[過去ログ]
嫉妬・三角関係・修羅場系総合SSスレ 43も古参も (1001レス)
上
下
前
次
1-
新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
426
: 2007/11/27(火) 16:42:34
ID:U0IjNHUH(5/15)
調
AA×
[240|
320
|
480
|
600
|
100%
|
JPG
|
べ
|
レス栞
|
レス消
]
426: [sage] 2007/11/27(火) 16:42:34 ID:U0IjNHUH そんなことを延々と考えていると扉が開かれた。 男装をした女性が開けた扉の奥から、控え目なドレスを身にまとった少女が現れる。 一瞬その女性と目が合うがすぐに目を逸らされティークの向かいに座る。その椅子の後ろにさっきの男装をした女性が立つ。 「…久しぶり、スラル」 向こうからは切り出さず、しばしの沈黙の後ティークが切り出した。 スラルと呼ばれた少女は無表情に首を振る。 反応の薄さにティークは困りつつも次の言葉を懸命に探す。 「スラルの皆が笑える幸せな国を作れるよう今まで努力してきた。きっと作って見せる。だから、結婚してください」 今日まで深夜こっそりと練習してきた甲斐があったせいなのか、なにか色々なことを無視していきなりの本題を噛まずにはっきりとした口調でティークは言った。 言った後に次第に赤くなる顔に気づいたのかティークは視線を落とす。 その時のスラル姫の反応を見たとき、私は彼女の心境を悟った。 「……サ……ア」 誰にも聞こえないような小さな声で、眉を落として彼女は誰かの名前を呼んだ。 スラル姫にも想い人は居たのだろう。それは確実にティークでは無く別の誰かで、でも私が言える立場でもなくティークが顔を上げる頃には元の無表情に戻っていた。 「ティーク、あなたと…結婚…します」 スラル姫が噛み出すように一言一言言葉を紡ぎ、紡ぎ終わった後ティークの表情は今までに見たことの無い歓喜の表情をしていた。 緊張していたティークにスラル姫の声からわかる心境など分かるはずもなくその日の面談はそれだけで終わった。 長男であるが故にティーク家に猛反対を受けたが、スラル姫の父・国王とティーク自身たっての希望でティークはスラル姫と婿養子として結ばれることになった。 「夢じゃなよな!? な!?」 「夢だと思った時は頬を抓ると分かりますよ」 「いだだだ! もう抓ってるから! 痛いから止めてくれ!」 「……もう寝てくださいね。明日も国王と謁見するんですから」 「そうだな、じゃあもう寝るよ。おやすみ、姉さん」 「おやすみなさい」 側近としてティークの護衛を務める私は部屋から出て扉のすぐ近くの壁へ背を預ける。 男装の女性は相当腕が立つなとか、スラル姫のことを考えているとふと目の端に何かが写った。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1195559243/426
そんなことを延と考えていると扉が開かれた 男装をした女性が開けた扉の奥から控え目なドレスを身にまとった少女が現れる 一瞬その女性と目が合うがすぐに目を逸らされティークの向かいに座るその椅子の後ろにさっきの男装をした女性が立つ 久しぶりスラル 向こうからは切り出さずしばしの沈黙の後ティークが切り出した スラルと呼ばれた少女は無表情に首を振る 反応の薄さにティークは困りつつも次の言葉を懸命に探す スラルの皆が笑える幸せな国を作れるよう今まで努力してきたきっと作って見せるだから結婚してください 今日まで深夜こっそりと練習してきた甲斐があったせいなのかなにか色なことを無視していきなりの本題を噛まずにはっきりとした口調でティークは言った 言った後に次第に赤くなる顔に気づいたのかティークは視線を落とす その時のスラル姫の反応を見たとき私は彼女の心境を悟った サア 誰にも聞こえないような小さな声で眉を落として彼女は誰かの名前を呼んだ スラル姫にも想い人は居たのだろうそれは確実にティークでは無く別の誰かででも私が言える立場でもなくティークが顔を上げる頃には元の無表情に戻っていた ティークあなたと結婚します スラル姫が噛み出すように一言一言言葉を紡ぎ紡ぎ終わった後ティークの表情は今までに見たことの無い歓喜の表情をしていた 緊張していたティークにスラル姫の声からわかる心境など分かるはずもなくその日の面談はそれだけで終わった 長男であるが故にティーク家に猛反対を受けたがスラル姫の父国王とティーク自身たっての希望でティークはスラル姫と婿養子として結ばれることになった 夢じゃなよな!? な!? 夢だと思った時は頬をると分かりますよ いだだだ! もうってるから! 痛いから止めてくれ! もう寝てくださいね明日も国王と謁見するんですから そうだなじゃあもう寝るよおやすみ姉さん おやすみなさい 側近としてティークの護衛を務める私は部屋から出て扉のすぐ近くの壁へ背を預ける 男装の女性は相当腕が立つなとかスラル姫のことを考えているとふと目の端に何かが写った
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 575 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
ぬこの手
ぬこTOP
0.067s