、私はホーネットに得体の知れない気持ち悪さを覚えた。
 
「まぁスラルも最後に私のために役立ってくれたからよしとするか」

「姫の場所は」

「さあね、今頃どこぞで旅人と宜しくやってるんじゃないかな」

「最低ですね」

「気持ちを隠したまま傍に居続けるお前よりはマシだよ。
  いちメイドのお前もこれ以上王には近づかない方がいいよ。死ぬだけだから」

「私がそんな大人しく見えますか?」

「見えるね。お前は王が…ティークが傷つくのを見たがらない」

 たしかに、ティークにこの件を言う気は無かった。
 姫が初めからティークに興味がなかったこと、そしてほかの男を好きになっていたこと、それを今のティークにとってどれだけ重大なことか重々承知していた。
434
(2): 2007/11/27(火) 16:49:06 ID:U0IjNHUH(13/15)調 AAS
 
  
  *  *  *
 
 そして姫の失踪から何も進展しないまま二年の時が過ぎようとしていた頃、姫を見つけることに成功したが既に手遅れになっていた。
 ホーネットの手で私も姫の捜索隊へと編入させられ、目撃した部下とどうするか話をしてる最中に偶然通りがかったティークに聞かれた。
 部下は悪くなかった、王の命令だ。私がなにがあっても言うなと言われたこと以外全てを王に話した。
 
「あぁよかった…無事なんだな、よかった…! よかった…!」

 私の言葉など聞く耳持たず、すぐにティークと私、そしてホーネットで会いに行くことになった。
 そして知られなくなかったことをティークはは知ってしまった。
 
「……」

 まずは遠くから見るだけということで姫が隠れていた街の外から眺めることとになり、一つの民家から出てきた姫を見てティークは絶句した。
 いつかの時に見たあの男と共に出てきた姫は両手の赤子を抱き、ティークに見せたことすらない笑顔で男と話をしていたからだ。
 
 その光景からティークは全てを悟ってしまい。壊れてしまった。
 
「夜までに軍を用意しろ。この町全てを焼き払う」

 耳疑う言葉に私もホーネットも顔を見合わせた。
 王の言葉は絶対だ。ホーネットは返事一つで馬にまたがりすぐに城へと戻る。
 
「若…」

「あのスラルと男とあの子供は捕えろ。あとは全て殺せ」

というプロットを思いついた。
誰かこれを元に描いてくれるのを祈る。
435: 2007/11/27(火) 17:15:18 ID:Z08sTe0J(1)調 AAS
ここまで書いたなら時分で書きなよwwwwww
436: 2007/11/27(火) 17:16:18 ID:Cs6fdnVE(1)調 AAS
うまいこと嫉妬が絡み合ってるな。
話のつくりがすごく面白い。
437: 2007/11/27(火) 17:22:33 ID:GmiC8mON(1/3)調 AAS
良いと思うけど、ここまで形になってるなら
他の人が書くのは難しいのでは?

とは言えGJ。
438: お前名無しだろ 2007/11/27(火) 17:25:49 ID:q7YDy9Ey(1)調 AA×
>>1-1000

画像リンク

439: 2007/11/27(火) 18:46:04 ID:ql9Y7/5N(1)調 AAS
>>434
おまwwwwwwww
440: 2007/11/27(火) 19:09:46 ID:htXCVRVo(1)調 AAS
ぶん投げやがったWWWWW
441: 2007/11/27(火) 19:24:12 ID:qEvBShG/(1)調 AAS
投げっぱなしジャーマンとか通り越してハンマー投げレベルだなww
442: 2007/11/27(火) 19:51:16 ID:gv++/4Gu(1)調 AAS
GJしようと思ってたのに最後の一行でぶっ飛んだw
443: 2007/11/27(火) 20:54:12 ID:askTHkOt(1)調 AAS
これはwwwwww
ワロタwwwwwwwwww
444
(1): 2007/11/27(火) 21:15:06 ID:U0IjNHUH(14/15)調 AAS
自分書く派じゃなくて見る派だから
最後まで書いてもいいんだけど後半絶対だれるから書けないんだよ。

コンセプトはなんか姫様がそこらの奴らと駆け落ちとかよくあるやつの逆転。
姫をホントに愛してるのに報われなかった王子側の話。
445
(1): 2007/11/27(火) 21:20:49 ID:GmiC8mON(2/3)調 AAS
大抵、書きたいシーンを書き終わったらモチベーションが無くなっちゃうからね。
SSを書く能力とは別に、モチベーションを維持し続けて終わらせれる能力なんだなと思う。
作品をちゃんと完結出来る能力を持った人は凄いよ。
446: 2007/11/27(火) 21:21:32 ID:InowkLwg(1)調 AAS
匙を投げるどころか器そのものが剛速球で飛んできて顔面にクリーンヒットした気分だ(いい意味で)
447: 2007/11/27(火) 21:24:06 ID:VyLR6Dyt(1)調 AAS
プ  ロ  ッ  ト  か  よ  !!
「というエロビデオはありませんか」と聞いたら店主が帰れと言ったコピペ思い出したぞ。
448: 2007/11/27(火) 21:30:29 ID:0gwaLvvK(1)調 AAS
>>445
ンむ。完結している作品って少ないもんねぇ。
しかしこの流れはいっそ潔いww
449: ◆YH6IINt2zM 2007/11/27(火) 21:32:45 ID:9PqS4/kv(1/5)調 AAS
すみません、ちょっと投下しまよ……。
450: 明暗六角形 その1 ◆YH6IINt2zM 2007/11/27(火) 21:33:55 ID:9PqS4/kv(2/5)調 AAS
from:兄
Sub :なし
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今日帰りに神社
寄ってくけど、
お前も行くか?

そう表示されたメールを見て、受け取り主である弟、御影(みかげ)は、本文に
『行く』とだけ付け加え、返信した。
「(今日もか……)」
携帯電話を閉じ、制服のポケットにしまい込んだ。机に両肘を突き、ぼんやりと外を
眺め始める。

御影の兄、陽樹(ようき)は、大学受験を控えている。

志望する大学に合格することを目指し、日夜勉強に励んでいるのである。
その志望校というのは、本来陽樹の学力ではあまりに不相応だと言わざるを得ない、
屈指のレベルを誇る大学であった。
何故陽樹がそんな大学を目指しているのか。
理由は、一人の女生徒に関わっている。

倉林瑛子――――陽樹の恋人であり、彼女もまた先の「屈指のレベルの大学」の受験
を予定している。
こちらは陽樹と異なり、抜群の成績を取っている。合格の見込みもほぼ間違いないと
周りから言われている才女であった。
そんな瑛子の恋人として、同じ大学へ進学したいという気持ちを抱き、陽樹は、普段は
しないようなことでも、目標達成のための努力として、出し惜しみせず行っている。
神社へ寄り、参拝するのもその一つである。
元々、陽樹は神仏に祈る習慣などなかった。しかし現在、陽樹はワラをも掴み取る思い
で、たびたび神社に足を運び、手を合わせている。
弟の御影から見て、全く兄らしくない行為だと思いつつも、合格のためなら何でも
やってやるという気概は実に兄らしいと、妙に納得していた。
兄のメールを返してからほんの一分程度で、御影の携帯が震えた。
兄からの返信は、『じゃ、放課後神社前でな』という文章のメール。
御影は脳内スケジュール表に神社への寄り道を書き込んでから、机に伏せた。
午後の授業が始まるまでこうしていようと。
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